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君を愛し僕は、人生初めて生きたいと願った。 生に焦がれた。 なんとしても幸せになりたいと、 天に祈った。
僕の最愛、唯一無二。 君だけを愛してる。
ーー君と生きたかったよ、コウ。
(233) 2023/11/13(Mon) 21時頃
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ーー僕の部屋ーー
彼の言葉に僕は今更落胆はしない。判っていたことだから。 心臓の意味までは理解はしていないが、望んだ答えが得られないなら結果は同じだ。
でも、愛してるとか好きという言葉を、結ばれる事がない関係で聞き流せるほど僕は強くはなかった。
眼を臥せて、見ないようにするしかない。 僕らは決して交わらないのだと言う事実から。
二度目のキスの際、彼の反応がやや変化したことに僕は気付く。抵抗がないのは同じだが、彼は何処かーー。
唇を離した際に赤みが差す頬を見る。殴られて腫れているにも関わらず、その朱は白磁の肌に引き立ち、まるで秋の紅葉を思わせる美しさでーー見惚れる。
怪我した顔に美を見出だすなど異常だ。でもそれだけ僕は彼が好きなのだ。
(234) 2023/11/13(Mon) 21時頃
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ちらと下に視線を向けた際、彼の男性自身が緩く鎌首をもたげているように見えたのは気のせいか?
彼は当たり前に口に押し付けられたものを拒絶した。 僕が指輪を奪ったのは、いじめっ子みたいな気持ちと、彼の想いを試すためだ。
そんなのいらないって言われたら、愛してるも好きも嘘だとわかるから僕は、楽になれるんだ。
ない所に希望を見出だすのが一番辛いのだから。
ところが、彼は僕の予想外に騒ぎ立てた。
「……ッ、コウ?!」
なんで泣き出す?!やだやだと玩具を取り上げられて泣く子供みたいな彼に僕は気圧される。
その必死さ、火がついたみたいな喚きと嘆きに冷徹を貫く事が出来ない。
(235) 2023/11/13(Mon) 21時頃
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「違うよッちゃんとすれば返すって言ってるじゃないかッ 奉仕だよ、奉仕ッ」
子供同士の言い合いみたいになる。 馬鹿馬鹿と責め立てられた僕は眉尻を下げ困惑を深める。
そんなに大事なの?! なら、僕の事ーー
だから僕はポツリと漏らしたのだ。
君がいい、と。
愛して欲しい。それはーー それは僕がずっと求めてきた根幹だ。
ただ、彼の反応はまた、なんとも言えないものだった。
彼は言葉の裏と言うものをいつも全く読まない。まんまの意味を飲み込み、すぐに喜ぶ。
(236) 2023/11/13(Mon) 21時頃
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なんで普段はあんなに頭がいいのにたまに赤ちゃん返りみたいになるんだ!
……可愛い。
違うだろ!剥き出しで怒張した性器を口に押し付けながら考える事じゃない。
そうだけど、こんなのどうしろと?!
思わず僕が脳内ボケ突っ込みに夢中になっていると、彼は聞き返してきた。
僕は彼を陵辱しようとしている。花嫁だ初夜だとプレイめいたことに興じ、乱暴で残虐に徹しなければ壊すなんて出来ない。
弱虫でウジ虫な僕は。 強がり、自分を鼓舞してやってきたが、彼の前にそれが崩れていく。
「……君が、いーーあッ」
答えようとしたのだ、僕は。 だけど彼はもう子供みたいではなかった。
(237) 2023/11/13(Mon) 21時頃
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彼が言った言葉の意味が、快楽の上を上滑りする。
柔らかでぬるりとした肉はふっくらした唇。それが根元を咥え締め付けている。
押し寄せる怒涛の快感に全身が震えた。
「は、ッーー……」
駄目だ蕩ける。雨竜先輩はしてくれなかった行為だ。僕は腰を捩って息を荒げた。
ーー彼は言った。自分が死んだら死んでくれと。 勿論それは自殺ではなく、パイロットとして死ねという意味だろう。
コックピットでもみんなが言っていた。
(238) 2023/11/13(Mon) 21時頃
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頑張れ!(頑張って死ね) ありがとう!(死んでくれて)
死ね死ね死ね死ね死ね。 地球のために、みんなのために。
お国のために万歳。 立派だね!
