18 星間回遊オテル・デカダン
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[時間が経っていく。PJは後悔した。 小さな後悔を、直近の事から泉がわくように大量にした。
もっとロバートと触れ合い、たくさんの時間を彼のあたたかく柔らかい手触りで満たすべきだった。もっとロバートとよく話し、彼の優しい考えに触れているべきだった。もっとロバートの笑顔がみられる事をするべきだった。ロバートの好物のアップルパイを、昨日も一緒に食べればよかった。少なくとも、昨日の話し合いはロビーですることではなかった。彼の使い慣れたあの大食堂の鵞絨張りのソファで、ゆったりと過ごさせるべきだった。昨日という一日、彼がありとあらゆる不安から解放し、もっと穏やかなきもちで過ごせるよう、犬である彼にこそ尽くすべきだった。
全てもう遅い。 全て、し足りなかった。
動いている温かい彼の笑顔や声、しっぽの表情すべて、最早この全宇宙から止まって、消えた。
こうして何かを失うのが、あまりにも悲しかったから、惑星『時』は誰かに命を渡すことを覚えてきた。]
(15) 2022/05/08(Sun) 13時半頃
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[命を研究するにあたって。 自分の命かわいさなんて、きっと小さな原動力でしかなかったろうと、PJならば思う。愛する大切なものと離れがたいこと以上に、死で失う『もっとそばにおいていたかったもの』以上に、命の研究をするモチベーションなんて、あるだろうか?
PJは、惑星『時』で不自由なく育った。 だから今もそう考えている。]
(16) 2022/05/08(Sun) 13時半頃
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[今日の義務として、約束として、検査結果は伝えなければ。そうは思うのだが、そんな事に気力を使う気が今は湧かない。気遣うこともしたくない。
ロバートにしか会いたくない。
手近なロボットに、館内全員宛のメッセージを頼んだ。 こういう手抜きで、ロバートに使うべきはずの時間に変えていれば、彼をもっと多く感じられただろうか?
『ジェルマンは星喰いアメーバではない。』 それが本日のPJからのメッセージだ。
それは、船内各所に設置されたモニター、及び個人用の通報端末、或いは、ルームサービスに呼ばれたロボットや、何かしらの機械から皆に伝わるだろう。**]
(17) 2022/05/08(Sun) 13時半頃
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[エフからの連絡を聞いて、やれやれと首を振る。]
エフ殿はほんに難儀な体をしておるのう。
無理はするでないぞ。今はまだ良いが、人前で擬態が解ければ大変なことになる。
[そう話す間にも女の触手はしきりに動き、なるべく毛皮を汚さぬよう、内側の血肉をすする。]
死に、良いも悪いもないと思うがの。すぐに死ねるからと言って、楽とは限らんよ。
[脳裏によぎるのは、軍人としての記憶だ。女は、多くの死を見届けてきた。傷病で長い間苦しみ抜いた者。一瞬で命を奪われた者。そのどれもが、辛い記憶として残っている。
……星喰いアメーバのいち個体としては、おおよそ理解できないが。女としての記憶は、全ての死を「辛いもの」としてインプットしているらしかった]
服飾商 PJは、メモを貼った。
2022/05/08(Sun) 13時半頃
PJは、ロバ―トが愛されていることを知っている。
2022/05/08(Sun) 13時半頃
PJは、だから、誰かがロバートの部屋を訪れるようなら、泣きながら部屋を離れるだろう。**
2022/05/08(Sun) 13時半頃
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― 早朝・自室→廊下 ―
[どこか遠くで悲鳴が聞こえた気がして跳ね起きる。客室の防音は完璧なはずだから、そんなはずはないのだが。 あるいは悪い夢でも見ていたのかもしれない。
通報用端末には、追放された者の名が掲示されている。 話したことのなかった者だけに、惜しい気もしたが。致し方あるまい。どこかで解凍され、無事に生きてくれると願うほかない。]
……ともあれ、皆の顔を見に行くか。
[体を起こし、手早く身支度を済ませる。途中、PJからのメッセージ(>>17)を確認しつつ]
『ジェルマン殿の件、了解した』
[そう短く返信しておいた。]
(18) 2022/05/08(Sun) 14時頃
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― 早朝 ―
[昨日と同じく、アルクビエレは常よりも少し長いお祈りの時間をとっていた。 どこからか、微かな悲鳴>>11が聞こえてきたのはその時だった。 扉を開けると、その声はより明瞭になる。]
PJ、……
[普段とはまるで違う、取り乱したような、聞いたこともないような彼女の声。 けれど、何度も聞いたことのある、大きすぎる悲しみを抱えた者の声。 場所は恐らくロバートの部屋だろう。"死者を見る"と語った教祖は当然、彼が死んでしまったことを知っている。部屋の位置を聞いてはいなかったが、声のする方へと歩いていって、
ロバートの部屋の入口から、その後ろ姿>>14を見た。]
(19) 2022/05/08(Sun) 14時頃
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……、
