27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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―― 夢の中 ――
[ 式の進行を見守りながら、 改めて式の出席者を見渡す。
上品なワンピース姿の銀先輩、>>5:+95 大人っぽい雰囲気の仁科ちゃん、>>5:+96>>5:+97 仕事の出来そうな雰囲気が バリバリ出ていそうな高祈先輩、>>5:+101 フレッシュなスーツ姿の柊くん、>>5:+105 慌ててこの世界に連れてこられたような 骨谷先輩の姿を目にとめつつも、>>5:+114
つつがなく進む式は、本当にいい式だなって思うのに、 どうしてこの2人が揃った未来が この先に続くことがないんだろうって、 やっぱり俺は悲しくなった。 ]
(6) JITA 2023/08/06(Sun) 03時頃
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[ 回谷先輩の絵葉書が届いたのは、>>5:201>>5:206 どれくらいだったかな。
葉書に書かれた内容を読みながら、 今までは人間関係では 家事と違って全然力を抜けなったから、 これからはちゃんと気を抜きますよって、 俺はこくりと頷きながら、 ]
回谷先輩、ありがとう。
[ そう一言漏らした俺は、 新郎新婦の2人にそっと拍手を送りつつ、 瞳から一筋の涙を零しながら、小さく笑った。 ]**
(7) JITA 2023/08/06(Sun) 03時頃
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―― 病院・病室203号室 ――
[ 病室のベッドの上で、あの夢の世界と同じように 一筋の涙を垂らしながら、俺は目を覚ました。>>7
悲しい気持ちはずしんと心に残ってるけど、 予想を超えて盛大に回谷先輩を送り出せたから、 そこまで沈み込まなくて済んだと思う。
そう、既読スルーのメッセージに>>5:+11 いい加減返信しないとな、と頭が回るくらいには 回復はしていたんだけど、
『連絡遅くなってごめん』 『怪我は大したことないけど ちょっとメンタルに来てるから、 元気になったらまた連絡する』 ]
(31) JITA 2023/08/06(Sun) 13時頃
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[ やっぱり、明るく元気な振りができるほどは、 俺の精神は図太くなかったようで。
お見舞いに来られても困るなって思って 俺はスマホを操作して返信した。 頑張り過ぎないって約束したしね。>>5:201>>7
これでしばらくそっとしてくれるはず。 だって俺の友達は空気を読める人ばかりだから。 ]
(32) JITA 2023/08/06(Sun) 13時頃
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大藤先輩と田端先輩は大丈夫かな。
[ 病室でぽつりと呟いた。 大藤先輩は言わずもがなだし、 田端先輩も最期まで立ち会うのって しんどくなかったかなって思ってしまって。
直接顔を合わせるには勇気が足りなかったから、 とりあえずメッセージを送ろうと、 俺は再びスマホを操作する。 ]
(33) JITA 2023/08/06(Sun) 13時頃
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[ まずは、田端先輩にメッセージを。
『回谷先輩の結婚式、素敵でしたね。 本当にお疲れ様でした。
あと、先輩がお米よりパンが好きってこと、 初めて知りました。>>4:156 俺はいつも安い食パンしか買わないのですが、 たまには他の食パンも試してみたいです。
サンドイッチパーティ、先輩が卒業するまでには 開催したいですね。 たまごサンドも絶対作ります!』
これ、労りになってるか? と内心疑問に思いながらも、とりあえず送信を。 ]
(34) JITA 2023/08/06(Sun) 13時頃
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[ 続いて、大藤先輩にもメッセージ。
『お疲れ様です。
大藤先輩は疲れたときは ちゃんと休める人だとは思いますが、>>0:127 本当に辛いってなったときは、 俺でよければ力になりますからね。』
大藤先輩がこの後どうしようと思っているのか 俺は全く想像していなかったから、 ただ心配しているという意味を込めての 言葉だったけど。
ちゃんと届くか分からない気持ちを込めて、 俺は送信ボタンをタップした。 ]
(35) JITA 2023/08/06(Sun) 13時頃
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[ メッセージを送った後は、スマホを枕元に置きつつ、 俺は窓から夏の空を眺めている。
夢の世界から日常生活に戻って来たけど、 それは回谷先輩が欠けたもの。
決して戻らないあの世界のことを思い出しながら、 きっと俺はすっかり変わってしまった日常生活に どこか寂しさを感じながらも これからもずっと歩いていく。 ]**
(36) JITA 2023/08/06(Sun) 13時頃
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―― 病院・病室203号室 ――
[ スマホには、いつの間にか田端先輩から メッセージが届いていた。>>41>>42
『俺は頭から出血したみたいですが、 縫合も終わってますし、経過も良好です。 こちらこそ、一緒に祝福できる場を用意してくれて ありがとうございました。』
『パンを焼くというのは小麦粉から焼くんですかね? ナンとカレーもいいですね!カレー作りたいです。 いえいえ、夢では俺が勝手に作っただけなので、 全然大丈夫ですよ。
なるほど。たしかに毎年集まって 今日の日を偲ぶのもいいかもしれませんね。』 ]
(67) JITA 2023/08/06(Sun) 20時半頃
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[ 回谷先輩を偲ぶ、とは文字にしてもやっぱり辛くて、 はっきりとは打てなかったけど、 きっとそういう意味合いでの提案だと思うから、 先輩にも伝わるはずと思って、 俺は返信メッセージを送信した。 ]
(68) JITA 2023/08/06(Sun) 20時半頃
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……本当にいい奴で優しい人って こういうときどうするんですかね?
