人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【見】 公安部 カガ


 あ……そうか。 そう、だな。
 すまない。


[そういうとこだぞとどこからか聞こえる。
 柔らかな唇の感触を受け容れて、少し考え。
 今度はこちらから一度、ゆっくりと触れさせた。>>152
 女の子側からさせるのは男が廃るからと
 誰に向けてでもない言い訳をしながら。]


 お父さんとの話? うん……。

[本郷が、彼女の父親と話した内容は知る術もない。
 アストロという理不尽への彼女なりの解釈に耳を傾ける。
 もっとその先を聞いていたい、と思うのに。>>153

 彼女が目を閉じるから。]

(@0) azure_blue 2023/08/25(Fri) 00時半頃

【見】 公安部 カガ

  ……おやすみ、本郷。

  ここに居る。
  眠れるまで、傍に居るから――…


[姿を変えた己には、
 零れ落ちる命の灯を受け止める手も
 抱き上げる身体も無い。
 

 ただ傍で。
 約束通り、一番傍で彼女を見送ろう。]

(@1) azure_blue 2023/08/25(Fri) 00時半頃

【見】 公安部 カガ



[これで最後。
 本当に本当の、  最期  だ。
 微かに声が震えた。]


      ――― また、何処かで君に逢えたら。 **


.

(@2) azure_blue 2023/08/25(Fri) 00時半頃

【見】 公安部 カガ

―― 少しの後 ――


 ――― というわけで、内容は伝えた通り。
 突然地球を救えだの戦えだの言われて
 頭の整理がつかないだろうけど、現実のことだ。

 一度契約してしまえば
 パイロットは命を賭して戦うことになる。
 

[あの時とは異なり、彼らの合宿所の
 食堂にあるホワイトボードは真っ白だ。
 この短い手でマーカーを持つことは残念ながら出来ない。]

(@3) azure_blue 2023/08/25(Fri) 00時半頃

【見】 公安部 カガ


 
 俺は君らを子ども扱いはしない。
 ――― …


[あの時と同じ言葉だ。>>
 子供でありながら、こどもではない彼ら。>>0:35
 突然現れた運命の大渦に飲まれ
 大人になることを選んだかも知れない『彼ら』。
                   生徒達

    もう少しの間。せめて卒業を迎えるまでは
    子供で居させてやりたかったと、今は思う。]

(@4) azure_blue 2023/08/25(Fri) 00時半頃

【見】 公安部 カガ

[本当に先生みたいだな。
 不意にそんな声が誰からか上がり
 変わらない表情の下で何度か瞬きをした。]


 ………実はそうなんだよ。
 だから、何かあれば反省文提出。


 次の装填がされたら迎えに来る。
 そうしたら、時間の猶予はないからな。
 残された時間を大事に。
 

[言い残して、掻き消える。
 新たな『彼等』の戦いを始めるために。** ]

(@5) azure_blue 2023/08/25(Fri) 00時半頃

【見】 公安部 カガ

―― コックピット ――


[――― 新パイロットたちの姿に、
 遠い生徒たちの面差しを重ねる。
 宙に浮かぶ九脚の椅子は全て空席だ。

 彼等はどこに居るのだろう。
 きっと合宿の最終日、
 展望台への坂道を上ってきた時のように、賑やかに、
 列を作って星を見に行っているのかもしれない。


 己もその最後尾に連なることになるのか、
 それとも、やっぱり最後まで見送る立場なのか、

 今は未だ、分からない。 **]

(@6) azure_blue 2023/08/25(Fri) 00時半頃

三千世界 トオルは、メモを貼った。

風花 2023/08/26(Sat) 09時半頃


【見】 七星拳 ナツミ

― 引継ぎ戦の後 ―

[繋がれた手>>24。一瞬、手がびくっと反応してしまったのは、怖いからではなくて。
指先だけ、そっと握り返して。]

[加賀先生>>6:@93に。]

 えと……。
 はい。ありがとうございます!

[勿論、最後の瞬間まで本郷さんの傍に居たいとは思っていて。
むしろ、余計な気を遣ってしまったのかな、とも思う。]

 こちらこそ、ありがとうございました。
 センセイの先輩かぁ……。

 これから7戦、頑張ってください。
 ……無事に、帰ってくださいね。

[そう言って、小さく手を振った。**]

(@7) doubt2 2023/08/26(Sat) 16時頃

【見】 七星拳 ナツミ

― それから ―

[全ての戦いが終わって、縁士君と自分の地球に戻ってきた私は。
転送してもらった永の遺体と対面した瞬間、ぎゅうっと縋りついて、また泣いてしまった。
全てが終わって、気が緩んだせいもあるんだろうけど。]

[葬儀は翌々日、近親者のみで行われた。
その間も私はずっと、涙が止まったと思ったら、また溢れるのを何度も繰り返していた。
私の地球に居ると、何をしても、何を見ても、永との思い出に繋がってしまうから。]

(@8) doubt2 2023/08/26(Sat) 17時頃

【見】 七星拳 ナツミ

― 永の部屋 ―

[自宅の一軒家の2階。
私の部屋の隣の、永の部屋に入ると、全てがそのまま残されていて。
それを見ると、やっぱり私はまた、爆泣きしてしまう。

そのまま永のベッドにもぞもぞ入ると、ダンゴムシみたいに丸まって。
いつしか、泣き疲れて眠ってしまっていたのだけど。]

[枕元に置いたスマホが着信を告げたので、
潜っている掛布団から腕だけを伸ばしてスマホを掴むと、メッセージ>>27を確認した。]

[そうしたら、なぜだか、ぶわっと涙が溢れてしまって。]

 💬
 永の布団で寝てた。
 今日は床じゃないから、褒めてくれていいよ?

[酷いブラコン発言と、全く偉くもないのに、謎に褒めをねだるメッセージを返信した。
……『バカ』って返ってくるかな?**]

(@9) doubt2 2023/08/26(Sat) 17時頃

【見】 三千世界 トオル

― 契約しなかった世界 ―

[天文部の合宿で行った村で1回、学校付近で3回、学校から少し離れた場所で4回目の戦闘が起きた様だけど、
自宅は学校から距離が離れているし、地下室もあるので、疎開などはしておらず。
学校はもう殆ど機能して無かったので、自宅で受験勉強をしていたんだけど。

休憩時間にスマホを見たら、
七尾>>5:+3>>5:+107からLINEが届いていただろうか。
『OK』と短く返信をした。]

[それから、友人にLINEで連絡をする。

『部活の後輩が天体観測会を企画してるから、
良かったら、勉強の息抜きに参加してやって』

『これ読んだら〇人に転送しないと呪いが……なんて事は無いけど、他の人にも声かけてもらえると嬉しい』

こう書いておけば、情報は3年の間で人伝に広がっていくだろう。多分。**]

(@10) 風花 2023/08/27(Sun) 00時頃

三千世界 トオルは、メモを貼った。

風花 2023/08/27(Sun) 00時頃


【見】 七星拳 ナツミ

[返信をすると、掛布団から腕だけ伸ばして、スマホを枕元へ戻す。
そのまま布団にくるまっていたら、返信が来て。>>121]

 ……褒めてくれてる。

[眉を下げて、くすりと小さく笑って。]

 💬
 行く!
 何時にどこに行けばいい?

[そう返信をすると、布団からもぞもぞ出て、身支度を始めた。
髪はもっじゃもじゃで酷いけど、目の腫れは引いてるかな。]

[身支度をしながら、返信が来たら、時間と場所を確認して待ち合わせの場所へ。
服装は、ニット素材のトップスに、秋物のキュロットスカート。
足元は編み上げショートブーツで。
髪はおろして、サイドアップの編み込み。
いつものサイドテールだと、首元がちょっと寒いので。**]

(@11) doubt2 2023/08/27(Sun) 14時頃

【見】 三千世界 トオル

─ ぼくらの復輝祭 ─

[まだ正式に引継ぎはできていないものの、僕はもう引退した様なものだったし。
現役達の初仕事、という事で、僕は頼まれた事の手伝いと3年生への声かけ位にして、直接手は出さずに見守る事にしていた。

参加者が多くなりそうなので、
天体観測に必要な道具は、貸出用に私物のものを持っていくつもりだし。
何か大きな問題でも起きたら、矢面に立って、全部責任持ってやる位のつもりではいるのだが。]

[出来上がったポスターの絵>>122をデータで送ってもらったら、
『七尾、こんな絵上手だったんだな。凄く良いと思うよ』
そう返信をして、完成したポスター>>124の画像も3年生へのチェーンメール(?)に添付しておいた。]

(@12) 風花 2023/08/27(Sun) 16時頃

【見】 三千世界 トオル

[当日、観測会へ行くと、まず七尾の姿を探して。]

 盛況みたいで、良かったな。
 ……頑張ったな。

[そう言うと、嫌がられなければ七緒の頭をなでなでして。
紙袋を差し出すと。]

 これ、餞別?

