人狼議事


27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】

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視点:


【独】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

/*
oh早いなw
丁度シロマちゃんへのレス書いてるところだったわ。
現在軸に復帰できてないけど、
タカナル先輩拾いつつ過去話書ききりたいんだっぜ。

まあ最悪、絡めなかった人の分は、
一方的に夢で見れるんだったか。

(-0) 2023/07/29(Sat) 00時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――カフェ/回想>>342>>343――

……死ぬ人からしたら、
そんなもの要らないって思われるかもだし、

オレがやりたいだけ、手向けにもならない
ただの自己満足だな。

でも、ありがとう。

[オレが死んでいた場合、誰かにこの
スケッチブックが託せればいいのだが。
順番に目覚めていく、なら追々考えよう。]

気を留めたってことは、
さっきの図案がシロマちゃんの
琴線に触れたのかと思ったけど。

(23) 2023/07/29(Sat) 01時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

参考までに、他に好みとかある?
絵でも彫刻でも……そういえば
三回来たことがあるなら、お気に入りの
常設展示でもあるのかな、って。

[美味しいおにぎりと味噌汁のおかげか、
シロマちゃんの表情に動揺は見られない。
確かに普段のシロマちゃんからすれば
感情を荒げるところは想像もつかないけれど、

――今は「死」という異常事態に直面しているのに。
オレもみんなも、まだ実感しきれていないのだ。

黒い天使を遣わす神の手は、ゆるりと誰かを
招いているのに。]

(24) 2023/07/29(Sat) 01時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[ただ、その白磁の器のような肌理細かな皮膚に、
先程は見られなかった
――オレとお揃いのような
手で撲たれた痕を見つけてしまって。

オレは目を丸くして、マジマジとジロジロと、
女の子に対しては失礼なくらいガン見してしまった。]

――その頬、どうしたんだ。
誰かにフられた?

[真顔で。*]

(25) 2023/07/29(Sat) 01時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――カフェ/回想――

[サラサラと、メグココちゃんの横顔を盗み見つつ
想像の花弁を重ねていたら、
えらく可愛らしい怨嗟が聞こえてきて>>1:320
オレは思わず噴き出した。]

おたんこなす、とか
久々に聞いたな。
いや、うん、メグココちゃんらしくて、
すげーイイ。

[ついと目尻を拭うのは、笑い涙が滲んだせいだ。]

急に物分かりの良い言動されると、
やっぱり心配になるし。

(35) 2023/07/29(Sat) 03時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

>>1:349
オレもそんな鋼のメンタルしてないよ。
フられる度に、むしろ豆腐だ。

今でも、……ほら、鉛筆握る手が震えてる。

[オレは失笑しつつ、右手を翳す。
今でも細かい痙攣を抑え込んで、
無理矢理紙に押し付けているのだ。]

手を動かしてないと、
余計なことばかり考えて
どこまでも鬱々と沈み込みそうだし。

(36) 2023/07/29(Sat) 03時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

後悔しないように、今やり残したことって、
これくらいしか思い浮かばなくてさ。

[しかし困った。メグココちゃんには
ガーベラとかヒナギクとか、
可愛いらしい可憐な花を想定していたのに、
あのヒトコトのせいで、茄子の花に脳を占拠されてる。
和皿には定番のモチーフだから、
それも変ではないんだが。]

(37) 2023/07/29(Sat) 03時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[タバたん先輩も、漸くたまごサンドとご対面だ。>>1:355]

あ、オレもお裾分け貰っていいかな。

[彼女が取って残った分の
ノっ君お手製たまごサンド(※厚焼きの方)に
いそいそと手をのばすオレ。
齧りつきながら見ていたら、タバたん先輩は
何やら念を籠め、オレが見た時にはなかった
携帯用スープジャーを戸棚から取り出して見せる。

まるで魔法みたいな、意志の力。
――無限救急箱を実践していたのだ。]

(38) 2023/07/29(Sat) 03時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

なるほど、楽しむ……。
オレより強固な、ダイヤメンタルだなあ。

[勿論、内面までそうとは限らないけれど。
後でオレも何か試してみようっと。
ご馳走食べ放題>>1:350>>1:351もいいけど、
理想のカノジョとか、曲がり角の向こうから
出現したりしないかな。しないか。]

(39) 2023/07/29(Sat) 03時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ




[――――そして、 >>2]
 
 
 

(40) 2023/07/29(Sat) 04時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

…………へ?

