人狼議事


18 星間回遊オテル・デカダン

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天のお告げ (村建て人)

― 客室フロア ―

[早朝。
 個室のひとつから、清掃用ロボットが何台か出てきた。
 荷台のカプセルには何かの残骸が載せられている。
 近くで見た者がいれば、それが遺体であるとわかるだろう。

 部屋に残ったロボットが清掃をしているようだが、
 中に入ろうと思えば止められることはないだろう。]

(#0) 2022/05/06(Fri) 08時頃


天のお告げ (村建て人)

[そうして、それから少し経って、館内に合成音声のアナウンスが流れる。
 常とは違う、警告音を間に挟みながら。]

 船内のお客様方にお知らせいたします。
 本日早朝、『PaLooook』会長、パルック氏のご遺体が個室内で発見されました。
 大変遺憾なことですが、ご遺体から危険生物『星喰いアメーバ』のものと極めて近い食痕が確認されたため、『星喰いアメーバ』が船内に侵入していると判断いたしました。

 つきましては、当船は回遊を中止し、最短ルートで次の補給港へと向かいます。
 なお、最短ルートでの所要日数は――

[道中の状況にもよるが、数日はかかるということだった。
 そして、アナウンスはまだ続く。]

(#1) 2022/05/06(Fri) 08時頃


天のお告げ (村建て人)

 『星喰いアメーバ』は高度な擬態能力を持つ知的生命体であり、船内のスタッフ、或いはお客様方の中に擬態して潜んでいる可能性が非常に高いと考えられます。
 その場合、当船内の設備で判別をすることは極めて困難となります。

[そうして、船内各所のモニターに個室のひとつ――シンプルなデフォルトのモデルのものだ――が映される。入り口付近がアップになる。]

 各個室の入り口に、通報用の端末を備え付けてございます。
 こちらは通常ロックされているものでございますが、現在はロックを解除しております。

[小さな液晶とキーボードがついた端末がアップになる。
 個室で確認すれば、他の乗客の顔と名前を閲覧・通報できる機能がついていることがわかるだろう。音声による入出力機能も備えられているため、見えなかったりボタンが押しづらくとも使えない、ということはない。

 長く船に乗っている者ならば、こういった通報用の端末の存在は知っていたかもしれないし、使ったこともあるかもしれない。例えば、指名手配犯侵入疑惑>>1:17の際などに。

 つまり、そういった緊急事態の際に使用される代物である。]

(#2) 2022/05/06(Fri) 08時半頃


天のお告げ (村建て人)

 もしも不審な人物や出来事を目撃された場合は、こちらからご連絡いただくことが可能です。
 多数の方から同じ人物についての通報があった場合、当該人物を『星喰いアメーバ』である危険があると判断し、補給港までの船内の安全を確保するため、冷凍追放処置を執らせていただきます。

 お客様方におかれましては、大変なご迷惑とご不安をおかけしてしまい申し訳ございませんが、補給港への到着まで、今しばらくお待ちくださいませ。

 なお船内サービスにつきましては、滞りなく提供できるよう、努めさせていただきます。

[アナウンスは以上のようだった。

 船内の各所および各個室に備え付けられたモニターに、先程の放送の概要、及び参考情報として『星喰いアメーバ』の特徴や習性>>#0:8>>#0:9が表示されている。閲覧はいつでもできるだろう。]

(#3) 2022/05/06(Fri) 08時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2022/05/06(Fri) 08時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2022/05/06(Fri) 08時半頃


天のお告げ (村建て人)

[また、予定していた薬剤の散布が中止になった旨も、
 船内各所でアナウンスが表示されている。

 盗難を警戒してかパルック氏は金庫に薬剤を保管していたが、氏が死亡したことで取り出すことができなくなってしまった……というとても表に出せないような顛末を、スタッフならば聞いているかもしれない。]

(#4) 2022/05/06(Fri) 08時半頃


― 昨夜・パルックの客室 ―

 誰にでも救われる権利がある。
 "救われたい"という願いさえあれば。
 それはあなたも例外ではないのですよ、会長。

[半ばから擬態が解けて肉色の触手と化した長い髪が、会長の体を文字通り絞り上げる。床に滴った赤い液体を、裾から伸びた根のような触手が這い回り、啜る。
 アルクビエレは美しい顔を食事で汚すことを好まなかった。]

