10 冷たい校舎村9
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マナ! 今日がお前の命日だ!
2021/06/12(Sat) 00時頃
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マジメで自己チューでやくたたず仲間。 友達がいなさそうな私たち。 ……なんてね。嘘だよ。私、向井君のこと、 自己チューだとも役立たずだとも思ったことなかった。 私の目には、向井君はいつも一生懸命に見えてた。 私のことをよくえらいって言ってくれる向井君には、 私も一生懸命に見えていた? だったら私たち、一生懸命仲間だったのかもね。 向井君が一生懸命生きていく人生はこれからも続くから、 その世界が少しでも 向井君にとって息のしやすいものであることを願ってる。 カッターナイフで怪我をさせちゃってごめんなさい。
(*0) 2021/06/12(Sat) 00時頃
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多分、現実世界での会話を全部足したよりも、 この校舎でたくさん言葉を交わした気がする。 私のことがきっと好きじゃなかったあなたまで、 こんなところに呼んでしまったこと、 申し訳ないと思っていたけど、 でもやっぱり来てもらってよかった。 私の大事な文化祭には、綿見さんは欠かせなかった。 綿見さんのお陰でたくさん増えたクレープのメニュー、 直接感謝が伝えられなかったから、精一杯絵に込めた つもりだったけど、伝わってたかなあ……? 最後に黒沢ちゃんって呼んでもらえて嬉しかった。 ありがとう、綿見ちゃん。
(*1) 2021/06/12(Sat) 00時頃
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[ 結局のところ、 計画的だったのか、 衝動的だったのか、 自分でもよくわからない ]
(0) 2021/06/12(Sat) 00時頃
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[ 多分、最初は、そんなつもりなかった。 いつものように、手首に当てた刃を滑らせて、 ……でも、今夜はそれじゃ足りなかった。 こんな痛みじゃ、全然足りない。 心の痛みを誤魔化せない。 もっと、もっと、もっと、もっと痛くしなくちゃ。 カッターナイフってすごく便利。 折ればすぐ新しい刃が使えて、切れ味が戻るから ]
(1) 2021/06/12(Sat) 00時頃
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[ 切って、切って、切って、気づいちゃった。 このまま続ければ、私死ねるんじゃない? 全部全部、終わりにできるんじゃない? 気づいちゃったら、もうその誘惑に抗えなかった。 それが一番いいって、もうそれしかないって思った。 止まれなかった ]
(2) 2021/06/12(Sat) 00時頃
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[ カッターを握ったまま、メールを打った。 伝えたいこと、伝えておかなきゃいけないこと、 なんだったっけ。早く。早くしなきゃ。 追い立てられるようにメールを作成して、送信して、 送信完了を確認したら、ベッドにスマホを放り出して、 心が痛くなくなるまで、無心に刺した。 手首だけじゃ足りなかった。どこもかしこも刺した。 刺してる瞬間だけ、心の痛みを忘れた気がした ]
……あ、ありがとうって入れるの、忘れちゃったな……。
[ 一番伝えなくちゃいけない言葉のはずだったのに。 これだから私は出来が良くない。 こういう詰めの甘さ、嫌になっちゃう。 だけどこれだけは、やり遂げてみせる。 きちんと自分で引導を渡してみせるから。 だから、だからどうか。 私のこと、見限らないで。 お願いです。■■■■■■■■■■■■■■■■■ ]
(3) 2021/06/12(Sat) 00時頃
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[ 私をみんなの仲間でいさせてください ]
(*2) 2021/06/12(Sat) 00時頃
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[ 廊下中の壁に、写真が貼られている。 見るとそれは、文化祭準備期間から 終了後の打ち上げまでの3-9のみんなの写真だ。 宣伝に使ったもの、グループチャットで流されたもの、 きっとみんなが見たことのある写真ばかり。 剥がしても大丈夫。 いつの間にか元通りになっている* ]
(4) 2021/06/12(Sat) 00時頃
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/* 更新後の準備に追われてて、今綿見ちゃんの読んだ。 現実ではちゃんとひとつになれたのかな…
(-3) 2021/06/12(Sat) 00時頃
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―― 廊下:鳩羽君 ――
[ 友達がすごいのを喜べるところ、>>15 鳩羽君のいいところだと思う。
他の人が機嫌よく過ごせるように気遣う柊君。 誰かが嫌な思いをしないように笑う鳩羽君。 表現の仕方はちょっと違うけど、 やっぱり2人は似てると思う。 柊君はそうは思ってないかもしれないけど。>>2:235 でも、嬉しいらしい鳩羽君の肩を私も持ちたい>>16 ]
(42) 2021/06/12(Sat) 01時半頃
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[ いたらいいなあ、って。>>18 人のためにあんなに一生懸命になれる鳩羽君に、 いないわけないでしょうに ]
鳩羽君には、いるでしょ。 でもね、別に無理に変わろうとしなくていいと思う。 だってそういうところ、長所でもあると思うから。
[ 長所と短所は紙一重だとか表と裏だとか言うじゃない。 他の人に嫌な思いをさせたくないって思うのも、>>19 鳩羽君のいいところだと私も思うもの ]
(43) 2021/06/12(Sat) 01時半頃
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でも、大事な友達にかけられる迷惑は、 きっと迷惑じゃないよ。 辛い思いをしてるのを無理やり隠して笑われる方が、 辛い気持ちを共有するよりも辛いって思う人もいるよ。 ……ってことを、知ってるのと知らないのとでは、 ちょっと違うかなと思って。
