人狼議事


14 冷たい校舎村10

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視点:


【人】 七星拳 ナツミ

 ―― チャイムが鳴る前・教室 ――

[ あたし、メールの送り主は外にいるって思いこんでたの。
 メールの送り主が、あたしたちを校舎に閉じ込めて、
 どうやってかは知らないけど、外からそれを見てる。
 なんとなく、そういうもんだって思いこんでた。
 だけど、荒木君の言葉は、>>1:437
 そんなあたしの、どこか他人事だった思考に、
 冷水を浴びせた。

 今までだって、メールの送り主のこと、心配してたよ。
 校舎から出て、警察なり先生なり、
 早く知らせなきゃいけないって。
 いたずらだったらぶっ飛ばすって。
 だけど、メールの送り主が、
 この校舎に集まった9人のうちの誰かだとしたら。
 誰かの死がすぐ隣にあるような心地に、
 背筋が寒くなる ]

(4) 2021/11/09(Tue) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 じゃ、じゃあ、荒木君は、

[ もつれる舌であたしは言葉を紡ぐ ]

 荒木君は、メールの送り主が、自殺を考えてる人が、
 あたしたち9人の中にいるって思ってる?

[ そういえば、さっき少し引っかかったんだ。
 いつになったら帰れるんだろうね?
 あたしの言葉に、石頭君が言った言葉。>>1:417 
 「帰れる人は、帰れる」
 それって、帰れない人がいるかもしれないってこと?
 それ、石頭君は、自殺を考えてる誰かさんを
 念頭に置いてた? ]

(5) 2021/11/09(Tue) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 背中を叩かれて、>>439
 はあっとあたしは息を吐き出す。
 いつの間にか息を止めてたみたい ]

 もし、そうなんだったらさ、
 逆に考えれば、容疑者が絞れるってことだよね。
 不特定多数じゃない、
 9人の中にその人がいるってことになるならさ。

[ そして、9人の中に死にたい人がいるなら、
 あたしは誰であっても全力で止めたいって思うよ ]

(6) 2021/11/09(Tue) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 [ 一度、親友を道連れにして死のうとしたくせにね ]
 

(7) 2021/11/09(Tue) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


   [ 今だって、生きてるのが苦しいくせにね ]
 

(8) 2021/11/09(Tue) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 [ ねえ、本当にあのメールはあたしじゃないの? ]
 

(9) 2021/11/09(Tue) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 頭を振った。
 考えたって答えが出ないことは、今は考えない!
 目先の問題に取り組むべきでしょ! ]

 ありがと!その時はお呼び出しするよ!
 あー、暗幕!その手があったか!

[ 声を掛けろって言ってくれる荒木君には
 全然遠慮しない!>>1:443
 なにしろ荒木君をお呼び出しするのは慣れてるからね!
 和歌奈ちゃんの暗幕っていう提案に>>1:416
 なるほどーって頷いた。
 そうか、あれって結構分厚いよね。
 カーテンより手触りもよさそう。イメージだけど ]

(10) 2021/11/09(Tue) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― PM8:50・廊下 ――

[ そうしてあたしは教室を出た。
 宣言通り、保健室に行こうとして ]

 っ!?
 な、なに、

[ 陽気な音楽に混じって、何か聞こえた。
 何か……悲鳴、みたいな。>>#3
 被さるようにチャイムが鳴る。
 朝に鳴ったきり、今まで全然鳴らなかったのに ]

(11) 2021/11/09(Tue) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 え……なに?
 なんだよぉ……。

[ 怖い。めっちゃ怖い。
 だけどもしかしたら、真梛ちゃんの、莉希ちゃんの
 悲鳴かもしれない。
 助けを求めてるのかもしれない。
 狼が来たのかもしれない。
 だから、行かなきゃ ]

(12) 2021/11/09(Tue) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 震える足を叱咤して、声が聞こえた方に進む。
 中庭への入口の方だったはずだ。
 一歩、一歩、近づいて。
 …………あ ]

 どしたの!
 だいじょう、

[ だいじょうぶ、の最後の一文字を、
 あたしは声に出せなかった。
 倒れてる誰かを見つけて駆け寄って、
 だけど、赤くて、赤くて ]

 ……ぁ……あ、あ……、

[ ぺたん、と腰が抜ける。
 あたし、日食君の前で、座り込んだ。
 コツンとあたしの足先に触れた卵にはまだ気づかずに ]*

(13) 2021/11/09(Tue) 01時頃

七星拳 ナツミは、メモを貼った。

2021/11/09(Tue) 01時頃


【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 現在・1F廊下 ――

[ おいって声が聞こえて、あたしは床に座り込んだまま、
 顔をそっちに向けた。>>16
 立ち上がれないんだよ。腰が抜けてて。
 金属をぶちまける酷い音がする。
 石頭君が荷物を投げ捨てたんだろう ]

 石頭君。

[ あたし、座り込んだまま、石頭君の名前を呼んで。
 震える唇で必死に言葉を紡いだ ]

(35) 2021/11/09(Tue) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 わか、わかんない。
 悲鳴が聞こえて、そしたら、日食君が、
 日食君、が……?

[ やばい、泣きそう。
 いや、泣いていいのか。
 こんなの、泣くの当たり前でしょ。
 そう思いながらあたし、また日食君の方を見て、
 眉を寄せた ]

 日食、君……?

[ え、これ、日食君……に、めっちゃ似てる、けど ]

(36) 2021/11/09(Tue) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 ま、マネキン?
 え、でも、血……。

[ 戸惑いのあまり涙が引っ込んだ。
 日食君にそっくりなマネキンが、血を流して倒れてる。
 そうとしか言いようがない。
 だけど、わけがわからなかった ]*

(37) 2021/11/09(Tue) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 天地がひっくり返った日 ――

[ 文化祭が終わって、あたしは覚悟を決めた。
 長いこと両親の優しさに甘えて、
 目をそらし続けていたことに、向き合わなきゃと思った。
 両親の前に座って、あたしは、
 ひめちゃんのご家族に会いたいって言った ]

(55) 2021/11/09(Tue) 01時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ だって、あんまりでしょ。
 あたしが罪悪感に押しつぶされないように、
 ひめちゃんのあとを追いかけたりしないように、
 あたしはひめちゃんのご家族と、
 一切接触しないようにされてたんだ。
 あたしを守るためだったってわかる。
 でも、ひめちゃんのご家族は?
 娘の死の原因になった人間が、
 謝りもせずにのうのうと生きてるんだよ?
 そんなの、許されるわけがない ]

(56) 2021/11/09(Tue) 01時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 あたしも、もう19だよ。大丈夫。
 ちゃんと、自分のやっちゃったことに、
 もう責任を持たなきゃいけないと思う。

[ いくらあたしがそう言っても、
 両親はなかなか頷いてくれなかった。
 あたし、信用ないなあ。
 それだけのことしちゃったってことだよなあ。
 だけど、あたしも諦めなかった。
 長期戦は覚悟の上だ ]

(58) 2021/11/09(Tue) 01時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 連絡先を知らないって両親は言った。
 そういう約束だって。
 あの事件の後、あたしたち家族も、
 ひめちゃんのご家族も、
 お互い行き先は知らせずに遠方に引っ越す。
 そういう約束になったんだって。
 そう言われても、あたしは諦めなかった。
 昔住んでた住所に行って、
 いじめっ子たち全員を当たれば、
 なにか、情報のひとかけらくらいあるかもしれない ]

(60) 2021/11/09(Tue) 01時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ あたしがそう言うと、両親はうなだれた。
 諦めたように顔を見合わせる。
 そして、ようやく話してくれた ]

(61) 2021/11/09(Tue) 01時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ あたしは何も知らなかった。
 あたしの知らなかったこと、全部 ]

(62) 2021/11/09(Tue) 01時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


  ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・
 [ あたしへのいじめの首謀者は、ひめちゃんだった ]
 

(63) 2021/11/09(Tue) 02時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ いじめっ子たちは、ひめちゃんに脅されてたんだって。
 あたしをいじめないと酷い目に遭わせるって。
 実際、飼ってたペットを傷つけられた子もいたらしい。
 そうやって、陰でいじめを主導して、
 あたしをひめちゃんに依存させてたんだって。
 そうやって、あたしのことを独占したかったんだって ]

