10 冷たい校舎村9
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[ ……本当に気になるんだ。見てみたかった。 この世界を、ほかの人の目を通して。
八つ当たりする気も、責める気もなくって、 ただ慎一にはずっと不思議だった。
ほかの人が見ている世界って、 本当に慎一が見てるのと同じなのかしらん。
だって、そうでもなきゃ、 慎一ばっかり泣きたくなる理由がつかない。
……「ところで、そちらにお心当たりは?」 送り主探しであるならそう聞くべきだろうに、 慎一の頭に、そんな言葉は浮かばなかった。]
(215) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ ……たぶん、君が炭蔵祐駕だったせいだ。*]
(216) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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/* >>221これはユーガ何も悪くねえわ そっかーーーー本当にユーガ何も後悔することがないやつだった。 言葉のチョイスをいろいろとミスしてしまったわね。
(-17) 2021/06/08(Tue) 20時頃
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/* ユーガもいい子だよね。っていうかみんないい子だよ。
(-25) 2021/06/08(Tue) 22時頃
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── 現在・保健室へ ──
夕方くらいに一瞬会った。 あっちの非常階段のとこ。 それっきり……だけど、
[ 「なんで?」とは聞けなかった。
鳩羽が九重を知らないかと、 通りすがりに尋ねてきたときのことだ。>>190
鳩羽があまりに本気で九重を探してるようで、 知ることを少し先延ばしにするようにして、 慎一はその背中を見送ったんだった。]
(296) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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[ さて。メールの送り主の話に戻そう。
確定させようのない可能性ばっかり。 炭蔵の並べたふたつを、>>267 慎一は歩きながら脳内でこねくり回す。]
……かもな。 なんか、やろうと思ってできること、 じゃないみたいな話だったし……、
……たとえば、で済んでほしい話だけど。 死んじゃおうと思って、メールも送って、 それでこんなとこいったらすげえビビりそう。
[ 九重からの伝聞として、 まずひとつめの可能性への返事としよう。]
(297) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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……だから、 気づいてなくてもおかしくないんじゃない?
それに、みんな、 気づいてたら、教えてくれんじゃねえかな。 その──、自分だって自覚してたら。
[ さて、これでふたつめの可能性への回答。
驚かせてゴメン、俺だよ私だよ。 ……みたいなことを慎一は考えたけど、 どうだろう。みんながそうとは限らないし。]
(298) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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[ 淡々と可能性の話をする炭蔵は、 慎一には今までどおりにしか見えなかった。
つまり──、子どもたちの群れの中、 先頭で。あるいは真ん中で。 慎一とは異なる意味で異質な存在。
わかりやすい目印、指標として、 気づいたときには慎一の視界に、 完成された形で存在していたもの。]
(299) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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[ 肯定ととれる言葉を受けても、>>269 慎一は「だろうね」と思うばかり。
ぐちゃぐちゃに散らかって、 どこに何があるんだかもわからない頭の中、 その一角を整理していくみたいに言葉にする。]
そう見えててほしかったんだから、 ユーガにそう見えてたんならよかった。 うまくなったろ、取り繕うの。
[ ふふん。とそれだけは得意げに言ってやろう。 「思い違い」って言われてそれもどうかって? まあ、それについては悲しい話なんだけど、]
(300) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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ホントにちゃんとできりゃよかったけど、 ……俺はそういうふうにできてねーみたい。
[ 一つ、ひとつと言葉にしていく。 何かを確認していく作業みたいに。 言葉にするごとに気持ちは凪いでく。
はたと炭蔵が立ち止まり両手を広げる。>>271
広げられた両手の範囲は、 たぶん慎一が同じことすれば変わらないくらい。
なんだか子どもみたいな表現をするなって、 慎一は思って、それが少しだけ愉快だった。]
(301) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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……そっか。 当たり前に見えてるわけじゃないんだ。
なんでもオミトオシみたいな顔してるから、 千里眼かなにかでも隠してんのかと思った。
[ 大真面目なふうに炭蔵が言うから、>>272 慎一も、半ば本気でそんな返事をしよう。]
手の届く範囲に注意を払えるなら、 ジューブンえらいと思うけどね。
[ ぽつ、ぽつと言葉をこぼしながら、 ゆっくり歩いていても保健室はもうすぐ。]