[かける言葉はなかった。 あれだけ活発で明るかった彼女が泣き崩れているところを、見てはいけないような気がして、すぐに踵を返した。 もしかしたら、それは普段"誰にでも救いを"と公言している者らしくはなかったかもしれないが。この時は、彼女をそっとしておくことを選んだ。 二人はとても、仲が良いように見えたから。]
(20) 2022/05/08(Sun) 14時頃
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[それから、アルクビエレは総合案内所へ出向いた。 受付ロボットをつかまえて、昨日PJが頼んでいたような放送を流してもらうようにした。話し合うことは、変わらず必要だろうと思ったから。
昨日よりは少し遅めの時間――例えば昼過ぎだとか――に、昨日と同じロビーで話し合う場を持つこと。来られない者、来たくない者は来なくてもよいこと。 そんな内容だ。]
(21) 2022/05/08(Sun) 14時頃
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[そうしてから、一旦自室に戻るかどうしようか、と考えたところで、総合案内所のモニターでPJからのメッセージを受け取った。]
……ジェルマンはアメーバではない、
[口の中で呟く。 彼がそうでない、と告げられたことはひとまず、喜ばしいことだ。一方で、アメーバが見つからなかった、ということでもあり――もしも、昨日彼が危惧のひとつとして挙げたことが現実であったとしたら、結果自体を疑わなければならなくなる。
そして、追放された者の名前>>#1も見る。 ギョウブ、という客とは面識はない。彼を"見た"かについては、人の集まった場で話すのがよいと思われた。]
(22) 2022/05/08(Sun) 14時半頃
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[返ってきたミツボシの言葉に、考え込むような仕草をみせた。]
そういうものですかねえ……
苦しみは短い方がいいと思うのですが、確かに、死ぬこと自体には良いも悪いもありませんね。
[納得したのか単に思考を切り替えただけか、顔を上げて。]
そう、あの元海賊ですが。
我々の仲間だった、と言ってしまうかどうか、ですね。
サラは恐らく「減っていない」と言うのでしょうが。
どちらにしろ、次はきっとわたくしが検査をされるでしょう。
まあ確かに、肉体的な苦しみは短い方が良いかもしれぬがの。精神的な苦痛は変わらんと我は思うぞ。
ともあれ、この世界には色々な価値観の者がおる。我が正しいとは限らんよ。気にせんでおくれ。
[肉色の塊だった胴体から手を生やし、ひらひらと振る。]
うむ。今日のところは検査を免れたが、明日は受けることになるじゃろうな。
せめて少しでも信頼を買うべく、サラ殿と意見を合わせるべきかもしれん……と我は思うが。
しかし、あやつも喰ってみたかったのう……みすみす逃がすとは、惜しいことをした。
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― 朝・自室→廊下 ―
[当然のようにあまり、よくは眠れなかった。 顔面にメイクテクスチャを厚めに貼って 目の下に深々と巣食った隈を隠す。
不安に苛まれる心を覆うために、 せめて見た目くらいは繕っておきたかったのだ。
ミームの客室は次なる犠牲者のものとなってしまった客室とは離れていて、PJの悲痛な声 >>14がその耳に届くことはなかったが。 胸騒ぎを抑えきれず、当て所なく部屋を出る。]
(23) 2022/05/08(Sun) 17時頃
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[ミームにとって一番気がかりな沙羅の部屋がどこか、 昨晩はついに訊かなかった。 万が一にも自分が気づかぬうちに侵食を受けていたときのことを考えれば、そうせざるを得なかったといえ、そのことを少し後悔する。
ため息交じりに廊下の端に凭れ、個人宛のメッセージは届いていないらしい、と確認しようとしたところで、PJによるジェルマンの疑いが晴れた旨の簡潔な情報を得る。>>17
昨晩彼を信用したのは、正しかった。 それを裏付ける情報にほんの少し、安堵して。]
(24) 2022/05/08(Sun) 17時頃
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―朝―
[寝床よりもぞもぞと這い出る。 しっかり眠っていたハロは、ロボットからのメッセージで目を覚ました。PJからの言付けだという。>>17
部屋を出てふよふよ浮かんでいると、清掃ロボットを見かけた。
今日は誰か襲われていなかったかを聞くと、ロボットは機械的音声で事務的に一匹の犬宇宙人の死を告げた。]
……そうか。 ぬるいクッションがいなくなってしまったか……
[それなりに残念そうに呟いて、またふよっと動き出す。]
(25) 2022/05/08(Sun) 17時半頃
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[ロビーを通りがかると、話し合いは昨日よりやや遅い時間に行おうという提案がスクリーンに浮かんでいた。]
……うむ。 では食事と運動をしてくるとしよう……
[すいーっと通りすぎて行く。]
(26) 2022/05/08(Sun) 17時半頃
