27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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―― 病院・2階休憩スペース ――
そうですね。 ……きっともう少ししたら アリババさんの最後の宣告があるでしょうし。
って、大丈夫ですかっ?!
[ 額を押さえる目を瞑る姿に、>>+31 俺は思わず大きな声をあげながら、 ]
そうなんですね。 あまり無理しないで寝てしまうのも手なのでしょうが、 あの夢の世界に行くのも怖くはありますし、ね。
[ あの夢の世界の見え方も>>3:*2 人それぞれといったところなのか。
きっと、優しくて繊細な先輩は、誰かの死の宣告を 今か今かと待ち受けるのも辛いのではないかと。 ]
(+33) 2023/08/02(Wed) 23時半頃
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え、恐いっすかね? 頭叩いたら馬鹿になるってノリだったんすけど。 ……まあ、冗談にしてはブラックでしたかね。 すみません。
いや、自罰とは思ってませんでしたけど、 その様子だと、壁とか展示物とかに ぶつかったわけじゃなさそうですね。良かったです。
ニュースは、なってる可能性がありますね。 俺も友達から連絡たくさん来てましたし。 でも、俺、ニュース見るの怖くて、 連絡し返したりもできてないんですけど。
[ 安否確認が多いということに同意しつつも、>>+32
俺はうまく友達に返信できるか以上に、>>+21 無意識のうちに誰が亡くなったのか知るのを 先延ばししたかったんだなと自覚した。 ]*
(+34) 2023/08/03(Thu) 00時頃
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[スマホにひとつふたつとメッセージが返り震えていることに気づき 軽く触れると後輩からの返事が読めた。 生きているようだ、という返事には少しの間時が止まった。
それは羨望や悔いなどではなく。 起きた彼女が平和に生きることを想像してのもの。 狭いバスの車内で隠れるように眠るより 暖かな日差しの中の柔らかなベッドの上で。 何故かそんなことを思った。
素早く返答を送ると、端末をポケットにしまう。 もうひとつ、同期から返らぬメッセージは気掛かりだが。**]
(107) 2023/08/03(Thu) 00時頃
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『自分は大丈夫だ。 もう少し、話が出来ればよかったな。』
(-57) 2023/08/03(Thu) 00時頃
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ノっくんも、まだあっち側が見えるんだな。
[現実で、起きた後で同じ夢の続きを見るのは 至難の業だが、未だオレたちの夢は アリババ氏の介入を許している。 きっと、最期の決する時まで――。
怖くはある、とノっ君の言に、オレは重々しく頷いた。]
……タカナル先輩は生き残った側の責任を説いていた。 ノっ君は、自分でも構わない的なこと言ってたけど、
恨まれる覚悟、できた?
[潰れた林檎の命運は決している。 「何故自分が」と他者を恨む人物かどうかは分からないけど。 本人がどう思おうと、残る9人は何かしら背負うことになる。]
オレ1人じゃあ、重責に潰されそうだけど。 9分の1ずつ、皆で背負おう――な。
(+35) 2023/08/03(Thu) 00時頃
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オレも億劫で返信してないや。 いい感じの文言思いついたらコピペさせて。
[何とも誠意のない提案を一つ。 正直、犠牲の方が気掛かりでたまらなくて、 無事だった自分とその周囲へ配慮する余裕なぞない。]
アリババ氏も言ってたけど、 目を醒ませないのが誰なのか、 現時点では神様以外知りようがないみたいだし。 理不尽は承知で、オレらに今できることってないよな。
[そしてふと、LINE通知と文面に目元を和らげる。]
シロマちゃんも、無事お目覚めだってさ。
[来るまで待つも、ノっ君という味方を伴い 病室訪問イベントにチャレンジするもOKだ。**]
(+36) 2023/08/03(Thu) 00時頃
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/* うう、混ざりたい…けど、ロル打つだけの体力がないな…
(-58) 2023/08/03(Thu) 00時頃
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[一度として確信に触れようとも手を取ろうともせず、気まぐれに寄ってはくだらない話に付き合わせるばかりの関係性だった。 けれど長い沈黙にはすっかり慣れて、微細な変化にも気付けるようになっていた。 だけど今のような感情を示されたことは、無かったと思う。>>105
そんな大藤の様子は、それなりに衝撃だったようだ。 その話を切り上げ、何気なく彼に呼び掛ける為に一度目を逸らす必要があった。
いくつかの長椅子が同じ方向を向いて並んでいる。 成海が座るのはその最前中央だ。 黒い羽撃きは霧散した。同じ長椅子でも少し空いて隣にあるものでも、彼は好きな場所に座れる。]
(108) 2023/08/03(Thu) 00時半頃
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……、え?
