34 【ペアRP】花人形たちが紡ぐ夢【R18】
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[力の少し抜けた坊ちゃんはちょっと重いのねって知る。 坊ちゃんって、お店だと……座っていたのばかり 見ていたからかしら。 今肩に担いでいるのより、小さく見えていたのだけど 見る機会がお店よりずっと増えれば、 殆ど背も私と変わらないちゃんと格好の良い男の子 っていうのがわかって、……少し見直す。]
坊ちゃんって、可愛いけど たまに格好いいのね。
[脈絡もなく話してから、バスルームへ。 きっとこういう風に見返す時が、今後も増えるのだろうな ……なんて思う。 お店の中ではなかなか見れなかった部分も、 見れ、知れるようになるのでしょう。お互いに。]
[おやすみなさいの後、寝しなに告げた一言で 眠りにつこうとしていた目が大きくなったのが見えた。]
(*48) zazakiti 2024/03/01(Fri) 06時半頃
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うん、ずっと傍に居てあげる。
(-129) zazakiti 2024/03/01(Fri) 06時半頃
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(たとえ貴方が死んでもね。)
(-128) zazakiti 2024/03/01(Fri) 06時半頃
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[優しげで穏やかな視線に、同じのを返していた。]
(-130) zazakiti 2024/03/01(Fri) 06時半頃
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[まだ溶けてなかったのねと、指輪を見る。 百合の花もまだまだ咲き誇っていた。 いっそずっと溶けなければいいのにね、なんて 坊ちゃんの少し冷たい手に包まれながら、 指輪がきらりと、金属より柔い光りを返すのを見る。 紆余曲折経て正しく愛の絆を結ぶものとなったそれを。]
(*49) zazakiti 2024/03/01(Fri) 06時半頃
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ドレス。えぇ、当然? 私ずっと、女の子の真似っ子をして生きてきたから。 今から生き方を変えるような真似はしないし。
[そうね、即答してしまったから、 悩む素振りはなかったかも。 やるようになった理由はともかく、 今は好きでやっているの、これらは。]
美麗なお洋服が好きだし、女装の方が自然だし。
……下手にタキシードなんか来て出て。 坊ちゃんの結婚相手が男だからって 指をさされるようになるのも嫌。
[だからドレスの方がいい、というのをつらつらと。]
(-132) zazakiti 2024/03/01(Fri) 07時頃
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/* (**忘れ補足)
(-131) zazakiti 2024/03/01(Fri) 07時頃
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[余計だと言うのに笑って見せた。 可愛い子に可愛いって言って何が悪いの?と 開き直りながら。]
なぁに?
[私の背中に目を向けたのに、怪訝げな疑問を投げかけた。 もし私の男らしい部分を見て 綺麗だと思っているのだと知ったら 暫く、頬を膨らまして不機嫌を振りまくから。 だから、そこは心の中でだけ思っていると宜しい。 思うだけなら自由だし、口に出さなければ 私が眉をしかめることもないのだろうから。]
(*62) zazakiti 2024/03/01(Fri) 13時頃
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[視線を受けて微笑む。もう取り消しは効かないからと 冗談っぽく。……きっと貴方のことだから、 この冗談も真面目に捉えて答えるのでしょうね。]
そういう所も好きよ。坊ちゃん。
[前に私が植え付けた希望の2文字が ここまで貴方を熱くさせているなんて ……知らなかった。]
(-142) zazakiti 2024/03/01(Fri) 13時頃
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私"が"、気にするの。 それに、パンツスタイルは苦手……
[体の線が出て男らしくなっちゃうから、 と拗ねるのも程々にして。 私の"秘密"については 貴方が思っている通りになると約束してあげる。 屋敷の中でも、そうでなくても。 貴方とのデートの時も、私はずっと女装で居るだろうから 貴方以外に男とばらす気は毛頭無いの。]
