人狼議事


14 冷たい校舎村10

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【人】 季節巡回 こころ



  ……そうだねえ。
  教室ならエアコンついてるし。
  暗幕があれば寒さに弱い猫もぬくぬくだ。


[ なっちんの提案には同意を示して、>>109
 ひとまずは手近な教室に連れて行こうと、
 歩調を合わせるように足を進めながら。

 肩に担ぐその体には、
 やわらかさもあたたかさもないのに、
 流れ出る体液だけが人らしい温度をしている。]
 

(127) 2021/11/09(Tue) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……コジローは、
  もうここにはいないと思うなあ。


[ その後、教室にそれを置くさなか、
 ぽつりとわたしは言う。

 こうなってしまえが何が良い可能性で、
 何が不吉な話なのかさえもあやふやだった。
 ……ああ、いや。表裏一体なのか。

 確証のない仮説をこうも語るのは、
 なっちんには初めてだったけれど、
 コジローにとっては2回目のはずだった。]
 

(128) 2021/11/09(Tue) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  人形は血を流さないし、
  ここで常識は通用しない。

  コジローはたぶん、
  あの遺書の送り主じゃなかったんだ。
  だってこの世界は終わってないから。


[ 歯抜けの説明だけれど、
 どこかで同じ前提を聞いていたなら、
 言いたいことはおおよそ理解してくれる?
 突拍子もない話だけれど、信じてくれる?]
 

(129) 2021/11/09(Tue) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ──ねえ、なっちんは、
  あの遺書の内容を理解できる?


[ だとすれば、君は候補者たりえる。

 わたしは──、どうだろう。
 ずっと考えてはいるのだ。

 ただ、確かなことがふたつ。
 もしもわたしが送り主であるのなら、
 確かに君たちをここに攫ってくるだろう。

 それから、もうひとつ。]
 

(130) 2021/11/09(Tue) 18時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  いなくなってほしくないの。
  なっちんにも、ここにいる誰にも。


[ それは、この世から?
 それともこの世界から?

 その疑問への答えは出ないまま、
 わたしは少しだけ唇を引いて笑った。**]
 

(131) 2021/11/09(Tue) 18時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/09(Tue) 20時半頃


【人】 季節巡回 こころ


[ ──隠し味に、部屋とワイシャツとわたしと。

 ……お砂糖でできているわりに、
 チョイスの渋いなっちん(とわたし)。

 ついそんな冗談を返して、
 わたしは原材料補給の旅に賛成した。>>140

 頭を使うとおなかが減るし、
 なにかで充填していかなければ、
 人のこころはどんどんすり減っていく。
 ……のかもしれない。

 駅前のクレープ屋さんおいしいんだよー、
 ストロベリーにマスカルポーネクリーム、
 アーモンドチップとチョコシロップは、
 マシマシで頼むのが最適解です。って、
 笑ったあの日がなんだか懐かしかった。]
 

(156) 2021/11/09(Tue) 21時頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・1階教室 ──

[ 今はわたしたち自身が、
 いちごソースで遊んだみたいに赤い。

 あたたかい教室の隅にコジローを下ろす。>>143
 好きでしょう、隅っことか窓際とか。
 かける布はまだないけど、持ってくるからね。

 運ぶ道中、階段が消えたことに気づいても、
 わたしはもうさほど驚かなかった。

 そんな中でなっちんの同意を得て、
 重ねられた疑問に、わたしなりに答える。]
 

(157) 2021/11/09(Tue) 21時頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……これが、そういう話≠ネら、
  多くの場合、関係者は無事──らしいよー


[ 全員が失踪したままの場合、
 それは事例としてカウントされるのか。
 ……という疑問が一瞬頭をよぎり、
 それに上書きするように、わたしは言う。]


  帰れてるといいなー。
  だから、帰れてるってことにしよう。


[ 答え合わせのしようがないなら、
 そっちを信じてみようじゃないか。]
 

(158) 2021/11/09(Tue) 21時頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……死んだら帰れるのか、
  帰ろうとしたから、ここではそうなるのか。

  そういうふうにも考えられるねえ。
  ……試すなんて、物騒なこと言わないでよー


[ 例えば、到底足を踏み出せそうになかった3階。
 あそこから飛び降りてしまえば現実に戻る?