(65) 2021/11/09(Tue) 02時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 全部、ひめちゃんの遺書に書いてあったらしい。
 生き残ったあたしのことを、
 ひめちゃんのご家族が責めないように。
 あたしに後追い自殺をされたら困るから。

 そう、あたしが死ねなかったのも、
 ひめちゃんが仕組んだことだったんだって。
 ひめちゃんが用意した2本のひも。
 あたしが使う方には、切れ込みが入れてあったんだって。
 あたしの体重を支え切れないように。

 一緒に死ぬのも素敵だと思ったけど、
 ひとり生き残ったあたしが
 ずうっとひめちゃんを想い続けて生きる。
 そっちの方がもっと素敵だと思ったんだって。
 そう、遺書に、書いてあったんだって ]

(66) 2021/11/09(Tue) 02時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ ひめちゃんは、異常だった。
 その異常性に気づけなくて申し訳なかった。
 ひめちゃんのご家族はそう言って、
 今後は一切連絡を取らないことを、
 あたしの家族と約束したんだって ]

(67) 2021/11/09(Tue) 02時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ なに、それ。
 なんだ、それ。
 ひめちゃんはあたしのたった一人の親友で、
 あたしは、そんな親友を死なせてしまって、
 あたしは、ひめちゃんの分まで生きなきゃいけなくて、
 ……ずっとそう、自分に言い聞かせて生きてきたのに。

 あたしをいじめてたのは、ひめちゃんだった?
 ひめちゃんは最初から、一人で死ぬつもりだった?
 あたしに罪悪感を抱かせて、ひめちゃんに縛り付けてた?

 あたしの、生きる指針?土台みたいなもの?
 それが、根底からひっくり返ったみたいだった。
 何を信じればいいのかわからない。
 何も信じられない ]

(68) 2021/11/09(Tue) 02時頃

【人】 七星拳 ナツミ

  [ ねえ、あたしは何を信じればいいのかな? ]**

(69) 2021/11/09(Tue) 02時頃

七星拳 ナツミは、メモを貼った。

2021/11/09(Tue) 02時頃


【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 回想・SR路子ちゃん ――

[ どうだろうねえって路子ちゃんは笑ってる。>>44
 あたし、鈍感で無神経だけどさ、
 路子ちゃんのその笑顔を額面通りに受け取るほど
 馬鹿じゃなかった。と思う。
 だけど。だけどね。
 持てる者と持たざる者、だっけ?
 お金じゃなくて能力の話だけど。
 持たざる者であるあたしには、
 持てる者の路子ちゃんの気持ちを
 本当に理解することなんかできないんだろう。
 ……ううん、多分、本当の理解なんて
 きっと誰にもできっこないんだ。
 だけど。だけどさ。
 寄り添いたいとは思うんだよ。
 理解できっこなくても ]

(85) 2021/11/09(Tue) 12時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 無意味かー。
 あたしのお馬鹿、路子ちゃんにおすそ分けできたら、
 いくらでもあげるんだけどねー。

[ 馬鹿よあっちに行け行け!って
 あたしはそよそよと手をそよがせて、
 あたしの馬鹿を路子ちゃんに送り出すしぐさをする。
 まあそんなことしても無意味なので、
 あたしは馬鹿で、路子ちゃんに掛けるべき
 正解の言葉すら見つけられないんだけど ]

(86) 2021/11/09(Tue) 12時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 路子ちゃんは「できる」んだからさ。
 解決、できたらいいねえ。

[ 解決できるでもないし。仕方のない話。>>45
 諦めたみたいな路子ちゃんにそんな言葉しか
 掛けられない。
 その代わり、ほっぺたを摘まむ手は
 甘んじて受け入れよう。
 存分にむにむにするがいよ!
 のど飴?コロコロしてるのに飽きて噛んじゃった ]

(87) 2021/11/09(Tue) 12時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 あたしは別にいい子じゃないよ!
 むしろみんなからの優しさに生かされてます!
 あ、そーゆー意味では優しさでできてるのかな!
 夏見の半分は優しさでできています!

[ あたしの、じゃなくてみんなからの、だけどね!
 ちなみにもう半分は、ひめちゃんと両親への罪悪感
 だと思うけどね!
 そんな無粋な話はナイナイしようね! ]*

(88) 2021/11/09(Tue) 12時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 現在・1F廊下 ――

[ そんなことを、こんなタイミングで思い出したのは、
 こんな時でも路子ちゃんが冷静だったからかもしれない。
 あたしは腰を抜かしたっていうのに、
 路子ちゃんは落ち着いているように見える。>>52
 あたしにはわけのわからないこの状況、
 「できる」路子ちゃんにはわかる? ]

 マネキン、だよね……。
 でも、でも、血……。

[ 人形かっていう石頭君は、>>83
 あたしと同じくらい混乱してるように見えた。
 あたしだって作り物の血糊の存在くらい知ってる。
 だけど、この血は、ニセモノ?
 なんか、鉄っぽい血の臭いもするんだけど。
 臭いも再現しちゃうくらい精巧なものなの? ]

(89) 2021/11/09(Tue) 12時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 石頭君は、ホンモノの日食君を探しに行くみたい。>>84
 だけどあたしは動かなかった。
 いや、腰が抜けてて物理的に立てないっていうのも
 あるんだけど、もうひとつ ]

 ね、ねえ。
 この、日食君、の、マネキン?
 どうしよ?

[ ただのマネキンだったとしてもさ、
 このままにしておくのは良くないと思うんだ。
 見た人の心臓にも悪いし、
 ニセモノでもさ、日食君もいい気はしないと思う ]**

(90) 2021/11/09(Tue) 12時半頃

七星拳 ナツミは、メモを貼った。

2021/11/09(Tue) 12時半頃


【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 現在・1F廊下 ――

[ ここは寒い。>>98
 うん、確かにそうだ。
 教室の中と違って廊下は寒い。
 ぺったり座り込んでたら、しんしんと冷えが上ってくる
 感じがするもん。
 でもそれは、マネキンがただのマネキンなら、
 する必要のない気遣いだよね。
 ということは、やっぱり路子ちゃんも、
 このマネキンがただのマネキンじゃないって
 思ってる、のかな ]

(106) 2021/11/09(Tue) 17時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 立てる、し!
 手伝うよ。

[ 本当のことを言えば、今差し出してくれる手があったら、
 あたしはきっと縋りついちゃってただろう。
 それくらい、まだ体も心もふわふわして心許ない感じ。
 だけどさ、路子ちゃんが、マネキンの日食君を
 助けてあげようとしてるからさ。
 そんなの、指くわえて黙って見てられないじゃん!
 あたしは少々無理してでも、強がりでも、立ち上がる。
 日食君によく似たマネキンの半分を受け取ろうとした ]

(107) 2021/11/09(Tue) 17時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 あの時だって、そうだったでしょ!

[ 真梛ちゃんだって2人で教室まで連れてったんだ。
 日食君だって運んであげるよ。
 10cmの身長差でやっぱりバランスが悪いのは
 大目に見てくれよな! ]**

(108) 2021/11/09(Tue) 17時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 ……あ。

[ 路子ちゃんは日食君を半分預けてくれたかな。
 とりあえず、近くの教室まで運ぶ?なんて言いつつ、
 思い出した ]

 荒木君が暗幕探しに行ってくれてるんだ。
 毛布は人数分ないかもしれないから、毛布代わりに。
 それ、掛けてあげればいいかも。

[ 9人分必要だった寝支度、1人分いらなくなっちゃった。
 だったら、日食君に使ってあげてもいいよね。
 ただのマネキンだったとしてもさ ]**

(109) 2021/11/09(Tue) 17時半頃

七星拳 ナツミは、メモを貼った。

2021/11/09(Tue) 17時半頃


[かえってしまった“きみ”について考える。


きみが窓の外を見つめていたことが、
紛れもなく意味猫カフェのはじまりになったね。
あの時みたいにきみは何かを見つけて、
そうして、何を思ったのかな。
きみが見つけたのはきみ自身のココロの中にいる獣だったりして。
これは勝手な想像だけど。

爪も牙も、あるいは言葉も、
向ける先には気をつけて……なんて、言うまでもないかな]


【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 回想・SR路子ちゃん ――

 ええーこれは謙遜じゃないよー事実だよー。
 だから今路子ちゃんの手にはサイダーがあるんでしょ?

