人狼議事


18 星間回遊オテル・デカダン

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視点:


ロバート! 今日がお前の命日だ!


[襲撃の場にはいたが、基本的には手を出さず眺めていた。]

 流石の手際です、ミツボシ。

[ロバートの亡骸に近寄り、指で毛皮に少し触れてみる。
 生きていた頃は、結局撫でることはなかった。この犬は撫でられることが好きだったようだが。]

 おやすみなさい、ロバート。

[祈りの形に指を組み、少しの間瞑目する。
 教祖としてのアルクビエレがいつもしていることを、取り繕う必要などないこの場でも、これはする。
 エフとは少し違うが、拘りと言えばそうなのかもしれなかった。]


銀河曳航 アルクビエレは、メモを貼った。

2022/05/08(Sun) 09時半頃


[アメーバ状だった肉体を、半分だけ人の姿に戻す。]

まあ、ざっとこんなもんじゃて。

[不定形の半身から触手を伸ばし、毛皮を撫でる。
アルクビエレのように労わる動きではなく、可食部を探しての行為であったが。]

ぬしはいい奴であったよ、ロバート殿。
その勇敢な心、我の糧にさせてもらうからの。


──昨晩/襲撃前──

[念を遮断したままだったエフからの念が届く]

 すまん、今日の襲撃には参加できない。
 どうにもこの体の心因的なダメージがデカくてな……。

[自室でベットに寝そべるエフの視線の先には、人の手には程遠い、肉色の重たい粘液が垂れ下がっている]

 うまく擬態できねぇんだわ。

[いつものように瞬時に擬態することができない。まるで体が人の形をとるのを拒否しているようだ。
その一言を残し、エフの念は再び遮断された]


【人】 銀河曳航 アルクビエレ

― 二日目・夜 ―

[部屋に戻り、湯浴みをして、やわらかい布で丁寧に髪と体を拭く。
 髪や表皮に金属に近い組成が含まれているため、汚れや水気をそのままにしておくと、黒ずみや錆が出てくる。これは種族特性と言えるが、より正確には、この個体の特性である。
 いつだったか、つり目の少女が抱いた感想>>2:6は正しい。

 アルクビエレの美貌は、作り物だ。]

(6) 2022/05/08(Sun) 11時半頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

[これは人工的に作り出された命だった。
 ただ美しさを追求して精錬された生ける芸術品だった。

 製作した研究者はこれを世に出さず、
 生涯自分の傍に置いていた。
 伴侶だったのか、友人だったのか、子供だったのか。
 それは誰も知らないことだ。

 そして彼が死んだ後。
 誰も知らない彼の作品は、初めて自分の足で歩き出した。]

(7) 2022/05/08(Sun) 11時半頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

[手入れを終えると、端末を手にとる。
 乗客達の顔と名前をひとつずつ、指でなぞっていく。
 懐かしく思った顔も、初めて会った顔も、見たことのない顔もある。種族も性別も年齢も様々な人々が、この船には乗っている。置かれた立場も。

 その誰もに救われる権利があると思っている。
 救われて欲しいと、願っている。]

 ……冷凍……

[経験も知見もないため、冷凍されるとどういうことが起こるのか、正確にはアルクビエレにはわからない。ので、冷凍されても平気そうに見える者をひとり選んだ。完全に個人的な印象でしかないが。

 そうして端末を横に置いて、姿勢を正して指を組む。
 誰も見ていない場所であっても、アルクビエレが教祖という立場をやめることはない。*]

(8) 2022/05/08(Sun) 11時半頃

[自分の足で、というのは正しくない。
 それには自律してメンテナンスを行う機能はあったが、
 自我というものはなかった。
 製作者が死に、その体が腐り落ちていく横で、
 ただ美しくそこに在り続けた。

 そうして、いくらかの月日が経った後。
 星喰いアメーバがこの体を見つけて、喰った。

 アメーバがこの体から得たものは、
 アルクビエレという名と、
 観賞用に作り出された美しさだけだ。]


 エフ。
 あなた少し体から影響を受けすぎなのではないですか?
 ビジェでの出来事は確かに、当事者ではないわたくしから見てもひどいものでしたが。
 まあ、お大事になさってください。

[なんだかでろでろになっていそうなエフを労りつつ。]

