15 青き星のスペランツァ
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[だから、話してほしかった。そうすることなく黙っていってしまったことを、ケトゥートゥは優しさだとは思えなかった。 許すか許さないかでいえば、許してはいるのだけれど、それでも少しくらいの文句は言ったっていいと思う。直接文句を言えるのはまだまだ先になるだろうから。 ケトゥートゥはまだまだ、夜の旅に向かうつもりはないから。]
……優しいのは、アリババの方だって、ケトゥートゥは思うヨ。 ライジがしたかったこと、いっぱいいっぱい、大事にしようとしてル。
[嘘の報告をするなんて、これまで一緒に過ごしてきた彼の様子からは、到底考え難いことのひとつだ。 それだけ、最後にライジが望んだことを、叶えてやりたいと思ったのだと思う。 普段とは違う弔いのしかた。他の死と同じには出来ない、したくないと願う気持ち。 それが特別なほど、きっと、苦しいきもちも強いのだろうなと、無言の裡に、自分の胸の底をなぞる。]
(113) sleepingxalice 2021/11/19(Fri) 01時頃
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[ずっと>>103、と。その言葉を聞いてふと、アリババはいつから探査船に乗っているのだろうと、今更のように思った。スペランツァだけでも、ケトゥートゥよりも長い筈だ。 その間に、いくつの死を見送ってきたのだろう。その間、悲しさをひとりで抱えてきたのだろうか? きっと、ケトゥートゥの感じてきたものは、そこには全然足りない。また届かないのだろうか。何を伝えたら、少しでも寄り添えるだろう。
そんな風に考えを巡らせていたとき、不意にアリババが形を崩しかけて、ケトゥートゥは内心で物凄く慌てた。ちょっと表にも出ていたかもしれない。 ぎゅっとしているからよく見えてはいないけれど、先程から何か、後ろ側に零れている気配もしているし。
大丈夫? これ大丈夫なやつかナ?
ドキドキしながら、少しでも支えようと、回した腕に力を入れる。自分がしてもらったように、トントンと、一定のリズムで背を撫ぜる。 ごく当たり前にありふれた、誰かが誰かを慰めるときにする仕草で。*]
(114) sleepingxalice 2021/11/19(Fri) 01時頃
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― 安置室 ―
[文字列の表示される画面に照らされたケトゥートゥの眉が、そっと寄せられる。 悪いこと。それが謹慎の理由だったのだろうか。けれど、今こうして開放されているからには、それほどひどい罪の疑いではない筈なのだ。少なくとも、このスペランツァに於いては。
嗚咽が強まる。自分は、酷いことをしているのだろうか。本当に降りたいのだとしても、降りたい、とわざわざ言わせるのは、酷なことだろうか。 謝って、この場を立ち去った方がいいのかもしれない……と、思い始めた時。
耳に微かに届いた、彼自身の声。]
(116) sleepingxalice 2021/11/19(Fri) 01時頃
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[すっくと、ケトゥートゥは即座に立ち上がった。 良かった、と、大丈夫だ、と思っていた。後悔や不安も一旦、全部吹っ飛んでいた。 彼が降りたくないと思ってくれているのなら、彼の為にできることが、まだきっとある。とにかくまずは、それを探さなくては。]
――待ってテ! 誰か、呼んでくるかラ!
[安置室では静かにしないと、と思っていたのもすっかり忘れて、ケトゥートゥは駆け出していく。 彼の心配をどう解決したらいいか、ケトゥートゥにはわからないけれど。彼が困っていることを伝えれば、きっと皆、一緒に考えて、力になってくれる。
これ以上仲間を失いたくないと思う気持ちは誰も同じだろうと、そう信じていた。**]
(117) sleepingxalice 2021/11/19(Fri) 01時半頃
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ケトゥートゥは、ライジが胸を押さえたのを見て、どこか痛いのかと心配している。
sleepingxalice 2021/11/19(Fri) 01時半頃
ケトゥートゥは、己の中の人のRP的殺意(?)など知るよしもない。
sleepingxalice 2021/11/19(Fri) 01時半頃
ケトゥートゥは、狭くても楽しい! ぬくぬく
sleepingxalice 2021/11/19(Fri) 09時頃
ケトゥートゥは、感想いっぱいにびっくりしている!
sleepingxalice 2021/11/19(Fri) 23時頃
ケトゥートゥは、ハロをぎゅっとしてよしよしした。まだもう一日ぎゅっし放題!
