人狼議事


10 冷たい校舎村9

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【独】 夜笑国 メイ

/*
乃絵ちゃ……すき……!

(-33) 2021/06/10(Thu) 23時頃

【独】 夜笑国 メイ

/*
>>278
シャボン玉と割れなかった窓で友情表現しているの素敵ー!

>>281
>こんなところで、た、立ち食い?するつもりなの?
あまりにもかわいい……わるものでよかった……。
>>283
わるものでよかったー!

>>287
かわ……その時はお茶半分こしようね……。

これ昨日のうちに間に合わせたかったのですが、
遅筆が止まるところを知らなくてどうにもならなかった……!
ひとみちゃんもいるうちに投げたかった……!
でも落ちロールも最高でした……!

お返事かくぞー!

(-34) 2021/06/10(Thu) 23時頃

【人】 夜笑国 メイ

— 昨日の夜:購買でワルイコト —

[二本指で摘めちゃうドーナツの穴は小さく歪で、
 透明な膜を挟んだ乃絵ちゃんの表情はよく見えない。
 たぶんちょっと動揺してる>>281
 わたしは角度を変えたり反対の目を閉じたりしながら、
 乃絵ちゃん>>282がわたしの言葉を咀嚼するのを待った。

 乃絵ちゃんが驚いた顔をした時>>279
 わたしはだよねぇって思った。納得した。
 乃絵ちゃんは、やっちゃダメって言われたらやらない。
 いつも真面目で、しっかりしてて、冷静で。

 でも、別に強い訳じゃない。

 乃絵ちゃん>>283がドーナツを目元に当てる。
 わたしはわたしがよく見えるように、
 乃絵ちゃんへ一歩近づいた。
 わたしの名前を呼ばれて、わたしはうんって頷く。
 同じだねぇ。]

(304) 2021/06/10(Thu) 23時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[わたしたちはいつも一定の距離を保っていたから>>278
 わたしは乃絵ちゃんの不安を雨粒分しか分からないし、
 乃絵ちゃんもわたしに何が欠けているのか知らない。

 でも今、ドーナツの穴から見えるように進んだ分、
 わたしは言葉を近づけた。
 いつか、なんて、曖昧な言葉だけど。
 乃絵ちゃん>>286頷いてくれたからいいかなって思う。]

  買う前に開けてごめんなさい。

[わたしは空っぽのレジに謝っておいた。
 わたしはドーナツの穴を覗くようなワルモノだけど、
 家の外でこんなことするような躾は受けてません。
 フツーだよ、わたし。よく人と噛み合わないけど。]

(305) 2021/06/10(Thu) 23時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[乃絵ちゃんが選んだ冬季限定のチョコとほうじ茶>>279
 綿見さんとひとみちゃんの分のお茶、
 それからとびきり甘いミニドーナツ(開封済み)。
 他よりちょっと大きな小銭の山を作ると、
 わたしたちは保健室へ戻っていく。

 お菓子パーティーが実現できたかどうか、
 お茶が誰の手に渡ったかは、女の子だけの秘密だ。]

(306) 2021/06/10(Thu) 23時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[いい夜だった。
 ここがどこか、なんでここにいるのか、
 一瞬だけでも忘れちゃうくらいに。

 いい日だったと思ってる。
 怖いことはあったけど、
 わたしの大切なものは何も失われていない。

 自ら手放した、たったひとつの愛を除いて。]*

(307) 2021/06/10(Thu) 23時半頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/10(Thu) 23時半頃


【人】 夜笑国 メイ

— 現在:渡り廊下 —

[向井くん>>291に「変なの」って言われたから、
 わたしは「フツーだよ」って返した。
 フツーだよ。知られたくないこと隠すために
 誤魔化してるだけだもん。みんなもやるでしょ。

 わたしたちは短い道を歩いて、
 また建物の中に入るはずだった。

 向井くん>>292が振り返って、わたしが半歩進む。
 再開されるはずだった歩みを止めたのは、たぶん
 わたしだ。向井くん>>293が固まって、笑う。
 わたしはやっぱり笑わなかった。]

