人狼議事


32 Zug Zwang

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     [―― 黙れ、と扉を閉める。

         どうにしろ、
         何かをしてやる理由なんて無いのだと。
         無い筈だろと言い聞かせるように
         意識の扉を頑丈に塞ごうと。 ]**


犬ゾリ遣い ヴィーシャは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 13時頃


 
[彼が常の平静さを取り戻したように見えれば、
 青年の内には名残惜しさが芽生えた。
 
 取り乱し声を荒らげる姿も、
 必死に犬を守るべく隠そうとする仕草も
 それはそれは愛らしいもので。
 当時意識に昇らぬよう勤めていても
 いざ過去の光景になってしまうと、
 もっと見ていたかったという思いが浮かぶ。

 彼が願われれば死ぬ気さえ起こしていたことなど
 青年には知る由も無かったが、知っていたなら
 さぞかし愛おしく思ったことだろう。

 この他に何が彼の心を乱せるだろう、どうやって
 動揺させようかと、そんな思考まで巡り始め、
 
 それら全てを今すぐ消し去ってしまいたかった]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[彼が手を伸ばさないのを確かめれば、
 青年は湯を注いだカップを自ら手に取り口に運ぶ。

 先刻ココアの味を感じられなかったことを思えば、
 元々味のしない飲み物はとても気楽だった。
 
 逆恨みに関して答える言葉を聞いて]
 
 
  それは違いますよ、ヴィーシャ。
  恨むべきは過去の己の選択です。

  本当に嫌だったら、ゲームに参加せず
  逃げ出す道を見つけられたはずなんですよ。
 
 
[結局、青年の行き着くところは自己嫌悪なのだ。
 殺す優先順位は、自分以外の誰もが二の次だった]
 

(93) 2023/12/22(Fri) 14時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[興味の無さそうな淡々とした声音と、
 見慣れた彼らしい態度。
 それ自体は安堵さえ覚えるような光景だったが、
 告げられた内容は青年にとって実に可笑しい内容で]
 
 
  あなたひとりがいなくなった程度で
  世界が平和になるわけがないでしょう。
  
  他人のために命を捧げる気があるのでしたら、
  ぼくのために殺されてくれてもいいんですよ?
  ……殺しませんけどね。


[此度の邂逅では初めて嘲笑じみた色を声に滲ませたが
 青年はこの話題を続ける気があまり起きず、
 その気の無さを現すかのように
 のんびりと湯を一口飲み足した]
 

(94) 2023/12/22(Fri) 14時半頃

 
[「狂ってる」
 その表現が的確なものとして青年の心に馴染んだ。
 
 狂ってしまったのだ。
 そう思えばいろいろなことに納得できる気がして。
 
 それがいつからなんて考える気は無かった。
 
 彼に可愛らしささえ感じ始めたのは、
 きっと狂気の果てに至ってのことなのだろう。
 
 そう思ってしまえば諦観の中、
 やけに和やかな安堵感が青年の心に染み渡った]
 


 
        [もう、どこにも戻れはしないのだ。

              ありとあらゆる意味で]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[独り言のつもりだった呟きに
 彼の言葉が差し挟まれると、
 青年は驚いたように目を瞬いて彼を見つめ、
 ゆっくりと視線を動かしてぼんやり卓上に向け]
 
 
  ……そうであってほしかったんですけれどね。
  どうやら、そうではないみたいです。
  
  ここで再びあなたに会ってから、
  どうやら嫌われてはいなかったらしいと察して
  ……いくらか気が楽になった覚えもありますし。
  
  
[一喜一憂というほどの心の動きではないにしろ、
 心のどこかにあるその感覚を青年は自覚していた。
 ずっと認めたくなかっただけで]*
 

(95) 2023/12/22(Fri) 14時半頃

 
[青年は孤独ではあるのだろう。
 実の母親と引き離された後、父は言わずもがな、
 新たな母親にもまともな愛情を注がれず。
 
 人当たりのいい好人物として育ってはきたし
 極端な虐げを受けたわけでもないが、
 距離の近い友人や恋人などいたためしがない。
 
 ゲームに参加するに至って、やっと
 気安く話せる参加者が数人できたが、
 それも互いに素性を知らぬ間柄ゆえだったのだろう。
 
 その彼らの誰とも話さないことを望み、
 誰も来られない場所で独り眠ろうとさえした]
 


 
[実際には眠りに就く前に
 数人と対話することになったし、
 思いを分かち合えたはずの相手もいるのだが。
 
 こうして起こされたことで
 考えを改める機会を得てしまった。
 
 それでも青年が実感することは無いかもしれない。
 己の孤独を。
 
 仮に実感したとしても、わざわざ
 そこから逃れようとすることもないだろう。
 
 元々、既に終わったはずの命。
 今与えられたのも一時の幻想でしかないのだから]**
 


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 14時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 14時半頃



 [必要の無い事は口にしない。
  それはGMとしての公平さを保つ為であり
  プレイヤーとして弱点を晒さない為であり
  伝える必要が無いと判断したからだ。

  余計な事等口にしない。…絶対に。]
 


【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  何度も言ってる。
  殺しに来れるものならな。
  ……結局殺さないんだろ?


