33 桜森高校同窓会
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歌……。
[歯切れ悪く、複雑な表情は一瞬。大和以外には音痴はバレてない、聞く専なら大歓迎、と笑みが引き攣る。 そして、BBQの単語に目をキラリと光らせた。]
ちょっと寒そうだけど、いいねーマシュマロ焼きたい。 UFOキャッチャーはねー、大和が上手いよ。 何でも取ってくれる。
[自分でも一度チャレンジしてみようかな、などと嘯きつつ、]
……って大和、なんだその変なテンション。 お腹空き過ぎておかしくなったの?
[愛するとかハニーとか、上滑りする言葉に怪訝そうに大和の顔を覗き込む。おでこをぺちぺち。熱でもあるんだろうか。]
(1) 2024/02/17(Sat) 00時半頃
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ニジノは、ヤマトの口に直接アツアツ唐揚げを3個詰め込んだ。
2024/02/17(Sat) 01時頃
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🦅の肉じゃないけど、存分に味わってお食べ。
[さすがに10個放り込むのは勘弁してあげた。明日を前に喉を詰めて逝かれては困る。無性に吊り上げたいけど、まだ我慢。]
私は大和をオカズに🍚が食べたいわ……。
[おっと本音が。ホホホ、と口に手を当てて誤魔化して、桐野と沙羅と別れた。藪蛇をつつくと、必死に隠している家庭科室の騒動がバレ兼ねない。]
…………もしかして、照れてるの?
[挙動不審の大和が唐揚げを咀嚼しきる前に、追打ちで頬をつんつん。]
(14) 2024/02/17(Sat) 01時頃
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ニジノは、デザートコーナーがチョコ色に染まっていて、冷や冷やしている。
2024/02/17(Sat) 01時頃
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そういえば、大和子ちゃんは 大分乙女思考だったねぇ。
[普段はもっと恥ずかしいことを公衆の面前でも構わず仕掛けてくるのに、羞恥のポイントがズれていないか? 虹乃としては、恋人認識なんてなくて、友達にケが生えた程度の態度で臨んでいるのに、意識しすぎだ。 第一、目の前にこれだけ美味しそうな料理が並んでいたら、今は色気より食い気に天秤が振り切っている。
まごまご落ち着かない大和に料理を選ばせつつ、着席までこぎつけて。]
まぁ私も、よく沙羅や野々花と 違う時空にいる気分になるから、 一般の感覚とはズれてるのかもだけど……。
とりあえず、胃が満たされれば幸せになる。 いただきまーす!
[ヤマト[[who]]! 今日がお前の命日だ! ……失礼、ローストビーフの間違いでした。**]
(16) 2024/02/17(Sat) 01時頃
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ニジノは、ラ神はニジヤマ推しらしい。
2024/02/17(Sat) 01時半頃
[安堵した途端か、欲望なんだか飢餓なんだかわからんもんが溢れ出す。]
唐揚げもニジノも似たようなものだよな。
俺がめちゃくちゃ好きという点で。
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松茸ご飯は大好物なんだけど、 いっぱい食べたら他のものが 入らなくなっちゃうジレンマ……。
[今シーズンは終えたとはいえ、ショウやら何やらでちょこちょこ滑る機会はある。いきなり体重を増やすわけにはいかない。 唐揚げ3個なんて前菜にもならない様子でトレイに揚げ物を盛りまくる、成人男性の健啖ぶりにはアスリートといえど敵わないのだ。]
大和は随分濃い味だし、 目まぐるしく味変して飽きないから、 見てるだけで白飯が進むんだよ?
