10 冷たい校舎村9
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書く文字に、人柄って表れると思う。
たとえばほら、炭蔵君の書く字は
ちょっと角ばってて、いかにも炭蔵君て感じよね。
打ち上げで黒板に労いの言葉がほしいなって思った時、
すぐに樫樹君の顔が思い浮かんだの。
整った綺麗な字は樫樹君に良く似合ってる。
樫樹君と生きにくさの話、したかったな。
私も何かとうまくやれないから。
あの時は怪我で楽しめなかった分、
この校舎の文化祭、楽しんでくれたなら嬉しいな。
苦手な血を見せちゃってごめんなさい。
撮ってくれた写真、大事にするね。
番代さん、帰っちゃうんだ。
閉じ込められるのが苦手だなんて知らなかったから、
出られないようにしちゃってごめんなさい。
番代さんは可愛くて、きらきらしてて、
男の子を誘って一緒に帰っちゃったりするところも、
私にとって、とっても眩しい女の子だった。
ポーチ、見つけられなくてごめんなさい。
客引きお疲れさま。
カチューシャ喜んでくれて嬉しかった。
私の残機になれたかなって、その気持ちだけで十分だよ。
そんな気持ちも全部、ここで大事にするね。
そのために私はここに来たんだから。
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[ 姉から手紙が届いたらしい。 姉が姿を消して以来、初めて届いたその手紙を、 父は開封すらせずに捨てたらしい。 らしいっていうのは、そのことを私は知らなかったから。 私が知っていたのは、 父が酷く不機嫌ということだけだった。
そして、私に新たな判決が下される。 それは、提案ではなく決定で、命令であり絶対だった。 今までそうやっていくつものことを諦めてきたけれど、 今回ばかりは無理だった。 到底受け入れられないと思った。 それでも、不服申し立てなど許されない。 逆らう選択肢なんか、なくて ]
(0) 2021/06/10(Thu) 00時頃
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[ その姿を見つけたのは、母親だった。 受験勉強に励む娘のために部屋に夜食を運んだ母は、 めった刺しの状態で、ベッドにもたれて 床に座り込んでいる娘の姿を発見する。 窓は締まり、部屋に荒らされた後はなく、 折り取られたカッターの刃が散らばる中で、 血に塗れた娘の手にはカッターナイフが握られていた。 事件性はないらしい。
運び込まれた病院に、付き添ったのは母親だけ。 父親の姿はそこに、ない ]
(1) 2021/06/10(Thu) 00時頃
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[ 廊下に落ちているカッターの刃に、 折り取られた使用済みのものが混ざっている。
今日の朝は何食べる? どこかのクラスの屋台に行くつもりなら気を付けて。 屋台は全部、3-9の屋台に変わってしまったから* ]
(2) 2021/06/10(Thu) 00時頃
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―― 朝:保健室→ ――
[ いつも通りの時間に目覚めた。 目が覚めたら、左の手首を握りしめるのがいつもの日課。 布団の中で、まだ半分寝ぼけた頭で、 今日も私は右手の指先に力を籠める。
昨日の夜切った傷口は、確かな痛みを私に伝えて、 寝ぼけた頭でそれでも私は安心する ]
……あれ。番代さん、いない。
[ 私の起きる時間は割と早めの方だと思う。 でも、もう番代さんの姿はなかった。 芽衣と綿見さんはどうだったかな。 番代さんは早起きなのかな、 それとも、あまり眠れなかったのかもしれない。 そんなことを考えながら、 保健室に設置されている水道で顔を洗って、 身支度を整える ]
(29) 2021/06/10(Thu) 01時頃
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[ 保健室から出ようとして、私は目を瞬いた ]
カッターナイフ、なくなってる……。
[ 夜中に抜け出した時は、こんなことにはなってなかった。 カッターナイフをできるだけ踏まないように 気を付けて歩いたし、 購買で買ったものは使用後紛れさせておいた。 それが、綺麗になくなってる ]
(30) 2021/06/10(Thu) 01時頃
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[ まあ、カッターナイフが廊下にごろごろしてる方が おかしかったんだ。 なくなったって全然おかしくない。 むしろこっちの方が正常でしょう。 相変わらず文化祭だけど ]
(31) 2021/06/10(Thu) 01時頃
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[ 実は私は姑息なことを考えていた。 クレープ、残ってるかなって。 残ってるなら、 今のうちにこっそり食べてもいいかなって。 そうしたら、綿見さんに話しかける勇気が出るかなって ]
(32) 2021/06/10(Thu) 01時頃
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[ 多分、向井君とは入れ違いだった。 8:50のチャイムが鳴った時、私は食堂で 最後の一個だったクレープを頬張っていたから。 8:50にチャイムが鳴るんだなあ、なんて、 まだ私はその意味に気づかないままで ]
(33) 2021/06/10(Thu) 01時頃
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……あれ?
