人狼議事


33 桜森高校同窓会

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【人】 ラプター ニジノ

――嗚呼、これで一区切り。

[全て終わるでしょう、と虹乃の中のヴィオレッタが嘆く。
けれど、自分にとっては精一杯でこれ以上ない、競技人生だった。
あまりに自分のことに夢中で駆け抜けてきたから、そろそろ周囲の暖かな人達に、氷上以外で恩返しもしていかなければいけない。

口上は聞き流しつつ、想いの篭った花束を受け取って、銀盤の椿姫はここで死ぬ。
新たに生まれ変わるのは、スケーターでないただの鷹羽虹乃だ。

さすがに感極まってきて、肩が震えて目頭が熱い。
けれどカメラに向ける嫣然とした笑みのまま、段を下りて大和の前に立った。スケート靴の分だけ底上げされて、目線が大分高いところになってしまっている。*]

(301) りしあ 2024/02/26(Mon) 22時半頃

【見】 天文学会 ワカナ

[特等席で立ち上がり、ニジノに惜しみない拍手を送る。
両手には🦅ラプター🦅ニジノ🦅の推し団扇、それから、いつもの紫のバラの花束も。]


ニジノちゃん……!!!


最っっ高…………!!!!!
世界一のヴィオレッタだったわ………!!



[結婚式のお父さんのように滂沱の涙を流しながら、花束を手渡すタイミングが来るまで、いつまでも、いつまでも拍手を送り続けていた。]**

(@8) yuzu 2024/02/26(Mon) 22時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[即殺だけど、と言う顔は、笑ってなかった。>>296]

[ムーンダストの話をして、どうかな?って聞いてみたら、沙羅双樹の花を飾っていた位置に飾ってくれて。
似合ってると言ってくれたので、ありがと、って笑む。]

[一人にしない、というのには、頷いて。]

 ……うん。絶対ね。約束。

[頭を撫でてくれると、目を細めて。
続く言葉に頷いて、会計をしようとしたのだけれど。]

(302) doubt 2024/02/26(Mon) 23時頃

聖愛色同胞 ノッカは、メモを貼った。

azure_blue 2024/02/26(Mon) 23時頃


【人】 陀羅尼 サラ

 あ、ありがとう……。

[玲から貰った、『幸福』と『生命』を表す花。
一緒に、元気に長く生きられる事を願った花。

その髪飾りを、玲から贈ってもらって、
沙羅双樹の花を飾っていた位置に、飾ってもらうと、
頬を赤く染めて、とても嬉しそうに笑む。]

[そうして、また一緒に手を繋いで、帰路に着いた。] 

(303) doubt 2024/02/26(Mon) 23時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

yunamagi 2024/02/26(Mon) 23時頃


【人】 陀羅尼 サラ

[私の人生は、桐野姓が一番長くなる>>242と、玲は言っていたけれど。
桐野姓の人生は、まだ始まる前だし、
長い人生、今はまだきっと、序盤の方なのでしょう。]

[いつか一緒に弾こうと約束した、リストの『愛の夢 第3番』は、
10年後、20年後、その時々で、奏でられる音色は違っていたり、
三重奏、四重奏になる、なんて可能性もあるのかもしれないけれど。]

(304) doubt 2024/02/26(Mon) 23時頃

【人】 陀羅尼 サラ

― ××年後 ―

 玲! 久しぶりに、スタジオに入らない?

[そう言うと、玲と手を繋いで、家を後にする。]

[繋いでいる手の質感は?その指にはめている指輪の種類は?]

