8 Solo Assembly Letters
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殺すか。
[破かれた便箋は、はらはらとモノクロームの床の上へ。 大聖堂で「天の御使い」からの手紙が破り捨てられるという凄まじいシーンである。]
よし、妖精と一緒に纏めてころ――――…。
( 似たようなこと、 言っていたやつ、いた、かも。 )
[ふっと、未だ思い出せない「誰か」への引っかかりを覚え、暫しの沈黙。 ややあってデアドラは身を屈め、椅子の下に落ちた紙片を摘まみ上げ、割符のように合わせた。 届いた言葉を「無意味なもの」の如く切り捨てることはせず、努めて冷静を保って、未だ読んでいなかった文面を辿っていく。]
(34) 2021/04/15(Thu) 21時頃
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天の御使い。御使い―――…あ。 ガブリエル。 そっか。あなたって、そのガブリエルか。
[紫色の冊子の中にあった名前のひとつを思う。 顔写真だけでは「ただのロンドンっ子」としか特に思わなかった、神父服の青年。]
キャスターが呼ばれてたら話が弾んだかな。 いや、一悶着になってたかな。 ……ううん、そもそもあいつの知ってる「ガブリエル」じゃないか。
[紫色の冊子の中の『月明かりの倫敦』の情報は、よくよく読めば所々「変だ」とジェニファーにも思える内容だった。 異界の存在を思わせる「表の世界」「双生の月」は無論のこと、21世紀の人類の知識として、19世紀の英国女王は「エリザベス」ではないと思っている。 つまりガブリエルの世界はそういう「色んな世界」ということなのだ、と理解していた。]
(35) 2021/04/15(Thu) 21時頃
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[便箋を一旦おいて、他に同封されていたものの存在を確かめる。 一つは百合のレリーフのあしらわれた無銘のカード。 もっともここまでくれば、「百合」が事実上の署名なのだろうだと理解できた。 (だからといってヴィクトーリアまでこの御使いなのかと考える程、この時のデアドラの思考はぶっ飛んではいなかった)
そしてもう一つは――神秘の籠ったチャーム。 封筒の奥にあるのを一目見ただけで、これが神秘を宿したものなのだと、魔術師でありサーヴァントでもある者には判った。 摘まみ上げてよくよく形状を確かめれば、それは柄が黄金で誂えられた小さな剣。 封筒に入る程度のごく小さな、聖なるものから送られた剣を、まじまじと眺めて――]
(36) 2021/04/15(Thu) 21時頃
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……なにこれ?
[元の世界への帰還後、アザリアをはじめとした各方面の関係者、及び魔術師たちによる『ローランの歌』の講義が始まるか否かは定かではない。]
(37) 2021/04/15(Thu) 21時頃
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草(ダブルピース)
(-23) 2021/04/15(Thu) 21時頃
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ぶち殺されたいサイリウムをふります(ぶんすか)
(-24) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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……、……。 とりあえず、ありがと、って言っとくべき?
[いまいち素直に喜べない中、小さな聖剣のチャームをワンピースの腰帯の辺りにぎゅっと差し込む。 ちなみにその複雑な感情の中に、相手が「19世紀の大英帝國」のロンドンっ子だから、というものは特に無かった。これは相手が「天の御使い」だと知らずともおそらくそうだっただろう。 デアドラとしてもジェニファーとしても、「英国の一部」としてのアイルランドを生きた身ではない。 ――人類史の記録を知る者として、そしてその時代の文学者に題材として取り上げられた存在として、まるで何も知らない、という訳ではなかったのだけれど。
そして素直に喜べないこの「不運」の伝承の主役は、「アルスター」の存在を把握しているこの御使いに向けて、大分ぐずぐずとした態度で筆を取り始めるのだった。]
(38) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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[確実に終わりが来ると分かるなら、 『待つ』という行為も悪くはない。
実際、かつて男は『待つ』ことに人生を費やしていた。 可愛い彼女からの手紙を待っていたのがほとんどのようでいて。 その心の奥で、きっと、もっと大きな事象すら待っていた。
―――つまりはいつ来るかも分からない手紙やら、 世界の修復やらを座して待つのは受け入れた。 たとえこのフィールドが明けない夜に包まれていようとも、 少し外を散歩した際に、白い梟と睨み合いを繰り広げることになっても。
そうして(体感時間的に)一夜が明けた]
さて、
[何かを呟こうとした直後、赤いポストが背後からタックルしてきた。 何故だ]
(39) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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[アマリリスのメロディが、炊飯器から流れる]
できたできた! このきらきらした白米を見るのが好きなんですよう。 納豆とたれを混ぜて、ごま油をちょっと入れて、 ほかほかごはんに盛り付けて、 最後に卵を割って完成!
