人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

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【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

─回想・大和くんとの今日まで─

「ふふっ、早く、はっきり言ってくれると
 もっとも〜っと嬉しいな…♡」


>>608唇を重ねたまま、ソファの上で私の上に命くんがいて。
ある意味正直だなあって思う。早く、はっきり言ってくれると本当に嬉しいけど、そんなところも好きなんだ。
また唇を重ねて、──もう、私の全てを塗り替えてしまって良いのになんて、そんなわがままな気持ちを抱いてしまう。
きっとあのロボットのことがなかったら、もっとゆっくりお互いの気持ちを育めていけたかもしれないのに。
今は、ただ時間の許す限り…命くんと一緒にいたい。
その全てを覚えていたい。

命くんが存在していた、証が欲しかった。*

(659) 2023/08/17(Thu) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

─     ─

七尾ちゃんの戦闘が終わったその日。
わたし、多分やっぱりご飯を作っていたと思う。
七尾ちゃんがリクエストしてくれた事のあるクッキーも焼いて。
それをお母さんにお供えするけど、その時に七尾ちゃんの分もって、別に分けてお供えした。
チーン、と音を鳴らしてお線香をあげて、手を合わせる。
私にとっては日常の行動。
でも今日は気持ちがいつもより重い。
だって、年下の子が死んだ。本当に、死んだ。
それは本当にみんなが死んじゃうって事。
命くんも死んじゃうって事で…。
すごく泣きたい気持ちだし、実際泣いても良かったと思う。
でもね。私泣かない。泣けないよ。
少なくとも今日の涙は七尾ちゃんが亡くなったことへの悲しみの涙だけだ。

私、その日はなかなか眠れなかった。
それならせめて邪魔させたくなかった。
みんなは味方なんだよって誰かに言いたかった。
だから私はネットでまとめられた情報や動画を調べて、"あのロボットは味方である"と意見してくれてる人は誰なのか調べたり、軍部の誰に意見を伝えたらもうみんなのロボットを攻撃しないでいてくれるのか、考えたかった。

(660) 2023/08/17(Thu) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

そして私が見つけたのは、ロボットに関する特別対策本部などと銘打った軍のサイトだった。
そこに私は夜のうちにメールを送る。
あの二足歩行のロボットは味方だと言う事。
私はパイロットたちの関係者だと言う事。
だから、相手を倒したら姿を消すのだと言う事。
だから、次に現れた時に攻撃しないでほしいと言う事。
それと、名前と連絡先を書いて。

(661) 2023/08/17(Thu) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

その返事が来たのは電話でだった。
その日、私は一人で学校にいた。──若しかしたらみんなも登校してたかもしれないけど、哀しいかな。
出来ないやつゆえ、追加の進路指導という名の宿題進捗確認をされたわけです。
命くんのおかげで大分良かったけどね!
おかげであまり注意されずに済んで、ホッとして部室に向かってる最中だった。
ホッとしたのはお説教に関してだけ。
七尾ちゃんのことを考えれば相変わらず胸が痛む。
でも、部室にもクッキーを持って行きたくて。
とにかくその時は周りにみんなはいなかったんだ。

(662) 2023/08/17(Thu) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

「あっはい、──はい、瑠璃川珊瑚です。」


それでも、容易に人に聞かれて良い内容に思えないから声を潜める。
換気のために開いた窓辺に立って空調と外気との差を感じながら話を続けた。


「…はいそうです。はい、私は彼らの友人です。
 そうです、敵じゃありません。」


「だからあのロボットを──アストロを攻撃しないでください。」


だから。
私は気付かなかった。
密やかなその声すら拾うくらい、情報を欲していた誰かがいたなんて。
そのどうにもできない気持ちの捌け口を探している人がいたなんて。

(663) 2023/08/17(Thu) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

「…はい。…はい。分かりました。
 有難うございます。
 ご連絡お待ちしています。」


相手の方はまた折り返しメールか電話で連絡をくれるそうだ。
私の方も、今回のことをみんなに伝えなくちゃいけない。
どうにか連絡を取り付けることができるかもしれない。
どうにかみんなの邪魔をしないでもらって、出来れば協力だってしてもらえるかも。