[ 覚えとくって鳩羽君は言ってくれた。>>20 だから、それでよかった ]
(44) 2021/06/12(Sat) 01時半頃
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そうそう、今度しんどくなった時は、 「柄じゃあないでしょ!おしまい!」は>>0:1043 ナシにしてね。
[ 泣いたりできたらいいなって、鳩羽君が思えるならさ。 その相手は、別に私じゃなくてもいいから。
そんなことを考えてたら、 乃絵は?って私のこと聞かれた。>>22 私?私は…… ]
(45) 2021/06/12(Sat) 01時半頃
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[ “大したことある”状態になったら、 すぐに報連相すること>>0:817 見えるものが違うなら、いつか教えてね。>>3:260 思い出される言葉があって。 思い浮かぶ顔もあって。 でも、いるよ、ってきっぱりいうのは やっぱり私には難しい ]
……いる、とは、思う……んだけど。 難しいね、鳩羽君に偉そうなこと言ったくせに。 私もね、「大丈夫じゃない」って言うの、苦手だから。
[ 鳩羽君みたいに優しい理由じゃないけど。 私は、助けての伝え方もわからない、>>1:267 愚かな見栄っ張りだ* ]
(46) 2021/06/12(Sat) 01時半頃
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―― 午後8時50分:3-9教室 ――
[ その時、私は教室にいた。 だって、黒板に集まらないかって書いてあったから。 場所は書いてなかったけど、 教室の黒板に書いてあったのに、 違う部屋に集合ってことはないでしょう。
鳩羽君がそわそわしているのを眺めながら、>>24 私は席に座っていた。
チャイムが鳴る。>>#0 我慢できなかったように鳩羽君が飛び出していく>>26 ]
(47) 2021/06/12(Sat) 02時頃
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[ 私は、綿見さん、来ないなって思っていた。 番代さん似のマネキンのことを書きに、 一緒に教室に来たんだから、 綿見さんも集合の提案はもちろん読んでいたはず。 読んだけど、あえて来なかった。 ……ありそう ]
(48) 2021/06/12(Sat) 02時頃
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[ それなら、よかった。その方が、よかった。 芽衣も来てない。黒板を読まなかったから? 私も椅子から立ち上がる ]
(49) 2021/06/12(Sat) 02時頃
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[ 廊下に出ようとして、息を飲んだ。 廊下の壁に、何か……写真が、 私のよく知ってる写真が、ここにも、そこにも ]
(50) 2021/06/12(Sat) 02時頃
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[ なんで、っていう気持ちを振り切って、 私は綿見さんの根城に向かう。>>3:676 教室に来なかった綿見さん。 あえて来なかっただけ。落ち着く根城にいるだけ。 そうだよね?って確かめたくて ]
(51) 2021/06/12(Sat) 02時頃
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―― 調理室 ――
[ 私の予想、半分だけ当たってた ]
どうして、そんな隅っこにいるの? ここ、綿見さんの縄張りでしょう。
[ 違う。これは、綿見さんによく似てるだけで、 綿見さんじゃない。 人間ですらないお人形だ。 それなのに、私は話しかける ] ……自殺の線は薄いって、綿見さん、言ったじゃない。
[ どうして自殺を図ったみたいな格好になってるの。 いや、これは似ているだけであって、 断じて綿見さんじゃないけど ]
(52) 2021/06/12(Sat) 02時頃
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綿見ちゃんって、呼べなかったじゃない……。**
(53) 2021/06/12(Sat) 02時頃
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―― 調理室 ――
[ ぽんと肩を叩かれて、我に返る。 柊君が来てたの、全然気づいてなかった。>>66 私は柊君の顔を見上げて、 平気って言おうとして ] 平気……では、ない、かな。
[ 平気なわけないよ。そんなの、当たり前じゃない。 いつも冷静で落ち着いているのが優等生? 平気だよって笑うのが正しい姿? だとしたら私、 そんな血も涙もない生き物になれなくていい ]
(76) 2021/06/12(Sat) 10時半頃
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今朝、元気だったのに。 番代さんみたいなマネキンに、一緒にお布団かけたのに。 どうして、こんな、
[ まるで自殺したみたいなマネキンと代わってるの。 そんなことは口に出して言えない。 だから、代わりの言葉を探した ]
……帰った、んだよね。 だって、私たちだって、 いつまでもここにいるわけじゃないでしょう? 先に帰っただけ。そうだよね。
[ 私はその答えを持ってない。 誰もそうだとも違うとも証明できない。 そんなことわかってる。わかってる、けど、 そうじゃないかもしれない可能性なんて、 考えたくもなかった* ]
(77) 2021/06/12(Sat) 10時半頃
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―― 調理室 ――
[ 柊君は、正直だった。安直な慰めの言葉なんか言わない。 かもしれないっていう正直すぎる返事に>>95 私、思わずちょっと笑っちゃった ]
そこは「きっとそうだと思う」くらいに しておいてくれてもいいのに。 ……ありがとう。もう、大丈夫。 [ 無理して笑わなくてもいい。 けど、ちょっとでも笑ったら、 後から元気が追い付いてくることって、あるよね。 平気とは、まだちょっと言えないけど ]
(105) 2021/06/12(Sat) 12時頃
