15 青き星のスペランツァ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
お互いそう言って、 その後ライジが勝手に通信を切って、 居なくなってしまった
[言葉が報告と食い違う。>>39>>40 『双方の合意の元通信を切った』他のクルーにはそう伝えたし、船内での処理はそれで纏まっている。]
私達と親しいからこそ、 絶対怒られて叱られて悲しませると思って
[彼が望んで水底に行った事を、自分は知って居る。]
だから、黙って行ったんだよ
…本当に彼、酷い奴だな
[みんな怒るよ。けれども彼が態々選んだ道が片道切符の旅ならば、自分は邪魔もしないし怒る事も無かっただろう。それでもどうしようもない程に悲しい。
私は止めなかったよ、ライジ。だからもっと話してほしかった。 ライジのデータを壊した時、本当に殺めたのは自分の心。>>55]
(102) mzsn 2021/11/18(Thu) 14時半頃
|
|
彼が意図していたかどうかは知らないけれど、
黙って行ってしまった事は、 彼が私達に残した、 最後のどうしようもなくズルい優しさな気がする
[抱えてこんで居た物がドッと溢れて零れてしまう。 抱く腕に力がこもり、ケトゥートゥの背後に、ポタンポタンと何かの小さな雫が落ちて、ジウと蒸発して消えて行く。 命の音はそのままに、帽子の隙間から黒い何かが何度も零れて、消えて、後には何も残らない。]
ケトゥートゥ、 何度も見送るのは悲しいよ、ずっと
[意識して居ないと、自分はヒトガタを保って居られない。 保つ余裕がない程に、自分は疲れて悲しかったのか。そんな事に今初めて気が付いた。 滅多に崩れない身体の形が静かに零れて、黒いみなもがザアザア揺れる。*]
(103) mzsn 2021/11/18(Thu) 14時半頃
|
|
[種族が違えば寿命も違う。 早く大人になったりならなかったり、幼く若いままで一生を終えたり様々だが、皆自分の命と皆よく付き合っていると思う。
長命者であればもうすこし他者の死に対して鈍感であった方が良かっただろうが、これはアリババと言う個人が獲得した個性であり、選んだ道だ。
皆と接して、皆と共に生きてみたいと思ったから、皆と同じになった。 苦しみが降り積もっても、他者の死をきちんと悲しめる自分で良かった。
それが表に出なくても、悲しみを覚える自分で本当に良かった。]
[でも、苦しいな。]
[生きると言うのは、そう言う事だ。 苦しみも悲しみも無い人生なんて、きっと楽しい事も無いだろう。
見送った人へ対する悲しみが大きければ大きい程、 その人の事が好きだった証なのかもしれない。 少なくともスペランツァと言う船においては、種族は違えど皆そうだと思って居る**]
(104) mzsn 2021/11/18(Thu) 14時半頃
|
アリババは、たぷたぷ溶けている
mzsn 2021/11/18(Thu) 20時半頃
アリババは、チキュウをコロコロした。コロコロ〜
mzsn 2021/11/18(Thu) 20時半頃
アリババは、ズザーッと着席した
mzsn 2021/11/19(Fri) 22時半頃
アリババは、時空を超えたハロをむにむにした
mzsn 2021/11/20(Sat) 00時頃
|
― 探索終了日:アリババのいつもの場所 ―
うん、うん…
[>>111>>112>>113>>114 労う言葉自体は何度も貰ったことがある。だがこう言った物は初めてだから、自分は返し方が分からない。]
ありがとう、ケトゥートゥ
[感謝が零れる。 それ以外に心を形にする声が思いつかなかったけれど、飾り立てるよりはシンプルな物の方が、きっといいから。 抱きしめ返してくれる腕が、背を撫ぜる手がどうしようもなく心地いい。 心地よいから、開く口のままに抱えた本音が零れてしまった。]
ライジは――…、 そうか、
自分との折り合いをつけるために、
[水底を、選んだのだな]
(124) mzsn 2021/11/20(Sat) 04時半頃
|
|
許せなかったのかは、分からない、 それは、彼にしか答えが出せないから
[何故こんな形でしか自分を許す事が出来なかったのか。]
私達に出来た事は、答えへたどり着く手助けだけ
[正解その物を彼に渡す事は、誰にも出来ない。]