 思いのほか冷静に思考を進めるなっちんに、>>145
 わたしは釘を刺すようにそう言った。]
 

(159) 2021/11/09(Tue) 21時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ごく自然に、死ねば帰れるのかよりも、
 わたしの関心はこの世界のホストに向いた。

 だからなっちんに聞いたのだ。
 コジローには聞き損ねてしまったことを。

 ふいにハルミチーの名前が飛び出し、>>146
 わたしはそれをじっと聞いている。
 相槌も打たずに、質問の答えを待っていた。

 知りたければ直接向き合うしかないのだ、と思う。
 この件に関しても、その他のことについても。]
 

(160) 2021/11/09(Tue) 21時頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……そっか。


[ なっちんの出した答え。>>147
 それもやさしさなのだろうか。

 かわいさとやさしさとその他の諸々。
 いろんなものから成り立つなっちんの言葉を、
 瞬時に称賛することも窘めることもできない。

 ただ、べーっと舌を出すなっちんに、
 わたしは思わず少し笑ってしまった。

 それから聞いた。]
 

(161) 2021/11/09(Tue) 21時頃

【人】 季節巡回 こころ



  ──じゃあ、なっちんは、
  わたしを──わたしたちを、
  なっちんのこころの中に入れてくれる?

  ほかの誰よりも先に。ここに。


[ 赤く濡れた指先で、
 とんと彼女の鎖骨の下あたりを突く。

 服にわたしの指の痕がまあるくつく。
 ……かもしれないけど、いいでしょう。
 わたしたち、もうとっくに酷い姿だ。]
 

(162) 2021/11/09(Tue) 21時頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……それなら、
  思い切り甘やかしちゃうなあ。
  わたしから離れがたくなるくらい。


[ きゅうっと糸みたいに細めた目で、
 それでもわたし、君に笑みを向けていた。*]
 

(163) 2021/11/09(Tue) 21時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 甘いばっかりでも、ときどき渋くても、
 うちにしびれるほどの毒を秘めていたとしても、
 わたしは好きだよ。君たちのことも、わたしのことも。]
 

(215) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・1階教室 ──

[ 見方を変えれば、そう。
 今のわたしたちにはかわいい猫ちゃんより、
 暗がりのおばけ役が適職だろう。>>181

 そういえば、先ほど見たエレベーター、
 それ以外にもシャワーや放送室や諸々、
 校内設備は問題なく使えるのだろうか。

 確認していなかったなあと頭の隅で考える。]
 

(218) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  例外はなににでもあるからねえ。

  ……わたしはねえ、
  多くの場合とか、半数以上はって言われたら、
  それなら大丈夫だって思うことにしてるよー

  大丈夫。
  わたしツイてるし、勘もよく当たるから。


[ 知ってるでしょーとわたしは言う。>>182
 あのとき張ったヤマは、
 勘といえる代物ではなかったかもしれないけれど。]
 

(219) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ なっちんは殊更明るく、
 わたしの心配を否定して笑った。>>183

 その笑顔に嘘偽りはなさそうで、
 その言葉を疑ったわけではない。

 半日程度の時間の間に起きた心変わりに、
 わたしも、くすくすと笑みを漏らして言う。]
 

(220) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  なっちんはー、
  明るくて元気でそそっかしくてー
  そのうえ強がりだから、心配。

  でも、そんなとこもかわいくて、好きだよ。


[ いなくならないでほしいよ。
 そんな思いをめいっぱい込めて。]
 

(221) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  そんななっちんだから、
  わたしが無理やり押し入っちゃうわけだ。


[ なっちんの微妙な表情にも構わず、>>186
 わたしはいつもみたいに悪戯っぽく笑った。]


  だから、そこのほんの隅っこにでも、
  わたしが存在しているなら、
  わたしはねー、すごく光栄だよ。

  だからね、いつもじゃなくていいから、
  なにかの拍子に思い出してほしいなあ。
  わたしが君の力になりたがってること。

 

(222) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ずかずかと君のこころに押し入って、
 わたしはそこを退く気もさらさらない。
 ずいぶん賑やかになっただろう、君の内側は。

 いなくなってほしくないから、
 甘やかしてしまおうと言っているのに、
 なっちんの申し出はなんだか奇妙だった。>>188
 君のこころの中、と仮定したんだろうに。でも、]


  あはー、わたし、
  甘やかされるのだーいすき。
  ……知らなかった?


