23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。
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>>58 ん。俺は全然大丈夫。 ぴんぴんしてるから、安心して。
願い事は成功したよ。 ノーリスクで行けてると思うけど、 ただ、…完全治癒、という指定が抜けちゃって
[少し申し訳なさそうに]
治癒状況がランダムになってしまったかも。
……サラは、どう?
[一番気になっていたところだったが、 病気が治ったかどうかを ストレートに聞くのは、戸惑われて。]
(60) steel 2023/05/01(Mon) 02時半頃
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[もちろん治癒していれば嬉しいけど、 ──もう、 今は、リアルの彼女をこの手で 抱きしめることが出来たというだけで。 驚くほど、満たされていた。
もしも治癒がうまく行ってなかったとしても 自分は何ひとつ変わらない確信がある。]
というか… 敬語、使わなくていいよ?
[そう言うと笑って、 彼女の額にキスをした。]*
(61) steel 2023/05/01(Mon) 03時頃
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共鳴窓でいちゃつくくらいはいいよ?
どうせifだしー。
悩んだ時間短いな。
今日のランダム神はry
9時過ぎには戻るー**
ーif/飛び立とうとする椿にー
[待ち焦がれていた連絡。しかし、直後のブロック。困惑した。しかも書かれた内容はーー彼女が日本を離れることを意味する。]
ニジノ!!
[家から飛び出したが8月です!ーーそして。]
[ニジノが日本を離れる日に、少年は空港にいた。ゲートさえわかれば逢えるはず。キョロキョロ彼女を探す。]
ーー!!
[いた。彼女だ。数ヶ月で印象は変わるかもだが、見間違えなどしない。大きな荷物を持っているだろうか。時間は、猶予はない。少年は弾かれたようにかけだした。]
ニジノッ!!
[ーー彼女までの距離を一気に詰める。みんなが大声に驚いた。でもそんなの構わない。少年はーー]
ニジノ!!俺は、…
お前に恋してんだ、お前に惚れてんだよ!!
俺は、…自分の気持ち見間違えて、お前を選ばなかったけど。
アイツへの気持ちは恋じゃなかったんだ!!
俺が可愛いと思ったのはお前。
抱き締めたかったのもお前。
好きで、デートしたいのは…お前なんだ、ニジノ!!
今更はわかってる。だけどーーだから。
付き合ってなんか言わない。
ただ伝えさせてくれ!!
お前は可愛かった。本当に。
ーー惹かれて、好きになった。
触れて、熱かった。
熱すぎて怖くなったが俺は。
ーーその熱こそ恋だったんだ!!
……お前さ、いつもチョロいとか自分卑下して。
やなんだ、そういうの…
こんな俺が惚れた女がさ!!
そんなこと言うのーーわかってないの。
……だから、全力で伝える。
照れて怒るのも。いきなりブロックとかも。
ズバズバ言うのも、みんなみんなーー
可愛さに満ちていた。
お前は可愛いんだーー
どこに、行くんだ?でもそれはお前が決めること。
引き留めに来たんじゃねえ。
ーーただ、逢いたかった。
どうしても伝えたかった。
ブロックのまんまでいい。
俺を忘れていい。
だけど。
ーーお前に惚れた男がいたこと。
お前が可愛いこと。それだけは。
……忘れないで。
[一気に話して、彼女を真っ直ぐ見つめた]*
あ、共鳴窓でifやった方が良かったかな?
でも、正史だとLINE連絡せず渡米するだけで、
設定がそんな変わるわけではないから、まあいいか。
鳴窓ではバーチャルラバーニジノちゃんが相手するぞ(違
得意技はJK特有の口さがない悪態だ。
スマホ、持ってないん?
めっちゃ、いろんなヤツとやりとりしてそうなのに。
[少し思考]
・・・・・んじゃ、買えば?
[犯罪者になるつもり満々だったんだろうか、と思う]
誰にも連絡先とけ、教えたくなかったけど、
お前が買うなら教えてやるよ。*
ー帰還後(if)/空港ー
[8月と言えば暑さも増す頃だ。ゲームに参加した頃の少年はパーカーを着ていたが、今日は半袖赤Tにジーンズという格好であった。
彼女を見つけたのは免税店の前。
髪は短くなっていた。サングラスもかけ、印象はかなり異なった。
それでも少年が彼女を見間違えるなどなく。]
[一気に思いの丈をぶつけた。
それはいつもの少年らしかったろう。
彼女にはあまり驚いた様子はなく。
まさか、座って話そうと言われるとは思わなく少年は驚いた。]
い、良いのか。うん。
て、またNGあんのかよ…はは。
でもーーお前のそんなの好きだから。めっちゃやっぱり可愛いわ。
[二人は空港内のスタンドコーヒーショップに入った。
席に着いて、少年はバニラフラッペを頼む。]
……さっきはごめん。その、時間ないかなって。
それにどうしてもーー伝えたいこと先がいいかって。
[手に汗をかく少年は、拳を膝の上に握った。]*
[その時、自分の電話の着信音が鳴る。
ちらりと、画面を見て。出ずに切った。
ため息]
とりあえず、説得できたか?
