人狼議事


23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。

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[リアルに戻ってからのラプターの様子を思い出す。
 普通に、なんだか、気の毒だった。

 同時に、自分も、内心複雑だったのは否めない。
 こいつ、どこまでが真実でどこからが嘘なのか。

 予約、なんて言っておいて、
 それも、真実を隠す手段かもしれないし、
 実際の濃厚シーンと、ヤマトからの鮫島との惚気に、
 スルーを、心がけてたが、


 なんで、そんな心がけをそもそも、なんて]**


連絡先は、聞いてあるけど。

あいつの一番不安定だったとこは
取り除いてやれたと思うし。

[もういいんだ、と呟いて、タオルを首に滑らせる。両端を握って頚椎を支えるように仰反ると、見慣れた天井の染みが目に入った。日常に戻ってきたんだな、と思うと同時、あいつを殺すことだけを考えて過ごした時間が、既に喪われたものなのだと改めて気付く。]

…………お前のさあ、
「最大限の説得」でね。

わかったんだよね。

俺は殺したかったあいつにだけじゃなく、
ヤマトにも間違えたんだって。

[俺が傷付いたこと、不満に感じたこと、全て押し殺して相手の欲しいものだけ与えるような真似をした。その上、恐らくそれは、本当に相手の欲しがるものですらなかったのだ。

もう、そんなことは止めるべきだった。]


あいつと俺は恋人同士じゃなかったし、
────これからも、そうはならない。

だからもう手を離すんだ。

[す、と視線を下ろして、居住まいを正す。
桐堂に向かい合う位置に、膝でにじり寄った。]

で。

予約、覚えてんでしょ?*


連絡先聞いてるのか。
ふうん。

[少し複雑なのは、なぜだろう]

ヤマトにも間違えた?
ああ、恋人同士じゃないし、これからも、ならない、か。

そうだな、お前そういうの、確かいらない的なこと、言ってたっけ。

[と、いうことを、思い出し、
 少し頭を冷やそうと思う]


手を離す。
それを、ヤマトも納得したのか? 
  ふうん。

[熱く盛り上がるほど、冷めるのも早い、そんなことだろうか]

予約は覚えてるよ。まあ、軽口とはいえ、約束だから。


で、どうしたい?

[抱きたい、あの時は、時間ないけど、今からでも、なんて、
 そこらで用足すような感じに言われて、

 もちろん、断る選択肢しかなかった。
 同時に、こいつ、そういうレベルでみるのか?なんて、
 でも、あんな状況だったし、

 ヤマトに対しても、ヤマトが求めていたから、というのであれば、
 不器用な優しさかもしれないが]

従うよ。
男相手にしたことは、ないけどなあ。*


[大和と今後のことについて話をした訳ではなかった。だけど納得はしてくれる。それは何故だかはっきりとわかっている。だからという訳じゃないし、桐堂とのことはそれとはまた別の話だった。

のは、いいんだけど。]

……え…………と、

[いいの? とか思わず間抜けに訊きそうになって慌てて口を閉じる。いや俺、当時色々限界だったとはいえ、相当酷い誘い方した自覚くらいはあんだけど。]

…………。
……。

[何か言え俺。そうか初物か。そうじゃない。そういうことじゃない。いやそこは嬉しくない訳でもないけどそうじゃないんだ。]

………………あん時さ、
すげえ、欲しいと思ったんだ。お前のこと。

だから、




[頂戴。

囁いて、その薄い唇に唇を重ねた。]*


そっか。
お前頑張ってたもんな。
でも……

[なんで、俺なんだ?と聞こうとして、止める。
 そんな理由聞いてどうなるんだろう?

 別にいいか、で済ませればいい。
 ヤツにとっても、したいからする。
 俺も別に嫌じゃないし、そういうことは久しぶりだけど。

[そして、顔が近付いてきて、素直に目を閉じた。
 ヤマトとは、VRでシてたわけだから、
 実質、この感触は脳の想像ではないか。

 柔い唇開いて、
 片手をヤツの首に回した。
 首を傾けて、反応をみる]*


[でも、と動いて止まった吐息をそのまま吸い込んだ。
受け入れるかたちにひらいた隙間に、躊躇わず侵入する。
首に回された腕をもっと絡ませたい。頸動脈を掴む位置で、その頭蓋を支えた。

粘膜。唾液の味。
質量というものを思う。
歯並びを裏側から確かめて、舌先から舌根までを舐る。知らない肉を覚え込むように、或いは覚え込ませるように、繰り返した。]

…………ふ、……

[息継ぎのもどかしさが、妙に可笑しかった。
上着の裾に手を掛ける。]*


【人】 陀羅尼 サラ

― 初夏・とある日 ―

[休日にセーラー服を着て、電車へ乗り込む私の行先は、学校ではなく、玲の家の最寄り駅。

駅に着くと、気が急いてしまって、少し、小走りになってしまう。
玲の姿が見えると、手を振って、そちらへ駆けて行った。]

 うん!

