人狼議事


10 冷たい校舎村9

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【人】 夜笑国 メイ


  留めるもの?

[炭蔵くん>>32が予想外のことを言い出したのはその時。
 わたしは手のひらで自分の身体を叩いて確かめる。
 ぼたん、お財布、スマホ。紺色のハンカチはもうない。
 鳩羽くんのコート。……ここは違った。]

  今は持ってない……けど、教室にはあるよ。
  鞄の中。机に置いてるから。

[わたし、髪短いからそういうのあんまり持ってない。
 でも時々前髪を邪魔に思うことはあって、
 そういう時に使う物ならあるよと炭蔵くんに告げる。]

(41) 2021/06/14(Mon) 11時頃

【人】 夜笑国 メイ


  検討してくれたの?

[一昨日>>1:572は乗り気じゃなさそうだったのに。
 残念ながらわたし、流行り>>0:74には疎い方だから
 笑顔のまま、いいねって賛同した。

 万が一にでも炭蔵くんがやめるなんて言い出す前に
 教室への移動を提案する。]*

(42) 2021/06/14(Mon) 11時頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/14(Mon) 11時頃


【独】 夜笑国 メイ

/*
離席記号を永遠に忘れてしまう。
ギリギリまでまだいられるかなしているせいです。だめでした。

地上組最低でも二名が筆遅め申告しているので、ある程度ざかざか進める方がいいかなあと。
乃絵ちゃんも昨日筆遅いみたいな話してましたけど、普通にはやい印象がありました。

個人的な目標としては夜コアには乃絵ちゃんのところ辿り着きたい。
更新前夜だけじゃ折角のクライマックス活かしきれない気がするので……! お待たせしているのもありますしね。
でも鳩羽くんも柊くんも全力で発見します。

(-28) 2021/06/14(Mon) 11時頃

【独】 夜笑国 メイ

/*
とりあえず炭蔵くんの目を見れたことに喜んでいます。
お祭り気分で着席できるまで頑張って来よう。やったー。

(-29) 2021/06/14(Mon) 11時頃

【人】 夜笑国 メイ

— 食堂 —

[不貞腐れたような炭蔵くん>>44の声にわたしは笑う。
 一対一で喋ったことがなかった炭蔵くんに
 わたしがすぐ親しみを覚えたのは、
 炭蔵くんの中身を見た気がしたからだ>>1:524

 ずっと、あの眸>>1:486をまた見たいと思っていた。

 少し遠くからじゃ覗こうとしてもできなくて、
 手を伸ばそうとしても届かなくて、
 ようやく叶ったわたしの願いは、
 炭蔵くんがわたしと同じ人間だって教えてくれる。

 わたしもちゃんと人間なんだって教えてくれる。]

(51) 2021/06/14(Mon) 15時頃

【人】 夜笑国 メイ


  嬉しいよ、わたし。

  炭蔵くんが同じ人間で。
  ここにいたのが、炭蔵くんで。

[だからわたし、素直にその気持ちを伝えた。
 今はたぶん、言って伝える場面だと思ったから。
 向き合って一緒に深呼吸。一回、二回。
 胸に手を当てると、鼓動も落ち着いていくのが分かる。]

(52) 2021/06/14(Mon) 15時頃

【人】 夜笑国 メイ


  そんな顔見せられたら、
  わたしも一緒に頑張りたいって思うもの。

[完璧、というのが何事にも冷静沈着で
 正解を選び続けることを言うのなら、
 今の炭蔵くんは完璧じゃないのかもしれない。

 でも、それがいいの。
 わたしにはぴったり、大正解。

 ここにはもうわたしたちしかいなくて、
 埋もれられないどころか民衆でもなくなっちゃった。

 王様と民衆じゃなくて、炭蔵くんとわたし。
 再度繋がった視線>45は、
 前だけを見つめているような気がした>>31。]*

(53) 2021/06/14(Mon) 15時頃

【人】 夜笑国 メイ

[お互いの意思を確認した上での作戦会議>>30
 わたしは心当たりがある様子の炭蔵くん>>46
 不思議そうな顔をする。

 もし炭蔵くんがカッターナイフを取り出したなら、
 わたしは懐かしそうに目を細めた。
 わたしが聞いて>>1:138、炭蔵くん>>1:325が拾った。
 はじまりの日のことだ。

 もし見せられたのが左手首なら、
 わたし、炭蔵くんの頬に指を伸ばしてつねったと思う。
 自分で自分の手を傷つけるなんて、何してるの。ばか。

 言いたいことは分かるけどね。
 真実は、生クリームみたいに甘くない>>4:522。]

