23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。
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[聞いてくれるだけでいい、と言ったのに、色々言ってしまった。
具体的に何があったとも。 鮫島の事も、あいつと呼ばれる人も、その関係性も。 何も分からないから、全部、想像でしかないけれど。**]
(428) 2023/04/23(Sun) 19時頃
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まあそりゃそう……
その内容なら、
サラちゃんには絶対聞かせたくねえだろうさ……
ま、今はとりあえず、
少女Aを探して話を聞こう。
ホーリーも協力してくれよな。
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[ぱん!
と、膝を叩いて立ち上がる。]
……ありがと。 ちょっとスッキリしたわ。
[解決が見えた訳ではない。 それでも、吐き出せない言葉を誰かに受け止めてもらうというのは、きっと赦されるということなんだろう。
そうか。 そうだ。
赦されないなんてことは、ないんだよ大和。]
じゃあこれで、賭けの精算終わりー! お付き合いに感謝感謝。
サラちゃんは? 何か話ときたいこととか、ある?
(429) 2023/04/23(Sun) 19時頃
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そう。敵だ。
……デスゲームの話を聞いた後だと、
余計にしんどいねえ、こりゃ。
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[真っ直ぐにできたら良かった>>427と聞いて。]
きっと、間違えない人なんていなくて。 沢山間違えて。 過去は消せないけれど、 その過去を抱えて、未来に生かす事はできる。
人と関わる事で、新しく何かを想う事も。 想いが変わる事もある。
――……生きていれば、きっと。
[そう、未来のない、死に向かう少女は思う。]
私は、貴方の幸せを、祈っていますよ。
(430) 2023/04/23(Sun) 19時半頃
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そだな。
だが、もう、このゲーム始めた時点で、
捉えられてるのと一緒だ。
どちらにしろ今は、
勝つことを考えないと。
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>>430
…………うん。
(431) 2023/04/23(Sun) 19時半頃
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[ぱん! と膝を叩いて立ち上がる>>429のを見れば。 少し目は丸くなってしまったけれど。]
[これで賭けの清算終わり、というのには。]
まだですよ!
『わたしは父と子と精霊の御名によって、 あなたの罪をゆるします』
[最後まで演じ切って、くすくすと笑った。 これで、告解ごっこは終了。]
(432) 2023/04/23(Sun) 19時半頃
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話したい事……。 うーん。
鮫島さんの役職教えてください! ……っていうのが、一番の希望ですけど。
[本音をストレートにぶっちゃけた。]
例え教えてもらっても、 それが本当かは分からないですし。
[くすくすと、笑って。]
何かあったら、またメッセージ送らせてください。
[そう言って、椅子を立つ。]
(433) 2023/04/23(Sun) 19時半頃
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キルロイは、ふらり、職員室から屋上に向かってみた。**
2023/04/23(Sun) 19時半頃
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>>432 [きっちりと締めまで披露してくれる沙羅は、やっぱり白くてあたたかかった。]
>>433 それは俺もサラちゃんに聞きたいわ。
[笑い返した。]
うん。いつでも。 俺も何か気付いたら送るし。
あ、そうだ。 ささやかなお礼代わりに、 後でとっておきの秘密を教えるよ。
[すっと立ち上がる様子を、座ったままで見送る。]
(434) 2023/04/23(Sun) 19時半頃
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[
写真は不思議だ。その一瞬を鮮やかに封じ込めて。
まるで刻を止める。
亡くなった建物も、死んでしまった人も。
写真の中では生きている。
止まった刻がそれを守っているーーいつまでも。]
(435) 2023/04/23(Sun) 20時頃
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[サラが去った後。
少年は野々花の好意に甘えてニジノを誘うことにした。
彼女とはLINEで話し様々を解消したものの、全てスッキリしたわけではない。
少年は彼女の問いに1つ、正確に答えていないのを自覚している。
彼女に聞きたいこともあった。 彼女に言いたいこともあった。
少年は彼女を伴い静かに話せる場所に向かった。 図書室である。]
ニジノ、あんがとな。時間くれて。 結局こうして顔を合わせるのに随分時間かかっちまった、ゴメン。
鮫島には仲直り、ちゃんと説明したから。
(436) 2023/04/23(Sun) 20時頃
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[その姿が廊下の向こうへ消えるまで追って、やがてぶらり部屋を後にした。**]
(437) 2023/04/23(Sun) 20時頃
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[LINEが届く。はえーな、敬語野郎。
ぶつぶつ言いながら開いたら彼だった。]
ぶはっ
[内容がまた、内容で。一瞬昨日の事を思い出して肩に緊張が走るが、ふ、と弛緩。
ああ、さっきの、か。
ーーこっちも交換か。]
(438) 2023/04/23(Sun) 20時頃
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(敬語野郎呼ばわりされてるのうける)
(文責は俺です)
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ッ……!!