[カフェの隅に座っていた西門教授は既に
タバたん先輩に付き添われ去った後だった。
だから、彼がこの世界から消えたと聞かされても
いまいち実感は湧かない。

それよりも。

唐突に響いた豊かなバリトンは、正に天の啓示。
オレはスケッチブックからガバっと顔を上げる。
そこに黒翼の死神の姿はなく、
ただはらりと黒い羽根が、オレの頬を掠め紙面に落ちた。]

(41) 2023/07/29(Sat) 04時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

…………、


…………っ、いや、うん。


[ここで、生きててヨカッターなんて
ガッツポーズが取れるわけなんてない。

素直に喜べやしないって!

"慈悲"が聞いて呆れる、残酷極まりない宣告だ。]

(42) 2023/07/29(Sat) 04時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[描きかけのポーズのまま、
震える手から滑った鉛筆が、
コロコロ机の下まで転がり落ちていく。

――カツン、と
地面で黒鉛の芯が折れる音まで、耳に痛い。
痺れるような無と静寂。

何となく唖然と突っ立って、頭を掻いて、
その時カフェに居た1人1人の顔を見渡した。]

あー……オレ……、
その、


生きてたみたいやな……。

[気が抜け過ぎて、美術館に入ってから
初めての西訛りが、オレの狼狽の表れだった。**]

(43) 2023/07/29(Sat) 05時頃

頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2023/07/29(Sat) 05時頃


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――カフェ/回想――

[メグココちゃんは本当に感情に素直に
くるくると表情が変わる>>50
いつもどこか優雅で余裕ある微笑を湛えた
同学年のシロマちゃんとは対照的だ。

女子大生の、拗ねたように膨れた
頬のラインなんて、殆ど見る機会はない。
持ち手の曲線に、こっそり取り入れよう……。

「ごめんごめん」とおざなりに謝りつつ、
最後には綻んだメグココちゃんの笑顔に、
オレの心は少しだけ癒された。]

(109) 2023/07/29(Sat) 18時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

普通は、怖いんだと思う。
自分が死んでることだけじゃなくて、
他の誰かだったとしても、

……自分の身勝手や醜い汚い部分に、
否が応でも気付かされるから。

[オレもそうだと、請負うように一つ深く頷いた。
さっさと役割分担して、行動している人だって、
恐怖や理不尽な憤りを抱いてないとは限らない。

むしろ、人間的な反応に乏しい手合いに
薄ら寒さを覚えてしまうから。

アリババとやらに直談判したらしい
脆いダイヤのタバたん先輩や、
分かり易く普通の感情を発露させる
メグココちゃんに、ホッと安堵する。]

(110) 2023/07/29(Sat) 18時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[完成品を見たい。
それは、純粋に嬉しい言葉だったけれど。
オレが死んでも、メグココちゃんが死んでも
実現しない未来だから、
今の状況で簡単に約束は交わせない。

だから、双眸を眇めて、静かに笑むに留めた。

――けれど。]

(111) 2023/07/29(Sat) 18時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

……良かった? 本当に?


[オレが反対の立場だったとして、
メグココちゃんみたいに素直に>>56
生者を祝えるだろうか。
どこか心の奥底に、妬みと焦躁を
覚えずにいられるだろうか。

じぃっと見澄ます彼女の瞳に、
裏腹な本音なんて探りようもない。]

35億ガチャ、続行かあ……。

[ノっ君の名言(?)を思い返して、
じわじわと生還の実感を得る。]

(112) 2023/07/29(Sat) 18時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――キミが生きていたら嬉しい、なんて。

今のオレに言う資格はない。

けど、

出来上がったら見て欲しいって、
みんなにも、――メグココちゃんにも、
切実に思ってるよ。

[彼女の憎まれ口から、イマジネーションを得たけれど。
茄子は縁起物だし、花言葉は

「希望」「つつましい幸福」「優美」「よき語らい」、
どれもメグココちゃんに合っているなと、
オレは作るべきモノを象っていった。**]

(113) 2023/07/29(Sat) 18時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――カフェ/回想――

……普通、抓って確かめる程度にしない?
シロマちゃんって、見かけによらず
結構勇ましいんだな。

[或いは、潔い。

彼女の申告通り>>82なら、
自分で叩いたということになる。
ぺち、なんて生易しい痛みでなかったことくらい、
撲たれ慣れてるオレには分かる。]

