33 桜森高校同窓会
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[ベッドに寝そべって休憩しつつ、部屋の写真をワカナに送信したり、学校机の中から案内やアンケートの冊子を取り出して眺めたり。]
『ん〜と。時間的に、チョコって 13日中に作るもの? それとも、14日に作って渡すの??
女子力が足りなさ過ぎて分からないよー💦』
[何故、設備も不明な温泉旅館でチョコ作りなのかって、理由はある。 一つは、不慣れ過ぎて不安だから、誰かに付きっきりで教えを乞いたい。 一つは、ついぞ学校で調理実習を体験することもなかったから、折角の機会に家庭科室というシチュエーションで女子会メンツでキャッキャウフフしたい。
ロビーで見かけた貼り紙に倣って、模造紙に『男子禁制!!』と狂暴な🦅をデカデカ描いて、家庭科室に掲げることにした。🐇と🐈は普通にしておいたよ。まあ、中で何が行われようとしているか、バレバレではある。]
これでよーし!
[実行は今日にしろ明日にしろ、素材の幾つかは冷やしておくべきだ。エプロンと材料を携えて、いざ家庭科室へ。**]
(1) 2024/02/14(Wed) 01時頃
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――家庭科室――
[嵩張る材料を、大和や他男性陣に見つかることなく、冷蔵庫に隠蔽することに成功した。 一応、LINEでも立入禁止を厳命しておくべきか、大和の場合「押すなよ、押すなよ」的に逆に襲来するかも知れないし、サプライズにならない。ここは敢えて触れないのが正解か。]
『クロッカンブッシュ! 店頭とか結婚式とかで見かける シュークリームタワーみたいなやつ?
あんなの作れるんだ! すごいね! 野々花センセー一生ついて行きます!
まずは今日下準備だね、OK。 皮剥きくらいは……混ぜるくらいは……
て、手伝えると思う! 頑張る!』
[何の皮を剥く気なのだ、カカオか? 普段調理に馴染みがないと、この有様である。持参した調理器具も、ハケや茶漉しはともかく、綿棒10本とか、何をそんなに叩き潰したいのか。 何故か準備段階で、9瓶あったマスタードの5つが空になってたりするかも知れないけど、気にしてはいけない。男子逃げてー。*]
(19) 2024/02/14(Wed) 10時頃
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――で、だ。
[同棲中の二組は一緒にここまで来たのだろうし、グループLINEでも相部屋については本人と話し合うようアドバイスされている。御尤もだ。 本心では会いたくてたまらないくせに、つい逃げ回ってしまう性分はどうにも治らない。]
…………。
……………………。
[隣の隣で相手がゲームに興じているとは露知らず。 襲い来る🦅の貼り紙で家庭科室に封をすると、廊下を左に歩き出す。 気になるお土産コーナーは後回しにして、203号室、202号室、と教室前を素通りし、階段を降り始めた。]
うん、大丈夫。
[廃校だった頃に何度も訪れた、襲撃から逃げ惑った先の踊り場。 リノベーションが行き届いて、もうここが"そう"だと髣髴とさせるものは何も残っていない。 そもそもVRで再現されただけで、現実この校舎で何かあったわけではないのだ。]
(24) 2024/02/14(Wed) 10時半頃
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……大丈夫、だけど。
[長く重い溜息を吐いて、スマホを取り出した。]
(25) 2024/02/14(Wed) 10時半頃
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[あの時は、届かなかった、望めなかったSOS。
LINEに刻まれたたった4文字で、どこに居るかまで大和には伝わるだろうから。]
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なんか試し行為みたいなの、好きじゃないんだけど。
大和も結構、気に病んでるっぽいからなぁ……。
[短くLINEを打ち終えると、以前のようにパニックや過呼吸で蹲ることもなく、悠然と手摺に凭れて待っている。*]
(26) 2024/02/14(Wed) 10時半頃
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――踊り場――
[6分を数える前に、想定内の勢いで駆けつけてくれる姿が見えた。 元より、彼はLINEも即レスが基本の律儀なタイプだ。ついついLINEで雑談に花咲かせてしまうこともあるから、時差や既読スルーくらいで丁度いい。 同じ館内に居たのだろうし、闇雲にあちこち探し回る必要もなかったはず。それでも、大きく上下する肩で息を切らす彼の剣幕に、少し面映い表情でされるがまま。]