(54) 2021/06/14(Mon) 15時頃

【人】 夜笑国 メイ


  ……わたしもあるよ、心当たり。

[乃絵ちゃんがわたしにだけ零してくれたこと>>0:718
 だからその詳細までは話さないけど、
 わたしが聞こえなくなったため息を探すように
 耳を澄ませたら、何かあることくらいは伝わるかな。]*

(55) 2021/06/14(Mon) 15時頃

【人】 夜笑国 メイ

— 3-9教室 —

[最初に気づいたのは炭蔵くん>>48だった。
 昨日までなかった足跡が、扉の外へ続いている>>4:496
 どうやら3階の階段を昇ったようだった。]

  うん。

[分かっていたことだった。
 何ならさっきまでそれを前提に話してた。
 でも直面するとやっぱりわたしの身体は強張る。

 九重さんを思い出した。ひとみちゃんも、向井くんも。
 それが本当じゃなくても、人が死ぬことはやっぱり怖い。

 炭蔵くんの視線に気づかないまま、わたしは教室に入る。
 気づいてないから、泣きそうな顔も隠せなかった。]

(56) 2021/06/14(Mon) 15時頃

【人】 夜笑国 メイ

[わたしは鞄からヘアピンを取り出すと、
 炭蔵くん>>49の言葉に顔を上げた。

 みんなでいろいろ書き込んだ寄せ書きみたいな黒板。
 壁にはフォトフレームに収められた写真が並ぶ>>10
 廊下とは違い、今度は文化祭以外の思い出もたくさん。]

  こういうのは、卒業式にやるものじゃん。

[お別れはまだ、ちょっとだけ早いよ。
 わたしは一人呟いてから炭蔵くんの見ているものを見る。

 『 じゃあな、いってくる! 』だって>>4:497

 その意味を知る人はここにはいない。
 でも、わたしは返すためのコートを強く握りしめた。
 こんな時でも深爪は、何の跡も残してくれない。]

(57) 2021/06/14(Mon) 15時頃

【人】 夜笑国 メイ

[わたしは炭蔵くんに黒いシンプルなヘアピンを渡した。
 そのままの足で、わたしは教壇をのぼる。

 足元にはチョークが落ちていた。
 縁から零れたというにはあまりにも遠く、
 まるで、持っていた誰か>>4:498が落としたみたいだ。

 わたしは屈んで、チョークを摘み上げる。
 いつかのように、三本の指だけが白く染まった。]

  ……ねぇ、炭蔵くん。
  頭の中の世界って、どれくらい頭の中だと思う?

[炭蔵くんはここで前髪留めるかな。
 わたしはみんなの文字がたくさん並ぶ黒板を見ていた。
 置いていく10円>>3:590だって
 頭を振ったら耳から出てくる訳もないんだから、
 問いの答えは想像に容易くはあるんだけど、それでも。]

(58) 2021/06/14(Mon) 15時頃

【人】 夜笑国 メイ


  ここに書いたら、伝わるかなぁ。

[楽しかった文化祭、目を惹く綺麗な文字>>1:317
 あの日黒板に書かれたのは、楽しいことだけだったね。]

(59) 2021/06/14(Mon) 15時頃

【人】 夜笑国 メイ

[結局、わたしが待たせちゃったかも。
 チョークを元に戻して、手を叩いたわたしは
 炭蔵くん>>50と一緒に教室を出て行く。

 教室には写真と寄せ書きと。思い出だけが、残った。]

  ……行こう、きっと待ってるよ。

[『一緒に帰ろう』
 右肩上がりの癖のある文字は、無人の教室に佇む。

 わたしたちは足跡に導かれるように3階へ進む。
 みんなの待つ、3階へ。]*

(60) 2021/06/14(Mon) 15時半頃

【人】 夜笑国 メイ

— 3階 —

[途中、1枚欠けた写真>>4:507には気づけたかな。
 3階に上がると寒さが増した気がした。
 制服姿のわたしは身を震わせる。

 少し先、開いた窓>>4:520が原因のようだった。
 雪が降り込んでいる。]

  ……こんな時まで仲良しなの。

[窓の下に何かがあるのは、この距離からでも分かった。
 それに——わたしは階段を上がってすぐにある
 教室>>4:496の中を見る。

 こんな時まで、近い場所>>4:494にいるんだね。

 わたしの腕は二本しかないし、身体は一つしかない。
 炭蔵くんと同じ。だからわたしはまず教室に入った。]

(61) 2021/06/14(Mon) 15時半頃

【人】 夜笑国 メイ

— 階段前の部屋 —

[衣装部屋だったらしいそこは、
 ラックとハンガーが脇に並んでいただろうか。
 中央にできた道の先には姿見があって、

 ——鳩羽くんが、倒れている。]

