人狼議事


18 星間回遊オテル・デカダン

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【人】 仲買呪術師 ジェルマン

― 早朝・廊下 ―

[早朝、夜が明けて間もなく。
 歩き回っているのは、ローテーションで動くアンドロイドくらいだろう。
 駆動音だけが響く静かな廊下に、その姿は忽然と現れる。]

 ……流石にもういないか。
 悔しがる顔を見てやろうと思ったんだがね。

[男が見据えるのは昨晩PJが眠りについた部屋の扉である。
 右手の手袋を外し、指先で触れると、触れた先から展開された魔術紋が逆再生のように解けて一点となる。]

 誰かが侵入しようとした形跡が残ってるな。
 もっと便利な魔術なら良かったんだが……まあ、明日の晩には……全て終わるだろう。

[男の得意とするのは『封印』魔術。部屋1つ、内側からも、外側からも分離するように空間を閉じ込めるくらいしか出来はしない。
 しかし、昨晩においてはそれで十分な結果をもたらしたようだ。]

(2) 2022/05/10(Tue) 09時頃

仲買呪術師 ジェルマンは、メモを貼った。

2022/05/10(Tue) 09時頃


[早朝。廊下の窓から、射出される冷凍ポッドを見る。
あれは同胞の棺桶だ。]

アルクビエレ殿よ。ぬしはクヨウはいらぬと言っておったが。
時々思い出すぐらいは許しておくれ。

[窓の外に向けて、届かぬ念話を送った。]


【人】 仲買呪術師 ジェルマン

[男にとって、もっとも恐れるべきは追放だった。
 そして、勝ち得るべきものは信頼だった。]

 喰い殺された方が、よほどいい。
 だが、黙って喰い殺されやしないさ。

[端末を確認する。そこには追放者の名前、ただひとつ。
 昨晩、他の部屋は襲われなかったということだ。]

(5) 2022/05/10(Tue) 09時半頃

──早朝/自室──

[おそらくアルクビエレのポッドは既に放出されただろう。
手を止め、窓の外を見る]

 教祖さんよぉ、救いって……なんだろうな。

[宗教に疎い男はそういうことを考えたことがなかった]

 短い間だったが……楽しかったぜ。
 まさかアンタのクヨウを俺がするとはな……、迷惑かもしれんが勝手にクヨウさせてもらうぜ。

[残された時間は時間は少ない。エフは再び紙に視線を戻した]


【人】 仲買呪術師 ジェルマン

― 廊下→自室 ―

[しばらくそうして、誰かが起きてくる前に自室へと戻っていった。
 あえて、そこを通れば誰かに見える場所で暫く留まったのは覚悟の現れか、あるいは]

(11) 2022/05/10(Tue) 12時頃

[通知を見たであろうミツボシに念話を]

 ってことだ。一番若いアンタ一人に全部押し付けて悪いな。

[人間くさいと何度も言われたことを思い出し]

 俺ってそんなに人間くさかったか?…・・実際そうかもな。俺自身、俺がカクレなのか、エフなのかわからなくなる時があるくらいだ。
 そういう意味じゃオレは人間なのかもしれない。

 ああ、そういや"表"じゃあろくに話せてないんだったな。

[しばしの無言]

 どっかの星には 生まれ変わり って考えがあるらしい。
 死んだらまた何かとして生まれるんだと、そう言うのがホントにあったら……アンタとゆっくり話がしたい。アンタと教祖さんと、三人で、種の存続のための相談なんかじゃなくて、どーでもいい話をさ。


構わぬよ。あとは我に任せてくれ。
……同胞が、あっという間に減ってしもうたのう……。こんなことになるとは思わなんだ。

[深くため息をついた。]

エフ殿は人間じゃったよ。パルック殿の時も、ロバート殿の時も。直接手を下してはいなかったではないか。
何もしていない同胞が、何故殺されねばならぬのじゃ。

[罪のない人々を殺した口でそう嘆く女に、やはり人間としての良心はない。
それでも、先立つ同胞を悼む心はあるようだった。]