いっただっきまーす。
……んーーーーおいしい!! 納豆なら何でも好きですけど、 やっぱり一番はごはんに乗せる納豆ですね! もう最高にしあわせですよう!
(40) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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……でも、
[ふと思い出して、遠くを見る目になる]
みんなで食べるごはんも、おいしかったですね……。
[過去を懐かしんでいた、その時だった]
(41) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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…………。 なんですか寝起き早々に。
[まるで犬のような振舞いのポストの口の部分を覗いてみると、 そこには確かに手紙が入っていた。しかも3通も]
そういうことならご苦労様、と言っておきましょう。 しかし突撃するのは良くありません。
[何はともあれペーパーナイフを手に取り手紙を読み始めたのだが]
(42) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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……!?
[ふいに眼前に、人影が現れる。 薄墨で塗りつぶしたような、文字通りの人影が、4つ。 椅子に座ると、まるで何かを食べるような仕草をする]
これって。 シャドウサーヴァント……じゃあないですよね。 もっと純粋な、影、みたいな……。
……あっ! これって春暁さん? こっちがランサーさんで、 イヴァンさんにキャスターさん?
(43) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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…………はい?
[程なくして男の眉間に皴が寄った。
それというのも届いた手紙のうち2通について、 男の名前についておおよそ似たようなことが書かれていたからだった。 そうしてそれは男にとっては視点の外よりもたらされたものであった。 ためしに封筒の裏側に自分の名前を書いてみる。が、全然そのようには見えないのだ。
流麗なアルファベットの筆記体で書かれた名前がそこにある]
…………これは、いや。深く考えるまでもありませんね。 異世界は歴史すら違うのですから、 言語体系が違っても何ら不思議ではない。
……、返事を書きましょう。
(44) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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…………。 そう、こうやってご飯を食べてた。 みんなお酒は飲まなかったし、 納豆アイスは誰も食べませんでしたけど。 そういえばイセポのオソマ? って結局なんて意味なのか、聞いてませんでしたね……。
[追憶が再生される。 誰も喋らず、ただ影は箸を口に運ぶ仕草をするのみ。 それでも本当に得難いものを得た笑みを見せながら、 静かに食を進めた]
(45) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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[薄紫色の便箋に金色のインクで返事が綴られている。 同じ色の封筒の裏側には「Kirito W Kirishima」と流麗な筆記体で綴られているのが分かるだろう。……読めればの話だが]
拝啓 暖琴様
お手紙をありがとうございます。 まずこれが一番大事なことですが、真ん中にあるものは顔でも南瓜のおばけでもありません。 名前の一部です。 あと私は人間です。少々ふつうとは言えないかもしれませんが。
絵に描かれている野菜は好物でしょうか。 スープにするとおいしいと存じております。 それと私も顔のついた南瓜を作ったことを思い出しました。 あまりにも上手にできたのでカント(これは猫の名前です)にかぶせてみたのでした。
[便箋の下の方には「ジャック・オ・ランタン」をかぶった猫」の絵が描かれている。そこそこ上手い]
(-25) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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……ごちそうさまでした。
[その一言とともに、影はするりと消え失せる。 余韻に浸った後、 お茶でも入れようと席を立ったときだった]
わっ! ええっと、お手紙、ですか?
[そばにいたポストがぽん、と手紙を一通吐き出した]
もうお返事が来たんでしょうか? とりあえず紅茶を用意して、 腰を据えて噛み締めて読みましょう。
(46) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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[そうしてエースティのアールグレイを楽しみながら、 封筒を取る]
あ、このインクきれいですね〜。 封筒からもう高級感があふれていて素敵です。
[優美な装飾に真白の紙を撫で、 取ってきたペーパーナイフで封を切る。 入っていた百合の押し花のカードに目を細め、 大切に置くと、便箋を広げた]
(47) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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[そして、中身を読んだ。 結論から言えば、それは送った手紙の返事ではなかったのだが]
…………………………。 天使様ーーーーー!?
ちょ、ちょっとまってください! 本物ですか!? いえ私の世界にいるかもしれない天使様とは違うでしょうけど! ふつうの魔術師と違って私結構信仰心あるんですよ!
ってことはこれ天使様の直筆です!? どどど、どうしましょうどうしましょう!? こんな貴重なものいただいてもいいんですか!?
[ずざっと背中で椅子を押して、手紙から距離を取る。 後光が差している幻覚すら見えた]
(48) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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そ、そうだ、お返事書かなきゃ失礼ですよね。 天使様にお返事……恐れ多い……。 でも書かなきゃ。うう、緊張するう……。
[結局、20(0..100)x1回書き直した]
(49) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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/*
ヴィクトーリアさんかわいいなwww
(-26) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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/*
実際アザリア様にあったらどうだろうな...と 思うけれど色々クソなことをやらかしてる天使は 会うまえに滅されるべきだと思います(す)
(-27) 2021/04/15(Thu) 21時半頃
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ええっとぉ... これも、お手紙ですか?
