人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

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【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
>俺の親は、俺から離れない。>>114

父親に至っては、24時間265日体勢
しかも心臓って休まないので、柊木(息子)が寝てる時さえもセコムしてるよ

(-34) 2023/08/17(Thu) 16時頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
265日ってなんだよ 365日だよ

(-35) 2023/08/17(Thu) 16時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 16時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─戦闘のあった日 病院─

瑠璃川ならわかるけど、俺は宝石>>97って柄じゃないだろ〜。

[康生はケラケラと笑った後、落ち着いた声で話し始めた。]

嫌なわけないだろ。俺がそんな素振り見せたことあるか?
男同士ってのは、気にする奴も居るんだろうなーってのは思う。
女の子は柔らかくていいとか、男は硬いからちょっととか……えっちなことするなら、身体の造りがどうとかってのもあるだろうし。
でも俺、そういうの何もできないから逆に関係がないって言うか、そんな感じ。
書類上結婚できるかどうか、くらいしか違わなくね?
となると、後はもう性格の合う合わないじゃん?

[そう言って、康生は笑う。成程、恋愛に於いて身体的ハンデがあるからこそ、同性愛への忌避感が低くなっているのか。]

だって、本当に毎日新鮮だし、嬉しいし、楽しいから。
……俺、中学の途中までずっと入院しててさ。
世界がこんなに色に溢れててキラキラしてるって、知らなかったんだ。

はは、わかったLINEな。

(115) 2023/08/17(Thu) 18時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[そんな風に康生はいつもと変わらぬ調子で会話していたが、脳内だと聞けば言葉を途切れさせた。すぐに会話を再開させたが、スマホを握っていない方の手は胸元へと当てられていた。]

…………、……そっか、脳内か。
五日ってのは、ココペリが言ってたこと>>1:@44考えると、当てになるかは正直微妙だな。
早まったり、遅くなったりする可能性普通にありそう。

……サンキュ。

[彼は、自分が選ばれたら伝えてくれるのだと言う。声のトーンは、明確に落ちた>>99。康生は短く返した。彼の報告を聞くより、自分が報告する可能性の方がずっと高いと予測しているからだろう。]

[嫌いだから隠しているのではない。寧ろ逆だ。実は二人分選ばれる確率が高いなどと言えば、彼の心は千々に乱れるだろう。未契約者が居ると知り、その際に康生がもう命を落としていれば? ……どんな精神状態になるかは、想像に難くない。その事を考えれば、康生はもしかしたら────先に彼の番が来る事さえ、願っているのかも知れなかった。]

(116) 2023/08/17(Thu) 18時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

わかってる。
だから俺、ケイに言った。「死ぬわけにいかない」って>>1:213
悲しませるのやじゃなかったら、本当に死んでもいいって思ってたら、キスでもその先でも受け入れてたよ。

病気なら仕方なくて、ゲームなら理不尽とは思わないけどな。
どっちも理不尽だって、俺は思ってる。
でも多分、俺は理不尽なこと受け入れるの慣れ過ぎてるから。
…………俺の分まで、ケイは足掻いて。

おー、また…………え?

[何か言い掛けて、彼は通話を切る。聞き間違いでなければ、“恋人”という単語を口にしていた様な気がするが。おまけに、盛大に噛んでいた。]

……? 変なケイ。

[首を傾げて呟くと、康生は点滴台を押しながら病室へと戻って行った。*]

(117) 2023/08/17(Thu) 18時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─恵一とのLINE─

[病室に戻ってから少しして、LINE>>102の通知音が鳴った。指は、滑らかに返信を綴る。]

『海な〜、了解!』
『入るのは無理だけど、見に行くなら大丈夫!』
『確かに、海の家とか俺食べらんないや。なんか持ってく。コンビニ近かったら買ってもいいな』
『近くになんかあんの?』
『(首を傾げるハムスターのスタンプ)』
『ん、現地でな。楽しみにしとく』

『やべ、そろそろ消灯だ! またなー』
『(「Good night☆」の文字の書かれた手を振るギティちゃんスタンプ)』

[返信を終えると、康生はベッドに横になり、胸に手を当てて呟いた。]

……ケイが、海行こうって。
なんか内緒らしい。楽しみだなー。

[間も無く消灯時間になり、病室の明かりは落ちた。*]

(118) 2023/08/17(Thu) 18時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 18時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─戦闘の翌日 病院─

[ぽんぽんと手が弾めば>>@26、康生は破顔した。]

ハラスメント? 俺全然気にしねぇのに〜。
……へへ。カガセンの手、父さんみたいだ。
や、カガセンのがダンゼン若いけどな?