うん、見に行く。素敵なのを買って? というか坊ちゃん……、くすぐったい。
[抱きしめられた時に、頬やなにやに髪の毛のふわふわが 当たったのに、こそばい気持ちになって そんなことを呟いた。]
(*63) zazakiti 2024/03/01(Fri) 13時頃
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[常に、誰に見られても男と分からないように。 精一杯おめかしをして。 指の先まであなたの妻に相応しい振る舞いをしましょう 並の女より綺麗なわたくしを、皆様に見せてやって 坊ちゃんに羨望の目を向けさせることが 責務であり、私のやりたいことでもあり…… 私を見初めて、金を出して買って 地位も愛も物も与えてくださった坊ちゃんに 奴隷出の私が出来る、最後の恩返しだと思っている。]**
(*64) zazakiti 2024/03/01(Fri) 13時頃
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[氷より冷たい手を、隠すようにしながらあなたが言う 身体の冷えが、いつか心の臓すら凍りつかせるのだと あなたは言った。治療法を探しても見つからず。 それに、同情はするし、可哀想とは思うから。 私の妹だった子達みたいに可愛い坊ちゃんに、 何か、してやりたいとは思ったけれど。]
掃除婦ねぇ……。
[どんな形であれ、 家に入ってやるのが1番彼の望むところなのは 知っていたけど。 どうにも……乗り気になれない。 理由は色々あるけれど、特にいちばん大きかったのは…… やっぱり、命についてだった。]
(13) zazakiti 2024/03/01(Fri) 18時頃
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[だって、 好きな男が自分より先に死ぬのが分かっていながら 毎日顔を付き合わせるのは、きっとつらい。 死地に向かって歩む日々を、阻むすべもなく静かに 眺めるのも、同じく。 近くで弱って行くのを見るぐらいならいっそ…… 別の人にお買い上げされて、ふと坊ちゃんの顔を 思い出して。「あの人も元気だといいな」と 心の中にきらきらと輝く、楽しかったお店での日々を 追想する方が余程ましに思えた。だから]
嫌。
[その日もお断りして。きっと明日も明後日も次も こうやって断るのだろうと思いつつ。 いつか誰かに買われるまでは、 坊ちゃんと楽しくご歓談してあげましょうと。 この話はここでおしまいにして。後は、また話題を戻して 楽しいお話でもしようと思った。……のだけど。]
(14) zazakiti 2024/03/01(Fri) 18時頃
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坊ちゃん、私を本気でおうちに入れたいのなら。 せめて生き残る努力はしてちょうだいよ。
[気づけば、言うつもりのなかった言葉達が まぁ!口からぼろぼろと。]
私、最初から諦めているのより、生き汚い人の方が好き。 貴方のお気持ちが変わらないのなら、 私があなたのものになることは、無いわ。
[……等々、余計な言葉をたくさん、 付け足してししまったのよね。 貴方は絶句したような顔を見せた……当たり前よね。 医者にもお手上げと言わせたそれに、諦めず向き合えと 言うのは、酷だとも自分でも思う。]
(15) zazakiti 2024/03/01(Fri) 18時頃
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[でもね、それを言い出すぐらいには 私は貴方を気に入っていて。 貴方には死んで欲しくないと、思っていたのよ。]
(-156) zazakiti 2024/03/01(Fri) 18時頃
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次にここに来る時は…… 多くのお金だけでなく、少しの希望を持っていらしてね。 そしたら、お買い上げの話も考えてあげるから。
[なんて、願掛けがてら手を握ってから帰り際言った言葉。 貴方は、私の言葉に反抗もせず了承して。 私は氷花の花びらの間に溜まった、清水を飲んで。]
[口に出すことではなかったと思いながら、次の来店で…… どんなお返事が来るかを、少し楽しみにしていた。]**
(16) zazakiti 2024/03/01(Fri) 18時頃
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遠くの?なら、歩きじゃなくて馬車がいい。 普通の馬車、乗ってみたい。
いいわよね?