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[ 九重さんにはカーテンをかけた。 あれはただのマネキンで、 九重さんはどこかにいると思ったから。 だけど、今はそうじゃないってもう知ってる。 これはただの綿見さんに似たマネキンだけど、 でも、この校舎のどこにも、もう綿見さんはいない ]
カーテンじゃなくて、お布団、かけてあげてもいいかな。 男子には毛布で我慢してもらってて、申し訳ないけど。
[ 柊君が包丁を片づけている間、>>96 お言葉に甘えて座らせてもらったけど、 カーテンを外そうとする柊君にそう言った。 大丈夫、立ち上がってもふらついたりしない。 一人でも取りに行けるけど、 柊君は保健室までついて来てくれたかも ]
(106) 2021/06/12(Sat) 12時頃
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綿見さん、自殺して、 うっかり死にぞこなったら悲惨だって言ってたの。 ……だからって、試してみなくてもいいのにね。
[ 掛け布団をかけたら 綿見さんによく似たマネキンは見えなくなった。 殺されたくなかったから、 自分で死んじゃったのかな。 そんなことを、ぼんやり思う ]
柊君、付き合ってくれてありがとう。
[ 調理室を出る時、 やっぱり柊君は面倒見がいいなって思いながら 私、そうお礼を言った** ]
(107) 2021/06/12(Sat) 12時頃
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―― 調理室 ――
[ 慰めて欲しい感じなら>>167 その言い回しも割とオブラート破れてませんか。 私、やっぱり笑っちゃう。 笑って首を横に振っちゃう ]
いらないいらない。 そういう気遣いは無用。
[ 心にもない慰めの言葉なんて 言われたくもなければ言わせたくもなかった。 背中をさすってくれる手に、 柊君の気遣いは十分感じてたから、それで十分です ]
(236) 2021/06/12(Sat) 23時頃
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[ カーテンをっていう柊君の気遣いが、 薄っぺらいとは思わない。 気遣いの対象が違うだけだと思う。 柊君は、マネキンを見るかもしれないみんなへの気遣い、 私は、マネキンと代わってしまった綿見さんへの気持ち、 だったら対応は変わって当然だと思う。 というか、気遣いの度合い?なんて、 比較するようなものでもないんじゃないかな。 カーテンでもいいって思ったのに、 お布団をかけたいっていう私の意思を尊重してくれる、 それも気遣いじゃないのかな。 ……なんてことはわざわざ言わないけど ]
(237) 2021/06/12(Sat) 23時頃
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[ やっぱり柊君は、保健室にも付き合ってくれた。>>168 ぽつりぽつりと綿見さんの話をする私に、 柊君は相槌を打ってくれる。 ぼんやり綿見さんのことを思い出していた私は、 柊君が手首を後ろに隠したこと、 この時は気づけなかった。
保健室で、綿見さんが使ってた掛け布団を回収する。 昨日の夜はここで4人でお菓子パーティーしたのに。 半分になっちゃった。
調理室に戻る道の途中、 柊君は、もう一体マネキンを見たことを教えてくれた。 多分それが、向井君に似ているであろうことも ]
(238) 2021/06/12(Sat) 23時頃
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……じゃあ、もう、ここにいるのって、5人?
[ 本当に半分になっちゃったんだ。 明日の朝、きっとまたチャイムが鳴る。 そうしたら、また誰かがいなくなる? チャイムが鳴るたびに人が消えて…… 最後、どうなるんだろう ]
(239) 2021/06/12(Sat) 23時頃
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……うん。 綿見さんって、なんていうか、 達観してるみたいなところがあって、 底が見えないというか。
[ 柊君は、綿見さんが絶望したわけじゃないだろうって 言った。>>169 私は、綿見さんのことをよく知らない。 わかったような口はきけない、けど ]
絶望してっていうよりは、 冷静に試してみたっていう方が、しっくり来るんだけど。 ……でも、現実じゃないとは言っても、 試してみよう、って気持ちで自殺なんてできる?
[ 私、2階の窓から地面を覗き込んだことを思い出してた。 絶対無理だって思ったけどな。 でも、綿見さんは違ったのかな ]
(240) 2021/06/12(Sat) 23時頃
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[ 柊君が足を止めたから、私も足を止めた。>>170 廊下中に貼られた、よく知っている写真を眺める ]
……文化祭の思い出を大事にしてるのは、 嫌ってくらい伝わるね。
[ みんな、一生懸命だったり、楽しそうだったり、 笑ってたり、変顔してたりしてた。 その写真を撮ったのは私と柊君で、 その顔はつまり、 カメラ越しに私たちに向けられた顔だった。 私たちが切り取った一瞬だった ]
(241) 2021/06/12(Sat) 23時頃
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帰れるとしても、きっと、痛かったよね。 痛かったり、苦しかったり、したよね。
[ 首を切り裂かれていたり、おなかをつぶされていたり、 包丁で刺されていたり。 楽な死に方なんてきっと一つもなかった。 そんな苦しい思いをしないとどうして帰れないんだろう ]
(242) 2021/06/12(Sat) 23時頃
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柊君は、早く帰りたい?
[ 柊君は、脱出って言い方をした。>>171 私たちはこの校舎に閉じ込められていて、 だからその表現は全く正しいんだけど、 言われるまで、あんまり私、 そういう発想がなかったなって気が付いた。 いつ帰れるんだろう、 いつ終わるんだろうとは思ってたけど ]
(243) 2021/06/12(Sat) 23時頃
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明日の朝、きっとまた、チャイムが鳴るし、 そうしたら……また2人いなくなるなら、 ここに残るのは3人になっちゃうんだよね。 柊君は、どっちがいい?