[ クレープを食べたという口実を得て、 私は綿見さんにどう話しかけようかと 思案しながら廊下を歩いて、気づく。 カッターナイフ、なくなったわけじゃなかった。 一部区間が片づけられてただけだった。 片づけられていたのは、 保健室から教材倉庫のあたりまで。>>2:645 そこより向こうは 相変わらずカッターナイフが散らばってる。 まるで、何かの道しるべみたいに。 教材倉庫の扉は開いてた。>>25 それなら、片づけた本人がいるんだろう。 お礼を言って、朝の挨拶をして、それから。 そんなことを考えながら、ひょいと覗き込む ]
(34) 2021/06/10(Thu) 01時頃
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おはよ、う……?
[ 倉庫にいたのは綿見さんだった。>>27 片づけてくれて人にお礼をとか、 綿見さんにどんな風に話しかけようとか、 そんなことは全部頭から吹き飛んでしまった。 だって、その背中で中の様子はよく見えないんだけど、 どうしてだろう。血の匂いがする** ]
(38) 2021/06/10(Thu) 01時頃
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―― 昨日の夜:3-9教室 ――
[ 振り返ったら、芽衣と目が合った。>>45 それから、元気のない様子の鳩羽君の姿も 目に入ってきたと思う。 鳩羽君が九重さんを探している声は 私の耳にも何度も届いてた。 その鳩羽君の元気がなくて、九重さんの姿はない。 ということは、あのマネキンを残して、 九重さんはいなくなってしまったってこと……なのかな。 あのマネキンが九重さんだったんなら、 グロ注意って表現はふさわしくなかったかもしれない ]
(94) 2021/06/10(Thu) 11時半頃
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そうだね。 何にも食べずに寝るのは、ちょっとつらいかも。
[ おなかが減って夜中に目が覚めちゃうかも、なんて 芽衣に言いながら、 こんな時でも私の頭には打算があった。 この時にはもう、 私は夜中に少し抜け出すつもりだったから、 おなかが空いてるせいで芽衣が目を覚ましたら、困る ]
(95) 2021/06/10(Thu) 11時半頃
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[ ただでさえ、学校に泊まるなんて状況に、 落ち着かなくてなかなか眠れなかったりしそうだし、 せめて眠りに落ちやすいように、 おなかは満たしててくれた方がいいな、なんて。 私、そんなこと考えてた。
鳩羽君が芽衣に精神世界の話をしてる時>>47 私も一緒に聞けたかな。 現実ではありえないことがいっぱい起こってるから、 私はすんなりと受け入れて、思った。 ああ、それなら時々届くこのため息は、 そんなつらい状況だったのに、なにも気づかなかった、 クラスメイトの私たちに向けられた失望のため息?って ]
(96) 2021/06/10(Thu) 11時半頃
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[ 誰かのため息が届くたび、左手首を握りしめて、 ああ、早くやらなくちゃって、思って ]
(97) 2021/06/10(Thu) 11時半頃
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[ クラスメイトの誰かが自殺を図ったかもしれない。 そんな誰かの精神世界で、九重さんの姿が、 殺されたマネキン……のようなものになっていた。 結びつけてしまいそうになるけど、 ここが九重さんの精神世界だったなら、 まだ私たちがここにとどまっているのはおかしい。 ちょっと嫌な想像が頭に浮かんだ。
……自分が味わったのと同じ痛みを味わえ、 なんて思ってるわけじゃ、ないよね。
そんなことはないと思う。 ここにいるみんなの顔を一人ずつ思い浮かべても、 そんな風に考えるとはとても思えない ]
(98) 2021/06/10(Thu) 11時半頃
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[ 私?もちろんそんなこと考えるわけない。 痛い思いなんて、みんなはする必要ないよ ]
(99) 2021/06/10(Thu) 11時半頃
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お菓子パーティーしちゃう? 私、全然お菓子詳しくないから、 芽衣のお勧めを教えてくれたら嬉しい。
[ 芽衣はいくつかの選択肢を提示してくれた。>>49 食べずに寝るのはもちろん却下。 そして、クレープ食べたい!っていう勇気は、 まだその時の私にはなかった ]
(100) 2021/06/10(Thu) 11時半頃
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[ 友達やクラスメイトのみんなと、 夜の学校に泊まってお菓子パーティー。 こんなおかしなことにならなければ、 絶対に起こりえなかったことだ。
九重さんは見つからないし、鳩羽君の元気はない。 ここは誰かの精神世界で、その誰かは自殺を図ってる。 そんな状況なのに。 不謹慎にも私は、ちょっと楽しかった。 思いもかけない機会が与えられて、 この世界を楽しんでたの。 翌朝、あんなことが起こるなんて夢にも思わずに* ]
(101) 2021/06/10(Thu) 11時半頃
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―― 現在:教材倉庫 ――
綿見さん!?大丈夫!?怪我、とか……
[ 後ろ姿の綿見さん。立ち込める血の匂い。 私は慌てて声をかけて、でも途中で飲み込んだ。 綿見さんが振り返って私を見たから。>>123 その顔は青かったけど、怪我をしてる様子はなさそうで、 でも、その代わりに綿見さんがこちらを向いた時、 ちらりと見えた奥にあったのは……。
そんな私の思考は、綿見さんの声に途切れる ]
(135) 2021/06/10(Thu) 15時頃
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えっ?あの、私、 誰かがカッターナイフ片づけてくれたのかなって、 お礼、言おうと……
[ 何しに来たの。 昨日からうるさい。 嫌がらせ?
