10 冷たい校舎村9
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── 現在・教室 ──
[ 「おかえり」って言われた。>>305 帰ってくるはずじゃなかったんだけどなあ。
ちょっと捻くれたこと書いてみたけど、 黒沢の声に慎一はふっと顔を上げて、 もごもごと「ただいま」って言う。
定型文的な挨拶くらいしか、 返す言葉として思い浮かばなくって。]
(330) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
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[ 慎一の書き記した文字に、 黒沢は不思議そうな声を上げる。>>306
そりゃそうだ。 慎一と番代だって呆然とした。 意味が分かんなくて、間を埋める言葉もなく、 なんとなくあやふやに解散してきたのだ。]
……開かない。 押しても引いてもビクともしない。 鍵かかってないし、凍ってるんでもなさそ。
[ 並べ立ててみると、改めて理解不能だ。 不思議そうな顔してるとこゴメンだけど、 慎一にもそれ以上は本当にわからない。]
(331) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
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窓も割ろうとしたけど、 傷もつかない……、
[ ちょっと声が沈んでても、 さすがに許されたいこの状況。
お察しのとおり、試したの慎一だからね。 非力じゃない元運動部の男の子。 たぶん今いるメンバーの中じゃ、 1番か2番くらいに適した人員じゃない?
あと、公立高校の窓ガラスに、 超強化ガラスを使うのはもったいないと思う。]
(332) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
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[ そうやって状況を整理していくと、 どうしたってそこに行き着くらしい。>>307
閉じ込められた。 黒沢が発した言葉に、慎一は眉をひそめる。]
……番代もそう言ってたけど。 状況的には、そんな感じだけど、 でも、なんで? なんで俺たちなの? っていうか、現実的にむりじゃん?
[ だって、やっぱり、なんで? なんで慎一たちが閉じ込められることがある? どんな技術を使えば廊下が一瞬で様変わりする? 疑問は尽きなくて、慎一はうまく笑えない。]
(333) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
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俺、チャイム鳴るギリギリに来たけど、 チャイム鳴るまで、廊下普通だったし。
しかも、なんで文化祭……
[ 悪いね。慎一オカルトには明るくなくて。
この状況に理由がつけられるような仮説、 ひとつだって思い浮かびそうにないから、
そうだなあ。 場合によっては図書館で情報収集とか、 あ。九重とかに聞いてみるべきかもしれない。*]
(334) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
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── 現在・教室 ──
[ 言われてみれば慎一は有言実行してた。 いつになく暴力的な振る舞いをしてさ。 あれはほとんど暴動といっていいよね。>>355
ちなみにもし黒沢が今この瞬間、 黒いライダースーツに身を包み、 なんかでっかいバイクに跨って、 陽気な廊下を疾走してくれたら、
こんなに落ち込んでいる慎一でも、 元気いっぱい笑えると思うんだけど、ダメ?]
(377) 2021/06/07(Mon) 00時半頃
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[ ……冗談はそのへんにしておいて、 黒沢が物わかりのいいことを言うから、 慎一は反論できる気がせず苦い顔をする。>>356]
……そんなん言われても、 はいそーですかとはなんねえよ。 ヤなもんはヤだし、無理なもんは無理……
[ わかってる。これは黒沢が正しい。 慎一の言い分は到底通らないだろう。
だって現実に慎一は今ここにいて、 どうにも夢を見てるわけではなさそうだし。]
(378) 2021/06/07(Mon) 00時半頃
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[ でもさ、受け入れがたいことってないかな。 慎一にはいっぱいある。毎日出くわす。 なんでもお利口に受容できたらいいんだけど、 慎一はどうもそういうふうにできてない。]
(379) 2021/06/07(Mon) 00時半頃
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[ ……まあ、さっきのは聞き流して。
慎一はちょっと疲れていて、 素直に「うん仕方ないね」って、 へらへら笑って言える気分じゃなかった。
それだけの話。
それに、続く黒沢の言葉に、>>357 慎一は一瞬きょとんとして、「あ!」となって、 さっき一斉に鳴ってたスマホを思い出すから、 たぶん、会話は問題なく前に進むはず。]
(380) 2021/06/07(Mon) 00時半頃
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[ 会話の途中に失礼だけれども、 慎一はその場でポケットからスマホを出す。
みんなに遅れることしばらく、 慎一にもちゃんと届いてたメールを見る。
10行にも満たない短い文面。>>1 国語が得意じゃなくてもわかる不穏な内容。 幸か不幸か慎一は「引導を渡す」を知っていた。
その文面を穴があくほど見つめる。 慎一はなんだかまたドキドキしてくる。
「文化祭、楽しかった」……ああ、だから。 学校が急に文化祭仕様になっちゃったんだ。 ……とは、到底すぐには受け入れられない。]
(381) 2021/06/07(Mon) 00時半頃
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……い、これ、遺書?