 ……命乞いのひとつでもしてくだされば、
 楽に死なせて差し上げたのに。

[これは本気でそう思っている。
 天敵であろうと誰であろうと、救いを与える用意がある。
 何もわからないまま、綺麗なまま、楽に死なせてやるつもりがある。]

 ですが、どうやらご不要のようでしたので。


[するすると触手をほどくと、会長だったものがべちゃりと床に落ちた。それから、同胞達に向けて。]

 始末はできました。
 わたくし一人では食べ切れないので、空腹の方がいらっしゃれば。


──昨夜/パルックの客室──

[餌が事切れるまで人の姿を保ったまま眺めていた個体は、ヒラヒラと手を振った]

 いやぁ、俺はいい。
 "得られる"ものがなさそうだしな。喰う気が起こんねーわ。

[この場でこの姿でいる意味はエフにしか理解できないだろう。
積み上げようとするものを踏み躙られたことに対する怒り、排除する邪魔者であると理解した上でデザイナーとしての職務を全うしようとしたこの体としての矜持。
あまりにも人間じみた理由だ]

[ここにいるこの個体は星喰いアメーバの本能ではなく、一人のデザイナーとして人を殺した。
犯行動機は私怨、とても人間らしい犯罪だった]


[時間を戻して昨晩、パルックの客室にて。動かなくなった餌を前にして女は舌なめずりした。]

ふむ、エフ殿はいいのかえ?なら遠慮なくいただくとするかの。

[女の腕が肉色の触手に変化し、床に落ちた肉片を食らい血を啜る。
しばらくそうしていた後、満足げに目を細めて触手を引っ込め]

ふう、さすがの我もこやつ1人は食いきれんわ。
しかしぬしらは面白いの。方や餌にまで情けをかけ、方や殺すだけ殺して食わないなど。
いち早く仕留めて新鮮なうちに食らうのが一番ではないか。

[女には、アルクビエレの慈悲もエフの矜持も理解できない。本能のままに人を食らうだけだ。]


 好き嫌いはいけませんよ、エフ。
 いかに見た目がまずそうでも、絞ってしまえば同じです。

[多分そういうことではないのだろうが、
 アルクビエレにはわからない。
 エフにしか理解できないというのは、正しい。
 アルクビエレの"情け"が、本人にしかわからない論理であるように。]

 ミツボシはよく食べますね。大変よいことです。
 生物としての"正しい"在り方には、
 きっとあなたが一番近いのでしょうね。

[ミツボシの食事を、たくさんお食べ……というような目で見守った。]


[アルクビエレに言われ()改めて死んだ男を見る]

 いや、なんかこいつ食ったら性格悪くなりそうだし……。

[この男から得られるものは何だろうと考える。
強欲さ?自己主張?もしかすると経営能力か?
どれもこの体には不要な情報だ]

[それに、これは一介のデザイナーの男による殺人だ。食人をしてはそれが成り立たなくなる]

 年取ると、飯食うのも色々気を遣うんだよ。


[アルクビエレの言葉()には首を傾げ]

そうかの?生き方に正しいも間違いもないと思うが。
最後に生き残っておればそれが正しい道じゃて。
そういう意味では、人の姿でより長く生きてきたぬしらの方こそ"正しい"と思うがの。

[性格悪くなりそう、というエフに言われると()、食べ終えた後の残骸をまじまじと見て口を押える。]

う、そう言われると食欲が失せるのう……。もう粗方食らった後ゆえ手遅れじゃが。
しかし歳をとるとは面倒なことよの。

[女は(正確にはこの個体が女の記憶を遡って)、年老いた上官が食べ物に気を使っていたことを思い出した。]


 最後に生き残っていれば……それもそうですね。
 生存戦略は多様な方が、種として生き残る確度も高い。

[ミツボシに同意の頷きを返す。]

 は、一人喰ったところで今更そう変わらないでしょうに。

[それだけ長く生きているなら、とエフに肩を竦めて。]

 しかし、そう言うなら、
 二人は誰ならば食べたいと思うのです?