[さも当然のことのように、目をぱちくり。 照れたり悶えたりしてる様が可愛すぎて最高の肴です。]
(30) 2024/02/17(Sat) 13時頃
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……まだ"彼氏"じゃない、でしょ。
[冷静に訂正すると見せかけて、照れ隠しに唇を尖らせるのは本来此方の十八番のはずだ。]
なんてね、随分お待たせしました。 もうすぐ私も大学卒業、なんだけど……、
[この合宿がいい機会だと思って、わざわざ帰国までしたのだ。今後の進退等の悩みについて、大和だけでなく、嘗て苦難を供にしたメンバーや、同い年の彼女たちの様子を見たり意見が欲しくて。 何より、大和の顔を見て決めたかったけれど、少なくとも空きっ腹にご馳走を詰め込むのに必死な時にする話ではない。明日はお誂え向きにバレンタインデーだ。曖昧に頬笑むに留める。]
大和も、さ。 桐野や柊が羨ましくなったり、しない? 好きな相手がいつも側にいて、同棲して、 辛い時もお互い支え合えて、 一緒の時間を共有して、人生を共に歩んでるって感じ。
(31) 2024/02/17(Sat) 13時頃
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スケートのために恋心が知りたい、なんて どうしたって自分とスケートを最優先にしか 考えられない、私なんかじゃなくて……、
もっと身近に寄り添ってくれるような人との、 ささやかで平凡な幸せもあったんじゃ、って
離れてると、ふとした練習の合間とかに、過っちゃうんだよね。
[実際彼は寂しがり屋だし。苦しい時も、海の向こうではどうしようもないことも多々、そうとは知らず勉学と練習に明け暮れて余裕なんてない。 それでも、帰国の都度デートを重ねたり、親族の面接を潜り抜けたり、鈍足ながら一歩一歩着実に地固めはできてきている。これで未だ恋人ではない、と言い張るのは無理があるし、残るはつまらない虹乃の意地だけだ。]
……コロッケは、 大和が作ったやつの方が美味しい。
[彼のトレイに一欠け残っていたカボチャコロッケを、横から素早く箸で掻っ攫ってもぐもぐ。 一巡目は野菜中心、二巡目は肉も魚料理を満遍なく一口ずつ。揚げ物全部は荷が重いから、気になるものは大和に半分こして押し付ける心算。]
(32) 2024/02/17(Sat) 13時頃
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あっ、ドリンクのところに アルコールもあったね。 お酌しよっか?
[雑談を交えつつ、粛々と箸を進め、デザートへ。 チョコレートはきっと、沙羅製フォンダンショコラより美味しいものなんてないし、大和の目にあまり触れさせたくないので、わらび餅や莓大福、黄粉餡子の和菓子系を抓むことに。]
お風呂の前に、さっき沙羅が言ってた UFOキャッチャー寄ってみていい?
特にどれが欲しいってワケでもないんだけど、 自分でもやってみたくて。
[ご馳走様の後、残るメンツに「おやすみ」と軽く挨拶してから、ゲームコーナーに寄り道。 最近はキャッシュレスで遊べる筐体も普及しているが、こんな古臭い一角では当然小銭不足に陥る。ムキになって7回トライの末、苦労してゲットしたのは>>1:1002]
(33) 2024/02/17(Sat) 13時頃
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ニジノは、この🐇、沙羅のLINEスタンプを髣髴とさせるなぁ。**
2024/02/17(Sat) 13時頃
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[お風呂の前に、LINEをぽちぽち。直接話せばいいのだけれど、なんだかんだ食べるのに夢中で忘れていた、桐野宛。]
『そういえば、明日BBQする時に、 また桐野が演奏披露してくれるって聞いたよ。』
[先程も階上からピアノの音は微かに鳴っていたのだが、ラスボス戦のBGMが相応しい状況だったので、全く気付けずにいた。]
『VRの中では、キャンプファイヤーに参加も 曲に合わせて踊るのも、できなかったから、 今度こそ、と思ってるけどどうかな?