[ これは、返事を求めてない問い。 答えなんて聞かなくてもそう見える。
慎一はスマホの画面と、 淡々とした口調の黒沢を数度見比べる。]
こいつの望みで、 学校がこんななってるってこと?
[ だとしたらメールの送り主、 今ここにいるやつの誰かってこと? ──って、察しの悪い慎一も気づいた。>>357]
(382) 2021/06/07(Mon) 00時半頃
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なんで?
[ って、慎一はまた癖みたいに聞いてる。
でも安心してほしい。 何も慎一だって、この怪奇現象の種とか、 メールの送り主の胸のうちとかを、 黒沢に聞こうってんじゃなくて、 純粋に黒沢のその反応が不思議で聞いてる。]
(383) 2021/06/07(Mon) 00時半頃
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なんでそんな落ち着いてられんの? これが遺書でも、黒沢は受け入れる?
[ 慎一はこんな状況に至る前、 雪道を歩きながら会話したのを思い出す。
おかしな会話をたくさんしたね。 そのときも慎一と黒沢はなかなか、 相互理解には至らなかった気がするけど。
慎一はこの件、ヨーコ先生の職務怠慢と同じか、 それ以上に、素直に受け入れられそうにない。**]
(384) 2021/06/07(Mon) 00時半頃
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── 現在・教室 ──
[ そう。ワガママを聞いてもらえず、 慎一は苦い顔をして会話をしている。
黒沢はやっぱり物わかりのいいふうに見える。 この状況にも、慎一の幼稚な言い分にも。>>392
そうされると慎一は、 これ以上駄々をこねづらくなっちゃう。
なんでなんでって思ってても、 自分の足りなさを突き付けられてるみたいで。]
(443) 2021/06/07(Mon) 10時頃
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[ 感情がついてこない。>>392 そんなこともあるんだなあって思う。 慎一はいつも感情に置いてかれちゃうのに。
でも、それって悪くないような気がする。 少なくとも、人前でわあってなっちゃうよりは。]
偉そうなこと言えるだけえらいよ。 …………いいなあ。
[ だから、慎一はいつもみたく、 みんなえらいなあって感覚で、 黒沢はえらいよって言ったはずだった。
……ぽろっとついでにこぼれた言葉に、 慎一は一瞬、自分でもついていけない。]
(444) 2021/06/07(Mon) 10時頃
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[ 「えらい」は賛辞だけれど、 「いいな」は羨望でしょう。
慎一は今の生活を楽しんでいるし、 毎日がんばっていてえらい。 みんなも何かしらすごいしえらい。
それだけでいいはずだった。 慎一だってうまくやれてるんだから。]
(446) 2021/06/07(Mon) 10時頃
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[ ……だから今のは、 いったんなかったことにしよう。
何事もなかったかのように、 慎一はスマホの表面を撫でる。
「遺書みたいだね」>>393 得られてもうれしい同意ではないけど、 今回はふたりの意見は速やかに合致した。]
やっぱ、遺書かあ。 …………かわいそう。
[ 咄嗟に浮かんだ言葉を吐く。 辛くて悲しかったんだろうな。 疲れたのかな。疲れちゃったんだろうな。]
(447) 2021/06/07(Mon) 10時頃
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[ 悲しいなあって慎一は思うから、 感情の回路だけは今日も良好。
元気がないままの慎一からすると、 やっぱり黒沢は落ち着いて見える。 いつもどおり、淡々として見える。>>394]
うん。落ち着いて見える。 ……頼むから、 「何も言えないかな」とか言うなよ。
[ 後半部分はちょっとだけ冗談まじりに。 もし本当に言われたら慎一はもう一度 「黒沢、冷たい」ってこぼすからね。>>0:188]
(449) 2021/06/07(Mon) 10時頃
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[ まあでも、 黒沢は感情が少しゆっくりなだけで、 まだ現実味を感じられないというなら、]
……どっかつねろうか?
[ もうその下りはやっただなんて知らない。
慎一は窓を打ったとき、 手が痛かったから夢じゃないと思う。]
(451) 2021/06/07(Mon) 10時頃
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夢じゃないとして、 どうすりゃいいんだろなぁ。
そもそも遺書だとして、 幽霊でも混ざってんのかって。 ……全員順番につねればいい?
わかんなくない…………?
