人狼議事


23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。

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ああ、そんなんあったな。

[自身もポッケから、黄緑の石]

いるか?

[石の意味とか知らないけれど
 でも]

じゃ、もう、物騒なことは考えるなよ。

[そして、部屋を出ていくだろう]**


[学校は去年のうちに休学届を出していること、学年の扱いが実際どうなっているのかは実は不明なこと、このまま退学をしようと思っていることなどを他の他愛ない情報と共に告げて、それで名残惜しい時間は過ぎていってしまった。

差し出された黄緑の石に、小さく息を呑む。]

うん。頂戴。

[握り込んで、押された念には苦笑で頷く。
軋んで閉じた部屋の扉の、錆のかたちをすっかり覚えてしまうくらいの間、そのままの姿勢でいた。




翌日、夜を待って、一本の電話を掛ける。
規則的に鳴り続ける呼び出し音は、少しだけ心臓の音に似ていた。]**


【人】 ラプター ニジノ

――11月XX日/新横浜スケート会場 選手控室――

 わざわざごめんね、急な日程で。

[出場選手でごった返す一室、鏡の中の自分を確かめながら、傍らの幼馴染に詫びる。
 彼女は昨晩の帰国直後から、この日のためにデザインした衣装のサイズ合わせをしてくれていた。
 前シーズンと似たシルエットの衣装は、椿と情熱をイメージした華やかな花紅色。首元のチョーカーには、クルーエル社からの大粒のタンザナイト。少し伸びた髪はまた頭頂部で小さなお団子にして、半日後には枯れるだろう紅の椿の生花を飾って。]

 〜〜〜〜試合じゃないのに、
 めっちゃ緊張するぅ。

[足踏みしながら両頬をぺちぺち叩いては、化粧が崩れると窘められる。
 何度も靴紐を結び直し、タイツに隠れた鷹羽と桜のタトゥーを押さえてスケートの神様に願掛けを。舞台用のくっきりしたルージュを小指でなぞって、準備は万端だ。]

(350) りしあ 2023/05/05(Fri) 13時半頃

【人】 ラプター ニジノ

[連盟主催の公式試合ではなく、参加費を払って滑らせて貰う形式の小さな会場。観覧席も千円程度で、大抵は選手の家族や友達ばかり。応援のバナーなんて恥ずかしい規模だけれど、その分リンクから客席の顔も判別できる。]

 「選手のみなさんは、練習を始めてください――」

[会場のアナウンスで、まずは六人六分間の練習。フェンスを越える瞬間、また足元から恐怖と緊張が迫り上がってくるけれど。客席に見知った顔を認めたなら、誇らしく堂々と煌めく銀刃で踏み出せる。
 ――ワカナさんはちょっと、アイドルのライヴと勘違いした風体をしている。スケート観戦の定番はサイリウムでなくカイロと国旗。タオルや団扇はまあ許容範囲かな。**]

(352) りしあ 2023/05/05(Fri) 13時半頃

[それから、どれくらいか後]

------- -------

(おい、電話かかってるぞ?)

(ああ、いいんす、これは出なくて)

[免許を取得し、車の運転をしている。
 ぴっちり着込んだスーツの内ポケットが震える。
 電話だとわかれば、横の兄貴が、こちらを向いて指摘するから、
 いつものように答えた]

(なんだ?女か?)

(まあ、・・・・そんなとこっス)


[あれから、結局は、母親の縁で、
 この界隈を仕切る親父の世話になることになる。
 でも、こんなガキ一人に、なんで、そこまで執着するのか。

 夜の蝶ジェニファーの謎が絡む話となるが、
 それは、また、別の物語だ。

 今は、改めて、組の構成員として、
 日々、勉強や仕事をしている。

 そして、電話は2台。
 その、古い電話に登録されてる番号は、もう一つだけだけど。
 着信履歴だけ。

 いつまで、鳴るかは、わからない。
 そのうち、きっと、鳴らなくなるだろう。

 鳴らなくなったら、

 完全に捨てられるな、と]**


 う、うん? そーなんだ?

