10 冷たい校舎村9
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[>>89客引きチームで撮影会なんかもしたりして。
客寄せを手伝ってくれたのは、柊くんと、 巻き込まれた鳩羽くんもいたっけ。 むしろそちらの男子ズのほうが目立つ格好をしていたような気がするので、 私は元気と気合いでひたすら叫び続け、会場を練り歩いた。
他校の女の子たちがカメラを向けてきたので、 それに応えるようにポーズを取ってから、 「こういうクレープ売ってまーす」ってチラシを渡したら、 キャーキャー悲鳴が聞こえた気がしたんだけど、なんでかな?
ハーメルンの笛吹きとまでは行かなかったかもしれないけど、 私の呼び込みでは女の子がよく来てくれた。 クレープだもんね。みんな大好き。]
(374) 2021/06/07(Mon) 00時頃
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……あ。美沙さん!
[文化祭にやってきた人の海の中から、 知っているお姉さんの顔を見つけ出す。]
今日はお休み貰えたの? よかったー! ね、クレープ食べに来てください!
[今日も疲れた顔をしている美沙さんの手を引いて、 3-9屋台のほうへご案内。
困ったように商品を眺めていたけど、 押しに押して、たくさん買ってもらっちゃった。]
(375) 2021/06/07(Mon) 00時頃
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「それにしても良かったわ。 ひとみちゃんが元気そうにお客さんの呼び込みしてて。」
[優しく美沙さんが笑う。 クレープを手にして、人の波の中に消えていくのを見送った。
美沙さんはベテランの女刑事さん。 私が5歳の頃の誘拐事件の時、狭くて暗い箱の中から助けてくれた人。 あれから何かと私のことを心配してくれているのか、いろんな場所で出会う。
顔馴染みの、恩人のお姉さん。 そして、わたしが最初に「ぼたん」の話をした相手。*]
(376) 2021/06/07(Mon) 00時頃
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/* 回想お返事を返してると悩みの投下に追いつかない ロル回しスピードが衰えたかな……
(-77) 2021/06/07(Mon) 00時頃
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[>>372声をかけられて、少し待って振り返る。 男子の声だったので、あの子ではないと確信が持てる。 人気の少ない校舎は、ぼたんがいつ出てくるのか予測ができない。]
そうだね……。
[柊くんの言動から、彼も人を全く見かけていないことが伺えて、 露骨にテンションが低下した声色で返事をした。
さっきの昇降口の件で冷や汗を滝のようにかいたせいで、 朝の通学路で顔を合わせた時に比べて、メイクがちょっと落ちているのもあり、 今の自分は目の前に再び現れたイケメンに気遅れしそうになってしまう。]
(388) 2021/06/07(Mon) 00時半頃
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あのねー、昇降口開かなくて。 向井くんが窓割ろうとしたけど、できなくて。
[壁に寄りかかりながらさっき確認したことを呟き、 視線は屋台のほうに戻した。
あの中でみんな頑張って働いて、 クレープを作って、売り出して、お客さんを集めた。 その思い出は鮮明だけど、人がいないんじゃただの撮影セットだね。]
(389) 2021/06/07(Mon) 00時半頃
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……いろいろあったけど。 楽しかった? 文化祭。
私は死ぬほど楽しんだなー……。
[メールの送り主も書いてたように、 楽しかった、と形容して何ら間違いないあの日。
嫌でも思い出してしまうから、 柊くんにも、ね?って同意を求めるように聞く。*]
(390) 2021/06/07(Mon) 00時半頃
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[あの夏の日、私のために探し物を手伝ってくれたみんなには、 いつか謝らなきゃいけないことがあるんだよね。]
(405) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
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— 回想:夏の日の後の、ひとり —
[どこかに失くした紫色の獏のポーチが見つからずに終わった、 あの日から数日後、迫る夏休み。
今日の放課後は誰とも合わなかったから、 一人での帰り道、いい天気だから寄り道をした。
脇道に逸れた先、土手を登ると川が見える。 小さな川だけど、夏の日差しが水面で反射してきらきら、気持ちいい。
転ばないように坂を降りて行って、水辺のほとりに座る。]
(406) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
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[川魚の影が水面の下に見えた。 このあたりはちょっと泥に塗れているけど、 まあ、これも自然ってやつで、少し汚れるくらいは別にいい。
少しのんびりしながら一人の時間を過ごしていたら、 案の定、ぼたんがやって来た。]
「ねえ、ねえ、ひとみ。あれを見て。」
[彼女が指を差す先、草むらの下に何かが落ちているのが見える。 泥だらけの、紫色の何か。]
(407) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
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なんで?
