人狼議事


34 【ペアRP】花人形たちが紡ぐ夢【R18】

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[肩はケープ、首はレース。
 細長い手腕は長いフィンガーレスのサテングローブ
 肉付きの少ない男らしい部分を純白の布で覆っていく。
 元々男の中では華奢な方だから。十分ごまかせる筈。
 ……晴れの日の、乙女の格好にしては
 肌の出ている部分が少なすぎるのは、
 違和感を抱かれるかもしれないけど。
 その時は、あの人は日光に弱いとか言って
 適当にかわしてくれると信じているわ、坊ちゃん]


[化粧も小物もつけ終われば、式のお時間。
 ベールを被り、貴方の隣に並び立ち
 人の視線を浴びながら、前だけを向いて
 バージンロードを静かに歩く。]

[読み上げられる誓いの言葉、それに「誓います」と
 神の前で約束する貴方を見て。
 あぁやっと本当に、名実ともに、
 貴方の伴侶を名乗る資格を得た気がして。
 ……少し、感慨深い。]

[私も神に誓って、指輪の交換に移り。
 私は貴方に向き合って左手を差し出した。
 前のとは違う、氷製では無い指輪。
 両者分あるつがいの指輪は、新たな絆を紡ぐ証。]


[何を話すでもなく、目を細めて促す。
 どんなに熱く愛し合っても溶け落ちないような、それを。
 友愛でも情愛でもない真の愛の形がこの指に嵌まる瞬間を
 少し緊張した微笑みを湛え、今か今かと待っている。]**



[仕切りを隔てた先にいたのは、
 純白のウェディングドレスに身を包んだ、式の主役の姿。]


  ········綺麗だ。


[ふんわりとした広がるドレスは、君が好きな百合の花弁のようで滑らかで。
 一緒に選んだものだからか、より煌めいて見えました。

 時間をたっぷりとかけて悩んだかいがあったな、などと考えていたら。
 意地悪な言葉が物と共に飛んできたでしょう。]


  下心はないですからね!?······わっ!


[目くらしが顔に掛かり、情けない声をあげました。
 いそいそと布と共に仕切りの向こうに引っ込む花婿。]


  ·······単純に心配しただけなのですが。


[せっかく褒めて貰えた髪型もくしゃくしゃになってしまっ。て
 それを鏡の前で整えながら、不満そうな独り言を呟いていました。

  ···まぁ、本音を言えば。
 最愛の人の晴れ姿を早く見たかった気持ちも強かった、····です。
 本音を見透かされたような気分になり、頬にほんのり赤らめていたでしょう。]



[今度こそ、大人しく君を待っている間に、ふと自室に視線を向けました。

 つい最近、買い換えたベットは
 二人で寝ても、充分に余裕があるもの。


『一日の始まりを告げる、おはよう。
 一日の終わりを告げる、おやすみ。』


 それを君の口から聞けるのが嬉しくて、
 熱い夜だけでなく、温かな夜を過ごすことも増えました。
 
 ほんの少しだけ狭くなった部屋には
 置き忘れたり、飾ってくれたりした、君のものが段々と増えてゆき、

 それらを見る度に、幸せを感じる日々を過ごしています。]



[準備が整い、
 雪のよりも真っ白な花嫁の衣装に身を包んだ君を見て
     
   私は、また君に惚れ、恋におちる。

 上質な白のシルクで作られた、丈の長いドレスは
 すらりとした手足を持つ君によく似合っていて
 露出の少なさと清楚な雰囲気の黒髪が、君の上品さを引き立てていました。]


  今日は、一段と綺麗ですよ。


[ベールの下から覗き込むように、身体を傾け、
 柔和な笑みを浮かべました。

 左手の親指を中に入れて握り
 それを体の正面に置いてエスコートポーズをとります。
 どうぞ、ここに右腕をお掛けください。]



[最初の一歩を同時に踏み出して、控え室を後にしました。
 歩幅を合わせ、廊下を歩き、階段を降りてゆくと見えてくるのは
 私たちを祝福する、家従たちの姿。]


  ···知っていますか?
  会場を埋め尽くす百を越えそうな花たちは、
  庭師だけでなく、
  ここにいる皆が協力して植えてくださったんですよ。


[そっと、隣を歩く君に耳打ちをします。]

[それはきっと
 君が私の婚約者だからではなく、君自身が好かれている証拠。

 ······ですので、今日も、これからも胸を張って歩いてください。]
 



[祝福の表情を向ける皆に礼をしてから
 屋敷正面の玄関が開き、外へと足を踏み出す。


   勿論、君と一緒に。


 そこには各地からお呼びした、招待客の姿がありました。
 豪華な食事に、その席ごとに違う花が生けられたテーブル。
 その中央に位置されたバージンロードを、私たちは進んでゆく。

 途中にすれ違う人、1人1人に視線を向け、
 静かに目を閉じ、軽く頭を傾け、感謝を伝えたでしょう。]
 



[健やかなる時 悩める時も
 君の傍にいると 生涯の伴侶となることを]