 入部した時、七尾はあまり星に興味なさそうだったけど。
 転校した先でも、たまには星空でも眺めて、
 楽しんでくれると嬉しい。

[紙袋の中には、最大倍率7倍で集光力に優れた、スタンダードな入門用の双眼鏡。それと。]

(@13) 風花 2023/08/27(Sun) 16時頃

【見】 三千世界 トオル

 あと、去年の文化祭の時に作った、部のスタッフTシャツ。
 1枚だけ新品で残ってたから。

[天体望遠鏡と星がデザインされ、学校名が入ったデザインのTシャツ。
現2年生も全員持っているだろうそれを、渡す。
離れても、僕は七尾の先輩だし、部員みんな仲間だ、
なんて事は言葉では言わないけど。**]

(@14) 風花 2023/08/27(Sun) 16時半頃

【見】 三千世界 トオル

[その後、乾からお土産>>161を受け取ると。]

 ん? 僕にも?
 ……ありがと。大事に使わせてもらうよ。

 乾も、準備お疲れ様。
 僕は、この会で柊木に部長を引継ごうと思ってるんだけど。
 柊木のサポート頼むな。

 今年の文化祭、スタッフTシャツ新しいの作るのか、
 去年のそのまま使うのか分からないけど。
 コウ大好きラブラブTシャツは作らない様にな?

[そう言って、乾の頭をぽんぽんすると、くすりと笑った。**]

(@15) 風花 2023/08/27(Sun) 16時半頃

【見】 三千世界 トオル

[本郷さん>>171が挨拶に来てくれたので、こちらも会釈を返して。]

 僕は何もしてないけど。
 短い間だったけど、入部してくれてありがと。

 本郷さんも、良かったら。
 去年作ったやつだけど。

[七尾には間違えて1枚だけって言ってしまったけど>>@14、もう1枚残っていたスタッフTシャツを差し出してみた。**]

(@16) 風花 2023/08/27(Sun) 17時頃

【見】 公安部 カガ

―― あれから ――

[別の地球での任を奇跡的に無事に終え、
 故郷の土を踏んだのは凡そ一年後だった。
 秋と呼ぶ季節を迎える前に収束した
 “彼等”の戦いより、随分と長丁場になってしまった。

 帰還してすぐに、実家と、全ての事情を知る関係者、
 この地球での戦いの時に助力をしてくれていた
 政府側の窓口役などに連絡を取った。
 最後のパイロットとして戦った本郷の両親にも、
 他の生徒らの時と同じように、可能ならば一度
 お会いしてお話をしたい、と伝え。

 
 対面が容れられた故に、今、己は此処にいる。
 全てがはじまった、この村に。 ]

(@17) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時頃

【見】 公安部 カガ


 ……よう。久しぶり。 
 ご両親にお会いした時に場所を聞いて
 きっちりメモまでしたのに、迷っちまった。

 七星の時に一緒に避難した村の人が
 場所を知っているからって、案内してくれて。


[生徒に会いに来た心算なのに、
 石塔を相手に話をしているのが不思議だ。
 本郷の名の刻まれた墓石を前に、暫し立ち尽くす。]

(@18) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時頃

【見】 公安部 カガ


 ……本当に、ここにお前がいるのかな。
 なんだか実感がまったく湧かないんだ。
 コックピットで最後まで看取ったはずなのに。
 学校での姿、合宿、それから――…
 
 … うん、ダメだな。
 生きていた時の姿ばかり思い浮かぶ。


[遺書を預かって真っ先に此処に訪れたから
 まだ、他の生徒たちの埋葬地には向かっていない。
 墓の所在が分からない生徒もいるから、
 全員の所に足を向けることは叶わないのだろうが
 彼等の墓前に立ってもきっと同じ感慨を抱くのだろう]

(@19) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時頃

【見】 公安部 カガ


 そうそう。これ、リクエストのぼたもち。
 本郷と、本郷のお婆さんの分と。

 遺書でお土産の催促は少し笑ったけど
 当てずっぽうだと俺は外しまくるらしいんで
 書いてくれてよかった。
 ……あ、でもこしあんとつぶあんの好みまでは
 流石に分かんねえからな、一応両方買ってきていて。
 好きに選んでくれると。


[ぼたもちのパックをビニールから取り出して
 懐紙を敷いた上に供え物として置く。
 花は恐らく定期的に供えられているのだろうが
 持参した花もあったからと一角を借りた。
 スターチスを中心にした一対の花束を花立てへ。
 次いで、線香に火を付けて手を合わせる。]

(@20) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時頃

【見】 公安部 カガ


 ………まあ、しかし。俺宛てにまで
 遺書を残してくれてるとは思わなかったな。
 親御さんから聞いたときは、驚いたぞ。
 泣かないようにしてたんだがなあ。泣かせやがって。


 あの後は、色々あったぜ。
 目を覆うようなことも、悲惨なことも起きた。
 それでも、あの星のあいつらも、自分たちなりの
 答えでもって、あいつらの正義の元に戦い抜いた。
 
 本郷と同じように、最終戦の担当は女の子でな。
 最後の戦いを終えて俺の任は解かれたから
 あの子と、次のコエムシ役とが別の地球での
 最終戦を無事に終えたことを祈るだけ。

 祈るしかできない。

(@21) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時頃

【見】 公安部 カガ



 ――… 結局、俺は、
 13人もの『生徒』を見送って、生き延びてしまった。


[もう9月も下旬に差し掛かるというのに
 季節から取り残された蝉の声がやけに耳を衝く。]

(@22) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時頃

【見】 公安部 カガ


 『あっち』の戦いの合間にな、
 こっちの地球とどのくらい違うのかって
 確かめて回っていたことがあったんだ。
 学校や、知っている奴の家を見に行ったりしてな。
 あの謎生物の形状が気に入るかはアレとして
 自在にワープ出来るってのは便利なもんだ。

 結論、俺らに似た人間は見つけられなかった。
 実家にも行ったけど、住んでるのが全然別人。
 系譜を確認してみたら、おそらく爺ちゃんが
 婆ちゃんじゃない女と結婚してたんで、
 親父は勿論、俺に繋がる人間は生まれてない…
 って感じだったな。  
 並行世界の同一人物って、奇跡みたいなものらしい。

 そりゃそうだな、曲がり角ひとつ曲がらなかっただけで
 無くなる出会いもあるんだから。

(@23) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時頃

【見】 公安部 カガ


 でも、思うんだよ。
 もし、あの合宿の直前くらい。
 ごく近い時間軸で分岐した『地球』があったとしたらって……
 
 この地球では、少し大人に近づいた>>81実感を
 持てた代わりに、未来を望むことができなかった。
 でも、『契約しなかった』地球なら、
 ……そっちはもしかしたら、本郷が大人になるまでには
 時間かかんのかな? どうかわからんが。
 それでも、未来(さき)があるわけだから―――
 
 て、何か訳わからない話してんな。
 どのみちこの地球の俺はこの地球で生きていく他ない
 わけだから……、これもたられば だぁな。
 

[いつかの光景が胸を過ぎる。
 ごく僅かなタイミングの悪戯で選べなかった選択肢。
 それが今でも棘のように心に引っかかっている。]

(@24) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

 お前たちのことを気にせずに、
 幸せに生きて行ってほしい……だっけか、
 本郷はそう書いてくれていたけれど。
 気にしないで生きるのは、多分一生難しい。
 

 この街は、一年で随分復興に向かっているみたいだ。
 戦いが起きた事実は風化はしないけれど
 ありもしない憶測ではなく事実を伝えようと、
 政府や軍部は試みてくれているらしい。
 勿論遺族とも相談して、公表できることだけな。
 口さがないことを言うような奴もいるかもしれないが
 俺や関係者が出来る限りで守るから。
 だから、安心して眠っていてくれ。

 忘れはしないよ。
 痛みが消えることも一生涯無いと思う。
 でも、心配かけないようにきちんと生きていく。

(@25) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時半頃

【見】 公安部 カガ


 ………長話になった。


[村民が通った気配はないようだったが
 墓の前で一人ブツブツと話をする外部の男は
 不審がられても仕方がない。一人笑って。]

 
 俺は近々地元に戻ることにはなりそうだけど
 また、必ず来るよ。

 あ、そうそう、去年、天道と七星と本郷とで
 一緒に行った花火大会覚えてるか?
 もうすぐだって聞いたから、今年は一人で見上げてくる。
 流石に浴衣は着ないけど。


 それじゃあ、 また な、本郷。 ** 

(@26) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時半頃

【見】 三千世界 トオル

[本郷さんに天文部Tを差し出すと、受け取ってくれて。>>174]