[ オツムのできが路子ちゃんより少々残念であるからして、
 ヤマをご教授願い、大当たりのお礼をしているわけで。

 というか、この痛いの痛いの飛んでけよろしく
 お馬鹿よお馬鹿よ飛んでけしてるのが既に馬鹿っぽい。
 流れたのが優しさならいいんだけどねー>>122 ]

(138) 2021/11/09(Tue) 20時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ そんなに褒められたら全身がかゆくなるわ!>>123
 マザーグースにマシマシで褒められてしまって
 くすぐったい ]

 あと愛しさと切なさと心強さと?
 いやあ、そんな風にヨイショしてくれる路子ちゃんの方が
 よっぽど優しいいい子でーす!

[ マザーグースにJ-POPで返すって我ながらどうなの。
 でも混ぜっ返さずにいられなかったんだから仕方ない。
 かゆかったんだもん! ]

(139) 2021/11/09(Tue) 20時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 まあでも、そんな風に言ってくれるんならさー、
 今度あたしの原材料補給に付き合ってよー。
 甘い物食べにいこ!

[ お砂糖すなわちスイーツ!
 クレープでもパンケーキでもいいよ!
 ほら、テストも終わったことだし、
 頭脳労働のあとには甘いもの補給しなくちゃね! ]*

(140) 2021/11/09(Tue) 20時頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 現在・1F廊下 ――

 そりゃびっくりしたけどさー。
 今もわけわかんないけどさー。
 いつまでもこんなところに座ってるわけにも
 いかないでしょ!

[ えいやって立ち上がる。
 それにこういう時は何かしてた方がいいんだよ。
 何もせずにじっとしてたってろくなこと考えない ]

(141) 2021/11/09(Tue) 20時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 それに1人で運ぶのは大変だよ!
 真梛ちゃんだって1人では危なくて怖かったから、
 2人で一緒に連れてったんじゃん。

[ これは、日食君によく似てるけどマネキンで、
 だからあの時とはちょっと違うのかもしれないけどさ、
 でも、路子ちゃんはこのお人形を日食君だって
 思ってるでしょ?
 だったらやっぱり同じだよ。
 日食君に話しかけてる路子ちゃんの様子に>>126
 あたしはその思いを強くする ]

 そうそう、感謝してよねー。

[ 一緒になって声を掛けるあたしも、
 このお人形が日食君だって、そう思ってた ]

(142) 2021/11/09(Tue) 20時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 ……うん。
 あたしも、そう思うよ。

[ 教室に運び込む頃には、
 あたしも廊下に転がってる卵の存在に気づいてた。
 もしかしたら、エレベーターも視界に入ってたかも。
 暖房のよく効いた教室の片隅に日食君をそっと置いて、
 あたしは路子ちゃんの言葉に同意を返す。>>128

 ここは、現実世界じゃない。
 現実世界なら、一瞬で校舎が文化祭になるわけないし、
 ただのガラス窓が割れないわけもない。
 突然卵が現れたりしないし、
 階段がエレベーターに変わったりするわけない。

 現実世界じゃないなら、なんだって起こり得る。
 人間がお人形とすり替わることだって
 起こったって不思議じゃないんだ ]

(143) 2021/11/09(Tue) 20時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 だったらさ、日食君は現実世界に帰ったんだと思う?

[ 日食君は遺書の送り主じゃない。
 この世界が終わってないから。>>129
 路子ちゃんのその言葉に、
 あたしは石頭君の言葉を思い出してた。
 帰れる人は、帰れる。>>1:417
 石頭君はそう言ったんだった。
 あの時、石頭君の考えていた「帰れない人」が、
 遺書の送り主だったんだとすれば。
 日食君、帰れたのかな?
 だからここにはお人形しかないのかな? ]

(144) 2021/11/09(Tue) 20時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 だとしたら、ここから現実に帰るには、
 死ななきゃいけないってことになる?

[ だとしたら、なんというか、
 物騒な世界観だなあ、と思うけど。
 自殺を考えてる人の精神状態が反映されてるなら、
 そういうものだったりするのかなあ? ]

(145) 2021/11/09(Tue) 20時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ そんなことを考えていたら話の矛先があたしに向いた。
 あたしは、あの遺書の内容を、理解できる?>>130 ]

 さっき、教室でちょっとそんな話題になったよ。
 荒木君は、なんかわかる、って言ってた。

[ あたしのことを聞かれたのに、荒木君の話をしたのは、
 ただの時間稼ぎだ。
 何を話すか、どこまで話すのか、
 あたし、そんなことを考えてた ]

 あたしは、共感っていうか、親近感っていうか、
 そういうのがないわけじゃないって言ったかなー。
 ……うん、あたしはねー……

[ きっとここが現実世界なら、
 あたしはこんなこと言わなかった。
 でもここはどうやら現実世界じゃないらしいから、
 現実では言えないようなことも言っちゃう。
 言っちゃった ]

(146) 2021/11/09(Tue) 20時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 あたしは、死んでほしくないなって思ってるよ。
 路子ちゃんも、ここにいる誰にも。

 ……だからさ、遺書の送り主が
 あたしだったらいいのになーって思ってる。
 あのメールを送った自覚なんかないけどね。

[ 死んでほしくないなっていうあたしの気持ちと、
 いなくなってほしくないっていう路子ちゃんの気持ちは、
 イコールで結べるのかな?わかんないけど。
 現実ではとてもできないぶっちゃけトークをして、
 あたしは言っちゃったーって舌を出した ]*

(147) 2021/11/09(Tue) 20時半頃

七星拳 ナツミは、メモを貼った。

2021/11/09(Tue) 20時半頃


【人】 七星拳 ナツミ

[ 隠し味に部屋とワイシャツとわたしが入ってたら、
 それってつまり、毒入りじゃない?

 そんな風に笑ったけど、
 人間って多かれ少なかれ、
 毒を抱えて生きてるのかもねー。
 あ、なんか今あたしわかってるみたいなこと言った! ]

(180) 2021/11/09(Tue) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 現在・1F教室 ――

[ あたしたち、喫茶店をやったのであって、
 お化け屋敷じゃなかったんだけどなー。
 すっかりお化け屋敷のキャストだよ。
 いちごソースなんて可愛い発想にならないあたしは
 スプラッタな有様になった自分を見下ろして、
 やれやれって思う。
 これはシャワー浴びて着替えなきゃだなあ。

 暗幕はまだだ。
 これは文化祭準備で鍛えられた、
 お呼び出しの出番かもしれない。
 叫んでも来てくれなかったら、
 今度こそ校内放送の出番かなあ? ]

(181) 2021/11/09(Tue) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 「多くの場合」っていうのが聞き捨てならないなあ。
 それ、そうじゃない場合もあるってことじゃん。

[ 路子ちゃんの言葉に、>>158
 あたし苦いもの食べた時みたいな顔になる。
 甘いクレープの方がいいのにな。
 そう思ったら、今度は路子ちゃん、
 甘い希望的観測を言った ]

 そうだねー。
 考えたってどっちが正解かわかんないんだもん。
 それならいい方だと思っといた方がいいよねー。

[ 悪い予感ほど当たるとか聞くけどさ!
 そういうネクラな発想はもうおなかいっぱいだよ! ]

(182) 2021/11/09(Tue) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 あはっ。あたし試しそうに見える?
 だいじょーぶだって!試さない!
 そこまでして帰りたいとも今は思ってないし。

[ あたしってそんな危なっかしく見える?見えるか。
 釘を刺されちゃって、>>159
 そんな場合じゃないってわかってるけど、
 思わずちょっと笑っちゃった ]

(183) 2021/11/09(Tue) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ うん。あたし、帰りたくて仕方なかったけど、
 今はそうでもないんだ。
 あんなにびびってたのが嘘みたいに、
 今は割と落ち着いてる。
 