[普段と変わらない様子で、ただ一人の死者になる可能性を静かに受け止めているようなことを言う男。 なんと声を掛けたら良いのか黙して思考している時に、思いもよらない話を聞いて間抜けな声が漏れた。>>106
掌には、確かに必要な一枚の硬貨。]
ああ……。とっくに忘れてると思ってたな ふふ、ふ……は、それを心残りにカウントしてくれるとは
──いいよ。君に運命を任せよう 表なら俺、裏なら大藤君が兄だ
[思わず本物の笑いがこみ上げてしまった。 此方は色んなものが内側で渦巻くというのに。 大藤ときたらその言葉選びと口数のようにただ真っ直ぐで、余計なものが無いかのようだ。
そういう彼だから頷いた。心残りを二人で無くそうと思えた。 三分の一で二人目の兄か一人しかいない弟を喪うのだとしても。*]
(109) 2023/08/03(Thu) 00時半頃
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[もう会うこともないのかもしれないから。 この夢が自分のものである可能性が三分の一になったから。
後輩たちと話せなかった心残りを 楔を打つように、短文に残す。**]
(-59) 2023/08/03(Thu) 00時半頃
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[自分は、自分の事を伽藍堂だと思っている。 何か大切なものを生きてきたどこかで、或いは生まれたその時に ぽっかりと無くしてしまったように感じている。 それでも感情の起伏が無いわけではない。
傷が痛い事を感じない程、平然を装う姿は 心配を、怒りを滲ませる。
気まぐれに現れては、核に触れぬ話題を持ち出し 手を取ることも距離を詰めるでもなく ひらりひらりと舞い遊ぶ蝶の方がまだマシだ。 隣に座り硬貨を手にしながら、一度高祈に視線をやる。]
(110) 2023/08/03(Thu) 00時半頃
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大体覚えてる。
[持ちかけられた他愛もない話の端々。 例えばどんな話をしただろうか、律儀に覚えていることは多いはずだ。
あの完璧そうな飄々とした男から間抜けな声が漏れ 笑みまでこぼすから、今はまあ良しとするかと 親指と人差し指の間に硬貨を乗せる。]
表なら高祈、裏なら自分。 いくぞ。
[ピンッとコインを弾きあげ、甲に落として捕まえる。]
………お前はどっちがいいんだ?
[手のひらを開ける前に、運命を問う。*]
(111) 2023/08/03(Thu) 01時頃
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そう言われるとなんだか、恥ずかしくなってきちゃうな
[巫山戯た話を振られても真面目に思考するところがあるとは、以前から知っていたけれど。 そんなにも律儀だとは思わなかった。
大学の七不思議だとか、凄く不味いご当地ジュースが自販機に入っていたとか 反応が見たくて持ってきた話は、思えば本当にくだらなかった。 その分大藤の前では肩の力を抜かせてもらっていたところがあるけど、こんな状況になってしまうと……もっと語るべきことがあった気もしてくる。]
(112) 2023/08/03(Thu) 01時頃
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―― 病院・2階休憩スペース ――
そうですね。俺も見えますし、 おそらくは銀先輩や柊くんも、きっと。
恨まれる覚悟、ですか。
[ その問いに俺は肯定も否定もしない。>>+35 だって、そんなものとっくの昔にできていた。
俺が生きて、健全な結果にならなかったことを 世界に対して呆れながら、>>2:306>>3:62 それでも、それにより死者からどう思われようとも、 それは仕方ないことだって、 あのときからずっと思っていたのだから。>>1:370 ]
そうですね。仮に恨まれたって、 俺たちの責任は1/9です。 骨谷先輩だけの責任にはさせないですよ。
(+37) 2023/08/03(Thu) 01時頃
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はは、善処します。
[ 誠意のない提案には、乾いた笑いを返した。>>+36 今はいい文言なんて思い浮かばないし、 きっと、亡くなった人が誰なのか分かれば、 さらに思い浮かばないだろうことは 容易に想像できて、 ]
たしかに、結論が分からない限りは、 俺たちに出来ることってないですよねえ。
西門教授や銀先輩、柊くんに心のケアが必要かとか、 もうすぐ目覚める高祈先輩と仁科ちゃんを どう迎えるかとかを考えるかくらい、ですかね。