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―ショッピングモール―
[しばらくして、噴水広場の噴水。 エフが先日直していた其の吹き上がる水の中。>>1:149
反重力装置を置いて、ちゃぱちゃぱ泳いでいる姿が有ったのだった。**]
(27) 2022/05/08(Sun) 17時半頃
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雲水 ハロは、メモを貼った。
2022/05/08(Sun) 17時半頃
ミームは、ふる、と小さく身震いした。
2022/05/08(Sun) 17時半頃
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― 廊下 ―
[それから、本日の追放者 >>#1について知る。 知らぬ名前だった。心当たりもない。 ただ、冷凍追放された、ということは。
疑わしく思われて、票を集めたということ。 誰かの行く末―もしかすれば、それは永遠に宇宙をさまようことになるかも知れない運命を―を決める、あるいは、決められるのだということ。
実際にそれを突きつけられると、 背中に冷たいものが触れたように想う。]
(28) 2022/05/08(Sun) 17時半頃
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──食堂──
[食事をとるつもりで来たのだろう、エフの目の前には軽食の乗ったプレートが置いてある。が、手を付けた痕跡はなく、食事も冷めている。 食事を取る代わりにずっと端末を見続けているのだ]
[これは仮装イベントの時、動物のつけ耳を付けたギョウブに「頭に耳四つあるぞ」と笑っていた時の画像。 これは乗客の子供に悪戯されて、頭のてっぺんの毛が焦げてしまったロバートの画像。 これは食堂の新メニューの試作を食べてしかめ面をしているロバートの画像。 これは酔いつぶれてソファから流れ落ちてるギョウブの画像]
……なんでこうなったんだろうな。
[答えのない問いを自分に投げかける。自分自身ことで精一杯で、二人になにもできなかった自分に嫌気がさし、無意識の内に顔を手で覆っていた]
(29) 2022/05/08(Sun) 18時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2022/05/08(Sun) 18時頃
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― 自室 ―
[室内でモニターを確認する。そこに記された、自らの潔白を示す言葉に安堵した。 そして、追放者が己の知らぬものであったことに少しだけ安堵する自分を、少し薄情だと思う。
シンプルな寝間着から、昨日と同様に華美な衣装へ。何枚もの布で、身体を覆う。]
…………。
[襲撃者が3体だとするならば、まだ安心はできない。ひとまず、帽子の角度を整えてから部屋を出た。]
(30) 2022/05/08(Sun) 18時半頃
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― 廊下 ―
[廊下に出れば、ぞわりと怖気がした。行き来するアンドロイドの種類から、なんとなく状況を察する。ふう、と肩を落として廊下をまっすぐ前後に見れば、昨日見た女性>>18と、お得意先のお嬢様>>28の姿を見つけた。いい朝とは言えないが]
昨晩はお休みできましたか?
[と、どちらともなく声をかける]
(31) 2022/05/08(Sun) 18時半頃
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― 食堂 ―
[話し合いの案内が受理されたことを確認して、食堂へ向かうとエフの姿>>29がある。するすると寄っていき、冷めた食事を見て気遣わしげに眉を下げた。]
おはようございます、エフ。 昨日は体調が優れないようでしたが……大丈夫ですか?
[ご無理は、と言いかけて、その手の中にある端末の画像が見えた。]
それは、ロバートと……ギョウブという方とも、エフはお知り合いだったのですね。 わたくしも、拝見してもよいですか?
[と、背を曲げて。落ちてきた髪は、そっと耳にかけた。 許しが得られれば、少しの間エフの隣で二人の画像を眺めることだろう。]
(32) 2022/05/08(Sun) 19時頃
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いえ、ずっとひとりでこういうことを考えてきたもので。
他の意見が聞けて、非常に参考になりました。
[手だけ人型になったミツボシを見て、ふふ、と笑う。]
そうですね、今日のところは合わせておいてもよいかもしれません。正しさの証明……とやらになればよいのですが。
[それから、しばらくして食堂のエフのところへ。]
擬態を保てる程度には回復したようですね。何よりです。
[流れ落ちているギョウブの写真を見て、]
……ミツボシ、あなたが目をつけていた彼。
結構不摂生だったようですよ。
[これは食べなくてよかったかもしれませんよ。などと言った。]
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― 廊下 ― あら、潔白のジェルマンじゃないの。おはよう。 無事でよかったわ。
[>>31 見知った顔にからかうように言うが、安心したような声が漏れたのはたった一瞬で。]
……ジェルマン、なのよね?