 いいですよね、すぐに死ねる生き物は。
 我々は頑丈であるが故、そうもいかない。

[可食部を探すミツボシに場所を譲り、犬の体を見下ろして。]

 ……冷凍、というのは。
 痛いものなのでしょうか。

[誰に問うでもない、独り言のような思念が漏れた。]


銀河曳航 アルクビエレは、メモを貼った。

2022/05/08(Sun) 11時半頃


[アルクビエレは"慈悲深い"。
 誰にでも優しく、誰にでも微笑み、
 誰の手も取ろうとする。

 平気で人を殺しておきながら、
 本心から誰もが救われてほしいと願っている。]


[それは破綻した論理でも、矛盾した思考でもない。

 アルクビエレにとって、
 死はひとつの救いの形であるからだ。]


[『星喰いアメーバ』には焼却と冷凍が効く。
 アルクビエレは焼かれた同胞を見たことがある。
 表面から焼け崩れ、再生をしようとしても叶わず、さりとて全てが一瞬で燃え尽きるわけでもない。外側からじわじわと、少しずつ崩れていく。熱と痛みの中で。

 ――ああ、我々はこんな風に死ぬのか。
 ――こんな風にしか、死ねないのか。

 並外れた再生能力を持つということは、楽には死ねないということだ。
 死というものを思うたび、過るのは同胞を包んだ炎だ。
 苦痛と絶望と怨嗟に満ちた、長い長い断末魔だ。

 故に、一瞬で訪れる死というものは甘美なものに思えた。

 ただ、他の生物にとっては別にそうでないということを、
 アルクビエレはあまり理解をしていない。

 いいですよね、などと。
 そんな言葉が出てくることが、何よりの証明だ。]


[エフからの連絡を聞いて、やれやれと首を振る。]

エフ殿はほんに難儀な体をしておるのう。
無理はするでないぞ。今はまだ良いが、人前で擬態が解ければ大変なことになる。

[そう話す間にも女の触手はしきりに動き、なるべく毛皮を汚さぬよう、内側の血肉をすする。]

死に、良いも悪いもないと思うがの。すぐに死ねるからと言って、楽とは限らんよ。

[脳裏によぎるのは、軍人としての記憶だ。女は、多くの死を見届けてきた。傷病で長い間苦しみ抜いた者。一瞬で命を奪われた者。そのどれもが、辛い記憶として残っている。
……星喰いアメーバのいち個体としては、おおよそ理解できないが。女としての記憶は、全ての死を「辛いもの」としてインプットしているらしかった]


【人】 銀河曳航 アルクビエレ

― 早朝 ―

[昨日と同じく、アルクビエレは常よりも少し長いお祈りの時間をとっていた。
 どこからか、微かな悲鳴>>11が聞こえてきたのはその時だった。
 扉を開けると、その声はより明瞭になる。]

 PJ、……

[普段とはまるで違う、取り乱したような、聞いたこともないような彼女の声。
 けれど、何度も聞いたことのある、大きすぎる悲しみを抱えた者の声。
 場所は恐らくロバートの部屋だろう。"死者を見る"と語った教祖は当然、彼が死んでしまったことを知っている。部屋の位置を聞いてはいなかったが、声のする方へと歩いていって、

 ロバートの部屋の入口から、その後ろ姿>>14を見た。]

(19) 2022/05/08(Sun) 14時頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

 ……、

[かける言葉はなかった。
 あれだけ活発で明るかった彼女が泣き崩れているところを、見てはいけないような気がして、すぐに踵を返した。
 もしかしたら、それは普段"誰にでも救いを"と公言している者らしくはなかったかもしれないが。この時は、彼女をそっとしておくことを選んだ。
 二人はとても、仲が良いように見えたから。]

(20) 2022/05/08(Sun) 14時頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

[それから、アルクビエレは総合案内所へ出向いた。
 受付ロボットをつかまえて、昨日PJが頼んでいたような放送を流してもらうようにした。話し合うことは、変わらず必要だろうと思ったから。

 昨日よりは少し遅めの時間――例えば昼過ぎだとか――に、昨日と同じロビーで話し合う場を持つこと。来られない者、来たくない者は来なくてもよいこと。
 そんな内容だ。]

(21) 2022/05/08(Sun) 14時頃

銀河曳航 アルクビエレは、メモを貼った。

2022/05/08(Sun) 14時頃


【人】 銀河曳航 アルクビエレ

[そうしてから、一旦自室に戻るかどうしようか、と考えたところで、総合案内所のモニターでPJからのメッセージを受け取った。]

