人狼議事


32 Zug Zwang

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【人】 三等兵 ロバート



 [犬は飼い主の腕の中、
  黒い瞳をただただ青年に向けている。]*

 

(5) 2023/12/19(Tue) 22時半頃

 
[だが、青年の望む永遠の眠りさえ
 ここで与えられるのは仮初めのものでしかない。
 
 誰にも邪魔されない永遠の眠り、
 二度と醒めない永久の眠り
 ──肉体の真なる死。

 それがこのままでは決して得られないと
 気づいてしまった今は、

 ひとつ。
 青年に叶えたい願いが生まれていた]**
 


 
[白銀の盤は青年にとって、
 好んで眺めたいものではない。
 
 かつて死地に選んだのは、自分が殺した者たちを
 悼むのに相応しい場所と思ったからだ。
 
 それが人の血で彩られていることも、
 持ち主が好んで作り上げていることも
 激しい嫌悪を呼び起こすもので。
 
 共に眺めても心が荒むだけのものだ]
 


 
[もし青年が最後の1マスを彩る権利を得たら
 迷わず盤の持ち主を選ぶだろう。
 
 最後に持ち主の命を捧げて完成する、
 持ち主には決して使えないチェス盤。
 
 美しい物語だ、と青年は思う。
 もしそうして完成することがあったなら
 そのときこそ青年も理解するだろう。
 白銀の盤がいかに“綺麗”かを。
 
 けして訪れない可能性の話]
 





   [そんな事はどうでもよかった。
    ただ何故か
    
    
                 裏切られた心地がした

             変えたくもない人間への評価を
           揺さぶる様な気を起こさせておいて
                結局俺を陥れるのか と ]
 


 
[もし彼の目の前で犬を殺して見せて
 彼が絶望の淵へと落ちてくれるなら、
 突き落としてやろうかという思いも
 浮かばないでもなかったが。
 
 ここは生者にとってはアバターとして立ち寄る
 現実に準じた夢の世界。
 
 そう思えばこそ、何をする気も起きはしなかった。
 
 何をしたところで、彼らは現実に戻っていく。
 そこに青年が起こした行動の影響は残りはしない。
 
 であれば、何をするのも無意味。
 青年の頭に浮かぶ考えはどうしてもそうなるのだ]**
 



 [過去に受けたいじめや暴力から発症し、
  未だに精神的負荷を受け続ければこうして
  平常を蝕むそれは


  心的外傷後ストレス
  トラウマ
  フラッシュバック

  そう呼ばれている。


  …少しの時間さえ置けば収まるだろう。

               さて。
               残る時間は、後  ]*
 


 
[少なからずの罪悪感とともに
 抱いてしまった思いがあって、
 
 青年は己の記憶が消えやしないかと願った。
 
 それが不可能なことはわかっていても]
 


 
[記憶を消すことは叶わずとも、
 せめて絶対に知られたくないと青年は強く願った。
 
 
 
      彼に可愛げを見出してしまったことは]**
 


【人】 三等兵 ロバート



 [キッチンは色んな物があって楽しいですね。
  あっちを引っ張り出して こっちを掘って。

  けれど知らない人間はだめです。
  青年の姿が見えたなら、低い声を上げて、
  距離を取って逃げ出す事でしょう。    ]**

 

(51) 2023/12/21(Thu) 07時頃



 [やはり、会うべきではなかったのだろう。

  知りたい事は解決に及べず。
  或る種の親近感の様なものを抱いていた相手の
  知りたくも無い様な 感じたくも無い様な
  ……いいや、知っていた筈だろう
  嫌な面を再認識する羽目になり。

  ただ絶望だけを手に入れる。
         最悪の状態。]
 

