14 冷たい校舎村10
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[冷たい校舎。静かな場所。 私の願いの集積点。
で、あるならば、完全に壊れてしまう前に、 みんなのことをかえすことも問題なくできるだろう。 ブラックホールなんかじゃないし。>>19
動かない車椅子に身を預け、 手を貸されることを断った不知火ちゃんにも等しく。>>18 夜に消えることなく、黎明を迎える。
……が、 和歌奈は己の悪癖をいかんなく発揮してしまった。 それは屋上での出来事の意趣返しめいていた]
(48) Akatsuki-sm 2021/11/16(Tue) 22時頃
|
|
ちゃんと帰れるかどうかは分からないよ。 なんせ、……えーと、うん。 車椅子のバッテリーが切れちゃうっていうの、 私にも予想がつかなかったもん。 これは、うん、私の知らないことが起こってるわ。
変にこの世界にとどまってたら、 それこそもっと予想がつかないことが起こったりして……。
[ふと、 ……屋上で不知火真梛に言ったこと>>4:131を今さらまざまざ思い浮かべる。
自分に優しくするやり方、か。 ……でも、それを教えてあげられるのは私じゃない。 そう、間違いなく。
古香ちゃんがちゃんと抵抗してくれてるのは、 私としては頼もしく映る。>>29>>30>>31]
(49) Akatsuki-sm 2021/11/16(Tue) 22時頃
|
|
[だから私は私の言葉を並べる他ない]
それに、私はかえってく時に、 不知火ちゃんが隣にいないのは、 困るっていうか嫌、っていうか……。
[ただのわがままだ。 だから最終的には君の好きにさせてしまうだろうと思いつつ。 締まりのない片手をひらひらと振った。 世界の終焉を振り返り際に見るちょっと前のことだった*]
(50) Akatsuki-sm 2021/11/16(Tue) 22時頃
|
|
[―――その、「大丈夫」は。>>56 私からすれば確かにそう、なんだけど、 それはそれで……とか思ってたんだけど、 まさか疑問を示されるとは思わなかったわけで。
まっすぐ向けられたふたつの黒い瞳を前に、>>58 「えっ」って感じで瞳を見開くことをどうしても避けられなかった。
このくらい言えば分かるかなって、 なんとなく思ってたんだけど]
(82) Akatsuki-sm 2021/11/17(Wed) 02時頃
|
|
…………大切だからだよ。 私にとってクラスメイトで、友達ってだけじゃなくて。 とにかく。す、……好きってこと!
[どれだけ言えば伝わるかなあ……なんてことを考えてるうちに、 結局こういう風に言っていた。 不知火ちゃんの瞳を見返すことはできたけど、 長くは続かずに、また交わらなくなってしまう]
(83) Akatsuki-sm 2021/11/17(Wed) 02時頃
|
|
荒木くん……、気持ちは嬉しいよ。
[着ぐるみから聞こえた言葉は、>>78 視線を巡らせる先があるという意味ではありがたいが、 肝心の表情はちょっとしょぼくれたものだった。 だけどやがて、諦めたようにゆるゆる首を振った。 何せ彼までここに残る、となると、 力ずくでどうにかするのも難しい]
わかった。わかったよ。 ちゃんとかえれるようにするから。 君たちにその気があるなら。ちゃんと。
[ふう、と気が抜けたような息を吐いた。 最初からこう言っておけばよかったかもね。 でも、深刻に間違った、っていう気にはならなかった**]
(84) Akatsuki-sm 2021/11/17(Wed) 02時半頃
|
|
[誰のもとにも、 夜明けは等しく訪れる]
(122) Akatsuki-sm 2021/11/17(Wed) 22時半頃
|
|
―― 目覚めの時間 ――
[白い……白い景色を見た。 それは朝の陽光に照らされる積もった雪ではなく、 どこかの部屋の天井だった。
眩しいなあ、って思いながら瞬きを繰り返す。 頭は依然としてぼんやりしているし、視界もぼんやりしている。 後者の原因はなんとなくわかる。 眼鏡をしてないからだ。 おかしいな、ちょっと前まではちゃんと、かけてたはずだ。 ……ちょっと前? 今はいつなんだ? そうしてここは……]
(123) Akatsuki-sm 2021/11/17(Wed) 22時半頃
|
|
[和歌奈、と女の人の声が私を呼んだ。 しかもだいぶ泣きそうな、でも嬉しそうな感じだ。 声の主はちゃんと分かる。レイナさんだ。 横たわる私からは見えないところに、妹もいるみたい。声がしている。
ベッドのそばに駆け寄ってきたレイナさんは、 状況を懇切丁寧に説明してくれた。 望月高校の校舎の近くで血だらけで倒れてるのが見つかって、 数時間前まで手術をしていたこと。 手術中、クラスメイトが何人も駆けつけてくれたこと。 みんな、手術が無事に終わったのを喜んでくれたこと。 父は寝ずに見守ってくれてて、 今は飲み物を買いに行っていること]