(324) 2021/06/11(Fri) 00時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  最初に言ったのは向井くんだよ。
  決まってることやるの、ラクなんでしょ。

[わたしの向井くんに対する印象は、
 ほとんどがあの日>>0:478に作られたものだ。]

  ラクじゃなくてもいいの、すごいんでしょ。
  えらいんでしょ。

  ラクかどうか、
  向井くんには大切なことだって思ってたんだけど。

[向井くんはそう言ったこと>>0:798、覚えているかな。
 わたしも会話の詳細はもう覚えてないから
 説明はできないんだけど。
 わたしは思い出の断片を拾っては向井くんへ向けた。]

(325) 2021/06/11(Fri) 00時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  炭蔵くん? ま、役割が違うからね。
  それにわたしも言われなきゃ気づかなかったと思う。
  わたしは人じゃなくて、向井くんを見てただけ。

  ……言わなきゃ、伝わらないんだよ。

[わたしはわたしへ言い聞かせるように零した。
 わたしも言葉を途切れさせれば、
 向井くん>>294との間に沈黙が漂う。
 そろそろ歩き出す頃合いみたいな空気が流れ出した頃、
 向井くん>>295が再び口を開いた。]

(326) 2021/06/11(Fri) 00時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  それが、一番嫌なんじゃないの?

[思わず、どうしてが口をついて出ていた。
 向井くんは息がしづらいのだという。

 わたしがラクを求めずただひとつに打ち込んだように、
 向井くんにとっては、
 それが何より優先すべきことなんじゃないのかな。

 だからわたしは昨日の朝、失われる石橋を思ったし、
 今こうして向井くんと話してるし、10円玉を増やした。

 分かったつもりだった向井くんのことが分からなくて、
 わたしは笑うことなくまた首を傾げる。

 笑わないのは、心配しているからだよ。
 一番大切なことができないの、苦しいでしょう。
 叶えられるなら、叶えるべきだよ。
 わたしは理想を向井くんへ勝手に押しつけた。]

(327) 2021/06/11(Fri) 00時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[向井くんが歩き出すならついていくし、
 そうでないなら立ち止まったまま。どっちでもいい。
 今、わたしの興味は向井くんに注がれている。]

  ……っ、

[すると今度はわたしの方に話題が向いて、
 面食らったみたいにわたしは息を詰めた。

 何が一番好きなのか。
 何にでもなれるなら何になりたいか。
 そういうこと言えなくなってもう1年が経つ。
 その間、わたしはほとんど息してない。
 だからわたしは死人だと思ってた。]

(328) 2021/06/11(Fri) 00時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  もし、ここがずっと、このまま、なら。
  ……かな。

[ここが永遠なら、
 わたしが悪意のない優しさから永遠に遮断されるなら。

 そんなことはありえない。
 わたしはこの世界よりわたしを信じちゃう。
 いつか覚めるものって考えちゃう。

 このままじゃいけないって思っちゃう。
 わたしの頭の中で、世界と繋がりそうになる友達がいる。

 わたしは追い払うように頭を振った。]

(329) 2021/06/11(Fri) 00時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  だから、ちょっと苦しい。

[昨晩は楽しかった。本当だよ。
 だからこそ言えないことが増えて苦しい。
 わたしは嫌いじゃないって言える向井くん>>295
 羨ましそうに見つめた。あの時みたいに。
 今度は「いいなぁ」とは言わなかったけど。]

(330) 2021/06/11(Fri) 00時半頃

【人】 夜笑国 メイ


[だから、かな。
 思い出がちょうど近いところに辿り着いたのかも。

 それとも、嘘の10円をばら撒く行為に
 神様を結びつけたせい?]
 