sleepingxalice 2021/11/20(Sat) 00時頃
ケトゥートゥは、ヨーランダの頭をいっぱい撫で撫でした! わーい!
sleepingxalice 2021/11/20(Sat) 00時頃
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― 探索終了日:アリババのいつもの場所 ―
[ゆっくりと零れてくる、静かな言葉たち>>124>>125>>126>>128>>129。枝葉の隙間から降り注ぐ、穏やかな雨のような。 その中の、相棒と一緒に、という言葉が、不意にすとん、と胸に落ちる。
乗せてもらうと揺れが凄くて、面白いけれどケトゥートゥは少し酔ってしまう、旧型の二足歩行探査機。手をかけて整備して、頑ななまでに一途に、そして大事に使い続けていたあの機体に、ライジは最後まで乗っていったんだ、と。 それは、画面上の赤い丸からだけでははっきりとは認識できなかった、今更といえば今更の気づきだった。]
そう、だネ。一人じゃ、なかったネ。 ……ふふ、じゃあライジ、夜の旅も、あの機体でズンズン行くのかナ?
[その光景は、想像すると何だか少し面白い。ケトゥートゥの中で、乗り物に乗って旅を行くのは、ライジが初めてだ。けれど、とてもしっくりくるような気もする。 そしてその旅の中では、辿り着く先では、アリババの言うように、泣いたり、楽になったり、してくれていたらいい。 そっちは見たことがない分、うまく想像できないから。いつか遠い未来で、再会する時のお楽しみだ。]
(134) sleepingxalice 2021/11/20(Sat) 15時頃
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きっと、自由になれたよネ。……その為、だったんだよネ。 勝手に考えるしかないなら、ケトゥートゥは、そう思うことにするヨ。
[その行く手に祝福があるように、歌って、願ってきたとおりに。文句の代わりにケトゥートゥに出来ることは、きっとそういうことだった。 多少の文句はあるけれど。だからといって、恨んでいるという訳ではないのだ。選んだ道が、彼にとって後悔のあるものでないようにと祈ってしまう。 そのくらい、ケトゥートゥは、アリババも、きっと他のみんなも、ライジのことがすきだったのだ。
ライジはそれをわかっていたのか、わかっていなかったのか、そこはどっちにしてもひどいような気はするけれど。 ギロチンあたり、その辺りのことを先に代弁しておいてくれないかなあ、なんて。チューチューと相槌のように鳴きながら、ライジの肩や頭をちょこまか動くアシモフも交えた、楽しげなやりとりを思い浮かべてみる。]
(135) sleepingxalice 2021/11/20(Sat) 15時頃
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[鋼色の髪を、アリババの手が撫でる。青灰色の瞳に、視線が注がれるのを感じる。>>130 ケトゥートゥは首を、今は撫でてもらっているので普段の癖のように上体までは動かずただ首だけを、小さく傾げた。]
優しく、できてるかナ? それなら嬉しいし、どういたしましてだけド。 面倒とかは、思ってないヨ? 大事な仲間だって、思ってるだけだヨ。
[シュトゥレクの民の容姿は、それぞれ皆異なっている。アリババが今目にしている髪の色も目の色も、ケトゥートゥと全く同じ仲間は居なかった。誰もが違うのが当たり前だった。 探査船に乗っても同じだ。振れ幅は大きくなったけれど、誰もが違うのが当たり前。それが前提で、でもその上で、お互いを大事にしたい。仲間でいたい。そういうありようを希望だと言った声>>4:89が胸にある今は、尚更。
大丈夫>>131、の響きに、雨上がりの地面のやわらかさを感じて。安堵のままに、ケトゥートゥも笑った。 いつもの場所を離れて誰かのところへ向かうのなら、一緒に外へ出て行くだろう。]
(136) sleepingxalice 2021/11/20(Sat) 15時頃
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[小さく、唇から歌が零れ出る。
雨のあとには、芽吹きがあって。 虹が掛かれば、きっと互いに、笑いあえる。
願いを乗せて、歌は響く。**]
(137) sleepingxalice 2021/11/20(Sat) 15時半頃
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ケトゥートゥは、フラワーシャワーを降らせた。
sleepingxalice 2021/11/20(Sat) 19時頃
ケトゥートゥは、ハロをもちもちした。もちもち。きっとこれからも心の中でもちもちする。
sleepingxalice 2021/11/20(Sat) 22時頃
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