生まれ変わり、か。
それは良い考えだのう。死ねば終わりではなく、また新たな命として始まるのか。
もしぬしらが生まれ変われたとしたなら、我は何処までも探しに行くぞ。アルクビエレ殿も、エフ殿もじゃ。
ぬしらの話は楽しかったからのう。

じゃから、もし我のことを忘れたら承知せぬからな。

[そう冗談めかして笑った。]


【人】 仲買呪術師 ジェルマン

― 自室 ―

[通知音。寝台に腰掛け、PJからの連絡を受け取ると、後方へ身体を倒して目元を腕で覆う。
 眼鏡は机の上でその様子を映している。

 船外に、言伝を残すような者はいない。
 顧客はきっとそういうものではあるのだが、自分に何かあれば、得意先に渡している電子証明書に死亡した旨が通知されるだろう。]

 …………。

[寝台側の旅行鞄に視線をやり、暫く。
 首を横に振る。

 船内にはまだ、自分の安否を気にするものが存在することを思い出したのだ。]

(24) 2022/05/10(Tue) 14時半頃

 誰も殺していない、か。
 逆に言うとアンタら二人に任せちまったんだなー、なんか悪かったな。……この感情自体が人間らしいってことか?わからん。

[この船に乗り込んでからは捕食していない。リスクが高すぎるからだ。だが、その前は自分の知識のために才能のために多くの生物を捕食してきた]
[カクレ自身にその意識はなくとも、身内と感じた相手を慮るのは間違いなく、人としての感情なのだ]

 記憶そのまま持って新しく生まれるのか?
 読んだ資料だと、記憶持ってるのもいるみたいなこと書いてあったな、そういえば。
 
 ……忘れちまっても、会えば思い出すと思うぜ?俺は。

[こんだけ楽しかったんだから、そう言いかけて恥ずかしくなって言うのをやめた]


【人】 仲買呪術師 ジェルマン

[端末を引き寄せ、皆に向けて文章を送信する。]

 昨晩、PJの部屋の扉に『封印魔術』を施しました。
 夜中に干渉してきた者がいます。
 姿はわかりませんでしたが、『封印』は正常に部屋を分断、
 彼女を守ることに成功しました。

[少しの間をあけて]

 『封印』を施せるのは、一晩に一部屋が限界です。
 希望者を募れないことを心苦しく思いますが、
 この権利は販売できません。予めご了承ください。

[そうして、文章は途切れた。]

(29) 2022/05/10(Tue) 15時半頃

仲買呪術師 ジェルマンは、メモを貼った。

2022/05/10(Tue) 16時頃


【人】 仲買呪術師 ジェルマン

[『応接室』と、短く届いたメッセージを見る。
 ふと、頭によぎるのは出会った日の、頭痛に倒れた少女の姿。

 死んでやる、というどこか投げやりな思考が落ち着いてみると、
 どうせ死ぬのならという、滑稽で穏やかな心地がする。

 眼鏡をおいたまま旅行鞄を引き寄せ、紙やペンやを取り出して綴るのは、誰へあてた文章だろうか。封筒に収めて血印で封をする。
 新しい眼鏡をかけると、これまでかけていたものと、封筒とをまとめて一枚のカードに『封』をした。

 杞憂になればいい、とは思いながらも。]

(37) 2022/05/10(Tue) 19時頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

[死が怖いのは、道半ばの探求を諦めるのが怖いからだと、本気で思っていた。ついこの間までは。
 しかし、死に直面して考えを改めた。
 死ぬのは恐ろしい。それが、死であるからだ。

 最後に残すホームビデオで、馬鹿馬鹿しいと笑ってくれたら、少しは赦してもらえるだろうか。
 厚かましいとはねのけられるだろうか。]

