33 桜森高校同窓会
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
…… 何処までも行けそう。
[今はもう、『ふたりきり』では 生きていけないことは識っている。
――… けれど、彼とふたりだからこそ この銀世界のように、先の見えない未来を 歩んで行けることも識っている。]
(251) azure_blue 2024/02/26(Mon) 08時半頃
|
|
… ね、奏人くん。 わたし、ずっと一緒に居るわ。
[伝えたい言葉。問い。 いくつもの言葉が心の裡に浮かんでは消えるけれど 唇から紡ぐことが出来たのは誓いのような音ひとつ。 叶えることの難しいことだからこそ 簡単に口にしているわけではなかった。 刹那、真剣な声色と眼差しで彼を見上げて。 それから、ふっと柔らかく目許を弛めた。
繋いだ指と寄り添う肩から伝わる彼の温度。 その心地好さに双眸をそっと閉じた。 部屋に戻るまで、あと少しこうしていよう。**]
(252) azure_blue 2024/02/26(Mon) 09時頃
|
|
[窓からの景色で薄々気付いてはいたが、玄関扉を開けると見事なまでの銀世界が広がっていた。もう、街は動き出しているのに、喧噪から隔てられた不思議な静けさがある。雪が音を吸うのだとか何だ、高校で習った気はするけど、思い出せない。]
わーああぁ! どの辺に埋める?
[大和は幾つか土に還らなそうな素材の箱を抱えているから、手伝うつもりで雪かき用のスコップを二本フロントで借りてきた。凝った白い吐息を撒きながら、疎らな足跡が続くだだっ広い雪のキャンバスを眺める。]
(253) りしあ 2024/02/26(Mon) 10時半頃
|
|
[居ても立ってもいられなくなって、両手の荷物を放り出すと、誰にも踏み荒らされていない真白の中へ、背中からダイブした。地面より柔らかく受け止めてくれる雪の上で寝転がって、バタバタと手足を動かす。]
えへへーSnow Angel ……雪の天使って言うんだよ。
あっちでは雪が積もると、 雪ダルマより大量に発生するんだ。
大和も一緒にやろーよー?
[真ん中に小さく丸い頭の窪み、そしてリボンのように手足の部分は三角に。腕で作った分の形が天使の翼に見えるから、こんな名前なのだ。 大和も誘って、仲睦まじい様子の天使の姿を二人並べる。あはは、と朗らかな笑いも薄青い空に残響。]
(254) りしあ 2024/02/26(Mon) 10時半頃
|
|
いーやー、もう一日あれば、 今日は雪合戦大会だったのにねー。
でも昨晩降らなくて良かった、のかな。
[冬の試合で雪深い国も訪れるから、そう珍しい光景でもないはずなのに、一頻り子供のようにはしゃいでしまった。 後は粛々と、通り道の邪魔にならなさそうな外れに、雪と土を抄って膝上まで埋まるくらいの穴を掘る。]
(255) りしあ 2024/02/26(Mon) 10時半頃
|
|
[結局、未来の自分へなんて何を書いていいか分からなかったから、他のみんなに宛てた手紙を一通ずつしたためた。何事もなければ数年後、環境が変わっても――お互いの結婚式に招待されたりもして――同じ面子で掘り返すだろうから。数奇な縁で引き合わされたこの出会いを、大切に育むのだ。芽吹きはしないけれど、種蒔きのようなもの。]
数年後には、笑い話になってるといいね。
[長い人生のたった一年、と辛抱強く待つことを承諾してくれた大和に甘えて、芽を出す必要のない汚点も、小さく折り畳んで沈めてしまえ。大和が鮫のぬいぐるみを入れるのも、似たような心境なんだろうか。]
(256) りしあ 2024/02/26(Mon) 11時頃
|
|
それと、一応みんなに シアトル土産用意してたんだけど、 なーんか渡しそびれたから、いっそ何年も そびれたまま寝かせようかと……。
あー、お酒とか入れたら、 熟成されて美味しくなっちゃう?