(114) 2023/07/29(Sat) 18時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[目的の絵画を語るシロマちゃんは、
今まで見た中で一番イキイキとしていた。
喩えるなら、今からデートに向かう乙女のよう。]

へえ、それはちょっと気になるな。
シロマちゃんの好みを探る意味でも、
後で鑑賞しに行くから、タイトル教えてよ。

[『振られてはいない』、その含みにオレは気付かぬまま、
そりゃそうだよなと自分の頬を押さえて。
――その後、彼女も自分と同じく
生者であったと、知ることになる。**]

(115) 2023/07/29(Sat) 18時半頃

【独】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

/*
メグココちゃんはトサカ先輩が好きだと思うので、
口説こうかちょっと迷ったけど、
体力ないからやめておこう……。

枯れとスペック低下と、週末の時間とれなさよ。
そして8割回想書いてて、凹んでしまう。
あ、でも楽しんでます。のすさんありがとう!

のすさんのラ神に初回指名されることに
定評のあるりしあです(ラメトリーでもw)

(-36) 2023/07/29(Sat) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――カフェ/回想――

[オレがショックから立ち直る前に、
すすすと目立たずおにぎり確保に走る
ニトちゃん>>49も、まるで
「こんにちは」の挨拶くらいの気軽さで、
良かった、と言ってくれる。

――怨み事なんて、一つもなかった。

改めて、この研究室の居心地の良さを、
1人欠けてしまう事実を、惜しんでしまう。
果たして、生還した後、8人で
オレたちは昨日と同じ日常を続けられるのか?

…………無理だ。誰が犠牲であっても。

ノっ君のおにぎりを美味しそうに頬張るニトちゃんが、
いつものジャージを着ていないことが
少し気にかかった――LINEの内容を思い出す。]

(162) 2023/07/29(Sat) 23時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

ニトちゃんも描く?

[耳聡く拾い上げてしまった、小さな声>>131
研究室で、視界の隅で、
背景に溶け込むような存在感ながら
ニトちゃんが絵を描く姿は目撃していた気がする。]

オレ、予備のスケッチブック、
「持ってきてたことにする」から。

[必要とあらば、魔法のザックからもう一冊
新品のスケッチブックを取り出すことは可能だろう。
お手洗いに行く前のニトちゃんに、一声かけた。]

描いたところで、夢の中なら
現実に持って行けるか、覚えてるか分からないけど。

[ちょいと後で、アリババとやらに聞きに行こうかな。
すっかりカフェで尻に根が生えそうで、
オレは大きくのびをした。*]

(164) 2023/07/29(Sat) 23時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[『――腕が無事なら』>>130

ニトちゃんは描くために。
オレは、轆轤を挽くために。

その言葉は、オレの二人目の恋人を思い出させる。
交際して二か月が過ぎた頃、
些細な擦れ違いから口論になって、
階段から突き飛ばされた際に、左腕を骨折した。

右でなかったから、箸や鉛筆は持てたけど、
両手が必要な轆轤の前には座れなくなった。

それ以来、彼女と不和に陥ると
オレは先回りして言うようになった。
気が済むまで、顔ならいくらでも叩いてくれて構わない。
けれど腕だけは、傷つけないでくれ、と。

――そうして、度々頬に手形を刻まれる
名物男は出来上がったのだった。*]

(167) 2023/07/29(Sat) 23時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――カフェ/回想>>99――
んー、確かにオレは実際に使う人とか
イメージしないと描けないけど、
人そのものは描かないよ。

これはカップの図案。
ラギ君はどんなのがいいかなぁ……。

[つぶつぶイチゴブラザーズの片割れだから、
男だけど莓かな。
パッと浮かぶのは超有名ドコロ、ブランドメーカーの
ワイルドストロベリー。葉も交えれば甘すぎない。
天渕には上品な金の化粧仕上げ。
最近覚えた、敢えて漆を使ってみるのも、面白い。]

似顔絵なら、ニトちゃんとかの方が上手そうだよ。

[オレは数度、ラギ君の顔とスケッチブックの間で
目線を往復させた。]

(170) 2023/07/29(Sat) 23時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

そういえば、冷蔵庫から
ご馳走取り出し放題かも知れないけど、

……やっぱりノっ君の手料理がいいなあ。

[オレはいつ目覚めるのだろう。
肉じゃがも美味しそうだけど、時間が足りないかも知れない。
折角だから、後でもう一杯、絶品お味噌汁をいただこう。*]