[おイタの成功に北叟笑んで、能天気に頷いていられたのは、最高の相棒、まで。
 こういう時の声や手つきが、必要以上に甘くて。急に相手が年上なことや、異性であることを意識させられるから。ペースが乱されて悔しいやら、ひっくるめてもどかしいやら。]

 …………大和のくせに、大和のくせにー。

[主導権が諦めきれず、てしてし胸板を叩いて反意を示すことしばし。梳る指の心地よさに抗えず、目蓋を閉じてその体温に身を預けた。**]


─ 数年後 ─

[今思い返しても勉強漬けの日々だった。
本来ならば高校の最終学年度を収めていた筈の年は特に狂気の沙汰だったろう。ほぼ丸一年を使ったとはいえ、高校の就業課程全てを浚いながら高等学校卒業程度認定試験、平行して大学受験までをこなしたのは我ながらやり過ぎだった。

合格後は休む暇もなく司法試験対策(規定は緩くなっていたとはいえ)、資格を取得してからも修習、インターン、ローからの同期との情報交換という名の飲み会の頻度も酷かった。お陰で筋肉が若干落ちてしまった。学閥絡みの検察への引き込みから逃げ切れたのは奇跡のようなものだった。

何はともあれ。
今日、こうして無事に弁護士として正式に雇用されることが出来た感慨は十二分に深いものだった。

希望通りの、アンダーグラウンドに強みを持つ事務所だ。]


[誰かの荷を背負いがちだと指摘されたのはいつのことだったろうか。その特性を歪みなく発揮出来る分野でもあり、また一般的な倫理観から離れたところに在る自分には向いていると自然に思えたのがこの仕事である。

或いは、再びあいつに出会えたとして、あいつがどんな環境に身を置いていたとしても助けてやれる、そんな思考がなかったとは言わないのだが。]

まずは陳述書の清書ね。
はいはい、どんな下働きもしますよーっと。

[あれから数年、不定期に掛け続けた電話は、未だにコール音を響かせてくれている。その声が聴けることはなかったが、途切れずにいてくれることが嬉しかった。

いつか投げられた問い掛けを思い出す。今ならば真っ直ぐに答えられる気がしているのだ。一度限りの夜について、俺の、感じたことの全てを。


背広の胸ポケットには、唯ひとつの石が収まっている。]**


【人】 ラプター ニジノ

――11月XX日/新横浜スケート会場――

[練習中に跳んだジャンプは、10回中10回が決まった。
 自分の滑走順を待つ間、ちらちらと客席を窺って。大丈夫、と言い聞かせる。未だ全盛期には及ばずとも、彼らを魅せてその恩に報いたい。]

 「プログラム3番 鷹羽虹乃 『花から花へ』――」

[コールとともに単身リンクへ飛び出して行く。嗚呼、再びこの真白い舞台の中央に立てる幸せときたら!
 浴びる視線に好奇や侮蔑が混じれど、そうでない彼らの暖かな激励だけ、感じていればいい。]

(397) りしあ 2023/05/05(Fri) 21時頃

【人】 ラプター ニジノ

[演目は勿論、『È strano Sempre libera』

 スローなヴィオレッタの独唱は試合向けのプログラムではない。ただ決められたエレメンツを完璧にこなすだけだった去年よりは、ゆったりと情感たっぷりに滑りあげる。

 ――本当の愛は、私に不幸を齎すものなの?
 ――悩める心よ、どう解決すれば?