[ 現実に本当に帰れてるかわからないいなくなる方か。 3人だけになってしまってこの校舎に残る方か。 そして、全然ぴんと来ないけど、 その3人の中にこの世界の主がいるってことになる。 柊君、もし選べるならどっちを選ぶのかな。 ふとそんなことが気になった* ]
(244) 2021/06/12(Sat) 23時頃
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/* どー動こうかなーって考えてるんだけどどど。 最終日、音楽室スタートにしようと思ってたんですけど!既に芽衣がピアノ弾いてるんですけど!最終日にもリクエストして許されますか! リクエストしても弾いてくれない気がするから、許される……?許されてほしい。
(-52) 2021/06/12(Sat) 23時半頃
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[ 綿見さんっぽいマネキンにお布団をかけて、 柊君と別れた後、私は教室に向かった。 正直、もう意味があるのかないのかよくわからない。 それでも、黒板に綿見さんのことを書きに行く。
廊下の写真を眺めながら、ゆっくり歩いた。 相変わらず、カッターナイフのことは気にしない。 私は上履きの底を信用しているし、 それに、私、カッターナイフのこと、 危ないとは思っていても怖くはないもの ]
(277) 2021/06/13(Sun) 00時頃
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[ 写真から伝わるのは、 この校舎の主の、文化祭への思い入れ。 写真から目を離せば、次に目に映るのは3-9の屋台 ]
(278) 2021/06/13(Sun) 00時頃
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[ 明日の朝、チャイムが鳴れば、きっと3人になる。 それじゃ、その次は? この世界はおしまい? それとも、世界の主たったひとりになって、 永遠に続くの? ]
(279) 2021/06/13(Sun) 00時頃
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[ なんとなく、続きそうな気がした。 だって、この校舎の時は止まってる。 同じ日付を繰り返してる。 時の止まった校舎で、永遠に、ここに ]
(280) 2021/06/13(Sun) 00時頃
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[ その続きを考えそうになって、やめた。 私、自分がこの世界の主だなんて思ってない。 それなのに、それって案外悪くないんじゃ、なんて。 そんなことを考えそうになったから ]
(281) 2021/06/13(Sun) 00時頃
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[ 教室に入ったら、鳩羽君と炭蔵君がいたかな。 でも、お話し中の邪魔はしない。 私はまっすぐ黒板に向かって、
「綿見さんは帰りました。 代理のマネキンは調理室にあります」
書きたいことだけ書いて、教室を出る。 食堂に綿見さんの焼いてくれたパンケーキがあるらしい。 私、それを食べに行く* ]
(282) 2021/06/13(Sun) 00時頃
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/* 柊君と鳩羽君へのお別れメッセージと、最終日冒頭ろるはできた、と思う(ぜえはあ しかし山場だというのに週末に仕事だの打ち合わせだの入っちゃって、来るのが遅れるのは予想外だったし申し訳ない。 へっぽこホストだけどがんばる……がんばるからあああ
(-57) 2021/06/13(Sun) 00時頃
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―― 調理室へ:柊君 ――
死に損なったら悲惨って言ってたから、 試し始めたら、もう止まる気はなかった気がする。 ワンチャンかけて、かあ。 綿見さんならないとは言い切れない……気もする。
[ 歯止めがきかなかったっていうのは なんだか違う気がした。>>284 綿見さんはやり始めたら やり遂げようとする人の気がした。 わかったようなことを言ったけど、 全部推測だし、真相は闇の中。 ……ううん、帰れば、聞けるかもしれない、よね。 忘れてた。そういう未来の可能性、忘れてた ]
(295) 2021/06/13(Sun) 01時半頃
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うん、見たことのある写真ばっかりだもの。 こうやって見ると、いっぱい撮ったよね。
[ 文化祭での出し物が屋台に決まって、 広報係が始動してから、文化祭打ち上げまでの写真。 夏休み中の準備の写真。当日の写真。 カメラ目線の写真、 クレープに目を落としてデコレーションしてる様子、 目玉(物理)商品の写真もあるし、 準備が一段落して休憩中の写真もあったりする。 カメラを向けられてるのに気づいてない、 お仕事中の写真もあったよ。 我ながらいい仕事をしたって 私、胸を張って言えると思う ]
(296) 2021/06/13(Sun) 01時半頃
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[ これは過去のことなのに、 今、私たちは文化祭の校舎を歩いてる。 なんだかとっても不思議な感じ。 柊君が、もの悲しいって思ってること、>>285 私は気づかない。気づけない だって私には、そんな発想がまるでないから ]
(297) 2021/06/13(Sun) 01時半頃
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[ 私は、やさしくなんかないと思う。 マネキンと代わることが帰る方法なのだとしたら、 そのために死ななくちゃならないのだとしたら、 そんな帰還方法ってどうなのって システムに理不尽を感じてるだけ ]
(298) 2021/06/13(Sun) 01時半頃
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[ だってみんな、痛い思いなんてしたくないでしょ? 私と違って。 私?私だって、死ぬほどの目に遭うつもりはないけど。 だから手首以外の場所は切れずにいるんだし ]
(299) 2021/06/13(Sun) 01時半頃
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……そうなんだ。
[ ちょっと意外だった。>>286 だって次のチャイムの後は 3人になっちゃうかもしれないのに。 そんな世界に、ずっといてもいいかななんて。
見限られたくない。 そんな、私の持ってる気持ちと同じものを、 柊君も持ってるらしい。 だから? 柊君も疲れちゃった? ……って、思ったけど ]
(300) 2021/06/13(Sun) 01時半頃
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そっか。苦しくても、帰る、か。
[ 柊君は、帰りたい、帰るって言いきった。>>288 帰るためには、 この校舎で死ななくちゃいけないとしても。 痛かったり、苦しかったりするかもしれなくても、 それでも ]
きっと、大丈夫だよ。
[ ヤなことも多い現実。 見限られないように、捨てられないように、 必死で生きなきゃいけない現実 ]
(301) 2021/06/13(Sun) 01時半頃
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痛い思いして死んででも、帰りたいって思うんでしょ。 文字通り死ぬ思いをしてわざわざ帰るんだもん、 そんな柊君が、現実でやっていけないわけがない。
[ 現実に、そこまでの価値を見出したってことでしょ。 それなら、きっと大丈夫。 我ながら、何目線?って感じだけど ]
(302) 2021/06/13(Sun) 01時半頃
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……わたし?