綿見さんの言葉がいちいち私に突き刺さる。 昨日から。寝るところの段取りをしたりしたこと? よかれと思ったつもりだったけど、出しゃばってた? 目障りだったのかな? 私、余計なことした? ]
(136) 2021/06/10(Thu) 15時頃
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ち、ちがう。わたし、そんなつもりじゃ、
[ 嫌がらせのつもりなんて、なかった。 でも……でも、いい子アピールって言われたら、 私、否定できる? 私の生きざまは、いい子の優等生アピールと何が違う? ]
(137) 2021/06/10(Thu) 15時頃
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[ がくがくと体が震えた。 左の手首を握りしめても、ちっとも冷静になれない。 空回りする私の頭は、 「あなたが生まれていればよかった」という 綿見さんの言葉の違和感に気づけなかった。
文句。文句なんてない。私には。>>124 だけど、気づかないふりをしている私の態度は、 綿見さんに文句があるように見えていた? ]
(138) 2021/06/10(Thu) 15時頃
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わた、わたし、は、 [ 何かあるなら言えば。>>2:8 綿見さんのその言葉はずっと私の頭に残ってた。 綿見さんはその「何か」がずっと文句だと思ってた? 違う。全然、違うのに。
私、綿見さんに何かしたかな?とか、 綿見さんの気に障ることをしたならごめんなさい、とか、 言わなきゃいけないと思った言葉は色々あったけど、 でも、言いたい「何か」はそれでもなかった。 私が綿見さんにずっと伝えたかったのは ]
(139) 2021/06/10(Thu) 15時頃
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わたしは、ずっと…… わ、私のこと、きらわないで、ほしい、って……。
[ 酷く情けなくて、みっともなくて、 でもそれがやっぱり私が言いたかったことだった ]
(140) 2021/06/10(Thu) 15時頃
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馬が合わないとか、そういうことがあるのは もちろんわかってる。 友達になりたいとか、そんなことは言わない。 仲良くしてほしいなんて、贅沢は言わないから、 その……きらわないで、ほしい、って……、 本当は、ずっと、言いたかった。
[ わかってる。これは、みっともないだけじゃない、 すごく身勝手な言い分だって。 でも、言えばって言われたから、言ってしまう ]
(141) 2021/06/10(Thu) 15時頃
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……わ、わたし、綿見さんに嫌われてるの、つらい。
[ まだ新しい傷口にいくら指先をねじ込んでも、 誤魔化せない。こころが痛い。 私は、綿見さんに嫌われ、 疎まれていることが、酷く辛い** ]
(142) 2021/06/10(Thu) 15時頃
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―― 昨日の夜:購買へ ――
それなら、食べたことのないお菓子に挑戦してみる、 とか?
[ 芽衣もお菓子にはあまり詳しくないらしい。>>148 それなら、ってそんな提案をしつつ、 私は芽衣と購買へ向かう ]
お菓子、食べないわけじゃないんだけど、 うちの母は、手作りにこだわる人だから、 あまり市販のお菓子、食べたことなくて。
[ 母は完璧な主婦であろうとする人。 それはお菓子の分野もそうで、 私にとってお菓子っていうのは、 母の焼いたクッキーやマドレーヌだった。 きっとそれは、贅沢なことで、感謝すべきことで、 でも、少し息苦しいことだった ]
(205) 2021/06/10(Thu) 20時頃
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