 [何度も首を差し出してやってるのに
  結局動かないのはどっちなのか、と
  嘲笑に嘲笑を返して。

  話が続く気配も無ければそのまま其処で潰えて。]
 

(96) 2023/12/22(Fri) 19時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  ………
  ……今はもう、嫌いだ。
  あんたも信用ならない、人間だと知れたから。


 [意図せずカップを握る手に力が入る。

  元より薄々勘付いていた自身の盲目さを
  先程吐き出し、形作ってしまった事で気付いた。
  どれだけ思い込もうと相手は人間であり、
  自分を害し見放してきた存在と一緒なのだと。

  何処かは違うのかもしれないと
  ……期待したい程に思おうとしても、
  何度も口にされる殺意が其れを否定してくる。

  だろう?]
 

(97) 2023/12/22(Fri) 19時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [だから本当はもうこの邂逅も終わらせて良い。
  折角尋ねてやった『願い』も無いのなら
  このまま幕を閉じてしまって良いのだと。

  先程から考えているのに
  一向に気が進まない。


  …漸く甘さが引いて
  ああそうか、契機を失ってしまったからかと
              気付いて口を開く。]



  …本当に何も叶えないで良いんだな?

 

(98) 2023/12/22(Fri) 19時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [これで何も返って来なければ
  終わらせてやろうと思った。

  再度の眠りに就かせるだけの終わり。


  ……話した分くらいは、
    最期は穏やかにしてやろうとも。]*
 

(99) 2023/12/22(Fri) 19時半頃


 [そうして今度こそ終わらせようと。

  抱いた何もかもを流しきり
  元へと還る

  ・・・・・
  例外等無く
  全ての人間を嫌い、憎んだままの自分へと。]*
 


犬ゾリ遣い ヴィーシャは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 19時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 19時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[すっかり調子を取り戻した彼の嘲笑に刺激され、
 青年は冷めた薄笑いを浮かべた]
 
 
  なんです、そんなに殺してほしいのですか?
  一時はあれだけ取り乱しておいて。
  
  さすがのぼくも罪悪感が刺激されたので
  やめようと思ったというのに。

  リクエストなら仕方ありませんね。
  ぼくが手を汚すところが見たかったそうですし。
  
  
[言いながら襟元に手を伸ばし、
 ボウタイの片端を引っ張って結びを解く。
 長い紐となったそれを襟から引き抜いた]
 

(100) 2023/12/22(Fri) 20時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[「嫌い」と改めて宣言されると、
 心のどこかに少しばかり落胆のような思いはあれど。

 やはりそう大きく響くものではないことに
 安堵のような、そうでないような奇妙な感覚を覚え
 青年はじっと目の前の彼を見つめて、
 
 彼が手に籠める力の強さに気付いた。

 その意味まで正確には窺えずとも、
 どこか彼の必死さを感じ取る]
 

(101) 2023/12/22(Fri) 20時頃

 
[ただ嫌いと伝えるだけで、
 そんなに体を強張らせる彼が
 やはりどうしようもなく可愛らしく思え、
 
 とうとう、反発する感覚さえ湧いてくれなかった]
 


【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ……ヴィーシャ。
  殺意は、どうでもいい人間相手には
  そうそう長く続かないんですよ。
  
  だいたい、嫌いな相手を殺して
  罪を被るなんて……馬鹿らしいじゃないですか。
  
  ここでは罪にならない、なんて話はナシですよ?


[そんな曲がりくねった思いを彼に告げたところで、
 正確な意図など伝わるまい。

 当の青年とて、他人にこんなことを言われても
 意図を推し量れはしないだろう。
 
 伝わらないことが前提の言葉遊びをして]
 

(102) 2023/12/22(Fri) 20時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[叶えなくていいのか、とまだ確認する彼へ
 そんなに言うなら何かを告げてやろうかと
 思いつきが浮かび]
 
 
  ……そうですね。
  少し考えますから、保留でいいですか?
  