[ そう問い返されて、>>289 私、初めて気づいた。 帰るってことについて、 今すごく他人事みたいに考えてたことに。 だって、全然ぴんと来ない。 この校舎で死んでしまう自分が思い描けない ]
(303) 2021/06/13(Sun) 01時半頃
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帰るためには、この世界で死ななきゃいけないとしたら、 やっぱり、ちょっと怖いな。
[ それは嘘じゃない。私、死ぬのが怖い。 殺されるのも、自殺も、どっちも怖い。 だけどそれって、 厳密には帰りたいかどうかの答えにはなってないよね。 柊君に気づかれちゃうかな。 気づかれそう。だって柊君は聡い。 だから、私は先手を打った ] ……ところで、 さっきからちょっと気になってたんだけど、 柊君、手、どうしたの?*
(304) 2021/06/13(Sun) 01時半頃
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[ 食堂のパンケーキには、 綿見さんの字で食べてねってメモが添えてあった。 私、それを食べながら、 クレープと違ってお礼が言えないなって思った。 帰ってから伝えればいい。 そんな発想は、やっぱり私から出てこない ]
(305) 2021/06/13(Sun) 02時頃
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[ 認知のゆがみ。 窓から降りこんでた雪は、すぐに掃除したのに、 私は一度だって、廊下に散らばるカッターナイフを 掃除しようとは思わなかった。 こっそり使ったカッターナイフを、 紛れ込ませるように捨てることさえ、した。 物を踏んで歩くなんて行儀が悪い。 それなのに、上履きの底を信じ続けた ]
(306) 2021/06/13(Sun) 02時頃
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―― 夜:保健室 ――
[ 昨日は4人いた保健室に、今日は芽衣と2人。 芽衣は黒板を見た?>>290 まだ見てなかったら、私が伝えた。 いくら待っても、綿見さんは来ないってこと。 保健室には、まだ番代さんや、 綿見さんが確かにいた痕跡が残ってるのに、>>291 もう2人はこの校舎のどこにもいない。 私も芽衣も、そんなに賑やかなタイプじゃない。 昨日は賑やかなパーティーをしたのが嘘みたいに、 今日は静かだった ]
どうしたの?
[ 私も芽衣も、明日の話をしない。明日の朝の話をしない。 名前を呼ばれて顔を向けたら、 思わぬことを言われて、私は目を丸くした ]
(307) 2021/06/13(Sun) 02時頃
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え、芽衣、ごはん食べてないの?
[ それとも、食べたけど小腹が空いた? わからないけど、おなかが空いたっていう芽衣に、 我慢しよ?なんて私は言わない。 今日は夜抜け出すつもりはないよ。 そんな下心なしに、私、いいよって頷こうとして ]
(308) 2021/06/13(Sun) 02時頃
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……ワルイコトじゃ、ないでしょ。
[ 夜のもう遅い時間に、 母が夜食を持ってきてくれることがあった。 受験勉強の合間にそれを食べるの、 私、少し楽しみだった。 夜食を食べるのは私だけだったから。 母が私のためだけに作ってくれたものだったから ]
(309) 2021/06/13(Sun) 02時頃
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でも、芽衣となら、ワルイコトでもいいよ。
[ 調理室は綿見さんの縄張りだから、 食堂に行く?って私は立ち上がる。
明日の朝、チャイムが鳴ったら、2人減るかもしれない。 そんなことは何度も考えた。 でも、私、自分がいなくなるかもしれないとも、 芽衣がいなくなるかもしれないとも、思えないの。 どうしてかな、って考えそうになって、やめた** ]
(310) 2021/06/13(Sun) 02時頃
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―― 柊君とお話 ――
[ 柊君は強いな。 私、話しながらそんなことを考えてた。 死ぬ思いをしてでも帰りたいって柊君は言う。>>334 私、死のうなんて思わない。だって怖いもの。 死ぬにも覚悟とか、勇気が必要だけど、 私にはそれがないもの。 私が死ぬつもりがない理由って、それだけ。 別に生きていたいわけじゃない。
だからね、死ぬ思いをするなら死にたい。 死ぬ思いをしてまで生きたくなんかない。 足掻いてみようと思える柊君は、>>337 とても強いよ。だから大丈夫 ]
(343) 2021/06/13(Sun) 12時半頃
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[ 大丈夫って言った私の言葉を、柊君は否定しなかった。 肯定もしなかったけど、柊君は前向きだった。 10組の教室で話した時より、ずっと。
ここにいたら大人になれない。 私、早く大人になりたかった。 父に依存しなくても生きていけるようになりたかった。 別の場所を見つけて生きていけるようになりたかった。 そうだったな、って私は思う。 過去形で、思う。 他人事みたいに、思う ]
(344) 2021/06/13(Sun) 12時半頃
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[ 他人事みたいな顔をしてたからかな。 私のことを聞かれたのは。 帰りたくないってこと?>>339 案の定聡い柊君には気づかれて、 私、そんなことないよって首を横に振る。
死ぬ思いをするなら死にたいって思ったのは本当。 でも、帰りたくないっていうのは、少し違う。 私、帰りたくないって思ってるわけじゃないの。 ただ、どうしてかな、帰る自分がぴんと来ない。 帰れる気がしない、っていうのが一番しっくりくる。 だけど、そんなこと言えない。 だから違う話をする ]
(345) 2021/06/13(Sun) 12時半頃
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えっ!?
[ ハンカチが巻かれてる柊君の手。 怪我をしたのかなとは思ったけど、 思った以上のことになってて、動揺してしまった ]
(346) 2021/06/13(Sun) 12時半頃
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大丈夫なの?
[ 柊君は、別に痛そうな顔はしてない。 でも柊君、取り繕うのが上手だもの。 私は眉を下げて柊君の手に目を向ける。
どうしてだろう。 カッターで手を切ったって聞いて、 浮かぶのはよくわからない罪悪感。 悪いことしちゃったな、みたいな? いや、私のせいじゃないのに* ]
(347) 2021/06/13(Sun) 12時半頃
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/* まだ自覚しちゃいけないこととか喋っちゃいけないことが多すぎて!うっかり喋りそうで!結果ト書きばっかりに! 柊君、お返事しにくいよね!(だって乃絵の中で完結してることばっかりだもの!)ごめんなさい!
