28 僕等(ぼくら)の
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ーーコックピットーー
[不思議空間を見慣れてしまう不思議。
僕は椅子たちと一同を見渡す。 随分人数は減ったがいつもの光景だ。
スクリーンを見やると、みんながアストロと呼ぶコウ大好きラブラブ号とーー奇妙な敵ロボットがいた。
頭は麦わら帽子を被ったみたいに平ら。その下を真っ黒なカーテンがぐるりと覆っている。
勿論まだどちらも動いていない。
僕は、僕の操縦席であるyogiboの近くへ。しかし座らず、もう一度みんなの方を見た。
つけっぱなしのエプロンに気付いて、慌てて取る。]
洗い物してたからさ。 あは。
(123) 2023/08/22(Tue) 00時頃
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ーーえっと、みんな。 まず僕の話を聞いて欲しい。
ーーハロも、どうか。
[みんなはどんな顔をしているだろうか。一人一人を見やる。僕は胸のロケットをぎゅっと握り締め。
ーーコウ、僕に勇気を。]
ーー傍にいるよね。
[みんなには独り言に聴こえるだろう。 が、脳内には『勿論。此処にいるよ。』すぐ返答がくる。僕だけに聞こえる声。
僕は正気じゃないのかな。 半分狂っているのかも、しれない。
ーー構わないけれど。]
(124) 2023/08/22(Tue) 00時頃
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ーーみんなが死んだ。
まず模擬戦でAが。それから七尾さん、大和、ーー康生とお父さん。
みんながこの場所で闘い死んでいった。
大切なものを、人を護るために。 でもーー
もしこんな理不尽な闘いを押し付けられなかったら。 誰も死ぬことを受け入れたりはしなかったろう。
ーー僕は。 この期に及んでと言われても僕は。
高次元だかなんだか知らないが、わけのわからない存在にやらされているこのゲームまがいの闘いに納得していない。
(125) 2023/08/22(Tue) 00時頃
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[この段階、もし誰かが少しでも動くなら。いや、誰も動かなくとも、僕はサコッシュから素早くサバイバルナイフを取り出して構える。]
ーー僕に近寄るな。 近寄ったら刺す。 僕は本気だ。僕の邪魔をするなら、確実に殺すから。
近寄らなければ何もしないから、どうか暫く、僕の邪魔をしないで。
ーー頼む。
[僕の手は震えていない。ナイフの柄を握り締め、彼らに刃を向けた。
僕の仲間たちに。]
(126) 2023/08/22(Tue) 00時頃
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[尚、こうは言ったが僕に誰かを刺すつもりはない。
康生が手紙内で『どうか、みんな仲よくしてほしい』と言ったのだから。 僕がみんなを傷つけることは談じてない。
ただ少し時間が欲しいのだ。]*
(127) 2023/08/22(Tue) 00時頃
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自然現象?流石に無理がある。ロボットだよ?>>138
[ハロの言葉に僕は顔を歪めた。]
そもそも、それを何処かの誰かから聞いたわけでもないだろう。
根拠がない。
ーーハロ。僕は君が、騙したと考えていた。
だが君は、騙されているんじゃないかな。
[刃物が効かないのは構わない。このナイフはみんなを傷つけるためのものではないから。]*
(139) 2023/08/22(Tue) 00時半頃
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[加賀先生と縁士は驚いたようだが、手出しはしてこない。
来られたら困るから、僕は胸を撫で下ろす。 誰も傷つけたくない。]*
(140) 2023/08/22(Tue) 00時半頃
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つまり諸悪は騙した代わりなんだよ。
結局、このロボットを使った殺し合いゲームはーー なんのために行われているのか。
わからない。仕掛けている存在と話せないから。 少なくとも自然現象とは僕は思えない。 こんなゲーム的な自然現象は"自然"じゃないよ。
ハロやAも騙され、ゲームのような闘いに巻き込まれただけなんじゃないか?
(141) 2023/08/22(Tue) 01時頃
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ハロたちも犠牲者。 こんなことーー僕らにさせたいわけじゃないだろう。 僕らが死に逝くのを見たいわけでもないだろう。
僕たちは、地球や宇宙という人質を取られて無理矢理闘わされ、勝とうが負けようが命を落とすーー
ふざけてるよ。 馬鹿げている。
なんで…あんな天使みたいだったコウが。 コウが死ななきゃならない?
