28 僕等(ぼくら)の
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─旅行の日─
>>+175美味しいものをお腹いっぱい食べて、食べ終わったから都移動しようと思ったら大人のキス。 うん、いつもとは違うけど美味しい味が残ってる。 目を閉じてキスを受け入れた。舌先を伸ばして、まだ辿々しいけれど命くんの舌先を突いたり、摺り寄せたり。
「んん…、ふ、ぁ…。」
お膝の上に乗って横抱きにされる。 私からも腕を伸ばして口づけを続けていると…"失礼致します"なんて声が聞こえたからぴゃっ!と離れようとしたけど。 お膝の上からは逃がしてくれなくて、せめてキスはやめて…あーんもう見られちゃった! その目は本当に微笑ましいの?呆れられてない!? ちょっとやるせ無くなって真っ赤になりながら「す、すいません…」と両手で顔を覆った。 もう、人前でこれは恥ずかしいよ! お布団は一組にしますか?なんて聞かれたけどもう恥ずかしすぎて返答は命くんに任せたけど、二組敷いてもらったとしても最初から布団はくっついてるんだろうなぁ。それは異論ないけどね。
(+180) 2023/08/22(Tue) 22時半頃
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「も、もう…?」
恥ずかしかった!と、唇を尖らせたところで。 >>+177差し出されたものにパチリと目を瞬かせる。 そしてさっきまでとは別の意味で頬を染めた。 黒檀で出来た指輪。そこに嵌められた小さな宝石。それが、夜空に浮かぶ星みたいで素敵だなあって思ってたけど。
「え、…うん、嬉しい。 もしかしてさっき、気づいてたの?」
綺麗だなって思ったこと。 一緒の指輪欲しいなあって思ったこと。 素敵、と小さくつぶやいて左手薬指に指輪をはめてもらう。 えへへ、と頬を緩ませて幸せいっぱいで。
(+181) 2023/08/22(Tue) 22時半頃
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「ふふふ、本当嬉しい。大事にするね。 …命くんのもあるなら嵌めたいな。」
ペアリングなんだから多分あるよね? もしあったら、命くんの薬指にも私から嵌めてあげたいんだ。**
(+182) 2023/08/22(Tue) 22時半頃
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――旅行の日――
[>>+180大人のキスはいつも没頭してしまう。 珊瑚が沢山求めてくれて可愛い声を聞かせてくれるから、大和もすり寄ってくるところに合わせて絡めにいったりする。 そうしていると段々と夢中になってしまうから――若いカップルの姿にきっと微笑まれているよ。 珊瑚は両手で顔を覆ってしまったけれど若い男女が二人きりで、個室用の露店風呂つきの部屋に泊まっているのだから見られてなくてもお部屋でゆっくり御くつろぎ中なのは察せられているはず。
お布団は二組でお願いしたけれど珊瑚が顔を覆っている間にアイコンタクトで枕が片方に二つとかなっていてお布団もくっついてるので実質一組だったりする。
>>+181恥ずかしかった抗議は受けるけれど恥ずかしがっている珊瑚はとても可愛いのでもっと見たいけど見せたくはないなかなか微妙な心境である]
(+183) 2023/08/22(Tue) 23時頃
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ん、うん。 珊瑚さん結構見てたから……。 欲しいんだろうなって、よく似合っててよかった。
[でもやっぱり一番は嬉しそうな表情をしているときだ。 幸せそうに頬を緩ませているのを見ると大和も頬が緩んできてしまう。 ペアリングなので勿論大和の分もあって、左手を出して薬指に嵌めてもらおう]
指輪の交換、次は結婚式でだね。
[頬に口づけしてから囁いて、二人で左手を並べて写真を撮ってもらおう。 二つの星だけで繋がる星座はなんていう名前がいいかななんて尋ねてまた口づけを交わそう]
(+184) 2023/08/22(Tue) 23時頃
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あ……そだ、お風呂の湯もう溜まってるはず。
[暫くキスをしあっていると、ふとお風呂のことを思い出す。 ちょろちょろ入れておいたけど流石にもう溜まってるはずのお時間だ。 お風呂に入るならつけたばかりの指輪は外したほうがいいかな。 お布団の準備も出来てるし、どうする? との問いかけの答えを待とうかな。 待ってる間もちゅっとキスをしているのだけれど*]
(+185) 2023/08/22(Tue) 23時頃
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─五回目の襲撃─
[今回の戦いも、コーラは勝った。暫く睨み合ったと思ったら、レーザーを撃って。効かねぇと思ったら、駆け寄って殴って。敵も何かしてたみたいだけど、全然意に介さないって感じで。一回殴り返されて、吹っ飛ばされて圧し掛かられたけど、泥臭いって言ったらいいのか? なんか、地味だけど迫力のある殴り合いして、結局勝った。普段喧嘩しない人がキレた、みたいな感じがした。 ……や、コーラはいっつも戦ってんだけどな。]
[それを見て、俺は────なんでか、悲しいような、申し訳ねーような気持ちになったんだ。理由は、自分でもわかんねーけど。]
[……そんでなんか、無性にケイに会いたくなった。*]
(+186) 2023/08/22(Tue) 23時半頃
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─旅行の日─
「結婚式…、うん、お金貯めなきゃね。 早くしたいけど、式を挙げるなら 少し先になっちゃうね。 でも、…そのためにも頑張る。」
自然と結婚式の話が出て、ふわりと微笑みが浮かぶ。 そんな素敵な未来が早く訪れたら良い。 そんな素敵で平和な未来。 お互いの指に嵌められた指輪を並べて見て、頬は緩んで戻らない。 口づけを交わして、いつか星が増えるかもしれないよ?なんて、くすくす笑った。
(+187) 2023/08/22(Tue) 23時半頃
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「あ、お風呂。…温泉なんだよね? あー、木でできてるし濡らさない方が良いみたい? のんびりしてる時やデートの時は着けようね。」
家事をしてる時や、学校ではつけにくいかも。 だから名残惜しいけど指輪を外して、貴重品入れに入れておこうかな。 家に戻ったら専用の小皿にでも入れて飾っても良いもの。もちろん、それ以外の時は着けていたいし。 そうしてちゅ、とキスをしながら準備をして──。
「…わ、私先に体洗ってるから、 湯船に浸かり始めたら呼ぶからそれで良い?」
流石に同時に入るのは…体を洗うとことか見られるのは恥ずかしい気がするから、と先に着替えを持って外に出ようとする。 着替えもホテルのロゴの入った浴衣とバスローブの中間みたいなのだけど、それとタオルを抱えて窓に手をかけた。**
(+188) 2023/08/22(Tue) 23時半頃
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