(171) 2023/07/29(Sat) 23時半頃

頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2023/07/30(Sun) 00時頃


【独】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

/*
ところで、滋賀なら行ける範囲なんで、
本気で聖地巡礼考えてるよ。行ってみたい。
(ただ、小さい子供が退屈そうなのが難)

(-43) 2023/07/30(Sun) 01時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[さて、もしかしたらこれが
今生の別れになる可能性もある。

生きて目覚めれば黒歴史にでも
笑い話にでもすればいい。
オレは恥を忍んでちょっと
特殊なお願いをすることにした。

メグココちゃんに35億分の1チャレンジ?
否、オレだって自ら砕け散る趣味はない。]

(180) 2023/07/30(Sun) 01時頃

【秘】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ → 季節巡回 こころ

憶えてたいよ。夢から醒めても。
……もし、もしそうやったら、
メグココちゃんのカップに、

骨、少し使わせて貰ったらあかんかな……?

(-44) 2023/07/30(Sun) 01時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

こっちこそ、ありがと。
食器も、使ってくれる人おってこそやし。

[メグココちゃんと少々のやり取りを経て、
うっかりまた訛っていたことに少しバツが悪くなって、
スケッチブックを閉じると、そそくさと立ち上がる。]

オレ、ちょっと他見て来る。
――目が覚める前には、
此処に戻って来たいけど。

[覚めることが決まっている夢ならば、
意志の力で豪遊するも可能かも知れない。
ただ気になることも幾つかあって、
オレは安寧のカフェを出る。
その前に、しっかりお味噌汁のおかわりを腹に収めた。**]

――→B1/廊下へ――

(186) 2023/07/30(Sun) 01時頃

頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2023/07/30(Sun) 01時半頃


【独】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

/*
メグココちゃんのレスに悩むオレ。
昨日も、もうちょい踏み込みかけて、
困らせるかなと思って全没に省略しちゃったんだな。

ヘータが一番素直可愛いと思ってるのはメグココちゃん。
PLがもさ可愛くて萌えてるのがニトちゃん。
PLがソロール好きすぎて悶えてるのに、PCヘータが怖がって絡みに行けないのがタバたん。

シロマちゃん? 面白いよねエターナル。

♂はみんな、肩組んでガハガハ言ってりゃいいのだ(雑)

(-50) 2023/07/30(Sun) 11時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――カフェ/回想――

はは、……オオト先輩、
静かに大食いですしね。

[うっかり心中のままトサカ先輩と呼びそうになって、
ちょっと舌が縺れかけた。
言葉少なな先輩のリクエストに>>184
「いいな」の一言に、身勝手な行為は救いを得る。]

了解。茶器に限らないんで
カフェオレボゥルか、スープボゥル的なの
つくりますね。

(220) 2023/07/30(Sun) 11時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

それとも、特大サイズのティーカップで
紅茶ガブガブ飲みます?

[トサカ先輩やタカナル先輩の器なら
やっぱり漆器みたいな艶やかな黒を
思い浮かべてしまうけど、
生憎オレが焼くのは、まろやかな白が特徴の
ボーンチャイナ。
なら、カッコ良くモノトーン風で子持ち線に
幾何学模様を入れて、ハンドルとワンポイントに
燻し銀を使ってみたい。
ペアカップにする気はないけれど、
こっそりどこかに共通点を忍ばせておくのも
双子の噂や遊び心的にアリかも、なんて。**]

(221) 2023/07/30(Sun) 11時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――B1/廊下――

[地下階なのに、斜面に建つせいか、
館内はサンルームのように
壁面や天井の硝子から外の様子が窺える。

オレが見上げた空は夕暮れ時のよう。
燃えるようなオレンジから薄い紫へと
雲を煙らせグラデーションが夜を運んでくる。
星が一つ二つと瞬いて、オレはゴッホの
星月夜の筆致を思い出していた。

植栽や、床に刻まれたモザイクのレリーフは、
胸を締め付けるような茜色に染めあげられている。]

(233) 2023/07/30(Sun) 12時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

タカ……キ先輩。
いいですよ。

[カフェへ向かう途中なのだろうか、
タカナル先輩に呼び止められ、そして
一目で怪我したと分かる姿に、腕に
目が釘付けになった。
LINEで不穏なアレコレが流れていたけれど、
カフェから一歩出ればそんな危険な空間なのだろうか。
出てきたものの、覚悟が鈍る。