だからこれらは既に、 私達が勝手に考え積み重ねるもの
[勝手に考え、憶測するしかできない物。 ああしなくては許せなかったから、あえてアレを選んだのだろう。親しい者達との別れが待って居ても自分の終点は其処だとしたのだから。]
自分を許せる、と思って行ったんなら 彼はもう自由になれたんじゃないか
[自分を納得させる事も、 解放させてやれるのも自分だけならば、]
(125) mzsn 2021/11/20(Sat) 05時頃
|
|
望んだ場所に行けたのなら、 泣いたり、楽になったり、
そんな些細な事が出来るようになれたのだと思う ようやく
[そうして楽になれた彼は今何処に居るのかと問われると困ってしまうが、少なくとも死に向かう為に走った行き道ぐらいは、安堵の中へと落ちて行けたと自分は思って居る。]
(126) mzsn 2021/11/20(Sat) 05時頃
|
|
[自分達の種族が弾き出した生死の扱いはあっさりした数字的な物だが、それでも電子の文字に救いや願望ぐらいは託す。
死した命は命の中に取り込まれ、一部となり、命に還ると思って居る。 そうしてその中で自由になる。過去現在数多の命と溶け合い、皆平等に共にある事が出来る。
簡単に言えば安楽の地へ召され、嘗ての友らと再び会う事ができるのでは。と言う事だ。 そこには魂の大小や善悪といった階級は無く、皆平等に唯一つの命で居られる、科学から最も遠い古い原始宗教に似た何か。
命の中で生きてみたいという自身の願いは、命の中で死んで世界の中に組み込まれたいという物と同等だ。 生死共々、望んだ結果はそう変わらない。
光ささぬ"海"の底も、決して"無"ではないだろう。>>1:3
星の一部、星が生きた証が、 深い深い、みなそこの地。
水面揺らせし荒波はきょうきょうと叫び、 我此処に在り、泡沫が伝う海の声。 音に紛れ、路を遡るいのちの吐息。]
(127) mzsn 2021/11/20(Sat) 05時頃
|
|
それに、大丈夫だ、ライジは1人じゃないよ、 古くからの相棒と一緒に行ったから
[古い古い彼の機体、あれが友であることに大きな意味があったのだろう。 そうで無ければわざわざ一緒にスペランツァに来なかった。 新型に乗り換える勧誘もあっただろうに。あの機体専用と調整したデータの事を思い出す。 彼と彼の機体に関わる仕事はもう自分の所には来ない事に改めて気づいて、新たな寂しさが積みあがっていく。
旅の同行者たる探索機に命があるのかと言われれば、それは個々の判断にゆだねられるのだが、個であれる権利ぐらいはあるだろう。
ライジがあの機体を相棒と呼ぶ限り。
そうして"二人"揃って行ったのだ。]
(128) mzsn 2021/11/20(Sat) 05時頃
|
|
私は彼が去る事を知って居たとしても、 多分止めなかった、が
[でも、けれども。]
けれどどうせ別れるなら、 別れの挨拶ぐらいは――…
[去るであれば挨拶ぐらいは。その意見には賛同する。だが私達がそうして見送ったら、彼はどう思うのだろうか。見据えた終点に恐れを募らせるのか、それとも"見送られた結果、楽になってしまうかもしれない自分"が更に許せなくなるのか。 口には出さなかったが、それもやはり彼にしか分からないから、これは答えのないエゴなんだと思う。 困ったな、そういうモノを残されると永遠に考えこんでしまうのが私だぞ。]
やっぱりズルいな、ライジは 文句しか言わせてくれないなんて
[ふふ、と少し笑って、ゆっくりとケトゥートゥから離れる。 ぼたぼた零れていた黒い雫は大人しくなった。これ以上零れるといけない、大きく削れると再生に時間がかかるので、これでも。 泣いた事が無い為よく分からないが、泣いたような物だろう。たぶん。 ゴポンと大きな気泡がひとつ、ふたつ。 文句を言っても、直ぐに言い返してくれなくなった男に、胸の内もう一度文句を言った。ズルいよ、君は。]
(129) mzsn 2021/11/20(Sat) 05時頃
|
|
[自分の知らないライジの事が聞けて良かった。勿論、ケトゥートゥの話も。 人はこうして死者の話をして、各々のやり方で少しずつ弔って行くのだろう。]
優しいと言ってくれてありがとう でも、私はもう彼に文句しか言えないから、 せめて彼のしたかった事を大事にしたかった それだけだ
言いっぱなしは悪いだろ?