[アルクビエレは食材そのものにあまり拘りがない(絞るため)が。美味しそうだとか、得たいと思う素質というものは何だろうと首を傾げた。]


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2022/05/06(Fri) 21時頃


 性格悪いと余計な敵が増えるぜ?敵が増えるとその分、身動きもとりにくくなる。生存率も下がる。
 こいつは……精々腹満たすだけにしときな。

[口を押えるミツボシ()を尻目に、パルックの亡骸を踏みつける。

よくも仕事潰しやがったな

口にはしない、そんな私怨からの行動だ。だが、アルクビエレ()の問いに動きを止め]

 俺は臆病でな、バレないように、食う相手は厳選して食ってきたんだ。
 画家、作曲家、劇作家、……ああ学者も食った、あらゆる文明の情報が欲しい。地下軌道と呼ばれるデザイナーの才能を伸ばせる素質なら、無限に欲しい。

[一つの姿に固執した弊害か、あらゆる命を食いつくす星喰いアメーバにおいて、この個体の思考は人の、それも芸術を追い求める狂人に近いそれになっていた]

[エフと呼ばれる個体は、それを理解されるとも、理解されようとも思っていなのだ]


うむ……次からは、食べる相手を選ぶとしよう。これ以上敵を増やしたくはないからのう。
しかしおぬし、なかなか面白いこだわりがあるのじゃな。まるで人間ではないか。

[エフの忠告()に頷き、その固執ぶりを面白がるようなそぶりを見せる。
そしてアルクビエレの問いかけ()には首を捻って]

我は……そうじゃのう、考えたこともなかったわ。食えるものなら何でも、といったところか。
強いて言うなら、より強き者を食らいたいの。この肉体は、強さをひとつの指標としておったようじゃから。
それに、やはり生き物として強くありたいからのう。


天のお告げ (村建て人)

■船内の各所および各個室で確認できる『星喰いアメーバ』の情報

・肉色をした不定形の宇宙人であり、高い知性を有する。
・捕食した生物の形を模倣し、記憶を読み取って擬態を行うが、成長・老化はしない。
・アメーバ同士は同族のみに通じる手段で意思疎通が可能。
・組織の再生が非常に早いが寒さと熱には弱く、冷凍された場合は組織が凍結して損壊、熱傷は組織の再生ができず、死に至る。
・これまでに確認された『星喰いアメーバ』による船舶や施設の侵略事件では、三匹以下での活動は見られず、組織的な行動が行われている。
・星域によって異なる呼び名が存在する可能性もある。

(#5) 2022/05/06(Fri) 22時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2022/05/06(Fri) 22時頃


 ……それはそれは。
 あのデザインは、あなた自身が収集した知識の集積だったのですね。
 知識を求めて……という観点では、PJなどよいかもしれませんね。出入星管理にいた者の記憶、なかなか有用そうではないですか。

[エフからの答えになるほどと頷く。
 偏執的とも言える拘り方はともかく、参考にはなった。]

 ふふ、食べられるものなら何でも、ですか。
 わたくしも概ねそんなところです。
 強そう、と言うと……ああ、わたくしは見ていませんが、
 例の厄介な端末に『元海賊』の情報がありましたよ。

[ミツボシの返答には、獣臭そうな画像でしたけれど、と名前を挙げた。]


天のお告げ (村建て人)

[程なくして、PJの要請>>37を受けて船内放送が流される。
 "緊急事態を受け、ロビーにて任意参加のミーティングを設ける旨"を伝える放送は、馴染みのある合成音声で何度か繰り返された。]

(#6) 2022/05/06(Fri) 23時頃



 ババァか、ババァは……なんか……違うな。
 もっとインスピレーションが沸くような知識がいいんだよ、未知の文明とか……奇跡の行使たる魔術とか……、そういうやつがいい。

[アルクビエレが挙げた名には()首を傾げ、今自分が欲しい知識の分野を挙げる。この男、意外と(食の好みが)細かい]


 インスピレーションだのと言われても。という顔をした。]

 はあ。では、ジェルマンは?
 魔術だの奇跡だのを扱っている商人だそうで……

[明らかにめんどくさそうな態度になりつつ、候補を挙げてみるあたり、なんだかんだと律儀なのかもしれなかった。]


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2022/05/07(Sat) 00時半頃


[アルクビエレの情報()に身を乗り出した。]