 多分それは、ここがあたしたち9人……いや、8人か。
 8人のうちの誰かの精神世界なんだって
 とりあえずそういうことになったからだと思う。
 わけわからないところに放り込まれたんなら
 一刻も早く帰りたいけど。っていうか帰るけど!
 8人のうちの誰かの世界なら、
 まあ付き合ってもいいかなって。
 あたしがここにいるのが偶然じゃなくて、
 その誰かに呼ばれたんだとしたら、余計に。そう思う ]

(184) 2021/11/09(Tue) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ あたしのぶっちゃけに路子ちゃんは冷静だった。>>161
 なんで!とか死んじゃ駄目だよー!とか、
 もしかしたら言われるかなって思ってたけど、
 返ってきたのはシンプルな一言だった。

 あたしのその言葉は優しさじゃない。
 自分の命は軽いのに、他の誰かは死んだら嫌だなんて、
 それって単なるエゴでしかない。
 
 あの遺書の送り主があたしじゃなかったとして、
 あたしはその人の事情も
 自殺を考えた経緯も何にも知らないのに
 ただ、死んでほしくないって思うんだ。
 一度死のうとしたことのあるあたしがだよ!
 生きてる方が辛いって死のうとしたくせにだよ!
 自分のこと棚に上げまくり!
 そんなの全然優しくないでしょ ]

(185) 2021/11/09(Tue) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ やっぱりあたしの口の中は苦い。
 そんなあたしに路子ちゃんが次に投げかけた言葉は、
 完全に予想外で、
 あたしは虚をつかれたような顔をしたと思う。
 とん、とあたしを突く指先を見下ろして、瞬きをした ]

 ……あたしが、入れたんじゃ、ないよ。

[ 瞬きをして、考えて。
 笑ったあたしの顔は、ちょっと諦めたみたいな顔。
 そう、選べるなら、あたし入れたりなんかしなかった。
 あたしの中はひめちゃんだけでいっぱい。
 そんなあたしでいられたら、
 あたしは両親から真実を聞くことにはならなかった。
 きっとひめちゃんへの贖罪の気持ちだけを抱えて、
 これからも余生を生きていくはずだった ]

(186) 2021/11/09(Tue) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 路子ちゃんが……みんなが、
 勝手に入ってきたんでしょ。
 もんどーむよーだったよ。

[ あたし、ひめちゃんの他に
 大事なものなんていらなかったのに。
 あたしの都合なんてお構いなしに、勝手にさあ。
 あたしの好きなもの、大事なものになってくれちゃって。
 あたしの人生を楽しくしてくれちゃってさ。
 そんなの……そんなもの、
 あたしには必要ないはずだったのに。

 ぐちゃぐちゃにされて、
 何を信じればいいかわからないあたしの中で、
 そこだけがなんだかあったかいんだよ。
 そんな温もりを貰う資格、あたしにはないのに ]

(187) 2021/11/09(Tue) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 甘やかされっぱなしは、やだなあ。
 路子ちゃんは?
 あたしに甘やかされてくれる?

[ 路子ちゃんは、お気楽だけど頼りになる委員長。
 面倒見がいいのは和歌奈ちゃんってイメージがあるけど、
 あたしは路子ちゃんも面倒見いいと思う。
 だけどさ、路子ちゃんはそうやって
 甘やかそうとしてくれるけど、
 路子ちゃんを甘やかしてくれる人はいるのかな?
 
 そんなのなくてもいいんだよなんて言われたら、
 貸し一つの使いどころ、ここかもね! ]*

(188) 2021/11/09(Tue) 22時半頃

七星拳 ナツミは、メモを貼った。

2021/11/09(Tue) 22時半頃


【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 回想・一寸先は闇な将来 ――

[ 和歌奈ちゃんは笑ってたけど、>>1:412
 やっぱりあたしは宇宙なんてピンと来ない。
 星空を見上げて自分の卑小さを痛感する
 ……なーんてこともない。
 キレーだなー流れ星ないかなーって思うだけだ。

 例えばの話、和歌奈ちゃんが星空に没頭したのが
 逃避のためだったと知ったとしても、
 やっぱりあたし、すごいなーって思ったと思う。
 天文学に逃げ場を見つけようなんて発想、
 やっぱりあたしにはないもんねえ。
 あたしはなんとなしに学校の勉強頑張ってただけだった ]

(205) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ あたしとは違うなあ、って思ったのに、
 続く言葉にあたしは瞬く。
 でも、言われてみれば、確かに。
 天文学をお仕事に結びつけるのは狭き門って感じがする。
 プラネタリウムに就職するとかさ。
 まあそれでも大学で勉強したいことがあるっていうのは
 羨ましいんだけどね。

 口をつぐんだあたしに、和歌奈ちゃんが続けたのは、
 就職の話じゃなく、未来の話。
 和歌奈ちゃんの選んだ言葉があたしは引っかかって、
 つい、尋ねちゃったんだけど ]

 ……そう?そっかー。

[ 考えすぎだったのかな。
 「ひとりになりたい」は
 「独り立ちしたい」だったらしい。>>1:413
 そっかそっかってあたしは頷いたけど、
 でもね、やっぱりちょっとだけ引っかかってた ]

(206) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 「はやくひとりになりたいなあ」>>0:593
 その言葉になんだかすごく心がこもってた気がしたから。
 「家を出たいなあ」でも
 「一人暮らししたいなあ」でもない、
 「ひとりになりたい」
 和歌奈ちゃんがその言葉を選んだことに、
 何か意味がある気がしたから ]

(207) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 面倒見のいい和歌奈ちゃんは、
 相談には乗るよって言ってくれる。>>1:415
 あたし、笑ってお礼を言った。
 まだちょっとべしょっとしてたけど ]

 ありがとー。
 多分、進学するとは思うんだけど、
 やりたいこととか勉強したいことっていうのが
 コレ!っていうのが思いつかなくてさー。
 進路指導室とか行ってみるつもりだけど、
 またアドバイスあったらちょうだいー。

[ 別にあたしは就職でも全然いいんだけど、
 きっと両親はあたしに進学してほしいと思うからさ。
 多分あたしは進学することになるんだろうと思う。
 だけど、どうやって大学を選べばいいのか、
 まださっぱりわかんないんだよね ]

(208) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ へらーっと笑ってたあたしは、
 和歌奈ちゃんが掴まれたと思ったことも、
 掴み返したいと思ったことにも、
 もちろん全然気づいてなかったし、

 心当たりを聞き返されていたとしても、>>1:411
 この時はメールの送り主が9人の中にいるとは
 夢にも思っていなかったものだから、>>1:400
 全然わっかんない!!って返したと思う。
 荒木君に疑問提起された後なら?>>1:437>>5>>6
 みんながいるところだったら、
 すっとぼけたんだろうな。
 じゃあ、和歌奈ちゃんと2人っきりだったら?
 ……どうだろうね? ]*

(209) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 現在・1F教室 ――

[ 入口の方からよく知ってる声がして、>>210
 あたしはナイスタイミング!って振り返った ]

 荒木君!
 ちょーどお呼び出ししようと思ってたとこだったー!
 ……あ。

[ あ、そうだ。今あたしたち血まみれだった。
 ばさばさばさーっと暗幕が落ちていく音に、
 あたし「やっちゃったなー」って顔をする ]

(214) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ どういう状況?って聞かれて>>211
 あたしは路子ちゃんと顔を見合せたと思う。
 えーっと ]

 悲鳴が聞こえて、現場に駆け付けたら、
 日食君にそっくりなマネキンが、
 血だまりでし……倒れてたんだ。
 そのままにはできないから、ここまで運んできたの。

[ 死んでたって言いかけて、なんとなく言い直しちゃった。
 それからもう一回路子ちゃんと顔を見合わせて ]

(216) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 石頭君は日食君を探しに行ったよ。
 ……けどあたしと路子ちゃんは、
 日食君がマネキンになったんだと思ってる。
 暗幕、掛けてあげたくてさ。
 荒木君を呼ぼうと思ってたんだ。
 来てくれて、よかった。

[ クラスメイトがマネキンになったって言われて、
 納得できるもんなのかな?
 でも、そうとしか説明しようがないんだよ! ]*

(217) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ みんなのことは、好き。
 それは認める。もう認めざるを得ない。
 だけどその中に自分を含めることは、
 あたしにはとっても難しい ]

(238) 2021/11/10(Wed) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 少し前・1F教室 ――

[ あたしはといえば、シャワーも校内放送も
 使えると信じて疑ってなかった。>>218
 これで実はシャワーからは水しか出ませんとか
 言われたら泣いちゃう ]

 半数以上で大丈夫っていうのは
 大雑把すぎるんじゃないかなー。

[ 例外はなににでもあるって
 シビアなことを言うかと思ったら、>>219
 半数以上は大丈夫って。
 降水確率50%の時、傘を持ってなかったら
 大体雨が降るような気がするんだけど ]

(239) 2021/11/10(Wed) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 おお、さすが持ってる路子ちゃん。
 そのツキに乗ってもいいかな!