[肩をすくめながら、少しおどけたように言う。 文句を言うならこれ位はしてやらないとな。それが嘘つきや悪い事だったとしても、彼の枷を外す手伝いが出来たならばいいんだよ。 ゆっくりとケトゥートゥの髪をなでる。瞳を見る。 自分が持たない"顔"を、黒い帽子が羨むように見つめる。]
ケトゥートゥ、君はとても優しいな 面倒な私の心配をして、話をしてくれてありがとう
(130) mzsn 2021/11/20(Sat) 05時頃
|
|
今はきちんと心を整理して、落ち着けたから
[やはり他者と話をしなくては頭が纏まらないな。全て自分で抱え込むのはよくない。 このあたりは種族と言うより、アリババという個体の性格が引っかかっている気がする。]
だからもう、大丈夫だ
[大丈夫ではないから、今まで大丈夫な事にしていた。 けれども今度こそ大丈夫だ。
たまには部屋の外に出るか。 傷つくのを恐れていては探索船には居られないし。
機械の中に埋もれ誤魔化し黙って引き籠るより、もっと人と話した方が自分と言う個体は生きやすいのだろう。 自分を誤魔化すのは控えた方が良い、皆心配している筈だから。
帽子から微かに見えるヒューマノイド体の、作り物の口元。 作り物ではあるけれど、今度こそきちんと心から笑えている気がする。**]
(131) mzsn 2021/11/20(Sat) 05時頃
|
|
― 探索終了日:アリババのいつもの場所 ―
次に会う時も、 ライジはあの機体に乗って走っていると思うよ
それがいつもの彼の姿だったから
[>>134>>135>>136 枷から解き放たれた"二人"はるか先の時、何処かの地で、揃って待って居てくれるかもしれない。 解放され、ようやく得る事の出来た自由のまま、駆けて欲しい。 機体の整備不良は彼に限って無い筈だろう。沼に嵌った後でも問題なく動けるのを、自分はきちんと知って居る。
そんな事を、今は好きに考えておこう。
逝ってしまった皆の事が大好きだから。だから死の先に待つ彼らの魂の平穏を、祈り続ける。 小さく傾げられ、さらり流れた髪の色は、宇宙の中、数多輝く光にも似た星の色彩。 曙染まる前、夜明け前の"海"にも似た瞳の色。 ケトゥートゥと言う、唯一無二のいのちの光。
ふんわりと笑った君の事も大切な仲間だから、私はこれからも君達を守って行きたいんだ。]
(150) mzsn 2021/11/20(Sat) 23時半頃
|
|
[抱く全部がエゴだったとしても、私はずっと君達の助けになりたい。
皆と接する事で出来ていく自分の、 私だけの顔だから、 何度も話をしよう。
機械の椅子から離れ、 ようやく部屋から一歩踏み出す。
芽吹くいのちの鼓動に、 自分ももう少しで追いつけるから。 そんな一歩の隣に、君がいてくれて良かった。>>137*]
(151) mzsn 2021/11/20(Sat) 23時半頃
|
|
― 後日 ―
[経歴詐欺?悪い事かもしれないが、無い訳じゃないんだこれが。 借金で首が回らくなって逃げてきたクルーとかたまに居るから。 まあ君は火山の探索に行ってくれたまえ、この探索機は特別熱に強いから大丈夫耐えられる問題ないよ問題なく帰還できる。いってらっしゃい。
後は、確かに死んだのにまだ生きて居る種族、とか。 死んで遺体が回収されたのに何で? 回収された遺体の一部から切り離され動き出す個体、別人が突然産まれるんだよ。そう言う事があるんだ。
そう言った者に惑星ごとの出生届がアッサリ出るかと言えば、そうではない。
船内で生まれた訳だからな。 少しの期間出生不明のままでいたり、永遠に届けが受理されない事もある。 ワザと出さない者も居るな…、私は届けを通したいのだが、本人がわざと書類不備を繰り返していては何ともならないぞ。]
(157) mzsn 2021/11/21(Sun) 00時頃
|
|
[ホラあれだ、惑星独自の古い神話とかにあるだろう。体の一部が捥げてそこから別人が産まれたりするアレだ。 芋系統の植物生命も少し似ているな。比べるのはどうかと思うが。
確かに死したが、記憶は引き継がれ名前だけ変わる。そう言うレアケースもある。 別人もしくは子孫に当てはまる訳だが、中身は同じなんだよ。 複雑だろう?
複雑なんだ、そこら辺の届けや記録。]
(158) mzsn 2021/11/21(Sun) 00時頃
|
|
経歴詐欺、
……知らない単語だな
[知らないな…知らない言葉だ…。 何故だろうな全く分からない、不思議だな…。
悪い事を正そうと思っても、私がカバーできない部分はどうしようもない。 各自の種族個性が完全把握できている訳でも無し。前触れも無しいきなり新クルーが増える事は無い話では無い。 個々が突然分裂する者も居るし。
なので、知らなかった話にする事がたまにある。 だが借金は返したまえ。*]
(159) mzsn 2021/11/21(Sun) 00時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る