 ……ジェルマンはアメーバではない、

[口の中で呟く。
 彼がそうでない、と告げられたことはひとまず、喜ばしいことだ。一方で、アメーバが見つからなかった、ということでもあり――もしも、昨日彼が危惧のひとつとして挙げたことが現実であったとしたら、結果自体を疑わなければならなくなる。

 そして、追放された者の名前>>#1も見る。
 ギョウブ、という客とは面識はない。彼を"見た"かについては、人の集まった場で話すのがよいと思われた。]

(22) 2022/05/08(Sun) 14時半頃

銀河曳航 アルクビエレは、メモを貼った。

2022/05/08(Sun) 14時半頃


[返ってきたミツボシの言葉に、考え込むような仕草をみせた。]

 そういうものですかねえ……
 苦しみは短い方がいいと思うのですが、確かに、死ぬこと自体には良いも悪いもありませんね。

[納得したのか単に思考を切り替えただけか、顔を上げて。]

 そう、あの元海賊ですが。
 我々の仲間だった、と言ってしまうかどうか、ですね。
 サラは恐らく「減っていない」と言うのでしょうが。
 どちらにしろ、次はきっとわたくしが検査をされるでしょう。


まあ確かに、肉体的な苦しみは短い方が良いかもしれぬがの。精神的な苦痛は変わらんと我は思うぞ。
ともあれ、この世界には色々な価値観の者がおる。我が正しいとは限らんよ。気にせんでおくれ。

[肉色の塊だった胴体から手を生やし、ひらひらと振る。]

うむ。今日のところは検査を免れたが、明日は受けることになるじゃろうな。
せめて少しでも信頼を買うべく、サラ殿と意見を合わせるべきかもしれん……と我は思うが。

しかし、あやつも喰ってみたかったのう……みすみす逃がすとは、惜しいことをした。


【人】 銀河曳航 アルクビエレ

― 食堂 ―

[話し合いの案内が受理されたことを確認して、食堂へ向かうとエフの姿>>29がある。するすると寄っていき、冷めた食事を見て気遣わしげに眉を下げた。]

 おはようございます、エフ。
 昨日は体調が優れないようでしたが……大丈夫ですか?

[ご無理は、と言いかけて、その手の中にある端末の画像が見えた。]

 それは、ロバートと……ギョウブという方とも、エフはお知り合いだったのですね。
 わたくしも、拝見してもよいですか?

[と、背を曲げて。落ちてきた髪は、そっと耳にかけた。
 許しが得られれば、少しの間エフの隣で二人の画像を眺めることだろう。]

(32) 2022/05/08(Sun) 19時頃

 いえ、ずっとひとりでこういうことを考えてきたもので。
 他の意見が聞けて、非常に参考になりました。

[手だけ人型になったミツボシを見て、ふふ、と笑う。]

 そうですね、今日のところは合わせておいてもよいかもしれません。正しさの証明……とやらになればよいのですが。


[それから、しばらくして食堂のエフのところへ。]

 擬態を保てる程度には回復したようですね。何よりです。

[流れ落ちているギョウブの写真を見て、]

 ……ミツボシ、あなたが目をつけていた彼。
 結構不摂生だったようですよ。

[これは食べなくてよかったかもしれませんよ。などと言った。]


銀河曳航 アルクビエレは、メモを貼った。

2022/05/08(Sun) 19時頃


[アルクビエレの意外な言葉()に、念話越しにもあっけにとられたような気配が感じられるかもしれない。]

なんと、まあ。そりゃあ確かに、元海賊というぐらいじゃしのう……

[良い暮らしをしていたのなら、裏社会に身を投じる必要はないだろう。自分のように軍人にでもなっていたかもしれない。]

獣くさいうえに酒くさい肉は、ちと……喰らう気がおきぬかもしれぬ。


【人】 銀河曳航 アルクビエレ

― 食堂 ―

[声をかけられて>>39、端末から顔を上げる。声の主を認めると、屈めていた背を伸ばした。]

 おはようございます、サラ。朝食ですか?
 よろしければ、こちらで一緒に。

[向かいの椅子を勧める。
 テーブルには恐らくまだ手つかずのエフの料理と、アルクビエレの前にはストローの刺さったグラスがひとつ。]