用はあると言えばあるが、単身で事足りる些末だ。
タカナル先輩とは、ジイさんに纏る
果たされていない約束があったから、
――万が一を考慮してくれたのかな。首肯した。]

(234) 2023/07/30(Sun) 12時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[子供の頃から、勉強するより
粘度を捏ねるのが好きだった。

どこにでもいる、至って普通のガキだったから、
泥だらけになって虫取りに駆け回ったり
ボールぶつけ合ったりしてたけど。

つやつやのテクスチャの泥団子作るのも、
近所じゃあオレが一番上手かった。
雨の日が、一日中粘度捏ね回してたし、
小中学生の頃は幾つか入選したりもして。

ジイさんはともかく、
親父はそれを苦々しく思っていたらしい。]

(236) 2023/07/30(Sun) 12時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[骨谷 雷門――オレのジイさんは
芸術家肌の陶芸バカで、
後期こそ高い評価で持て囃されて
企業や金持ちやおエライさんから
注文が途切れることはなかったけど、
それまでは、何度も窯を手放すか悩むくらい
困窮した生活を送っていた。

それを支えたのはバアさん――親父の母親で、
子育てと家事と家計を一人で背負い、
心労が祟って早死にしたらしい。

親父は、ジイさんと陶芸を憎むようになった。]

(237) 2023/07/30(Sun) 12時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[今でも帰省(自宅でなくジイさんの窯元に)する度
泥と釉薬まみれになって器を焼くオレが、
高校卒業後弟子入りでも美大でもなく
普通の四大に通う理由。

陶芸の道で挫折した時、
潰しが効くように普通の大学を出ておけ、と。
平凡なサラリーマン道を歩み、
ささやかな幸せと家庭を維持する両親に
口酸っぱく言われれば、オレはそれ以上
反発することはなかった。

就職活動はせず、晴れて卒業した暁には、
大手を振って365日轆轤と向き合う気満々だけど。**]

(238) 2023/07/30(Sun) 12時頃

頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2023/07/30(Sun) 12時半頃


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――B1/廊下――

オレには、命が燃えてるような
空に見えます。

[昼は生者の世界、夜は死者の世界。
その狭間で、オレはそろそろ白昼夢から
目覚めようとしている。

タカナル先輩には、まだ宵の闇は訪れていないのだ。
各々が見る夢の継ぎ接ぎだとしたら、
虹彩に映る光景も、感じる味も、違ってもおかしくない。]

(270) 2023/07/30(Sun) 16時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

……フられれば、慰めてくれるし、
死んでいなければ、喜ばれるし。

研究室のみんながいい人ばかりで、
だから申し訳なくて、ちょっと辛いです。

[タカナル先輩の笑顔は、メグココちゃんみたいに
裏表がなさそう、とは思えないのだけれど。
相手が先輩だからか、宣告に付随する
肩の荷の重さと本音が、小さく零れた。

差し出された手を取る。
少しだけ、この手で握るカップのことを考えながら。
袖布のダメージに怯えはしたが、オレからは
握り返す腕に目立つ外傷は見当たらなかった。
夢だから?――彼が語らないなら、聞きはすまい。]

(271) 2023/07/30(Sun) 16時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

……病院?

[そういえば、死んだのが誰か気になって、
目覚めた後のことなんて、
全く考えが及んでいなかった。

全員が災害に巻き込まれた。
たった一人だけが、死んでしまった。

生き残った全員が、五体満足だなんて、
黒い翼は一言も保証していない。
そうだ、美術館でみんな眠って夢を見ているのではなく、
ある種の昏睡状態なのでは――?
世界の耐久度の話もあったけど、
覚醒に個人差があるのも、それで納得がいく。]

(272) 2023/07/30(Sun) 16時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[生きている、だけで喜んでいていいわけない。
オレが真っ先に心配したのは、勿論
両腕が無事なのかどうか、だ。]

アリババとやらに、確認したいことが増えたな。

[夢の中のスケッチブックを持ち帰るのが無理なら、
脳内にイメージを焼きつけておくくらいしか、
オレにできることはないけれど。]

(273) 2023/07/30(Sun) 16時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

分かりました。
タカナル先輩の親類の方に、
名乗ればいいんですね。
多分叔父さん……覚えておきます。

[自分の死後の話に及んでなお、
気遣いを見せる先輩に少し戸惑う。
「両親はすぐ来ない」と淡々と語られ、
お金持ちの家庭で想像する、
複雑な事情の一端を垣間見たり。]