  ……。

[わたしは血溜まりの前まで近づいた。
 裾が床につかないように気をつけながらしゃがみこむ。]

(62) 2021/06/14(Mon) 15時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  また明日って言ったじゃん。

[わたしは鳩羽くんに話しかけた。返事はない。
 下手くそな「笑顔」がマネキンに赤く刻まれていた。

 抜け殻みたいだなって、思った。
 それに、何にも似てなんかないのに、
 向井くんの話をした、あの廊下を思い出した。
 涙が水たまりになったみたいな、あの廊下を。

 ほんのちょっとの間だけ、わたしはコートに顔を埋める。
 感情を逃すように息を吐いた。]*

(63) 2021/06/14(Mon) 15時半頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/14(Mon) 15時半頃


【独】 夜笑国 メイ

/*
毎回自由にしてねを書くのもあれなので、デフォルト仕様ということにします。増やしても減らしてもいい。炭蔵くんが楽しんでくれるのが世界で一番幸せです。

拾い漏れはない……かな……?
少人数最終日、自分たちが拾わなきゃ取りこぼしてしまう感がとても強い。
皆さんのロールが最高だからこそ全部抱きしめたい気持ちはしかたのないことだと思うんですよ……!

(-30) 2021/06/14(Mon) 15時半頃

【独】 夜笑国 メイ

/*
>>44
炭蔵くんの不貞腐れた声、男の”子”って感じであまりに可愛すぎましたね……かわいい……。
気恥ずかしさで目を逸らすのもかわいい……。

炭蔵くんの悩みに対して正しさより自分の意思を優先しがちな人間なので、その辺りはつい差し込みたくなっちゃう。
対比がすきです。炭蔵くんっていう人間もだいすきです。

>>48
お顔見てくれるのも嬉しかったのでにこにこしちゃいましたね。
お互いに場面進めながら相手の様子伺うの、書きやすいしとても楽しいです。
こちらからも同じだけのものをお返ししたいのでがんばります……!

(-32) 2021/06/14(Mon) 16時頃

【人】 夜笑国 メイ

— 教室まで —

[死んだらそこで終わり>>1:527
 わたしは一昨日、炭蔵くんとそんな話をした。

 どんなに思い出を大切にしたって、
 そこに新しい何かは二度と生まれない。
 声も、顔も、温度も、過ごした時間も、人の気持ちも、
 全部、掠れていくばかりだ。

 それは、嫌だった。怖かった。
 帰ったって信じようとしても、
 終わった姿を見るのはお母さんを思い出すから。]

  ……だいじょーぶ。

[頭を叩かれる感覚がして、
 炭蔵くん>>66がわたしより先に教室へ入っていく。
 その腕にはまだ絆創膏>>2:364があったかな。
 向井くんが悪いと主張する炭蔵くん>>65だったけど、]

(76) 2021/06/14(Mon) 18時頃

【人】 夜笑国 メイ


  あって五分。

[と、わたしはその意見を却下した。
 向井くんがこんなびっくりすること望む訳ないでしょ。
 わたしの中の向井くんはそういう人だ。
 でも炭蔵くんの前では違うのかなって思うから、五分。

 本人>>0:707は仲の良さは否定してたけど、
 長い付き合いであることは言葉の端々に見えてたから。]

  向井くんはつねったらびっくりしちゃうよねぇ。

[そんな話も少し前のこと。
 わたしたちが目にするのは卒業アルバムみたいな教室。
 そこでわたしは文字を書く。

 わたしが書いている間に炭蔵くん>>67も身支度を
 整えたみたいで、ファッションチェックを仰せつかる。]

(77) 2021/06/14(Mon) 18時頃

【人】 夜笑国 メイ


  なんか、ちょっと幼く見えるね。

[留め方の問題かな。それとも眸がよく見えるから?
 頭のてっぺんで固定された前髪は量が多くて、
 ヘアピンだとちょっと力不足だったかなって思う。
 わたしは表情を和らげながら、ヘアピンから逃れた
 端の前髪に手を伸ばして、横へ流そうとした。]

  よく見えるよ。わたしはこっちの方がすき。
  だから……似合うんじゃない。

[わたしの返答はやっぱり自分基準で、
 少し考えてから依頼主>>69に沿う回答も付け加える。

 わたしたちは足跡を追った。
 炭蔵くん>>68の伝えようって言葉が胸に残っている。]*

(78) 2021/06/14(Mon) 18時頃

【人】 夜笑国 メイ

— 3F階段前の部屋 —

[さっきは頭、今度は背中。
 炭蔵くん>>71の温度が冷えたわたしの身体に広がる。
 カッターを拾う姿は見えなかったけれど、
 続く言葉にわたしは息を吐くのをやめた。]