 ああ、エフが撮ったお二人の写真のようですよ。
 ロバートと……ギョウブという方も、長くこの船に乗っていたようですね。

[問われるまま答えてから、少女の表情を見る。単に、疑問に思ったという様子の少女に、まだ彼のことを知らないことを察した。]

(40) 2022/05/08(Sun) 22時半頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

 ……サラ。
 ロバートのこと、なのですが……

[と、簡潔に今朝見たことを話した。ロバートの部屋から清掃ロボットが出てきたこと、PJが彼の部屋で、きっと彼のことを悼んでいることを。]

 ……とても残念です。

[眉を下げて、エフの手元の端末に視線を落とした。]

(41) 2022/05/08(Sun) 22時半頃

銀河曳航 アルクビエレは、メモを貼った。

2022/05/08(Sun) 22時半頃


【人】 銀河曳航 アルクビエレ

― 食堂 ―

[沙羅が席につく>>42のを微笑んで見守る。ついでに、去ろうとするアンドロイドに既に空にしていたグラスを下げさせて、水を頼んだ。]

 サラはお話したことがあったのですね。
 わたくしは、彼とは面識がなくて……人となりは、この写真から多少は窺えますが。

[こうしてデータとして残してあるくらいなのだから、これらの写真はエフにとってはよい思い出なのだろう。その時を共に過ごした相手が、二人も同時にいなくなってしまったのだ。
 隣のエフの様子を、時折心配そうに窺う。]

(49) 2022/05/09(Mon) 00時頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

 彼はとても勇敢で、優しい方でしたね。
 わたくしも今回初めてお会いしましたが、気さくに話してくださいました。

[少女の声が震えるのを聞いて、ああ、彼女もロバートのことを好ましく感じていたのだろうと思う。誰にでも好かれる、紳士だったと。
 昨日顔を舐められた箇所>>2:133に、少し指で触れた。]

 ……どうでしょう。
 何処かへ旅立つのかもしれませんし、大切な者の傍にずっといるのかもしれません。
 残念ながら、わたくしには死者の行く先も、留まり続ける時間も観測することはできませんが。

 古い信仰では――或いは、どこかで今も信じられているのかもしれませんが――死後は生前の行いに応じた死後の世界にゆくだとか、全く別の生物に生まれ変わって新しい生を繰り返すだとか、死んだ後のことについては色々な考え方があるようです。
 けれど、そういった考えは"生きている者のため"にある。
 だから、信じたいことを信じるのがよいと思うのですよ。

[少女の問い>>43にそう答えてから、話が長くなってしまいました、と微かに苦笑した。]

(51) 2022/05/09(Mon) 00時頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

[エフの返答>>55を聞いて、よかった、と微笑む。本調子でないことは流石にわかるが、そこに触れるつもりはなかった。彼の仕事ぶりからして、この船を降りるつもりはないだろうし。]

 ありがとうございます。
 どの写真も、いい顔をしていますね。

[礼を言って、少しエフの方に寄って端末を覗き込む。
 流れ落ちているギョウブの画像を見て、これはやや不定形っぽいかもしれない……と思ったりした。]

 供養……そうですね、思い出を話して偲ぶことは、そう呼ばれる行いのひとつです。
 こうして話したり、思ったり、その人物のことを共有することで、残された人がやがては前を向けるように……という意味合いも、あると思いますが。

[アルクビエレは、供養というものも結局、生きている者のために存在する行為だと考えている。だからこうして彼らの話を聞くことで、今生きているエフが少しでも救われるならば、そうしようと思っている。]

(62) 2022/05/09(Mon) 00時半頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

― 食堂 ―

[案内をしてくれたという少女の言葉>>58に、意外そうに目を瞬く。]

 おや、そんなことが。
 豪快そうな方には見えますが、親切な方でもあったのですね。

[やはり実際に話してみないとわからないものですねえ、と酔い潰れている写真を見てから、ちらと沙羅の足元に目を向ける。纏足という文化をアルクビエレは知らないが、歩きづらいだろうことは察しがついた。]

 サラ。あなたの周りには、助けてくれるご友人も、見守ってくれる大人もいらっしゃいますが……わたくしも、いつでもあなたの助けになりたいと思っています。

[よければそのことを覚えておいてください、と微笑んで。]