    ……ツーク・ツワンク


 [一人、呟く。
  可能であればパスを取りたい局面。
  ……可能であったのだから、取れば良かったものを]*


 
[当時、青年は実母と二人暮らしだった。
 貧しいながらも平和な暮らしをしていた。
 幼児に分かる範囲では、の話だが。

 その暮らしを壊したのが青年の父親だ。
 ある日唐突に家を訪れ、青年を連れ去った。
 突然に実母と分かたれ、別の女性が“母”になった。

 父のことは立派な人だと聞かされて育ったが
 まず実母と離されたことを恨み、
 道具めいた扱いをされていると気付いて嘆き。
 
 ようやく働き始め、貯蓄を得たら父の元を離れて
 実母を探そうと思っていたところで
 命を懸けてこいと指示され、完全な失望に至った]
 


 
[当初は、父への復讐を果たせたなら、
 その後は実母を探して共に暮らそうと思っていた。
 
 だがあのゲームを経た今、
 実母と合わせる顔がなかった。
 
 そもそも敗者としてここに囚われ永遠の眠りを
 強いられている以上、不可能なのだが。
 
 会う道が存在しないことは、
 青年にとって、いっそ救いですらあった]
 


 
[青年はかつて彼に尋ねた。
 なぜ参加者の血で盤を埋めたがるのかと。
 
 その結果聞いた答えと、今日ここで聞いた話とで
 彼が相当に人間嫌いなのはよくわかった。
 
 その中に、どうやら自分は途中まで
 含まれていなかったらしいことも。
 
 だが、青年もまた、動機はどうあれ
 “こんなゲームに参加するような人間”なのだ。
 そのことを青年は強く思い知ってもいる]
 


 
[彼が人間を疎む理由の詳細まではわからずとも、
 複数の人間に酷な目に遭わせれたのだろうと
 想像することは容易かった。
 
 だが、いかに悲惨な目に遭わされようと
 ゲームを主催するという形で
 人間たちへの報復を試みるさまは受け入れ難かった。
 
 かつて青年が彼に感じた反発は
 人間とはそういう者たちばかりではないと
 思いたいがためだったはずなのだが、
 今青年が思うことは少し違っていて、
 
 こうして起こされることがなければ
 そんなふうに変わることも無かったろうと思えば
 八つ当たりじみた怒りも湧きはする]
 


 
[その一方で、彼が青年の願いだけはほとんどを叶え
 そしてこれからも叶える気でいたと知った今、
 それを信じていないと表明したときに
 心外だと言いたげに言い返してきた姿を見た今。
 
 そこから彼が自分を起こしたことを考えてしまえば、
 憎みきれないものを感じてしまうどころか
 懐いた仔犬のごとき従順ささえ見出しかけて
 握り拳を窓ガラスに叩きつけた。
 
 どうあれ彼に抱く嫌悪は変わらず存在はし続け、
 彼の手は取れないと感じる思いもそのままで、
 相容れる道が無いのはわかりきっている。
 
 それでも彼を踏み躙ったことには
 罪悪感が芽生えてしまい、相反するいくつもの思いが
 どれもやり場の無いものとして溜まっていった]
 



 [或いは無意識に重ねた部分もあるかもしれないが。
  自分が____事など当に諦めきっている。]
 


 
[しかしながら一度彼の印象が変わってしまえば、
 荒れる姿に思う内容すら変わるのを感じた。
                  ・・・
 己の行動ひとつでそれだけ心を乱してくれるのか、と
 ある種の満足感さえ覚え、
 
 そんな自分の思考に嘆息する羽目にもなった]
 


 
[元々が清濁入り混じっていた彼への思いは
 今やますます混濁してまとまらない。

 千々に乱れる思いをどちらかに振り切って、
 反対側の感情には目を塞いでしまえれば
 楽になれるのだと青年は自覚してはいた。
 
 好くにしろ、嫌うにしろ、
 どちらかひとつを選べれば。
 
 何日も何十日も時間があれば、
 どちらが現実的で望ましいかも含めて
 ゆっくり考えられるだろうに、
 そんな時間が許されていないのも事実で]
 



 [結局俺に向けられていた感情は分からない。

  ただ、『味方』という言葉に
  振り返るよう乞う様なあの声掛けに
  ずっと何かを期待されている様に感じていた。


  そんなもの誰にも届く筈が無いと
  自分が捨て去った願いと重なるようで
    ・・
    それを他でもない俺が無視し、
    切り棄てようとしたのだという意識に
    いつまでも引き摺られ苛まれもしていた。


