3 ディアス家の人々
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[眠りに落ちた彼の目蓋に唇を落とし、まずは彼の中から自身を抜き取る。 注いだ物が零れる前に、闇を喚んで塞いだ。
朝になるまでには、彼の体は蒔かれた精を吸収するだろう。 人の体は、まことよくできている。 闇は忍ばせたままでも生活に支障はない。 昼間の内は、気付くこともないだろう。
魔の精と闇に慣らされた彼が明日の夜どう変わっているか。 楽しみだ。]
(-30) 2021/01/09(Sat) 21時半頃
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[強引な行為で傷ついた彼の内側には、自らの血を媒介に癒やしの力を注ぐ。 高まった末に噛んだ痕も、同様に。 背中に散らした唇紋は、他の誰の目に触れるものでもないから、そのまま残した。
体を拭き清め、ナイトガウンを着せた彼を一旦に長椅子に横たえる。 ベッドのシーツを敷き直し、汚れは綺麗に消し去って整える。 彼を寝具の間に挟めば、狼藉の痕はどこにもない。]
おやすみなさいませ、我が主。
[戸口で優雅に一礼して、部屋を後にした。*]
(-31) 2021/01/09(Sat) 21時半頃
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― 第二夜 ―
[翌夜。 就寝の挨拶をした後、やはり気配を隠して部屋の内側に残った。
今宵は昨夜ほどの熱情に急き立てられてはいない。 愛しいと思う心を胸に抱きながら、彼の呼吸が深くなるのを、静かに待っていた。*]
(-32) 2021/01/09(Sat) 21時半頃
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― 回想 ―
[ 翌朝、ノックで眠りの園から呼び戻される。 丁重な朝の挨拶に、この声はどこかで聞いたような──と感じたが、新しい従者が着任したのだったと思い出す。]
おはよう、スペンサー。
[ 様子を聞かれ、少し怠いと告げると、従者は砂糖入りのホットミルクと体温計を運んできた。 測った結果、平熱だというから、天気か何かのせいだろう。
着替える間、従者が背中に烙された接吻けの薔薇を嬉々として見つめていたのには気づかない。]
(-33) 2021/01/09(Sat) 22時半頃
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[ 空いた時間に、乗馬をしたいと希望しておく。
さすがに遠乗りは無理だが、屋内馬場で同じところをぐるぐる回るだけならば、大丈夫だろうと考えたのだ。 目が見えなくとも、ある程度、体を動かさないといけないと医師からアドバイスされている。
実際には、久しぶりの乗馬のせいか、蹄が地面を打つ衝撃が尻にやけに響いて、 体が熱くなったので短時間で切り上げることになった。
従者の手を借りて浴室で汗を流し、部屋で夕食を取ることにする。
苦手なレバーが出たので残そうとしたものの、アリステアがコーヒー用の生クリームを混ぜてくれたおかげで臭みが消えて、完食できたのは快挙と言っていいだろう。]
(-34) 2021/01/09(Sat) 22時半頃
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― 第二夜 ―
[ アリステアの手でナイトローブを着せかけられ、床につく。 何か言うことがあったような気もしたが、思い出せなかったので、そのまま退室を許した。
胸の上で指を組み、夢への入り口を探す。*]
(-35) 2021/01/09(Sat) 22時半頃
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[眠りの入り口を揺蕩う彼を見ながら、今日の様子を思い返す。 朝から少し、調子が悪そうだった。 理由を知るのは私だけで、無論、正直に告げたりはしなかった。
やはり人間はもろいなと思う。 傷を癒やしても、不調は残る。 今宵は消耗させないように、優しくしよう。
心に決めて、彼の上へと舞い降りた。]
(-36) 2021/01/09(Sat) 23時頃
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[体重を掛けずに彼の上に留まり、首筋に指を伸ばす。]
目覚めなさい。
[冷たい指で触れ、支配の声を掛けた。]
(-37) 2021/01/09(Sat) 23時頃
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[視力を失った者とて、目覚めの瞬間には目蓋を開くだろう。 その瞳を、魔力帯びた眼差しで覗き込む。 見えずとも、あるいは目を開かずとも彼を絡め取る自信はあった。
意識あるままに体の自由を奪う魔性の技。 囁くほどなら声が出せる程度に、術の深さを加減する。]
夜は私の時間だよ、ウィリアム、ディアス。 私と縁を結んだおまえに、愛を注ごう。
[覚醒した彼に呼びかける。 愛しさに、声は甘く掠れた。*]
(-38) 2021/01/09(Sat) 23時頃
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[ 無意識の帷を突風が吹き上げるように、目覚めを強制された。 それでいて、体はピクとも動かせない。
これが金縛りというものか。
タチの悪い霊が引き起こすのだとか、夢の一種だとか原因はいろいろと取り沙汰されているけれど、 今この瞬間、何かそこにいると感じた。
そこ、と言っても、見えない双眸が向けられているのは天井の方向なのだが。]
(-39) 2021/01/09(Sat) 23時半頃
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[ その感覚が間違っていなかった証拠に、名を呼ばれる。 声は新米従者アリステアのものだ、多分。 こんなに力強く、艶がある声も出せるのは知らなかった。
ただし、従者にしては、敬称も付けずに呼び捨てるなど奇異なことだ。 宣言の真意はともかく、その口調は傲慢に思われる。 まだ続いている金縛りとの関連は?