うん、大丈夫だよ。
話したことあるでしょ、 旅館になる前も、何度か来たことがあるし。
――この通り、様変わりしちゃってるから 全然怖く、ない。
[むしろ未だに後遺症として苦手なのは、帽子やヘルメットを頭に被ること、座席に縛り付けられること、等である。飛行機は一般大学生の平均に比べれば乗りまくれる程度に回復したが、できれば避けて通りたい。]
(32) 2024/02/14(Wed) 12時頃
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むしろ、大和の方が 私を助けられなかったこと、 悔やんでるんじゃ、って思ったから。
[ぽんぽん、と宥めるように彼の背を叩くと、肩の痛みに身を捩る。 どこか清々しい笑みを浮かべて、強張った彼の手を外させると、ぎゅっと握った。 血の気が引いたような彼の形相を見つめると、こちらの瞳も潤んでくる。]
――あの時は絶望してて、 気が狂いそうな痛みの中、 ずっとお母さんを呼んでた。
でも、これからは私は 真っ先に大和を呼ぶよ。
『助けて』って、――だから、
(33) 2024/02/14(Wed) 12時頃
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[一呼吸おいて、包んだ彼の手を頬に当てた。全力疾走したのだろう、冬場だけど温かい体温を、確かめるように。]
今回は、大和が私のところに走って来てくれたみたいに。 これからも、助けに来てね。
……狩人じゃなくても。
私のアルフレード。
(34) 2024/02/14(Wed) 12時頃
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[ちょっと臭い台詞だったかな、なんて自己評価しながら、改めて数ヵ月ぶりの再会となった彼の顔をしげしげと眺めた。少し視界が滲んでいるけれど、前に会った時より精悍さが増して大人っぽく感じるのは、惚れた欲目だろうか。]
って、大和もなんか目、腫れてない? どうしたーそっちこそ大丈夫かー?
[僅かの雫は瞬きで散らして、湿っぽい空気を振り払うように努めて明朗な声を出す。 踊り場の真ん中で積もる話も何だから、どこか落ち着ける場所に移動しよう。 ただ、漸く届いた救済の手は、暫く繋いだままがいい。*]
(35) 2024/02/14(Wed) 12時頃
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お母さん。怖い時に、叫ぶのってやっぱり、お母さんなんだな。
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本当に、平気だから。
[かぶりを振って、目線の高さを合わせる。お互い涙の跡はあれど、久しぶりに想い人に対面したのだ、笑みは本心からのはず。]
そうだね、共鳴者。
ヴィオレッタみたいに汐らしく待ってなくって、 共鳴LINE一本で呼びつけて振り回す 我儘な悪女でもいーい?
[VR帰還後のトラウマめいたものは、ともすれば彼を責めてしまいそうで、ひた隠しにしていた。幻の激痛が蘇る度、一人で耐え忍んで誰にも縋ることなく。 だから今、こうして冗談めかしながらも、彼に助けを求められたこと、そのものが――彼を信じるために、一歩前進できたのだ。]
……助けに来てくれて、ありがとう。大和。
[下ろした髪を掻き分け、耳朶に触れる指が擽ったくて、鼻にかかったような甘え声が漏れる。 そこには、現実世界でも枯れない椿"恋の花"が艶やかに咲き誇っていた。*]
(43) 2024/02/14(Wed) 15時半頃
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――303号室――
廃校だった時は、既視感満載で変な気分だったけど、 こうして新しく旅館になったらなったで、不思議な感じ。
[手を引かれ廊下を通って教室に入る。まるで自分が高校生かVRの中に戻ってしまったような錯覚。 普通に椅子に腰掛けようとしたのを留められ、寄り添いながら並んで座る。
黙って頷きながら、彼の目が赤かった理由を聞いて、]
――そっか。
[指を絡め掌は合わせたまま、かける言葉を探したけれど、どれもしっくりこなかった。 彼の瞳が自分以外に向けられていた時から、側で見聞きしてはいたけれど。全容は知る由もないし、感じ方だって人それぞれだから、分かった風な上辺だけの言葉はかけられない。
ただ、空いた方の手を伸ばすと、今は乾いた双眸の下、流し尽くしただろう涙滴を拭う仕種をする。]
(44) 2024/02/14(Wed) 16時頃
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嘗ての私然り、失恋した女の子は
優しく甘やかして貰える権利があるのだ。
[大和子は含めていいのか……?]
