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【人】 蝋燭職人 フェルゼ
(12) 2024/02/22(Thu) 23時半頃 |
【人】 蝋燭職人 フェルゼ−『パルテール』退店後− (28) 2024/02/23(Fri) 01時頃 |
【人】 蝋燭職人 フェルゼ
(29) 2024/02/23(Fri) 01時半頃 |
【人】 蝋燭職人 フェルゼ[以前に食器類を購入した、貿易商の女性を思い出しました。>>0:53 (30) 2024/02/23(Fri) 01時半頃 |
【人】 蝋燭職人 フェルゼ
(31) 2024/02/23(Fri) 01時半頃 |
【人】 蝋燭職人 フェルゼ−カコ様へ − (32) 2024/02/23(Fri) 01時半頃 |
【人】 蝋燭職人 フェルゼ
(33) 2024/02/23(Fri) 02時頃 |
【人】 蝋燭職人 フェルゼ[店に入り最初に瞳の中に飛び込んできたのは、私が会う約束をしていた君の顔。 (50) 2024/02/23(Fri) 07時半頃 |
【人】 蝋燭職人 フェルゼ (52) 2024/02/23(Fri) 08時頃 |
【人】 蝋燭職人 フェルゼ
(53) 2024/02/23(Fri) 08時頃 |
[
リッキィが養女であること、義父が魔法使いで現在は学生である事
立派なお家。
今日から、あたしも此処に住むのね……ちょっとドキドキしてきちゃった。
ねえ、お家の中を案内してくださる?
[まずは、これから世話になる家を知る事にしよう。一通りの紹介が終われば一度自室に戻って諸用を済ませた後、リッキィの元へ向かうだろう。]*
【人】 蝋燭職人 フェルゼ[君が座ったのを確認してから、隣に腰掛けました。 (69) 2024/02/23(Fri) 15時半頃 |
【人】 蝋燭職人 フェルゼ
(77) 2024/02/23(Fri) 20時頃 |
[今の家族構成や外観などは、相談事の際にでも
ぽつぽつと彼に話していたように思う。
それから想定されるものとさほど外れぬ外観の屋敷ではあるはずだ。多分。]
私も、初めて足を踏み入れた時はどきどきしました。
……主に飾ってある美術品を壊したら
お金どれくらい弁償しなきゃいけないかなって。
案内。じゃあまず、蔵書室からかしら。
私も養父も、部屋に居なければ大体そこにいるし。
[などと話しながら。手をひき、家の中をひととおり。
案内すれば、一旦はわかれて。
その間に諸々の書類を用意し、
蔵書室の横にある小部屋にて、書類を取り出し
簡素なテーブルの上に置く。]
ええと、雇用契約書なんだけ、ど。
毎月の給料と、休日なんかの福利厚生と
勤務内容とか、諸々書いてあって。
あと、制服とかも。来客の案内とかするときだけはね。
普段は自由なんだけど。
[諸々話を聞いた養父が用意してくれたんだけど
これでいいかしら?とすすっと差し出す。
奴隷の買い取り、ではあるものの
従者として働いてもらうのであればきちんと
雇用契約書を用意しておきなさい。とは養父談。
週休二日は少ないのかしらと考える不安な私は
まだまだ、雇う側としての自覚は足りない模様*]
[今はまだ、お互いに店での姿しか知らないけれど。
ゆっくりと、知っていければいいなと思う。
選ばれたというなら、
選んでもらえたのなら、
それに見合うだけのものを与えよう。]
そういえば養女でしたっけ。
うふふ、目に浮かぶようだわ。
ええ、ご主人様。よろしくね?
[洋館にしては小規模な、しかし『パルテール』の店内よりはずっと広い屋内を見て回る。
最初に案内されたのは、この屋敷で1番大きな部屋……蔵書室であった。]
まあすごいお部屋……
これ、全部が魔術についての本かしら……?