[期待を込めた目で、そちらに視線を向けた。 馬車なら足も疲れないし。 奴隷運び用でないのは、揺れもさほど酷くないでしょう。 荷物もいっぱい置けて、運べるんじゃないかしら。]
それに、移動中もゆっくり話せるもの。 いっぱい色んな話が出来るわ。 あなたのでも、私のでも……
[どうせ一緒に居るなら、ゆったりした時間を過ごしたくて 2人きりのがいいとも、抱き締め返してごねた。]
(*87) zazakiti 2024/03/01(Fri) 23時頃
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[厳しいと言うのに、ふふんと鼻で笑う声。]
マナーはね、 パルテールでも複雑でないのは、教えて貰えたから。
[自信があるのと布団の中で胸を張った。 ……実際、教えがどこまで通用するかは知らないけど。 お勉強もあると言うのは聞かなかった振り。 そっちは、全く自信が無いわね。 走り回って家の手伝いをしただけの幼少期だったし。]
わかんなかったら坊ちゃん自らが教えてくれるものね。 ね?そうよね、坊ちゃん。
[眉を下げて上目遣いで肯定されるのを待った。 坊ちゃんとお喋りしたり触れ合う時間が、 私の1番の安らげる時間。 勉強が出来ないのにかこつけて貴方を先生と呼んで、 教えて貰いながら少しからかって遊ぶような そんな時間も、未来にはあるのかもしれない。]
(*88) zazakiti 2024/03/01(Fri) 23時頃
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[もごと口ごもってから出たのに、 思わずふっと笑顔になってしまう。 可愛いのよって言わないで、ですって! まるでちっちゃい子の意地の張り方。 ふふふと暫く笑ってから]
やだ、そんなこと教えないわ? 私以外に可愛がられてる坊ちゃん見たくないもの。
[そう返して、またふふふふと笑う。ちょっとつぼに嵌ったかも。 私が口を封じたとて、坊ちゃんのはバレる時は バレそうな気もするけれど…… 飼い主であり旦那様でもあるあなたの何かしらが 私経由で漏れることはないから。]
せいぜい、他の人とお話する時は ぼろが出ないように気を張っておくことね
[と、まだ止まらない笑みを見せながら ご忠告もしておいた。]
(-170) zazakiti 2024/03/01(Fri) 23時半頃
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[私からは、言いたいことも言ってしまった。 笑いが収まれば、坊ちゃんのからだに腕を回して、 冷たい肌を感じながらじっとしていて。 そうしていると徐々に眠気も出てくる もう寝れそうと思いまぶたを閉じる前、 あぁそうだと閉じていた口をまた開く]
言い忘れてた。……おやすみ、フェル。**
(*89) zazakiti 2024/03/01(Fri) 23時半頃
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[最初、お目通りをした時のざわつきと言ったら。 何者かとこちらを探り見る視線に、正面から返して 何かあっても坊ちゃんが何とかしてくれるでしょうと、 すました顔を保っていたけど、 説明中は気が気じゃなかった。……ばれやしないかと 己の手の甲をさりげなく、組んで、見えづらくして]
[当然急な話だったし、認めない人も出てきたでしょう。 そこを何とか出来たのは、ひとえに私の努力のおかげ ……という訳ではなくて、坊ちゃんのひたむきな説得が 彼らの心に、響いたのでしょう。 私は、日々講師に習い学をつけながらたまに、手伝いをと 忙しそうにしている人達に申し出たぐらい。 努めて人当たりよく振舞ったから、屋敷の人にも嫌われず に済んだ。……多分、これも私の努力と言うよりは。 毒気のない主人に似た、心根の良い人ばかりが居たから]
(*135) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃
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[そういえば、努力……習い事の方と言えば。 坊ちゃんが厳しいと言ったのは、全くその通りで。 フォークとナイフの使い方から何から何まで矯正され。 そちらはまだ、お店ので積んだ下地があったから何とか なった、けれど。 勉強というのは、本当に……本当に、苦戦した。 紙とペンと本を持たせられて、金にもならない作業に 勤しむ時間は、あまりにも初体験がすぎて。]
無理。やだ。疲れた。もう辞める。
[……最初のうちは呪文のように、貴方と相対する度に 湯気たつ茶の前で突っ伏しふてては、 貴方を困らせたでしょうね。 お勉強の、少しづつ教えられている内容が 理解出来るようになって来る事には。 愚痴よりも先に、貴方に"ここは?"と教科書片手に 教えを乞うようになったとか。]
(*136) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃
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[体調が良い日が増える度、私はそれを喜ばしく感じる 朝は眠気であまり回らない口で挨拶をして 日中顔を合わせればじゃれ付きに行って。 お勉強はお仕事のない日は、一緒にお出かけをして 夜は、たまに愛し合ったりなんかもしながら、 同じベッドの中でおやすみと囁く。 お店より穏やかなのに、何故かお店の頃より刺激的に 感じる、尊い日々をすごしていた。 貴方におやすみとおはようを言える日が、 長く続きますようにと、願わずにはいられない。]