    これで楽になるのだろう。

    ―――そうだと信じ込もう と。して。 ]*
 


 
[自ら死を望み、「心中でもいい」とまで言った者の
 飲み物に毒がないと信じられたと
 もし青年が知ったなら、
 彼がさらに可愛らしく思えてしまうのだろう。

 そのことに屈辱を伴いながら]
 


 
[『お前こそ、そんなに俺が好きだったのか。
  それは残念な思いをさせたな』
  
 あのとき彼に言い返された言葉に、
 当時の青年は腹を立てもしなかった。
 そうだろうか、と疑問を感じはしたが。
 
 今思い返しても苛立ちのひとつも湧きはしない。
 だが今は、そうだったのかもしれないと思いもする。
 
 『好き』の一言で括られると
 えも言われぬ不快感が渦巻きはするが、それでも
 彼に向ける思いの一部は好意の類であろう、と
 今の青年は認めないわけにはいかなかった]
 


 
[彼への好意に類する思いに目を向ければ、
 彼に抱く嫌悪や軽蔑心が苦痛だ屈辱だと騒ぎ立てる。

 逆恨みめいた思いや疎ましさに目を向ければ、
 それを拒んで彼への愛着を語る心もまたあって。

 その両方の折り合いがつくのが殺意なのではないか。
 だからやけに真っ直ぐに彼に向くのではないか。
 だからこれだけ捨て難い思いなのではないか。
 
 そう思い至ってしまえば、青年は
 自分の思いの屈折ぶりに改めて嘆きたくなった]
 


 
[今度こそ知られぬまま眠ろう、
 あとほんの数時間のことなのだから。
 青年はそう己に言い聞かせる。
 
 その間、知られぬように耐えればいいだけで、
 
       ……もし耐えきれずに漏らしても
       そこにいるのは彼と愛犬だけだから]**
 



 [あの時『孤独』だろうと
  俺に知らしめんとしたその言葉は、
  俺からしてみたら青年自身にこそ
  当てはまる言葉に思えていた。


  生き方を指すのではなく
  『孤独』という自体そのものが
  あの時の青年を指し示していたかの様で


  今も変わらずに、
  ………寧ろ、当時以上に『孤独』に映り

                  当惑する。
              容を得た罪悪感が
           意識に踏み入ろうとして ]
 




     [―― 黙れ、と扉を閉める。

         どうにしろ、
         何かをしてやる理由なんて無いのだと。
         無い筈だろと言い聞かせるように
         意識の扉を頑丈に塞ごうと。 ]**


 
[彼が常の平静さを取り戻したように見えれば、
 青年の内には名残惜しさが芽生えた。
 
 取り乱し声を荒らげる姿も、
 必死に犬を守るべく隠そうとする仕草も
 それはそれは愛らしいもので。
 当時意識に昇らぬよう勤めていても
 いざ過去の光景になってしまうと、
 もっと見ていたかったという思いが浮かぶ。

 彼が願われれば死ぬ気さえ起こしていたことなど
 青年には知る由も無かったが、知っていたなら
 さぞかし愛おしく思ったことだろう。

 この他に何が彼の心を乱せるだろう、どうやって
 動揺させようかと、そんな思考まで巡り始め、
 
 それら全てを今すぐ消し去ってしまいたかった]
 


 
[「狂ってる」
 その表現が的確なものとして青年の心に馴染んだ。
 
 狂ってしまったのだ。
 そう思えばいろいろなことに納得できる気がして。
 
 それがいつからなんて考える気は無かった。
 
 彼に可愛らしささえ感じ始めたのは、
 きっと狂気の果てに至ってのことなのだろう。
 
 そう思ってしまえば諦観の中、
 やけに和やかな安堵感が青年の心に染み渡った]
 


 
        [もう、どこにも戻れはしないのだ。

              ありとあらゆる意味で]
 


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