[ 大藤先輩からのメッセージに>>64>>65 俺は小さく独り言ちる。
無事とか大丈夫とか言われても、 嘘だろって俺は思うけど、 かといって、それを指摘するような勇気もなく。 嘘と誤魔化しで作り上げた福原徳人は ただただ返信もせずに途方に暮れている。
かといって、もし仮に今後、 取り返しのつかないことが起こっても、 きっと俺は身勝手に怒るだけだから始末に負えない。 ]
(69) JITA 2023/08/06(Sun) 20時半頃
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[ もし、大藤先輩の 「自分が特筆して辛いわけではない。」 という内心が分かったのなら、>>65
俺は「少なくとも俺は あなたより辛いと思っていない気がします」って 面と向かって言えたかもしれない。 それが先輩にどういう影響を与えるかは ともかくとして。
でも、結局スマホの文面だけしか分からない俺は、
『分かりました。それなら一安心です。 でも、大丈夫じゃないときは言ってくださいね。』
って送って、きっとこのやり取りを終えるんだ。 ]**
(70) JITA 2023/08/06(Sun) 20時半頃
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―― 病院・病室203号室 ――
結婚祝い――その発想はなかったな。
[ さすが田端先輩は天才だ!>>71 っと、感嘆のため息を零しながら、
『すごいですね! 俺、パン作りとかお菓子作りとか 難しそうでやったことないんですよ。 もしよかったら、小麦粉からの作り方 教えてもらえたら嬉しいです!
なるほど。結婚何周年かを祝うんですね。 それなら豪勢なもの用意したいですね。 サンドイッチパーティですし、 洋食メニューにしましょうか』
と、入力していたら、追加メッセージが届く。>>72 ]
(88) JITA 2023/08/06(Sun) 21時半頃
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[ 普通に当たり障りのない返信をするのは簡単だけど、 どこか切迫感のある問い掛けに見えたから、>>72 俺は真剣に悩んで、 できるだけ誠実に答えたいなと思ったんだ。
『仮に結婚式をしなかったとしても、 きっと大藤先輩は回谷先輩と過ごす時間を 大切にしたでしょうし、 結婚式をしたことで、 回谷先輩への執着が強まったなんてことは 無いと思います。
回谷先輩にとっては、ただ看取られるよりも 結婚式をした方が幸せだったはずなので、 田端先輩がしたことは 間違いなく良いことだったと思います。』 ]
(89) JITA 2023/08/06(Sun) 21時半頃
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[ 『俺が大藤先輩の立場でも生きはしますが、 それは死にたくないからという理由だけで、 前を向けるかと言われると難しいと思います。
俺なら、生きてさえいて周りの支えがあれば、 きっといつかは前を向く日が来るとは思いますが』 ]
……でも、大藤先輩の気持ちは分からないからなあ。
[ 呟いた言葉はスマホの上で形にはせず、
メッセージをまとめて田端先輩に返信しつつも、 これで先輩の不安を解消できる気は 俺はあんまりしていなかった。
だって、俺が自死に対して嫌悪感があるってだけで、 大藤先輩が生きたいと思える保障なんて どこにもなくて―― ]
(90) JITA 2023/08/06(Sun) 21時半頃
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[ 大藤先輩を心配をしている気持ちは本当だけど、 そもそも死にたいと思うこと自体を 俺は否定はしていないから。>>2:173
結局、死んじゃう人って 生きていてほしい人の言葉が届かない領域に すでに足を突っ込んでしまっているから、 何言ったところで意味がない気がするんだよなあ、 なんて思ってしまう俺は、相変わらずなドライで。 ]
結婚周年パーティ、普通にお祝いできるといいけどなあ。
[ 一抹どころじゃない不安を抱えながら、 俺はベッドに寝転がる。 ]*
(91) JITA 2023/08/06(Sun) 21時半頃
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―― 病院・病室203号室 ――
うわあ、田端先輩、めっちゃ怒ってる。
[ 脱線内容に思わずくすりと小さく笑いながら、>>106