なんで僕はこんなロボットでーーあ、このロボットの名前は、僕が死ぬまではコウ大好きラブラブ号だ。 僕の死後はアストロで構わないから。
[スクリーン内のコウ大好きラブラブ号が複雑な顔をしたような。もう少し我慢してくれ。]
(142) 2023/08/22(Tue) 01時頃
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僕らの命は、そんな軽いものなのか? 地球と比べたら死んでもいい価値しかないのか?
違うよ…違う。 断じて違うッ!
[声を荒げる。僕の顔はくしゃり歪んで。]
……いい加減に、しろ。 いい加減にしろッ
闘いを、僕らが苦しみ抜いて死ぬのを見ているお前らッ!
僕は赦さない、認めないッ! お前らなんかには、決して屈しないッ!
僕の主は僕だけだッ 僕は何人たりとの圧も。 ーー受け入れない。
(143) 2023/08/22(Tue) 01時頃
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[はあ、はあと肩で息をして。一度呼吸を整えて。]
ーーみんな、ごめん。
僕は闘わない。 我が儘なのは承知だ。
七尾さん、大和、コウ。 みんなの意思を継げないのは申し訳ない。
だが僕はーー僕の意思を貫く。
これがその意思だッッ!!
[僕はサバイバルナイフを反転、自身に向けるとーー頸動脈をかっ切る。]
(144) 2023/08/22(Tue) 01時頃
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[鮮紅色の血が脈打つようにビュッ!ビュッ!と噴き出す。
彩が、僕の命の最期の輝きが飛び散る。
あの時の打ち上げ花火みたいに。]
か、はッーー。
[どうせ命を落とすなら、闘いで落とせばいいとも考えた。
こんな死に方、誰も望まないとも。
でもーーでも。屈したくなかった。
僕はナイフを手から落として崩れる。 その場に仰向けに倒れる。
どくどくと血が大量に流れ、あっという間に身体が冷たくなる。
唇は薄紫に、顔色は紙のように白く。]
(145) 2023/08/22(Tue) 01時頃
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[染まる染まる染まる。 流れる流れる流れ、る。
赤、あか、朱。
僕 の血。
生暖かい。 生きた脈動。
おしまい。
最期ーー]
(146) 2023/08/22(Tue) 01時頃
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『死ぬのが、独りになるのが、怖いんだよ』
[聴こえる、聴こえているよ、コウ。]
『来てくれる……? ちゃんと、来る?』
[ーー逝くよ、今逝くから。]
『独りはやなんだ、俺。』
[君を独りにしないよ、決して。]
『待って、るから。………ケイ』
[ーーコウ。君の、元へ。]
(147) 2023/08/22(Tue) 01時頃
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[
僕の意識は途絶えた。]**
(148) 2023/08/22(Tue) 01時頃
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[>>150ハロは完全に洗脳されているのか。 何故、自分がさせられていることを肯定するのか。
あの技術が人間にはないのは明白だ。 ならば、人間以上の存在がロボットを作ったに違いない。
僕はハロを騙された仲間と考えるから、喧嘩をしたくなかった。だから、答えを返さずーー]**
(153) 2023/08/22(Tue) 01時頃
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[>>151真弓の言葉に僕は薄く笑った。]
……抗議する。抗う。命を掛けて。
[そして、明言通り命の火花を散らした。]**
(154) 2023/08/22(Tue) 01時頃
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ーー自宅/僕の遺体ーー
[僕の遺体は三千院部長の速やかな指示により、ハロによって自宅に転送された。
自室のベッドに寝かされたろうか。
血塗れだが、僕の薬指には指輪があるし、胸元には康生の遺骨と巻き貝が入ったロケットがある。
僕は独りではなかった。
父にパイロットになった事は告げたので、恐らく両親と兄がニューヨークから帰国し葬儀を行うだろうが、そんなもので引き継ぎ戦に向かうみんなを煩わせたいと考えないからーー
僕の物語は、ここで終わり。]**
(195) 2023/08/22(Tue) 23時半頃
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