人狼議事


29 constellation

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【人】 校庭番長 ヤマト

――数年後の僕らは――

[珊瑚と命は命が18歳の誕生日を迎えると入籍した。
高校にまだ通ってはいたが嫌っていた大和の性は捨てて瑠璃川 命となり新しい人生を歩み始めた。

 同棲する中でいろいろと喧嘩してしまうこともあったかもしれないが概ね穏やかかつ日々の営みも盛っていただろう。
一番消費の多いものがゴムであるとか若い二人にはあるあるな話で寝る時も一緒であるしお風呂も一緒であるし、トイレだけは流石に別なのだが新婚生活かな、新婚生活だったみたいな暮らしをしていた。

 命は大学へと進学した。
望んでいた通り工学系の学校に入り街の再建の一助となりたいと思って勉学に励んでいた。
結婚も就職が決まってお給料を貰い始めてからと決めていた。
23歳くらいになるねと珊瑚と話しをして決めていたのだけれどそこに待ったが掛かったのは――珊瑚のお義父さんからだった。

 命にしては寝耳に水なことだったがその心境の変化は珊瑚がよく語ってくれるだろう。
果たして、予定とは異なり学生の間に結婚式をすることになりそうなのだが乾と柊木にはそのまま招待状を送っていいものか。
それともW挙式にするのかなどまだまだ決めていないことが多数ある**

(0) 2023/11/17(Fri) 00時半頃

──if・瑠璃川珊瑚の戦い──

大和くんの入った壺を抱えながら、私は病院の待合によく置いてある腰掛けに座って戦いに臨んでいた。
大和くんの戦いで、別の世界線?別の地球?が存在してして、そちらで戦うこともあるのだと知っている。
それをアウェイとハロは呼んだ。
七尾ちゃんの時はあちらにとってのアウェイだったから。場所のことなんて気にせずに思い切り勝負を挑んできたんだろう。
大和くんはアウェイでもなるべく被害が出ないようにしてくれたけど──私にあんな戦いかた、出来るだろうか。
でも、早く終わらせられればそれだけ早く大和くんと一緒になれる。
私が死んだら父さんには知らせずに一緒に埋めて欲しいとハロにお願いしていた。
父さんには──遺書を残しておいたから、それで察して欲しい。娘が巻き込まれていると知って、その裏に軍や政府も絡んでいると知って、世界を恨まないで欲しいから。
だからハロにも、私の名前は他で出さないで欲しいとは願ったけど…それは後に残された人々次第かもね。
私は待ち望んだその日を冷静に受け止めた。
一ヶ月近く経ってしまった。でも四十九日には間に合ったから、きっと隣にいけるよね。


私の戦場はアウェイ。
相対したロボットは完全に見た目が遠距離型の、大きな銃が車体に乗っているような見た目をしていたから私は体勢を低くさせながら近づいていく。
早く。早く終わらせたいんだ。
早く終わらせて次に繋いで、私は大和くんと一緒に眠りたいの。
でも、相手は微動だにしなかった。
そろりそろりと肉薄する。
その時──。


「っ!?」


軍のヘリだろうか。それが、私たちに肉薄する。ダダダダダダッ!と射撃音が鳴り響いて、私たちに攻撃されたのは理解できた。
だけど。


「…撃たれてる?」


跳躍して距離を取りよく見れば、相手のロボットも軍に攻撃を受けている。
勿論、これくらいの射撃では双方共にダメージは無いのだけど…。
それでも相手は沈黙している。
相手も敵だと認識されている?
ぐっ、と喉元に迫り上がってくるものがあった。だけど、それはチャンスかもしれない。
私は軍の攻撃網を掻い潜り相手に急接近。
銃と車体を引き剥がし、その合間に隠されていたコアを見つけて──ぐしゃりと踏み潰した。
踏み潰した、けど。


「終わらない…???」


ドッドッドッ、と嫌な心臓の響き方。
死ぬと思ったのに。終わると思ったのに。


ハロ曰く──。


コクピットを壊すだけでは戦闘は終わらない。
パイロットを殺さなければ勝利認定されないんだと伝えられて。


「──パイロット? と言うことは同じ人間?
 殺すの? 私の手で?
 そもそもどうやって探せば──!?」


ああ、大和くんの元に行くまではまだ遠い。
どうしてパイロットは逃げ出したのか。
軍と敵対していたらしい様子から見るに、世間からもバッシングされていたのかもしれない。
        怖い。
ロボットは破壊したのに。
直接手を下さなくちゃいけない?
            こわい、こわい。
どれだけの人がいると言うの?
こんなの、砂漠から一粒の砂を探せと言うような──。

怖い、嫌、やだ、助けて──!!!!


