18 星間回遊オテル・デカダン
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[実のところ、《銀光教団》が信者を増やしている理由は、教義そのものではない。
教祖が"目をつけた"信者>>0:80の富が、貧しい信者達に衣食住の提供という形で還元されているためだ。 アルクビエレがこうして『オテル・デカダン』に乗り、いくらか買い物をした分だって、前回のように乗客を連れ返ることができればお釣りが来る。 そうやってこの組織は回っている。
《銀光教団》はいくつかの星――勿論、PJの出身星のような出入国の厳しい場所にはないが――に支部を置いているが、それらはほぼ全て、家を持たぬ信者の住居である。
どんな者でも、救いを求めるならば受け入れる。 そう広まっているからこそ、門戸を叩く者は後を絶たない。]
(69) 2022/05/03(Tue) 23時半頃
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[――現在、《銀光教団》の信者として活動している者達。
その半数以上は、教祖アルクビエレから分かれた子株に喰われ、乗っ取られた者の成れの果て。
"星喰いアメーバ"と呼ばれる捕食者達である。]
[悲しみや絶望の淵にある者が、
例えば突然人が変わったようになったとして。
不自然だと思う者が、どれだけいるだろう。
長く塞ぎ込んでいた者が、
信仰を得て前向きになったとして。
中身が入れ替わっているなどと思うものが、どれだけいるだろう。
そうして、その家族や友人までもが、
やがて信者になったとしても。
親しい者の間で思想が広がることは、
そう不自然なことではない。
《銀光教団》というアメーバのコロニーは、
そうやってじわじわと同胞を殖やしてきた。]
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― 廊下 ―
――さて、少し歩きましょうか。
[特に目的地を定めぬまま、アルクビエレは廊下に出た。 エフからデータが届けば、彼の手掛けた内装を見に行ったりもするだろうけれど。
時折手すりの彫刻や天井に描かれた絵――フレスコ画というものの再現だと、通りすがった案内ロボットが教えてくれた――などに足を止めながら、うろうろ。]
(70) 2022/05/03(Tue) 23時半頃
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― 大食堂 ―
あたしほど長生きすると、大抵の相手が年下なのよ。
[噴き出すエフにしれっとした風を装った。]
ふうん、あたしもサロンが欲しいって言ったら 通るのかしら? その撤去したバー、欲しくなってしまったわ。 おいくらなのかしらね。
[エフの失言に、そう冗談めかして言った。]
まあ、そんな露骨なことは言わないでおいてあげるけど 昔から、プレゼントは好きなほう。 因みにあたし、ロバートくらい清潔なおとこが好きよ。
[胃をさすりながら食堂を去るエフに手を振った。]
(71) 2022/05/03(Tue) 23時半頃
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はいよーお勘定ね。 まいどありっ!
あ、そうそう。 煮込みそんな気に入ってもらえたようなら、お客さんの部屋にレシピ届けときましょーか?
[>>47>>48調味料も、勿論。 レシピを聞かれたら、包み隠さず話すのが、居酒屋「ツボイチ」のポリシーだ。なんなら公式サイトでも公開している。 同じレシピで作ったとて、店と同じ味にすることは至難の業と知っているし、なにより居酒屋にとって最大の調味料は”その場の雰囲気”であると、ずっと伝えられてきたから。]
(72) 2022/05/04(Wed) 00時頃
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お嬢さんも毎度ありっ! まぁ、大事になるようなもんなら、改めてのアナウンスとかあるんじゃねっすかね。
[>>49客の去ったテーブルを拭きながら。 しかし今日は少し早仕舞いして、万が一に備えるべきかと考える。]
(73) 2022/05/04(Wed) 00時頃
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― カジノ ―
仕様が無いなんて。 そうね、もしあなたを待たせてお詫びのひとつもないようなら…… 私が蹴っ飛ばしてあげましょうか。 あなたのかわいい足の代わりにね。
[小さく尖った爪先の持つ意味を、ミームは理解してはいない。けれど、諦めたような小さな呟き >>40 は聞き落とすことができなかった。つ、とあなたの足を指差し、あながち冗談でもないふうにわらう。]
あら、悪くないわ。 とびっきり良いひとを探さなくちゃ。……
(74) 2022/05/04(Wed) 00時頃
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ええ、アルクビエレもそうして頂戴な。 あんたは度胸がある人みたいだから こんな時、不安がるよりも誰か助けたい側なのかもね。
[先程アルクビエレに悲しい顔をされた手前、言う事はなかったが……そんな度胸もきっと、その仕事には役立つだろうと思った。>>57>>58>>60]
年の功というやつかしらね? あぁ、なるほど。 この船にはいつも一人でいらしてるなら…… それなら、ナイショの友人になれるわね。