ほほう、元海賊とな。
それは面白い。新しい視点が開けるかもしれぬ。余裕があれば其奴も食らいたいところじゃの。

エフ殿はこだわりが強いのう。
今までも食う相手はよほど厳選してきたとみえる。
しかしPJ殿の知識は今後役に立つかも知れぬぞ。いんす……「いんすぴれぇしょん」か、そのあてにはならぬかもしれぬが。


[PJの問いを受けて、]

 ……ふむ。
 星喰いアメーバの見分けについては現状PJの言葉に説得力がありすぎる、と感じますが……
 放り出した者が実際どうだったか、については我々が答えを用意する余地もあると思うのですよね……

[少し、考えるような思念が漂っている。]


今のところ、確かにPJに説得力がありすぎるな。
放り出した者の中に星喰いアメーバの痕跡があった、と言えばある程度誤魔化しがきくやもしれぬ。そのあたりも考えておくべきか。

……我としては、あのサラという娘が少々気になるがな。あやつが今、船にいる我らの数を正確に数えられるとしたら、それもまた厄介じゃて。


 ええ、そう、アメーバの痕跡であるとか。
 或いは、今こうして名乗りを求められているうちに、
 判別できるというようなことを言いましょうか。
 ……"死者の魂が見える"だとか。

[わたくし、それっぽくありません?と、珍しく冗談めかすような調子で。]

 サラとやらが正確に我々の数がわかるとしても、
 検査を行っていない者を放り出して、
 その者がアメーバであった、と言えば……
 残りのアメーバの数を誤認させることもできましょう。


[それらしい名乗りに思わず笑い声を漏らす。よく見ると女の肩がわずかに震えているのが分かるかもしれない。]

は、は、は、よくよく似合っておるのう!
確かに、今のうちに判別できると名乗りを上げておくのは良いかもしれぬ。どれほど信頼を得られるか分からぬが、少なくともPJ殿の信憑性は下げられるからの。

残りのアメーバの数を誤認させるのも有用じゃの。奴らを油断させられる。
ではそちらは我が名乗り出ようかの?それとも、今は黙っておくでも構わぬが。


[笑い声に、そうでしょう?とばかりのややドヤ思念。]

 ああ、いえ、アメーバの判別ではなく。
 放り出した者が実際アメーバだったかどうか、の方です。
 アメーバの判別については、流石にPJほどの演技は難しい。
 PJの検査結果と逆のことを言えば、
 彼女の信頼を下げることもできるとは思いますがね。

[そちらは、という申し出に少し考えるような間。]

 そうですね……らしさ、という意味では、
 あなたには誰かを守るというのが似合う気はいたします。

[軍人とが誰かを守るというのもまた、それらしいでしょう、と笑う。]


 どちらにしろ、後から……というのは、
 恐らくあまりよろしくないかと。
 こうしてまとめ役を買って出ているPJから呼びかけがあって、我々はこの場にいるわけですからね。

 ま、後から何かを言うとしたら、そこで伏せっているエフにでもお願いしましょう。

[今とても話せる状態ではなさそうに見えるのは、都合がいいと言えばいいのかもしれなかった。]

/*
わたくしがやるなら霊能騙りでいこうかな?とおもっています!


ああ、そちらかえ。すまぬ、我の勘違いじゃ。
死者の声を聴くと言って、PJ殿の信憑性を下げる。なるほどな。良い案じゃ。
ではそちらはお願いするとしようかの。

ならばぬしの言う通り、我は誰かを守る方に徹するとしよう。
守りに徹するのであれば、今ここで名乗りを上げる必要はないしのう。「誰かを守っておったと言えば襲われると思うて隠れておった」と言えばそれらしくなる。

/* PL連絡ありがとうございます!了解です!
こちらは守護者騙りで行こうと思います!


 ふふふ、ではそのように。
 守りの方はよろしくお願いいたしますね。

 必要であればわたくしを疑う素振りをしていただいても構いませんし……もし、下手を打つようなことがあれば切り捨てていただいても。
 最後に生き残ることこそが正しい。
 全ては我々という種が続くためでございますから。

/*
どの程度相談しようか迷ったのですが、役職なので一応PL連絡も!
こちらこそ、お付き合いありがとうございます。


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ロバート
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