無理に忘れようとか、立ち直ろうとか、しなくていいよ。
代わりにはなれないけど、私がずっと、
大和の側に居る、見てるからね。
[今はまだ物理的な距離は海の向こうだから、精神的な話だ。]
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うーん、一緒の高校に通ってたわけじゃないから、 同窓会とはちょっと違うかもだけど。
帰るなんて、とんでもない!
この日のために、みんなに会うために、 わざわざ帰国したんだし。
やりたいこと、いっぱいあるんだよー!
[何かと問われれば、肝心なイベントは意味深な笑みで『ナイショ』としか言いようがないのだけれど。]
美味しいご飯! 広いお風呂! あぁ〜 堕落してしまう〜〜……。
(45) 2024/02/14(Wed) 16時半頃
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ニジノは、夕食のメニューに思いを馳せ、こてんと首を傾けた。**
2024/02/14(Wed) 16時半頃
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は? なんで????
[303号室の室内温度が氷点下まで下降した。 二人部屋を指定された時と同じ(そういえばこの件に関しても済し崩し的でまだ納得はしていない)ツンドラ気候な反応しかできない。 VRの頃を懐かしむエエ話しはどうした。これからしんみり、深く心の内まで打ち明け合おうかと思ったら、大和犬は早々に盛りに突入してしまった。どうしてこうなった!?]
ちょっ……お風呂じゃないのに脱ぐなーって、
待って待って待ってステイ! ステイよ駄犬!!
[ぜーはー、ぜーはー、見えない尻尾をぶんぶか振っている大和を押し留め、座布団に正座させる。 許可を出したが最後、晩御飯にもありつけなくだろうことは、過去が証明している。陽も沈まぬ内から、明日に向けての準備も必要らしいのに、この事態は非常にマズイ。]
(72) 2024/02/14(Wed) 21時頃
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我慢させるのも酷なの、分かるけど。
……そういえば、変な夢みちゃってさー、
大和というか、男の大変さも身に染みたし、 あれはあれで気持ちヨかったけど……
[もごもご、と赤面して言い澱む。話がズレた。]
い、今はダメ! ダメったらダメ! ついでに、家庭科室にも来ちゃダメだからね!! 破ったら今回の帰国中は…………しないから……っ。
[彼には死刑宣告、自分にとってもダメージ重めなペナルティを課して、何とかこの場をやり過ごした。 『ハウス』まで言い含めるのは忘れていたから、脱走した大和犬が誰かにご迷惑をおかけしたらすみません。**]
(73) 2024/02/14(Wed) 21時頃
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せういやニジノがさっき話していた変な夢、
俺も見たような……
や、そんなはずねえな!