(64) 2022/05/09(Mon) 01時頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

 サラは優しいですね。

[行きたいところへ、という沙羅へそう返す。
 死んだ者を忘れられず、いつまでも傍にいて欲しいと願う人の姿も、いくつも見てきたから。彼らの行きたいところへ、と言う少女の答えを、優しさと――ある種の強さでもあると受け取った。]

 わたくしは、そうですね……

[自分のことを問われて、少し考えるような間。
 普段ならば、"彼らが安らかであることを"などと答えていただろう。《銀光教団》としても、死後についての取り決めは特になく、それぞれが信じたいように信じる、というふんわりとした扱いとなっていた。
 《銀光教団》は生きている者のための教団であり、生きている者が救われることが第一であるからだ。]

 死後のことは、あまり考えません。
 ただ、その死が苦しいものでなかったことを願うばかりです。

[失礼だったら、と言い添えられた言葉には、気にすることはないとばかりにゆるく首を振った。]

(65) 2022/05/09(Mon) 01時頃

銀河曳航 アルクビエレは、メモを貼った。

2022/05/09(Mon) 01時頃


【人】 銀河曳航 アルクビエレ

[後でまた話を、という少女の言葉>>72に微笑んで頷く。]

 ええ、勿論です。
 一応わたくしの部屋と、連絡先をお伝えしますね。
 部屋に来ていただいても構いませんし、お望みなら何処へでも参りますよ。この船の中に限りますけれど。

(78) 2022/05/09(Mon) 02時頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

 ……ああ、なるほど。ふふ、

[少女が笑うのを見て合点がいったように、こちらもくす、と笑う。行きたいところへ、とはつまり、似合いのところへ、というニュアンスに近いものであるらしい。
 少女が具体的な誰かに対してそのような思いを抱いていることはまだ知らずとも、そういった因果応報を望むタイプということはわかった。

 勿論、それは手を差し伸べない理由にはならない。
 例え誰かの不幸を、死を、望んでいたとしても。
 こちらに手が伸ばされるならば、求められるならば、それだけでアルクビエレにとっては十分だった。]

 そう思っていただけるなら、喜ばしいことです。

[優しい、と言われると少し嬉しそうにして、水のグラスに口をつけた。そう在ろうとしてそう振る舞っているので、そこに謙遜は一切なかった。*]

(79) 2022/05/09(Mon) 02時半頃

銀河曳航 アルクビエレは、メモを貼った。

2022/05/09(Mon) 02時半頃


【人】 銀河曳航 アルクビエレ

― 食堂 ―

[見返りは>>83と問われ、僅かに眉を下げる。]

 よく聞かれます。
 ええ、見返りを求めないように見える相手は、信用しにくいものですよね。

[そう問うてくる相手への対応は、それではとご納得いただけるような見返りを提案してみたり、そうは言っても相手には他に頼るところがないことを指摘してみたり、時と場合によってまちまちだが。]

 わたくしは、誰にでも救いが与えられて欲しいのです。
 世界がそのようであって欲しいと、願っています。
 誰であろうとも、助けを求めて手を伸ばした時に、その手をとる者があって欲しいと願っています。

 ですから、そうですね……もしも我々に救われたと思う方が、いつか他の人にも手を差し伸べてくれることがあれば、それは"見返り"と言えるでしょうね。

[それこそ、おとぎ話の綺麗事だ。
 誰にでも手を差し伸べること、それ自体が、そうであって欲しいと願う世界、いつか辿り着きたいと求める楽園への、祈りだ。]

(88) 2022/05/09(Mon) 12時半頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

[やがて少女の食事が終わったと見れば、大食堂のむやみに大きな柱時計――これも懐古趣味の極みだ――を見上げて。]

 ……そろそろ、ロビーに向かいましょうか。
 放送をお願いしておいたので、
 皆様お集まりの頃かもしれません。

[沙羅とエフに、昨日と同じミーティングの場があることを伝え、席を立つ。二人が行けそうであれば、そのまま共にロビーへと向かうだろう。*]

(89) 2022/05/09(Mon) 12時半頃

銀河曳航 アルクビエレは、メモを貼った。

2022/05/09(Mon) 12時半頃


【人】 銀河曳航 アルクビエレ

― ロビー ―

[エフと沙羅を伴って、アルクビエレはロビーに現れた。
 既に来ていたジェルマン達と共に、ハロからPJの言伝>>104>>105を聞き、次いでエフのPJの意思を尊重したい、という言葉>>109と、それに対するジェルマンの反応>>111も聞いた。]