(302) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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[ 炭蔵がポケットに手を突っ込んで歩く。>>272
……案外行儀悪いことするなあ。 慎一はそうも思うけれど、言わない。
同じようなテンポで隣を歩いて──、 「疲れもする」そんな言葉には、 意外そうな視線を返しておこうか。]
……隠すのうまいなあ。 「悔しい」も「疲れた」も。
[ 見せてくれればよかったのに。とは、 取り繕ってばかりの慎一は言わないけどさ。]
(303) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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── 現在・保健室 ──
……自分でできるんだけど。
[ そして、 速やかにピンセットを持ち出され、>>274 慎一はちょっと腰が引けてしまう。
でも、今くらいはまあいっかって、 慎一はお言葉に甘えて裸足のままの足を差し出そう。 ……もちろんその前に一度洗うからちょっと待って。]
(304) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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[ 救急箱からバンソーコーを漁りながら、 世話を焼かれてるのってなんか変な感じ。
それでさ、その手先を見つめながら、 疲れもするし悩みもする、 ひとりのクラスメートとしての炭蔵に聞こう。]
さっきの話。 もし、本人に自覚がないとしたら、 ユーガもさ、「自分かもなあ」とか、思う?
[ その世話焼きな腕に起動ボタンがついてりゃ、 そんな心配する必要もなかったんだろうけど。*]
(305) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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── 現在・保健室へ ──
ンー、でもほら、 こんなことなってるし、 ビックリさせてゴメン! って──、 …………なんねえか、な。
[ なんとなく当たり前に思いかけたのを、 口にして──炭蔵の反応で保留にした。>>359
わかんない。慎一なら言う気がしたけど、 そのあとを考えると言い出せないかも。
確かに文化祭の思い出が大事なら、 混じる物騒な異物が想定外なら──、 なおさら言い出せないかもしれない、とも思う。]
(366) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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[ 踏み荒らされる。というより、 均されるという感じだから気にしないで。
ぐちゃぐちゃに放置されてた頭の中が、 整理されて真っ平に。見やすくなるだけ。]
マジ? 目指しちゃおっかな。 アドリブきかないから、 かんぺきに脚本書いてもらわねえと。
[ 慎一のこれは冗談だった。 にやっと笑って軽口をたたきながら、 楽観的な将来を語ろうとして──、して、]
(367) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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や、でも。ムリムリ。 もっと単純なものでいいや。
[ あちこち場面が切り替わったら、 慎一は疲れ果てちゃいそうだしさ。
慎一のまま何者かになること。 想像するの、億劫になっちゃって、 へらっと笑って首を横に振った。]
(368) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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[ 見下してくれてても別によかった。 今さらそんなので傷つくこともないし。>>360
物理的には真一が見下ろしているワケだしさ。 ……少々ね。身長の5cmは結構大きな差だけど。
……それは冗談としても、 本当に大丈夫。どんなに遅れを取ってても、 慎一は慎一なりにがんばってるし、えらい。 そう思えてるのもえらいって自画自賛する。
まあ、慎一のほうがそんな感じ。 今だってひどく不格好に歩きながら、
ふと差し向けられた問いの意図なんて、 かんぺきに遠い慎一には汲めないけど。>>361]
(369) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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……俺にはユーガがそうだったよ。
疲れてても、悔しがってても、 ちっともわかんなかったしさ。 きっと、これからもおんなじ。
……あ、でも。 いちいち過去を掘り返してくる、 ああいうときのユーガは、嫌い。
[ あとね、 歩くときはポケットから手を出すべき。 小学校で習わなかったっけ? なんて、 些末なことすぎるから見逃してあげよう。 大事なのは枝葉の部分じゃないんだろう? 慎一はついそこに囚われてしまうけど。]
(370) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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……それがプレッシャーで疲れた。 とか言われたら、ゴメンって感じ。
[ そうじゃないといいなと慎一は思う。
これに限らず、劣った慎一の存在が、 誰かの疲れる理由にカウントされてなきゃ。
……まあ、どっかではされてるよなあ。 だから、自分の面倒は自分で見るくらいの、 努力はしてきたつもりだったんだけれど。]
