15 青き星のスペランツァ
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/* (エスカレーターに乗り損ねているアリババの姿)
(-122) 2021/11/14(Sun) 23時頃
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/* いま4日朝ロビー組にアリババが混ざると時間に齟齬が出るかもしれないという奴とライジの出立が他者にバレるというのと多角と(ろくろ)
(-123) 2021/11/14(Sun) 23時頃
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/* ぴえん
(-129) 2021/11/14(Sun) 23時頃
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― 四日目:スペランツァ船内 ―
[普段通りの声、日常の挨拶、変わらない物。]
うん? そうか、ならよかった
[何らかの発見報告と思しき言葉。>>179 "当たり"とは何の事だろう。少し考えて、数日前の会話を思い出す。
"海"の一番深い場所。>>1:72>>1:73 それは何処かと聞かれ、まだ早い、分からないと言うのがその場の結論。>>1:84 片っ端から調べれば"当たる"、そう冗談を言った覚えがある。>>1:85
さてはまた水遊びで足でも突っ込みに行くではあるまいな。もしくは自分で別の測定を行ったか。 流石に昨日のアレで反省し耐水改造でも施したのだろうか、彼の現在座標は"海"の淵だ。]
(195) 2021/11/15(Mon) 00時頃
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[どちらにせよ、彼の望んだ物はそこにあったたしい。 良い事なのではと、純粋に思った。
何故か口数が少ない相手に首をかしげながらも、任された仕事の内容それっきり、切れた通信に声を投げかけても返事は無い。
任されたなら最後まで責任をもってやるのが自分の役割。 通信を切られてもマップに座標は残って居る、何を見たいかは此方でも分かる。 カメラ…、は切られていた、現在受信できるのは座標のみ。 深い場所をあさって何をするのか、地層探査か、生態調査か。
水底に沈んでいるであろう物を幾つか思い浮かべ――…]
(196) 2021/11/15(Mon) 00時頃
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[瞬間意味を理解した。
"海"の深い場所の"当たり" 深淵、水底、耐水性能のない機体、監視役すら連れず一人で行った事。]
ライジ!!
[名を叫ぶものの、通信は切れている。彼に切られた。 マップの点は"海"の淵から更に内側へ移動している。反射的に別の座標データを引き出し数値を確認。 これは、耐水性能のある機体が"海"へ潜った際の管理システム。何処まで行ったら底に"当たる"か、サンプルを拾って帰って来れるのか、少しでも限界に差し掛かれば安全の為に警告が出る。
現在の彼の深度は、スペランツァに乗せている耐水機体ならギリギリ拾える位置。だと言うのに、今も鋼の重さのままどんどんと下に降りている。 今丁度『WARNING』の数値を越えた。
彼の求めた、みなそこ。
水圧、耐久、沈む速度。それら全てを計算し照らし合わせても間に合わない。持つ酸素の量、肺への圧迫、水に耐えられない操縦席。 昨日は何も考えず部屋から飛び出せたのに、今日は足が動かない。
拾いきれない場所まで落ちて行く彼の数値を見つめたまま。]
(197) 2021/11/15(Mon) 00時頃
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…――それが、
それが、君の求めた物ならば
[その場所に一人で行った意味や理由があるのなら。 わたしは君が引いた"当たり"の深さは調べても、決して君を拾いには行かないよ。
行けない、では無く。 それが君の探した何かの結果であるならば、私はそうする。*]
(-140) 2021/11/15(Mon) 00時頃
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[静かに、ライジの沈んだ"海"を、危険区域に設定する。 現在のスペランツァでは探しきれない物であるとして。*]
(199) 2021/11/15(Mon) 00時頃
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