 ううん。みんな本郷さんが入部してくれて、
 嬉しかったみたいだから。ありがと。

 うん。来年も。きっとみんな、喜ぶよ。
 お返しとかは、気にしなくていいと思うけど。
 みんなの、気持ちだから。

[くすりと笑って、癖で頭をぽんぽんしそうになってしまった手は、引っ込めておいた。]

[それから、乾>>171には。]

 匡が?そっか、匡も元気そうなら良かった。

 うん。まぁ、俺が言わなくても、
 やめろと言っても、全力で支えそうだけどな。
 ……頼りにしてるよ。

[くすりと、笑う。乾と柊木が付き合っている事は聞いているので、それは微笑ましく見守っていて。]

(@27) 風花 2023/08/27(Sun) 23時半頃

【見】 三千世界 トオル

[柊木>>178には。]

 別に、何でも上手くやろうとしなくても、
 やれなくてもいいんだよ。
 柊木を好きで付いて来て、
 助けて、支えてくれる奴は、周りに沢山居る。
 みんなの力を借りながら、
 一つ一つ乗り越えていけばいいと思うよ。
 それこそ、部長に大事な資質じゃないかな。

 ありがと。あとは、頼むな。
 期待してるよ。

[背中をぽんぽん、って軽く叩き。
ラブラブTシャツへの反応>>179には、笑って。乾>>183も、冗談だって笑っていたけど。]

 いいじゃん。作れば?二人で揃いで。
 ……仲良しで、幸せそうで良かったよ。

[そう言うと、柊木の頭もぽんぽんしておいた。**]

(@28) 風花 2023/08/27(Sun) 23時半頃

【見】 七星拳 ナツミ

[身支度をしている途中、返信>>199がくると、ハムスターが小さな手をバンザイして『OK』って書いてあるスタンプを押した。]

[待ち合わせの場所に着いたのは、10分前で。
縁士君の姿>>200が見えると、小さく手を振る。
いつもより2人少ない、2人で並んで歩いていると。]

 うん。私、今まであんまりおろしてなかったもんね。

 二卵性だけど、小さい時は永と似てたから、
 髪の分け目も、なんとなく左が永、右が私って分けてて。
 並んで歩く時は、大体永が右で私が左を歩くから、
 サイドテールは左側にしてて。

 ……って、永の話ばっかり出てきちゃう。
 ごめん。

(@29) doubt2 2023/08/28(Mon) 03時頃

【見】 七星拳 ナツミ

[ちょっと俯きがちに、苦笑をして。
現地に着くと、すでに席を予約してくれていたので、自分の分を払おうとしたのだけど。]

 えっ!? そんなの、私も来たかったからいいよ。
 ……あ、ありがと。

[そんなやり取りをしていると。
本当に今更ながら、何かデートみたいだなって、思って。
ちょっと俯けた顔が、少し赤くなってしまったけど。
4人でしてた事が、2人になっただけで、何も変わらないよね。きっと。**]

(@30) doubt2 2023/08/28(Mon) 03時頃

【見】 公安部 カガ

── 復輝祭 ──

 
 外部からも結構来てくれてんだなぁ。


[観測会は、盛況のようだった。
 聞けば発案から場所の許可取り、調理、ポスター描き、
 自前で機材を運び込んだりまでほとんど全てを
 部員たちが主導し準備を進めた会だという。
 教員の側で出来たことといえば柊木へHPの件で
 許可を出した程度で。>>5:+96>>5:+163
 部活の顧問代理として一応は顔を見せてはいても
 極力生徒たちの邪魔はすまいと努めた。

 それでも、部員たちに会えばひとりひとり声掛けし
 準備への労いや二言三言の会話は向けたはずだ。]

(@31) azure_blue 2023/08/28(Mon) 17時半頃

【見】 公安部 カガ

[部員でない生徒達への声掛けも上々だった様子で
 其処彼処に見覚えのある生徒たちがいた。
 休校の合間に、補講の案内をすっぽかした奴とか。
 そいつには一応突っ込んでおく。

 国語教師と天文部の副顧問が余り結びつかないのか
 「えーカガセン何で居るのー?」「副顧問だから」
 「えっ見えなーい」「だろうなー」のやり取りが
 一巡したところで力尽き、適当な茶を手に、
 屋上の片隅で生徒らをぐるりと見渡していた。
 受験生だというのに三千院も駆けつけてくれていたし
 次期部長も奔走してくれている。
 これなら特に問題は起きないだろうと踏んで、
 視線はそのうち、生徒らから空へ移った。]


[あの時の合宿に続き二度目の天体観測。
 謎の巨大ロボットに蹂躙された街に、夜灯りは少ない。
 都会の空で、肉眼ではどれほどの星が見えるものか。
 目を凝らした**]

(@32) azure_blue 2023/08/28(Mon) 18時頃

【見】 公安部 カガ

── 復輝祭 ──

 よ、こんばんは本郷。
 楽しめてるか?


[不意に声を掛けられて、声の主に向き直った。>>215]


 餞別…… そうか、転校するんだっけ。
 ま、学校があの状態じゃあなあ……、
 復旧までにはもう少しかかりそうだし、仕方ないか。

 俺としては残念なんだけどな。折角入部してくれたのに。
 それに合宿じゃ学業以外のことで話す機会も持てて
 わりと新鮮だったからさ。

(@33) azure_blue 2023/08/28(Mon) 20時頃

【見】 公安部 カガ


 合宿の後のことは未だに信じられないけど、
 思い出作りにちょっとでも役に立てたなら
 声かけた甲斐があったってもんだ。
 
 うん。何でもいいから近況連絡くれると嬉しい。
 本郷が入部して、合宿参加した奴らは特に喜んでいたから。
 ………あ、あと顧問先生も。


[礼を言われてしまったが、礼を言う側だと首を振る。
 部活動の応援も出来なくなってしまうし、
 同じ学校で卒業を見送れないのも残念だが。
 また来ると言ってくれているのには頷きを返す。いつでも、と。]

(@34) azure_blue 2023/08/28(Mon) 20時頃

【見】 公安部 カガ


 
 終わってから?
 ああ、構わないけど ―――


[授業で質問をされた記憶もほぼ無ければ
 呼び止められた覚えすら、殆どなくて。
 何か用事か相談事か、珍しいなと思いながら
 どことなく歯切れの悪い申し出に是を返した。*]

(@35) azure_blue 2023/08/28(Mon) 20時頃

【見】 七星拳 ナツミ

[縁牙君の話>>212を聞くと、ぶわっと目に涙が溜まってしまう。
ずっと一緒だったから仕方ない、には頷いて。]

 ……縁牙君に会いたい。

[俯きがちにぽつり、呟いた後、顔を上げて。]

 ……縁士君より、とか、そういう事じゃないからね。
 仮定でも言いたくないけど、
 縁士君と縁牙君が逆だったら。

[戦って亡くなったのが縁士君で、今隣に居るのが縁牙君だったら。]

 縁士君に会いたい、って泣いて、
 縁牙君を困らせちゃってたよ。

(@36) doubt2 2023/08/28(Mon) 21時頃

【見】 七星拳 ナツミ

― プラネタリア ―

[ミニパンフレットを眺めつつ、夏合宿>>213と聞くと、永を、みんなの事を思い出して、また涙が溢れそうになってしまう。
私の涙腺は、壊れてしまったみたいだなと思った。]

 ……そうだね。

[笑んだ顔は、ちょっと眉が下がってしまったかもしれないけれど。]

(@37) doubt2 2023/08/28(Mon) 21時頃

【見】 七星拳 ナツミ

[会場に入ると、中はドーム型のシアターみたいになっていて。]

 すごーい。楽しみだね!

[周りを見回したり、天井を見上げたりして感嘆の声を漏らしつつ。
前方の席に座ると、目の前に普通の座席とは違う丸いシートがあったので、縁士君の服の袖を、つんつん、と引いて。]

 ねぇねぇ、前の丸いシート凄いね。
 寝ながら見上げたら、臨場感凄いのかな。
 ちょっと気になるけど、
 目立っちゃって恥ずかしい様な気もする?