(38) 2022/05/10(Tue) 19時半頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

[パルックも、ロバートも、ギョウブも、アルクビエレも。そして、エフも。この恐怖を感じていたのだろうか。
 別に確かめたいとは思わなかったが。

 もうひとり、この恐怖を与えなければならない者がいる。]

 どうにか、こうにか。なんとか、なんとかね。

[カードを丈夫なケースに収めると、裏側に魔術紋を刻む。『右目』も返そうかと思ったが、これは、今宵も必要になると思い直した。
 さて、と準備を終えれば、いつもの服に、いつもの顔で。応接室>>35へと向かった]

(39) 2022/05/10(Tue) 19時半頃

ふ、ふ、我らは"我ら"として当たり前のことをしたまでよ。ぬしが気に病むことはないわ。
おぬしこそ、2日も食わずに腹は減ってないか?

[エフの慮る気持ちを優しい気遣いとして受け止められるほど、女の感情はまだ発達していない。それでも、なんとなく嬉しいとは思った。]

我はぬしらの分まで生きて生きて生き延びて、ぬしらが生まれ変わるまで生き続けてやるつもりだからの。
でも、記憶を持ったまま生まれ変われるとしたら、それも良いかもしれぬ。

そうだのう。生まれてこの方、これほど濃い時間を過ごしたのは初めてじゃ。ぬしらのことはそう簡単に忘れられぬし、会えば思い出すだろうの。
もし思い出せなかったとしても、その時は思い出すまでそばにおるわ。


【人】 仲買呪術師 ジェルマン

― 応接室 ―

[表に立っているアンドロイドに、既にふたり、中にいることを告げられる。邪魔をしやしないかといくらか考えたが、まあ、我慢してもらおう。
 とんとん、と2回扉を叩く。]

 お呼びにあずかりました、ジェルマンでございます。

(42) 2022/05/10(Tue) 20時頃

仲買呪術師 ジェルマンは、メモを貼った。

2022/05/10(Tue) 20時頃


【人】 仲買呪術師 ジェルマン

[お許しが出れば、遠慮なく足を踏み入れる。帽子を取り、礼をして。]

 僕、何かやっちゃいました?

[と、冗談めかす。特に邪魔をしようというわけではない。さっさと適当なソファに腰掛けて]

(45) 2022/05/10(Tue) 20時半頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

 でも、ちょうど良かったです。
 お嬢様にはお使いを頼もうと思っておりましたから。

[荷物の中から先程手にしていたカードケースを取り出すと、それをミームに差し出す。そうして、サラを見て。もう一度ミームを見て。]

 これを、僕の故郷に届けてほしいんです。サラさんと一緒にね。

(46) 2022/05/10(Tue) 20時半頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

 ……まあ、自分のためでもありますからね。
 PJさんがいなければ、あなた方を生かすことはできなかったかもしれません。

[礼を言われるまでのことをしているつもりはなかった。生を望んだだけだ。自分が生きてほしいと思うものの。利己的で、個人的な目的]

 僕の故郷は人工惑星『ンジ=ミェツカ』、研究と交易の星です。
 あそこに行けば、サラさんの頭の中の……あー、何かを。どうにかすることができるかもしれません。
 たどり着くまでは、これで。

[そう言って、荷物からもう一つ。液体の入った筒状の注射器を取り出す。]

 これを打つと、一時的に仮死状態になります。
 事情を説明する手紙を書いたので、サラさんと一緒に僕の息子に渡してください。

(49) 2022/05/10(Tue) 21時半頃

[気に病むことはないと、当然星喰いアメーバたるミツボシはそういうだろうと、エフは思っていた。
星喰いアメーバはそういう生き物だから]

 腹かぁ……減ってるっちゃぁ減ってるな。ああ、擬態している体としての感覚だろうな。
 でも今はそれよりもやらないといけないことあるからな、一秒たりとも無駄にしたくねぇ。

[間違いなく自分は明日の朝を迎えられない。
だから食事を取ることよりもやるべきことがあるのだ]