[……高校二年生の父親なら、若く見積もっても30代後半以降だ。加賀先生の方が圧倒的に若い。それは康生も理解しているから、フォローを入れたのだろう。]

んー、大変かな俺……?
他の人は他の人で、苦労とかいっぱいあると思うけど。
俺んちは家族三人仲いいし、すげー愛されてるし。
親との関係で悩んでる人も居るってこと知らなかったくらいだから、恵まれてるよ。

[そう言ってから、康生はツーカウントの言葉>>@27に頷いた。そのまま、『箱』の話>>@28へ耳を傾ける。]

(132) 2023/08/17(Thu) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

えっと、じゃあ……。
例えば、赤ちゃんでも一つの『箱』じゃん?
お腹の中に居たって、そう。
でも身体は、その子のお母さんだけしか見えない。
『箱』の中に『箱』があるから。

俺に心臓をくれた人は、他の部分は無くなっちゃったけど、心臓っていう形で『箱』が残ってるんだと思う。
そんで、俺は心臓は無くなっちゃったけど、どっか……多分、脳だと思ってるけど。
『箱』の中のどっかに、命が残ってたんだと思う。
後は一緒。『箱』の中に『箱』があるだけ。
どっちにも命が入ってるから、二個。
俺は、そうだって感じてる。それが一番、嬉しいから。

[胸に当てた手へと視線を下ろし、康生は微笑んだ。顔を上げ、再び加賀先生を見つめる。]

うん、不思議。
変な話だけど、俺……パイロットにならなかったら、自分に命があるってことわかんなかったから。

(133) 2023/08/17(Thu) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

だから……っと、やべ。思ったより話し込んじゃった。
ごめん、カガセン! またな!

[確かに、巡回の声や足音が聞こえて来る。立ち上がり、扉へと向かう背中>>@30を見送ろうとしたが──彼は、不意に此方を見た。そして、恐らくは悩んだ末に、大人としての選択を信じる>>@31旨を告げた。]

……うん。信じてくれてありがと、カガセン。
また、学校でな。

[康生は、穏やかな微笑みを浮かべ、それを見送った。*]

(134) 2023/08/17(Thu) 19時半頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
>だから……>>134

もし心臓が先に選ばれて、自分がロボット動かせなかったら、その時はって話をしようとしてました

(-41) 2023/08/17(Thu) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─退院直後 海辺─

[退院直後の休日、康生は乾恵一との待ち合わせ場所へと向かった。彼にとっては、きっと掛け替えの無い特別な日なのだろう。康生にとっては、学校生活の延長の意味合いが強いだろうか。特に、寿命がどうと気負いもしていない。加賀先生に相談して以降、思い詰めもしない様にしてる様だから、少しラフと言うか気楽な様子だった。]

[別に、それは今日という日が康生にとって平凡という意味ではない。病室以外の全てが“特別”で、輝かしく素晴らしいものなのだから。久方振りに遊びに出掛けるのを、随分と楽しみにしている様だった。康生の母親は、退院直後に出かける息子をかなり心配していたが「もう、あんなことないから大丈夫」と説得し、出て来たのだった。]

[康生とて、特にめかし込んでいる訳ではない。足元は(サンダルは色々と危険なのもあって)スニーカーだったし、白のワイドパンツにブラウン系の半袖Tシャツとシンプルな物だった。斜めにショルダーバッグを下げている。男同士外で遊ぶのなら、シンプルかつラフな方がいい。そんな感じの服装だった。]

んな叫ばなくてもわかるって〜。

(150) 2023/08/17(Thu) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[そんな事を言いながら電車に乗ったのだが、彼が意気揚々と取り出した品>>123>>124を見て、康生は盛大に噴き出した。]

ぶはっ、ちょっ、おま……気合い入れすぎだろ〜!
手なんて、普通に繋いでた>>0:39>>0:93じゃん!
言ったじゃ〜ん。後で洗えば大丈夫なんだってば。
この調子だと俺、その内、防護服で簀巻きにされちまいそ〜。
や、でも気ぃ使ってくれてありがとな。

[どれだけ手を繋ぎたかったのだろうか。彼は、ビニール手袋を用意して来ていたのだ。]

どっちも食えねーかな〜。
や、スパムのはいけるかもしんねーけど試したことない。
海外のもんって日本と大分基準とか違うっぽいから、イケるかわかんなくて。
果物は皮剥いたのしかダメだから、ドライフルーツとか丸ごとのスムージとかはちょっと。

でも、コンビニだったら食えるもん結構あるよ。
密閉されてて、日持ちする商品多いから。

[意外と、カップ麺やレトルト食品、アイスや菓子類の方が食べられるものが多かったりする。身体に良さそうな物、フレッシュを謳い文句にしている物の方が怖かったりする。裏を返せば腐り易いという事なのだから。]

(151) 2023/08/17(Thu) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[そんな日常的な話をしながら、目的地の海へと到着する。広がる海に、康生は目を輝かせた。負けないくらいはしゃいだ笑顔を見せる。]

うっわー、風も匂いも海って感じ!!
俺、砂の上歩くの結構好き! あと、波の音も!
うん、めっちゃいっぱい遊ぼうな!
あ、走るなら準備運動したい!