[二枚ずつ揃いの、ガラスのコースターも放り込む。 いつぞやの女子会で、沙羅がガラスの美術館のお土産をくれたから。シアトルにも似たようなものがないかと探して、有名なガラス作家のChihuly Garden and Glassへ行ってみたのだ。残念ながら、前衛的過ぎてアートは理解はしきれなかったものの、その規模は圧巻であった。まだ、虹乃の感性でセーフな範囲のコースターを、手土産に忍ばせて来たのだが。]
(257) りしあ 2024/02/26(Mon) 11時頃
|
|
[そうして、みんなが想いを詰め終わったら、元通り土を被せていく。雪までは戻さなかったから、そこだけ黒い土が剥き出しになった。]
場所、忘れちゃわないように地図描くとか、 宝探しの謎解き的な文言とか考えてみる?
スマホのカレンダーって何年先くらいまで イベント登録できるかなぁ……。 途中で機種変しちゃうか。
[鬼が笑いそうな、来年より更にその先の杞憂。]
(258) りしあ 2024/02/26(Mon) 11時半頃
|
|
[スコップを返してきてから、今更に指先がかじかんでいることに気付いた。手袋を外すと、真っ赤になってしまっているのに、氷のように冷たい。]
ん゛っ…………ぅん。
[自然な動作、にはまだ修練が必要だ。差し伸べられる手に、冷え切った手を預けて、歩き出す。]
行きたいお店あるから、ちょっと付き合ってよ。 早く注文しないと、四月に間に合わないかも知れない。
[ねっ、とはにかんで、繋がれていない方の手でキャリーケースを引きずりながら。 一度だけ振り仰ぐ、通ったことのない校舎。次は桜の季節が良い――何人かは同じ気持ちだろう。
こうして、鷹羽虹乃の最高の同窓会合宿は、幕を下ろしたのだった。**]
(259) りしあ 2024/02/26(Mon) 11時半頃
|
|
[鈴木一郎は、実は、温泉旅行一番乗りだった──。]
クルーエル社からの招待…… これは間違いなく、4年前のVRゲーム挑戦者に送られてい るもの───、即ち、同年代の女子が何人か……来る……!!
僕と……温泉旅行するために……!!
[盛大な勘違いを孕みながら初日チェックイン時間よりも少し前に到着した。]
(@0) yuzuru 2024/02/26(Mon) 13時頃
|
|
で、女子は5人でしたっけ?男は僕だけかな?
[フロントで告げると、女性3人男性3人の予約が入っている事を伝えられてワナワナと震え始める。]
………………男3女3? カップル、ってコト???
(@1) yuzuru 2024/02/26(Mon) 13時頃
|
|
絶対許さない───────!!!!
[憎しみで人が殺せたら……!! そんな事を喚き散らしながら、用意された103号室のキーを握りしめると、各階へと勝手に旅立った。]
(@2) yuzuru 2024/02/26(Mon) 13時頃
|
|
ん?何だこりゃ。盗聴器?盗撮カメラ?破壊しとくか。
[ありとあらゆる隙間をチェックして、謎の小型機器を発見するたびに自ら用意した超小型カメラを設置し直して行く。]
これは盗撮ではない。 女性たちを守るために─────仕方なくやっているんだッ……!
(@3) yuzuru 2024/02/26(Mon) 13時頃
|
|
[そうして何日間、息を潜めて籠っただろうか……。 各階に忍ばせた隠しカメラの様子を調べる時が来た……]
今日がチェックアウト日か…… 温泉は入ってないけど、同年代の女子たちと同じ屋根の下で暮らした(?)思い出だけでしばらく生きていけそうだ……。
さて、帰宅準備をしてからカメラ回収を……………… ん?
[サブバッグの中に、大量のボタン電池がある事に気付いて。]
(@4) yuzuru 2024/02/26(Mon) 13時頃
|
|
アーーーーーッ!!!!!カメラに電池入れ忘れてる!!!