[クラスの誰かさんじゃないけれど、そんなことを口にする。 泥にまみれた紫色を拾い上げ、表面にこびり付いたものを落とせば、 そこに眠くてたるそうな獏のキャラクターが見えた。
中を覗けば泥が詰まっていて、 私が愛用していたリップクリームが、辛うじて見える。
確証は無い。 けれどこの泥に塗れたものは、私が失くしていたポーチと同じ特徴を持っていた。]
(408) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
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「クラスの誰かの仕業かも。」
偶然かもしれないよ。
「私、こんなことする人を許さない。」
……いいよ、別に。 きみが怒る必要なんてないよ。
「私はひとみの味方なんだよ。」
(409) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
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[……怒ればいいのか、よく分からなくなって。 ぼたんの声に応答していたら、なんだか、どうでもよくなってきた気がする。
こういう時、私よりも先に怒りを露わにしてくれるのがぼたんという女の子。 まるで私の感情の半分を吸い取っているかのように、 彼女が、何もかもを背負ってくれている気がした。]
(410) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
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[……自業自得なんだよなあ。これも。
柊くんと一緒に帰る、とかさ。 >>0:276見せつけるように、なんて言ったりして。
私が見せつけたい理由は自分のためであったのに、 それを目撃した誰かに嫉妬されたとしても、 そんなの、私の無用心さがいけないっていう話だ。]
(411) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
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[よくあることだ、こんなもの。 普通に生きていればきっと、よくあること。
私は、私を嫌いじゃない人たちと一緒にいられればそれでいい。
どこか斜め上にズレてる小動物。クラスの中ではそう思われていれば十分。 丸くて大きいひとみの瞳は、小動物らしいチャームポイント。 これを可愛いって思ってくれる人はどこにでもいる。
最初に可愛いよって褒めてくれたのはぼたん。 有りのままに振る舞えるようになった切っ掛けは、全部この子なんだよなあ。]
(412) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
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[足元に転がっていた石を拾って、川面に投げれば、 ぽちゃん、とそれだけの音がした。
泥まみれの紫色の失せ物はちゃんと回収して、 近くの公園のゴミ箱に捨て直しておきました。
夏の日に失くした私のポーチは、 ずーっと見つからない、ということになっている。*]
(413) 2021/06/07(Mon) 01時半頃
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— 回想:「ぼたん」という友達 —
[誘拐犯に閉じ込められていた場所から助け出されて、 少しずつ、日常を取り戻せるようになっていって。
両親の手厚い送迎と、学校側の協力、 そして美沙さんたち警察の方々の付近の見回りなどもあり、 私は小学校に通って、ごく普通に過ごしていた。 大人たちがどんな苦労をしていたのか、当時は知る由も無い。]
(419) 2021/06/07(Mon) 03時頃
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[ぼたんという女の子は、当たり前のように私の近くにいた。 私と一緒に誘拐されていた子だったはずなのに、 彼女については、大人は誰も知らないらしい。
私たちを助けてくれた美沙さんに話したら、 びっくりしていたみたいで、「どんな子なの?」って聞いてきたから、 私は教えてあげたけど、それでも見たこと無いって。
「きっと、ひとみちゃんにしか見えないお友達なのね」って、 微笑んで言ってくれたけど、そんなの信じられない。
両親にも、友達にも、先生にも、 ぼたんのことを教えてあげたのに、だーれも全然理解してくれない。
「あいつは嘘つきだ」って、言われて悔しくて、 ぼたんにみんなの輪に混ざるようにお願いしたのに、 あの子は人前に絶対に出てきてくれなかった。]
(420) 2021/06/07(Mon) 03時頃
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[ある日の夜、眠れなくてずっと起きてた日、 隣の部屋で両親がこそこそ話をしているのを聞いていた。]
「ひとみ、部屋でずっと一人で喋ってることがあって……」 「友達が来てるって言うけど、玄関に靴も無いのよ……」 「学校の先生からも、それで友達と喧嘩したって連絡が……」 「もう少し様子を見て、カウンセリングにでも……」 「いや、精神病院に……」
(421) 2021/06/07(Mon) 03時頃
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[聞いてたらだんだん悲しくなって。 ぼたんが見えないこの世界がおかしいんだってずっと思ってたのに、 おかしいのは私なんじゃないかって、つらくて泣けてきてしまって。
ぼたんはこんな私を見て、大丈夫、大丈夫、としか言わない。 あの子はどうして平気なのかなあ? 私としか話せないのに、つらくないのかなあ?]