[ 大丈夫って路子ちゃんは言い切った。
 うん、いつぞやのヤマではお世話になったね!
 でもあれは勘じゃなかったと思う!
 信じていい!?信じるからな!? ]

(240) 2021/11/10(Wed) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ あたし、嘘つくの下手なんだ。
 路子ちゃんはそんなのよく知ってるでしょ。
 だから嘘じゃないし、信じていいよ。>>220
 あの時あたしが必死で帰ろうとしたのは、
 ここが得体のしれない場所だって思ったからだもん ]

 えー、あたし、そんなに危なっかしいかなー?

[ 明るくて元気。>>221
 それは、あたしが今までそう振舞ってきたからだ。
 両親をこれ以上心配させないように、
 いじめのターゲットにされないために、
 あたしは明るくて社交的な夏見七星でいようとした。
 演じてた、つもりだった。んだけどなー…… ]

(241) 2021/11/10(Wed) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ でも、もうあたし、わかんないんだ。
 演じてない夏見七星がどんなのか、わかんない。
 本当のあたしってなんだろ?
 もしかしたらとっくに、
 あたしはありのままのあたしだった? ]

(242) 2021/11/10(Wed) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 みんなが、優しいからだよー。
 路子ちゃんも、みんなも。
 優しくてお人よしばっかり。
 
[ あたしだからじゃないよ。みんなだからだよ。
 悪戯っぽく笑う路子ちゃんに>>222
 あたしは唇を尖らせる ]

 隅っこなんてよく言うよー。
 存在感ありまくりのくせに!

[ 路子ちゃんは隅っこにいるようなキャラじゃないでしょ。
 委員長が何を言ってるのやら ]

(243) 2021/11/10(Wed) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ うん、確かにあたしは
 ここがあたしの世界ならいいなって思ってるよ。
 思ってるけど、別に確信があるわけじゃない。
 他の人の世界の可能性だって、
 十二分にあると思ってるよ。
 それこそ、目の前の路子ちゃんの可能性だって。>>223

 この世界があたしの世界なら、
 いなくなってほしくないって
 路子ちゃんが思ってくれるように
 あたしだって、もしこの世界が路子ちゃんの世界なら、
 やっぱりいなくならないでほしいよ。

 あー……ううん、ちょっと違う。
 この世界があたしの世界じゃなくて、
 路子ちゃんの世界でもなくても、それでも、
 やっぱりあたし、路子ちゃんのこと
 甘やかしてあげたいなって思うな ]

(244) 2021/11/10(Wed) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 だーいすきならよかった。
 お互いこんなカッコじゃなかったら
 ハグでもするところなんだけどねー。

[ お話の〆にハグ。
 美しい友情!綺麗にまとまった!ばっちり!
 とはなれない血まみれのあたしたち。
 あらまあ、路子ちゃん、
 血に濡れた手をスカートで拭いちゃったよ。
 情緒もへったくれもない ]

(245) 2021/11/10(Wed) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 え、路子ちゃん、その格好のまま教室に行くの?
 ……って思ったけど、どっちにしろ教室に戻らなきゃ
 着替えがないじゃん……。

[ 日食君のことを書いてくるって言う路子ちゃん。>>224
 その格好で!?ってぎょっとしたけど、
 そもそも着替えなんて体育のジャージくらいしかなくて、
 ジャージは教室だ ]

 それじゃ、とりあえず教室に帰ろっかー。

[ お呼び出しはその後かなあなんて考えてたら、
 カモがネギしょって……じゃなくて、
 荒木君が暗幕を抱えて現れた!
 なんというナイスタイミング! ]*

(246) 2021/11/10(Wed) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 現在・1F教室 ――

 あっ、もしかして心配した?
 心配してくれちゃった?

[ 息を吐く荒木君に>>247
 申し訳ないなあって思うんじゃなくて、
 にやにやと笑いがこみあげてきちゃうのは、
 多分あたしの悪いところなんだと思う。
 いやあ、だってさー、
 普段散々つれない荒木君が心配してくれたとか、
 嬉しくなっちゃっても仕方ないじゃんー ]

 少なくともあたしは見てないなあ。
 校舎の全部を見て回ったわけじゃないけどさ。
 校内放送で呼び出してみる?

[ 荒木君の疑問にそう返事はしたけど、
 その必要はきっとないんだと思う。
 荒木君、なんとなく納得したっぽいし ]

(256) 2021/11/10(Wed) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 んー、なんていうか、
 どんどん現実味がなくなってきたよねー?

[ なんでもありって言葉に相槌を打ちながら、>>248
 暗幕を掛けるのをなんとなく眺めてた。
 マネキンの顔を拭いてあげてる。>>249
 そういうことが自然にできるのって、
 やっぱり優しいよなーって思うんだよね。
 これは冷やかしていいことだとは思わなかったから、
 言わないけど ]

 死ねば帰れるのか、帰ると死んじゃうのか、
 どっちかはわかんないけどね。

[ 路子ちゃんの言葉を思い出して>>159
 あたしはそう補足して。
 卵が先か、鶏が先か、みたいだなって、
 転がってたカラフルな玉子が思い浮かんだ ]

(257) 2021/11/10(Wed) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 なんとなく、だけど。
 ここが文化祭だからかなって。

[ どうしてこのメンバーなんだろう。>>250
 そう考える荒木君は、
 多分自分のことをこの世界の主候補とは
 思ってないんだろうな。
 なんとなくそんな風に思う ]

 メールにも文化祭ってあったし、
 校舎は文化祭だし、
 文化祭っていったらあたしたちじゃない?

[ 3-1の文化祭の主要メンバーはあたしたちだった。
 あたしはそう思ってるし、
 それを否定する人はいないと思う ]

(258) 2021/11/10(Wed) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 もしくはー……
 ただ単にメールの送り主が、来てほしかったんじゃない?
 あたしたちに。

[ あたしがこの世界の主だったら?
 そうだなあ。
 あたしはまだ真実を知らなかった文化祭前に戻りたいって
 願っちゃうかもしれない。
 その時、来てほしいのは?
 やっぱり、ここにいるみんなな気がするな ]**

(259) 2021/11/10(Wed) 01時頃

七星拳 ナツミは、メモを貼った。

2021/11/10(Wed) 01時半頃


七星拳 ナツミは、メモを貼った。

2021/11/10(Wed) 20時半頃




  …………。
  足りないものは埋めたよ。
  ちょっとでも楽しんでもらえるといいなあ。

 



 足りないって私が勝手に思ってるだけだろうって?
 そうかもね。
 


【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 少し前・3-2教室 ――

[ さすが、持ってる路子ちゃんは一味違う。>>269
 信じていいよって言い切られて、
 わかった信じるって頷いた。

 まさか5割でも控えめ申告だったとは
 夢にも思わなかったけど! ]

 ええー。
 だって路子ちゃん、
 追い出しても出てかないでしょー。

[ 憎まれ口をきいちゃったのは、
 優しいって言われたのがくすぐったかったから。>>270
 慣れてないんだよそういうのー! ]

(319) 2021/11/10(Wed) 21時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ マイクを用意したら一曲歌ってくれるのかな?
 歌うのは部屋とワイシャツとわたし?
 よし、ここから帰れたらカラオケ行こう。

 いや、確かに血みどろだけれどさ!
 服で拭くのはやっぱりちょっと抵抗あるよ!
 血みどろのハグじゃ綺麗にまとまった!めでたし!とは
 ならないよ!
 あたし大雑把な方だけど、路子ちゃんほどじゃないかも。
 と思ったんだけど…… ]

 んー。
 どうせ寝る時ジャージに着替えるから
 ジャージでいいや。

[ って言ってしまうあたしもやっぱり大雑把かもしれない ]

(320) 2021/11/10(Wed) 21時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 いや、路子ちゃんはそれでいいかもしれないけどさ!
 みんながびっくりするから早く着替えよ!?