でも、その矢先私は鋭い声で話しかけられる。
振り返ると見知らぬ生徒。
キョトンとしていたけど…どうやら今の話をかじり聞かれたらしくて。
私は責められた。あれとどう言う関係なのか。
私は落ち着いて、と彼を宥めようとしたけど、かえって彼の機嫌を損ねたらしい。
どうやら、彼の親族が被害にあったか、軍の関係で──らしいけど。
でも上手く言えないでいると彼に強く突き飛ばされた。
運が悪かったのは。

その先が開いた窓であったこと。

(664) 2023/08/17(Thu) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

「あっ。」


驚いて声が出た。
多分。ここまでするつもりはなかったんだろう、顔面蒼白となった相手の顔が見えた。
どうしよう。
考えても仕方がないことだった。浮遊感と、落下の感覚。空と地上が逆さまになって、空がどんどん遠くなってく。


手を伸ばす。届かない。何にも。誰にも。

(665) 2023/08/17(Thu) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

「たす け   」


悲鳴すらうまくあげられない。
重力の法則のまま、私は──。

(666) 2023/08/17(Thu) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

あれ。
あれ?
あたまが、いたい。
あ、れ──?

きょう、は
     からあげ つくって
     おいしいから げんき だして
     あ そうだ
     れいぞうこ ひやしてある
     れ ちーずけ き た て
     それで

     それ で …

(667) 2023/08/17(Thu) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

私の手に握りしめたスマホがあった。
物事がうまく考えられない。
救急車呼ばなきゃかな?
あ、でも、なんだかいま、すごく、みことくんのこえききたい。
やまとくん。

ねえ 命 く ん。



「み  こと   く  ん……」

(669) 2023/08/17(Thu) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ




       「だい  すき  だ   よ  」

(670) 2023/08/17(Thu) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

その場に誰がいたかも分からない。
誰もいなかったかも。来てくれたかも。
ただ私は、そう呟いて意識を途切らせた。
そして、そのまま二度と目を覚ますことができなかった。

(671) 2023/08/17(Thu) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

私のスマホをその後誰かが持っていたなら、軍の関係の人だとかの連絡が来るかもしれない。
私がしようとしていた事の一端がわかるかもしれない。
もしかしたら何も繋がらないかもしれない。
彼等との繋がりはむしろ絶たれるかもしれない。

>>#5私の行動は全くの無意味だったのかもしれない。
>>#6もしくは見当違いのことをしていたのかも。私が訴えたいことなんて、とうに誰かがリークしていたのだから。
それどころか、彼らの足枷になってしまったかも。

(672) 2023/08/17(Thu) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

ただ一つ、死んでしまった私でも確定的に言えた事。
後頭部が致命傷だったから、死に顔は綺麗…と言うか、怪我があるようには見えないものだった。
…お父さんは、涙を流して悲しんでくれた。
私がいつか帰ってくるかもしれないからとしばらくあの部屋をそのままにする事にした。
死亡診断書の作成の時、私がまだ17だった事にひどく動揺して──。
ほとんど人の来ないだろう私のお葬式に、憔悴した様子だった事は、確か…らしい。**

(673) 2023/08/17(Thu) 00時頃

珊瑚宮連邦 ルリは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 00時頃


【独】 珊瑚宮連邦 ルリ

/*
あっ、>>668はハロやんwww
くくってしまったごめん!

(-215) 2023/08/17(Thu) 00時頃

【独】 珊瑚宮連邦 ルリ

/*
いっこやまとくんを、みことくんに直しそこね見つけた不覚!!!

(-216) 2023/08/17(Thu) 00時頃

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