[お茶目ぶって、人差し指をたて、口に近づけた。] あんたを特別に見ていなきゃいられない人達には、 最初の友達があたしじゃあ、 ズルイって気持ちを抑えるほうが無理ってものよ。 あんたが素敵な人な分ね。 [エフに続き、アルクビエレも大食堂を離れるらしい。エフにしたように、手を振った。友人であることだし。 二人を見送って、ロバートに向きなおる。]
(75) 2022/05/04(Wed) 00時頃
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だいたい、警戒するのは警護隊の仕事でしょうにね。 まあ……情報を隠蔽されているよりはいいのかも。 それにしたって不親切なのは気に食わないけれど。
[歩きながら情報端末を弄り、先程のニュースを確認してみるが、特に詳しいことはわからない様子だった。それがいったいどんな生物で、何が危険なのかさえ。 周囲の不安に飲み込まれないように、無意識にサラに歩みを寄せる。と。]
あら。確かにあの胡散臭い顔。>>24 どこかで見たような……あ。 もしかしてうちに出入りしてたかしら。
[頬に指を当てて、軽く首を傾け記憶の糸を辿る……までもない。賑やかな格好にはすぐに思い当たる。金にものを言わせて珍品を集める悪癖のある父が気に入っていた商人の一人だったはずだ。]
(76) 2022/05/04(Wed) 00時頃
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― 大食堂 ―
[二人を見送ったあと、屈んでロバートの顔を見る。 惑星『時』の年寄りは、足腰も強い。 健康への意識が高いのだ。]
ロバート、さっきの話だけれど…… 護衛、お願いしようかしら。 あたし、今回の件についてはきっと 人一倍怖がりなのよ。
[さっきの、真剣な顔のロバートからの申し出への返答だ。 二番目の手でも、三番目の手でも構わなかったので、ロバートの頭を皺のよった手で撫でる。人間の皮膚の換装や若返りだって、母星に戻れば本当は可能な事だったが、今は『老人』でいる事をPJは楽しんでいた。]
デートの邪魔をしたっていいの。 あんたが一番いい男なんだから。
(77) 2022/05/04(Wed) 00時頃
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[そして、客足が減ったところで。 いつもより早めに店じまいした。]
まだ続報はねぇけど、一応警戒しといたほうがいいのかねぇ。
[実感は今一つ薄いが、とりあえず部屋に戻り、少し調べるくらいはしておいたほうがいいだろうか。 それに、さっきの客……ハロというらしい……に、煮込みやその他諸々のレシピを送ってさし上げなくては**]
(78) 2022/05/04(Wed) 00時半頃
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― カジノ ―
やぁ、このような場所でにお目にかかれるとは光栄でございます、スキーム家のお嬢様。 覚えておられるでしょうか……ほら、あの、以前お誕生日のお祝いに『萎れない花』を献上いたしました、ジェルマンでございます。 お父上は息災でございましょうか。
[向こうがこちらに気が付いたとなれば、これ幸いと歩み寄り。適度な距離を心掛けながら、帽子をとって恭しく礼をする。 かのお得意様のご令嬢とあっては失礼をするわけにはいかない。きりりと多少表情を取り繕い、あいさつを終えてからもう一人の少女へも顔を向け]
お嬢様のご友人でございましょうか。僕はジェルマンと申しまして、魔法や奇跡といったものを売り買いする承認でございます。 お見知りおきを。
(79) 2022/05/04(Wed) 01時頃
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ー カジノ ー
そう、ジェルマン! ……そんなものもあったかしらね。 あちこちからいっぱい貰ったから忘れちゃったわ。
[ぴっと指を立ててその名前を復唱すると腕を組む。勿論出入りの商人は一人ではない。あの手この手で父に大金を出させようとする者たち、という雑然とした認識のなかで、少しは面白いものを持ち込んでいたようには思うが……足元を見られては、という考えが働いたのか喉を反らして素気なく。>>79]
お父様なら元気よ。かわいい娘をこんな危険生物が侵入するような船に放り出して、仕事ですって。
[相手の意識が連れ合いに向くと、更に半歩ほどそちらに身を寄せた]
(80) 2022/05/04(Wed) 08時半頃
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─ カジノ・バルコニー ─
[蹴っ飛ばしてあげましょうか。 其の言葉>>74に、少女は虚を突かれた様に目を瞬いて。 ふふっ。と、今日一番の笑顔を浮かべた。]
貴方って、最高に素敵だわ。 ミームさん。
[為て欲しいとも、止めて欲しいとも、言わぬまま。 其れでも大層機嫌は良さそうだ。
警護隊の仕事、と言われれば>>76、確かに然うかも知れないと、納得するように頷き。 端末を操作する様を、何処か物珍しげにじっ、と見詰めた。 心持ち近付いた距離感は、何も言わずに受け容れて。]
ふふ、御好みでは無いのね。 でも、此方にいらっしゃるみたい。
[胡散臭い、とはっきり口にする彼女に、冗談で返し。 賑やかな衣裳の男が遣って来るのを見る。]
(81) 2022/05/04(Wed) 08時半頃
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[ジェルマンと名乗った相手>>79が自分の方にも話し掛けて来れば、丁寧に会釈をする。]
初めまして、ジェルマンさん。私は、サラ。 ミームさんとは、先程、お会いしたばかりよ。 お友達、と言っても、良いのかしら?
