33 桜森高校同窓会
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[0:>>221 図書室と音楽室、という名称を出すと 沙羅が真っ赤になってしまった。 勿論自分も忘れてたわけではない。]
桜並木はどうだろ、なんか庭園っぽいの見えたけど。 まだ桜は咲いてないとしても残ってるといいね。 屋上は……解放されてるなら行ってみる?
[高所恐怖症といっても、一度行った場所ではあるし 大丈夫だろうと高を括って言う。 もっとも、行った事があるのはVRの桜森高校だが。
学校だから駄菓子かー、と言ってうまい棒を食べつつ、 館内マップをぱらぱら見て。 プールの温泉が気になりつつ……。]
よーし、少し休んだらどっか見に行ってみよか! *
(2) 2024/02/14(Wed) 01時半頃
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[あの時は、届かなかった、望めなかったSOS。
LINEに刻まれたたった4文字で、どこに居るかまで大和には伝わるだろうから。]
お母さん。怖い時に、叫ぶのってやっぱり、お母さんなんだな。
嘗ての私然り、失恋した女の子は
優しく甘やかして貰える権利があるのだ。
[大和子は含めていいのか……?]
無理に忘れようとか、立ち直ろうとか、しなくていいよ。
代わりにはなれないけど、私がずっと、
大和の側に居る、見てるからね。
[今はまだ物理的な距離は海の向こうだから、精神的な話だ。]
せういやニジノがさっき話していた変な夢、
俺も見たような……
や、そんなはずねえな!
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うん、最後に過ごした場所が屋上だったし。>>71 全然大丈夫。 当時と逆をたどって最初に行くってのもいいかも。
[そう言って、首を傾げている彼女に手を差し出す。 あの時、一緒に屋上に行った沙羅はVRの姿だった。 今度は、生身の、健康になった沙羅と。
スタートが3階だから、少し階段を上がれば すぐに屋上の扉に辿り着いた。 庭園になっているらしく、入場時間が書いてある。]
ここ、21時までなんだ。 それなら今来てよかったかな?
(84) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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── 屋上庭園 ──
[扉を開けると、まだ冷たい風が吹きすさぶ。 沙羅が飛んでいかないように、手を強く握った。
当時見たときは、ただの学校の屋上だったから 何も無かったけれど。 見違えるような緑溢れる場所になっていた。 花壇には規則正しくハーブのような草が植えられ、 色とりどりのパンジーも咲いている。]
まだ寒いから咲いてない花が多そうだけど。 春はすごいんだろうな。
[話しながら、柵の方に近付く。 遠くに、桜森の街並みが見えた。 黒っぽいのは桜の木だ。
あのVRでは、確か、満開の桜の町を見下ろしていたっけ]
(87) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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[VRゲームが終わるあの瞬間、 とても静かな気持ちだったことを思い出す。 それこそ、参加を決めてダイブしたばかりの段階の自分は 殺気立っていたような気がするんだけど。
あのとき沙羅と出逢っていなかったら どうなっていただろうか。]
……屋上の様子はすっかり別モノだけど、 町並みは、あまり変わらないね。
[物思いに耽りつつ、そう呟いて 沙羅の手の感触を確かめるように、何度も握り直した。]*
(89) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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野々花が手にしてる狐のぬいぐるみはキャッチャーで取ったのかな?
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[街並みを見下ろしながら、沙羅が呟く。>>98 握った手を一度離して、肩を抱いて引き寄せた。 身長差が結構あるので、実は手を繋ぐよりも こちらの方がお互い楽な体勢ではある。 それでも普段なるべく手を繋ごうとするのは、 対等な関係でありたい表れかもしれない。
ただ、今は、少し密着したい気分だった。]
うん。迎えに行くって約束したし すぐ会いたかったしね。
[くすりと笑って。]
(112) 2024/02/15(Thu) 00時半頃
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こちらこそ、これからもよろしく。 ……ずっと隣にいるよ。
[昨年、プロポーズした時に言った言葉でもあるけど。 二人が始まるキッカケとなった舞台、 この旧桜森高校であらためて口にするのは。 何だか特別な感慨が沸き起こる。
しばらくそうして、二人で街並みを眺めて。 止んでいた粉雪がふたたび降り始める。]
やっぱ屋上は寒いな。 そろそろ戻ろうか。
[沙羅の髪についた粉雪を少し指で掃って、 改めて肩を抱き、屋上庭園を後にした。]*
(113) 2024/02/15(Thu) 00時半頃
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── 屋上→ ──
[校舎の中に戻ると、沙羅がスマホを取り出して 立ち止まり、何か打ちこみ始めた。 野々花かニジノかな?と思って待っていると、 自分のスマホにも通知が入る。 こっちは大和だ。]
>>161 約束? そうなんだ? うん、分かった。俺は適当に館内見てるよ〜。 じゃあ、気を付けてね。
[沙羅を一人で行かせるのはちょっと心配だけど、 女子たちとの待ち合わせなら大丈夫かな。 ぎゅっと抱き着いて来た頭を少し撫でて、 去っていく沙羅に手を振った。]
(170) 2024/02/15(Thu) 22時頃
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[沙羅が去った後、大和への返事を打ち込む。>>166]
💬 『もう奏人と野々花に会ったんだ。 こっちは屋上にいたけど、 なんか女子同士で約束?あるみたいで 今沙羅を見送ったとこ〜。
バーベキューいいね。 演奏してもいいんだけど、持ち出せる楽器が 果たしてここにあるかなあ…… ま、ちょっとフロントの人に聞いとくよ。』
[それだけ送信して、3階の廊下を注意深く歩き 奥にあるリラックスルームに辿り着いた。 ピアノがあるとしたら、元音楽室の此処か?]*
(172) 2024/02/15(Thu) 22時頃
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── リラックスルーム ──
[元音楽室の位置にある扉には、 "リラックスルーム"の看板が下がっていた。
そ……っと扉を開けると、すぐに窓際のピアノが 目に入る。]
お、ピアノある…! VRで弾いたものと同じだ。 旧桜森高校のピアノをまんま受け継いだのかな…?