  ここに、明日≠ヘない……。

[何度朝を迎えてもスマホの日付は変わらなかった。
 わたしたちは、同じ一日を繰り返している。
 止まった校舎に明日はないんだ。
 黒板に書かれた文字>>4:497を思い出していた。
 わたしは顔を上げて炭蔵くん>>72を見る。]

(79) 2021/06/14(Mon) 18時頃

【人】 夜笑国 メイ


  ……うん。

[やっぱり、よく見えるよ。泣きそうな顔。
 わたしは指摘することなく頷いた。
 だって、きっとわたしも同じような顔をしている。

 だからこのことは二人だけの秘密にしよう。
 わたしは人差し指を自分の口元に押し当てて笑った。]

(80) 2021/06/14(Mon) 18時頃

【人】 夜笑国 メイ

[それから炭蔵くん>>73は部屋を豪華に飾りつけている。
 文化祭の時、鳩羽くん情報量過多だったよね。
 ごちゃごちゃとした装飾にそんなことを思い出していた。

 ……うん、もう大丈夫。
 わたしは自分の足で、もう一人の下へ向かう。]

(81) 2021/06/14(Mon) 18時頃

【人】 夜笑国 メイ

[開いた窓の下を覗く勇気はわたしにもなくて、
 炭蔵くんが窓枠に手をかけるのを見ていた。

 そういえば、2階の窓を閉め忘れてた気がするけど、
 廊下には雪が積もってなかった。
 誰か>>1:649が気づいて閉めてくれたのかも。
 わたしはそんなことを思う。

 それから、柊くん>>4:520へ視線を落とした。
 炭蔵くん>>75と一緒に雪を払い除けていく。]

  うん、そうしよう。
  一人は、寒いもんね。

[わたしは炭蔵くんの提案に賛成して、
 二人で協力して柊くんを階段前の部屋まで運ぶ。
 雪みたいな冷たさに、わたしの指先がじんと痛んだ。

 なんとか運び切ると、
 赤く彫られた笑顔とぽっかり抜け落ちた顔が並ぶ。]

(82) 2021/06/14(Mon) 18時頃

【人】 夜笑国 メイ


  ……待っててね。

[ここに明日≠ェ来ないなら、
 待ち合わせをした月曜の放課後だって二度と来ない。

 わたしは柊くんの輪郭に手を伸ばした。
 指先で触れるとひんやり冷たい。]

  それじゃ、いってきます。

[わたし、柊くんの名前の由来なんて知らないから、
 わたしの中の柊くんは今でも春色をしてる>>0:572

 春って、あたたかくてほっとするでしょ。

 鳩羽くんの隣、
 手足が折れ曲がってしまった柊くんの身体には、
 丁度いいサイズのダッフルコートがかけられていた。]*

(83) 2021/06/14(Mon) 18時頃

【人】 夜笑国 メイ

— 3階の果て —

[鳩羽くんの足跡に導かれて3階へ来たわたしたちは、
 最初に二人を見つけた。

 これでもう、迷いはない。
 鳩羽くんと柊くんが先に明日へ進んで、
 炭蔵くんとわたしは同じ道を歩いている。

 わたしたちの心当たりは確信になった。]


  ……できることを、しよう。


[結局まともな作戦会議はできなかったけれど、
 わたしの心はもう揺らがなかった。
 隣には炭蔵くんがいて、未来にはみんながいる。
 わたしたちは同じ方向>>64へ進んだ。]

(84) 2021/06/14(Mon) 18時頃

【人】 夜笑国 メイ


[音楽室は校舎の端>>0:678にある。
 夜にピアノを弾いた後、わたしは鍵をかけなかった。
 わたし以外、誰かが来るって思わなかったから。

 ひとつひとつ部屋を確かめた最後、その果てに。
 わたしたちが探し求めた人>>9はいたかな。]*
 

(85) 2021/06/14(Mon) 18時頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/14(Mon) 18時頃


【独】 夜笑国 メイ

/*
炭蔵くんと夜までにはの気持ちが同じで共感がすごいことになりました。そりゃあ話しやすい訳だ。
おかげでギリギリ間に合ったのでは……?
まだ日が昇ってるから夜じゃない、夏。本編は冬。

>>71特に好きだったなあ。
日付が進まないことへ特に意識を向けずに動いていた芽衣だったのっで、そういう考えがあるんだって理解した気がする。
炭蔵くんが鳩羽くんとお話したことっていうのも素敵ですね。鳩羽くんがすごいのもある。ふたりがすごい。

(-39) 2021/06/14(Mon) 18時半頃

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