[なんて言って、笑いつつ。
潜められた声>>213は、身を寄せて聞いて。]

 プロジェクターじゃなくてLEDだから、
 リアルな景色が表現できるって書いてあったよ。
 楽しみだね。

[始まる、にこくこく頷いて。スクリーンの方へ視線を向けた。*]

(@38) doubt2 2023/08/28(Mon) 21時頃

【見】 公安部 カガ

── 復輝祭 ──

[今になって思うと残念、と繰り返す本郷に
 相槌を打ちながら、彼女の向こう側の部員たちを見遣る]


 ん。いつでも遊んだり会ったり出来るわけだから。
 生徒の誰かから、本郷と遊んだーとか聞けたら
 元気にしてるんだろうなって俺も安心する。
 大変なことがあった後だから、余計に。

 あ、でも転校先での人間関係も大事にしろよ。
 高校時代の経験は貴重だから、
 いろんな人間に会って話して…… って、
 最後に何か説教臭いこと言ってる気がする。すまん。


[ついつい、生徒に言い残すことを…と
 考えてしまうのは職業病だろうかと頬を掻いた。]

(@39) azure_blue 2023/08/28(Mon) 22時半頃

【見】 公安部 カガ



 公園…? ん、了解。 


[本郷の示す先に、確かに小さな公園がある。
 意外な場所指定だったからか少し驚きが声に乗った。]


 俺は解散後に最終確認があるから
 それを終えてから行くよ。
 
 時間は……こっちはなにも困らないが
 本郷はあまり遅くなっちゃ親御さんが心配するだろ。
 なるべく待たせないようにする。


[マンションも近く住宅もありはするが、
 暗いから気を付けるようにと念の為に念を押し
 今はみんなと楽しんで来いと、部員たちの方を指し示し送り出す心算だ。*]

(@40) azure_blue 2023/08/28(Mon) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

── 復輝祭 ──


[観測会はどのくらい続いただろう。
 高校生という身分であるし、住民の居るマンションの
 屋上なのだから、日を跨ぐことは無かったと思うけれど。
 どうあれ、彼等の祭りなのだからと、終了時刻の判断や
 音頭については部員たちを信頼し任せていた。
 片付けをする流れなら、ゴミ出しや機材の運び出しなど
 手が足りないところを補う裏方に徹して手伝っただろう。
 生徒が各々帰路につくのを見届けた後に、最終見回り。

 屋上の施錠は瑠璃川に任せる形になったろうか、
 親御さんには後日改めて学校から礼の電話をする予定だ。  


 それから、時計を見て時刻を確かめ、マンションを出る。]

(@41) azure_blue 2023/08/28(Mon) 23時半頃

【見】 公安部 カガ


 待たせて済まない。


[指定された公園に本郷の姿を見つけると
 片手を挙げて合図をひとつ。夜間の公園なのだ、
 距離のあるうちから誰かを示しておかないと
 近付かれる側からすると結構怖いだろうと。
 途中の自販機で買ったボトルを差し出して。]


 珈琲と紅茶、どっち?


[好みを知らないから、どちらかなら飲めるだろうと
 安牌の二種類を選んでいた。因みにどちらも無糖。
 合宿で本郷は麦茶を飲んでいた気がするけれど、
 残念ながらそこの自販機のラインナップに無かったので。
 選んで貰えたなら、ベンチなりに腰掛けてキャップを捻った。]

(@42) azure_blue 2023/08/28(Mon) 23時半頃

【見】 公安部 カガ


 屋上からだとさ、この公園の周囲も明るめだったけど。
 夜だと街灯だけ目立つ感じで少し怖いな。

 ここに限らず、まだあちこち治安も気になるし
 早く元通りに復興できるといいんだが。


[と、何ということもない話題を向けつつ。
 相談事なのか何なのかは分からないが、
 本郷のペースで話し始めるのを待った。*]

(@43) azure_blue 2023/08/28(Mon) 23時半頃

【見】 七星拳 ナツミ

[普通に名前出したりする>>219には、こくこくと頷いて。
逆でも同じ、には首を振った。]

 泣くのは、同じだけど。
 ……縁士君と縁牙君は、違うよ。

[別の人、というだけではなくて。
泣いてしまう私の根底にある、二人に対する気持ちは、それぞれ別のものの気がしたんだ。]

(@44) doubt2 2023/08/29(Tue) 02時頃

【見】 七星拳 ナツミ

― プラネタリア ―

[場内が真っ暗になって、上映が始まると、
映像とは思えない位、臨場感のある景色が広がって。]

 すごいねー。

[感嘆の声を上げる縁士君>>220に、密やかに同じ様に返す。
映像が進んでいくと、見覚えのある景色が沢山出てきて。]

 ……うん。こっちの地球の、よく似た場所だと思う。
 私と永のお母さんの実家がある所。

[合宿の時は夏だったから、夜空に射手座が見れたけど。
秋の番組だと、見れないのかな。
北斗七星は、見れるだろうけど。]

[星空を眺めながら、また、涙が零れてしまって。
泣くと縁士君を困らせてしまうので、泣かない様にしないとって思うけど。
暗いし、スクリーンを見てるから気付かれないだろうし、いっか。**]

(@45) doubt2 2023/08/29(Tue) 02時頃

【見】 七星拳 ナツミ

 うん。小さい時から結構行ってたから、
 案内もできるし、自然に溶け込めるねって。

 真弓ちゃんの話は、私の記憶とも重なったから、
 あの地球は結構近い世界線で、
 もしかしたら、こっちの地球にも居るかも。
 ……でも、会えても、悲しくなっちゃうかもしれない。

[私の友達じゃない、私を知らない真弓ちゃんに会ったら、
私が出会った真弓ちゃんには、もう会えない事を余計に実感してしまって、悲しくなりそうな気がした。]

[スクリーンに映る夜空は、秋の特集だから、秋の夜空の映像だけが流れるのかと思ったけれど。
ナレーションと共に、1年間の夜空が順に映し出されて。
獅子座と蟹座は、大和君の戦いで地上に描かれた時の事を思い出したけれど、
私にとって獅子座は、縁士君と縁牙君の星座でもあって。]

(@46) doubt2 2023/08/29(Tue) 03時半頃

【見】 七星拳 ナツミ

[最後に映し出されたのは、合宿で見た夏の星座。
あの時は、天文部のみんなが居て。
そして、永の肩の上に乗って、最後に一緒に見上げた夜空。]

[私が泣いてしまうと、永は抱き寄せてナデナデしてくれるけど、永はもう居なくて。
繋がれた手>>236は、また、びくっと小さく反応してしまったけれど。]

[映像は秋の空に戻って、フォーマルハウトが輝き、夜空から村の風景に変わる。

子供の頃に、永と遊んだ景色。
移り変わる季節、思い出の中には、ずっと永が居たのに。
あの夏以降の思い出の中に、永の姿はなくて。
これから先ずっと、巡る季節を、1人で見送っていくんだろう。

それは、今こうしている、この瞬間も。
永の居ない私だけの思い出だけど。]

[握られている手を、きゅっと、握り返した。**]

(@47) doubt2 2023/08/29(Tue) 03時半頃

【見】 公安部 カガ

── 祭りの後:公園 ──

[本郷には紅茶の方がお気に召したようだ。
 だから此方の手にあるのは珈琲のボトル。]
 

 タイムリーだったなら良かった。
 寝る時間が近いなら、カフェインは控えめがいいな。


[それなら紅茶で正解だろう。
 本人の言う通り喉が渇いていたのか
 わりと勢いよく飲み始めたのに少し笑った。>>224]

 
 他人事ってこともないって。
 まあ、ここらは住宅地も多いし…… 
 恐らくは早めに行政の手が入るんじゃないか。
 

(@48) azure_blue 2023/08/29(Tue) 07時半頃

【見】 公安部 カガ

[タイミングを測っているような、迷っているような様子。
 余程言い出しにくい相談だったのかと、
 案ずるような表情で傍らを見下ろしていた。
 進路、学業、転校先の学校について。
 もしくは、家庭に何か心配事でも?
 などと先走って想像を巡らせていたのだが]


 ……ん?