[河原の話に、嬉しそうに頷いて、自転車を押しながら歩く玲の隣を、歩く。
初夏の太陽の光、眩しくて。けれどもそれが、幸せだった。]

[川沿いに着くと、後ろの座席を促されて>>211、こくりと頷く。
その背に両腕を回して、しっかりと掴まったら、徐々にスピードが上がっていって。

初夏の風が、私の髪を靡かせ。
街の、河原の景色が、後ろへ流れていくのを見つめる。

自転車で一緒に登校、実はちょっと憧れていて。
それが叶ったみたいで、嬉しかった。*]

(218) doubt 2023/05/03(Wed) 20時頃

って、
ったく、ガツガツしやがって、容赦ねぇな?

[想像以上に慣れた口付けに、
 流石にちょっとヤバいと思った。
 今日会ったばかりのヤツに、
 なんで、ここまで惹かれてる?]

なんだよ、その顔は。

[嬉しそうに見えた。
 だから、耳たぶが熱くなる。

 くっそ]

とりあえず、
 俺は慣れてないから、
 やめろって言ったらやめろよ?

[釘を刺したつもりだった]**


[止まれるかな俺。
あんま自信はなかったけど、頷いてはおく。]

俺、どんな顔してる?

[ふっ、と息で笑って、それを吹き掛けるみたいに首筋に埋まる。同じ匂い。ソープの。嗅いでから、舌を這わせた。額の辺りに熱を感じる、形の良い耳たぶ。そんなささやかな反応が嬉しい。

裾から潜り込ませた手で、膚に触れた。ちょっとだけ湿っているのを、指の腹に吸い付かせて少しずつ辿っていく。どこまでゆるしてくれんの?]*


【人】 陀羅尼 サラ

 ニジノ、行先のリサーチありがとう!
 そこがいいな。
 GW大丈夫!

[白兎が両腕を『○』の形にしているスタンプをぽちり。]

 ……コードネーム?

 服装は、桜森高校女子会だし、制服にする?

# 桜森高校女子会

(221) doubt 2023/05/03(Wed) 21時頃

どんな顔?
あー、めっちゃ悪りぃ顔してるわ。

つか、俺みたいなの抱いて、何がいいんだか。
趣味も悪い。

[といいつつ、肌に滑り込んだ指に、唇を噛んだ]

約束、だから、な。
好きにすればいいだろ。

[といいつつ、流石に、脳裏に浮かんだのは、
 vr世界のヤマトの痴態で、
それを思うと、正直、あんなふうにはなりたくないと]

好きにしろよ!

[我慢だ!これ一回終われば、
 それでチャラなんだから、とも思い直しつつ]*


[悪い顔、ねえ。だとしたら悦んでいるからだ。
趣味はどうだかわからないが、欲しいと思うことに正直に在りたいとは思った。]

好きにしていいなら勿論好きにするけど。
……約束だから、なんだ?

[じゃあなんで、約束してくれたの。耳許に囁く。

胸の頂きの皮膚の薄くなっている部分を探り当ててから、捲れ上がるに任せて上衣を剥ぎ取った。露わにさせたそこへ唇を合わせる。空いた腕を下腹へと向かわせ、兆しを確かめようか。

俺自身はもう、かなり準備万端です。]*


なんで約束したか。

[耳元で囁かれて、考える。なんでかとか、こんなとこで]

・・・・・心配だったから?
お前、わりといっぱいいっぱいだと思ったから。
心配だった。

[否定なんてして、落ち込まれたり、無視されたり、
 そんな風になってほしくなかったから]

って、本当、節操ねえな、このタコ!

[上着脱がされて、上半身自由奪われると、
 鮫島の手が下腹部に伸びて。
 そりゃ、刺激されれば、それなりに、立ち上がってはくるんだけど]

っ・・・・ってか、慣れすぎてないか?

[そこのところもムカつく。くっそ]


心配だと、抱かれてくれんの。
お人好し過ぎねえ?

[揶揄ってはみたものの、我が身を顧みると人のことは言えないのか。まあいいや。
ていうか、タコって言われた。可愛いな。

ちゃんとその気になってくれている部分にほっとして、手のひらで布地の上から撫で擦る。それなりに立派なもの。]

慣れ……過ぎてるってことも
ねえと思うんだけどなあ。

[拙いよりは安心しないものだろうか。
これから、ひらかれるんだし。]*


【人】 陀羅尼 サラ

# 桜森高校女子会

 自作!?凄いわね。

 野々花ありがとう!
 私も楽しみにしてるわ。

[白兎がわくわくしているスタンプをぽちり。
その後の、予約取れた、にはありがとうのスタンプを。]

(230) doubt 2023/05/03(Wed) 22時頃

む。

お人好し?

[めっちゃ睨んでやった。
 なんだ?その言い方って。
 あー、俺ってもしかして、ただのバカか?]

お人好しだから、抱かれるってか?
そりゃ、俺は、相当なバカだな?!