[ わたし、充分に甘やかされてると思うけど、
 さらにというなら受け取らない手はない。
 あっけらかんと言いながらスカートで手を拭く。]
 

(223) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……さて、
  問題は山積みだけど、
  なにから片付けようかねえ。

  コジローのこと、教室に書いてくる。
  なっちんは? 先シャワー行ってていいよ。


[ これからの行動を確認したところだった。
 聞き覚えのある声にわたしは振り返る。>>210
 どさりとなにかを取り落とすのが見える。]
 

(224) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ……そうだった。
 わたしたち血みどろガールズ。
 眉を顰めるハルミチーに、なっちんが説く。>>216]


  ……帰ったんじゃないかなあ。
  コジローは、元の世界に。
  遺書の送り主じゃなかったんだと思う。


[ 信じることにした仮説を付け足して。
 一通りのことはきちんと説明するから、
 その取り落とした暗幕を一枚貸してほしい。*]
 

(225) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/10(Wed) 00時頃


【人】 季節巡回 こころ

 ── 少し前・教室 ──


  そうかなあ。
  半分はうまくいくのなら、
  わたし、いつだって、
  自分はうまくいく側だって思っちゃうー

  だからねー、信じていいよ。


[ ツッコミどころは外さないなっちん。>>239
 5割でも控えめに申告したつもりのわたし。

 その感覚に幾分か差があるとしても、
 わたしは態度を揺らがすこともなく、
 鷹揚に笑って、胸を張った。]
 

(269) 2021/11/10(Wed) 02時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  なっちんは、
  人のことばかり優しいって言うけど、
  なっちんだって同じだよ。
  優しい。わたしが知ってる。

  わたしみたいな、
  押しかけ居候を追い出さないくらい。


[ そういうなら君のこころの中央に、
 ステージとマイクでも用意してもらおうか。>>243

 ハグはおあずけ。>>245
 もう今さら、あとどれだけ汚れても、
 一緒だって思ってたんだけどなあ。
 自らの手で赤色を塗り広げちゃうくらい。]
 

(270) 2021/11/10(Wed) 02時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  保健室になら、替えの制服あるんじゃない?
  わたしは寝る前にどうにかできればいいや。


[ ……床掃除しようとしてくれている誰かは、
 大丈夫じゃないというかもしれないけれど。

 のんきなことを言いながら、
 いったんその部屋を出ようとしたころ、
 ハルミチーがこの場所へとやってくる。*]
 

(271) 2021/11/10(Wed) 02時半頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・1階教室 ──


  見てない──というか、
  探してないねえ、今のところ。

  ヘータロー氏が探しに行ったけど、
  気が動転してて止め損ねちゃったー


[ 悪気なさそうにわたしは答える。>>247
 わたしたちのご要望通り、
 彼が暗幕をそれにかけるのを見届けながら。

 丁寧に顔に飛んだ血を拭うハルミチーに、
 わたしはみんなとコジローのことを思い出す。
 ヘータローもよく彼をかわいがっていた。
 どことなくみんなの弟分みたいな子。]
 

(272) 2021/11/10(Wed) 02時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  その可能性の話もしたねー、なっちん。
  コジロー、帰る方法探してたみたいだし。


[ 一度彼女の顔を見て、>>257
 わたしもその答えにうなずいた。
 3階で一度出会ったときのことを思い出して。

 それから続いたなぜ≠ニいう問い。>>250
 わたしもなっちんの答えに概ね賛成だ。>>259

 あの遺書に共感できると言ったらしいハルミチー。
 君自身の中にはどういう仮説があるんだろう。]
 

(273) 2021/11/10(Wed) 02時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……最期に一目会いたかった。
  みたいな話かなー、考えたのは。


[ つまり、誰かは生死の間にいるのかもしれない。
 今この場所にまだ残っている誰かこそが。

 わたしの回答は、
 縁起でもない可能性を孕むけれど、
 やはり声に緊張感はない。そのまま続ける。]


  そうだとしたら、
  本当は帰ってほしくないから、
  こんなことになっちゃうのかもしれない。
  この世界を去るとき、コジローみたいにね。

 

(274) 2021/11/10(Wed) 02時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……だとしたら、不器用だなあ。


[ 感想までを答えをして添え、ふたりを見る。
 なんとはなしにポケットに手を入れる。
 まあるい形はまだそこにある。
 指先でその輪郭をなぞる。]
 

(275) 2021/11/10(Wed) 02時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  なっちんはー、……ハルミチーも。
  コジローがああなっちゃったんなら、
  悲しいし、心配でしょー?

  少なくとも、わたしはそうだなあ。
  みんな、そうなんじゃないかな。


[ なにもかもが想像に過ぎない。
 そこに悪意はないだろうという楽観的な。]
 

(276) 2021/11/10(Wed) 02時半頃

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