[静かに近付いて、思わず手を伸ばし
ポーン……
と音を立ててみる。]**
(173) 2024/02/15(Thu) 22時頃
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邪教の館に女神転生……ナカジマとユミコウッアタマガ
なんで急にアトラス時代じゃないメガテン思い出したんだ俺。
[いつか飲んだリボンオレンジに比べて、
とても爽快で美味だった。
果汁100%万歳、大勝利。]
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── リラックスルーム ──
[少し鳴らしてみると、VR廃校のピアノよりも きちんと調律されているようだった。 あれは所詮VRにあったものだから曖昧だけど…
指慣らしに簡単なエチュードを弾いていると、 扉のほうから声がした。 思わず手を止める。立っていたのは奏人だ。]
お、奏人。 幽霊じゃないよ、残念。
[残念も何もないだろうが、適当な返事をする。 旅館に来ているメンツの中では、 沙羅の次くらいには顔を合わせてそうな相手だ。 室内に足を踏み入れる姿の後ろを覗き込んで。]
あれ?一人なんだ? ってそうか、女子はみんな集まってるんだっけ。
(197) 2024/02/15(Thu) 23時頃
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[話しつつ、大和からの通知に気付いたので>>178 🐺👌とだけ絵文字を送った。 おっぱいの比べっことかいう文字も見えたけど これはスルーだ。
ふたたび適当な練習曲で指を鳴らしながら その辺にいる奏人に話しかけた。]
どんなもんかと思ってたけど、 普通の温泉旅館だねぇ。
チェックインした部屋、 元が教室でだだっ広いから、 監視カメラとかあるんじゃ?と探したけど 特に見つからなかったよ。
[そう言って笑うと、練習曲を自己流で〆る。]
(198) 2024/02/15(Thu) 23時頃
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キャンプファイヤーでなんか弾いてって言われたけど このピアノは持ち込めないな…
……ていうか女子は集まって何してんだろね。
[日付から、旅行中に2/14を迎える事は知ってたけど まるきり気付いていない様子で、首を傾げた。]*
(199) 2024/02/15(Thu) 23時半頃
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フルーツ牛乳も甘かったな……
リボンオレンジほどじゃないが!
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ああ、ゲームコーナーもあるんだ? いいね、風呂上がりにでも行ってみよかな。
[話しながら、指先は適当に鍵盤を鳴らす。 >>206 "僕たちには言えない話" という単語には、 ふうん……?と一瞬、眉間に皺を寄せつつも まあ確かに女子同士の事は分からないし、と 大して気に留めなかった。]
大和とエンカウントしたのはさっき聞いた〜 俺はたまに会ってるけど…… まあ、変わんないよね。
(216) 2024/02/16(Fri) 01時頃
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[答えつつ、"随分大人になって"という感想には ちょっと笑みが漏れた。 桐野は大和ともそこそこ会ってるから、 大人になったという感想は出てこないのだけど。 4年も経っているんだよな、と改めて思う。]
そうだなー、 どっかのタイミングで皆にピアノ聴いてもらうか。
ラプソディ・イン・ブルー、 たぶん当時よりも上手になってると思うよ?
[そう笑って、一呼吸してから弾き始めたのは、 のだめカンタービレのエンディングver.である 短めのラプソディ・イン・ブルー。]**
(217) 2024/02/16(Fri) 01時頃
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そういや、ニジノはVRでのキャンプファイヤーは参加してないんだよな。
柊と野々花もいなかった。
ニジノにキャンプファイヤーの話をした時「キャンプファイヤーの火で芋やマシュマロ焼けるの?」て言ってたが、あんなでかい火にマシュマロ投げ込んだら一瞬で消し炭だな……
ニジノ自身が焼身自殺にならなきゃいいけど、気をつけなきゃ。
[貸切風呂の予約は、てっきり仲居さんに連絡入れるくらいだと思っていたが、まさか記名式とは思いもよらない。うっかり誰かに見られたら恥ずか死ぬ。
いや、一人分の名前だけなら、大和単独で入ると思って貰えるかな。そうだといいな。まさかまさか、一緒にお風呂に入ることなんて、誰かに言いふらしてないよね!? ね!?
逐一報告を受けているだろう桐野、ごめんなさい。鉄の心で聞かなかったふりをしておいて()]
つまり野々花が五条??
そういや野薔薇はニジノに似てるが……脱線。
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>>222 そうか、そういえば皆で酒が飲める年齢なのか〜。 感慨深いな…
……俺も以前よりは飲めるようになってる、筈。
[大学での飲み会の類にはあまり顔を出さない、 付き合いの悪い桐野ではあったが。 奏人とは吞んだ事もあるかもしれない。 尚、"飲めるようになってる筈"はまるで根拠がない。
しばらくその場で話し込んでいただろうか。 スマホに通知が来たので、 ピアノの手を止めて開く。大和だ。>>219
失礼、と言いながら少し返事を打つ。]
(238) 2024/02/16(Fri) 20時半頃
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