(371) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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もし、それがヤなら、 たまにはちょっと考えて、 あ、疲れたなーって顔してくれたら、 疲れるねーって相槌くらいは打つ……、 打つと思うよ、気づけたときはさ。
[ 相槌のバリエーションは、 そのときどきになるかもしれないけど。]
(372) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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[ えらいえらいって、 慎一が炭蔵に声に出して言ったこと。 ついさっきまで、なかったでしょ? なかったはずだ。たぶん。
人の話を聞く努力をしてえらいね。 ちゃんと立とうとしててえらいね。 自分を取り繕えてて、えらいね。
そういう対象じゃないと思ってた。 あたりまえに無意識になんだってできる、 そういうふうに見える人には言いづらいしさ。]
(373) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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[ ……なんで今思い出しちゃったんだろう。]
(374) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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[ ……慎一のなりたかったものの話。
あの店頭によくいるロボットってのも、 あながち完全に冗談ってわけでもない。 屋台の接客は思ったより大変だったしね。
ハナから決まった対応しか期待されないモノなら、 慎一はたぶん、もう少しラクだろうなあって思う。
それかね、水族館にいる魚。 区切られた箱の中、ぐるぐる泳いで、 ある日自分よりデカい魚に食われたりする。
……あ、いや。深い理由はないよ。 真一は水族館って好き。年パスも持ってる。 部活や塾の時間と相談して、ふらっと行って、 同じ水槽を2時間くらい眺めるのが趣味だった。]
(375) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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[ 水槽の中でひたすら同じように、 すいすいと泳ぎ続ける魚を見るのが好き。 何の音楽も流れてないイヤホンを両耳にさして、 ぼうっと水の中を眺めてると、慎一は落ち着く。
なんの話だっけ。 そう。明るく元気な高校生らしくない趣味の話。 誰に見せる気もなかった慎一の一部分。
……そうじゃなくて、 慎一のなりたかったものの話。]
(376) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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[ 何になりたい? って話すとき、 慎一に笑って挙げられるのは、 人間じゃないなにかばっかり。
でも、もし本当になんにでもなれるなら、 慎一はよくできた人間になりたかった。]
(377) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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[ 些細なことでいちいち動揺せず、 日常の情報量にすぐ溺れたりしない。 自分のことで精一杯にならないで、 当たり前に他人にも手を伸ばせる、 ちゃんと完成された人間になりたかった。
……ずいぶん高望みかもしれないけど。]
(378) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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[ 慎一が水族館の魚を眺めるみたく、 遠くから様子をうかがってるとき。 炭蔵祐駕がそういうよくできた存在で、 外から遠巻きに見てるだけの慎一にも、 見つけられるくらい異質だったせいだ。
……なんていうと責めてるみたいだな。 つまるところ、到達点、ゴール、とか。 最終的に行き着くところ。みたいなね。]
(379) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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[ まあ、だから。夢≠ナもいいよ。>>0:929 慎一は否定もしなかっただろ。訂正はしたけど。
自分の面倒をようやく見れる気になって、 でも、他人に目を向ける術もわからなくて、
……ほら、炭蔵に限らず委員とか生徒会とか、 自分以外の何かの面倒みるのが役目だろ。 そういう、わかりやすい役職を得たら、 真似事くらいはできるかなって思ったんだけど。
それで、今。どういうわけか、 教室の端からでも、ガラス越しってんでもなく、 机ひとつ分の隔たりさえなく触れられる距離で、 同じ空間の中で、そいつの旋毛を見ている。]
(380) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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── 現在・保健室 ──
[ 失敬な。慎一もそのくらいの気は回す。 足は洗ってありました。>>363
廊下であんな深い話≠オたわりに、 当たり前に保健室で保健室ぽいことするの、 なんかちょっと不思議な感じって慎一は思う。
かかとにできたほんの浅い切り傷。 それを差し出しながら、 慎一は炭蔵の上に言葉を降らせている。
「否定は、しない」そっか。と言いかけて、 聞き返された問いかけの内容に、一瞬の間。]
(381) 2021/06/09(Wed) 04時頃
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