27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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――帰還後:大学構内
私も自覚したのは最近で、
それに田端先輩が私を 一後輩として見ているのは分かっていたので 伝えるつもりはなかった、です。 [彼女が意外に思うことは何ら不思議ではない。 これまで色気のある話も空気も接触もなかった。 田端が色事の煩わしさを厭っていたことを 銀は本能的に悟っていたし、 銀は現実世界におけるその手の事案とは縁がない人間だ。]
…………お兄さん。
[田端の話に耳を傾ける。 端的に伝えられる乱暴の意味は察せても、 ちょっとした口喧嘩程度しかない平和な家庭で 育った銀に推し量ることしかできない。]
(167) yunamagi 2023/08/07(Mon) 11時半頃
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[夢の中、悪夢のかたちで田端を襲うことになった因は。 それでも、彼女を決定的に壊すことは 出来なかったのだと思う。 助けを求めることができなくて、苦しんで、時に諦念してそれでも。 銀の知る彼女は、決して大切な部分を譲り渡すことなく 田端自身でその場に立っていたから。]
えっ ……あっ、はい。 い、一生……?
["信頼できる相手"その言葉に弾かれたよう肩が跳ねる。 咄嗟に浮かんだのは恋人? という単語だ。 式の際、出来る限り新郎新婦に注視するよう 心掛けていたものの視界に入る光景はあった。]
(168) yunamagi 2023/08/07(Mon) 11時半頃
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[元より絵画に恋する人間だ。 年齢・性別・美醜はもちろん、人外の存在だとしても 障害になるという考えは銀にはない。 では大丈夫、という問いはどういう意味だろう。]
先輩に信頼できる相手がいらっしゃるのは 良いことかと。 離れない……、田端先輩はその状況を 受け入れているんですよね?
それなら……。
[思案する。 悪しきものではなくて、彼女を守護する存在なら。 そして彼女がそれを望むなら、 銀に否ということはできないのだが。]
(169) yunamagi 2023/08/07(Mon) 11時半頃
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私の心配より、田端先輩の気持ちでいいんですよ。
[少し表情を和らげる。]
……でも、大丈夫ではないと言ったら、 私の手を取ってくれますか?
[気のせいだろうか、僅かに照れているような反応は。 手を差し出して、彼女のおもてを見上げた。*]
(170) yunamagi 2023/08/07(Mon) 11時半頃
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――病院2F/休憩スペース――
[結婚式の――メグココちゃんの死の、 余韻も冷めやらぬまま。
夢から醒めれば当然右掌はズキズキ痛んで、 それがオレなりのメグココちゃんを悼む心の 傷みと重なるようだった。]
(171) りしあ 2023/08/07(Mon) 12時半頃
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『本人には別に構わないって言われたんで 後は遺族の説得だけかと思ってました。 そんなに変ですか、骨でカップ焼くの。
夢の結婚式を見たから、トサカ先輩に 渡すつもりなんだけど、
……なんかオレ、普通の人と 感覚ズレてるってよく言われるんで 不安になってきたな……。 タバたん先輩的にはナシなやつです??』
[左手でのろのろとスマホを操作し、>>45返信する。 それから、忘れぬ内にと右手を酷使して デザイン画を纏めあげる。 メグココちゃんのカップと、トサカ先輩のカフェオレボゥルと。 大きさは差があるけど、相似形のシルエット。 互いにソーサーを交換しても使える仕様にして。]
(172) りしあ 2023/08/07(Mon) 12時半頃
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[キリがいいところまで描けたら、 ぐるんと肩を回してから病室に戻った。
余計な負傷を増やして医師にこってり怒られた後、 外科で処置をして貰った右手。 メグココちゃんの葬儀の頃には、 自由に動かせるようになっているだろう。**]
(173) りしあ 2023/08/07(Mon) 12時半頃
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ニトカは、ログの海に沈んでいった
cunnon 2023/08/07(Mon) 13時頃
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――病院/207号室―― ――続・ニトちゃん整形疑惑――
……さすがにもう、見れないか。
[包帯の巻かれた右手では、 鉛筆を握っても不自然な線しか引けない。 デザインは諦めて、寝台に転がって目を閉じる。