[移植した心臓は、急な運動には向かない。だから康生は、走る事自体は出来るが、急に駆け出す事は出来ないのだ。ロケット花火を点火する際に準備運動をしていた>>0:262のは、実は康生にとっては必要な動作だった。*]

(152) 2023/08/17(Thu) 21時頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
謎のいっぱいあった制限、伏線>>152をガンガン回収していきます

(-45) 2023/08/17(Thu) 21時頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
謎の生物とか絶対触れちゃいけない男
意図せずハロちの地雷>>147回避に成功する

(-46) 2023/08/17(Thu) 21時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 21時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─瑠璃川珊瑚の告別式 命と─

ああ……。

[トロッコ問題。大抵の親は、我が子を取る。瑠璃川海星は、我が子を選ばなかった。其処に、どんな理由が在ったのかは解らない。解るのは、それが身を切られる様な想いであったろうという事だけだ。康生はしんみりしていたが、大和命>>144の言葉に片眉を上げ、すぐに思い至った。大声を出し掛け、咳払いで誤魔化す。]

や、確かにケイは勢いだったけど俺は……ッ、こほん。
この前の話って、ぇ……? ん゛ッ

[康生自身が不在のミーティングでの提案>>2:325を聞き、康生は大声を出してしまわない様にと強く唇を嚙み締めた(両手で口を塞ぐにはリスクの高い行為なので)。熱も無いのに、両頬が熱い。こんな康生の様子を瑠璃川珊瑚がもし見ていれば、きっと笑ってくれたに違いなかった。]

[この時点ではまだ黒板の文字>>43は書かれていないだろうから、これが最期のリークだと康生は気付いていなかった。だから、悪戯小僧の様な笑みを見て、ほっとした様子で笑ってみせたのだった。]

あー……ぉ、教えてくれてサンキュ…が正解だよな。うん。
ハロ、そっか……ハロか。
ん、そうしてみる。アドバイスありがとな、命。

(172) 2023/08/17(Thu) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[家を離れたくない気持ちが無い訳ではないが、それは康生の中で優先度が低い筈だ。転居した後、在宅仕事の母親を目を盗んで学校に通う困難の方が、頭に在っただろう。]

[それでも、此処まで親身にアドバイスをくれたのだからと、康生はその提案を受ける事にした。康生の母親は、康生の事を心底大切にしてくれている。息子の頼みであれば、完全に転居する事は難しくとも、戦闘の日までに仮住まいくらいは確保しただろう。]

(173) 2023/08/17(Thu) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─数日後 部室─

[それから数日が経った、天文部の部室。]

命、お前まさか……、…………。

[黒板の文字を見て、康生は大和命の発言の真意を、朧げながら悟るのだった。*]

(174) 2023/08/17(Thu) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─退院直後 海辺─

[康生は、確かに女子に声を掛けられる事が多い。気さくで温和だし、常に明るく楽しげにしている。見目も、母親に似て目鼻立ちがはっきりしており、色素は薄め。第一印象で人を惹き付けるタイプだから、一目惚れされる事は往々にしてあった。それが続いた事は無い>>0:112>>0:113のだが。]

そこまでして手ぇ繋ぎたかったのか〜?
わかったわかった。んな拗ねんなって。

[笑いながら、康生は握られた手>>165を握り返した。]

母さんは料理できるけど、俺が食うの難しいんだよ。
手作りのは、作って二時間以内じゃないとダメだから。
二時間って結構キツくて、弁当とかも持ってけねーからさ。

[康生は、学校でもコンビニで買った様な個包装の食品ばかり食べていた。それは母親の愛情が無いのではなく、愛情があるからこそ弁当が持たせられないのだった。]

あ、匡先輩のとこか。そりゃ、海外で一人なんだから心配だよな〜。
子供二人居ると、そういうとこ大変そう。

(181) 2023/08/17(Thu) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

俺は一人っ子だから、父さんも母さんもずっと俺に付きっ切りでさ。
独り暮らし、どんな感じ? 寂しくねぇ?