…………物語もいくつかあるのね。占術についての本も。あたしもここの蔵書をお借りする事はできるかしら。
[これでも元々は魔術士の端くれである。我流かつ本当に魔法が身につくのか、よく分からない修行ばかりしてきたが。こうも沢山の『魔法』の本があると、探究心が疼いてくるというものだ。]
[蔵書室を後にして他の部屋を巡る。食堂、浴室、お手洗い、庭などなど。流石に個人の部屋に押し入ったりはしなかったが、おおよその住人についても把握した。
厨房にいた使用人や、庭師の方にも挨拶をすませ。今は外出中の養父や彼の従者達へは戻り次第声がけをする事にして。
最後に案内されたのは、新しい使用人の部屋……つまりは自室である。
暫く使っていない客間をひとつ開放したとの事で、中には一通りの生活用品が揃っていた。
中で身支度をしていいと言われたので、一人部屋に残る。]
(『パルテール』の時もそれなりに良い部屋だったけれど、流石にそれ以上ね。)
[自然と吐息が溢れる。自分の人生で1番、よい待遇をされている瞬間かもしれない。
掴んだ幸運は離さないようにしようと、心新たに意気込んだ。]
[身支度といっても特に改めて大きく手直すような事もないので、必要ないものだけを部屋に残してリッキィと合流する。
──雇用契約。
そうか、そういう事になるのか。今までは自由業と強制された仕事しかしてこなかったから。こういう形式ばったかたちは初めてである。
……契約書自体は、幾度となく(意味を持たないとしても)使ってきたから目を通した事も記載方法も知っているが。]
ありがとね、リッキィちゃん。
……随分としっかりとした職場じゃない。制服は、お部屋のクローゼットにあったやつね?了解よ。
個人で使えるお給料とか、休日まであるのね。お店では休日なんてほとんどなかったから、新鮮だわあ……
[『パルテール』の従業員に決まった休みの日は殆どない。体調不良の際など、休暇が無いわけではなかったが。客の要望があれば休憩中でもすぐに接客に向かわねばならない。
個人的な給料などもあるようなので、個人的に必要な物は徐々に買い揃えていこうと決めた。]*
おっかなびっくりしていたら、
養父に笑われちゃったのよねえ。
今でも時々揶揄されるのよ!
[まあ、他者視点ならすごくおもしろかったろうから
わからないでもない、当時の私の挙動不審さ。
――そんな思い出だけだったこの廊下も。
今日、君と一緒に歩くことで別の思い出としてまた
いつか思い出すことになるのだろう。きっと。
蔵書室に真っ先に案内するあたりが
この養父にしてこの義娘あり。という感じではあるが、
彼が感嘆する様子に。すごいでしょと嬉しそうに私は頷いている。]
そうなの。義父は魔法使いでもあり
魔術に関しての研究者でもあるから、
古今東西あらゆる体系の魔術の本が収められているの。
[美術品より価値が高い本も低い本もよりどりみどり。
多分値段は安くてもここの本1冊が紛失するほうが、
廊下に飾られた花瓶が紛失するより私たち親子はショックだろう。
魔術師でも変わり者の2人であった。]
物語も、伝承、フォークロアあたりなんかは特に
古い魔術の口伝を混ぜているものもあるから、
なるべく色々なものを収めているの。
占術は時折交易商から購入したりしてるから、
多分まだまだ増えるはず。
――もちろん!我が家の本は
我が家で働く人にはぜひ読んでほしいって義父も言っているわ。
[でも読書の最中義父にとっ捕まったら魔術理論で何時間も会話させられるから
部屋に持って帰って読むのをお勧めするわと付け加えた。]
[ほかの部屋を巡った後。再び戻ってきた
貴方へ渡す、雇用契約書。
文字が読めないとかそういった心配はなかった。
だってお店でメニュー表読んで注文している姿を見ているし
何より、会話をする中で彼の知性を感じることが多々あったもの。
会話の間、話題振りや聞き上手さは地頭の良さと
受けた教養を感じさせるもので、あったから。]
給与と待遇をなるべく良いものにすることが
長く勤めてもらえるコツだって、養父が。
我が家はこれなんですけど、その。
……大丈夫そうで、よかったです。
[もっとお給料ほしい!とかあったらどうしようかな。
と考えていたが。好感触そうでほっとしている。]
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