[桜森高校旅館に空しく響き渡る男の声。
フロントから、チェックアウト時間を知らせるコールが鳴り響く────。]**
(@5) yuzuru 2024/02/26(Mon) 13時頃
|
|
――チェックアウトまで――
[>>@4>>@5 知らぬ間に未然に防がれていた 犯罪行為の裏側で。 泣いた人物には今回も関わりのないままだ。 もし会遇することでもあれば、 彼の四年間がどんなものだったか 少しは興味を持てたかもしれないのだが。]
野々花はタイムカプセル何埋めるんだっけ? あ、内緒なら聞かないよ。
[白い世界で行われたタイムカプセル作業中。 野々花に準備する時間があったかどうか気になって尋ねた。]
(260) yunamagi 2024/02/26(Mon) 14時頃
|
|
[柊も案を聞いて考えてはみたものの、 結局、埋めたいものは考えつかなかった。 柊の隣には野々花がいる。 >>252 短くも確かな言葉と想いを貰った直後 ということもあったのかもしれない。 十年後、あるいは数十年後、新たに 照らし合わせたい未来というものも思い浮かばずに。
地を掘る作業で野々花の手を痛めてしまわないように、 力仕事だけはするつもりでここにいる。]
(261) yunamagi 2024/02/26(Mon) 14時頃
|
|
[それから。 他に寄りたい場所はなかったか、 最後に野々花に確認してからチェックアウト。]
まあ、また来ればいいしね。 次は桜が見える頃かな。
[恐らく他の誰かとも同じであろう気持ちを口にした。 クルーエル社の企てを知らぬ身としては、 呑気な口ぶりで空を見上げるのみだ。]
(262) yunamagi 2024/02/26(Mon) 14時半頃
|
|
戻ったら、ご挨拶に伺わないとね。
[既に彼女とは生活をともにして、 互いの家族にも何度か顔を合わせてもいるが、 改めて訪問させてもらおうと、ぐ、と 似合わぬ握りこぶしを作った。
そうして旅館を後にする。 痛みを伴わない思い出のひとつの場所として。**]
(263) yunamagi 2024/02/26(Mon) 14時半頃
|
|
💬 『ちょっと伯父さん〜〜〜!?! 平太郎さんに聞いちゃったんだけど、盗聴器とかカメラとか置いてたんですって????え????何てことしてくれるの??? わたし、ニジノちゃんに大丈夫〜〜!って太鼓判押しちゃったんですけど?信頼にヒビが入ったらどーーーーしてくれるの???』
[すごい剣幕で伯父にLINEを送る。 😡😡😡の絵文字を掲示板荒らしのように並べ立てた。]
💬 『誰かが壊しちゃって未遂になったって?そういう問題じゃないのよ………。結果オーライということでもないの……ハァ………。
平太郎さんと正式に結婚したらもっと細かく聞き出しますからね〜〜ッ 次 は な い と 思 え 』
(@6) yuzu 2024/02/26(Mon) 15時頃
|
|
[平太郎と言うのは、伯父の息子でつまりワカナの従兄。先日、正式に婚約したばかりだった。]
第一回〜第三回のVRゲームの参加者を調査するために 各回に分けて慰安旅行?を企画したらしいけど。 せっかく技術があるのだから、 ホワイトでクリーンな企業を目指して欲しいわね。
[ほどなくして、LINEの通知が来る。 伯父ではなくニジノからの連絡だ。
将来の身内がクルーエル社勤務であることを、まだニジノには話していない。どうやって切り出そうかしら……と考えながらスマホを開いた。]**
(@7) yuzu 2024/02/26(Mon) 15時頃
|
|
>>246 [性格の差がこんなところに顕著に出るとは。
うまか棒を配り終えた少年の荷物はお土産を加えても来た時より少ない。しかし彼女のキャリーケースときたら、発酵したパンみたいにパンパン(ギャグではない)ではないか。
鍵が締まらないんじゃ?道の途中ではち切れて中身をぶちまけるんじゃ?
ハラハラするも、土産を渡す相手が少年よりだんちに多いから仕方ないのか? 犬のぬいぐるみが圧死しそうになってるけどーー。
少年は知らないが、これでも破棄されたフラワーちゃんエプロンは減っているのである。 どうしてこうなった。
サッと帰り支度を終えた少年とは対称的すぎて、思わずーー。]
(264) CClemon 2024/02/26(Mon) 16時頃
|
|
……ぷ。なんでそんなとこまで可愛いんだ……お前。
あーもう貸せッほら。
[すっかり身支度を終え正座したまま静観していた少年だが、その肩の力がふ、と抜けた。
小さく笑いを溢すも馬鹿にしたわけではなく、しょうがないなあって気持ちで手を差し出した。
大きな方のキャリーケースを持ってあげるつもりにて。]
重いだろ?こっちは俺が持つよ。 ほら、忘れもんないな?
チェックアウトまでもう時間ねえ。行くぞ!