歌は歌えないけど、奉納の舞くらいは。 というわけで、『エリーゼのために』を リクエストしておくね! お礼はさっきゲットした兎のぬいぐるみだ! じゃあまた明日〜』
(48) 2024/02/17(Sat) 16時頃
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[松茸ご飯のお米抜き>>34、は何だか本末転倒なので、結局季節外れの土瓶蒸しを食べたりした。]
……まあ、ここまでさんざ待たせておいて、 やっぱり付き合わない、なんて梯外したら 非道すぎるよねぇ。
コロッケも絶品だし。 胃袋掴まれてたら、しょうがない。
[彼の頬が赤らんでいるのは、焼酎のせいだろうか。未だ酒類を口にしていない此方にも、熱が伝播してきて少し照れ臭い。 約束の期限まで、あと半年ほどだ。]
あ゛〜〜〜〜。 霊……というか、もっと危険な怪異が たまにキッチンに召喚される、かも……?
[今、大和のトレイには揚げ物とミスマッチなあん肝が山盛りだ。成る程、マスタードと同じくらい好物なのだろうと予測学習している。 好きなら大量に食べたいだろうと、とにかくいっぱい詰め込む方針が料理音痴の思考回路だ。次回はあん肝マフィンという常軌を逸したゲテモノが爆誕するだろう。霊なんてまだ可愛げがある。]
(49) 2024/02/17(Sat) 16時半頃
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ニジノは、ヤマトの保険金として、9967$ベットした。
2024/02/17(Sat) 16時半頃
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鮫も鯖も美味しいよねぇ。
[すっかり捕食者の目線で、大和のUFOキャッチャーを見守って。 後はいよいよお待ちかね貸切風呂のお時間です。 続きはwebで! いやさ秘話で!**]
(50) 2024/02/17(Sat) 16時半頃
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『 要るの? 石になんて興味ないと思ったのに 』
[母親からクラシックな小型のジュエリーケースを
受け取ったのは半年ほど前。
石になんて興味ないよ、同意の言葉を口にする。]
『 そう。でもそれはいいチョイスよ。
いい所紹介してあげようか 』
[まだ何も言ってないのに見透かされているらしい。
少し鼻白むような表情になった。]
『 …………奏人がねえ 』
[細められた眸。
感慨深い色を帯びている。
柊も目を瞑って、深く息を吐く。
―――― ありがとう。感謝してる。
"彼女"には何ら躊躇することなく言える言葉は
母親を前にすると素っ気ない物言いになる。
多分、それはこれからも変わらないんだろう。**]
ニジノは、何故か声に出していた(復唱)
2024/02/17(Sat) 18時半頃
―― 家族風呂 ――
……奏人くん、1,2分後ろ向いていてね?
…………………………
……………………
[替えの下着やタオルをきちんと籠に入れて
ちゃんと後ろを向いてくれたのを確認しつつ
するすると着衣を外してゆく。
もう何度となく一緒には入っているけれど
どうしてか脱ぎ着をする瞬間が未だに恥ずかしくて。
彼に脱いで貰ってから、続いてわたしも…という
手順を踏もうとする癖があった。
有無を言わさず脱がされてしまうような時は除いて。]
……はい、じゃ、
そのまま前に進んで、ドアも開けて?
振り返っちゃ めっ です。
お背中流しますね。
[あたたかいお湯でかけ湯をして身体を温めて。
アメニティのスポンジによく水を含ませて
ボディソープを泡立てるところから始めた。
今度こそ交互にか、それとも一緒に洗いっこか――
身体も、髪も、顔も、指先までぴかぴかに。
綺麗になったらふたり湯船に浸かり、
丁度良い温度と肌に心地好い泉質に
安息の溜息を吐くのかもしれない。*]
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[身も心も蕩ける極楽温泉から、魅惑のオフトゥンにinするまで。くんずほぐれつ、途中から陶酔と睡魔で記憶が朦朧としている。ただ、大和は平常通りアクセル全開で、とても元気()だった。]
んん〜〜〜〜 ん〜〜〜〜?
[日も上らない早朝五時には起きて朝練が日課の虹乃でも、時差ボケやら、前夜寝かせて貰えなかったりしたら、多少の寝坊は已む無しである。 寝返りをうとうとしたが、大きな障害物に阻まれてしまった。こんな大きな抱き枕、買った覚えはないけれど――、]
……………………あれぇ? やまと?