(*137) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃
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[願いはあれど、私に野心や野望のたぐいはない。 人のために何かを成し遂げようという高尚なのは なお……生まれてこの方考えたことが無い。 だからそれを思いついて、そこに向かって努力する姿は、 最も尊敬すべきものに見える。 私にもそれを、触りでも話してくれた日があったかしら あったのなら、背中を押したでしょうね。 「応援してる」って]
[それが私の為に役立つのだと思われているのも、 ありがとうと笑って、否定はしないであげる。]
(*138) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃
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[実際は、それが私の為になることは無いのだとも 言わないであげる。]
[貴方から返される、おはようとおやすみ。 それが潰えた日が私の死ぬ日と少し前に固めた決意を 貴方の前で言う気は生涯無いの。]
(-265) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃
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[過去にお母様が植えたという希望の花は、 時期を外れてしまったけれど。 代わりに私の好きな花は沢山。 百合の花は大好き。垂らした頭は優美なのに、 背はしゃんとまっすぐな所がいい。]
えぇ、綺麗。
[着付けの最中、ふと眺めて。私も式中はかくありたい。 むしろ彼の妻としてそうあらねばと思いつつ。 それより先にこちらをなんとかせねばと服に視線を戻し また手を動かす。 普通なら複数に手伝ってもらう所をひとりで進めるのは かなり……骨が折れ、時間もかかり、疲れる。 何度も人に手伝ってもらいたい気持ちになったけれど…… しかし、今自分の正体を知られたら、 せっかく認めて貰えたこの話もご破算になるかもしれない そうでなくても、今後何かしら言われることは 増えるだろうと思うと、やはり気は進まなくなり。結局 式には間に合うようにと念じながら一人作業を進める。]
(*139) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃
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やだ、見ないでよ。まだ首のもつけてない。
[仕切りの間から覗き見た貴方が見るのは、 まだケープや何やらを羽織っておらず肩や首が見える所。 プリンセスラインのドレスだけを身にまとった姿。 丸みのない肩も肉薄い背中も。次いで私が振り返れば、 普段は隠している喉仏も見られたでしょう。]
あら、珍しい髪型……素敵よ。 でも、そんな素敵な坊ちゃんが、 婚前の乙女の素肌を見るだなんて……感心しないわね?
[いやらしい人とにやりと笑って。 「残りは式でのお楽しみ」と、さっきまで着ていた服を 坊ちゃんの頭めがけてふわりと投げて目くらまし。]
(*140) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃
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[肩はケープ、首はレース。 細長い手腕は長いフィンガーレスのサテングローブ 肉付きの少ない男らしい部分を純白の布で覆っていく。 元々男の中では華奢な方だから。十分ごまかせる筈。 ……晴れの日の、乙女の格好にしては 肌の出ている部分が少なすぎるのは、 違和感を抱かれるかもしれないけど。 その時は、あの人は日光に弱いとか言って 適当にかわしてくれると信じているわ、坊ちゃん]
(*141) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃
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[化粧も小物もつけ終われば、式のお時間。 ベールを被り、貴方の隣に並び立ち 人の視線を浴びながら、前だけを向いて バージンロードを静かに歩く。]
[読み上げられる誓いの言葉、それに「誓います」と 神の前で約束する貴方を見て。 あぁやっと本当に、名実ともに、 貴方の伴侶を名乗る資格を得た気がして。 ……少し、感慨深い。]
[私も神に誓って、指輪の交換に移り。 私は貴方に向き合って左手を差し出した。 前のとは違う、氷製では無い指輪。 両者分あるつがいの指輪は、新たな絆を紡ぐ証。]
(*142) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃
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[何を話すでもなく、目を細めて促す。 どんなに熱く愛し合っても溶け落ちないような、それを。 友愛でも情愛でもない真の愛の形がこの指に嵌まる瞬間を 少し緊張した微笑みを湛え、今か今かと待っている。]**
(*143) zazakiti 2024/03/03(Sun) 02時頃
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