[本郷の話の内容は、何故かこちらのことで。
 少し意表を突かれたような表情になってしまう。
 彼女の語る己像は、どうだろうか、聞いているうちに
 随分と過分な評価を頂いているような心境に――

 と同時に、不可思議な感覚に襲われていた。
 どこかで似た会話があったかのような既視感。
 …… 本郷とふたり、こうして話をするのは
     間違いなく初めての筈だというのに。]

(@49) azure_blue 2023/08/29(Tue) 07時半頃

【見】 公安部 カガ

[生徒からの告白というのは、
 教職に就く者がしばしば突き当たる難題だ。
 多くの教師がそうするように、己も当然、
 相手に合わせた大人の対応で往なしてきた。

 尤も、過去告白を受けた生徒達は、
 大抵前々から気のある素振りを見せてきていて
 ある程度心構えをした上での対応だから、
 そう大事に至ることはなかったのだともいえる。]
 

 ……、 …


[しかし、今、言うべき言葉を見つけ出せないのは
 予想だにしていなかったから…だけではない。
 彼女から告げられたのが余りに真摯な想いであったので
 とてもではないが定型で返すわけにいかなかったのだ。]

(@50) azure_blue 2023/08/29(Tue) 07時半頃

【見】 公安部 カガ

 
 ……すまん。
 何からどう話していいやら、
 頭の中こんがらがっちまって。
 

 そうだな……  まず……ありがとう。
 本郷がそんな風に想ってくれていたことには
 正直驚いてる。

 でも、気付いていたら恐らく俺は身構えただろうから。
 本郷はそのつもりじゃなかったかもしれないが、
 不意打ちになったのは却って良かったのかも知れない。
 俺も率直に言葉を返すことが出来ると思う。


[そうは言っても迷い迷いで、
 言葉を探しながらになってしまうのは許して欲しいと
 前置きしてゆっくりと口を開いた。]

(@51) azure_blue 2023/08/29(Tue) 07時半頃

【見】 公安部 カガ

 どう話したら良いんだろうな。


 俺は、恐らく本郷が思うような
 立派な大人ではないんだぜ。

 融通効かねえし、不器用で要領悪いし、
 仕事しながら育児している父親なんて世に山ほど居るのに
 どうしても上手く回せなくて娘を実家に任せきりだし。
 忙しさにかまけて、随分前に出て行った元嫁とのケジメも
 あのロボットが来るまで放置してた始末で。
 わりと適当だし、場当たり的なところだってある。

 褒めて貰ったことは有難く受け取るけど。

(@52) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃

【見】 公安部 カガ


 『 ―― 俺と本郷は教師と生徒である。
   ―― 本郷は現在17歳である。 
   ―― そも、俺は今んとこ既婚者で…
      これはロボのことがあって来年までに
      紙切れ提出する手筈ではあるがそれはいいや。

 
   ゆえに――、
   何があっても気持ちを返してやることが出来ない。』


 ……  ってのが、
 教師の立場と法令遵守を踏まえた模範解答。
 生徒が道を踏み外しそうになっていたら
 正しい未来にUターンさせてやらないといけない。

(@53) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃

【見】 公安部 カガ


 でもな。
 正直、さっきの言葉はかなり俺に響いてる。
 素直に可愛いこと言ってくれたもんだから、
 グっと来てしまったところもあるんだぜ。

 だから、“立派な大人” じゃない俺としては
 これをそのまんま返答とする気は ない。


[傍らの少女はどんな表情をしているやら。
 己自身、心も表情も定めることが出来ず
 沈黙を星空に委ねるように暫し宙を見上げた。]

(@54) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃

【見】 公安部 カガ


 大人や子供の定義や括りなんて関係なく
 本郷はちゃんと魅力的な女性だよ。
 学校生活や、授業での姿。合宿や部活動での顔。
 俺の知る本郷は、まだほんの一部分だけだけど……


[空の星々を数え上げながら、視線を傍らへと戻す。
 目が合うか横顔か、何れにせよ逸らさず見詰めつつ]


 きっとこの先、
 お前はどんどん変わって行くんだろうね。
 時間を重ねて、年齢的にも大人に近づいて。
 色々な経験をして、色々な顔をして。
 綺麗になってって。

(@55) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃

【見】 公安部 カガ



   ……うん、
     勿体ない な。


[キャップを開け、残った珈琲を喉に流し込んだ。
 意図せず零れた言葉ごと飲み干してしまおうとしたのに
 飲み込み切れなかった言葉の欠片が喉奥を漂う。]

(@56) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃

【見】 公安部 カガ


 『知らないところで大人になってしまうのが嫌』 
 って言ってたっけ。
 
 ………本郷は、どうしたいんだ?


[過程から見ることが出来るのか。
 それとも成長した姿からスタートしたいのか。]


 俺も出来るなら見てみたいんだけど……
 
 抜け道探し、してみるか?


[分かりにくいこの言葉が、
 拒絶ではないこと、彼女に伝わるだろうか。*]

(@57) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃

【見】 七星拳 ナツミ

[上映が終わって、場内が明るくなる>>261と、いつの間にか繋いでいた手は離れていて。]

[現地に行ってみたくなった、というのには。]

 ――……こっちの世界の真弓ちゃん。
 『本郷さん』に、会いたい?

 それなら、行ってみよっか。
 一緒に探してあげる。

[そんな風に言って、笑んだ。]
  
[その後、併設のカフェに寄ると、私は満月と惑星のパフェを注文して、暫くは星の話をしたりして。
お土産物屋さんに寄ると、夜空をイメージしたお茶を買って、プラネタリアを後にした。]

(@58) doubt2 2023/08/29(Tue) 20時頃

【見】 七星拳 ナツミ

[外はもう、夕暮れの色に染まっていて。
駅に向かって歩きながら。]

 今日は、誘ってくれてありがと。
 楽しかった。

 ……これ、良かったら、家で試してみて。
 凄い色のお茶。
 でも多分、味は美味しいと思うから。

[そう言って笑いながら差し出すのは、先程購入したお茶で。

席を取っておいてくれたので、お礼に何かお土産を渡せたらと思っていて。
最初は、お揃いで何か買おうかなと思っていたんだけど。
結局、残らない物を選んだのは、やっぱりもう距離を置くべきなのではと思っていたから。*]

(@59) doubt2 2023/08/29(Tue) 20時頃

【見】 七星拳 ナツミ

 ……そうなんだ。

[縁士君>>269は、みんなの事を探しているらしい。
本郷さんについては、ゲームのハンドルも聞いたらしくて。

会いたくないの?と聞かれると、少しの沈黙の後。]

 ……私は、あまり会いたくない。

 私の友達は、あの地球で一緒に過ごした真弓ちゃんだし。
 同じ存在でも別人の、『本郷さん』と友達になるの、
 ……何だか、裏切ってる様な気がしちゃうっていうか。

(@60) doubt2 2023/08/29(Tue) 22時頃

【見】 七星拳 ナツミ

 『本郷さん』だって、一人の人なのに、
 真弓ちゃんとは別の人なのに、
 真弓ちゃんを重ねてしまったら、申し訳ない気がするし。

 もう会えないのは悲しいけど。
 私が好きなのは『真弓ちゃん』だけでいたい。
 真弓ちゃん本人だけを、大事に想っていたい。

 ……私はちょっと、重過ぎるか、潔癖過ぎるのかも。

[眉を下げて、笑んで。]

(@61) doubt2 2023/08/29(Tue) 22時頃

【見】 七星拳 ナツミ

[お土産に渡したお茶は、バタフライピー?っていうものらしい。
パスケースに、いつかのナナホシテントウを付けるのを見つめて。]

 うん。ちゃんと3人で帰れて良かった。

[そんな話をしていたら、駅が見えてきただろうか。]
 
 今日は、本当にありがと。
 ……バイバイ。

[ありがとうにも、さよならの言葉にも、少し別の意味が滲んでしまうんだけど。
それは、気付かれるはずもないと思う。

笑んで、小さく手を振った。*]

(@62) doubt2 2023/08/29(Tue) 22時頃

【見】 公安部 カガ

―― 公園 ――

 ……うん。


[訥々と語られる本郷の展望は、冷静で真っ当だ。
 時折相槌を挟みながら、結びまで聞いて、頷く。
 考えすぎて煮えていた自覚のある頭も
 その頃にはだいぶ冷えて来ていて、静かに口を開いた。]


 本郷が俺に向けてくれた想いを
 受け容れられればと思ったのは本当だ。
 抜け道を探すことを考えたのも、
 決して、気まぐれや遊びで言ったわけじゃない。


[今の思いをどう説明したものか。
 口にする必要のないこともある気がしたが
 分からないままにしておくよりはと、言葉を継ぐ。]

(@63) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃

【見】 公安部 カガ


 でもな、理屈の話。

 本郷が他所に転校して
 俺の直接の教え子ではなくなったとしても、
 日本の法令じゃ年齢の部分は如何ともし難くてさ。
 互いの間だけなら抜け道はいくらでも考えつくんだけど
 世の中に言い訳するってなると、どうも勝ち筋がない。


 だから仮に本郷が頷いてくれていたとしても
 せめて、18歳になってから―― 
 ってことになっちまってたと思う。

(@64) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃

【見】 公安部 カガ


 日の当たるところでしてやれることもないまま
 まだまだ未来のある若い娘の貴重な時間を
 コブ付きアラサー男が縛ることになる。
 「そりゃ違うだろ」 って 
 理性の部分は俺をひっ叩いてくるわけ。
 
 試すようなことを言った心算は断じてなくて。
 教師として道を踏み外しかけても、
 もし、もしも、それでもと言われたら
 ギリギリのところまで叶える覚悟はあったんだけど。

 
 お前の返答に少し、ほっとしてる。

 一方で、ちいと考えナシだったかもなと、
 悪い大人なりに反省もしてる。

(@65) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃

【見】 公安部 カガ



 ――― にしても、正面突破か。いいな。


[何を思ったか、少し笑みを零して]

 
 離れたところで成長を見てるよ。
 連絡も待ってる。学校行事に顔出してくれるのも。
 片肘張らずにくだらん話をしよう。

 ああでも、俺がこんなこと言ったからって
 他の出会いをシャットアウトしたりはするなよ。
 高校生は大事な期間なんだからな。
 

(@66) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃

【見】 公安部 カガ



 ………多くの人間と出逢って、関わって。
 本郷の考え方も、生き方もきっとこれから変わってく。


 それでも気持ちが変わらなければ、
 いつかもう一度俺のところにおいで。


[この関係に、急いで名前を付けるようなことはしない。
 近い未来に自ずと形作られてゆくものが
 もしあるのなら、それを手にした時に名を問おう。]

(@67) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃

【見】 公安部 カガ



 ……で、いい?