[ 血まみれで徘徊しないでほしい。
 事情を知らないみんながびっくりするよ!
 いや、事情を知ってるあたしでも、
 ばったり会ったらきっとびっくりする。
 やっぱり路子ちゃんの方が大雑把だった ]*

(321) 2021/11/10(Wed) 21時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 現在・3-2教室(>>259続き) ――

 えっ。

[ 路子ちゃんの言葉に思わず声が出た。>>274
 それって、つまり ]

 もう遺書の送り主は自殺を図った後ってこと!?

[ あたしさ、死のうって決意して、遺書書いて、
 みんなに送信したところだって思ってた。
 え、違ったの?
 それってつまり、ここって、この世界の主が
 昏睡状態で見てる夢の中、みたいな場所ってこと? ]

(322) 2021/11/10(Wed) 21時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 だとしたら、いつまでもは続かないよね。
 いつか、終わる。

[ 終わる。
 助かって、意識を取り戻すから終わるのか、
 それとも……命が尽きて、終わってしまうのか、
 それは、わからないけど ]

(323) 2021/11/10(Wed) 21時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 帰ってほしくないから、って路子ちゃんは言う。>>274
 不器用だなあって。>>275
 そう言って、こっちを見る。
 あたしと、荒木君。
 あのメールに、多少なりとも「わかる」って思ってしまう
 あたしたちを、見る ]

 そんなに会いたいなら、
 現実でいくらでも会うのにって思うな。
 ……だけど、「名残惜しい」って思っちゃう気持ちも
 わからないでもない、かも、なあ。

[ あたしにはこの世界の主だっていう自覚はない。
 だけど、この世界の主じゃないって言い切る自信もない。
 だからあたしの返事はふわふわしちゃう。
 あたしが、この世界の主なら。
 お別れしなきゃいけないってわかってても、
 やっぱりちょっと引き留めたくなっちゃうかも。
 ……だけど、そのせいであんな目に遭わせちゃうなら、
 それは……つらい、なあ ]

(324) 2021/11/10(Wed) 21時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 路子ちゃんに甘やかされる荒木君は>>277
 ちょっと見てみたいので、
 うんうんってあたしは頷いておいた ]

 そうそう。
 一緒に路子ちゃんに甘やかされようではないか!
 あっ、あたしにも甘やかしてほしい?

[ うん、怒られそうだからこれくらいでやめとく ]

(325) 2021/11/10(Wed) 21時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 ……そういえば。

[ 路子ちゃんの指摘に瞬いた。>>278
 確かに3-1の教室は文化祭仕様になってない ]

 「ちゃんとやれた」ってメールにあったから、
 やり切れたからもういい、みたいな?
 うーん、でも、思い出のメインだろうに、
 そこだけ再現しないってなんか変だよね……。

[ あたしだったら?
 物足りないって思うと思うんだけどな…… ]

(326) 2021/11/10(Wed) 21時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 保健室のベッドは早い者勝ちらしい。>>279
 それってつまり、性別関係なしってこと?
 性別で部屋分けないのかな?さすが大雑把委員長。
 いや、路子ちゃんは気にしなくても、
 他の人は気にすると思う。主に男子が。
 3-1は女子が強いクラスだからね…… ]

 床だけは避けたい……!

[ 枕が変わると寝られない!なんて言わないけど、
 どこでも寝られるってほど図太くないです委員長! ]*

(327) 2021/11/10(Wed) 21時半頃

七星拳 ナツミは、メモを貼った。

2021/11/10(Wed) 21時半頃


【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 回想・隠し事するあたしたち ――

[ あからさまに悩んでるみたいなこと。>>306
 口にしてもしょうがないこと。
 和歌奈ちゃんがそっと隠したことを、あたしは知らない。

 ……そうだねー。

[ へらってあたしは笑った。きっといつも通りに。
 多少元気がなく見えても、
 なにしろ今はべしょりとしてる。
 きっと違和感はなかったはず ]

(350) 2021/11/10(Wed) 22時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ あたしの人生はあたしだけのもの。>>307
 ……じゃ、ないんだなあ、これが。

 あたしはひめちゃんの分まで生きなきゃいけなくて。
 あたしはひめちゃんへの贖罪のために生きていて。
 あたしは両親を心配させないように生きなきゃいけない。

 そんな、あからさまに悩んでるみたいなこと。
 口にしてもしょうがないこと。
 あたしもそっと隠して、笑う。

 あたしは納得できなくてもいいんだよ。
 両親が納得して、安心してくれる人生を選べたら ]

(351) 2021/11/10(Wed) 22時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 ありがとねー。
 和歌奈ちゃんもさ、和歌奈ちゃんが納得できる将来、
 見つかったらいいねえ。

[ のそのそと顔を上げて、
 あたしはやっぱりへらって笑う。

 将来がわかんないって和歌奈ちゃんも言ってたのに、
 それでも相談に乗ってくれようとする和歌奈ちゃんは
 本当に面倒見がいいよねえ。
 してもらってばっかりで、なんか申し訳ないような
 気がしちゃう ]

(352) 2021/11/10(Wed) 22時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 和歌奈ちゃんもさ、なんかあたしにできそーなことが
 あったら言ってよね!
 今のところ思いつかないけど!

[ なにかあるかな?
 そういえばあたしと和歌奈ちゃんって
 身長はほぼ同じなんだよね。
 影武者とか?無理か!

 そういえば、あたしの好きなこと?>>307
 もし聞かれたら、そうだなあ。
 ……あたしの好きなことって、なんだったっけ? ]*

(353) 2021/11/10(Wed) 22時頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 少し前・3-2教室 ――

[ 怖いから入れないって言う荒木君の言葉に>>334
 荒木君は怖がりさんだねえ、なんて言っちゃったけど、
 本当はあたし、優しいなあって思ったよ。
 それって巻き込むのが怖いってことでしょ。
 寂しいから来て!って思っちゃうあたしより、
 遥かに優しいと思う。
 だけどさあ! ]

(373) 2021/11/10(Wed) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 ひっどー!
 バリケードぶち破って突入してやるからね!
 死ぬ気も失せるくらい大騒ぎしてやるー!

[ 台無し!台無し案件だよこれは!
 優しいなあって思ったのに、
 本気でうざがってない!?>>335
 うざがってるよね!?
 あたし、いつもなら多分マジ凹みするところなんだけど、
 いや今は凹んでる場合じゃないでしょ!って
 うがー!と吠えた。
 こういうところがうるさい?うるさくて上等だよ! ]

(374) 2021/11/10(Wed) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 路子ちゃんは朝ごはんを作ってくれるらしい。>>363
 料理を消し炭に変える才能しかないあたしはもちろん ]

 味見はお任せあれ!