意識がぼんやりしても、もう美術館も式場も 浮かんでこなかった。 アリババ氏の姿や声も。 つまり、夢の主メグココちゃんはもう――、]
オレだけ場違いだったかなあ。
(174) りしあ 2023/08/07(Mon) 13時頃
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[思い出す、非現実的な結婚式の一幕。 未だ留まっていた二人の先輩だけでなく、 夢を共有していた研究室の各々も 見事にフォーマルで決めて本当の挙式のようだった。 特に以前シロマちゃんにも零した通り、 整形でなくメイクらしいニトちゃんは別人のようで。 ――花嫁姿のメグココちゃんも、 ビシっと和装の(ちょっと姐さんみたいな)タバたん先輩も 素敵だったけど、普段とのギャップは ニトちゃんに及ばない。]
(175) りしあ 2023/08/07(Mon) 13時頃
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……後で顔確かめに行こうかな。 いや、夢でアレなら、逆に素顔 見られるの嫌がるかな……。
[女性への御見舞いや、メイク前後の諸事情について、 ヤロウの10倍くらい配慮しないといけないのは、 それなりの女性遍歴から学んでいる。
どちらかと言うと、シロマちゃんに近い感覚で、 表面上を飾る努力には感嘆するけれど、 顔面より骨格とか姿勢とかに惹かれてしまう。 いや、オシャレ心を無下にしてるんじゃないけど! ある程度身形に気を使うことは、本人のためにも 良いことなんだろう。]
(176) りしあ 2023/08/07(Mon) 13時頃
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思い出した。 ミスコンで優勝した、ミス議事の子だ。
[斜め後ろから見ていた、丁寧に編み込まれた髪、 華やかなメイクとワンピースを纏う 項から肩のライン、その立ち姿と佇まいは――。
漸く重なったのは、普段のニトちゃんからは 全く想像もつかない人物だった。
ミスコンには当時の彼女も出場していて、 五位だったとかで恨めしそうに トロフィーを手に君臨する勝者を睨んでいた。 オレは勿論恋人を応援していたから、 「骨格なら断然キミの方が美しいよ」と慰めたら、 思い切り平手が頬に炸裂していて、 翌日には別れ話になった苦い思い出。
一皮剥けば頭蓋骨なのに、 みんな本質じゃない部分に随分拘るんだなあ。]
(177) りしあ 2023/08/07(Mon) 13時頃
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…………ニトちゃんは仁科、だっけ。 確かそんな名前だったな。
[はて、ミスコン以外にも大学でその名が 大きく騒がれた記憶がある。
割と学内の世事にも疎いオレは、 顎を枕に埋めながら、 ぼうっとLINE画面を見ていた。**]
(178) りしあ 2023/08/07(Mon) 13時頃
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―― ダイニングバー ――
へえ、それは楽しみっす!
[ ビールが美味しいと聞けば元気に返事するけど、>>160 緊張で何が食べたいか分からなかった俺は、 食べ物については先輩におまかせした。 ]
たしかに、みんなを遠ざけていたら、 みんなとする会話は 当たり障りのないものになっちゃいますよね。
[ 嘘や誤魔化しで流していた俺だから、>>0:9 貴重という話は分かる気がした。>>161
ただ、よほど空気を読めない人だっていただろうし、 それでも俺のことを先輩が肯定的に捉えてくれたなら、 もしかして特別視されてたのかなって、 嬉しい気持ちになる。 ]
(179) JITA 2023/08/07(Mon) 13時半頃
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あのときは、なんとなくですけど、 先輩は本意じゃないけど死ぬべきって考えているのかな、 と思ってました。
先輩の死は自身の本意だったんですね。
[ 先輩の気持ちが“生きるべきじゃない”ではなく、 “死にたい”だったことは、 俺に少なくない衝撃を与えたけど、>>161 ]
でも、今は違うんですね。 生きることに意味を見いだせて、 ちゃんと先輩の意思で生きていけるのなら、 俺にとってこれほど嬉しいことはありません。
(180) JITA 2023/08/07(Mon) 13時半頃
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「これからやりたいこと」とも迷ったんですが、 他の人に聞かれたくないことだとしたら、 もう少し内密な話かと思いまして。
[ ワイングラスを傾けて、>>162 まだ平気な顔して話せるわけではなさそうな先輩に 「無理しなくても大丈夫ですよ」と零しかける喉に 唾を押し込んで無理やり言葉を飲み込む。
先輩のここまでの決意を無下にしないように、 俺はこくりと頷くだけ。
それから、俺は先輩の話を黙って聞いていた。>>163>>164>>165 たしかに、ショッキングな内容はある。 ありはするけど―― ]
(181) JITA 2023/08/07(Mon) 13時半頃