(124) Akatsuki-sm 2021/11/17(Wed) 22時半頃
|
|
[やがてレイナさんは、父を呼びに行ってくると言って出ていった。 一刻も早くこの良いニュースを伝えたいらしい]
……そっかあ。
[小さくため息を吐いた。 急に情けない気持ちになってくる。 分かってる。私はまた父を苦しめてしまう]
(125) Akatsuki-sm 2021/11/17(Wed) 22時半頃
|
|
[父は……ひとことでいうと責任感の強い人だった。 家族が離婚に至った時も、 仕事に追われ家庭を顧みてなかったから妻も不倫をしてしまったと、 私に向かって謝ったのを、ぼんやり覚えている。
またそういうことをしてほしくはない。 ていうか思いっきり叱ってほしい]
(126) Akatsuki-sm 2021/11/17(Wed) 22時半頃
|
|
[筋道立てて物事を考えられたのはそこまでで、 急にぐちゃぐちゃになった感情が涙として溢れてきた。
病室に残ってた妹が近付いてきて、 「いたいの?」って訊いてくる。 そうかもしれない。身体じゃなくて、ココロがさ。 でも応えるのをためらっていると、 妹は頭を撫でてくれた。 ぐちゃぐちゃになったココロをかき集めてくれるみたいに。
それだけでもちょっと救われた気になっちゃって、 つまりはかえってきてよかったって強く思えた。
そうこうしているうちに誰かが駆け込む足音がして、 その正体は案の定父で(後ろに看護師さんとかレイナさんもいた)、 それから父に思いっきり怒鳴られた]
(127) Akatsuki-sm 2021/11/17(Wed) 22時半頃
|
|
[でも、最後にちゃんと、生きててくれてよかったって言ってくれた]
…………そっかあ。
[心は父に抱きつきたい気持ちでいっぱいだ。 だけどぐちゃぐちゃになりかけた身体はちょっと右手を動かすので精一杯。 あの校舎(せかい)にいた時は自由だった。 想いを伝えるのに、 言葉だけじゃない手段も使えたりして。>>116
……元気になりたいなあ。 そう思う私は確かに生きていて、 いつかココロに来る春を夢見ている*]
(128) Akatsuki-sm 2021/11/17(Wed) 22時半頃
|
|
[「誰がお姉ちゃんだっての」>>130
河合和歌奈はそこまでツッコミ気質ではないため、 そんなことは逆立ちしても言わなかった。
……でも、あの面々の中でお姉ちゃんをやってるのが私だけって、 荒木君に指摘されて気付いた時には、>>75 ちょっとすごいなって思った和歌奈であった。
それはさておき]
(138) Akatsuki-sm 2021/11/18(Thu) 01時半頃
|
|
―― お見舞い・古香路子の場合 ――
[目覚めてから何日も経って、 面会も許可されるようになる頃には、 ベッドから起き上がって本を読むくらい、造作もなくなっていた。 眼鏡は飛び降りた時に壊れてしまったので、 去年まで使ってた先代のやつを代わりに使っている。 取っておいてよかったというべきだ。
とはいえ自由に歩き回る方はまだだめだ。 松葉杖をついて歩けるようになるには、 もう少しかかる見込み]
(139) Akatsuki-sm 2021/11/18(Thu) 01時半頃
|
|
[ともあれ古香路子が紙袋片手にお見舞いに来た時、>>45 読んでいた本をパタンと閉じて、 (ちなみにお気に入りの天体の写真集だ) ひらひらと手を振って迎えた]
ふふ、来てくれて嬉しいよー。 古香ちゃんったら太っ腹だねえ。
[はて、ドーナツの紙袋の他にもうひとつ持ってるのはなんだろう。 さりげなく視線を送っていたが、 やがて降ってきた言葉に、ああ、と納得の頷き]
飯尾先生も手厚いなあ……。 最近様子どう? 白髪とか、眉間の皴が増えてたりしない? って、私の方が質問されてるんだった。
(140) Akatsuki-sm 2021/11/18(Thu) 01時半頃
|
|
[受験の方はだいたい大丈夫だけど、>>46 塾の資料の横流しは普通にありがたいなあ。 そんな風に答えながら和歌奈は、 奇妙に心がそわそわしているのを感じていた。
訊きたいことがあるならいつでもいいよ、 と言いたいけど、微妙に心の準備がしきれてない。 そういう気分が一番近いだろうか。
あの校舎(せかい)で、誰にも触れさせたくはなかったココロの奥を見せてしまったこと、 今さら後悔しない。 その気持ちがあるなら、君やみんなの方を真っ直ぐ向いていられる。 そう思ってはいるんだけどさ]
(141) Akatsuki-sm 2021/11/18(Thu) 01時半頃
|
|
はぐ。
[などと内心シリアスしていたらこの様相である。>>47 やっぱり不意打ちには弱い]
どうしたのさ急にー。 今さら不知火ちゃんが羨ましくなったー?