(422) 2021/06/07(Mon) 03時頃
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[中学生になる頃にはもう割り切ることができていて、 人前でぼたんの話をすることはなくなった。 相変わらず、あの子は私にだけ話しかけてくる。
中学生になって成長期を迎えた私と、 相変わらず5歳の子供のままの、ぼたん。
あの子と話をするたびに、 幼いままの可愛い声を聞くたびに、 私はなんだか、世界が歪んで狂っているような感覚を味わっている。]
(423) 2021/06/07(Mon) 03時頃
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[ぼたんの居場所を用意できるのは私だけ。 私があの子を忘れてしまったら、あの子はどうなるのだろう。
考えるだけで恐ろしかったから、 話しかけてくれた時は返事をするのを欠かさない。]
(424) 2021/06/07(Mon) 03時頃
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[……それでも。 中学になって新しい友達ができて、 そのコミュニティの中で私が愛されていくのを感じるたびに、
ぼたんが話しかけて来れる一人きりの時間も、 どんどん減っていくのは避けられないことだった。
未来へ進んでいく私と、昔から変わらないぼたん。
そしてそのジレンマは、高校3年生になった今も続いている。]
(425) 2021/06/07(Mon) 03時頃
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[——イマジナリーフレンド。
目に見えない空想の友人を指す言葉。 主に子供に見られる現象で、実在していないのにも関わらず、 実在性を持って子供の心を支えるために出現する。
子供の発達過程においては正常な現象であり、 児童期の間に消失するため、害は無い。
ただし稀に青年期以降も持続するケースもあり、 本人はその友人の架空性を認識しているにも関わらず、持ち続けている。**]
(426) 2021/06/07(Mon) 03時頃
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/* 急ぎ足で悩みの開示の半分。
いつも2d落ちなので、自分の悩みについてはいいんだけど、 他の人の悩みに寄り添うことができないのがなやみ……。
(-87) 2021/06/07(Mon) 03時頃
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/* 「幼少期に誘拐されたこと」 「それで生まれたイマジナリーフレンドがつらいこと」
こういう風に悩みが分散するからいつもごちゃつくんだよな……? 持病だぞこれ
(-88) 2021/06/07(Mon) 03時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2021/06/07(Mon) 03時頃
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— 回想:とある帰り道と柊くん —
それ私に言わす? あっはは。
[>>448自称紳士の柊くんの言葉を受け流して、 タピオカを口の中に啜り込んで、もちもちと噛む。 実際、急に柊くんが豹変して襲ってくる可能性はゼロじゃないのかも。 だけどその警戒心が無いくらいには信用のおける男友達だと思っていたこの頃。]
(515) 2021/06/07(Mon) 17時頃
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そーだねー……。
[>>450すると急に真面目で真っ当なことを言ってきたから。 タピオカココナッツミルクを啜って、間を誤魔化す。 喉越しがとても甘ったるい。
想像しきれずにいた将来のこと。 働きに出ればきっと今よりは緩くなるんだろうと無意識に思っていたけど、 両親の思惑が私には分からないし、どう考えればいいのだろう。]
(516) 2021/06/07(Mon) 17時頃
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大学には通うつもりだけど、 そこで少しずつ両親には子離れしてもらって、 ……ええと、めんどくさいなあ。
[今が楽しければそれでいい。 そんな風に考えているから、明確な計画はそこにはない。 頭は悪くないから、今からでも取れる選択肢は広いけれど。]
信頼できる人が一生面倒見てくれるんなら、 考えなくてもいいのになー!
[親から離れるなら、守ってくれる伴侶を見つけるほかないかなって、 そんな思考になったのでヤケになって言う。 だってそれしかなくない? どうなのよ?*]
(517) 2021/06/07(Mon) 17時頃
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/* 柊くんにあまり桃っぽく見えそうな矢印を投げるつもりはなかったので 言葉のチョイスがむずかしかった……
柊くんと芽衣ちゃんのピアノ逢瀬のファンなんやで私は……
(-105) 2021/06/07(Mon) 17時頃
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