[ 言ってたらまた悲しくなるから、 慎一の声はだんだん小さくなって、 はあ。ってひとつ息を吐く。 体内の「悲しい」を逃がすイメージ。
このあとどうしよう、とか。 思いつかないまま現状を嘆いた。**]
(452) 2021/06/07(Mon) 10時頃
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── 回想・打ち上げ ── 階段から落ちたぁ? リツおまえ……なんか……、 …………ドンマイ。 [ 「ドジだなあ」とか「タイミング悪いなあ」、 最初に浮かんだ言葉を投げるには不憫で、 打ち上げには帰ってきた樫樹を、 かわいそうに……って目で見て、 慎一はその肩をぽんと叩こうとした。]
(470) 2021/06/07(Mon) 13時頃
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[ 委員長はクレープをつくり、 書記は黒板に文字を書き、 生徒会副会長が絵を添えた。 会計は何をすればいいんだろう? えーと……ジュースでも買ってくるよ。 余ったクレープの有効活用は名案だけど、 今日の利益を少しあてがってもいいよね。 リクエストがある人は申告しておくれ。 万が一材料が足りなくなっても、 最悪近所の店に駆け込めるよう、 その日も慎一は自転車で来てた。 から、ちょっとそこまでひとっ走り。 付き合ってくれる人がいれば歓迎する。]
(471) 2021/06/07(Mon) 13時頃
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[ でも、今回はひとりでも大丈夫。 前回ほど荷物が多いわけじゃないし。 まだほんの少し夏の気配をはらむ風を、 びゅんびゅんと全身に受けて走ってく。 頭や、顔や、Tシャツから伸びた腕が、 風に冷やされてくようで気持ちよかった。 数え直してもズレてるたった10円。 小銭の山をひとりで見降ろしてたとき、 掌も目も頭の中も熱かったのが嘘みたい。 ポケットにねじ込んだ10円玉が、 あれだけ重たく感じたことも。 「みんな」の輪から少し離れて、 慎一はやっと息がつけた気がする。]
(472) 2021/06/07(Mon) 13時頃
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[ そんなこんなで打ち上げがはじまれば、 慎一はまたいつもどおりに、 みんなと混ざって笑えていたはずだ。**]
(473) 2021/06/07(Mon) 13時頃
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[ 無様でもみっともなくても、慎一は生きてきた。 その四文字を何で埋める気かは知らないけれど。>>475]
(506) 2021/06/07(Mon) 16時半頃
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── 現在・教室 ── [ 相槌みたいな「そうかな」に、>>474 慎一はへらっと笑ってみせた。 どんな顔すればいいかわかんないときは、 まず笑っておけばいい……笑えるうちは。 どっかで聞いたことあるようなモットーで、 どうやらその場はごまかせたらしい。 ……そっとしといてくれたのかもしれない。 でもほら、今は慎一のことより、 このメールの送り主の話をしよう。]
(507) 2021/06/07(Mon) 16時半頃
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[ 冗談が冗談として通じてたらいい。>>476 黒沢の否定に慎一はへらっとして、 それ以上からかいを投げるわけでもない。 その裏にあった言葉を慎一は知らない。>>477 だけど聞こえてたらきっとまた、 「なんで?」って問答がはじまったろうし、 秘密にしておいてくれてよかったかもね。 慎一に言わせれば「生きる」とは、 だだしいというよりたのしいものであるはずだ。
ましてやあのメールを見て「いいなあ」だなんて、 へらへら笑いも剥がれ落ちたかもしれなかった。]
(508) 2021/06/07(Mon) 16時半頃
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[ だけどね、そのあとの言葉には同意する。]
あー……、確かに。 気づきもしなかったし、 今、誰なんだろって考えても、 ……わかんねえや、全然。
……探す、かあ。
[ 歯切れ悪くなっちゃった。 だって慎一は想像がつかない。 ここにいる誰かが死んじゃうなんて。 あるいはもう死んじゃってるなら? ……悲しい。の一言からははみ出すくらい、 最悪な話だって慎一は思う。ヤだなあとも。]
(509) 2021/06/07(Mon) 16時半頃
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[ 黒沢をつねる案は辞退され、>>479 みんなつねってく案への反応も微妙。>>480] 幽霊だったら触れないかもしんない。 [ そこまで冗談でもなく慎一は言った。 すごく簡単な証明方法じゃない? いや別に慎一はオカルト好きではないし、 幽霊の類を信じているわけでもないけど、 一般的な幽霊観ってそうじゃないかな。 ただ、それってつまり──送り主は死んじゃってる。 非現実的を現実に受け入れるにしたって、 心情的にやっぱヤだとしか言いようがないな。]
(510) 2021/06/07(Mon) 16時半頃
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