[らしくもなく語らされてしまった。
 少し照れたように、自身の髪を混ぜながら。
 視線を合わせて口端を上げる。]


 遅くなっちまったな。
 車で来てるから送って行く。
 家でも駅でも。 
 
 ……あ、心配じゃなければ、だけど。


[他に話が無ければ、改めて時刻を確認して。
 己としては暗い道をひとり帰らせる方が心配なので
 一応そんな申し出もしてみたがどうだろうか。*]

(@68) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

── 回想:復輝祭 ──

[生徒らの中に紛れていた時だろうか、
 聞き慣れた明るい声が耳に届いたのは。>>239]


 柊木。いや、来たのは少し前だよ。
 声は掛けようと思ったんだが、取り込み中みたいで
 後回しにしてた、すまん。

 うん、すごいな。
 俺は概要聞いた時、合宿のような部活の延長の
 観測会を想像してたんだけど全然違って。
 食い物も作ったりしたんだって?
 HPもポスターも部員お手製だし、本当に祭って感じだ。 

 ………がんばったな。

(@69) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

[三千院と話をしていたようだったから
 引き継ぎや激励は既に貰っているのだろう。
 だから、労いとともにぽんと肩に手を置くに留める。]

 
 俺は今日は片付け要員と見回り要員。
 なーんにも考えずにお前らに任せて
 楽させ………楽しませて貰うから、よろしくな?


[次期部長は引っ張りだこだっただろうから、
 余り拘束しないよう微笑ましく見送ったはずだ。

 終了の挨拶も号令もすっかり板についた印象で、
 柊木が部長になってくれるなら次年度も安泰だろう。**]

(@70) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

[方向性が一致したことにまずは安堵する。>>274
 親御さんに隠し立てしながらどうこうというのは
 互いのためにも避けたい所ではあったのだ。]

 
 ……いや、ギリギリどうにかなるラインを考えて
 あんまり上手くない手になっちまっただけ。
 俺も焼きが回ったかな。
 
 連絡は、夜なら今は大体空いてる。
 待っているなんて言って重たくさせたくないけど
 友達作って、卒業して、やりたいことも叶えて、

  『また』 が  来たら、 
  俺もきちんと答えを用意しておくから。 


[生徒の告白に対し、傷つけずに断る方法より先に
 向き合う手立てを考えたのは初めてだったのだが
 今は口にすることもない。]

(@71) azure_blue 2023/08/30(Wed) 00時頃

【見】 公安部 カガ


 人気……まぁそう言って貰えるうちが華だよ。


[本郷の表情に笑みが見えたのに安堵する。
 ベンチから立ち上がって裾を掃いつつ、
 心配の意味合いが分かっていない様子なのには
 困ったように眉下げてエアーで手刀を落としておいた。]
 

 車はパーソナルスペースだから。 
 俺は“先生”だから信用してくれてんのかも知れないが
 普通は、気軽に異性の車に乗ると危ないからな。


[別の意味で心配になって苦笑した。]
 

(@72) azure_blue 2023/08/30(Wed) 00時頃

【見】 公安部 カガ


 うし、じゃ、親御さんに連絡を入れているうちに
 俺はすぐそこの車を取りに行ってくる。
 門限大目に見て貰えるといいな。


 ………? 何か言ったか?


[呟きのようなものが聞こえたような気がしたが
 内容までは聞き取ることができなかった。
 問い返してはみるが、返答はあったかどうか。

 本郷が車に乗り込んだならアクセルを踏む。
 なにせ門限がかかっているらしいから、
 教師が一緒とはいってもあまり破らせたくはない。
 安全かつ迅速に自宅まで送り届けたはず。 **]


 じゃあな。 おやすみ。

(@73) azure_blue 2023/08/30(Wed) 00時頃

【見】 七星拳 ナツミ

[縁士君の気持ち>>273を聞いて、こくこく頷く。]

 そっか。 
 うん。私が、重く考え過ぎなんだと思うよ。
 もし別の地球に永や縁牙君が居たら、とか。
 色々、想像しちゃってたから。

[そう、苦笑をして。別れ際。
小さく手を振ってその場を後にしようとしたら、腕を掴まれたので目を丸くした。]

 えっ!?
 縁士君は、何もしてないよね?
 ……元気ない?

[小さく、首を傾げる。
なにかしたかと問われると、なにもしてないのは確かだし。
でも私は気持ちの言語化が苦手で、自分でもよく分からなくて。
考える間の後。]

(@74) doubt2 2023/08/30(Wed) 01時頃

【見】 七星拳 ナツミ

 縁士君は、何もしてないけど……。

 縁士君は真弓ちゃんの事、好きだったのかなと思って。
 お家にも遊びに行ってたし、色々……。
 女の子とそんなに仲良くしてるの、初めて見たし。
 真弓ちゃんは加賀先生を好きだったけど、
 この地球の本郷さんは、フリーかもしれない。

 それなら私は居ない方がいいし、
 私も今まで通りは無理だと思ったよ。

 でも、真弓ちゃんの事だけじゃなくて。
 向こうの地球に行って、みんなと知り合って。
 これから、そうやって沢山の人と関わって、
 世界が広がって行くんだよね。
 本郷さんには会えなくても、その中で、
 好きな人に出会ったりもするんだろうなと思って。

(@75) doubt2 2023/08/30(Wed) 01時頃

【見】 七星拳 ナツミ

 だから、これからは一人で頑張らないと。
 ……みたいな事、考えてた、かな?

[そう言って、小さく首を傾げた。*]

(@76) doubt2 2023/08/30(Wed) 01時頃

【見】 七星拳 ナツミ

[こっちの本郷さんはそうじゃない>>279に、頷いて。
花火大会の時の約束は、勿論覚えているのだけど。
縁牙をずっと好き>>280、と聞くと。]

 えっ!?

[思わず、声が漏れてしまって。続く言葉>>281には。]

 えっ。縁牙君、何でそんな……。
 それは、『そういう好きではないなら』でしょ。

 縁牙君と永のためだけじゃなくても、
 友達だからとか、私が頼りないからとか……。

[混乱してしまって、よく分からなくなっていたけど。
最後まで全部聞いて、わかった?>>284と問われると、こくりと頷いて。

多分真っ赤になってしまった顔を持ち上げると、眼があって。]

(@77) doubt2 2023/08/30(Wed) 09時頃

【見】 七星拳 ナツミ

[辺りを見回したら、丁度、人通りも無かったので。]

 ――……ぎゅって、して?
 そしたらちゃんと、分かる気がするから。

[ぽつりと、呟いた。*]

(@78) doubt2 2023/08/30(Wed) 09時頃

【見】 七星拳 ナツミ

[自分からお願いしたのに、肩に触れられると>>285、びくっとしてしまったけど。
抱き締めてくれたので、その背に腕を回して、ぎゅって抱き締め返した。]

 ――……うん。
 私、縁士君の事が好きだったんだって、分かった。

 ……好きの種類とか、よく分からなかったけど。

[心臓がとても煩くて、顔も多分真っ赤なんだけど。
抱き締めてもらって、感じた気持ちは。
胸の内にあるこの気持ちは、そういう名前なんだろうと思う。

ありがと、と言って、背中に回していた腕を解いたら、離れたかな。
それとも、抱き締められたままだったかな。
どちらだったとしても、言葉を続けた。]

(@79) doubt2 2023/08/30(Wed) 10時半頃

【見】 七星拳 ナツミ

 私が一人で頑張らないと、って思うのはね。
 相楽君が戦闘放棄して逃げて、襲われた時に、
 言われたからなんだ。
 『永に守られてるだけのお前が助かって、
 何で俺が死なないといけないんだ!』って。
 だから私も、誰にも守ってもらわないで、
 一人で頑張らないと、って思ってた。

 私、あの時、相楽君を殺して契約して、
 私が永を守るって思って、相楽君を探してたんだけど。
 でも結局、永に最後まで守ってもらうだけで。
 だから、縁士君には甘えたらいけないと思った。
 縁士君に甘えて依存したらだめだって。