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――家庭科室――
[そんなわけで、スキップしながら再び階下の家庭科室へ。留守の間、不法侵入者はなかっただろうか。
どうやら一番乗りだ。鼻歌混じりにエプロンを着ける。ちなみに、胸元に某ローカル遊園地のマスコット、フラワーちゃんの刺繍がついていて、ポケットの形も半割のヒマワリらしき花、というクソダサデザインの逸品である。これなら、今日明日でチョコレートまみれに汚れても、心おきなく棄てて帰れるし。
隣の隣のゲームコーナーが騒がしい気がしたけれど、無視せよと神が告げている。手際の悪い初心者が気も漫ろだと、晩御飯までに準備さえ終わらないかも知れない。]
(85) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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えっ……自分で作る分なんて考えてないけど。 野々花と沙羅と一緒に作って、 仕上げだけちょこーっと自分で手を加えたら 私が作ったことにならないか……ならないな……。
[グループLINE>>56を見て、眉間に皺。 勘が働かないから、急に失敗必至の超絶難易度オペラケーキを作りたい、グラサージュって何、とか言い出し兼ねない。
急遽ネットでレシピサイトを見ながら、持参した材料でできそうなものを調べ出す。]
こ、これならどうだろう。 【混ぜて焼くだけ! 簡単チョコマフィン🧁】
[多分、96%生焼けとか、77%焼け焦げ、程度で済みそう。]
(86) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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ニジノは、まともに食べられる🧁が作れそうにない自分の手腕に落胆した。
2024/02/14(Wed) 22時半頃
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『へるぷみ〜〜〜〜💦』
[悲鳴と共に、共鳴LINEでなく女子会グループLINEに助けを求めるまで3分かからなかった。 力加減を誤って砕け散った卵。ボウルに入ってしまった細かい殻を、半泣きで取り除き中。**]
(90) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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野々花が手にしてる狐のぬいぐるみはキャッチャーで取ったのかな?
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――家庭科室――
[6人グループが悠々作業できる学校の調理台の上は、地獄の様相を呈していた――。
まず全体的に粉っぽい。白やら茶色やらの粉末が、粉塵爆発の危険を孕むほどもうもうと舞っている。無惨に砕けた卵の殻が散乱し、空いた缶詰が積み上がり、ホイップ中に飛び散った生クリームでデコレーションされている。 多分、調理している時間より、掃除に費やす時間の方が長くなってしまうのでは。]
…………なんか変な匂いするんですケド。
[ワニの虐待の方がマシだと思われる、ドカドカと激しい殴打粉砕音が響いたのは、チョコレートの塊を粉々に砕く工程である、校舎の破壊活動に精を出していたわけではない。 今はオーブンから、甘く香ばしい……とはほど遠い異臭が漂っていた。**]
(134) 2024/02/15(Thu) 16時半頃
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そう、幽霊が出る。 バレンタインに悔いを残して亡くなった、 可哀想なJKの霊だ。
私たち桜森高校女子会メンツが その供養にあたるから、 特に桐野や柊には伝えておいてね!
[家庭科室に立入禁止の理由について、大和に「幽霊でも出るの?」なんて問われたから、勝手に怪談話をでっち上げておいた。お化けが苦手な誰かさんのことは知らない。
で、現在。ゴーストバスターニジノ気取りで挑んだが、幽霊より余程危険なナニカが降臨しようとしている。]
(135) 2024/02/15(Thu) 17時頃
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ニジノは、チョコマフィンのはずだったクリーチャーを異世界から召喚儀式中。**
2024/02/15(Thu) 17時頃
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――家庭科室――
[あわや桜森高校旅館を出禁になり兼ねない事態に、救いの手が伸べられた。 鼻を抓みながら黒煙のあがるオーブンを見守っていた虹乃の顔がパァッと輝く。]
神様! 仏様! 野々花様っ!!
……えと、こ、こここれどうしよう?
おっかしーなぁ、レシピ通り作ったのに……。
[機械音痴はみんな口を揃えて言うのだ。「触ってないのに勝手に壊れた」と。「説明書通りやった」と。 困惑しつつもへらりと笑って頭を掻く。既にエプロンも見る影なく、ドロドロのぐっちゃぐちゃ。]
マスタード入れると、生地が膨らまなくなるのかな? ほ、ほんの132gくらいだよ!?
[両手を振りつつ白状した。]
(148) 2024/02/15(Thu) 20時頃
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落ち着いて1本いこう。 まだあわてるような時間じゃない。
[傍らの開封済みコンデンスミルクをぐびり。 そろそろ消火器の出動要請がかかりそうだが、本人は至って余裕の構え。]
こ、これは試作だし……! まだ材料はあるし、 明日の本番にはきっと、きっと……!
[現実を直視できないまま、儀式は最終段階に移行する。 ショートの失点をフリーで巻返し大逆転劇、みたいな奇跡が料理でも起きると思っているお花畑脳。
チン♪と軽快にして不吉な音が、未知なる物体との邂逅を告げた。]
(149) 2024/02/15(Thu) 20時半頃
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