  
[そう宣言して席を立った。
 果たして彼の叶える気はいつまで残るものか。
 
 青年はすぐに彼に向けて一歩足を踏み出す。
 片手には解いたボウタイを握り締めて。
 
 彼がどんな反応をするのかを眺めながら、
 間近まで歩み寄ってみるつもりだった]*
 

(103) 2023/12/22(Fri) 20時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [切れるかと思っていた会話が続き、
  衣擦れの音と共にタイが引き抜かれた。
  何が起こっているのかがわからずに
  唯々その行動の始終を眺めて。]


  …?
  ああ、だから殺さなくていいと… ?


 [返答をしようとするも、
  何か会話の調子が変わった様に思え内心首を傾げる。
  ただ其方を凝視したまま『願い』の返答を聞き
  そうかと応えようとした が、

  突如として立ち上がられ
  此方へと近付かれた事を受け口を閉ざした。]
 

(104) 2023/12/22(Fri) 21時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [一歩で止まるならそのままに。

  更に進まれたのなら目を見開いて。
  すぐさまカップをテーブルへ投げ置き、
  犬を庇い、隠しながら持ち上げる準備はして
  ソファの上を更に後ずさる。

  其処から尚も近付かれたのなら、
  腰を浮かせ、犬を抱えその場から逃げ出そうと。


  先程迄の余裕など一気に掻き消え、
  身体を強張らせ、威嚇せんとばかりに
  その目は鋭く…――― 僅か怯えを孕みながら、
               睨み付けてみせて。]*
 

(105) 2023/12/22(Fri) 21時頃

犬ゾリ遣い ヴィーシャは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 21時頃


村の更新日が延長されました。


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[状況を理解していない様子に和まされ、
 青年の表情は微笑みを形作る。
 
 歩み寄ってみれば目を見開かれ、
 必死に犬を庇おうとする様子が愛らしく、
 さらに近寄って後退るさまを眺め。
 
 もう一歩近寄ると同時、
 逃げ出そうとした彼の首を
 両手でそれぞれの端を持ったボウタイで
 引っ掛けて捕らえようと試みたが、
 果たしてどうなることか。
 
 成否によらず、彼の威嚇するかのような様子は
 怯える仔犬にも似て見えて、
 青年は愉しげな微笑を浮かべていた]*
 

(106) 2023/12/22(Fri) 21時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 21時頃


【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [逃げ出そうと視線を外した瞬間か
  首に何かが掛かけられ食い込んだ。
  喉が詰まる感覚に襲われ前進が叶わず、
  逃れようとしてタイに触れるが果たして叶うのか。

  犬を抱えていた腕はいっそ緩めて逃走を促すも、
  地面へと降り立った彼は足元で
  声高く吠え続けただろう。

  締め上げられているのなら呻きを上げ、
  ただ捕らわれているだけならば
  其方を睨もうと 


  …どちらの場合でも青年の表情が見えたなら、
  信じられ無い物を見たと言う様に目を丸くして。]
 

(107) 2023/12/22(Fri) 22時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  ……、は…


 [声にならない声を上げ、
  首の窮屈さとはまた別に息を乱し始めた。
  再度の症状…フラッシュバックがちらついて
  身体が硬直し、視線も何処へも動かせずに
  その表情と目とをただ見つめ続け た。  ]*

 

(108) 2023/12/22(Fri) 22時頃

犬ゾリ遣い ヴィーシャは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 22時頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 22時頃


犬ゾリ遣い ヴィーシャは、メモを貼った。

2023/12/22(Fri) 22時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[彼の首を捕らえるのに成功すれば
 タイが外れないよう絡め、
 彼の息を奪わってしまわない程度に絞め上げた。
 
 触れるぐらいは叶うだろうが、
 ここで逃す気は青年には無く、
 床へ降りた犬の吠え声もBGMぐらいにしか感じずに。
 
 呻きながらもこちらを睨もうとしたか、
 視線を向けて目を丸くする姿に、
 今更何を驚くことがあったのか、と
 青年は首を傾げた]
 

(109) 2023/12/22(Fri) 22時半頃

 
[もう彼に抱いていたはずの嫌悪も何もかも
 抵抗を示してはくれないことにだけ、
 青年は少なからずの失望を覚えたが。
 
 それもこの瞬間を以て
 忘れていってしまう感情なのだろう]
 


 
[振り切ってしまえれば楽だろうと思っていた。

 いざ振り切ってしまえば、
 ただ、後戻りのできない道に踏み込んだだけで。
 
 どうせもうすぐ終わりが来るのだと思えば、
 これすらどうでもいいことではあったが、
 ……]
 


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