(@80) doubt2 2023/08/30(Wed) 10時半頃

【見】 七星拳 ナツミ

 でも、本郷さんの事とか、その先の事も。
 ただ単純に、縁士君が他の人を好きになるの、
 見てるの辛かっただけなんだね、多分。

 色々複雑に考えちゃってたけど、とても単純だった。

[そう言って、眉を下げて笑った。*]

(@81) doubt2 2023/08/30(Wed) 10時半頃

【見】 七星拳 ナツミ

[背中に回した腕は解いてみたけれど、抱き締められたまま>>286で。
続く話>>287は、まさか、そんな風に思ってくれていたなんて、思いもしなかったけれど。]

 同じ顔だから、は違うよ。
 二人を、特別好きで信頼してるからなのは分かってたけど。

 縁士君は、好きだから。
 縁牙君は、友愛?
 だから、大丈夫なんだと思う。

[強い力で抱き締められると>>288、心臓がもっと煩くなって。
頭がくらくらしてくる。
もう一度背中に腕を回すと、きゅって抱き締め返して、肩に少し頬をすり寄せた。*]

 …………うん。嬉しい。とても。

(@82) doubt2 2023/08/30(Wed) 12時頃

七星拳 ナツミは、メモを貼った。

doubt2 2023/08/30(Wed) 15時半頃


【見】 七星拳 ナツミ

 う……うん。

[心臓の音凄い、と言われると>>294、とても恥ずかしいけれど。
嬉しい、と言ってくれると、嬉しくて。
背中に回している手に、少し力がこもった。]

[辺りが暗くなってきて身体を離すと、帰ろ、と言うのに頷いて。
手を繋いで、残り少ない、駅までの道を歩いた。*]

(@83) doubt2 2023/08/30(Wed) 15時半頃

【見】 三千世界 トオル

― ぼくらの復輝祭 ―

[毎日着そう>>238には、笑って。]

 柊木目当てで入部する女子が減って、
 いいんじゃない?

 天体にそんなに興味無いとかはいいんだけど。
 恋愛目的の人が入ると、部が荒れるからな……。

[何かよく分からないが、雨竜は最初、僕目当てで入部したらしい>>162
雨竜が起こしたトラブルの数々を思い出すと、小さくため息を吐いた。]

[その後は、部員以外の参加者に、夜空の説明なんかをしていた。
初対面の人とも気にせず話せる、メンタル鋼だし。
今日を機に天体に興味を持って、入部してくれたらいいと思って。
そっと、部員獲得に動いていたりした。]

[終わりの時間が来ると、早速、柊木が場を仕切ってくれているのを見て、小さく笑んで。
撤収作業を手伝ってから、帰路に着いた。]

(@84) 風花 2023/08/30(Wed) 17時半頃

【見】 三千世界 トオル

[帰り道、夜空を見上げながら、思う。

今日の天体観測会は、部員が欠ける事無く、集まれたけど。
それは、当たり前の事なんかじゃなくて。
たった一つの選択肢で、未来は無数に変化していく。

平行世界やら、ハビタブルゾーンの事は置いておくとして。
生命が誕生する条件を満たした、地球という奇跡の星の上で、
僕等は奇跡的に出会って、同じ星空を見上げる。

変えらない過去を嘆くよりも、
その巡り合わせに、一瞬の煌めきに感謝して、それを大事にしたいと、僕は思うんだ。**]

(@85) 風花 2023/08/30(Wed) 17時半頃

【見】 公安部 カガ

―― 春のある日 ――

[あれから、一年以上の時が過ぎた。
 街の復旧も随分と進んでいたし、
 破壊された校舎も再建が終わりかつてのように
 学び舎として生徒たちの賑やかな声で溢れていた。
 当時の生徒達は、一年生が三年生になり。
 二年生だった者は昨年度の終わりに卒業を見送った。
 
 変わりゆくものもあれば変わらないものもある。
 己はまだ同じ場所で教鞭を取り続けていたし、
 約束通り、本郷との連絡も続いている。
 転校先での出来事、行事のこと、日々の報告。
 それらに返信したり、時には此方から近況を送ったり。

 学祭や観測会などの行事の折や、そうでなくとも
 何かの折には顔を合わせることもあったから、
 違いがあるとすれば、生徒として学校で
 姿を見かけることがないことくらいだった。]

(@86) azure_blue 2023/08/30(Wed) 18時頃

【見】 公安部 カガ


 『久しぶり。多忙なんだろうとは思ってた。
  異動は今年も無さそうで、
  こっちは何事もなく普段通りだな。

  GWの後半は里帰りだから、頭の方のどこかで。
  公園って、瑠璃川のマンションの近く? 了解。』


[講義の間の休憩時間に、そう返信したのが
 恐らくは四月の終わり頃のことだったろうか。]


[そうして当日。
 指定された公園を訪れて、
 待ち人を見つければ片手を挙げた。*] 

(@87) azure_blue 2023/08/30(Wed) 18時頃

【見】 七星拳 ナツミ

― その後 ―

[以前は永と一緒に来ていた縁士君の家に、今は一人で遊びに来させてもらっている。
手土産にはいつも、新しく見つけた美味しい和菓子を持って。]

[その日も縁士君がゲームをしているのを、後ろから眺めつつ応援していたけれど、
昨夜、夜更かしをしてしまったせいで、眠くなってきてしまって。
いつの間にか、床に寝落ちてしまっていた。]

[無防備だなぁ>>298って声は、夢の中には届かないけれど。
何されても構わない人の傍で、警戒する必要も無いと思う。

額にキスを受けると、寝ぼけたまま小さく笑んで。
隣の温もりに身を寄せ、幸せそうに、そのまま少し眠っていた。*]

(@88) doubt2 2023/08/30(Wed) 18時頃

カガは、ちょいSHIGOTO山にU

azure_blue 2023/08/30(Wed) 18時頃


【見】 公安部 カガ

―― 春のある日 ――

[近づく姿に、僅かに双眸を細めた。
 声を聞けば本郷と分かるのだが、
 スカートの裾と少し伸びた髪が揺れる様に、
 一瞬、見知った少女とは違う女に見えて]


 ……ん。 久しぶり。
 便りがないのは良い便り…って言うけど
 いろいろ多忙なんだろうなとは思ってた。
 大学生活が充実してるならなにより。
 通学は確かに、学校に近い所がいいよな。
 門限も、無くなるし?

 天文部はあの年の復輝祭が切欠でなのか、
 定期的に色々イベントごとをやるようになって。
 暫く廃部の危険はなさそうだ。 
 ……俺も、変わらず顧問先生のフォロー係。

(@89) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃

【見】 公安部 カガ

[顧問副顧問の顔ぶれは変わっていないこと、
 他にも、個性豊かな新入生の話などもその場でした。
 座って話せば良いものを、なんとなくタイミングを逸し
 そのまま立ち話のように身の回りの近況を交換する。

                  ……そうして]



[“報告”に、瞬いた。]

(@90) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃

【見】 公安部 カガ

[単刀直入な言葉に、
 努めて平静を装おうとするも、ほんの僅か
 その場に走った緊張に気付かれただろうか。

 一呼吸、言葉の続きを待つ。
 その先の真意を確かめたなら
 気付かれないよう、小さく息を吐く。
 嘆息でも諦観でもなく、己にほんの僅か過ぎった
 情けない心の動きによるものだった。]


 ………本郷。


[己を見上げる彼女の瞳は、
 かつての印象よりもずっと柔らかい。
 名を呼ぶ以外の言葉を口に出来ないまま、
 引き込まれるように見詰めていた。
 取られる手も勿論厭いはしない、好きなようにさせて。]

(@91) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃

【見】 公安部 カガ

 


 ――― … うん

        降参。

 

[一途で真っ直ぐな “正面突破” へ
    今度こそ本当に、白旗を上げた。]

(@92) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃

【見】 公安部 カガ



 いいよ。 もう、十分。

 ていうか……俺もこれ以上放っておけない。


 さっきだって、気付いたかも知れないが
 少しだけ、ほんのちょっとだが、動揺したんだ。
 大学に入ったら、そりゃなあ、とか。
 他の出会いも大事にしろなんて余裕ぶっこいて
 いい年して何なんだか。


 ……正直、結構自惚れてたくせにな。

 

(@93) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃

【見】 公安部 カガ

 
 最初に本郷からここで告白受けてから
 一年、半……くらい経つんだったか。
 先生と生徒の枠は外れていたけれども
 その間、ゆっくり関わり続けてきてさ。
 本郷がどんどん大人に、綺麗になって行くのを見て来た。
 見た目の意味だけじゃないぜ。中身も全部。
 きっと、この先も、驚くほど変わって行くんだろう。