[ いちばん最初に手に取ったのは ほかの手紙とは毛色の違うものでした。 (なんと言うか、お手紙と言うよりは────── ボロボロの『紙片』のようでしたけれども、ね? )
それでもところどころ穴の開いた 長さの違う二枚の紙切れをイタズラだと 捨ててしまうことにしなかったのは、
そこに踊るのがまるで小さな子が書いたような おさなさのある字だったからでした。 ]
(50) 2021/04/15(Thu) 22時頃
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[黄色の百合の封蝋で封じられた、真夜中色の封筒。 開ければ、 無数の星が箔押しされた、黒字の便箋が見える。 銀色のインクで、 とても丁寧に書かれた筆記体で書かれている]
To Gabriel
謹んで申し上げます。 この度は私のようなしがない魔術師に 文を賜りいただき、 誠にありがとうございます。 あなた様のご芳名はこちらでも世に聞こえております。
未練はございません。 とはっきり言えればよかったのですが、 ここだけの話、お恥ずかしいですが 少し、あるかも知れません。
(-28) 2021/04/15(Thu) 22時頃
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自分でも言語化できない、 もやもやとした気持ちが残っています。 私は戦って、敗けた。 ただそれだけなのに。 当然の結末のはずなのに、 後ろ髪を引かれるような思いが残っているのです。
天使様は預言のほかに悔悛の秘跡をお与えいただけるのでしょうか。 夜の倫敦で、あなたさまがどんな御業をふるったのか、とても興味がございます。 双つの月が照らす夜。 まるで魔性が跋扈するような気配がありそうですが、 不気味さよりも、美しさを覚えます。
かしこ Victoria Rensburg 青山
(-29) 2021/04/15(Thu) 22時頃
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( ひともばけもの好きじゃあありませんけど... ボク、こどもは好きなんです。 ...だぁって、無垢ですから。 )
・・・・・ [ 時と場合と────── いい子に限りますけれど、ねぇ。 ]
(51) 2021/04/15(Thu) 22時頃
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うーんと...。 これはこの字でしょうか? こちらはこうで.... っと...
[...書かれているおことばが理解できたとしても 虫喰いのように穴が空いていたり、 文字が反転していると文面を読むのも まるで暗号解読のよう。
あれでそれで、と二枚分の文量としては少ない文字を ようやく読み解くともう一度最初から読み直して... すこうし考え込むように。
羽根ペンのはじっこを口元に宛てがったのです。]
(52) 2021/04/15(Thu) 22時頃
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/* こいつの動き上しそうなことをしてない不具合に気付いたがしてなくてもなんとかなりそう 代わりに最終日辺りで発狂して恋文を書くか(ただし主催に届く)
(-30) 2021/04/15(Thu) 22時半頃
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[デアドラさま、から始まる便箋は、 記載者の正体が馬だと聞けば目を剥きたくなる程度には 丁寧で、整ってもいる文体。 そして栗毛の馬の鬣で作ったらしきミサンガが、一つ 同封されている]
(-31) 2021/04/15(Thu) 22時半頃
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よくご存知ですね? 私、カルデアというところで最近は秘書業ばかりです。 馬車馬の如く働くメンバーを支援する馬なのですよ。 もっとも、私自身は体を動かすのも好きなのですが……
競走のお誘い(?)、とっても楽しみです。 もし実現するようなら、その時は正装でお相手しますね? 私も、ちょっとばかり速いんですよ──特に私の舞台では!
追伸。 しおり、大事にさせていただきますね。
(-32) 2021/04/15(Thu) 22時半頃
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[……ところでジェニファー/デアドラは、紫色の冊子の一体どこに「エリザベス」の語を見たのであろうか>>#6>>35。
今のバーサーカー・デアドラは、おのれの契約下のサーヴァントの武器を使役する。 その中には、契約下とはいえ、完全に御せる自信のない相手もいる。 具体的にはライダーとかライダーとかライダーとかライダーとかライダーとかライダーとかアーチャーとかライダーとか。
そんなライダーの「武器のレプリカ」が今のデアドラに紐づけられた結果、その「武器」が誤作動を起こして幻のエリザベスが見えてしまっていた――。 これは多分、そんなオチなのだろう。 ……この詐欺めいたうっかり勘違いにジェニファー/デアドラが気づくのは、億劫な手紙を書き進めていく最中でのこと。]
(53) 2021/04/15(Thu) 22時半頃
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