[くっそ。
 なんだよ、コイツ]

じゃさっさと終わらせちまえ。

[一切の抵抗をやめ、そう、声をかける。
 そして、ちらり見やれば、鮫島の準備オーケーな部分見えてしまったか。

 あんなの、絶対怪我するじゃん]*


【人】 陀羅尼 サラ

[河原を抜けて、住宅街の様な道へ入る。

行き先は聞いていなかったから、見えてきた>>228という言葉に、玲の背中から顔を出して前方に視線を向けた。]

 ――……あ。

[目の前に、見覚えのある高校が、見えた。]

(231) doubt 2023/05/03(Wed) 22時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 桜森高校・リアル ─

[正門らしき場所、銘板には『桜森高校』と書かれている。

VRの中で過ごした日々を思い出して、
色々な想いが去来して、何だか言葉にならなかった。]

[それから、裏門に回る。
そこは、VRの中で玲と想いを交わした場所で。
そして、最後の時にも来た。思い出の場所。*]

(232) doubt 2023/05/03(Wed) 22時半頃


……………………。

…………馬鹿じゃねえなら、
言ってよ。


なんで抱かれてくれんの。


[手は止めずに声を低くする。
力の抜けた身体の、太腿を抱えるように下着ごと全部、邪魔な布を取り去って、さっき買ったばかりの潤滑剤を取り出す。指先に纏わせて、体温で温まるまで待ってから中心の窄まりに円を描いた。]*


 ひ

[潤滑油は、体温に近しいけれど、感触もちろん、違和感があるから、声があがった。
 とりあえず、一つ一つの行動は丁寧で、気遣ってくれるのはわかるけれど]

いや、立派な馬鹿だよ。
というか、そんなこと聞くな。

理由探しとかしてたら、こんなことできなくなる。

[それは、事実だ。
 鮫島とは、ただの仲間だ。
 仲間として、情が湧いた。そういうことだと思う。
 あんな環境で、気が合ったから、
 それが、少し、こんなおかしなことになったわけで。


 


だから、これが終わったら、
 普通に、また、他愛もない会話ができる、仲間みたいな存在になれないかな、と思った。

 と言っても、それも、また、現実的じゃないけれど]

それとも、甘い言葉でもききたいか?
ヤマトみたく、うまくはないぞ?**


【人】 陀羅尼 サラ

[裏門に回ると、門は開いていて、三角コーンが立てられていた。]

 うん。

[入っちゃお>>223に頷くと、自転車をおりる。
壁の隅に寄せて止めるのを見つめて。

三角コーンを避けて校内へ。
VRの中では桜並木だった場所は、色を変えていて。
少し苔むしたベンチへ並んで腰かける。]

 ――……そうね。

 私、ちょっと、本物の音楽室を見てみたいけど。
 怖い気もする。

[玲と出会った場所の、現実の姿を見てみたい気がして。
でも、廃校の校舎の中に入るのも怖いかも?

くすりと笑った。]

(235) doubt 2023/05/03(Wed) 23時頃

甘い言葉は、
……要らねえけど。

[上がった声に、速度を僅かに緩めて、だけど遠慮はせずに指を進めた。第一関節。引いて、今度はもう少し奥まで。
使ってない方の左手を伸ばして前髪を漉く。丸みを帯びた額に口づけると、ちょぴりしょっぱかった。]

…………いいや。
甘えたかっただけかも。

なんかさ、
俺だからだって、言わせたかった。

[でもいいや。止めないでいてくれんなら。それで。
内側を徐々にまさぐる。見つけた場所があるなら、弾くように。]


息、あんま詰めんなよ。*


[指を進められて、歯を食いしばった。
 揺れた頭、ついっと汗が流れた。
 ああ、汗だよな、血じゃないよな。そんなことを一瞬思ってたら、
 手がゆっくりと頭をなで、汗が流れて、しっとりとした額に、薄い唇が触れた。

甘えたかった?って、それは、間違いじゃないけど。

少なくとも、他のやつとは、しない。

これでいいか?

[息があがる。
 耐えて深呼吸をする。
 だが、指はまた、より不覚にも侵入する。
 少し、気分が悪い


と、思った時、その奥で鮫島の指が内壁を、叩き、思わず、ぐ、と言った声を漏らす]

待って、それ、嫌。**


[
──他のやつとは、しない。

うん。と頷いた。
そっか。と思った。

それだけがこんなにも嬉しい。
そっか。
簡単なことだったんだ。]


うん?

[小さく漏れた声の後、嫌、と言われて指の動きを停止させた。見つけたと思ったんだけどな。
顔を覗き込んで、様子を伺う。]

しんどくなった?*


【人】 陀羅尼 サラ

 うん。行ってみたい。

[廃校の校舎は、大分趣があったけれど。
こんな機会は無いかもしれないし、玲と一緒なら大丈夫、と思って頷いた。>>236]

[手を引いてもらい、グラウンドを渡って校舎へ。
玄関から中へ入る。]

 けほっ。

[空気は淀んでいて、埃っぽかった。]

(240) doubt 2023/05/04(Thu) 00時頃

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