[届いた内容にカッとなる。顔はみるみる真っ赤になった。バーチャルスマホを握り潰しそうになるが堪え、返信]
(439) 2023/04/23(Sun) 20時半頃
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ゴメン、ニジノ、すぐ戻る。
[図書室を後にした。]
(440) 2023/04/23(Sun) 20時半頃
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[呼び出し先の二階空き教室に到着。
ブスッとした顔にて待つ]*
(441) 2023/04/23(Sun) 20時半頃
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>>441 [戸を開いて、閉じる。
掴んだ後頭部を引き寄せるままに唇を合わせ、舌を蹂躙すること暫し。大体、1分30秒くらい。]
……足りる?
[糸を引いたりはしない。 微笑んでその瞳だけを覗き込んだ。]
(442) 2023/04/23(Sun) 20時半頃
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[入ってくるや否や、いきなり。
なんの言葉もなくただーー奪われて>>442
瞳を大きく見開き一瞬、驚きや戸惑いではなくもっと暗いーー深い谷底みたいな色を称えて。
目を閉じようとした時にはもう、離れていた。
思わず唇を拭おうとした自分に気付く。]
……
[最初に怒りが走るが、それはすぐに哀しみに変わった。でも、目を閉じて開いたらもう、笑おう。]
ーー強引なの、好き。
で?聞きたいのはあのこと?*
(443) 2023/04/23(Sun) 20時半頃
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>>443 まあそう。 あんま時間ないんだっけ?
[微かに湿っている口の端を、頬を包んで親指で拭う。]
(444) 2023/04/23(Sun) 20時半頃
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いや。……鮫島が優先だよ。 それはわかってくれる人だ。
[今度走ったのは困惑。触れられる事に戸惑い] >>444
だから、渡すものがないんだって。 ……そんなことをされても。
あのことに関しては言った通り以外はないし。
(445) 2023/04/23(Sun) 21時頃
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―― 回想/玄関 ――
>>398 あげられるんなら、あげたいよ 熨斗つけてー。
[握った沙羅の手の細さは、ちょっと病的なほどだった。この小柄な身体にEカップが備わってしまったら、どうなってしまうのだろう。――すごく倒錯的です。]
いや、リアルはもっとあるから、 むしろこれぞバーチャル?
それよりさー、こっちの方が自慢なの。 腹筋も割っちゃったし、一番は太腿かな。
[小さい胸なんて触って楽しいのだろうか。遠慮がちに膨らみを抄う手つきは擽ったいのに、優しい気持ちが溢れてくる。 拒まれなければその下も、彼女たちより固くみっちりとした肉質を「すごいでしょ」なんて誇るのだ。]
……みんなに、見て貰いたいな。
[知らず零れた言葉を、慌てて飲み込んだ。日々鍛えた技と努力の結晶、失われた夢。それが叶うということは、ここにいる他者の願いを踏み躙った結果なのだから、決して望んではいけない。きっと笑いあえるこの時間も、関係も、変わっていってしまう。]
(446) 2023/04/23(Sun) 21時頃
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