[「独りは嫌なんだ」と叫んだ>>1:153彼が独り暮らしだなんて、どういう風の吹き回しだろうか。康生も、あの時の印象が深かったのだろう。まず、寂しくないかと訊いた。]

[ビーチに移動し、遊ぶ準備を整える。荷物は一緒に置かせてもらい>>167、準備運動をしながら康生は答えた。]

お、いいぜー!
口に砂入るとアレだから、スライディングみたいなのはダメだけど。
投げ合うくらいなら大丈夫!
キツくねーって。普通に体育やってんじゃん!
ケイってば、急に過保護になりすぎだって〜。

[現状、心臓の件は彼にまだ伝えていない。二重契約のヒントになってしまうからだ。だから康生は大丈夫だとしきりにアピールした。バレてはいまいかと、若干の焦りもあったのかも知れない。普通、退院直後の人間は気遣われるものなのだが、康生にその自覚は薄い。暫く入院せずに済んでいただけに、余計に。]

(182) 2023/08/17(Thu) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

よし来い、ケイ!

[準備運動を終えて、迎え撃つ体勢に入る。ただ、はっきり言って康生は運動が得意ではない。何せ、幼少期に全く動いていないのだ。手元を狙って打ってもらって、漸く何とか打ち返せるくらいだ。かけっこさせたって速くはないし、スライディングも出来ないから、ビーチフラッグだってかなりのハンデを貰わないと勝負にならないだろう。]

[それでも康生は、楽しくて堪らないと言った笑顔を浮かべ、弾む声で幾度も「ケイ」と呼んだのだった。*]

(183) 2023/08/17(Thu) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─退院直後 海辺─

[康生は、疑うことが不得手だ。頭が回らないわけではない。疑念が浮かぶ事だって無い訳ではい。それでも、世界が綺麗だと信じる気持ちの方が強いのだろう。乾恵一が語る両親の話を聞き、康生は柔らかく微笑んだ。]

へぇ〜、二人でかー。
うちは逆に、ずっと俺と一緒に居る感じだな〜。
母さんと父さんだけでどっかに、って全然ないや。
あ、でも仲はいいんだぜ?
俺がこんなだから、小さい頃からずっと俺優先になっちゃってただけでさ。

寂しくねぇの? 意外だな〜。ケイなら、絶対寂しがると思ってた。
あは、確かにやること多そう! 俺、独り暮らしとか絶対できねーや。
夜更かしで怒られるか〜。まず、俺が夜更かしできないかな〜。

臍だけ似るって逆に凄くね!?
ん? 俺は見た目は母さん似。
本読むの好きなとことかは、父さん似だな〜。
性格も、穏やかなとこは父さん寄り。
母さんは、どっちかって言うと芯が強いタイプってか、ちょいキツめだもん。
俺と父さんに対しては、過保護だしベタ甘だけど。

(215) 2023/08/18(Fri) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[この時点ではまだ、大和命の警告>>81>>145を聞いていない。康生は、避難させる事を考えはしたものの、半ば諦めていた>>114。だから、特段何も口にする事は無かった。もしあれば、康生の語った内容の“違和感”に気付く機会があったのかも知れないが。]

え、独りの身体って……、…………えっ、なんで赤くなってんの!?
ケイ、熱な……わわっ、と!

[僅かに動揺する。けれど、親友は赤面してるから、全く違う事を考えていたのだろう。気付かれない程度に胸を撫で下ろした後、発熱を心配した。]

お、飲む飲む〜。

[コンビニへ同行した康生が買ったのは、スポーツドリンクだ。康生は飲み残しを飲む事が出来ないから、都度声を掛けてくれる>>194のが有難い。砂浜に戻り、ビニールシートへと並んで座る>>195。康生はペットボトルの蓋を開け、一気飲みしかねない勢いで喉に流し込んだ。暑い最中で飲むと、五臓六腑に染み渡る。実際に染み渡っている訳ではないだろうが。]

コーラは飲めっけど、食事中に水代わりにってのは無いな〜。
そーいやケイって、前髪長くね? 短くすんの苦手?