[ 準備からもう一度一緒に作りたいんでしょ?
 それなら、味見係も復活ってことだよね!
 内装?荒木君頑張ってね!! ]*

(375) 2021/11/10(Wed) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 現在・3-1教室→シャワー室へ行きたい ――

[ 3-1の教室に戻ると、そそくさとジャージを確保する。
 路子ちゃんは黒板に伝言を書き始めたけど>>280
 その内容を確認することなく教室を出た。
 なにしろ血まみれだからね!
 血まみれ仕様の夏見を目撃されることは
 みんなの精神衛生上極力避けたい。
 急いであたしはシャワー室へ向かおうとしたんだけど ]

 ……そういえば、

[ 廊下でふと足を止めて、しゃがみこんだ。
 拾うのは卵。ずっと気になってたんだよね。
 なんでこんなものが増えたんだろうって。
 あのメールには親近感を覚えたけど、
 卵は心当たりがない ]

(376) 2021/11/10(Wed) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 ……ハンプティ・ダンプティ。

[ ふと、マザーグースを思い出したのは、
 いつぞや路子ちゃんとそんな話をしたから。>>123

 拾ったのは、白い卵の方。
 血に汚れた手で、カラフルで綺麗な卵に触るのは
 ちょっとだけ気が引けちゃった。それだけの理由。
 どう見ても卵だなあ。
 それ以上でもそれ以下でもないなあ。
 そんなことを考えながら、立ち上がった時だった ]

 「いなくなっちゃえばいいのに」

[ 不意にそんな声が聞こえて、
 それは、昔いやってくらい聞いたことのある言葉で、
 思わずあたし、卵を落としちゃった ]

(377) 2021/11/10(Wed) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 ……あ。

[ 割っちゃった。
 呆然とあたしは足元の割れた卵を見つめた。
 卵の中はからっぽだった。

 しゃべる卵。からっぽの卵。
 そんなの、聞いたことがない。

 ここは現実じゃないってよくわかってたはずだった。
 けど、また思い知らされた感じがする

 ハンプティ・ダンプティ、転がり落ちた ]

(378) 2021/11/10(Wed) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ


 王様のお馬をみんな集めても、
 王様の家来をみんな集めても、
 ハンプティを元には戻せない……。

[ 割れた卵は元に戻らない。
 この校舎の主も、取り返しのつかないこと
 しちゃったのかな? ]

 あたしと、おんなじだねー……。*
 

(379) 2021/11/10(Wed) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― それからのこと ――

[ シャワーを浴びて、ジャージに着替えた。
 明日の着替え?別にジャージのままでよくない?
 って考えたあたしは、果たして路子ちゃんと
 どっちがより無頓着なんだろう。

 全然考えなかったって言ったら嘘になっちゃう。
 この世界は、いつまでもは続かない。>>323
 また帰る人がいるかもしれなくて、
 やっぱりその人は死んだマネキンになるのかもしれない。
 そのお人形を運んだらまた血まみれになるんじゃない?
 そういう。そういうこと。
 なんていうか……我ながら
 どうしようもないこと考えてるよねえ。
 なんて酷い想定だろう ]

(394) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 わっ、すごっ。

[ シャワーを済ませて教室に顔を出してみれば、
 そこは食料の宝庫と化してた>>347 ]

 石頭君、これ1人で運んだの?
 すごくない?ありがとね!
 いっただっきまーっす!

[ あたしはたこ焼き食べよっかな。
 でもフランクフルトも捨てがたいよね。
 デザートはクレープで決まりでしょ!

 日持ちする缶詰は温存した方がいいのかなあって
 思ったけど、ここは現実じゃないんだった。
 食べ物が腐ったりしないかもしれない。
 そもそも、食べ物が腐っちゃうくらい長い間、
 この世界が続くのかもわかんないけど ]

(395) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 購買も使えるって情報があったから、>>348
 購買で歯ブラシを買って歯磨きをした。
 きっと虫歯にもならないんだろうけどね!
 これはエチケットだからね!
 なにより歯磨きしないと口の中がさっぱりしないからね!

 寝る時間になったら、
 あたしは遠慮なく保健室のベッドをひとつ頂戴した。
 みんなが遠慮して誰も使わないとかもったいないし!
 使えるものは使うよ!
 だから残りの3つ、ちゃんと誰か埋めてくれよな!
 保健室で一人で寝るのは嫌だ! ]*

(396) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 次の日の朝。
 あたし、めっちゃ早く目が覚めた。
 枕が変わったら眠れない!とは言わないけど、
 やっぱりちょっと眠りが浅かったみたい。
 窓の外は今日も雪。
 あたしは昨日思った通り、ジャージのまま
 保健室の外に出た ]

(397) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― この世界の主は ――

[ 屋上に行ってみようと思ったのは、
 メールの中に「飛んでいけると思います」って
 書いてあったのを思い出したからだった。>>1:1
 エレベーターに乗って、屋上、Rのボタンを押す。

 小6のあの日、あたしも屋上から飛び降りれば
 いいんじゃないかって思ったんだよね。>>1:100
 ひめちゃんが嫌だって言ったから、
 それはなしになったけど。
 今思えば、飛び降りれば確実に死んじゃうから
 ひめちゃんは嫌だって言ったんだろう。

 遺書を書いたのは、今この校舎にいる誰か。
 あたしだったりしないかなあ?
 あたしだったらいいのになあ ]

(398) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ だってさ、なんとなく、親近感があるんだよ。
 飛ぼうって思ったこともそうだけど、
 あたしも、壊した自覚があるんだ。
 きっと、ひめちゃんを壊してしまったのは、
 あたしだって思う。
 だってさ、自分の命を懸けてまで縛り付けたいなんて、
 どう考えてもおかしいよ。まともじゃないよ。
 そして、ひめちゃんをそんな風にしちゃったのには、
 あたしの方にもそうさせる何かがあったんじゃないの?
 そうじゃないなんてなんで言い切れる?
 壊しちゃったのに、のうのうと生きて、
 贖罪のための人生を、いつの間にか楽しんじゃってる。
 忘れてはいけないひめちゃんのことが、
 あたしの中でどんどん薄くなっていく。
 ねえ、本当にあたし、生きてていいの?
 そんな気持ちはあたしの中に確かに存在してた ]

(399) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ それなのに、あたしの中にはあの日から、
 ひめちゃんを恨む気持ちまであるんだ。
 あたしはひめちゃんを壊した。
 だけど、あたしもひめちゃんに壊された。
 そんな気がするんだよ。

 あたしの中のひめちゃんの輪郭は、
 どんどん淡く、薄くなっていくのに、
 そのことを申し訳ないと思うのに、
 同時に雁字搦めにされてる気もする。
 ひめちゃんに支配されてるような気がする。
 ひめちゃんはもういないのに、
 今もあたしは、ひめちゃんにぐちゃぐちゃにされてる。
 そんな気がするんだよ ]

(400) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 ……ああ。

[ チンって音が鳴って、エレベーターが止まる。
 エレベーターの扉が開いて、足を踏み出せば、
 屋上の重い鉄製の扉の前。
 小さな人影を見つけて、あたしは呻いた。
 そこから先へは行かせまいとするように、
 扉の前を陣取っているのは ]

 ひめちゃん。

[ あたしの、たったひとりの親友。
 ずっとそう思ってた、垂澤姫乃だった ]

(401) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 一歩。また一歩。
 踏みしめるように、あたしはひめちゃんに近づいていく ]

 久しぶりだね、ひめちゃん。

 「そんなことないわ。ずっと一緒にいたもん」

[ あたしの言葉に、ひめちゃんは返事する。
 だけどその声は、機械を通したみたいな
 人工的な声だった。
 よくテレビで見る、音声は変えてありますっていうやつ。
 だって、あたしはもう、
 ひめちゃんの声を忘れてしまったから ]

(402) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 ううん。久しぶり、だよ。

[ あたしは首を横に振る。
 多分、あたしはひめちゃんに言い逆らったことなんか、
 今まで一度もなかったと思う。
 だってあたしにはひめちゃんしかいなかったもん。
 あたしはたったひとりの親友に、
 全力で依存して、縋りついてた。
 だからこれは、初めての反抗だったかもしれない ]

(403) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 ごめんね。
 あたし、ずーっとひめちゃんのことだけを考えて
 生きてくつもりだったのに。
 でも、できなかった。

[ ごめんねって言いながら。
 申し訳なさそうに眉を下げながら。
 本当にそう思いながら、でもどこかで、
 愉快な気持ちがなかったって言ったら嘘になる。
 ひめちゃんの思惑通りにいかなくてごめんね?って
 あたしちょっと、いい気味だって思ってる。
 だってあたしはひめちゃんにぐちゃぐちゃにされたから ]

(404) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 「ひどい。ひめ、ななちゃんのためにしんだのに」