[――……これが何年後、何十年後の一場面で、
どんな手で、どの指輪をしていたとしても、きっと変わらずに。
二人手を繋いで、一緒に、幸せな日々の曲を紡いでいるのでしょう。**]

(305) doubt 2024/02/26(Mon) 23時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

ーー真心を君にーー

[温泉旅行から2ヶ月の時が過ぎ、季節は冬から春へと移り変わる。

その日、車から降り立った少年は革靴にて桜の絨毯を柔らかく踏み締めた。

スッと背を伸ばす少年を知り合いが見ても気付かないかもしれない。
スーツなんて普段は着ないから、雰囲気がまるで別人だ。

出掛ける前、髪も整え身綺麗にした姿を鏡に映して。]

……髭は残してた方が喜ぶかな?アイツ。

(306) CClemon 2024/02/26(Mon) 23時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[寝起きの際、少年の顎を寝惚けながら撫でていた彼女を思い浮かべる。

少女みたいなあどけない笑顔。

それが氷上では一変し、引き締まった真剣な面持ちになった。

今日はそんな彼女ーー鷹羽虹乃の晴れ舞台である。
少年はスケートに詳しくないが、トリ、つまり最後に演技をする彼女が重大な役割を担うことは理解していた。

そして、その大任を果たした後彼女はーーリンクを去る。]

『お兄ちゃん、行こ?始まっちゃうよ!』

(307) CClemon 2024/02/26(Mon) 23時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[御曹司の手を借りながら妹が車から降りる。彼女は紫色のシックなパーティドレスに身を包んでいた。少年たちは妹の婚約者である羽柴の車、リムジンにて会場にたどり着いたところだ。

道を歩く人々は、今日の演目を楽しみにしていながら会場に向かっている。

少年の恋人がそんな観客たちにこれから大きな感動を与えるのかと思うと誇らしい気持ちになった。

さあ、会場に向かおう。出演前に控室で彼女には逢えるだろうか。

今日は彼女の幼馴染みである清佳に親友の若菜、そしてキリノとサラ、柊と野々花も駆け付けているはず。

皆、彼女の最後の演技を見守るために。]

(308) CClemon 2024/02/26(Mon) 23時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[スケートリンクは何度来ても不思議な場所だ。氷上からはひんやりとした空気が漂うが、観客席は熱気に溢れている。

少年は彼女の演技を見易い前の席を確保出来ていた事だろう。

彼女がリンクに降り立つ。
美しい色合いの衣裳が映える。
距離があるのに緊張がピリピリと漂ってきた。

首を伸ばしたまま軽く辺りを見渡すその視線は、少年の姿を捉えてくれただろうか。

ーー音楽と共に演技が始まる。

滑らかに、緩やかに。
加速してのジャンプ、スピン。
氷の上に全身で軌道を描き、残す。

難しい技名などはわからないが、大胆な技が決まる度にワッと歓声が上がった。]

(309) CClemon 2024/02/26(Mon) 23時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[少年は彼女の一挙一動を逃さぬと目を見開き追う。隣にいる妹が動画の録画を担当してくれているから”生”を焼き付ける事に集中出来る。

彼女の演技はただ綺麗なだけではない。表現者として、指先の一つや表情までにも心配りをし、テーマを具現化しようとする。

ヴィオレッタの人生は刹那的な恋に引き摺られ、亡くなる迄心を燃やし尽くす。
その強い想いは氷上での躍動的な滑りで表現された。

燃え盛る想いを、恋心を。
彼女は全身で描き散らす。

音楽と動きが一体となり、会場全体をうねりに引きずり込む。

息をするのすら忘れてしまいそうだ。彼女が汗を流して演技に熱中するのと同調し、夢中に見入る。

エッジが最後の一線を氷に刻むまで。
白鳥が羽を畳むように、彼女が身を伏せるまで。]

(310) CClemon 2024/02/26(Mon) 23時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[ーー拍手喝采が起こる。
少年も頬を真っ赤にし、割れんばかりに手を叩く。]

……凄かった!凄かったぞ、ニジノ!!