(216) 2023/08/18(Fri) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[他愛も無い話をしていると、彼はプレゼントがあるのだと言い出した>>196。それは、まるでプロポーズの言葉の様だった。康生本人は、きょとんとしていたが。片手を胸に当てる。規則正しい鼓動が手の平に伝わった。表情に困惑が浮かぶ。ときめかないのは、ある種当然なのだ。其処に在るのは、康生の心臓ではないのだから。それでも、気を取り直したのだろう。微笑んでみせた。]

……俺も、ずっと忘れない。生きてる限り、ずっと。
プレゼント、さ。それ、ほんとに俺が貰っていい物?
渡すの俺で、後悔しねぇ?
ケイが、本当に俺でいい、俺に渡したいって言うなら──貰うよ。

[後悔しないかと念押ししてから、康生はプレゼントの受領を了承した。*]

(217) 2023/08/18(Fri) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─コックピットにて─

[大和命の警告>>81>>145を受け、康生は母親と共に仮住まいへと転居していた。そして、何とか在宅勤務の母親の目を盗み、学校にこっそりと通っていた。盗めそうにない日は休んでいたが。周辺地域が破壊された事により、休んだり転校したりする生徒もそれなりに居たので、特別不審がられはしなかっただろう。]

[そんなある日。今日は難しそうだなと学校を休んで家に居ると、そこからコックピットへと飛ばされた。だからこの時にアストロの光点は確認していない。ただ、前回の七尾千映の死の後に既に確認していたから、康生は光点の秘密を知っていた>>29。知っていながら、まだパイロットの誰にも共有していない。]

[そして、コックピットでベッドへと腰掛けた瞬間────大和命の言葉を聞き>>209>>210、一気に青褪めた。]

うそ…………うそ、だろ?
なんで、なんで命が動かせないんだよッ!?
そんな……動かせないとしたら、俺で。
だから、ぇ、嘘だろ……!?

[あからさまに取り乱す。なぜなら康生は、動かせなかった場合について、既にハロへ質問し>>2:311、回答を得ていた終えていたのだから。>>2:328]

(220) 2023/08/18(Fri) 01時頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

/*
「動かせなかった時は殺してもらわないと」って思ってたから、判断が早い
超速理解してしまった
「命を殺さないといけない!?」になってる

(-57) 2023/08/18(Fri) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

なぁ、命。
本当に動かないのか? 全然? ……全く?
嘘だ、って…………嘘だって言ってくれよ……。

[そう言うと、康生はそのままベッドへと突っ伏した。*]

(221) 2023/08/18(Fri) 01時半頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

俺には、「アストロを動かせないかもしれない」と思う理由が在った。
アストロは、頭で考えた通りに動くロボットだ。
少なくとも、七尾はそう聞いただけで、自在に動かしてた。

けど、俺は二人分契約してる。
脳の俺と、心臓の父さん。
俺が先にパイロットになれたら、何の問題も無い。
だけど……心臓の父さんが先にパイロットに選ばれた場合、この身体に付いてる頭は俺だ。
契約者と頭の持ち主が異なる場合、アストロを動かす事は可能なのか?
気になったから、ハロに質問>>2:313したんだ。
その答えは、『敵や、敵に属する人から受けた攻撃以外で死んだら、負けではなくて、次のパイロットが戦う事になる』>>2:328だった。

だから俺は、動かせなかった場合は殺してもらわなきゃって思ってた。
それか、自殺するか。
それは席が一つどころか二つ足りなくなる、最悪のシナリオだけど。
この世界が守れなくて終わるより、ずっといい。
……そう、思ってたんだ。

だけど、それは俺と父さんの“命”が二つで一つだからで。
いや、父さんだって殺したくないけど、世界と母さんを守る為の俺の決断なら、許してくれるかなって。甘えてて。

(-58) 2023/08/18(Fri) 01時半頃

【独】 超心理学会 ヒイラギ

でも、そんな、違う。
命を殺さないといけないだなんて、そんなの…………

…………俺、耐えられないよ。

(-59) 2023/08/18(Fri) 01時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─コックピットにて 絶望─

[康生は、服の胸元を握り込んだままベッドへと突っ伏していた。具合が悪い訳ではない。ただ、絶望していたのだ。深く────深く。突っ伏した体勢のまま、肩が震える。震える声で、康生は祈る様に言葉を紡いだ。]

動いて…………動いてくれよ、頼むから。
このままじゃ、このままじゃ命を、命が……!

[画面なんて見てもいない。視界に映るのは、真っ白なシーツだけだ。其処に、ぽたぽたと水滴が落ち、滲んだ。]

[動かせなかった場合────敵の手に掛かるよりも前に死に、次のパイロットへ席を譲るしかない。それはつまり、彼に自殺を迫るか、彼を殺さなければならないという事を意味していた。]

[康生は、自分がそうなる覚悟もそうする覚悟もあったけれど────他人をそうしてしまう事になるのは、全く予想していなかったのだ。]

[だからこそ今、誰より早く状況を理解してしまい、絶望に打ちひしがれている。*]

(223) 2023/08/18(Fri) 02時頃

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