ん。
買う。
[こくりと頷いて、教えてくれるというものをメモに取るべくパンフの皺を伸ばす。
柊の連絡先も忘れずに聞かないとな。]
ん────あ、用事?
時間貰って悪かったな。
…………説得はされたけど、
どうせなら命令もされてみたかったねえ?
[一応周囲を見回す。
空港という場所柄、出会いも別れも、映画のような告白のシーンも珍しくはないのか、あまり気に留められてはいないようだ。]
――久しぶりだね、大和。
元気、してた?
あの後、私は病院に帰ったから、
他の人の様子も、良かったら教えて欲しい。
勿論、大和の近況も。
[もし出立以前に女子会が開催されていたら、幾らかは漏れ聞こえてきただろうが。
向いに座ってノンシュガーのアイスコーヒーを啜る。]
……可愛いとか好きだとか、
禁止しようかと思ったけど、まぁいいや。
何度言われても、もう恋はしないし。
違うな、元恋人のスケートと復縁したから、
大和と浮気はしないのー。
[フフン、と鼻で笑って頬杖。*]
[VR内にはこんな場所なかった。あれからリアル生活をしていたのに、彼女とだと何故か落ち着かない。あの廃校に馴染みすぎた?]
うん、元気にやってる。復学したしな。
[今夏休み〜の構え。]
みんな?あーーみんなは…
[キリノとサラが先に帰ったこと等から。キリノとは頻繁にLINEする仲だ。ただ、鮫島については触れなかった。]
俺はーー妹ともちゃんと話して、家族として今は大切にしている。
それから就職準備とかも。
結局実家の工場手伝いになりそうだけどね。
ーーニジノは。
[言い淀む。彼女の脚はどんな状態?先程は歩いていたが。
また、日本を離れる理由もしらない。
彼女の言葉には眉ハの字。]
口説いてんじゃないから。
お前は可愛くて、俺が好きになるだけの女だ、てだけだよ。
ーー怪我、治ったのか。
それは…嬉しい。嬉しいよ。
最高の恋人だろ?
おめでとう。**
おお、復学おめー。
ってそもそも停学してたんだっけ。
確かそんなことを、聞いた気も……
[覚えてないや、と軽く流して肩を竦めた。
うん、普通に話せているはず。第三者からは、恋人同士に見えたりするんだろうか。あまり甘い空気はないし、飲み物は逆だとツッコまれそう。]
私は9月からアメリカで大学生だよ。すごくね?
[高卒認定試験免除の恩恵もあって、飛び級が叶ったのだ。
懐かしい彼らの今を聞くことしばし。あがらなかった名前についても、言及は控えた。
ゆっくり足を組みかえて、コーヒーをもう一口。唇を湿して、慎重に言葉を選ぶ。]
――足、が、
足がほとんど、治ってたの。
もしかしたら、誰かがとんでもない
犠牲を払ってしまったんじゃないか、って
心配……で。
でも、あの頃の新聞には全然記事はなくて。
やっぱり揉み消されたのか、被害が少なかったのか、
大和は知ってる?
[そういえば、クルーエル社にどうこう、と息巻いていたのを思い出したり。
彼の妹の足が治ったわけではなさそうで、肩身が狭かったり。**]
用事はねえよ。
ただのお節介な電話。
[用事ならば、出るし]
命令か。
あんま、命令って好きじゃないんだよな。
聞かなきゃいけない時もあるけど。
お前が言ったんじゃん。
つか、聞かなきゃいけない時ってアレか、
…………お前の後輩になり損ねたなあ?
[くすくすと笑う。
お節介な電話というのが気になりはしたが、まあ無理に聞き出すこともないだろう。連絡先をくれるってのなら、この先があるってことだ。]
まだ時間あるならどっか行く?
お前が落ちた後何やってたのかも聞きたいしさ。
ま、言ったけど。
話してもわからないようなら、
わからせる必要があるからな。
人殺していいことなんて、ないって。
[伝家の宝刀を出す前に、
聞き分けてくれたのにはほっとしていて]
後輩って、
あー、お前キモ。
[睨みつけてやった]
[真っ直ぐ塒に戻れば、
お節介なオッサンたちが意気揚々と、やってくるのは目に見えた。
あー、わかった。
願い叶えて、過去なんて、綺麗になかったことにしてやるよ!
なんて、息巻いたけれど、
もちろん、そんなこと叶わなかったわけで]
まあ、じゃ、適当にどっか。
[夜の繁華街が遠いところを思いつつ]**
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