[いつも目覚めて最初に飛び込んでくるのは、いつぞや大和に取って貰った黒柴犬のぬいぐるみだ。シアトルのサイドボードの番犬も、"大和"と呼んでくたくたになるまで愛でている。 が、寝惚け眼でよしよしと撫でた毛並みは、ぬいぐるみのそれより随分シッカリして硬い上、ちくちく手の平に刺さる。]
やまと、人間になっちゃった〜?
[ぺたぺたと遠慮なく手は輪郭を下り、頬から顎にかけてまた別のちくちくに到達。 なんだか人語を喋ってる気もするけど、まだ半分以上夢の中だ。]
(76) 2024/02/18(Sun) 00時頃
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まだ…………ねみゅぃ……ねるぅ……。
[外気の寒さから身を守るように、背を丸めてぶるっと身震い。 暖かな彼の懐に潜り込み、小さく鼻を蠢かせる。匂いに安心したように、だらしなく緩んだ笑みを浮かべたかと思うと、またすぅすぅと寝息をたて始めた。]
……………………むにゃ。……ぉぃιぃ……。
[ところで、眠る前にちゃんと服を羽織れていたかも定かではない。寝相が悪くなくとも、起きると腰に帯の残骸だけ、着慣れない浴衣が皺くちゃに圧縮されて行方不明なんて、よくあるよくある。*]
(80) 2024/02/18(Sun) 00時頃
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[半裸の素肌にぽつぽつ灯る感触も、大型犬に舐め回される夢と重なり、此方もじゃらすようにわしわしなでなで。 ただ、起床した彼の体温が遠ざかると、追い縋るように手を伸ばして空を掴む。数度スカスカと空振りを繰り返し、怪訝そうに目蓋を持ち上げた。]
…………はぇ? 大和はどこ??
[パチパチと瞬きを数度。焦点が結ばれれば、確かにそこに大和の顔はあるのだが、探しているのは犬の方で、何度も問いかける。 その内に、此処がシアトルでないこと、旅行で同室に放り込まれたこと、ついでに昨夜の無体な為打ちまで思い出してきて。]
――――み゛ゃ! おはよう!!
[シャッキリ背を伸ばすも、前面がはだけまくってる痴態に気付くと、すぐに掛布団の巣穴に戻って隠れた。]
(89) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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[籠城した布団の塊から、にゅっと手だけ出す。]
スーツケースに着替え入ってるから、 取って。渡して。
ストライプのシャツワンピと、ジーンズ!
…………と、下着……を ……っ、
[言いかけて、58秒沈黙。]
(91) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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――やっぱり、着替えるから出てってー!!!!
(93) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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[彼の気配が室内から消えるまで、頑としてベッドの中から出るつもりはない。 待って待って、扉の閉まる音が聞こえてから、こそこそ這い出す。密偵のように周囲を窺いつつ。
女の仕度にしては最低限の17分後。
ドライヤー片手に寝癖と奮闘中、「もういいよ」と入室許可を出すのだった。 改めて本日のスケジュールを聞き流しながら、]
…………髭、剃っちゃった?
[少し残念そうに、手を伸ばす。*]
(98) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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――14日朝/303号室――
[遠距離恋愛かつ、暫くは門限を守った日帰りデートしかできなかったから、二人共に迎える朝、というだけで珍しいシチュエーションだ。増してその時にしか、生えかかった髭は拝めない貴重なものであり、謂わばレア大和。 別に髭フェチなわけではない。虹乃パパが髭を畜え始めたのには、ママと一緒にブーイングしている。 大和に髭を伸ばして欲しいわけでもなく、ただこの状況が何となくこそばゆくてときめくのだ。伝われ。]
朝食前には剃っておきなよー 洗面台明け渡すから。
[名残り惜しむように、まだ顎と頬を触って稀少なちくちくを愉しみつつ。最後に不意打ちでむにっと抓った。]
って言うか、今日は温泉プール入るって 言わなかったっけ!? 水着で隠れないとこまで、 アトだらけなんですけどッ!!!?!?