ありがとうございます。
オレは芸術方面はからっきしなんで、
ジイさんを惜しむ人の期待には
応えられるか分からないですけど。

(274) 2023/07/30(Sun) 16時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

……勿論、本当はちゃんと
生きた先輩に案内されて、お宅に伺いたいと
思ってますからね。

[何故か、タカナル先輩の言動には
生への執着が薄すぎる気がして、不安になる。
ノっ君に感じたものとは別種の、
諦念よりはまるで他人事みたいな危うさは何なのだろう。

励ましの言葉を曖昧な笑みで誤魔化す
オレの視界に、小さな黒が舞った。
また例の死神の羽根かと思ったそれは、
蝶のかたちをしてちらちら鱗粉を散らす。]

(275) 2023/07/30(Sun) 16時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――回想――

[タカナル先輩にジイさんのことを話して数週間。
もう一度研究室で会った際、オレは
拙作の一つであるカップを持参し、
先輩に見て貰うことにした。]

これ、ジイさんの骨を混ぜてつくったんです。
ボーンチャイナは、昔は牛の骨灰を混ぜてたけど、
今は成分的に、人骨からでもつくれて。

……死体は、石と違って法律上
ややこしい手続きが必要なんですけど、
ジイさんの遺言にあったから。
親父には、放っておけって言われたんですけどね。

[作品としては、芸術的な見処もなく、
無地でシンプルな型の試作品のようなもので、
あの骨谷雷門の後継者と期待していたなら
肩透かしを食らっただろう。]

(276) 2023/07/30(Sun) 16時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

もともと、花器や壺や絵皿ならいいんですけど。
食器とか茶器とかが、一度も盛り付けられることなく
展示されて飾られてるのを見ると、
可哀想に感じてしまうんですよね。

誰にも触れられない、使われない、
鑑賞されるだけの陶磁器も、
みんなが褒めるから、価値はあるんでしょうけど。

オレは、ちゃんと使って貰えて
誰かの役にたつ器が焼きたいんです。

[オレの転機はジイさんの死と遺言だった。
人骨でつくる茶器の魅力に取り憑かれてしまったのだ。
芸術的価値と機能性利便性と、どちらが正しいかなんて
人の考えは多種多様だから、オレの信念を知って
タカナル先輩が興味を失っても、それは仕方がない。]

(280) 2023/07/30(Sun) 16時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[ジイさんの古馴染みや顧客は、
みんな揃って棺桶に片足突っ込むような年齢だ。
どこからか、遺骨を混ぜたカップをつくったと聞きつけて、
大半は気味悪がったけど、自分も是非、
なんて奇特な好事家も居たりして。

以来オレは、いつかは生業にするつもりで、
細々と小遣い稼ぎをしている。

自分が亡くなった時には。
配偶者が亡くなったから。
ペットの遺骨が持ち込まれることもあったし、
事故で切断した自身の四肢の骨もあった。

様々な骨で、人柄を拝聴し故人を偲んで
オレはカップを焼いた。
石を、骨を、砕いて粘度と混ぜて、捏ねて、
思い出を"役に立つ器"に生まれかわらせる。

オレが生涯を捧げようと思った、使命だった。]

(281) 2023/07/30(Sun) 16時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


[だから、この中でたった1人、
命が失われたのなら、

――オレはその骨を、記憶を、命を、
 砕いて、砕いて、砕いて、

  彼の人の存在の名残りで、器をつくりたい。**]
 

(282) 2023/07/30(Sun) 16時頃

【独】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

/*
うん、変態だな。

肩書から、化石大好き考古学マニアか、とにかく
骨が好きで骨でなんかするPCにしたかったんだ。

骨格や死体愛好家だとアレだし、
筋肉→骨になっただけで前村キャラと
あんま変わらない気がしたから、一捻り。
https://karapaia.com...
気持ち悪がるPCも居てくれてよかったんよ。

(-67) 2023/07/30(Sun) 16時頃

【独】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

/*
35億と聞いたその日から、
オレの中ではブルゾンノっ君(何)

(-77) 2023/07/30(Sun) 20時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――B1/階段へ――
『骨谷ヘータより。