[ それから、先輩につられるように、>>+36 俺も銀先輩のメッセージを見て、>>+29 ]
(+38) 2023/08/03(Thu) 01時頃
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そうですね。 もしここまで来れそうなら、銀先輩の顔も見たいですが。
[ おそらく銀先輩の足の捻挫というのは 本当だとは思うけど、
今は一人でいたいために、 休憩スペースまで移動できない言い訳として 捻挫と言った可能性もあるし、
銀先輩の病室へ訪問するのは 止めておいた方が無難かなと思いつつ。 ]**
(+39) 2023/08/03(Thu) 01時頃
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/* 病室で多角は難易度高いな…… って思ってたら、サンドイッチ職人になってる罠()
(-60) 2023/08/03(Thu) 01時頃
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[宙へ翻り、伏されたコイン。 思わぬことを問いかけられ、彼の顔を思わず見つめた。
どちらでも受け止める気だった。 しかし、そう問うからにはきっと曖昧な返答では駄目なのだろう。]
……俺かな これが大藤君の夢でこっちが弟だった場合 兄を二度喪うことになるから、さ
[元から薄い笑みが、更に微かなものとなる。 無論弟なら平気というわけでも、何の肩書きも無ければ大藤が死んでも構わないということでもない。
本当は戻ってきてほしくても、確定した一人の死者の為に不確かな望みなど残していく気にはなれない。 全員を救えなどという祈りは、天高くの神様には届かないのだから。
答えを待ち、大藤の手元に視線を戻す。**]
(113) 2023/08/03(Thu) 01時頃
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―― キッチンとか ――
[ぐつぐつと肉じゃがを温め直したり冷蔵庫をのぞいたり。 順番に“起きて”いくから、すっかり人が減ってしまったと思う。 人気のない静かなキッチンでテーブルの二人の会話を聞くともなしに聞く。
その最中に、スマホが震えて、ラインが届く。 しばし画面を見つめるが、目を伏せてポケットにしまった。 今すぐには、返す言葉が浮かばなかった。]
スイートポテトは食べにくいかな・・・
[小さくすればいいのか?しかし2歳児向きの食感には思えずに彼女のデザートはイチゴ牛乳寒天にしようと決める。
漏れ聞こえる会話の中に聞き捨てならない言葉が聞こえた。
――叩く、を 我慢?]
(114) 2023/08/03(Thu) 02時頃
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[気にはなるが、火を触っているときは集中だ。 肉じゃがもハンバーグも少しずつ器に入れて2.5人分。 スイートポテトも用意はしたけど、もし田端先輩(仮)の側には牛乳寒天を幼女サイズにして置いた。 スイートポテトも食べるなら少し気をつけて見ているだろう。] いただきます。
[ノリくんが置いてってくれたごはん。 生きて帰れることがわかった今、これが最後ではないとは思うけど、“パーティー”でもない限りそもそも彼の手料理を食べることもないので、手を合わせて大切にいただく。
一口、二口、食べたあたりで、たば・・・以後「たばた先輩」の方を向いて、おいしい?と一声かける。 パンがあれば積んだかもしれないけれどあったかな]
(115) 2023/08/03(Thu) 02時頃
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・・・あのね、さっちゃん。
[各ご家庭の事情だとか、 これは“今”のことではないとか、 死んだ人のことを悪く言いたくないと“田端先輩”が言っていたこととか、 考慮すべきことは多分色々あるんだろうけど]
叩かれたら、痛いって言っていいんだよ。
[空気を読まないのが仁科です。]
泣いていいし、 さっちゃんがさとちゃんに敵わないなら、 大人にたすけてって言ってもいい。
[“たばた先輩”のご両親がどんな人なのか、ごく一般的な家で育った仁科にはわからない。 両親が助けてくれない環境など想定せずに、思ったことを言う。]
お姉ちゃんは、叩くのきらいだな。
(116) 2023/08/03(Thu) 02時頃
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[田端先輩の“悪夢”の片鱗が見えた気がしてため息をつく。 我慢し続けた結果、たたく、で済まなくなるのだろう。 石を投げるなど言語道断である。]
ままには、言った?