 ……そうですね。
 わたくしも、彼女らしくない、とは思います。
 PJはこういったことを提案する時、当事者に直接、経緯や理由を説明するよう努めておられましたから。
 そういったことができないほど……彼の死にショックを受けているということでしょうね。

[自分が検査と追放の候補として挙げられたことについては、さほど衝撃を受けた様子ではない。どちらかと言うと、困ったような顔をしていた。]

 検査の方は、昨日からそういった話がありましたから、他に希望がなければ次は順当にわたくしであろうと思っていました。
 追放については、正直に申し上げれば理由を本人から聞きたいところではありますが……

[今の彼女には聞きづらい、というミツボシの言葉>>114を受けて、迷うように言葉を切った。]

(116) 2022/05/09(Mon) 19時頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

[エフとジェルマンのやりとりに険悪なものを感じて、口を挟もうかどうしようかとそちらを注視していた……ところに沙羅も加わって、困ったように眉が下がった。
 しかし、その彼女から提案>>120があれば、背を曲げて彼女に少し、顔を近づけた。]

 いえ、わたくしもまだ、誰にも。
 そうですね、もう話してしまいましょうか。

[頷いて、人の集まってきたロビーを見渡す。]

 ではわたくしから……
 とは言え、ギョウブについては、それらしいものは何も見えませんでした。少なくとも、朝の時点では亡くなってはいなかった……ということでしょう。

 ですので、わたくしは彼はアメーバではなかった、と思っています。

[サラはどうでしたか?と、再び彼女に視線を向けた。]

(122) 2022/05/09(Mon) 20時頃

銀河曳航 アルクビエレは、メモを貼った。

2022/05/09(Mon) 20時頃


アルクビエレは、ミームからの視線に気が付くと、少し微笑んで会釈をした。

2022/05/09(Mon) 20時頃


 PJがここまで動けなくなるとは正直予想外でしたが……
 ジェルマンもなかなか、鋭くて鬱陶しいですね。
 お望み通り喰ってやってもいいのですが、さて。

[表のごたごたをため息まじりに眺めている。]


ほんにのう。そこまで狙ったわけではなかったんじゃが。まあ良いわ。
ジェルマン殿も鬱陶しいが、ここで襲えば奴の『エフ殿が怪しい』という言葉を裏付けることになりかねぬ。厄介じゃて。

[冷静な念話を返す。
女は見た目ほど取り乱してはいない。あくまでも女の記憶をなぞり、それらしい振る舞いをしているだけにすぎない。]

そうじゃ、我は今日サラ殿を護衛する手筈になっておる。
故にサラ殿は生かしておいてはくれぬか?


 あー……もしやそれを見越してのあの態度でしょうか。
 いやはや恐れ入る。

[エフへの疑いが強まる恐れを指摘されると、長めのため息。]

 おや、そちらの線はうまくいっているようですね。
 それならば、今日はサラは避けましょう。

[サラの護衛、と聞いて流石です、と頷き。]

 そうすると……PJを疑う余地がまだあるならば、居酒屋の店主や黄色い生き物辺りを襲ってしまってもよいような気はしますが、悩ましいですね。


そうじゃのう。あの店員殿と、ハロ殿といったか。あやつらを狙うのも良いか……

[言葉を切り、ジェルマンの言葉に注意を向ける。]

む…… どうせエフ殿が検査されるなら同じかもしれぬ。今日ジェルマン殿を襲いに行くのも良いかもしれんぞ。
検査された者は早めに始末しておきたいしの。

うむ、護衛の方は順調じゃ。だがそう長くはごまかせぬと思うぞ。


[くたびれきったと声と感じる念が会話に加わる]

 わりぃ。マズったわ、どうやら取り込んだと思ったら、取り込まれてたのは俺の方だったみたいだ。
 多分、近いうちに俺はゲームオーバーだ。だいぶ怪しまれてるしな。

[長くても明日までの命か、とふと思った]

 ま、生き残るなら頭の回る若いアンタらだろうな。
 俺の分も長生きしてくれ。

/* これは 俺は全力でRPに舵を切ったおっさんです の札を首にかけたPL


気にするでない。エフ殿はようやったよ。この場におった誰より"人間らしい"と思うたぞ。
それに、今夜PJ殿を襲って検査結果をごまかすという方法もある……まあ、それでも厳しいじゃろうが。

ともあれ。ぬしの命、確かに預かったぞ。

/* お気になさらず……!大変良いRPだったと思います!