みんなのカップをつくりたいんで、
好きなモチーフとかリクエストとか、
あれば個別にLINEに送って貰えると嬉しい。
なければオレが勝手にイメージでつくる。

骨使われんの嫌だって場合も。

じゃあ、先に生き還ってる。
誰が死んでても、なんでだよって、
神様に怒鳴りこんでしまいそうだけど、

…………じゃあな。起きたらまた会おう。』

[まだ完全にイメージが固まらずとも、
トサカ先輩の写真や、ニトちゃんの描く絵や、
生きていたなら見せて貰えばいい。
迷い迷い、LINEをタップする手が震える。]

(316) 2023/07/30(Sun) 21時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――B1/回想 廊下で――

あぁ、正にすごいプレッシャー、感じてます……。
こんなに、生き残る側で
喜べないなんて、初めてで。

[交通事故で家族で唯一、とか。
大災害で、生き残ったりとか。
最早"運"としか言いようのない紙一重で
死に損なってしまった者の気持ちが、
ひしひしと理解できてしまった。

何故自分でなかったのか。

永遠に自問自答しながら、生きていかねばならない、
それが責任であり義務だと、タカナル先輩は言う。>>288

思えば先輩の黒は、どこか弔いの喪服めいていて。
彼も死出の旅を見送る立場だったことがあったのではと、
ジイさんの葬式の空気を思い出していた。]

(317) 2023/07/30(Sun) 21時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

過分に過ぎる評価も、
プレッシャーですよ……。

タカナル先輩の家にある、
どのカップより金銭的価値はないけれど、


唯一無二を作りますんで。

……って、え、オレ口滑らしてましたか!?

[うっかり、本人の前では呼ばないよう
気を付けていた呼称が漏れていたらしい>>274

うっかりだ! やらかした!
やっぱり動転しているなオレ!!!!**]

(318) 2023/07/30(Sun) 21時頃

【独】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

/*
また言ってるやんタカナル>>318
あああああああほかあああああぁあぁあぁ

穴へ。穴へ埋まりに行くよ今から。

(-79) 2023/07/30(Sun) 21時頃

頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2023/07/30(Sun) 21時頃


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

『いや、見かけより脆いダイヤ、>>325
タバタ先輩らしい発想でいいと思います。

勿論、死んでない方がいいに決まってますよ。
遺骨ダイヤも、そっちの伝手はあるので
任されたと思っておきますね。』

[人体には――特に女性には、
魅惑的な曲線が溢れているので、
つい反映したくなってしまうのだ。
頬の、肩の、二の腕の、爪先の、耳朶の、頤と項の。
タバタ先輩を思い浮かべた時、
顔より胸元に意識が向きがちなのを、見透かされた気がして。
オレは前方の闇に空咳を散らしつつ、返信した。
耳の先が紅いのを、誰にも見咎められなくて良かった。*]

(329) 2023/07/30(Sun) 21時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――B1/階段――

[タカナル先輩と別れ、手短にLINEで
挨拶も済ませた。
あの時視野に掠めた黒の一片、
ふわふわと頼りないそれに導かれるように、
オレは階段に辿り着いていた。

――オレの目には、告知天使の予告状。]

黒い翼の、神の御使い、
アリババさん、……だっけ、

いますか?

[ザックからスケッチブックを取り出して、
持ち帰ることができないか、
また目覚めた先の現状について、
分かることがあれば問い質す。*]

(335) 2023/07/30(Sun) 21時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[いきなり骨をどうこう言われて、
面喰らうのはよく分かる。

初めてできた恋人に、最上級の愛を込めて、

『キミの骨でカップをつくりたい』

と口説いたら、
ドン引きされて気色が悪いと侮蔑され、
言い募る内に最初の手形が
赤く赤く頬に咲くことになったのだから。]

誠実、優しい、明るいの反対は、
――不誠実、薄情、根暗……?