 はは、生まれ変わるまで待っててくれるってか?それなら今度生まれるときは、とびっきりのいい男にならないとな。
 記憶を持ったまま生まれたら……そうだな、ちゃんと言葉でアンタの名前呼んでやるさ、ミツボシってな。

[思い出すまでそばにおるわ そう言われて年甲斐もなく顔が赤くなる。
冗談とわかっていても照れるものは照れるのだ]

 おいおいおい……いきなりプロポーズかよ。
 おっさんにはちょっとばかし刺激が強すぎるぜ。
 教祖さんにも思い出してもらって、教祖さんのお立会いの下で結婚式か?


[言いながら笑う、本心から]

 それは冗談として……、そう言ってもらえると死ぬのも悪かないって思えるよ。
 ……できるだけ早く生まれ変わって、ちゃんとアンタのこと見つけて、会いに行く。アンタの姿形が変わってても、ちゃんと見つけ出してやるさ。アンタだけじゃない、教祖さんもだ。

[そう思えた]

[そうして、しばらく黙ったのちに口を開く]

 ババァ襲うのは……できるだけ後の方にしてもらえないか?無理なお願いだとは思ってるし、生き残ることを最優先で動いてほしいという気持ちも変わってねぇ。
 ただ……少なくとも……一日、明日一日は襲わないでくれ。
 ……たのむ。


【人】 仲買呪術師 ジェルマン

 ……必要なら、ですが。
 今の僕にできるのはこの程度ですから。

[にこり、と微笑んで。]

 あなたの事を『欠陥品』といいましたね。僕はもともと、故郷ではヒトを売り買いしておりまして……
 機械や催眠は僕の専門分野ではありませんが、あそこなら、何か方法があるかもしれない、と。
 ヒトはヒト売り。僕の知り合いなら、無下には扱われないでしょう。

[そうして、一度端末を取り出して、目を通す。
 一度二人を見てから、何事か送信して。]

 危険ですし、その薬品は……まあ、信頼できないならやめておいた方が良い。
 本当は今日使おうと思ったのですが……やはり、万が一に備えて術を維持しないといけませんから。

(54) 2022/05/10(Tue) 22時半頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

 それを決めるのは、ミームさんですよ。ね?
 ふふふ……あまり自分を卑下するのは、『お友達』に失礼になりかねませんよ。

[何もかも差し出すには、彼女たちとの付き合いは浅い。
 別に、構わないとも思ったが、それもかえって『失礼』にあたるような気がする。
 彼女たちの命と等価になるものなど、決めることはできなかった。]

 僕は見返りに、これを息子に届けてもらうことを望みます。
 突き返されるかもしれませんが、それは頑張ってもらうしかありません。
 一緒に行けず、申し訳ありませんが……

(60) 2022/05/10(Tue) 23時半頃

同胞として飢えているわけでないのなら良いわ。
この先のことに備えて、準備も色々あるじゃろうしな。

[女は軍人だ。死地へ向かう時の心構えや準備が必要なことは理解している。
デザイナーたるエフが思うそれとは違うのだろうが。]

勿論じゃとも。ぬしらがまた生まれてくるのを、未来で待っておるとも。その時は我が一番年寄りになってしまうのう。
念話越しでなく、ぬしの新しい声で我の名を聴くのもまた良いかもしれぬ。

[口ではそう言いつつも、この船から生きて出られる自信は正直あまりなかった。
それでも、女の"2人の分まで生きたい"という意思と意地がそう言わせた。]


【人】 仲買呪術師 ジェルマン

 …………。

[星喰いアメーバ>>59の話について、男は語る言葉をもたなかった。
 慰める事はできたかもしれないが、これまで『選ぶ側』だった自分が何を言っても、嘘のように聞こえるかもしれなかった。
 そう、自分はアルクビエレが死んだと聞いても、悲しいとは思わない。ただ、こちらが生きたと言うだけ。逆でもおかしくはなかった]