(-64) 2021/06/13(Sun) 12時半頃
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―― 教室 ――
[ 黒板に、私は書きたいことを書いた。 綿見さんが本当に帰ったのかなんて私は証明できないし、 その説明が信じられない人だって いるかもしれない。>>321 だけど、そういうことは無視して、 私は書きたいことを書いた。
だって、綿見さんはもう、この校舎のどこにもいない。 その理由は、帰ったからでしょう。 そのはずだし、そうでなくてはいけない。 マネキンは、いなくなった人と代わったのであって、 いなくなった人が変わったわけじゃない。 そうでしょう?そうでなくちゃいけない。
マネキンに姿を変えられて、 この校舎にずっと閉じ込められるなんて、 そんなことあるはずない。 そんなこと、私は望まないし許さない ]
(351) 2021/06/13(Sun) 14時頃
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[ ……いや、私が望むとか許すとか、 この校舎の事情とは全然関係ないんだけど ]
(352) 2021/06/13(Sun) 14時頃
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[ 書きたいように書いた後、 教室を出ようとしたら、炭蔵君から声をかけられた。 気をつけろ。>>341 私は振り返って、炭蔵君に頷く ]
炭蔵君と鳩羽君も、気を付けてね。
[ ほら、廊下はカッターナイフがいっぱいで危ないし。 怪我をした人だっているから。 十分、気を付けてほしい。 私、誰にも傷ついてほしくないから* ]
(353) 2021/06/13(Sun) 14時頃
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―― 柊君とお話 ――
[ この世界は思ったよりも悪くないかもしれない。 その可能性を確かめてみたくなった。>>354 それってつまり、柊君が、 多少なりとも希望ってものを見つけたってことだと思う。 それを確かめに現実に帰る。 そう言い切れる柊君は、やっぱり私にとって眩しいよ ]
(370) 2021/06/13(Sun) 15時頃
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[ 柊君は、不思議そうな顔をする。>>355 帰りたくない、わけじゃない。 でも、帰りたいかと言われると、言葉に詰まる。 こんな状態がずっと続くなんてありえないのに。 またきっとチャイムは鳴って、人が減るんだろうって、 それくらい、私にだって予想できるのに。 首を竦めてこちらをうかがう柊君。 私はちょっとだけ苦笑しちゃった ]
(371) 2021/06/13(Sun) 15時頃
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反省してる人にわざわざお説教したりなんかしないから。 ……だから、反省してね?
[ ハンカチが巻かれた手を、柊君はひらひら振る。>>356 本当かなあ。適当なことしてない? 私の顔が疑わしそうに見えたのか、 柊君は手を差し出してきた。 きちんとハンカチが巻かれているのか検分する。 ハンカチは、思ったよりきちんと巻いてあった。 自分でやるのは難しそうだし、 誰かにやってもらったのかな?
きちんと巻かれたハンカチを わざわざ解くことはしなかった。 きっとその下も きちんと応急処置をしてあるんだろうと思ったから ]
(372) 2021/06/13(Sun) 15時頃
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本当に、気を付けてね。 歯止めがきかなくて、とか冗談じゃないから。
[ 歯止めがきかなくてつい、っていうの、 綿見さんには当てはまらないと思ったけど、 柊君に当てはまるのも困る。 試しにやってみようとか、本当にやめてよね。
ちなみに私はいつも袖口をきちんと止めてある。 袖口から覗いちゃうようなへまはしなかったはず。 柊君の手を解放して、 私はあくまでも一般論のように言う ]
(373) 2021/06/13(Sun) 15時頃
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……リスカは、死にたくてやるものじゃ、ないでしょ。 あれで死ねると思ったら、ドラマの見過ぎ。
[ 二の腕とか、レグカとか、 もうちょっと目立たないところっていうのも考えたけど、 私は結局手首しか切れなかった。 皮膚の柔らかいところって、 そのままずぶずぶ刃が入っちゃいそうで怖かったから。 本当に私、 死ぬつもりで切ったことなんて一度もなかった。
なかった、って過去形で考えてることに、 やっぱり私は気づかない* ]
(374) 2021/06/13(Sun) 15時頃
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―― 夜の保健室 ――
[ 静かな保健室に、 芽衣が落ち着かないものを感じていたこと、>>389 私は気づいてなかった。 静かになっちゃったなって、 少し寂しいなって、考えただけだった。 だって私、芽衣のことも自分のことも、 この校舎の主だとも、明日の朝この校舎から いなくなるかもしれないとも、全然思ってなかったから。 ずっとこんな状態が続くなんて、 そんなことはあり得ないのに。 芽衣が話しかけてきたのは、 そろそろ寝よっか?っていうそんな時 ]
(407) 2021/06/13(Sun) 17時半頃
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[ ごはん食べてないの?って問いに、芽衣は頷く>>392 ]
そうなんだ。もっと早く言ってくれたらよかったのに。
[ こういう時、スマホが使えないって本当に不便だよね。 スマホが使えたら、パンケーキ食べた時、 芽衣も食べない?って誘えたのに。 この校舎は、たった5人で過ごすにはあまりにも広い。
食べなかったその理由を芽衣は言わなかった。 でも、食欲を失くしてしまうような状況だっていうのも わかる気がしたし、今、ちょっとでも食欲が戻ったなら、 それっていいことだと思った。 私は、芽衣がずっと何を考えていたのか知らない ]
(408) 2021/06/13(Sun) 17時半頃
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[ ワルイコトじゃないでしょって言ったら、 夜に学校の中を出歩くのはワルイコトだって>>396 ]
そんなこと言ったら、 許可も取らずに保健室で寝泊まりしてるのも、 ワルイコトになっちゃう。
[ 保健室に寝泊まりして、 食堂の冷蔵庫を勝手に使って、 保健室の掛布団は教材倉庫や調理室に持ち出されて、 休憩所には体育のマットが引いてあって、 毛布もそこにある。 すごい。ワルイコト目白押し。 だけどここにはそれをとがめる人なんていない ]
(409) 2021/06/13(Sun) 17時半頃
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[ だからね、ここなら怖くないよ。 ドーナツの穴を覗くのはちょっと勇気がいったけど、 今なら私、どんなワルイコトだってできちゃう。 だってここには友達がいて、 そして私をとがめる人はどこにもいない ]
(410) 2021/06/13(Sun) 17時半頃
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[ 友達って何だろう。 互いに心を許しあってる人、なんて定義を読むと、 心を許しあってるってどういう風に?って思うし、 親しく話したり遊んだりする人って言われると、 親しくってどれくらい?話したり遊んだり、 そんなに仲が良くなくてもする人もいるよね?って思う。 大事なものがあるのは素敵なことだと思う。 自分のことを一番に優先してくれるのが 友達の条件とも思わない。
どういうことを考えて、何を大事にしてて、 何が好きで、何が得意で、何が嫌いで、何が苦手で。 そういうものが積み重なって、 一人の人ができていくんだと思う。
そうやって出来上がった、 その人を形作る要素のどこかに惹かれて、 仲良くなりたいって思うんじゃないかな? ]
(411) 2021/06/13(Sun) 17時半頃
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[ 形のないもののことをあるって言うのは難しい。 でも、私が芽衣のことを友達だって思ってて、 芽衣が私のことを友達だと思ってくれるなら、 きっと私たちは友達だよ ]
(412) 2021/06/13(Sun) 17時半頃
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[ でも、私はバレーをやめた。絵を捨てた。 好きな食べ物すら偽って、 姉の粗悪な代用品。
積み重なって、形作るはずの人間としての構成要素。 そんなもの、私にはあるの? ]
(413) 2021/06/13(Sun) 17時半頃
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[ 芽衣と2人、食堂へ向かう。>>398 少し前を歩いていた私には、 声にならない芽衣の問いかけは届かなかった ]
(414) 2021/06/13(Sun) 17時半頃
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―― 食堂 ――
あ、クレープの最後の一個、食べたの私なの。 もしかして、芽衣は食べられなかった?