俺は結婚について、あまりいいイメージが無いし、 気持ちなんていつかは移ろうものだから、 式を挙げたところで責任を感じることはないし、 ただ、そのとき愛した人を喜ばせることができて 良かったなあって思うだけだけど。
大藤先輩は誠実なイメージがあるから、 責任を重く感じることはありそうだなと。 ]
(118) JITA 2023/08/06(Sun) 23時半頃
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[ 『大藤先輩なら責任を感じている 可能性はありそうですが、 それは結婚式を挙げなくても 一緒だと思うんですよね。 好きになった時点で変わらないといいますか。
そうですねえ。大藤先輩の思い詰めそうな原因を 1つ1つ確認するしかないのかなあって思いますね。
大藤先輩って顔には出ないですけど、 嘘は言わないと思うんですよね。 だから、「こんな風に思い詰めてないか不安」って 質問して確かめるしかないのかなあって。
いえいえ、一人だけで考えていると 悶々としてしまいますよね。 先輩のお役に立ててるといいのですが』
と書いてメッセージを送信っと。 ]
(119) JITA 2023/08/06(Sun) 23時半頃
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[ 誠実でない俺には、 大藤先輩が思い詰める原因については 思い当たる節が全くなかったから、 ろくなこと書けなかったんだけど。
俺が心配していたのは、 単に回谷先輩のいないこの世界に未練はないって 大藤先輩が思わないかなあって思ったくらいで。
まあ、仮に先輩がそう思って死にたがったとしても、 先輩がそう思い込んでいる時点で、 俺が何言っても無駄ではないかという気もするから、>>91 なるようになれ、という諦観の気持ちである。 ]*
(120) JITA 2023/08/06(Sun) 23時半頃
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── ダイニングバーで高祈先輩と ──
あははー、先輩と一緒にいられるなら どんな場所でも嬉しいですけど、 ここは素敵な場所だから、なおさら嬉しいですね。
[ 落ち着いた雰囲気の店内で、>>115 柔らかなソファーに体を預けると たしかに居心地はいいのだけれど、
「2人きりでの話」というのと 個室で2人きりという状況に、 俺は笑顔を浮かべながらも、 大事な話があるんだろうなって、すごく緊張していた。
俺はそこまでお酒は強くないから、 もしビールがあれば注文したと思うけど、 無ければあまりアルコールの高くないお酒を 頼んだかもしれない。 ]
(133) JITA 2023/08/07(Mon) 00時半頃
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そうですね。 あの美術館へ行く前とは、すっかりと変わってしまって――
[ 実際どれくらい過ぎたかはともかく、 あの夏の日が遠い日のことのように思えて、 先輩の弱弱しい微笑みにつられて、>>116 俺も力なく微笑んだ。
でも、過去を振り返って俺の沈み込んでいた気持ちは 続く先輩の言葉で騒めき立って、俺は目を見開く。 ]
俺の気持ちや言動に そこまでの大きな意味があったなんて驚きです。
夢の中で言ったことはただの俺の我儘だったんですよ。 このまま伝えられない可能性があるのなら、 せめて先輩に俺の気持ちを知っていてほしくて。
その我儘が、先輩を救えたのかなって思うと、 俺もまた救われた気持ちになります。
(134) JITA 2023/08/07(Mon) 00時半頃
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はい、何となく。 あの事故の後、病院で先輩と話したときの、 先輩がいつか俺に話したいと言ってたことと、 俺がまだ先輩に話していないことについて、 だと思っていたのですが。
[ 先輩の問いにこくりと頷きつつも、>>117 すでに緊張していた俺は、さらに緊張が増して 先輩の眼差しに僅かに宿った緊張の色は分からずに。
店内に流れるジャズのメロディを背景に 俺は笑みを外して、表情を少し固まらせながらも 真剣な気持ちで先輩と向き合った。 ]*
(135) JITA 2023/08/07(Mon) 00時半頃
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―― ダイニングバー ――
へえ、それは楽しみっす!