[会える時間が少なすぎて、普段はいっぱいつけて、とおねだりする側だけど、時と場合による。冬場は厚着だからと油断していたら、すぐコレだ。]
(127) 2024/02/18(Sun) 13時半頃
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[プンスコ怒ってみせながらも、結局は全て含羞の故に。]
野々花も沙羅も今更何も言わないかもだけど…… いや、やっぱコレはドン引かれるかも……。
[一体何度宇宙に打ち上げれば気が済むのか。折角広々プールなのに、独りで入るとか寂し過ぎる。
鎖骨の下あたりに咲いた紅色を見下ろして溜息。二月の半ばでは虫刺されと誤魔化せもしない。 そういえば、自分もうっかりいつもの場所につけてしまった気がする。迂闊だった。]
後でコンシーラーか、絆創膏か……、 むしろわざわざ隠そうとする方が、 意識してるみたいで……ああもうっ。
[朝っぱらから何を悩んでいるのだ。]
(128) 2024/02/18(Sun) 13時半頃
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朝もバイキングだっけ。 じゃあお腹パンパンで入らなくなる前に。
[ハイ、とラッピングだけはそれなりの、ピンクの小箱を手渡した。中身は昨日沙羅に教わった、フォンダンショコラ――ならぬフォンダンマスタードが、ダメ押しで2個。]
じゃ・じゃーん♪ 毎年お土産兼ねて買ったヤツだったけどね、 今年はなんと沙羅と野々花と一緒に作ったよ!
Happy Valentine’s Day with all my heart.
[シアトルではチョコレートに限らず、メッセージカードもメジャーだから、少し凝った箔押しデザインの一枚に、短く"For my Valentine."と添えて。直接的に好意を口にすることも苦手なら、英語力の低い大和が即意味が分かるような単語も書けなくて、ここいらが限界だ。]
(129) 2024/02/18(Sun) 13時半頃
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ほぇ? 手紙??
[何だお手製スィーツを前に遺言でもしたためたいのか、失礼なヤツだな、と眉を聳てるも、順を追って経緯を説明させる。タイムカプセル計画――生活の大半をスケートに捧げた小中学生時代には未経験で、ちょっとワクワクした。]
みんなも何か入れるの? 面白そうー。 じゃあさじゃあさ、10年後にまたこうして 泊まりに来て、その時掘り出したいね!
[その頃は子連れだったりするのかなー、なんて無邪気に思いを馳せながら、文面を練る。
ささっとベースだけ整えた薄化粧で部屋を出る頃、大和はまだ息をしているだろうか。**]
(130) 2024/02/18(Sun) 14時頃
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[虫の息の大和を横目に、LINEの返信>>90を桐野へ。]
『改めてみんなを集めるほどのものでも、 と思ったけど、外は寒いしね……。
ちゃんとグランドピアノで 室内の方が良ければそれで、よろしくー♪
🐇はどうぞ、お納めクダサイ。 🦅は素人には難易度高いよー。』
[ラッピング用に準備していたギンガムチェックのリボンを、兎ぬいぐるみの首に結んで目印に。]
(136) 2024/02/18(Sun) 14時半頃
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ニジノは、ヤマトの味覚を心配した。チッ(舌打ち)
2024/02/18(Sun) 14時半頃
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[なんてことだ、あの量のマスタード程度、もう克服したというのか!? 慣れって怖いね。 沙羅と野々花の監視()の手前、つい手ぬるい量しか混入できなかったから、奇跡的にガナッシュの甘さとマッチしたらしい。待ってろ次回はあん肝だ。]
幽霊って言うか、異形ナルモノというか、ウン……。
[元はソイツをプレゼントするつもりだったなんて、口が裂けても言えない。乾いた笑いでスルーした。 ついでに、見張ってくれた沙羅ありがとう、派手で凶悪なマスタード色の割に、生命保険のお世話にならずに済んだらしい。]
私は、お手本で沙羅が作ってくれたやつ 食べたから大丈夫だよー。超・美味だった。
……ほんとのほんとに平気? 無理してない??