「ひぐっ、う、げほ…っ。」


私は椅子から降りて蹲る。
真っ青を通り越して真っ白になりながら、大和くんを抱きしめながらかからないようにだけは注意して、吐いた。
口の中が酸っぱ苦い。私はまだ、生きている。
怖い。いや。たくさんの人の恨みを買うの。
たくさんの命をこの手で摘み取るの。


「…大和くん…。」


めそ、と泣きながら震える手で大和くんを抱きしめる。
ハロは、早くどうにかしないと、とか言ってたかもしれない。けど。
応援の声があったかもしれないけど。

私はしばらく震えて動けないでいた。
コクピットを潰して終わりじゃない。
その戦い方に、畏れを抱いて。**


――IF・死した後に遺せるものはなく――

[大和 命にできたことと言えば薬を渡せるくらいだった。
それでも珊瑚は生き続けてくれて弔ってくれた。
生きて語ることができるならば涙を流しながら感謝を伝えたろうが語る口は既にない。

 孤独が心を蝕んでいっても何もしてあげることはできない。
唯一一緒に眠る未来しか希望をあげられないでいる。
それもまた歯がゆく思うこともできない。

 助けてという願いも叶えてあげられない。
ただ骨壺が珊瑚の腕の中で冷たく硬い感触を返すばかりだ。
そこに温もりはなく愛の言葉を囁く声もなく。

 まるで畏れ慄く心を凍らせてしまうように。
熱くなる思考を、優しい心を今だけは凍てつかせてしまいたいと、生きていればそう願わずには居られなかっただろう。**]


──if・珊瑚の戦い──

千映の次にパイロットに選ばれたのは大和であった。

彼の傍には珊瑚が寄り添っている。二人の仲は明らかだ。
僕と康生と同じように恋人同士なのだ。

僕はただ見守るしかできない。

勇猛果敢に闘う大和の姿は僕の胸を強く打った。
息を引き取る彼を見ながら、僕はSMSで彼が言っていた事を思い出す。

彼は愛する人、つまり珊瑚の為に命を散らしたんだ。
1日でも珊瑚の命を延ばすために。

僕は隣にいる康生の手をギュッと握る。

どうしても闘わねばならない時が来るならば、僕もーー

愛する人の為だけに闘おう。


大和が死んでも闘いはまだ続く。まるでノルマをこなすように次々と、僕らは死出の道を歩く。

ーー敷かれたレールから降りることは出来ない。

珊瑚が指名された時、僕は激しく泣いた。千映、大和を失いもう心が麻痺したかと思ったが、瑠璃川珊瑚という大きな光を失うダメージに堪えられず崩れた。

大和が亡くなった後の珊瑚の落ち込みは酷かったから、彼女が早く彼の元へ逝けるのは良いのかもしれないけど。

でも嫌だ。珊瑚を失いたくない。
僕の数少ない大切な友達を。


千映、大和に続き珊瑚の戦場もアウェイであった。
もう1つの地球の様子、街の光景が僕らの住む地球にそっくりなのに複雑な気持ちになる。

珊瑚は大和の骨壺を手にコックピットに現れる。
その姿に僕はどう声を掛けたらいいかわからない。
康生ならちゃんとアドバイスとか出来るだろうけど僕は……。

戦闘が始まる。珊瑚の椅子は病院でよく見るような腰掛けだ。

千映の時も思ったが、彼女たちは普通の女の子だ。男だってあれだが、女の子がこんな戦場に立たねばならないなんて、残酷過ぎる……

祈るように手を合わせ僕は見守る。応援というものは、僕には出来ない。
彼女は死に向かっているのだから。


しかし、彼女が悲鳴をあげた時は声をあげた。

「珊瑚ッ!」

軍の攻撃に動揺する彼女。
僕は強く唇を噛んで叫ぶ。

「珊瑚の邪魔をするなッ……!」

彼女は奮闘した。敵ロボットのコックピットを破壊したのだ。

こんなにもか細く、華奢な女の子が必死に闘っている。
なのにまだ戦闘が終わらない?!