 トップスピードもジャンプの高さも難易度も、拙く劣ってしまっても。恋人を想い憂う表情が、空を抱く指先が、ヴィオレッタの苦悩と欣幸を描き出す。戯れの快楽の中に、たった一つの愛を信じて。

 接がれた翼で氷を蹴る。丸く広がる裳裾は、まるで一瞬椿の花が咲いたように。]

(398) りしあ 2023/05/05(Fri) 21時頃

【人】 ラプター ニジノ

[伸びやかなスケーティングの一足一足を、彼らに捧げよう。
 ダブルアクセル、
   いつもモニタの向こうから見守り、今も応援してくれているワカナさんへ。
 得意の片手を上げたトリプルフリップ、
   LINEで励まし寄り添ってくれた野々花と、隣で支える柊へ。
 スパイラルステップシークェンスから、羽搏くイーグル、
   儚くも強くて、自分より相手を大事にできる沙羅と、沢山世話を焼いてくれた桐野へ。
 途中サルコゥの着氷が乱れて上体が傾いても、すぐに笑顔で持ち直す。
 大きく三度脚を振り上げるフライングバタフライ、
   滑れない心的外傷を払拭するキッカケをくれた鮫島へ。
 キャメルスピンからドーナツポジションに、
   帰還後暫しの共闘を経たキルへ。

 ――楽しむの、そう楽しめばいい。
 ――快楽の渦の中で死んでいく。

 打ち拉がれても、自由を求め心を飛ばすヴィオレッタ。
 自身の経験だけでなく、見守ってきた諸々も多分に含まれていた。恋する姿はいつだって、キラキラ輝いて美しい。]

(399) りしあ 2023/05/05(Fri) 21時頃

【人】 ラプター ニジノ



[その狂おしいほどの情愛で、
  焦がれる心で、
     リンクの氷をも溶かさんと。]

 

(400) りしあ 2023/05/05(Fri) 21時頃

【人】 ラプター ニジノ

[最後のオイラーからの三回転ループが決まれば、ホッと安堵が浮かぶ。

 ――その愛の鼓動は世界をときめきで満たす。
 ――神秘的で、誇り高く、心に苦しみと喜びを齎すもの。


 拍手の聞こえる中、ラストは跪いて椿の髪飾りを手に、今は届かぬ彼の人へ捧ぐ――。

 全力で滑りきったその瞬間、周囲の音が消えてしまったかのように錯覚する。二呼吸して、動悸と興奮、目眩と疲労がどっと押し寄せてきた。
 ずっと諦めきれなかったこの場所に、還ってこれた。氷の上に、熱い滴がはたはたと落ちていく。]

(401) りしあ 2023/05/05(Fri) 21時頃

【人】 ラプター ニジノ



[今更慄く足を引きずって、万感の想いをこめた礼を。"願い"を見届けてくれた一人一人に感謝を。
 フェンスに越しに幼馴染から花束を受け取って、客席に大きく手を振った。**]

(402) りしあ 2023/05/05(Fri) 21時頃

ニジノは、ワカナの元へ滑り行き、ぎゅーーーーっとハグした。

りしあ 2023/05/05(Fri) 21時頃


ニジノは、ワカナにチークtoチークもサービスサービスぅ!

りしあ 2023/05/05(Fri) 21時頃





🍊




 


おまえ、
大体、なんで、こんなとこいんの?


さっさと、こんなとことの関わりは絶っちまえ


お前がそうするなら、
そうしてもいいけど?


は?
俺はここから抜けられねえよ。

[じろ]


だったら、俺もです。

[にこ]


→×6〒+÷°39〒5+→#


[なんだか、わなわなしてる]


心配せずとも、
その為にずっと下積みして来ましたから。

若頭は何も憂うことなく、
お仕事をこなしてくだされば構いませんよ。


というか、
もっかいきくわ。


なんで、こんなとこにいる?


…………。


言ったでしょ。
また会いたいって。


会ってどうすんの?


ニジノは、ワカナから紫の薔薇の花束を受け取った(確定描写!)

りしあ 2023/05/05(Fri) 23時半頃


口説こうと思って。


俺からもひとつ訊いていい?

電話、
なんで捨てなかったの。


はあ?


まだ、ヤりたりねえのか?
つか、お前、そんなナリで、金も持ってるなら、
いくらでも誰でも抱けるだろ。



電話は、
うるせえな。こっちの勝手だろ。


足りないね。

欲しいのは、
お前だけなんで。


・・・・はあ?!



[絶句]


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