[少年の声は勿論、観客席からの歓声にかき消された。
拍手の渦に包まれた彼女は、長い長い時間そのまま動かない。

やがて。

全力を出し尽くした舞姫が少しよろけながら身を起こす。
数分とはいえあれだけ全身で動けばそうなるのも当たり前。

だけど、ここにそんなのを理解出来ない馬鹿がいた。]

ニジノッ今助けーー

[フェンスを乗り越え弾丸みたいに駆け付けるーーはずが。妹に制されて首根っこを掴まれ、ドテッとその場に倒れる。

氷上に躍り出ても普通の靴なら結局走れず転ぶわけだが。]

(311) CClemon 2024/02/26(Mon) 23時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

『お兄ちゃん!何やってんの?!
今リンクに出ようとしたよね?』

だ、だってニジノがッ
ニジノの倒れそうだったからっ

[少年が座り込んで妹にぶーぶー抗議をしていた頃、彼女は氷上に立ち。

晴れやかな笑みにてみんなに向かってヒラヒラと手を振っていたーー。]

(312) CClemon 2024/02/26(Mon) 23時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[少年の出番が漸く来るのは表彰式の際だ。

レッドカーペットの上を転ばないか?と恐る恐る歩いて壇上の彼女に近付く。

紫の薔薇の花束を抱え髪に椿の花冠を飾る姿は、景色と共にボヤけて。眩しすぎて……。

少年は彼女の前に立つ。
自信に満ちた表情、こぼれ落ちそうな笑みを向けて。舞い降りた彼女の前に膝を折ろう。

ポケットから取り出した指輪ケースには、あの温泉旅行の帰りにデザインを発注した指輪が入っている。]

(313) CClemon 2024/02/27(Tue) 00時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

……ニジノ、お疲れ様。
めちゃくちゃ良かったぜ。
凄かった、圧倒されたよ。

お前はやっぱり最高だよ。
最高の表現者でーー最高の女だ。

そんなお前を拐いに来た。
……後の人生はーー全部俺にくれ。

[差し出した箱は真っ直ぐに彼女へ。受け取って貰えるなら立ち上がり、両手いっぱいに抱き締めるだろう。

ーー愛しい椿姫を。

実際の所は引退後にすぐ結婚出来る訳ではないのはもう聞いている。
それでも2人の熱は今この瞬間、一つになったはずだ。

氷を溶かしてしまうほどのアツアツな抱擁の後、恥ずかしがりの彼女が許してくれるのならば。]

(314) CClemon 2024/02/27(Tue) 00時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[顎にそっと手を添えて。首筋の角度だけでなく目線を奪って。

彼女の唇に想いを刻もう。

もう決して離さない、とーー。]**

(315) CClemon 2024/02/27(Tue) 00時頃

【人】 ラプター ニジノ

うん、――うん、大和!
もう半年は、ちょっと勉強頑張らなきゃだけど、


いっぱい待たせちゃって、ごめんね。
長い間待っててくれて、ありがとう。

[人生を賭けた氷の上で、残りの人生を彼に誓おう。
夢見たシチュエーション。跪く彼の手ずから指輪を嵌めて貰って、潤む瞳で何度も頷く。
真ん中で燦めく、雪椿の庭で貰った、紫の貴石。]

(316) りしあ 2024/02/27(Tue) 00時半頃

わたしも、…………、




    あいしてるよ、大和。


【人】 ラプター ニジノ

[ひしと抱き合う二人のBGMに、気を利かせた誰かが会場のステレオから、アルフレードとヴィオレッタの熱烈なアリアを掻き鳴らす。
祝福と喝采に包まれたリンクは、大団円のフィナーレを迎えていた。


最後にリンクから去る前に。幼い頃から汗と涙と青春を捧げた銀氷の舞台に跪いてキスをして――氷の粒片をつけたままのくちびるで、大和の頬にも掠めるような冷たいキスを。
戯れ合う二人に、観客はドッと沸きたち、清佳はワナワナと拳を震わせている。両親も――特にパパは卒倒していないかな。ここまでくれば自棄気味に、インタビューだろうが取材だろうが、惚気に惚気まくってやるのだ。


マニア向けのスケート雑誌の端っこに、小さく氷上プロポーズの白黒写真と記事が載ってしまって、後日羞恥で死にかけることになる。**]