[ 冷蔵庫を開けて売り切れって言う芽衣に、>>399 私はそうだったら申し訳ないなって気持ちになる。 勇気がほしくて、あと純粋に食べてみたくて 食べちゃったクレープ。美味しかったな ]
……芽衣、気づいてたよね。 その、私と綿見さんが、ちょっとギクシャクしてたこと。
[ 販売係だった芽衣は、調理の綿見さんと関わることも 多かっただろうし、屋台での距離も近かった。 気づいてないはずがない ]
(415) 2021/06/13(Sun) 17時半頃
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やっとね、ちょっとだけ話せたの。 綿見さんに天然だって言われたんだけど、 私、別に天然じゃないよね?
[ そんなことを話しながら、芽衣の持ってた 綿見さんのレシピを覗き込む>>400 ]
(416) 2021/06/13(Sun) 17時半頃
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……調理実習の時、くらいかな?
[ 台所は母の城だった。 料理の経験はほとんどない。 そして、料理といえば……あ。
芽衣が袖を捲って手を洗ってる。そうだよね。当然だ。 過去の、数少ない調理実習の時は、不自然だと思いつつ、 リストバンドで誤魔化した。 でも今は、当然そんなものはない。 私はちょっと困った顔をして、 袖はそのまま、とりあえず手を洗った* ]
(417) 2021/06/13(Sun) 17時半頃
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―― 柊君とお話 ――
[ 柊君に釘を刺すようなことを言っておいて、>>418 私の袖に隠された手首には、 きっと柊君の手首の傷なんかとは比べ物にならない数の 傷跡が刻まれている。 どの口が言うんだろうなって自分でも思うけど、 柊君はリスカに意味を見出してないんだから、 興味本位で試さないでほしい ]
(421) 2021/06/13(Sun) 18時半頃
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[ そんなことを考えたせいかな。 私、ちょっとしゃべりすぎたかもしれない。 なんのために?って聞かれて>>420 私、“あくまでも一般論として”の返事を考える ]
(422) 2021/06/13(Sun) 18時半頃
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……なんだったかな。 精神の安定のため?とか、何かで見た気がする。 あと、中毒性があって、 習慣になったらやめるのが難しい、だったかな?
[ 煙草みたいなものなのかな? あれは中毒になる成分が入ってるから なんとなくわかるけど、 リスカの中毒性って何だろうね?脳内物質なのかな? 知らないけど。 背中に手を回したりはしなかった。 そんなあからさまなことはしない。 迂闊なことをするのは一回で十分だ>>0:491** ]
(423) 2021/06/13(Sun) 18時半頃
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―― 夜の食堂 ――
[ 試食させてもらってた。>>424 芽衣の話にそういうのあったねって思い出す。 いいな、参加したいなって遠巻きにしつつ、 そんな場面も撮影して「メニュー試作中です!」なんて 宣伝を流したりもしたっけ。
あの頃は、気づかないふりをするのが 一番いいと思ってたけど、 私がもっと早く綿見さんにぶつかっていたら、 あの輪の中に、私が入れた可能性もあったのかな。 でも、それは過去の話 ]
(465) 2021/06/13(Sun) 22時半頃
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うん。ありがとう。
[ 良かったねって芽衣に言われて>>425 素直に私は頷いた。 そうだよね。私、天然じゃないよね。>>426 そう思ったのに、かわいい? 私、可愛げのない人間だと思うんだけど ]
芽衣の方が可愛いよ。
[ 芽衣は小柄で、女子にしては背が高い私と違って 可愛らしい。 さっき鳩羽君のコート着てるのをみたけど、 ぶかぶかコートを着てる姿はそれだけで可愛かった ]
(466) 2021/06/13(Sun) 22時半頃
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[ 初めてのことに対する反応は可愛い? クレープを作るのは初めてだけど、どうなるやら。
芽衣は、袖を捲らない私に何も言わない。>>427 私も芽衣が何も言わないのをいいことに、何も言わない。 その時だけ、私は沈黙にちょっとだけ居心地の悪さを 感じたかもしれない。 後ろめたさと安堵で。
でも、何しろお料理経験が薄い2人のクレープ作り。 作業が始まれば、どたばたで、 居心地の悪さなんてどこかに飛んでいったと思う。 小麦粉をふるおうとして ちょっと周りが白っぽくなったり、 うっかり牛乳をちょっと入れすぎたり、 生地が焼けたと思ったら、 ひっくり返そうとして破れちゃうなんてお約束。 クレープの出来栄えは……59(0..100)x1点くらい? ]
(467) 2021/06/13(Sun) 22時半頃
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[ おなかに入れば一緒だよね! ]
(468) 2021/06/13(Sun) 22時半頃
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[ 好きな果物を聞かれたから、苺って答えた。>>430 私ね、洋菓子も好きだけど、和菓子も好きなの。 我が家のおやつは母の手作りばかりだったから、 洋菓子のことが多かったけど、 たまーに和菓子のこともあった。 私、母の作ってくれたお菓子の中で、 苺大福が一番好きだったんだ きっと母はそんなことも知らないんだろうけど。 でもね、生クリームと苺の組み合わせも好き ]
生クリームたっぷりの限界? ……生地の耐久性によるかな?