[小さく首を傾げる様は、其の言葉の使い方を良く知らない、とでも言いたげだ。]
魔法や、奇跡。
[扱う商品を聞けば、控え目ながら、興味深げな様子を示した。 どちらも、魅力的な言葉だ。在って欲しいと願う物。届くのならば得たいと、思わずに居られない物。 其れさえ在れば、或いは。
──ずきり。 頭の端が痛む。]
……萎れない花、も、然うなのかしら。 他には、どんな物が?
(82) 2022/05/04(Wed) 08時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/05/04(Wed) 09時頃
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[最高という評価 >>81に、とても良家の息女というふうには見えない表情で、ふふん。とだけ笑って返す。実際この成金の娘はつい十数年前までは辺境の惑星の貧乏人のこどもで、根は相応に粗野なのだった。]
うちの出入りの商人だったのよ。 魔法?とかいうのを売っていて…… あんまりおかしなもの売りつけられないように、気をつけてね。
[片手を添えて小さく耳打ちする。小声ではあるが、本人に聞こえていても構わないというふうにくすくすと笑った。]
(83) 2022/05/04(Wed) 09時頃
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──廊下──
[すぐに部屋に戻る気分ではなかったのか、船内をうろついていると、前と同じようなシチュエーションに遭遇したことに気が付く]
おっと、食堂で別れたばっかりお客さんじゃないですか。
[おそらくまた迷った?のであろうミツボシに声をかける(>>49)]
今回はどこに御用がおありで?
(84) 2022/05/04(Wed) 09時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2022/05/04(Wed) 09時半頃
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[元気に出てきたはいいものの、どこに何があるのか分からず結局先の案内板まで戻ってきたところ。再び先の船員に声をかけられた。(>>84)]
おお、おぬしは先ほどの。よく会うのう。 さっき、妙な案内放送があったじゃろ?もっと情報を持っているものがないかと思うてな。人の多い場所を目指しておったところよ。 ……まあ、おぬしの言うようにまた迷子になったのじゃが。いやはや、地図がないとどこにも行けんわ。
[そう言って恥ずかしそうに頬をかく。なお、案内板があっても結局迷うのだが。]
(85) 2022/05/04(Wed) 10時半頃
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──廊下──
地図がないと、ねぇ。
[ボリボリと頭を掻く。 確かに、この船は迷いやすい。構造自体は複雑ではないが、頻繁に増改築をし、さらにはテナントが入れ替わるため地図が地図の用をなさないことも多々ある。 長期滞在者や船員などは慣れているからよいものの、新規乗客は案内板を見て迷うなんて事態はよくある光景なのだ]
……地図、端末の方に送りますか?
[しばし迷う。が、迷いに迷って関係者以外立ち入り禁止の区画に入られても困る。エフはそう判断した]
送信先の個人情報聞く感じになるんですがね……。その辺、問題なかったらの話なんですけど。
「これではまるでナンパのようだと、若干の居心地の悪さを感じながら、ミツボシに提案した]
(86) 2022/05/04(Wed) 11時頃
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― 総合案内ロビー ―
[どかどかどか、と総合案内所に乗り込む足音がある。
薄い金髪に赤い鼻をした、地球人系らしい中年男性だ。やや酒臭い。]
船長を出せえ!
[何やら息巻いている。]
(#3) 2022/05/04(Wed) 11時半頃
なにい、出せないだと。
わしをだれだと思っているんだ。
宇宙一の駆虫製剤カンパニー、『PaLooook』の会長だぞ。
[宇宙一は盛りすぎだが、全宇宙でも高シェアを占める商品を開発している会社であることは確かだ。]
アシモフ記念宇宙港で危険生物が出たそうじゃないか。
確定情報じゃない? 何かあってからじゃあ遅いんだよ!