[少なくとも、たばた先輩の先程のギャン泣きを見れば ママは助けてくれるんじゃないかと期待して聞いた。
もはやあーたんは救えないが(べっとり)、 この子を救えないかと、 もうすぐいなくなるわたしが考えるのは無責任だろうか。
たばた先輩の様子を見ながら、こころ先輩にも視線を向けた**]
(117) 2023/08/03(Thu) 02時半頃
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/* こころ先輩と二人でさっちゃんに話してるイメージ なので視線くらいしかできなかった・・・えへ
(-61) 2023/08/03(Thu) 02時半頃
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/* そして大藤先輩とのメッセージがほんのり嬉しい。 大切に返したいのに仁科に情緒が足りぬ・・・
(-62) 2023/08/03(Thu) 02時半頃
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面白かったけどな。
[話に聞いた大学の七不思議を確かめたこともないし 自販機の不味いジュースを買うことこそしなかったが それらは本当に他愛もない事で、くだらない話で。 今となってはそれが日常というものだったんだなと気付く。
例え真面目な話をされていたとしても、 常日頃、笑みに隠した心を吐露されていたとしても、 変わらず同じように受け止めていただろうが それもまた『たられば』の話。]
(118) 2023/08/03(Thu) 02時半頃
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そうか。
[高祈の希望の、その中の単語をどうしても耳が拾ってしまう。 『兄を二度喪う』ということは既に一人、本当の兄を喪っているということだ。 高祈とはお互い家族構成のような家の話をした覚えがない。 高祈ホールディングスについて詳しければその事実も知れたかもしれないが 生憎家柄には興味など全く無かった。
自分にとって彼は『高祈成海』であり、 たまに絡んでくる同期で、妙に笑顔を張り付かせていて、 自分と話す時は少し息を抜いていて、黒い物ばかりを身につけた 高祈成海以外の何者でもない。
だから兄がいた事も、 その兄が亡くなっていたことも知りはしなかったが──]
(119) 2023/08/03(Thu) 02時半頃
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悪いな、自分が兄らしい。
[手の甲に落ちたコインは、裏の面を顕にする。 これが夢なら高祈の希望くらい叶えてくれてもいいようなものだったが なにかの意志を持つようにそれは逆の面を見せていた。
三分の一の確率で、喪う二人目の兄となる。 何を考えているかもしれない神はこちらの希望など聞き届けもしないのだから 無惨にも死に往く一人を救うことは、高祈にも誰にも出来ず その一人が自分である可能性は、低くない。
だからこそ、と。 一度立ち上がり高祈の前に向き合うように立つ。]
(120) 2023/08/03(Thu) 02時半頃
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[黒と黒。 顔さえ似ていれば本当に双子と思われてもおかしくはない。 しかしこの色には明確な違いがあった。
自分の黒がすっぽりと抜け落ちた影の色だとすると 高祈の黒は何かを弔う喪を纏う黒。 只管に黒を身に纏う姿はまるで、喪に服しているようだと>>0:290 いつも、そう思っていた。
もしここに─先に目覚めた者の中に─高祈を想う者がいたとして 或いは回谷が現れたりしたら 余計な誤解や嫉妬を招くかもしれないが、少しの間許して欲しい。
向き合うまま一歩と近付きその距離を詰め 似たような背格好の高祈を、ゆるく抱き締めた。]
(121) 2023/08/03(Thu) 02時半頃
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もし自分が死んでも、喪に服さなくていい。
[今みたいに、頑なに黒を着なくていい。 カラスアゲハに纏われなくていい。 傷を、痛みを、見て見ぬふりなんかしなくていい。 笑いたくない時には、笑わなくていい。]
好きに生きろ。
[何があったかなど知らないが。 知ることもきっと無いのだろうが。 こんな時だからと、自らが思う確信に触れる。]
(122) 2023/08/03(Thu) 02時半頃
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『死んでもいい』なんて思わなくていい。
[行き過ぎた黒は、誰かを失った哀しみの色というよりまるで 自分自身を消し去りたいと言っているようで。]
お前は、お前だ。
[誰の息子でも、誰の弟でも、誰の婚約者でもない。 『高祈成海』は『高祈成海』だ。]
(-63) 2023/08/03(Thu) 02時半頃
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