[かえる前に体育倉庫でハグした件のことだね]
別に構わないけど……、
[軽く笑いながら手を広げる。
―――この、決してあったかくはない体温を分け合うこと。 それは和歌奈にとって、ただ思いを言葉にすることよりもずっと簡単だ。 ただ、言葉でないと伝えきれないものもあって]
(142) Akatsuki-sm 2021/11/18(Thu) 01時半頃
|
|
そうだ。私からもひとつ。
今日から君のこと、 路子ちゃん、って呼んでもいいかな。
[例えばこういうのである。 君はいったいどんな顔をしたんだろうね**]
(143) Akatsuki-sm 2021/11/18(Thu) 02時頃
|
|
―― お見舞い・夏見七星の場合 ――
やあ夏見ちゃん。 私は元気だよ。
[夏見七星が来た時にも、 穏やかに笑って迎える私だった。>>98 やがてはお見舞いの品、といって置かれた箱をまじまじと眺めることになる。
贈り物の箱って、 開ける前に中身を確認したくならない? 送り主に「ねえこれ何が入ってるの?」って訊いて。 私はたまになる。 そうして時と場合によって我慢したりしなかったりする。 誕生日プレゼントの箱を前にした時が、 一番我慢しなきゃいけないパターンだ]
(173) Akatsuki-sm 2021/11/18(Thu) 22時半頃
|
|
[今は……まさにちょっと我慢したパターン]
わ、ありがとう。 ……開けていい?
[許可をもらえたなら、 包み紙をべりっとするために手を動かす。 彼女なら平気で中身をばらしてくれそう―― と思わなくもなかったけど、結局やめた。 箱も小さいし開けちゃった方が早いでしょ]
(174) Akatsuki-sm 2021/11/18(Thu) 22時半頃
|
|
……、 あっかわいい! ありがとう!