(317) りしあ 2024/02/27(Tue) 00時半頃

【見】 少女 A

[繁華街の外れの下宿先。
暗い部屋の中、ネットゲームのムービーを眺めている。

ふと、ゴミ箱に突っ込んだ温泉の招待状を手に取って、しげしげと眺めた。

自分と桐野は第一回と第二回の参加者だが。何故、第二回だけ招待状が来てるんだろう。あいつにはどっちも来てんのか?それとも時間差で来るのか。
それとも第一回は死亡者がいるから、開催しないのか。

考えても分からず、ふうっとため息をついて招待状を丸めると、ふたたびゴミ箱に投げ入れた。]

(@9) steely 2024/02/27(Tue) 00時半頃

【見】 少女 A

[あのゲームに参加していなかったら。
あの時負けていたら。
あの時勝っていたら。

色んなifが脳裏を掠める。


………そういえば桐野絵里が言ってたっけ]

(@10) steely 2024/02/27(Tue) 00時半頃

【見】 少女 A

 "私は私を賭けてここに居るから
 どんな結果も受け入れる"

 "あっくんも同じ"


[桐野玲、あっくん
あいつはもう 受け入れられたのかな?]

(@11) steely 2024/02/27(Tue) 00時半頃

【見】 少女 A

[あたしはどうだろう?

─────どうかな。


物理の難しい話なんて全然分からないけど。絵里の生命が多少なりとも自分に混じってはいないだろうか。考えなかったわけではない。
でもこんな事をあいつに話したら、また殴られるかも。
だから言わないし
もう会わないし。



──なんて、久しぶりに思い出してしまったじゃないか。
思考をやめて。ネットゲームの海に沈んで行った。]**

(@12) steely 2024/02/27(Tue) 00時半頃

――埋められた桜色の恋文――



大和へ。

何年ぶりかな、忘れずに掘り返せた? 偉い偉いぞー。

今、大和の隣には、『火浦虹乃』になった私が居るかな。
この成績表みたいに、ダメダメ人間になってない?
私はつい、自分優先で周囲が見えなくなっちゃうから、
大和から見て不合格なようなら、ちゃんと警告してあげてね。


多分私は、あんまり分かり易く
気持ちを言葉にしないままだと思うから……
態度からはダダ漏れかもだけど、
色々思い出したこととか、
書き連ねてみようと思います。


恥ずかしいから、"今の私"には見せないでね!


初めは、モニタ室から大和のこと見てて、
騒がしいなーとか、危なっかしいなーとか、
まあ画面のナカノヒトたちを無責任に眺めてた。


……共鳴LINEの相手が大和で、
正直最初は、ウヘェってなってたね。


自分の願いを簡単に諦めて、
誰かの願いを叶えたいなんて
臆面もなく言える大和が、
あの時は正直煙たくて憎らしかった。


私はどこまでも自分勝手で、
自分を救えるのは自分しか居ない、
そのためなら邪魔な他者は踏みつける、
そんな傲慢さを捨てきれないまま、
あの時もゲームに参加してた。

同じ足の怪我を、誰かに治したいと
思って貰える大和の妹が。
桐野に、自分の命と引き換えでも
病気を治したいと思われている沙羅が。
本人の望みかはさておき、相手の願いを叶えたいと
言って貰える鮫島が。

……嫌になるくらい羨ましくて、自己嫌悪した。



結局、誰にも選んで貰えない、
――それは、私の利己的で身勝手な
考えのせいなんだけど、

自分が惨めで、僻んでたね。

いっそ脚の動くVRの中に、
ずっと囚われててもいいんじゃ、って思うくらい。
 


結局、あの顛末でみんなのおかげで
おこぼれのように私の脚も癒して貰って。

私はみんなに、一生分の借りができた。


それに今なら、大和は何を措いても、
私の願いを叶えようとしてくれるだろう、って。
そう信じられることも、擽ったいけど、とても嬉しくて。


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ニジノ
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4回 注目
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