[ ビールが美味しいと聞けば元気に返事するけど、>>160 緊張で何が食べたいか分からなかった俺は、 食べ物については先輩におまかせした。 ]
たしかに、みんなを遠ざけていたら、 みんなとする会話は 当たり障りのないものになっちゃいますよね。
[ 嘘や誤魔化しで流していた俺だから、>>0:9 貴重という話は分かる気がした。>>161
ただ、よほど空気を読めない人だっていただろうし、 それでも俺のことを先輩が肯定的に捉えてくれたなら、 もしかして特別視されてたのかなって、 嬉しい気持ちになる。 ]
(179) JITA 2023/08/07(Mon) 13時半頃
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あのときは、なんとなくですけど、 先輩は本意じゃないけど死ぬべきって考えているのかな、 と思ってました。
先輩の死は自身の本意だったんですね。
[ 先輩の気持ちが“生きるべきじゃない”ではなく、 “死にたい”だったことは、 俺に少なくない衝撃を与えたけど、>>161 ]
でも、今は違うんですね。 生きることに意味を見いだせて、 ちゃんと先輩の意思で生きていけるのなら、 俺にとってこれほど嬉しいことはありません。
(180) JITA 2023/08/07(Mon) 13時半頃
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「これからやりたいこと」とも迷ったんですが、 他の人に聞かれたくないことだとしたら、 もう少し内密な話かと思いまして。
[ ワイングラスを傾けて、>>162 まだ平気な顔して話せるわけではなさそうな先輩に 「無理しなくても大丈夫ですよ」と零しかける喉に 唾を押し込んで無理やり言葉を飲み込む。
先輩のここまでの決意を無下にしないように、 俺はこくりと頷くだけ。
それから、俺は先輩の話を黙って聞いていた。>>163>>164>>165 たしかに、ショッキングな内容はある。 ありはするけど―― ]
(181) JITA 2023/08/07(Mon) 13時半頃
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まず前提として、子供の価値観って 物心つく前からの周囲の大人の言動に 影響されるらしいんです。
だから、普通じゃない思考だと思っていても、 それは先天性でなく、物心つく前に 刷り込まれたものの可能性も大きいんですよ。
先輩の家庭環境を考えると、 その可能性は尚更高いと俺は思います。
[ まずは、気休めにもならないかもしれないけど、 先輩自身が異常とは思わないですよ、という 意思表示を示して、>>164 ]
(182) JITA 2023/08/07(Mon) 13時半頃
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俺は使用人はお金を貰って仕事をしているのだし、 雇用主の子供が怪我したら当然だと思いますし、
世話をサボることがあった子が 金魚が死んだ途端に泣いたのなら、 「お前のせいで死んだんだよ、 泣く前にまずは金魚に詫びろよ」って思います。
俺も子供の頃は家族に不自由を強いられることがあって、 何かと俺に気に掛けてくれたことが分かったから、 俺は家族を愛することができました。
でも、そういうのが分からずに、 ただただ窮屈な生活を押し付けられているとしか 感じられなかったら、 きっと俺は家族を恨んだと思いますし、 お葬式で悲しむことなんてできないでしょう。
(183) JITA 2023/08/07(Mon) 13時半頃
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婚約者さんの死については…… どこか俺の母さんと父さんを重ねてしまうので、 さすがに同意は出来ませんが。
でも、愛してもいない婚約者と過ごすのは 気苦労が絶えないという気持ちも分かりますから、 別に先輩を非難しようとも思いません。
[ 先輩のエピソードの一つ一つに、 丁寧に俺の冷めた本音を語っていく。 でも、死にたいと思った経緯に話が移れば、>>4:2 ]
今は、ちゃんと自分の存在に価値があるって 思ってくれていますよね?
[ どうしても確かめたくなって、 俺が必要としている先輩のことを、 先輩自身に否定されたくなくて、 俺は必死になって問いかけたんだ。 ]
(184) JITA 2023/08/07(Mon) 13時半頃
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まあ、たしかにイメージは変わりましたね。
[ こんな淡白な人だったんだ、とは思った。>>166 けど―― ]
でも、そんなこと言ったら、俺もじゃないですか? 俺の話聞いて「コイツめちゃくちゃ冷めてるなあ」って 先輩思いませんでした?
俺は先輩のこと異常だなんて思いませんし、 罰を受けるべき人とも思いません。
俺のことを必死になって助けてくれた ずっと側にいたい 俺の大事な人だって気持ちは変わりません。
[ 先輩に手を伸ばして、もし叶うなら、 その手をぎゅっと握れたら、 先輩も笑顔を浮かべてくれるかなって思ったんだけど。 ]*
(185) JITA 2023/08/07(Mon) 13時半頃
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