[よくよくその顔を見ようとした瞳はすぐに不安の色に塗りつぶされる。もし。検査のあとに成り代わられていたら?そんな限りのない疑念が一度頭を擡げると、その顔を睨まずにはいられなかった]
(33) 2022/05/08(Sun) 19時半頃
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あ……ごめんなさい、気づかなかったわ。 昨日ロビーに居たわね。ミツボシ、っていった?
[ふとジェルマンが声を掛けたのが自分だけでないことに >>18気づいて、はっとそちらへ目を向ける。じろじろと上から下までを見ながらもばつが悪そうに眉を寄せて、軽く挨拶をした。]
(34) 2022/05/08(Sun) 19時半頃
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― 廊下 ―
[廊下を忙しなく行き来する清掃アンドロイドを捕まえて、何が起きたのかを問う。 そして今朝の犠牲者を知ると、愕然とした表情で呟いた。]
ロバート殿が……そんな……
[脳裏に浮かぶのは、穏やかな彼の佇まい。直接言葉を交わしたことは少ないが、PJと連れ立って歩く姿はよく印象に残っている。 ……そういえば彼女は大丈夫だろうか。ジェルマンに関する旨の連絡は来ていたが。]
何故、彼が死なねばならぬのじゃ……
[やり場のない思いを抱えて壁に寄りかかる。昨日の話し合いからして、星喰いアメーバはPJやサラ、アルクビエレを狙ってくると思っていた。だというのに。]
(35) 2022/05/08(Sun) 19時半頃
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[と、潔白が証明されたばかりの人間に声を掛けられる(>>31)。彼の視線の先にはサラと親しかった少女もいる(>>28)。]
ああ……ぬしは、ジェルマンと、ミームといったか。おぬしらは無事で良かったのう……いや、良くはないのじゃが……。
[なんと言えばいいものか。思いを言葉にするのに苦労して、結局出てきたのはため息ひとつ。 ジェルマンの問いにはゆっくりと首を振り、]
正直、あまり眠れなんだ。また誰かが襲われるやもしれぬと思うと、不安でのう。
(36) 2022/05/08(Sun) 19時半頃
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─ 朝/自室 ─
[数日過ごし、漸く慣れてきた個室の寝台で、少女は覚醒する。 嘗て地球に存在した、唐やら琉球やらの文化をモチーフとした調度の多い室内は、他の部屋とはやや趣が異なるだろうか。 然し、少女は其れらに詳しく無かったし、其れらをリクエストした当人は此処には居ない。担当者の苦労が偲ばれる。
昨夜は、考え事や不安の為に、寝入るのが少し遅く為り。 其の分、起床時刻も少し、遅い時間に為っていた。
故に彼女は、早朝に響いた悲痛な声を知らず。 個室の端末で、検査の結果と。追放に至った者が居る事を知る。]
……ギョウブさん。
[話したのは、少しだけだった。 大きな身体、訛りの有る声。快く案内を引き受けて呉れた事。 其の彼が、ポッドの中で冷たく為ったのだ、と、胸の奧が重たくなる。
少女は身支度を終えると、自室を出た。 昨日と同じ面々に、今日も変わらず逢える事を願い乍ら。]
(37) 2022/05/08(Sun) 19時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/05/08(Sun) 20時頃
[アルクビエレの意外な言葉()に、念話越しにもあっけにとられたような気配が感じられるかもしれない。]
なんと、まあ。そりゃあ確かに、元海賊というぐらいじゃしのう……
[良い暮らしをしていたのなら、裏社会に身を投じる必要はないだろう。自分のように軍人にでもなっていたかもしれない。]
獣くさいうえに酒くさい肉は、ちと……喰らう気がおきぬかもしれぬ。
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大変名誉な二つ名>>33をありがとうございます、お嬢様。 帽子のてっぺんから爪先までジェルマンでございますとも。
[こほんと咳払いをし、右手をくるりと一回まわして恭しく一礼。]
ミツボシさん?も、ご無事のようで何より。 何よりなニュースばかりではなさそうですが、まあ、まずはお互い無事であったという数少ない吉報を喜びましょう。
(38) 2022/05/08(Sun) 21時半頃
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