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まず前提として、子供の価値観って 物心つく前からの周囲の大人の言動に 影響されるらしいんです。
だから、普通じゃない思考だと思っていても、 それは先天性でなく、物心つく前に 刷り込まれたものの可能性も大きいんですよ。
先輩の家庭環境を考えると、 その可能性は尚更高いと俺は思います。
[ まずは、気休めにもならないかもしれないけど、 先輩自身が異常とは思わないですよ、という 意思表示を示して、>>164 ]
(182) JITA 2023/08/07(Mon) 13時半頃
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俺は使用人はお金を貰って仕事をしているのだし、 雇用主の子供が怪我したら当然だと思いますし、
世話をサボることがあった子が 金魚が死んだ途端に泣いたのなら、 「お前のせいで死んだんだよ、 泣く前にまずは金魚に詫びろよ」って思います。
俺も子供の頃は家族に不自由を強いられることがあって、 何かと俺に気に掛けてくれたことが分かったから、 俺は家族を愛することができました。
でも、そういうのが分からずに、 ただただ窮屈な生活を押し付けられているとしか 感じられなかったら、 きっと俺は家族を恨んだと思いますし、 お葬式で悲しむことなんてできないでしょう。
(183) JITA 2023/08/07(Mon) 13時半頃
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婚約者さんの死については…… どこか俺の母さんと父さんを重ねてしまうので、 さすがに同意は出来ませんが。
でも、愛してもいない婚約者と過ごすのは 気苦労が絶えないという気持ちも分かりますから、 別に先輩を非難しようとも思いません。
[ 先輩のエピソードの一つ一つに、 丁寧に俺の冷めた本音を語っていく。 でも、死にたいと思った経緯に話が移れば、>>4:2 ]
今は、ちゃんと自分の存在に価値があるって 思ってくれていますよね?
[ どうしても確かめたくなって、 俺が必要としている先輩のことを、 先輩自身に否定されたくなくて、 俺は必死になって問いかけたんだ。 ]
(184) JITA 2023/08/07(Mon) 13時半頃
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まあ、たしかにイメージは変わりましたね。
[ こんな淡白な人だったんだ、とは思った。>>166 けど―― ]
でも、そんなこと言ったら、俺もじゃないですか? 俺の話聞いて「コイツめちゃくちゃ冷めてるなあ」って 先輩思いませんでした?
俺は先輩のこと異常だなんて思いませんし、 罰を受けるべき人とも思いません。
俺のことを必死になって助けてくれた ずっと側にいたい 俺の大事な人だって気持ちは変わりません。
[ 先輩に手を伸ばして、もし叶うなら、 その手をぎゅっと握れたら、 先輩も笑顔を浮かべてくれるかなって思ったんだけど。 ]*
(185) JITA 2023/08/07(Mon) 13時半頃
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[回谷こころの葬式は粛々と行われた。 特に派手でもなく、地味でもない 親族や友人が参列するごくごく一般的な式である。 恐らく研究室の面々にも正式な訃報と共に 招待が届いたのだろう。
遺影にはで在学中に撮ったであろう笑顔の写真が使われ 事故だったって。まだ若いのにね。 もうすぐ誕生日だったのに。可哀そうに。
そんな声が囁かれる式だった。]
(186) guno 2023/08/07(Mon) 14時頃
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― XXX:回谷はのんの語り ―
…落ち込んでるかって? ――うーん、正直まだ実感ないです。嘘みたいで。 家出てからは殆ど帰ってこなかったし、 連絡も殆ど取らなくって。 お姉ちゃんが今どうしてるのかもよく知らなかったんです。
正直お姉ちゃん、 お母さんとは昔からあんまり相性良くなくって、 喧嘩ばっかりしてたし。 お父さんも下の子のあたしばっかり可愛がってて……
ハッキリ言われたことはなかったけど… あたしのこと…、煩わしく思ってたんじゃないかなって。 何となく分かりますよ。姉妹だから。
(187) guno 2023/08/07(Mon) 14時頃
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……でも………こんなことになるなら、 もっとちゃんと話しておけばよかったな。
お父さんもお母さんもはっきりとは口に出さないけど 多分後悔してるんだろうなって。
変ですよね。 お姉ちゃんが出てったのはもう何年も前で、 今までと何か生活が変わるわけじゃないのに、 急に家の中にぽっかり空白ができたみたいになってて。
ああ、家族がいなくなるって こういうことなんだなあって思いました。
………今更、遅いのにね。
(188) guno 2023/08/07(Mon) 14時頃
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………あの。 お姉ちゃん、苦しまずに逝ったと思いますか?