「そうか、パイロットを……」

殺さなければ勝利にはならない。

コックピットにいないなら、パイロットは何処にいる?


「パイロットがコックピットにいないなら、向こうはロボットを操縦出来ないじゃないか。

こんなの珊瑚が勝ちでいいだろッ!不戦勝にしろ!」

理不尽だ。しかしそんな風に叫んでも事態は何も変わらない。

珊瑚が嘔吐している。
流石にじっとしていられず僕は駆け寄りハンカチを差し出すが、彼女が受け取るかはわからない。

「大丈夫?珊瑚……まだ時間はある。敵は動いてないし、まだーー」

しかしどうやって勝つんだろう、こんな闘いに。
彼女は大和の名を呼んだ。
僕も彼に生き返り助けて欲しいと切に願った。*


【人】 校庭番長 ヤマト

――数年後の――

>>28珊瑚も考え抜いた末に理容師と美容師の資格を取るために進学したので互いに学校が違うから一緒に居られるのは帰宅してから朝までの時間となっていた。
朝はおはようの口づけをして、家を出る前に口づけをして、帰宅したら口づけをしてとキスの回数が増えていけば技巧も生まれてより濃密に唇を重ね合わせられるようになっていった。

 大和姓に対する想いなどはネガティブなものしか存在しないのだが婿養子までお世話になって良いものか判別ができなかったのでそこは一度保留にしてもらっている。
籍はしっかりと抜いて瑠璃川の方に入り完全に両親との縁を切るに留めた。
戸籍が変われば法的にも無関係となる。
親の借金は子の借金ではないのだ]

(44) 2023/11/18(Sat) 01時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[結婚式に関しては準備といつにするかだけぼんやりと決めていたのだけれど>>29珊瑚のお義父さんから早く結婚しろよと言われれば、それも資金を借りれるならばGOするしかなかった。
最初の数日は怪しかったがちゃんと避妊はしてきているので子どもはできないはずだが花嫁姿を見たいのは頷ける。
命の返答はYesしかなく、急遽として立案し始めることになった。

 とは言えどどのような手があるのかわからないので取り合えずは有名な結婚雑誌を買ってきては二人で一緒に眺めていたけれど珊瑚が新しい式場でのモニターを探してきたのは本当にすごいと諸手をあげて褒めるばかりだった。
是非にと言われたなら参加してみるべきだろう。
乾と柊木もモニターになれるなら猶更だ]

(45) 2023/11/18(Sat) 01時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  それで、珊瑚さん。
  僕はマーメイドラインの方が似合うと思うんだよ。
  でも着るのは珊瑚さんだからさ。
  珊瑚さんはどのウェディングドレスがいい?


[決めることは多々あるがウェディングドレスを決めるのは大変なことである。
披露宴も大人数でしなくても家族とな親しい友人は呼ぶだろうし――命の方は家族枠は零だがそれでいい。

 結婚指輪も決めないといけないけれど、そちらは長持ちして丈夫なようにシンプルなデザインのもので銀製のものを選ぶつもりだったがこちらもデザインは珊瑚と話し合おう。

 日取りは吉日に、当日は統計的に晴れやすい日を選ぶ。
結婚式の演目を決めていきやるべきことが決まっていく間は式場のコンサルタントの方が懇切丁寧に手を尽くしてくれた]

(46) 2023/11/18(Sat) 01時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[そうして、式の当日までは慌ただしく過ごしていくことになる。
お義父さんがバージンロードを珊瑚をエスコートして進むかどうかとかは、どうするかも少し考えないといけないかもしれない。
色々あるスタイルの中でどういうものにしたいのかは本当に珊瑚の意見を99%取り込む形で進んでいく。

 唯一の懸念点は命の友人枠もいないということである。
すっきりして逆にいいかもしれないねと命は笑っているけれど、ほら、大学の知人とか珊瑚は知らないじゃない?とちゃんと学生してるよって苦笑しながら伝えよう**]