[SAN値チェックの必要もなくてヨカッタネ。舌は真っ黄色かも知れない。 そんな一幕を経て、朝食へと向かう。]
(139) 2024/02/18(Sun) 15時頃
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――朝食バイキング――
[大和のせいで寝坊したので、野々花のお手伝いには馳せ参じられなかった。むしろ、そのおかげで作業がスムーズだったに違いない。
昨晩と同じ元体育館で、陳列スペースは縮小されている。 佃煮、漬物、お粥も捨て難いが、足を止めたのはオムレツを焼いてくれるサービスだ。中身もチーズにベーコン、ドライトマトや菠薐草、コーン等選べて、半熟トロットロの黄金色。色んな組み合わせを試したくなる。]
ルームメイトのイタリア人がさー 歓迎会にオムレツを作ってくれたんだけど、 なんか日本とぜんっぜん違うんだよ。
白身をお菓子みたいにめっちゃ泡立てて焼いて、 トリュフとか削ってのせちゃうの! そりゃあ普段はそんな高価なトッピングできないんだけど、 たまにトリュフオイル振って食べるようになった。
[自家製パンは我慢。美味しいのがあれば、一口お裾分けを貰おう。 置いてあるミキサーに、新鮮なフルーツをぶち込んで、オリジナルスムージーもヨーグルトと一緒に。試合で泊まるホテルの朝食にも遜色ない、充実の内容に大満足した。]
(140) 2024/02/18(Sun) 15時頃
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ニジノは、ヤマトはあん肝大好きだもんね♪いっぱい食べれて嬉しいね♪
2024/02/18(Sun) 16時半頃
ニジノは、朝食後にUFOキャッチャー、>>1:100 ワンモア・トライ! 3
2024/02/18(Sun) 17時半頃
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日本だとスフレオムレツって言うのかな。 玉子焼きが食べたい時には、ベツモノだけどね。
でも、玉子とバターとトリュフの相性はいいよ。 そうそう、茸。松茸くらい高級? だから トリュフの匂いのスプレーとかある。
[何せ、ホイップクリームがスプレー缶から出てきて、それを直で貪り食う狂人も居る国だ。 日本でも、松茸のフレーバーだけつけて、実質は椎茸とかよくある話。
一口齧らせて貰ったクロワッサンも、バターの香りが芳醇でジュワっとして、程よい塩気が上品だった。お礼に、ベリーたっぷりのスムージーをどうぞ。とても目が良くなりそう(てけとー)
朝から822gくらい肥えた予感。これから温泉で泳いでカロリー消費だ! ――と、その前に。]
ごちそうさまでしたーっと。 大和、土産物の売店に行くよ。 そのダッサイ呪いのTシャツを、 少しマシなやつに着替えておいで。
[さすがに自分みたいに棄てて行け、とは言わないから。]
(161) 2024/02/18(Sun) 20時半頃
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[クルーエル社グッズにうへぇ、と渋面になりつつ、学校関連のステーショナリーやらを手に取る。ご当地Tシャツはなかったが、代わりに生徒が居た頃の桜森高校の制服や体操服、通学鞄まで陳列してあった。]
大和の見た目なら、 まだ体操服でもイケるんじゃない。
少なくともフラワーちゃんよりは、全然イイ。
[何故か水着にキャップ、学校には不要そうな浮き輪の類まで売られているのを見つければ、温泉プールの仕様にも気付けるだろう。デカデカと『レンタルでき〼』の貼り紙もあるし。 虹乃は旅館サイトを下見済みなので、ちゃっかり水着も持参している。]
(162) 2024/02/18(Sun) 21時頃
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