嗚呼やっぱり彼は僕と。 ーーいや、みんなと僕は違うんだ。
でも、彼は自身の死を掛けて言っているのだから。 そこまで彼が、僕を殺してみんなを救いたいなら。
「待って、待ってコウ。 止めて。止めて良い。」
奉仕を、という意味だ。 このまま快楽に沈んだら有耶無耶になる。
(239) 2023/11/13(Mon) 21時頃
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僕は僕の意思で答えたかったから、行為を中断させて言った。
「……良いよ、それで。」
君が僕より地球やみんなが大切でも。
「君を殺して、僕も死ぬ。
パイロット席という死刑台で、散ってやる。 ……一緒に死のう、コウ。それでいいんだろ?」
僕は微笑んで彼の頭を撫でた。 殴ったり引き倒したりしたから綺麗な髪がボサボサだ。
彼は僕のイチモツを咥えてどうしたらいい?みたいに上目遣いで見つめてるから。
「指輪、返すよ。君にあげたものだからーーほら。死ぬまで付けといて。」
そう言い、指輪をベッドの上、彼の肩口の上あたりに落とす。
(240) 2023/11/13(Mon) 21時頃
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そして彼の口から陰茎を引き抜いた。
「コウ、君は言ったね。僕に抱かれたら死ぬんだと。
ーー死んで。
僕の腕の中で。 僕に犯されながら。
僕と繋がり、1つになりーーセックスして、死んで。」
僕の言葉の意味を彼は理解するだろうか。*
(241) 2023/11/13(Mon) 21時頃
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──if・珊瑚と>>225──
彼女が自宅で料理中であり、すぐ傍に想い人である大和がいるなんて僕はまるで知らない。
合宿中の様子だけでは二人の関係を察する事は出来なかったし、どんぐりワゴン内でもそんなイチャイチャは多分なかったはずだ。
もし二人がそんな関係なのを聞いたなら、諸手を挙げて祝福する。ただそれはーー僕らがパイロットになるなんて運命になければ、だ。
もし僕らが全員死ぬのなら、それはむしろ悲劇でしかない。 愛し合って結ばれたのに、直ぐ様死に引き裂かれるなど。
ともかく僕はまだ彼女と大和の事情は知らない、現段階。
(242) 2023/11/13(Mon) 21時半頃
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「覚悟ーー珊瑚待ってよ、死ぬ、覚悟だよ? 僕らはまだ高校生だよ? 人生半ばまでも生きていない。 君がーー君やコウみたいな人間が死ぬなんて、駄目だろ!」
こういう言い方なのは、この段階僕自身はまだ康生に対する恋心が確定しておらず、告白もしていないからだ。
むしろ無理やりキスをし康生を病院送りにした最低野郎だから(※ついでにお漏らしもした)僕なんて死んだ方が良いわけで。
とはいえ、騙された形でワケもわからない敵と闘い死ぬなんて簡単には受け入れられないが。
「珊瑚、諦めたら駄目だ。あんな契約なんか破棄しよう! クーリングオフとか出来ないかかな?」
馬鹿な事を口走る僕。 しかし、まだ様々な情報が足りないから仕方ない。
(243) 2023/11/13(Mon) 21時半頃
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「君は……君が死ぬなんて、絶対駄目だ。
もしパイロットの交代が出来るなら、僕が死んだ方がましだよ……。
君が死んだらみんなが悲しむ。」
彼女の決意は立派だ。康生も珊瑚も、何故こんなに光輝いているんだろう、強いのだろう。
僕は、そんな二人を失いたくなくてそう言った。 だがーー彼女がパイロットとなるなら僕は、止めることは出来ないのだ。 今はまだ、それを知らないけれど。*
(244) 2023/11/13(Mon) 21時半頃
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──if・大和くんと──
味はしなかった──けど。 >>229本当に美味しそうに大和くんが食べてくれるから。 だから、少しだけ味が戻った。笑顔になれた。よかった、と思えた。 思えてしまった。
思えてしまったから、また味がしなくなる。 ──私は救われちゃいけないのに。
「それなら毎日食べに来る? この騒動が毎回近所で起きるんなら 父さんの仕事、無くなりそうにないし…。 多分、鉢合わせることも無いもの。 鉢合わせたとしても、仲良い男子って言えば 多分大丈夫だから。」
(245) 2023/11/13(Mon) 22時頃
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──大和くんがそう望んでくれるならそうしたい。 そんな気持ちが私にあった。 それが、私が唯一望むことで、唯一の贖罪…かも知れない。 彼を巻き込んでしまったことと。そして。
「ね。大和くん。 ──宇宙が消滅しちゃうまで、そうしない?」
穏やかな顔でそう提案する私は、何かズレてるんだろうか。
だって。 私には戦う理由が、見つからない。 戦ったとして勝てるビジョンが見えない。 私が死んでしまう世界に。
私は価値を見出せてなかった。**
(246) 2023/11/13(Mon) 22時頃
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