(47) 2023/11/18(Sat) 01時半頃

─IF 瑠璃川珊瑚からの連絡─

[康生の頼みを、瑠璃川珊瑚は引き受けてくれた。実際に、七尾千映は彼女の存在に助けられた事だろう。私達がそれを確かめる時間は、残念ながら殆ど無かったが。彼女は瑠璃川珊瑚へ「大丈夫」と答えたし、両親が生きる世界を守る為に立派に戦い抜いた。]

[康生は、瑠璃川珊瑚と乾恵一が自分を含む恋愛話をしてるだなんて想像もしてないだろう。自分の存在が乾恵一にとって其処まで大きいものだと、この時点では自覚していなかったのだから当然だ。]

『や。縁士だってきっと、内心では悔やんでるよ』
『俺がぶっ倒れちまったりしたから、表に出し損ねちまったとかじゃねーかな?』
『縁士は、元々誘われた側ってのもあるかもだし』
『本郷もだけど、しっかりしてるけど実は……ってパターンもあるかなって、俺は思ってる』

[彼女が疑惑を溢した時点では、これが康生の本音だった。私も、本郷真弓と天道縁士は天文部の部員だった訳ではないから、誘われたという意識の方が強いのではないかと考えていた。そうでなくとも、心の内を秘めるタイプの子だからではないかと。 ──椅子を見るまでは。]



『怒らねーよ』
『瑠璃川が最後になった時、戦えないかもってんならさ』
『それまでに俺、なんとかならないか試してみる』

[そう返した康生が胸に手を当てていた事を、彼女は知らないだろう。何処かでそうだったのよりも少し早く、康生はこの段階で補充パイロットについて考え始めていたのだ。私達は、自死すれば交代出来るという情報を既に得ていたのだから。]


─IF 大和命戦とその後─

[大和命が瑠璃川珊瑚の為に戦ったのは、明白だった。最期に口付けを交わしていたのだから、恋愛事に鈍い康生でも察せた筈だ。]

[私達のものではない地球の知らない街で、彼は命を落とした。にも拘わらず周囲に被害を出さない様にしていたのだから、立派なものだ。元より人間が余程出来ているのか、或いは瑠璃川珊瑚がそれだけ彼の支えになっていたのだろうか。確かめる術は、もう無い。康生は静かに、乾恵一の手を握り返した。参列出来る物であれば、葬式に足を運んだりもしたかも知れない。“家族”葬であれば、お邪魔する様な無粋はしないが。]

[それから一ヶ月と少し。初戦以外に校舎へのダメージも無かったから、日暈学園は授業を再開していた。だが、瑠璃川珊瑚は姿を見せなかった。]

『瑠璃川、調子どう?』

[偶に、そんなLINEを瑠璃川珊瑚へ送っていた。「心配ですにゃ……」と書かれた猫のスタンプを添えて。返信が有ろうと無かろうと、どうしているのか気に掛け続けただろう。そういう子だから。]


─IF 瑠璃川珊瑚戦─

[そしてとうとう、瑠璃川珊瑚が戦う日が来た。彼女の座る椅子は私にとっても見慣れた物で、だからこそ疑問に思った。彼女は、どうしてそれを“自分の椅子”と定めたのだろう──と。]

[康生がずっと入院していたから、手続その他で、似た椅子に腰掛けた時間は相応にあるつもりだ。だが、座り心地も悪く落ち着く訳もない其処は、自分の居場所とは到底思えなかった。瑠璃川海星が医師だとは知っているが、それでも違和感は残った。それ程までに、彼女にとって父親の存在は大きいのだろうか。或いは、別の理由が在るのか?]

[大和命と同じく、彼女はアウェイで戦う事となった。大和命で“アウェイ”を知った康生はハロに追加で幾つか質問を行い、私達が戦う相手が同じ人間だと確信を得るに至った。相変わらずの説明下手気質と、士気を下げるべきではないとの判断から、やはり誰にもそれを伝えなかったが。]



ッ、……!

[判断が裏目に出たのは、言うまでも無い。彼女はこの土壇場で、敵が何なのかを知ってしまった。真っ白な顔で、骨壺を抱いたまま蹲る。身体的事情のせいで、嘔吐する者に康生は近付けない。ベッドに座ったまま康生は呟いた。]

……焦らなくていい。まだ時間はあるから。
48時間以内に決着が付けばいい。そうだろ?