 ……見逃したくないと思ってしまうのは、
 ……逃したくないとも、思ってしまうのは。

    そういうことなんだろうな、って、思って。
    ……って、この言い方はズルいか。


[軽く呻いて、一瞬空を睨み。
 取られた手を、今度は己から包むよう握り返して。
 叶うなら少し、引き寄せよう]

(@94) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃

【見】 公安部 カガ



 俺で良ければ。
 ちゃんと、隣で名前、呼んで。


 ………俺も、好きだよ。



[今度こそ――
 正面から、彼女の想いを受け容れる心算で。*]

(@95) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃

【見】 公安部 カガ

―― いつか ――

[あれから。
 実家のある新潟の某都市に帰り、
 学習塾の講師として勤め始めていた。
 生きて還れるかも分からないからと
 殆どのものを手放してきてしまったから、
 実家の至近にマンションを借りた。

 両親や姉たちには、一緒に暮らせばと言われたが、
 姉夫婦が切り盛りしている家に
 いい年の弟が転がり込むのも気が引けたのだ。
 娘はお泊り感覚で己の家と実家とを行き来している。
 本人は実家のほうが自分の家という感覚だが
 それは仕方がないので、少しずつ同居に向けて
 環境を整えて行けたら良いと思って。]

(@96) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

[四歳になった娘は、最近は星が気に入りらしい。
 天文部の元顧問だからといって
 知識を吹き込んだこともなければ
 プラネタリウムに連れて行ったこともなかったのだが。

 せがまれて誕生日に買ってやった
 点を結んで星を作る知育玩具で遊び、
 オリジナルの星座を作っては喜んで見せに来る。
 まだまだ簡単な字しか読めないのに、読めないなりに
 真剣な顔をして星座図鑑と向き合っていることもある。
 二、三年もすれば父よりもよほど詳しく
 星の知識を語るのではないだろうか。

 彼女は、膝の上で、今日も星を数えている。]

(@97) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

[亡くなった人がお星さまになるのだと
 娘に語って教えたのは誰だろう。
 姉貴にしては古めかしい気がするから、父か母か。


 ――あのおほしさまは ひいおばあちゃん。
 ――あかいのは おとなりのおじちゃん。 
 
 ――ぱぱは あれ!


 そっかー、あれかぁ。と返しつつ、
 またさりげなく娘の手でパパが
 亡き者にされている気がするのは気のせいか。
 可愛いので気にしないことにしてはいるが。]

(@98) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃

【見】 七星拳 ナツミ

― X年後 ―

[私の母方の実家のある、星がとても綺麗な、田舎の村。
少し小高い丘の上にある展望台に、天体観測の道具を持って、足を運ぶ。

この場所に初めて2人で来たのは、
私達の地球に戻って最初の長期休み、冬休みの時だったかな。
その時は、真弓ちゃんが子供の頃に遊んでいた、
こちらの地球の駄菓子屋>>0:368にも行ってみたりして。

それから、何回もこの場所を訪れていたけれど。
今、夕陽に照らされて伸びる影は、4つ。

永と縁士君と一緒に、別の地球へ行った時、私はサポート役の姿だったけど。
今は天文部の顧問になった縁士君と、4人で、夜空を見上げる。]

(@99) doubt2 2023/08/30(Wed) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

[星々の泳ぐ海に探すのは、
 無論、亡くした者たちの顔だ。
 
 あの戦いで命を散らして逝った生徒達。
 一人一人の顔を思い浮かべては、宙を探る。
 
 分かっている。見つけることは出来ないと。
 彼らの魂は、きっと其々に
 そこと定めた場所に眠っているのだろうから。]

(@100) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃

【見】 公安部 カガ


 お、おねむだな? そろそろ寝るか。
 ってもう寝てんのか。はええな。
 風邪ひくぞ〜〜。
 

[子供は寝付くのが早すぎる。
 だっこで布団に運び、軽い掛布団をかけてやる。
 その間も、星々は何も知らぬ顔で瞬き続ける。]

(@101) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

[祈る。

 せめて何処に居ても同じ空の元に在るように。
 逝った者、生き延びた者。
 皆の魂が永劫安らかであるように。


 きっと、幾たび季節が巡っても
 己は、あの夏の夜を思い出すだろう。 **]
 

(@102) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

―― 春の日:公園 ――

 〜〜〜… こっちの方が
 学生の頃に戻ったみたいな気にさせられてる。


[何だか表情が定まらない。
 余裕を持った大人の顔をして居られる筈が
 徐々にペースに飲まれているのを感じた。]


 たい、ど  って…… 
 言ったらキリがないような気がするんだが。


[引き寄せて、一歩近づかれて。
 至近にまで本郷を収めながら、見下ろす。
 叶うなら彼女の頭上に唇を落としつつ、
 彼女ののぞみを反芻した。]

(@103) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時頃

【見】 公安部 カガ


 ……そりゃ、願われるなら
 いくらでも叶えてやりたいけど、さ。

 何処までのこと言ってんの?
 先走ったら恥ずかしいから聞かせてよ。


[背を屈め、覗き込む。
 キスで良いならこの場所で、今すぐ。*]

(@104) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時頃

【見】 公安部 カガ


 いや、十代の頃みたいな
 余裕ない対応してる自覚があって。
 ……昔の話は、話すのは構わないけど
 聞いても面白いかな? 図書館篭りの陰キャだぞ。


[軽口の応酬は、落ち着かない心を
 落ち着かせるのに効果的だった。少し笑みが出る。]

 
 ……ん?


[触れるか触れないかのところに
 軽く唇を寄せただけなのに、目に見えて動揺する本郷。
 形勢逆転の兆しかと、口端を上げた。]

(@105) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時半頃

【見】 公安部 カガ


 そりゃあ、あるよ?
 際限があるかっていわれたら、
 人によっちゃあどこまでも行けるだろうな。


[子供、とはもう思ってはいないけれど。
 先刻は予想外に動揺させられた意趣返しに
 予測を越えて純真だったらしい彼女を
 揶揄いたくなってしまったのだった。
 もし余計に困惑させたなら、すまん、と微笑む。]
 

 ……別に急ぐようなことはないから。
    ひとつひとつ覚えていって。


[キスを、と言われたのには
 短く諾を返すように、髪に指を差し入れた。]

(@106) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時半頃

【見】 公安部 カガ



  うん。 
  顔、上げて―――…?


[数センチの所まで、確りと視線を絡ませる。
 それから、怖がらせないよう、ゆっくりと唇を重ねた。*]

(@107) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時半頃

【見】 七星拳 ナツミ

[あの戦いを仕組んだ存在とか、本当のところは、私にも分からないけど。]

[見上げる星空は、あの戦いの地球のものではないから、あの煌めきの中にみんなは居ないのだろうけど。
あの戦いの記憶は、色褪せる事無く、ずっと私の胸の内に在り続けるだろう。]

[子供達2人を間に挟み、
その後ろで、縁士君の手をそっと握ると、幸せそうに目を細めて笑んだ。**]

(@108) doubt2 2023/08/30(Wed) 23時半頃

【見】 公安部 カガ

―― 春の日:公園 ――


[彼女は学生だし、己は教師ではあるが、
 己の生徒ではなく、彼女の先生でもない。
 まだまだ職業柄が混ざりそうになってしまうけれど
 生徒と教師というその感覚も、
 ふたりでいるうちに消えて行くのだろう。]
 
 
 ……ふ   


[よろしく、が可愛くて。合間、少し息を零して。]

(@109) azure_blue 2023/08/31(Thu) 00時頃

【見】 公安部 カガ



 ん、こちらこそ。
 ………  おかわり。


[もう一度、と、離れてしまった唇を繋ぎ直した。
 先の未来への願いを重ねるように。**]

(@110) azure_blue 2023/08/31(Thu) 00時頃

【見】 七星拳 ナツミ

― 余談? ―

[頬をつんつん突かれて>>323目を覚ますと、寝ぼけ眼の目を擦りながら身体を起こす。
せっかく遊びに来たのに、また眠ってしまったみたいで、もう帰る時間になってしまっていた事が悲しくなったので、ぎゅうって抱き着いておいた。]

[外に出ると、夕闇の空に星が瞬き始めていて。
すっかり星に詳しくなった縁士君の話を聞きながら、コートのポケットの中で手を繋いで歩く。]

[駅前が近付いてくると、自然と足取りが遅くなって。
縁士君が立ち止まったので、振り向いたら、後ろ髪を撫でられて、引き寄せられて。
軽く唇が重ねられた。]

 ……私も、大好きだよ。

[赤い頬で、ふにゃっと笑んで。
頭を撫でて貰う手に、嬉しそうに目を細めて。
うん、また明日ね、って、駅に向かった。**]

(@111) doubt2 2023/08/31(Thu) 00時頃

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