  誓います。


[二人で愛を誓いあい、そうして手に取ったのは
 生命力の溢れる蒼色のガーネットたちが花を象る指輪。
 それを君の左手の薬指へと嵌めました。]
  


  

[指輪の交換が終われば
 花嫁のベールを持ち上げ、君の晴れ姿を目に焼き付けます。]


  ·······愛しています、ロイエ。


[皆の前で、誓いの口付けを重ねました。]**

 


[どこか不思議そうにジャーディンは、眠れない時に
 傍にいるのが自分でいいのかと尋ねる。

  そうね。
  貴方は私といると落ち着かないように見えるし、
  私もそんな貴方を見ると、
  どうしていいか分からなくなったりもするけど……

  それはそのうち、お互い慣れるでしょう。
  少なくとも私は。
  貴方大分、思ってることが態度に出やすいし。

[そもそも娼妓一人にどう思われようと、
 カコの日常生活に差し支えはないはずで。
 それを気にするということは、気に懸けているのだと
 理解も自覚もある。]




  貴方の生い立ちで、その素直さや純粋さを
  保っていられるのは、貴方の資質なのでしょうね。
  よくはっとさせられるし、何ていうか……、
  どうにも放っておけない気に、させられる。
 
[ジャーディンを見習って、カコはできるだけ率直で、
 嘘のない言葉を探す。]

  ……上手くいえないけど。
  なかなか、見ていて飽きないのが良い。

[彼を部屋へと案内する道すがら、背後で物珍しげに
 屋敷の中を見回しているのにも気づけば、
 その時も同じことを思って。
 カコはひっそりと微笑んだ。


[カコがジャーディンを案内したのは、予告通り自室の隣。
 かつては子供部屋だった場所で、壁紙は柔らかい
 クリーム色をしている。
 広すぎない部屋の中に、今はおもちゃやベビーベッドの
 代わりに、大きすぎないベッド。
 客用寝室などでは安眠できないだろうという判断が働いた
 配置でもある。


  ここが、貴方の部屋。
  初めての場所で眠るのは、
  落ち着かないでしょうけど……

  テーブルの上にホットミルクが置いてあるから。
  それでも飲んで。


[身の回りのもの、生活に必要なものは過不足なく
 用意されているはずだ。
 ジャーディンが部屋に入れば、戸口で挨拶を交わす。]


  おやすみなさい、ジャーディン。
 
  どうか、“ぐっすり”眠れますように。
  良い夢を。
 
 
[窓辺には、水を満たした花瓶が置かれている。
 この部屋は当然、屋根裏や地下室ではない。
 新しい朝が来れば、カーテン越しに陽光が降り注ぎ、
 マーガレットの花弁は、清楚な白に輝くことだろう。]*



 ふふ!嘘つき。

[下心は無いと言う貴方に向かって、
 投げた言葉は冗談だったのだけれど。
 実は、少しだけ的を得ていた発言だったらしいというのは
 ……知る余裕はなかったわね。
 より女性らしくより美しくと着付けと化粧に、
 ぎりぎりまで粘って時間を使っていたから。]

[それだけ気合いを入れたおかげか、
 ちゃんと時間もオーバーせず。満足の行く出来で
 貴方の前に現れることが出来た。]



 綺麗になるために、着たの。

[笑みに笑みを返してから、堂々と。
 貴方が最初に見初めてくれたのは、私の美だったから
 今日はそれを、お見せできるだけお見せしようと
 そんな気持ちで、着飾ったのよ。]


[腕を組んだのに、手を添え預けて。
 貴方と歩を合わせながら、半歩後ろにひかえしずしずと。

 どう?今日彼の伴侶と相成る人は、
 外見、所作に非の付け所無く。
 並の女を捨て置くほど、美しいでしょう?

 ……と、心の中で己を誇りながら歩みを進めた。
 廊下で拍手なり、おめでとうと祝いの言葉を投げる人々
 その中には、あの時反対の声をお上げになった人もいて。
 その人も、今は私たちに拍手を送ってくださっていた。
 へぇと内心感激する。……会場に着いたら、少し目を
 凝らして見ましょうと。]

[特別な日だからと、いつもより贅を尽くした品の数々。
 その合間を進んでゆく。背筋を伸ばして凛と、堂々と。
 人に見られることには、慣れていたつもりだけど。
 歩む度やおら緊張の2文字が頭に浮かんできた私が
 来賓やらを見て、何か思えるようになるのは
 もう少し後のこと。]


[貴方に続いて誓いの言葉を述べる唇は、
 今日はベージュでなくて薄赤いリップで彩られていた。]


[ベールがあげられれば、
 薄布の内に篭っていた、少し暖かい空気は清涼なものと
 置き換わり、貴方の顔も先よりよく見える。
 本当に、きれいで整った、私の愛する人の顔。
 それが私の顔に近づいてきて……
 あぁ、と心の中で感嘆のため息を吐きながら
 目を、閉じた。]

[唇を重ね合う。リップの色を貴方に押し付けるほど
 強くはないけれど、すぐ離れる程軽いものでも無いでしょう。
 数秒、時が止まったような心地を得て。
 甘い気分が、私の胸の中に広がる。]