[機体を動かせなかった場合も、コックピットから逃げた場合も、勝利条件は変わらない筈だ。だが、48時間というのはあまりに短い。彼女を落ち着かせる事は出来たとしても、数十億の中から一人のパイロットを見つけ出して殺すにはあまりにも────]

探す必要なんて、ないしな。

全員……殺せばいい。
俺らが勝てば、どの道死ぬ人達なんだから。

[……康生らしからぬ発言だと、聞いた誰もが思っただろう。だが康生にとって、これは“自分が告げなければならない事”だった。天道縁士が未契約者だと知っているから。瑠璃川珊瑚が、天道縁士に不審を抱いたのを知っていたから。天道縁士がその案を口にしてしまう前に、自分が提案しなければならないと判断したのだ。]



……けど、瑠璃川がしなくてもいいんだ。
すげえ酷い話になるけど……。
死んだら、パイロットは交代できる。

[感情を無理矢理押し殺した、静かな声で康生は語る。]

──瑠璃川に限らず、さ。
「んなことするなら死んだ方がマシ」だってんなら
文字通り、そうやって逃げてくれていいんだ。

[逃げたい者が全員死という形で逃げ出せば、いずれは私か康生の番が来る。そうなれば自分がするからと、そう言ったに等しい。二席分を占めているのだから、当たる確率が相応に高いというのも計算の内だろう。]

[柊木康生は大和命ではないから、そんな道しか示せなかった。*]


【人】 校庭番長 ヤマト

――数年後の僕らは――

>>64ウェディングドレスはマーメイドスタイルのドレスを。
珊瑚と一緒の考えだったので嬉しくなる。
破顔した珊瑚は可愛いから可愛いねってキスしてしまうくらいに可愛い。
身体のラインを気にしているようだけれど数年前よりも胸も大きくなっているし日々運動しているから活動量は多いはず。
それにご飯も家庭的な料理が多いので太る要素はあまりない気がする。

 ヴェールは思い出の品を被るらしい。
きっと珊瑚によく似合うだろうし何よりも透明ながら白いヴェールの下に隠れる碧の瞳は海の宝石のように綺麗だろうねって笑いながら伝えたい]

(71) 2023/11/18(Sat) 15時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  うん、でもほら、礼服持ってるか聞かないとだし。
  その辺りからかな。
  良かったら誘うよ、ありがとうね。


[珊瑚の心遣いに感謝して誘う算段をつけていこう。
しかし友達ができるなんて随分と社交性がついたなと命自身苦笑してしまうことだった。
数年前では想像もできなかったことだ。
>>65飲み会こそ参加しないが同じ講義を受けたりしていると大学内で一緒に行動する人も多いし、大体工学部の中でも内向的な者が集まっている。
この場合の内向的というのは陽キャ陰キャとかではなく趣味趣向がという意味である。
逆に命は珊瑚の方が気になっている。
頑張って早く帰ってきてご飯を作ってくれるし、たまに飲み会があるときは迎えに行ったりしたので友達がいないなんてことはないだろうけれど自分のために交友関係を狭めるのは心苦しいものがあるって、お互いにそう思ってたって知ったら笑ってしまった。

 多分、出会ったことがない人だらけだから挨拶も大変そうだ。
取り合えず連絡をつけていき着てくれる人に招待状を送った]

(72) 2023/11/18(Sat) 15時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[そして、当日――。

 新郎新婦の準備室を先に出た命は全身白のタキシードを着ている。
マーメイドラインのドレスを身に纏った珊瑚はとても綺麗で素敵だったから朗らかに頬を緩めて素直にそう伝えたけれどそれはもう少し後らしい。
黒檀の婚約指輪は珊瑚と揃えて置いておく。
置き場所はいつもの場所に、奏でられるメロディの中で数年分の思い出と共に納めていく]


  それじゃあ、待ってるね。


[命が待っているのはヴァージンロードの先へ。
司祭の待つ祭壇の前に待ち、ヴァージンロードをお義父さんにエスコートされて歩いてくる珊瑚を待っている。

 お義父さんは既に涙がぼろぼろで折角の顔が台無しで。
すごく若いお義母さんはそれをどう見ているのかは――きっと参加してくれているだろうけれど、まあ横目に見るばかりにしておいた。

 一歩一歩と近づいてくる。
やがて二人の距離が縮まって、お義父さんからなんとか珊瑚を預かり受けると、ふう、と一息ついた]

(73) 2023/11/18(Sat) 15時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  珊瑚、とても綺麗だよ。


[にっこり笑って伝えよう。
丁度陽光の加減が良い時間帯でステンドグラスの様々な光が降り注ぐ中で、一段、一段と誓約の場に進む。
練習でも何度か聞いていた流れを踏襲しよう。
司祭の近いの言葉に――]


  はい!