(265) CClemon 2024/02/26(Mon) 16時頃
|
|
[少年は彼女に完璧など求めてはいない。
留年しようが、酔っぱらい意識を失おうが、荷物整理が苦手だろうがーー共に歩んでいこうと決めた唯一無二の相手だから。
バタバタと部屋を後にする。
時間ギリギリ、フロントまで全力疾走しなくちゃならない事態を、 アヒル校長が見ていたらこう言っただろう。
『廊下を走ってはいけません!』と。]
(266) CClemon 2024/02/26(Mon) 16時頃
|
|
>>246 [最近カスタマーハラスメントなるものが話題になっているが、少年は決してクレーマーではない。
実際、確率的に鷹のぬいぐるみは取れな過ぎたのだ。 もはや中で固定されているのではと疑うほど。
だからアンケート2枚に渡りお気持ちを綴ったわけだが、これは正当な抗議であった。
何故ならアームが壊れていたのだから……。
少年は知らぬが、サラも抗議アンケートを書いてくれたので宿の人が調べてくれたのだろう。 9200円の散財をした人も、お金をつぎ込む前に声をあげると良かったかもしれない。
かくして、鷹のぬいぐるみは少年の元にやってきた。 キッとつり上がった目が凛々しいのだが、睫毛がぱっちりしている。これは雌なのか……。]
(267) CClemon 2024/02/26(Mon) 16時頃
|
|
[誰かに似てるような。
ぬいぐるみと彼女の間を視線が往復する。そして、少年は破顔した。]
手間がかかんのは誰かと変わらないな?お前。 ……わかったよ、うちの子になれ。
[妹の詩織が沢山ぬいぐるみを集めているから、すぐに仲間になれるだろう。
火浦家の一員が増えた。]
(268) CClemon 2024/02/26(Mon) 16時頃
|
|
>>254 [積雪量に少年は”昨日の夜の間に無理してもタイムカプセルを埋めておくんだった!”と後悔を深める。]
お前はやんなくていーよ。 俺が掘るから……て、ニジノ!
[そんな重労働は男の仕事だろう。手が足りないならキリノや柊を呼べばいい。
しかし少年が掛けた言葉こそ雪に吸い込まれた。
走り出した彼女が真白に身を投げる。くるりと反転した時、少年と目があったのに置いてきぼり。
重力に従い倒れた身体は柔らかな雪に受け止められた。]
(269) CClemon 2024/02/26(Mon) 16時頃
|
|
[一瞬の出来事。止める暇などありはしない。 しかも倒れた雪の上でジタバタし、彼女は何やら絵のようなものを完成させた。
ヒトガタ?いや、まるで羽を広げた鳥のよう。]
風邪ひくぞ?!あ〜〜も〜〜!!
[心配したところで彼女は既に雪まみれである。そういや温泉プールでも彼女が先に走り出してなかったか?好奇心の塊みたいな眩しさを放つ。
こうなったらもう、少年も雪と戯れよう。 スコップを放り出すと走る。 一面広がる白に目掛けて……ダイヴ!]
ぶは!
[馬鹿な少年は顔から突っ込んだからデスマスクが出来上がった。顔中雪だらけになりながら、曇天に笑いを響かせる。
彼女が満足するまで、一緒に転がって、雪をぶつけあって。
ーー時を忘れた。]
(270) CClemon 2024/02/26(Mon) 16時半頃
|
|
[何を埋めるのかと尋ねられて>>260 心なし、どきりとした顔で彼を見詰めた。 悪戯を考えているわけではないけれど それに似た何かを、ひょっとしたら彼には 察されてしまったかもしれない。]
タイムカプセルね…… 何を入れようか考えてはみたの。 わたしが奏人くんやみんなと此処で出会って 変わることが出来た場所だから、 思い出に残るものが何かあれば良かったのだけど。
持ち物の中には、入れられそうなものが なにもなかったのよね……
[せめて事前に聞けていれば 何か用意が出来たのにね、と暫し宙を仰ぐ。]
(271) azure_blue 2024/02/26(Mon) 16時半頃
|
|
だから、ええとね。 写真を一枚、入れることにしたの。
[桐野先輩も写真を埋めることを もしどこかで聞いたなら、かぶっちゃって ごめんなさいという顔をしただろう。 尤も、わたしの写真は 開封時に現在と未来を比較するような 嬉しい仕掛けや意図を込めたものではなくて ただただ今の幸せを映したものでしかないのだけれど。]
(272) azure_blue 2024/02/26(Mon) 16時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る