 僕が。

[だから、事実だけを告げる。]

 僕が昨日の、前の夜に『封印』を施したのは、あなたの部屋ですよ。

(61) 2022/05/10(Tue) 23時半頃

[プロポーズかよ、と言われると、しばし間をおいて。]

そんなつもりはなかったんじゃが。まあどちらでも良いわ。
3人でおられるのなら、結婚だろうと何でもしてやろうぞ。

[そう冗談めかして返す。]

うむ、ぬしらが会いに来てくれるならそれもよし。我らでアルクビエレ殿を探しに行くのも良いじゃろう。

……PJ殿のことは、任せてくれ。襲うのは、限界まで待つとしよう。
おぬしが心から護りたいと思った人間じゃろう。その思いも引き受けるとしようぞ。


【人】 仲買呪術師 ジェルマン

 おやおや、泣かせてしまいましたね。>>63
 これでは僕が怒られてしまいます。

[困ったような、呆れたような言葉で済まそうと考えてはみたが、この場を逃してはくれないらしい。
 言葉を選んでいられる状況ではないが、ふむと考えて。
 端的にわかりやすく、自分の経験と印象を述べてみる。>>64

 …………正しくは『研究成果』を、ですね。
 ヒトはその入れ物に過ぎません。もちろん綺麗な方が喜ばれますが。
 サラさんがどの様な経緯を辿って此処にいるかの詳細はわかりかねますが、『みたいな子』というのは違うかもしれませんね。

 買い付けてきた子供や、つくった子供、もしくは買い手本人やその子供に。僕は魔術を付与し、もしくは付与したヒトを引き渡し、代金をいただいておりました。

 そんな『研究者』ばかりですよ、あの星にいるのは。
 しかし、だからこそ。『奪い合う』事はありません。手順を踏めば、対等な取引ができるでしょう。

(67) 2022/05/11(Wed) 00時頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

 僕の星では当然の価値観でしたからね。
 ヒトも資源のうちですよ。
 理解できない星の方が多いのもわかりますけれど、研究には資源も金も時間も必要で、僕たちは研究こそがよりよい未来、生の目的だと……まあ、この話はおいておきましょうか。

[罵倒がとんでくると思っていたところに案外かわいい疑問がとんできたので、ちょっと拍子抜けをした。端末を荷物に戻そうとしたのを、もう一度見て。
 出てきた名前に、ふむと。]

 僕はその、ミツボシさんをこそ疑っているのですがねぇ……
 昨晩、本当に廊下を見張ってくださっていたのなら、PJさんの部屋を襲おうとした者に気づかないはずはないと思いますし……彼女、軍人さんでしょう?
 なにより。昨日PJさんの追放を望んだうちのひとりですから。

(73) 2022/05/11(Wed) 01時頃

仲買呪術師 ジェルマンは、メモを貼った。

2022/05/11(Wed) 02時頃


[今は自分が一番の古株だったが、今度はそれが逆転するのとかとぼんやり思い]

 うまくカクレに生まれ変われるかどうかわかんねぇからなぁ…。
 まあ、カクレ以外に生まれ変わっても、アンタらは見つけ出してやるさ。その時は食うのは簡便な。

[冗談めかした反応に]

 おっと、言質取らせてもらいましたよ。
 今度は3人でどこか……、海でも行くか。教祖さんは嫌がりそうだが、そこは無理やり連れて行くか。あの人はアレでなかなか面倒見がよかったからな、案外無理やり連れて行かなくてもついてきてくれるかもしれんし。

[冗談で返す。こんな場所で、こんな状況じゃなきゃさぞかし楽しかっただろうなと、少しだけ思う]

 ……ババァの件。悪いな。
 何度も言うが、アンタが生き残ることが最優先だ。俺の思いよりも自分の身を守ることを優先しろ。

[声が震える]

 そのままの姿の方が……探しやすいだろうしな……。


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