これだからロボット連中は好かん。船長を出せ!
[総合案内所の受付嬢アンドロイドが困ったような表情を作る。]
(#4) 2022/05/04(Wed) 11時半頃
『申し訳ございません。現在、船長は会議中でございます。』
いつ聞いてもそうじゃないか。話にならん。
ふん、ならば勝手にやらせてもらう。
ちょうど商談用に持ってきた新商品のサンプルがあるんだ。
こいつを船中にばら撒いてやる。
『お客様、船内でトラブルになるような行動は……』
[静止も聞かず、男は鼻息荒くロビーを出ていった。]
(#5) 2022/05/04(Wed) 11時半頃
[程なくして、船内にアナウンスが流れる。
馴染みのあるクリアな合成音声が。]
船内のお客様方にお知らせいたします。
先程は、船内放送に不具合があり、大変失礼いたしました。
先日寄港したアシモフ記念宇宙港にて、何らかの危険生物侵入の形跡が発見されたとのニュースが発表されました。
なお、現時点では危険生物の種類及び侵入された船の特定には至っておりません。
これを受け、駆虫製剤カンパニー『PaLooook』会長からお申し出があり、明朝、最新の危険生物駆除製剤の散布を実施いただけるとのことです。
本処置により散布される薬剤の成分は、現在乗船登録済の宇宙人種には無害なものと確認がとれてございますので、お客様方におかれましてはどうかご安心いただければと存じます。
それでは、引き続き『オテル・デカダン』の旅をお楽しみください。
(#6) 2022/05/04(Wed) 11時半頃
[白々しい定型文を末尾にくっつけてアナウンスは終了した。
乗客の"お申し出"により、突発的にイベント――商品のデモンストレーションだとか、コンサートだとか――が行われることは、この船においては儘あることではあったが。
流石に薬剤の散布は初めてのことだ。
しかし、これにより船内に広がった不安を解消できるならば、と判断されたのかもしれなかった。]
(#7) 2022/05/04(Wed) 11時半頃
[突然の騒々しい放送に、緩慢な動作で天井にあるスピーカーを見上げた]
おいおいおい、依頼人のクソジジィじゃねぇか。
クソだと思ったらやっぱりクソだったな。
[無理やりの仕様変更を根に持っているのだ]
はー……余計なことしかしやがらねぇな、あのジジィ。
[ぼんやりと薄暗い目で呟く]
邪魔だなぁ、あのクソジジィ。
エフは、危険生物の正体はやはりノミなのでは?と思った。
2022/05/04(Wed) 11時半頃
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― 廊下 ―
[船内放送>>#6>>#7に、ゆったりとした足取りが止まる。]
薬剤の散布……
[こてり、と首を傾げる。]
急なお話ですが、 ひとまず、一安心……ということでよろしいのでしょうか。
[乗船登録済の宇宙人種には無害、ということならば、乗客にもスタッフにも影響はないのだろう。 ついでにノミとかシラミも駆除できるのだろうか、などと考えながら、再び歩き出した。*]
(87) 2022/05/04(Wed) 12時頃
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おや、お知り合いですか?
『PaLooook』……
いずれは手を伸ばさねばと思っていたのですが、
なかなかガードの固いところで。
[教祖という立場でいくつかの駆虫業者に接触したことはあったが、流石に天敵のひとつとあっては慎重にならざるを得ず、内部へ信者を送り込むには至っていない。]
ここで葬れるならば、一石二鳥かもしれませんね。
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[地図を送ろうかとの申し出(>>86)に、目を丸くする。そういう情報は機密情報に当たるものだと思っていたので。]
なんと!願ってもないことじゃが、良いのかの? 送信先を教えるのは一向に構わぬよ。ここの船で働く者であれば、身元もしっかりしておるじゃろうからの。
[胡散臭い詐欺まがいの商人などとは違う。軽率に個人情報を売られたりはしないだろう、との判断だった。]
(88) 2022/05/04(Wed) 12時頃
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[入ってきた船内アナウンス(>>#6>>#7)に耳を傾ける。]
ふうむ、駆除製剤が撒かれるなら安心かの。 薬でどうにかなる程度の輩なら、大したことはなさそうじゃしのう。
[故郷ではそれなりに地位のある軍人ではある。ゆえに外宇宙からやってくる危険生物への知識はある。 しかしそれは、戦ってどうにかなる程度の相手に限った話だ。例えば寄生虫のような小さな生き物となると全くの無知であった。]
(89) 2022/05/04(Wed) 12時半頃
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