(331) 2021/06/11(Fri) 00時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[向井くん>>297の声に、わたしは固まった。
 どういう意味だろう。
 何度考えても、文字通りにしか捉えられない。]

  ……違うって言ったら、信じてくれるの。

[わたしの声はひどく硬いものだったと思う。
 偉い大人たちの悪気のない優しさを身体が覚えている。
 短い爪を、手のひらに強く押しつけた。

 また、わたしじゃないことがわたしになるのかな。
 何を言っても信じてもらえないかも。

 自分は相手をこうだって決めつけるくせに、
 わたしがわたしじゃなくなることに耐えられない。
 傲慢だ。でもみんなそうなんじゃないの。

 向井くんへ向ける視線に、不安と敵意が混じる。]**

(332) 2021/06/11(Fri) 00時半頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/11(Fri) 01時頃


【独】 夜笑国 メイ

/*
今日落ちの向井くんを拘束しすぎなんですよ。すまない……!
鳩羽くんもだし炭蔵くんもお話したりあるのでは……?

10円は次くらいで渡せたら……と思いつつ、書くことは書いて巻くところは巻くを頑張って。ちょうがんばって。はい。

(-42) 2021/06/11(Fri) 01時頃

【人】 夜笑国 メイ

— 現在:渡り廊下 —

[わたしが口にして、向井くんが立ち止まって。
 だからわたしたちは廊下の端にも辿り着けない。

 九重さんの死体を見た時から
 わたしはもう以前のわたしのままじゃいられなくなった。

 今までならへらへら笑って誤魔化し続けて、
 向井くんのうやむや>>351もいつか消えるものとして
 廊下に置いてきぼりにしただろう。

 今回だって、そのつもりだった。]

(380) 2021/06/11(Fri) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ


[息ができないから、死んでいるんだと思ってた。
 でも結局、わたしを殺せるのはわたしだけだ。]
 

(381) 2021/06/11(Fri) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[向井くん>>352の眉尻が顔を覗かせると、
 渡り廊下の上から笑みがなくなった。

 肯定から始まった向井くんの話に、わたしは耳を傾ける。

 わたしの幼子染みたどうしてに、
 向井くん>>353>>355は丁寧に答えてくれた。
 子どもみたいと言った誰か>>0:998に見せてあげたい。]

(382) 2021/06/11(Fri) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[言わなきゃ分からないこと。知らなきゃ気づけないこと。
 わたしは向井くんのラクじゃないことに、ただ頷いた。

 やっぱりわたしにはちっとも共感できなかったけれど、
 教室を飛び出した背中を思い浮かべたし、
 文化祭の日、とある事件に固まった姿>>1:614を思った。

 言わなくてもいいよ>>356
 だってもう頭の中を巡ってる。
 それをわざわざ言ったりしないから、
 ちゃんと聞くから、その代わり。]

(383) 2021/06/11(Fri) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  こうやって向き合うの、新鮮だね。

[まっすぐ見つめる向井くんの目に慣れる時間を頂戴。

 そういえば、準備の時>>0:472も当日>>1:613
 わたしたちは隣にいることが多かったから、
 こうして真正面から顔を見る機会はあまりなかったね。

 思ったより吊り目なんだな、とか、
 本来は眉も同じくらい吊り上がっているのかな、とか。
 瞳の色も、たぶん初めて知った。

 ようやくわたしは向井くんを見た、気がする。
 わたしは傾げた首だけ戻し、向井くんの目を見つめた。]

(385) 2021/06/11(Fri) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[言葉を探すような向井くん>>358の声を聞きながら、
 わたしは目を閉じた。
 さっきの今で格好がつかないけれど、
 このまま目を見て話を聞き続けたら、
 どうしてか、泣いてしまいそうだったから。
 ごめんね。公平なジャッジ>>358はできそうにない。]

  ……そう、だね。
  それはわたしも、そう思う、かな。

[声が震えてしまいそうで、わたしは長く話せなかった。
 だからこそ向井くんの話を遮ることなく、
 次の補足>>359>>360を身に受ける。]

(387) 2021/06/11(Fri) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  あは、それは……確かにそう。