[と声を高らかに宣言しよう。

向かい合って微笑みながら珊瑚の左手を取る。
今日のために用意した銀の指輪を左手の薬指へと差し入れていき、はめ込むと微笑みの奥に溜め込んでいた緊張をゆるりと息を吐くことで抜いていく。
そして今度は自分の番だ。
左手を恭しく差し出して珊瑚の手指の動きを見つめていよう**]

(74) 2023/11/18(Sat) 15時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――数年後の僕ら――

[珊瑚と結婚式を挙げることを伝えた乾は>>68諸手を挙げるように祝福してくれた。
何度も何度もおめでとうと言われるとこっぱずかしくなってしまうので程々で止めてもらえたろうか。
W結婚式の誘いにも応じてもらえて式は別々だが披露宴は一緒にする感じになっているはず。
式は別々と言っても命は乾と柊木の結婚式に参列するつもりだし、二人にもこちらの式には参列してほしいので招待状は送るつもりであった。

 >>70数年の間に命もちゃんとSMSを脱却しSNSを使えるようになっていたのでLINEにも参加できるようになっていた]


  『登場はお義父さんが一緒にヴァージンロードを
   歩いてくるスタイルでやるからお姫様抱っこは
   披露宴でかな』


>>90柊木はちゃんと結婚式には参列してくれるだろうから命側の最前列に並んでもらおう。
乾がアクセルとすれば>>92柊木はブレーキ役らしい。
きっといい夫ー夫になるだろう。
仲がよくて何よりだと思う。
>>110珊瑚も楽しそうにメッセージを送っているし良い式になるといいなと命はてるてる坊主を作って吊るしていた]

(114) 2023/11/19(Sun) 15時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[そんな準備期間の思い出が走馬灯のように過ぎ去っていき、
>>111本当はもっと少ないであろう参列席が知らない人で埋まっているのはこの際は見ないことにした。
気にしたらきっとずっと気になってしまうから珊瑚だけを見つめている。
この舞台で一際綺麗で輝いている珊瑚から目が離せない。
式の主役はやはり妻の方にあるのだろう。

 指輪も命は聞き伝えられるように銀のものを選ぼうと思っていたけれど、>>112珊瑚が一目惚れしたものを選んだ。
南十字星というテーマで人生の航海を迷走することがないように見守ってくれるらしい。
ただ、命には珊瑚という女神がいるので迷うことはないのだけれど祝福はいくつあっても困らないだろう。

 左手の薬指にその指輪が嵌められる。
ヴェールの向こうに見える碧の瞳が潤んで見えた。
命もまた優しく微笑んで、軽く膝を曲げた珊瑚の被るヴェールをあげた。
長いヴェールは綺麗で天の川のよう。
それを上げた先には碧の瞳が命を魅了するように在り、しっかりとメイクをした珊瑚はとても綺麗だった]

(115) 2023/11/19(Sun) 15時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  珊瑚、とても綺麗だよ。
  愛してる。


[姿勢を正した珊瑚を見つめて瞼を下ろした珊瑚に愛の言葉を紡ぐとその肩に軽く手を振れる。
どういう所作が正しいか、一瞬で忘れてしまった。
それくらいに珊瑚が魅惑的で顎を上げてキスしやすいようにしてくれると首筋を傾けて鼻筋が触れ合わないようにして、唇を近づけていく。

 初めてキスをしてから何度キスをしたことだろう。
でもこのキスだけは人生の中で唯一で思い出に残るものになる。
じっくりと時間をかけてキスをしよう。
どれだけ自分が珊瑚を想い愛しているか万人に分かるようなキスをしよう。

 長くも短い口づけを交わして――唇が離れると、ほぅ、と吐息を零した。
式はそのまま恙なく終わる]

(116) 2023/11/19(Sun) 15時半頃

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