[ 私はそう言って、 芽衣の限界への挑戦を見守った* ]
(469) 2021/06/13(Sun) 22時半頃
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―― 柊君とお話 ――
[ 一般論としてのリスカの話。 私、できるだけ私情は交えず、あくまでも一般論として 淡々と話したと思う ]
煙草とかアルコールの中毒と似たような感じだとしたら、 そんな感じなのかもね。 想像しかできないけど。 柊君はまたやりたいって思わなかったみたいだから なによりだよ。
[ 想像しかできないっていうのは、嘘ついてないよ。 だって私、煙草もアルコールも知らないから、 似たような感じかなんてわからないもの ]
(470) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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……そうだね。アルコールに溺れたり、 煙草がやめられないのだって、 そういうお医者さんがいるくらいだもの。 同じような感じだとしたら、 自分だけの力でやめるのは難しいのかもね。
この世界の主……もう限界でした、だったっけ。 追い詰められていた感じは、するね。
[ 眼鏡一枚分でも隔たってるの、 なんだか今の私には心強かった ]
(471) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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[ 本当はね、わかってる。 ひた隠しにしなきゃいけないようなものを 体に持ってる状態は、まともじゃないって。 左手首を握る癖は、何度も指摘されたことがある。 きっと薄々気づいてる人だっていると思う。 嘘につき合わせて、騙されたふりをしてもらいながら、 それでもやめられない私は正常とは言えない。
わかってる。でもどうしようもない。 私は、リスカをしないと、 まともな人間のふりすらできない ]
(472) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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[ 柊君は、それ以上は聞かなかった。 私はそのことにほっとして、 綿見さん代わりのマネキンにお布団をかけた後、 調理室前で柊君にお礼を言って、別れた* ]
(473) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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/* うわーん!鳩羽君、やはり圧倒的光属性……!
(-101) 2021/06/13(Sun) 23時頃
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―― 夜の食堂 ――
[ きっと芽衣は気づいてる。 さすがに気づかれてないんじゃないかなんて、 そんな生クリームより甘い可能性がないことくらい、 私にだってわかってた。>>501
複数人から指摘された私の癖に、 芽衣が気づいてないわけがない。 袖を濡らしながら、それでも頑なに捲らない私に、 何も言わないことこそが、気づいてるってことだろう。 私の嘘に一番付き合わされたのは、 きっと芽衣なんじゃないかな。 それでも私、素知らぬ顔をするの ]
(522) 2021/06/14(Mon) 00時頃
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[ 牛乳を入れすぎたせいで粉を足したら、>>502 当然焼き上がる生地はその分増えるよね。 夜食にしては多すぎる量を食べて、 芽衣の空腹が満たされても、 食べきることはできなくて、明日に回される>>504 ]
うん。 責任を持って食べようね。
[ 食べ物を粗末にしてはいけません ]
(523) 2021/06/14(Mon) 00時頃
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[ 母の話をぽつぽつとした。>>502 苺大福を昔作ってくれたことや、 夜食を作ってくれることなんかを話した。
私の好きな食べ物も知らない母。 完璧な主婦であろうとする母。 しつけに厳しい母。 でも、本当は私、薄々気づいてた。 母もまた、父に支配されてるってこと。 父に求められて、完璧な妻、完璧な母、 完璧な主婦であろうとせざるを得ないこと ]
……うん。立派なお母さんなの。
[ いいお母さんだね。 芽衣の言葉を、私は否定しなかった。 小さく小さく頷いた ]
(524) 2021/06/14(Mon) 00時頃
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[ お料理初心者によるクレープ大会は、 深夜にまで及んだ。>>503 片づけるまでがお料理です。 白い粉で薄化粧された台は、きちんと綺麗にします ]
大丈夫。
[ 何気ない調子で、芽衣が寒くない?って聞く。 それが本当は、冷たくない?って意味だって、 もちろん私は気づいてる。 何気ない調子で芽衣が聞くから、 私も何気ない調子でさらっと答えた。 これくらい、なんでもない。ほんとだよ。 むしろ腕まくりをして芽衣に手首を見られたら。 そんな想像をした時の方が背筋が凍るの ]
(525) 2021/06/14(Mon) 00時頃
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[ 後片付けを何とか終えて、 保健室に帰ってきたら既に芽衣は眠そうだった。>>505 おやすみを言い合って、ベッドに入ったら、 きっと芽衣の方が先に眠ってしまう。 隣のベッドから寝息が聞こえるようになったら、 私、小さな声で呟いた ]
また明日ね、芽衣。
[ きっと、私にも芽衣にも明日が来るって、 何の根拠もないのに、私、なんとなくわかってたの* ]
(526) 2021/06/14(Mon) 00時頃
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/* 世界の主にメッセージ残してくれるの、嬉しいよね。 また後で、できるかな(ほだされやすいのでできそう
いや!私は!戦うからな!
(-106) 2021/06/14(Mon) 00時頃
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