 ええ、彼女の意思を尊重、だなんていかにも人らしいではないですか。そう弱気になるものではありませんよ、エフ。

 そうですね、エフが検査されるようなら、PJを襲ってしまうのもひとつかもしれませんが……そうすると、これまでの検査結果が嘘、という手は使えなくなるかと。
 ただ、わたくしの追放という話も出ているので、そうなったらもう、そちらは捨ててしまってもよいかもしれません。


 おう、ありがとうなミツボシ。……そういや、ちゃんと名前聞いてなかったな。今更だが。
 この中じゃアンタが一番若い、がんばって生き残ってくれよ。

[ふと、思いついたことを二人に言ってみる]

 気が向いたらでいい、俺が死んだらさ、泣いたり、クヨウしてほしい。
 俺という個体に対してでも、エフというこの体に対してでもいい。オレの作った作品に対してでもいい。
 ロバートとギョウブのクヨウしてて、なんかいいと思ったんだ。オレは惜しまれるような功績も何も残せなかったからな。
 ……別に、強制じゃない、任意だからな。

[泣きそうな消えそうな声でそんなことを言うと、念話を遮断した。擬態に集中するためだろう]

[そう言ったのは乗っ取ったカクレなのか、エフに乗っ取られたカクレなのかはわからない]

[まもなくロビーにエフが戻ってきた]


[議論の中、ふとエフが黙り込む]

 頼み事一つ追加だ。
 誰かが最後まで生き残ったら、PJのポッドは最優先で回収してくれ。
 頼んだ。

[そして再び議論に戻る]

/* 襲い先は一応デリクソンにしておきました。違う場合、明日の更新前に接続できると思うので、その時に変更します。


[エフの頼み事に、やれやれとため息。
 今日はため息をついてばかりだ。]

 わたくしには涙を流すような器官の持ち合わせがありませんので、そこはミツボシにお願いしますね。
 供養の方は、ええ、まあ、生きていればしますけれど。

[元の体は塩分が大敵のため、涙腺などはなかったらしい。]

 はあ……もう、あなた、どっちなんですか。
 ……まあ、どちらでもよいですけれど。

[頼んだ、と投げられた声は。
 救いを求めて伸ばされた腕だ。]

 わかりました、と言いたいところなのですが。
 わたくしもこの、無邪気でかわいらしい提案をどう断るか思案中でしてね……ああもう。いっそジェルマンの方がましというものです。

[こちらはこちらで、何やら墓穴を掘っているらしかった。]


【人】 銀河曳航 アルクビエレ

― ロビー ―

[頭を冷やしてくる、と立ち去ったエフ>>131を見送って。自分を冷凍ポッドへ、という沙羅>>134>>135の方を向く。]

 お気持ちは嬉しいのですが、サラ。
 わたくしは教団を率いる立場ですから、目覚められるかもはっきりしない冷凍処置を受けることには積極的になれません。

 それに、わたくしはあなたの抱える問題を知らない。
 助ける手段がないかどうかも、まだわからないのに……

[そんなことを言わないでください、と眉を下げた。]

(139) 2022/05/09(Mon) 23時半頃

おぬし、ほんに人間のようじゃのう。

[長く息を吐く。
女は、死んだらそれで終わりと思っている人間だ。だが死者を悼む気持ちは存在した。]

分かった。我に涙が流せるか分からぬが、クヨウとやらの真似事は出来よう。
それに、ぬしに死なれるのは悲しい。個体が減るというのもあるが、良き仲間であったからのう。

PJ殿のことも頼まれた。別に我は皆を殺したいわけではないからの。
もし彼女が追放されることがあれば、最優先で回収しよう。


銀河曳航 アルクビエレは、メモを貼った。

2022/05/09(Mon) 23時半頃


教祖殿も大変じゃのう……。
加勢したいところじゃが、迂闊に口を出してはエフ殿の二の舞になりかねぬ。

どうする?憂さ晴らしにジェルマン殿を襲うというならなら付き合うが。

[そう冗談半分で口にした。]