[わたしは閉じた目を開いて淡く笑ったけれど、
 別に馬鹿にしたり、ふざけたりするつもりはない。
 ただ、何にも分かってなかったなぁって、
 わたしがわたしに思っただけ。

 わたしが楽しそうって言って>>0:372
 向井くんがラクだって言った>>0:478
 わたしは勝手にそれをイコールで結んでいたけれど、
 向井くんにとって別々の、どちらも大切なものなんだ。

 「いいなぁ」って言ったわたしに、思っただけ。
 何にも分かってなかったなぁ。]

(388) 2021/06/11(Fri) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  最後だもんね。
  きっともう、同じ時間は訪れないから。

[高校三年生。わたしたちはもうすぐ卒業する。
 わたしは背景ってもの>>2:380は知らないけど、
 あの時>>0:481の言葉を繰り返した。

 楽しかったよ、本当に。それはわたしも同じ。
 そう口にしようとして、]

(389) 2021/06/11(Fri) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ


[せり上がってきた懺悔>>361>>362
 わたしの喉を貫いた。
 和らぎかけた表情が強張る。

 わたしは言葉を紡げない。]
 

(391) 2021/06/11(Fri) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[小休止のように沈黙があって、
 わたしは塞がれた喉に更に息を詰める。

 1ミリも信じていない仮定の話をした。
 それに向井くん>>357が言うように
 もうダメなくらい疲れたちゃったなら尚更、
 わたしはここに永遠を願えない。

 だからチャイムの音に思いを馳せ、校舎を見つめる。
 きっと今日もこの中で何かが起こった。
 視線を戻したわたしに降り注いだのは、
 いつかのわたし>>2:599に通ずる無力感。
 それから不安、それを隠すための敵意。

 誰に何を思われてもいいつもりだったけど、
 向井くんに信じてもらえないのは嫌だなって思った。]

(392) 2021/06/11(Fri) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ


[一番大切なものを失って、ぽっかり空いた穴。
 この1年間、わたしが死んだフリをしている間に
 気づいたら大切なものが増えていた。

 身体って、こんなに重かったっけ。]
 

(393) 2021/06/11(Fri) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[だから、向井くん>>365が笑わずに答えをくれた時、
 わたしは少し間抜けな顔をしていたと思う。
 強い感情が全部ぬけたみたいな。ぽかん、って顔。

 偉い大人たちとえらい向井くんは別人なんだけど、
 状況とかいろんなこと、違うんだけど。

 それでも、ほんの少し救われた気持ちになったんだよ。]

  ……じゃあ、信じて。
  ここはわたしの世界じゃない。

[わたしは向井くんにちゃんと言って、伝えようとする。
 言えないこと>>152は喉に詰まったままだったけど、]

  向井くんの世界でもない、と思う。

[喉を貫いたわたしの罪を引き抜く勇気は出た。]

(394) 2021/06/11(Fri) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[わたしは手のひらを上に向け、向井くんの方へ倒す。
 そのまま指を曲げたら、わたしの短い爪が顕になる。
 向井くんの爪によく似た、噛めない深爪。]

  ……ピアノ、弾いてたの。昔ね。
  だから長くすると落ち着かなくて。
  あと、ちょっと、未練があって。

[ひとつ>>0:704。一歩下がった。]

  だから、もし何にでもなれるとしたら、
  もっとピアノを弾いてたかったなぁ。

[ふたつ>>0:810。もう一歩下がった。]

(395) 2021/06/11(Fri) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[それから、右ポケットに手を入れる。
 最初に触ったのは小さな硬いもの。
 人差し指で引き寄せて、柔らかくぎゅって握った。

 引き抜いた拳に握られているものはさっきと違う。
 10円玉がいつもよりずっと重く感じられた。
 わたしは折り畳んでいた指をひとつひとつ解いて、
 今度はちゃんと向井くんの目に映るようにする。]

    ——10円、足りなかったの。
 

(396) 2021/06/11(Fri) 09時半頃

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