[こんなカタチをした代物には見覚えがある。>>99 修学旅行の二日目くらいの朝食の時に、 ゆで卵が置かれてたやつに似ている。 確かに卵をすんなり置けそうなサイズをしてるし、 そのまま置いといてもインテリアとして使えそうだ。
……置けるのは本物の卵だけ、だけど]
(175) Akatsuki-sm 2021/11/18(Thu) 22時半頃
|
|
[いつの間に夏見ちゃん、その辺にあった椅子に座ってたから、 気がつけば目線はとっても同じになっていた。 真っ直ぐと視線がかち合った状態で、言葉を交わす>>100]
そっか。割っちゃったんだ。 私も、……夏見ちゃんがかえった後に、 白い卵を踏んづけちゃって。 そうしたらさ、……わかっちゃったんだ。 あの校舎が、大事な思い出を卵の中に閉じ込めたかった私の世界だってこと。 ……まあ、みんな割合かえっていっちゃったんだけど。
[踏んづけた卵の中から、 妹が大事にしてたぬいぐるみの耳が出てきた。 というのが直接的なきっかけなんだけど、 話せば長いし。これで間違ってもいない]
(176) Akatsuki-sm 2021/11/18(Thu) 22時半頃
|
|
だから、………今なら言えるんだけど。 私の、世界の中に転がってた卵は、 私に関わった誰かのココロ、みたいなもので、 夏見ちゃんのココロから生まれたみたいなやつもあったかもね……。
[夏見ちゃんも何かの声を聞いたのかな。 夏見ちゃんのココロの中にずっと巣食ってた声を。
思い出させてしまったならそれはやっぱり私の咎だ。 あるいは、進路の話をした時には手をかけなかった君のココロを、 私は間接的に転がしてしまったのかも。 たとえ“うっかり転がした”で流せる範囲で済んだとしても]
(177) Akatsuki-sm 2021/11/18(Thu) 22時半頃
|
|
[だからこそ、君の言葉はあまりに優しい。 うん、優しすぎる。 さらにいうなら鎮静剤じみてもいる。
うまく言えないけど、って言葉を置いてたけど、 要するにさ、ひとりにする気なんかないんでしょ。 しっかりみんなも巻き込んでるし。
放っておいて、なんて言えるわけもなかった。 何せ、私は飛び降りる前とは違って、 私を友だちと呼んでくれるひとを、 ちゃんと名前で呼びたいと思った私だ]
(178) Akatsuki-sm 2021/11/18(Thu) 22時半頃
|
|
…………、 わかんない。いつかなるかもしれない。
[私は生きる限り、いろんな人と関わって、 その度に、誰かのココロを転がして割ってしまう方に舵を向けるかもしれない。 それをやっちゃって、またひとりになりたくなる前に、 ……つまりはあんまりにも死にたくなる前に、>>101 みんなの顔を思い浮かべて、思いとどまれればいいんだけど。 いや勿論なんとかなりたいけど。
結局、最悪に備える的な感じで考えを巡らせている]
でも、ひとりになろうって思う前に、 後ろを振り向くことはできる。 そんな私のこと、夏見ちゃんはさ、 追っかけてくれるかなあ……。
(179) Akatsuki-sm 2021/11/18(Thu) 22時半頃
|
|
[卵を割っちゃってから悔やんでも、もう遅い。 それは十分すぎるくらいわかってる。
君もエッグスタンドになってくれるのなら。 私はとっても嬉しい。 みんなを巻き込んでおいて君だけほっとく気にもなれないし。
なんて言わないけど、 感情の赴くままにへにゃっとした笑みを浮かべていた*]
(180) Akatsuki-sm 2021/11/18(Thu) 22時半頃
|
|
―― お見舞い・古香路子の場合/つづき ――
[傍から見れば薄情な話だろうけど、>>166 飯尾先生に白髪が増えようがお腹周りを気にしだそうが、 実はそんなに心配してないわけで。 加齢には勝てないしね。
お仕事ほんとにご苦労様です。 そう応えて紙袋を受け取った。 甘い香りが僅かに漂ってくる。 ちょっとだけ袋の口を開けて中身を見たら……いろいろあるね。 誘惑にはいい感じに耐えることができた]
(222) Akatsuki-sm 2021/11/19(Fri) 22時頃
|
|
[ぎゅうっとハグされる前でも最中でも後でもいい、 君がわんわん泣いちゃってたら、>>168 とってもあたふたしてただろう。 そんなことにはならなかったけど。
妬いちゃったのかもか、そっかあ。>>167 ……それは不知火ちゃんには内緒にするよ]
む……、 泣いても別に気にしないよ。
[みんなはどうだかわからないけど、私はそう。 とはいえこういうのは泣いちゃうかもしれない路子ちゃんのココロの問題かなあ。 私だって、泣いてるところ、 もう一回見られたくないなあ、って思うし……]
(223) Akatsuki-sm 2021/11/19(Fri) 22時頃
|
|
[ともあれ、満足げに笑ってた君と、 他愛もない話をした。 そういう話からでいいのかい路子ちゃん。>>170 病室でする話としてはあまりにもそぐう、と思うけれど。 もう一度甘い匂いの漂う紙袋を見た]
……うん。
[そうして、素直に頷いた]
あの子、フレンチクルーラー好きだから。 喜んでくれるよ。
…………この前、誕生日だったから。 メッセージカードも書いて、 お見舞いに来た時に渡せた。
(224) Akatsuki-sm 2021/11/19(Fri) 22時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る