[あぁ、人の目さえ気にならなければ。
 きっと貴方の肩に手を回して、抱きしめていたぐらい
 愛おしさも胸に募っていた。]**


 
[「馬鹿ね」と言われて、
 ジャーディンは視線を落とした。
 
 彼女の声音に嘲るような雰囲気は無かったが、
 彼女の言葉に込められた意図を探るより前に
 彼女にまた叱られた、と感じてしまったのだ。
 
 彼女は己の態度に思っていることが出やすいと言うが
 今思っていることも伝わるのだろうか、と
 彼女を探るような視線を向ける]
 
 
  ……はい、いずれは慣れていくでしょう。
  
  
[ジャーディンとしても慣れてもらわなければ困る。
 いちいち気後れしていては疲れてしまう]
  


  
  
  ……僕に素直さや純粋さがあるのですか……?
  
  
[それがどういったものかもピンとこず、
 ジャーディンは首を傾げた。
 
 見て飽きないというのは、
 つまりは気に入っているのだろう。
 それは喜ばしいことだと思え、安堵する]
 


 
[部屋に案内してもらうと、予告通りの場所で
 部屋の中には当然のようにベッドがあり、その上、
 ホットミルクまで用意されているという

 
  そんな、お気遣いいただいて申し訳ございません。
  
  本来なら僕が自分で
  用意するものだったでしょうに……
  
  
[新しい屋敷のことだから慣れた人に任せたほうが、と
 用意してもらうがままにしてしまったが、
 本来それが正当ではなかろうか、と
 ジャーディンの内には今更ながらに罪悪感が浮かぶ]
 


 
[しかし今更その点を騒ぎ立てても仕方ないのは
 ジャーディンも理解していることで]
 
 
  ……はい、ありがとうございました。

  おやすみなさいませ、カコ様。
  カコ様も良い夢を。
 
 
[主人の見送りに礼をして、彼女が去っていけば
 改めて室内を見渡した。
 
 パルテールでは窓のある部屋に暮らしていたし
 ベッドで眠ってもいたが、それはあの店に
 勤める間だけの特典だと思っていたのだ。
 
 この先もこういう暮らしが続くのは落ち着かない]
 


 
[落ち着かない思いはその後もたびたび感じた。

 朝、目が覚めて夢ではなかったと気付いたときにも、
 室内に身の回り品が揃えてあると気付いたときにも、
 また別の機会に主人と食卓を共にしたときにも、
 園丁に庭仕事を学び始めたときにも。
 
 だが庭仕事は思いの外ジャーディンの興味を惹いた。
 生き生きとした庭木や花々が、手入れによって
 より美しく育っていく。
 
 ほんの少しの手入れで庭全体の景観が
 見違えるほど大きく変わっていく。
 
 自分の手で何かを変えられる、と感じるのは
 初めのうちは恐れ多いことだったが、
 次第にそれを楽しめるようになっていった]
 


 
[仕事の荷物持ちとして
 彼女の取引先に共に向かう機会も増えていた。
 
 屋敷について早々に品物を届けに向かった先は
 パルテールの顧客の家だった。
 なんと結婚指輪なのだという。
 
 結婚式への参列は、ジャーディンは固辞したが
 カコが命令すれば行かざるをえないだろう。
 そこで思わぬ再会を遂げることもあるかもしれない]
 


 
[かつて奴隷として虐げられてばかりいた日々と
 カコの元で暮らす日々とは
 それぞれが異世界の物語のようにかけ離れていた。
 
 だが、次第にジャーディンも実感するに至った。
 
 これからの日々で紡がれていくのは
 夢物語ではなく現実なのだと。
 
 現実ゆえに過酷なこともあるかもしれないが
 今の自分は孤独ではないと思えた。
 
 カコという主人がいるからだ]**
 


− それからの事 −

……今日の占い結果……
悪くはなさそうね。

[だいぶ増えた占術道具に囲まれて、日課の占いから1日は始まる。

無事に養父から交際許可も降り、正式に従者兼恋人として過ごせる様になった。……以前よりも養父から『魔術講義』に付き合わされる頻度が増えてしまった事はともかく、周囲の人々も特に揶揄などせず温かく迎え入れてもらっている。

実に平和だ。

今まで辿ってきた道のりで、後ろに置いてきたものたちからは何を言われるやら。憎まれっ子世に憚るとは言うが、己はそういう立ち位置という事になるだろうか。

まあ、そんな事はどうでもいい。
天命により白い光と幸運に導かれて今の自分はここに立っているのだ。石を投げられようものならば振り返ってこう言ってやれ。

「幸運、掴み取っちゃってごめんなさいね?」]


おはよう、リッキィちゃん。
今日は何をするの?

[身支度を終えたら主人の部屋へ。今日も今日とて従者のお仕事。魔術の探究に終わりはない、と言ったのは確か義父の方だったか。知っても知っても尽きぬ魔術の源泉を、一緒に知っていくのはとても楽しかった。

従者としての役割もそうだが、ここ最近は助手の様な事もこなしている。『魔法使い』同士であるから、自然と組み込まれていった新しい役目である。

……いずれは、この役割も、増えていくのだろう。]


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