/* 襲撃先について了解です!
一応こちらパスのままですが、何かあれば変更します


 こればかりは、自分で蒔いた種ですからね……

[ミツボシにいいのですよ、と頷きつつ。]

 そうですね、こうなるとまだ検査も何もされていない者は避けておくと、後々ミツボシが動きやすいかもしれません。
 ジェルマンは……ありですね。

/*
エフの襲撃先了解です。
こちらも今のところパスにしています。


【人】 銀河曳航 アルクビエレ

>>144 ジェルマンに視線だけを向ける。]

 サラと、ジェルマン……PJも数えると3人、ですか。
 PJの冷凍に賛成していたのはエフと……ミツボシは、思い直したのでしたっけ。

>>146 サラの困ったような表情を見る。ああ、と。何かを納得したようなため息をついた。]

 ……そうですね。
 教祖という立場の者が、星喰いアメーバであったなら。
 きっと恐ろしいことになりますね。

 それを危惧しておられるならば、
 最初からそう言ってくださればよいのですよ。

[そう微笑んで、サラの傍から離れた。]

(157) 2022/05/10(Tue) 00時半頃

アルクビエレは、料理には手をつけず、少し水を飲んだ。

2022/05/10(Tue) 01時頃


【人】 銀河曳航 アルクビエレ

[PJがやって来る>>154と、その様子を気遣わしげに眺めて、]

 おつらいところ、来てくださってありがとうございます、PJ。

 検査はエフでもわたくしでも構いませんが。
 冷凍処置について、PJは自分自身か、わたくしを挙げたとお聞きしました。
 今もあなたが冷凍処理を望んでいるなら、反対はしませんが……わたくしを挙げた理由を、伺っても?

[あまり話させない方がよいかもしれない、と、咳き込む様子>>160を見て思ったが。これは聞いておきたいことだった。]

(165) 2022/05/10(Tue) 01時頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

 わたくし、そんなにはっきり断りましたっけ。

[PJからの返答>>176に首を傾げたが。
 納得はしたようだった。]

 確かめるため、ということなら。
 ええ、そうしてください。

[実のところ、アルクビエレには、冷凍処置というものが助ける手段だとはまったく思えなかった。"確かめるため"、或いは、"殺すため"という理由を突きつけられた方が、すんなりと受け入れられた。
 受け入れられるかどうかに関わらずそうなるだろうということは、自分の名を挙げる声の多さでわかってはいたが。]

(181) 2022/05/10(Tue) 02時頃

銀河曳航 アルクビエレは、メモを貼った。

2022/05/10(Tue) 02時頃


 エフの供養はできそうにありませんね。
 ああ。わたくしには、そういったものは必要ありませんので。

 先にゆくことになってしまって心苦しいのですが……
 もしミツボシが生き残って、どこかでわたくしの子供にでも会った時には、よろしくしてやってください。


【人】 銀河曳航 アルクビエレ

[別に確かめたいというつもりでもなかったが、そういうことなら、最初から間違ったのだな。と思った。思うだけだ。>>184

 ええ、何をどう感じるかは人によって違う。
 あなたにもう少し近い感性を持っていれば、よかったのかもしれません。

[大切なものを亡くす痛みを想像してみても、同じ痛みを感じることはできない。
 アルクビエレは誰にでも優しい。
 誰にでも優しくて、特別に大切なものがない。
 泣いたこともないし、思い出に縋ったこともない。
 重要だと思うことも違えば、許容できることも違う。
 なにもかもが、違う生き物だ。]

 さようなら、PJ。

[エフの検査へ向かうPJの背中>>185にそう声をかけて、アルクビエレもするすると自室に戻っていった。]

(187) 2022/05/10(Tue) 03時半頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

― 自室 ―

[誰も見ている者がいなくても、アルクビエレは教祖であり続ける。指を組み、夜のお祈りをする。
 常と違うのは、眠りにつかないことだ。
 冷凍される、というのはどんなものだろう。
 この体は、低温に耐えられるだろうか。

 ――否、耐えられはしないことを、これは知っている。]

(188) 2022/05/10(Tue) 04時頃

【人】 銀河曳航 アルクビエレ

 ――ああ、

[肩が微かに震える。]

 わたくしの、こどもたち。

[いとおしげに呟く。
 その口元に、作り物のような微笑みを浮かべて。**]

(189) 2022/05/10(Tue) 04時頃

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