[ノっ君のイメージが迷子。>>333
おにぎりとお味噌汁とたまごサンドと肉じゃが。
割烹着のオカンはあんまりなので、
実りの象徴――麦穂や玉蜀黍等の穀類と、
鳥の組み合わせはどうだろう。]

(336) 2023/07/30(Sun) 22時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[時折LINEの画面を確認しながら、
オレは階段を下って行く。

B1より下は存在しないはずなのに、
ぽっかり先の見えない闇が広がっていて。

永遠に下り続ける、騙し絵の階段を、
一歩一歩、踏みしめるように。]

(337) 2023/07/30(Sun) 22時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

――B1/階段――

[骨のように白い手が、
黄泉路から手招きしている。
否、それは本当に骨だったのかも知れない。

血塗られたように、深紅のマニキュア。
精緻なネイルにハートのラインストーン。
ラメが綺羅綺羅とオレを翻弄する、
あれは五人目の彼女の手。

耳元で、「なんで?」と彼女が囁く。
「どんな我儘でも聞いてくれたでしょ?」
「好きなら、これくらいできるでしょ?」]

――ごめん。

[オレは薄く微笑みながら、頬への衝撃を覚悟して
奥歯を噛み締める。]

(349) 2023/07/30(Sun) 22時半頃

頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2023/07/30(Sun) 23時頃


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[砕いてきた死者たちが、
オレの背後にわらわらと列を成す。
まるでこのまま歩き続ければ、
自分たちも現世に黄泉還ることができると
思っているかのようだ。

骸骨たちによる、死者の行進、生者の葬列。

肉体を弔うために葬儀を行うなら、
精神を弔うにはどうすればいいのだろう。

この手で殺してきた、35億分の9人の
女神たちの心は。]

(351) 2023/07/30(Sun) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

七日間くらいあるのかな。

["慈悲"であり猶予のはずのこの世界。
覚める前にとりとめもなく考える。
ジイさんの葬式の時、坊さんが掻い摘んで
話てくれた、死後の話を。

七日経てば、三途の川に着く頃合い。
それから七日毎に七度の裁判を経て、
四十九日後、次の世界へと旅立つのだと。]

――ごめん。

[誰に対して謝っているのか、分からない。
この階段の先が、奈落でも川でもなく、
現世の病院だと、オレは識らされていた。]

(352) 2023/07/30(Sun) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[いつしか階段は、踊り場で折り返すことなく、
螺旋を描いて下方へと続いている。

まるで轆轤のようにくるくると、
永劫回り続けているように錯覚する。

のべられる、幾多の亡者の手を歯牙にもかけず、
ただ一歩ずつ、目醒めに向かって。


遠くで、雷の落ちる音が聞こえた気がして、
一瞬身を竦ませた。

階段の最後の段には、まだ辿り着かない。
オレの心が、澱み迷い続ける限り。*]

(353) 2023/07/30(Sun) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

夢から醒めたら、どれくらいのことを
覚えてられるのかな、って。

[未だ現世への階段を下り始める前のこと。>>358
美術館の地下階に一片残された黒は、みるみる内に膨らみ
翼へと変じていた。

颯爽と現れた黒いスーツの彼の前で、
手にしたスケッチブックを捲る。]

さすがにこれを、持って行くことはできない?

[即断>>362 ああやはりと、落胆も露に。]

……え、視れる?

[オレは豆鉄砲を食らった鳩のように、呆然としていた。
それは想定していなかったな。]

(364) 2023/07/30(Sun) 23時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

……こちらの世界を視て、
現実の世界でスケッチブックに
描くことは可能、なのかな?

[それにはまず、腕を負傷していないという大前提があるけれど。
いずれも彼の語る詳細も、いずれ目覚めれば分かること、であろう。]

もう僅かしかここに居ないオレのために、
わざわざありがとう。
そうか、持って帰れないのなら、
誰かにあげても良かったな。

[ニトちゃんには新品を提供できたから、
使い古したこのスケッチブックにもう用はない。
黒衣の男に、彼の姿に見合うだけの丁寧な一礼をして、去るのを見届けた。*]

(367) 2023/07/30(Sun) 23時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

……しまった、肉じゃが食べ損ねたな。

[深く深く、底の見えぬ闇の奥へと歩みながら。
最後に思い出したのは、そんな詮無いことで。
くぅ、と寂しげに鳴る腹に、自分でも可笑しくなった。]

ノっ君が生きていたら、ご馳走して貰おう。

[八人目の彼女の手が差し出してくるトリュフチョコを
丁重に断って、オレは淡々と単調に階段を下る。

現実の意識が戻るまで、もう振り返らない。*]

(369) 2023/07/31(Mon) 00時頃

【秘】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ → 忘我共同体 ニトカ

うん、なんか起きてもこっちのこと、
視えたりするらしいから。

ニトちゃんの描きたいもの、オレも見れたら見るね。

[最後のLINE**]

(-85) 2023/07/31(Mon) 00時頃

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