(189) guno 2023/08/07(Mon) 14時頃
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* * *
(190) guno 2023/08/07(Mon) 14時頃
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─帰還後、大学構内にて─
[それを言い始めてしまうと、田端は研究室のメンバーを全員"研究室のメンバー"で括っているきらいはありました。 その中での細かい区別はありましたけれど、総じて恋愛対象外として自分を取り扱うメンバーです。 そのつもりでしたとも。 だからこそ、意外だったのですけれどね。 そして肩を跳ねさせる相手を見て>>168そのまま続く言葉たちを聞いていました。>>169]
そう、一生。そう言う"契約"をしたの。 だって私、私が絶対的な味方が欲しかったの。 受け入れてると言うより、私がそう望んだ。
私には家族があるようで、なかったの。 だから寂しくて仕方がなかった。 だから私は……本当なら親からもらえるような庇護を、彼に望んだのよ。
[彼女の言葉を最後まで聞いてから>>170そう説明を始めます。 差し出された手を見て、少しだけ寂しげに微笑みました。]
(191) nasca 2023/08/07(Mon) 15時頃
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ごめんなさい。 私は、銀ちゃんを好意的に思ってるし、その想いは嬉しいわ。 きっと一緒にいられたら良い関係が築けると思う。 銀ちゃんなら、若しかしたら私も初恋というものを知ることができるのかもね。
でも、契約は生涯続くもので、取り消せないし、取り消すつもりもないの。
[だからその手は取れません。 彼女の指先を見て、目を見て、言葉を続けます。]
(192) nasca 2023/08/07(Mon) 15時頃
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あいつの事を知るあなただから説明したのだけどね。 あいつと仲良しこよし……と言うわけではないけど、例えるなら仲の良い家族を引き離すような感覚ではないかしら。 銀ちゃんの家族がどうかわからないけど、あなたの親は受け入れられないけど、手をとってほしいと言われたら……どう?
[あいにく田端は親を切り捨てようとしている身です。 だからこの例えが妥当かどうかわかりませんでしたが、首を傾げました。 そしてゆるりと視線を宙に向けます。]
……もし、あなたが受け入れてくれたら。 あなたの守護は銀ちゃんにも届くのかしらね?
そうしたら、みんなで家族みたいじゃない。
[どうなのかしら、と今は見えないアリババに問いかけます。 勿論、銀の承諾無くそんな事はできません。 でもそうなったとしたら……。]
(193) nasca 2023/08/07(Mon) 15時頃
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アリババが舅かしら。
[つい想像を巡らせて、真顔で呟きました。]**
(194) nasca 2023/08/07(Mon) 15時頃
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――参列
[回谷の結婚式に参列したのはつい数日前の出来事だ。 彼女は笑っていた。 なのに、今、彼女は棺の中にいる。紫の蝶とともに。 整えられて、だが、もう笑ってはいない。
>>187>>88>>189 妹とはあまり似ていない気がした。 家族仲が良好ではなさそうなことは伝わってきて、 それも銀の知らない側面だ。 きっと他にも色々あるのだろう。
彼女のメッセージカードは消えてしまった。 手紙のやり取りなんてものはしたことがなくて、 ランチもおやつも胃の中でなくなった。 知らないことも多くて、形に残るものもない。]
(195) yunamagi 2023/08/07(Mon) 15時頃
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皆に、思われて逝きました。
[知らないことが数多くあるように、 最後の瞬間の彼女の気持ちは銀に語れるものではない。 おかげで、回谷の妹への返答は若干ずれたものとなる。]
回谷さん。 あなたのメッセージ嬉しかった。
……ええ。ずっと覚えているわ。
[形に残るものがなくても。 >>5:196 前向きに生きて。 あの時、銀はそれなりに落ち込んでいたのだ。 彼女のメッセージがなければ、田端への告白という行動を 為すことはなかっただろうというくらいには。]
(196) yunamagi 2023/08/07(Mon) 15時頃
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