[ ひめちゃんがあたしを詰るようなことを言うのも、
 多分初めてだった。
 ひめちゃんはいつもあたしのことを全力で肯定して、
 めちゃくちゃに甘やかしてくれた。
 そうやってあたしを飼いならして、
 依存させてたんだよね?
 だから、あたしは首を横に振る ]

(405) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 違うでしょ?
 ひめちゃんが死んだのは、あたしの為じゃない。
 自分の為でしょ。

[ あたしの中に、ひめちゃんの存在を焼き付けるために。
 あたしの人生を縛って、支配するために。
 そのために、ひめちゃんは自分の命を使った。
 それは、あたしの為じゃない。ひめちゃん自身の為だ。
 狂ってると思う。
 狂わせたのは、あたし? ]

(406) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 だけどね、あたし、馬鹿だからさ。
 もうひめちゃんの顔も思い出せないんだ。

[ ごめんね、ってあたしはもう一度ひめちゃんに謝った。
 ひめちゃんとの距離は、もうたったの3歩分くらい。
 それなのに、あたしにはひめちゃんの顔が見えない。
 もやがかかったように、顔の部分だけぼんやりしてる。
 だってあたしは、ひめちゃんの顔を忘れてしまったから ]

 「だったら、もう、しんじゃおう?」

[ 謝るあたしにひめちゃんは言う。
 甘やかすみたいに。歌うみたいに。
 やっぱりそれは、機械音声だったけど ]

(407) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 「しんじゃったらもう、これ以上いらないものは
  入ってこないでしょ?
  だからね?ななちゃん、しんで?」

[ いいでしょ?ってひめちゃんは言う ]

 「だってひめは、しんであげたよね?
  だったら今度はななちゃんの番でしょ?」

[ ほら、って指差されて振り返って見上げれば、
 あたしの真後ろに、いつの間にかひもが下がってた。
 輪っかになったひもが。
 ご丁寧に踏み台まで用意してある。
 そんなの、一瞬前まで絶対なかったのにね ]

(408) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 そっか……そうだねぇ……。

[ あたしはまじまじとひもを見る。
 そのひもには、見覚えがあった。
 きっとあの時のと同じやつだ。
 だけど見たところ、切れ目が入ってるようには見えない。
 そりゃそうだよね。今回のひめちゃんには、
 あたしを生かす理由がない。

 終わりにできるなら、それでいっか。
 あたし、そんなことを思う。
 終わりにしちゃえば、あたしももう、
 これ以上ぐちゃぐちゃにならずに済む。
 ひめちゃんが死んで、あたしも死んで、
 これでお相子。イーブンで、ご破算。
 それでいいじゃない?いいよね? ]

(409) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


[ あたし、「いいよ」って言おうとした。
 いいよ、わかったよ。これでおしまいにしよう ]
 

(410) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 ……………………やだ。

[ ――――――――――――――――――――あれ? ]

(411) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ あれ、あたし、今なんて言った?
 いいよって言って、全部終わらせるんだよね?
 だってあたしはもう、
 これ以上ぐちゃぐちゃになりたくなくて、
 だから ]

(412) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 ……やだ。あたし、死にたくない。
 あたし、友達がいるんだ。大事なものがあるんだ。
 「死んで」じゃなくて「いなくならないでほしい」って
 言ってくれる友達がいるんだよ。
 だから、やだ。
 死にたくない。

[ あたし、ぐちゃぐちゃなのに。
 そんな自分にうんざりなのにさあ! 
 もんどーむよーで入ってきたみんなが、
 あたしのどこかをあっためるから。>>187
 だから……だから、
 あたし、死にたくない。
 死にたく、なかった ]

(413) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ ああ……そっか。
 あたし、やっとわかった。
 この世界の主はあたしじゃない。
 あたしじゃなかったんだ ]

(414) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 「そんなの、許さない」

[ ――――だけど。
 ひめちゃんがそう言った途端、体が動かなくなった ]

(415) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 「ななちゃんにはそんなもの、いらないの。
  ななちゃんには、ひめがいればいいの」

[ 動かなかった体が、勝手に動きだす。
 は!?え!?やだ!
 よいしょって足が勝手に踏み台に上った。
 目の前の輪っかに首を通す。
 やだ!やだってば! ]

 「大丈夫よ。だって一回やったことがあるでしょ?」

[ やだ!そんなことない!あたし死にたくないんだってば!
 ひめちゃんの声を否定したくて、
 必死に首を横に振ろうとするけど、
 やっぱり体はあたしのいうことを聞いてくれない。
 声も出せない ]

(416) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ タン、とあたしの足が勝手に踏み台を蹴り倒す。
 体が宙に浮いて、
 一瞬後、ぐっと首にあたしの全体重が乗った。
 息ができなくて、
 苦しくて、
 気が、遠くなって、

 ――――――ブツッ!

 突然。ひもが、切れた。
 あたしは床に叩きつけられる ]

(417) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 げほげほげほっ!

[ 突然酸素が体に入ってきて、あたしは盛大に咳き込んだ。
 必死に酸素を吸い込む。
 だけど、自由になるのはやっぱりそれだけだった ]

 「あ、そっかあ。
  ななちゃん、重くなっちゃったもんねえ」

[ のんびりした声が近づいてくる。
 ああ……そっか。
 小学生の体重を支えられたひもは、
 高校生の体重には耐えられなかったか。
 って、あたし本来は高校生ですらないんだ。
 本当はもう19歳だもん ]

(418) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 「仕方ないからひめがやってあげるね」

[ 仰向けに転がされた。そしてあたしに影が差す。
 あたしの顔を覗き込むひめちゃんの顔は、
 やっぱりもやがかかって見えない。
 ひめちゃんが両手を伸ばしてきて、
 ぐっとあたしの首を絞めた。
 体重をかけて、全力であたしを絞め殺そうとする。
 体を床に叩きつけられて、酸欠で、
 やっぱり体はぴくりとも動かせなくて。
 あたしはただ、見てることしかできなかった。
 ちょっと涙が出てきたけど、
 それがどういう涙だったのか、自分でもわからない ]

(419) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ ひめちゃん。
 忘れちゃって、ごめんね。
 最後にそれだけ言いたかったけど、
 その言葉にだけは「ざまあみろ」なんて気持ちは
 ひとかけらもなかったんだけど、
 やっぱり声も出せなかった。
 かろうじてごめんねって動かした唇、
 ひめちゃんには読み取れたかなあ? ]

(420) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


   [ ひめちゃんは、あたしのすべてでした ]
 

(421) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ ひめちゃんは、あたしのたったひとりの親友で、
 ひめちゃんの分まで、あたしは生きなきゃいけなくて、
 あたしは一生、ひめちゃんのことを胸に、
 生きていくんだと思っていました ]

(422) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


    [ 本当に、そう思っていたんだよ ]
 

(423) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


   [ ねえ、ひめちゃんの思惑通りだった? ]
 

(424) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ でも、人は忘れてしまう生き物なんだ。
 本人の意志とは関係なく。
 指の隙間から砂粒が零れ落ちてくみたいに、
 少しずつ少しずつ、
 あたしの中から思い出が零れ落ちていく。
 そこだけは、ひめちゃんも計算外だったかもしれないね。
 ごめんね ]

(425) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ でもね、あたしは、それでも。
 真実を知った今でもね、
 ひめちゃんのこと、嫌いになりきれないんだ。
 やっぱりあたしはひめちゃんがすきだよ ]

(426) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ ――――ああ。でももう、
 ひめちゃんはあたしのすべてとは、言えないなあ。
 今のあたしにはひめちゃん以外にも、
 大切にしたいものがある。
 好きな人たちがいる。
 そしてね、その中には、
 この校舎の主さん、あなたのことも、きっと、

            ――――――…………きっ、と ]

(427) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ ――――――――――――――――――――――――― ]

(428) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― AM8:50 ――

[ 屋上の扉の前に、一体のマネキンが転がっている。
 全身をぶつけた跡があり、髪は乱れ、
 首には小さな指に絞められたような跡がついている。 
 顔には涙の跡のようなものもあるが、
 その表情は、どこか笑っているようにも見える ]**

(429) 2021/11/10(Wed) 23時半頃

七星拳 ナツミは、メモを貼った。

2021/11/10(Wed) 23時半頃


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