と、胸のしめつけが楽になり、かろうじてしゃべれるようになった。]
スペンサーなのか? どうした。
[ 不機嫌さで動揺を隠すようにして、問う。*]
(-40) 2021/01/09(Sat) 23時半頃
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[彼の声に不機嫌が滲む。 やはり彼は覚えていないと確認すれば、胸が弾んだ。 彼にとってはこれが初めての夜。 落花の印が彼の中で眠っているにもかかわらず。]
おまえを奪いにきた。 おまえの心を絡め取り、私のものにするために。
[問いに答えてから、彼の寝具を剥ぎ取る。 胸の前で組まれた手を左右に引き離し、ナイトローブの帯を解く。 すべての動作を、見せつけるようにゆっくりと行った。]
(-41) 2021/01/10(Sun) 00時頃
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そのまま、動かずにいなさい。 おまえは初めてなのだから、優しくしてあげよう。 私に身を委ねて、感覚だけに集中しているといい。
[初めて、の言葉に喜色がまとわりつく。 彼の顔を両手で挟んで額に接吻け、耳朶の後ろに指を這わせた。 指は耳の下から首筋を辿り、鎖骨を通って胸元に滑りこみ、果物の皮を剥くように服をはだける。*]
(-42) 2021/01/10(Sun) 00時頃
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[ 不審な言動の一切を取り繕う様子もなく、アリステアは自らの欲するところを語る。 内容はともあれ、ふざけているわけではなさそうだというのは、感じとれた。 だとすれば、]
…誰の差し金だ。
[ それを問うのが必然だろう。 それとも、アリステアは自分が知る誰かなのだろうか。]
理由もわからず、おまえの手にかかるのは御免被る。
(-43) 2021/01/10(Sun) 01時頃
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[ 主張してみたとはいえ、金縛りが解けないままでは口先だけの虚勢に過ぎない。
接吻けから始まる愛撫を施され、服を取り去られて、ウィリアムの肌は見る間に恥じらいの色に染まった。]
放せ…っ
[ 優しくだろうがなんだろうが、奪われてたまるかと思う。*]
(-44) 2021/01/10(Sun) 01時頃
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仮初めの私の主はおまえだよ。 私の主は、私以外にない。 これは、私の心の命じるままにしていること。
[染まりゆく彼の肌を愛おしむ。 腹筋の連なりを指先で辿り、脾腹の滑らかさを五指で味わい、腰骨の上を掌で押す。]
覚えているかい? いや、おまえは忘れているだろうね。 私たちが出会った、あの森のことを。
[放せと言う唇の端をついばんで、耳に息を吹きかける。]
(-45) 2021/01/10(Sun) 08時頃
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あの夜私は、魔物に襲われていたおまえたちを助けた。 残念ながら、おまえ以外は手遅れだったけれども。
私はおまえの代わりに魔物を討ち、 そして私たちは契りを交わした。 必ず迎えに行くと、約束しただろう?
思い出しておくれ。愛しい子――
[虚実織り交ぜて語り、彼の胸板に頭をすり寄せる。 手は腰骨の輪郭をなぞり、内股を爪の裏でつま弾いて、菫色に窄まった後背をつついた。 内奥で眠っていた闇が蠕動し、緩やかにうねる。*]
(-46) 2021/01/10(Sun) 08時頃
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[ 楽器を爪弾くようにアリステアの指が剥き出しの肌に触れてゆく。 それは、日常の世話の際の丁重な接触とは似て非なるものだった。
こんなことをしながら主人に愛を語る男だったのか。]
…っ、 ふ ぅ、
[ 愛撫とともに、彼の声も移動してゆく。 彼のいう「縁」の起源が、戦場の夜にあると語る言葉に惹きつけられたが、]
魔物? なんのことだ──
[ どうやら、比喩ではないらしい。]
(-47) 2021/01/10(Sun) 10時半頃
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[ アリステアは軍から紹介されたのだから、ウィリアムが失明した経緯については知る機会はあったろう。 だが、まさか軍が、魔物によって小隊が全滅したなどと言うはずはない。 弛みない玩弄で気が散漫になっているとはいえ、そんな荒唐無稽な話、]
──…っうう、
[ 目の奥が痺れるように疼く。]
おれは、 何も 見てな… い
[ 声を絞り出すけれど、尾てい骨のあたりでのたうつような感触に語尾は擦れ飛んだ。*]
(-48) 2021/01/10(Sun) 10時半頃
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魔物という世界の闇に直面したおまえは、視力を失い、記憶をも失ったのだね。 仕方ない。それはおまえ自身の身を守る反応だ。
私のことも忘れてしまったのだろうけれども、構わない。 ここから、紡ぎ直そう。
[闇の蠢きを伴奏に、愛撫に舌と唇が加わる。 尖らせた舌先で胸板をつつき、腰骨の上の薄い皮膚に唇で吸い付き、足を持ち上げて内股の白い肌にいくつも唇紋を散らし、ふくらはぎを甘噛みして引き締まった足首をついばみ、足の裏から指の間まで舌を這わせる。
存分に全身を堪能したあと、再び彼の上に覆い被さった。]
(-49) 2021/01/10(Sun) 11時頃
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[未だ金縛りの解けない腕を頭上に上げさせて片手で押さえ込み、もう一方の手で足の間をまさぐる。 呼応した闇が漏れ出て、指に絡みついた。]
おまえが欲しい。 ひとつになりたい。 心配いらないよ。すべて任せておくれ。
[囁いた唇を胸の飾りに差し向け、舌を絡ませると同時に、窄まった門を指先で押し破った。]
(-50) 2021/01/10(Sun) 11時頃
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[ 言葉の信憑性はともかく、アリステアの舌は的確に性感帯を探り当て、呼び覚ましてゆく。]
やめ、ろ おれ…は、 同意 し、ない
[ これは強姦に等しい行為だと主張するけれど、アリステアを突き飛ばすわけでもなく好き放題させているさまは、傍から見れば受け入れているようにとられるのかもしれない。]
(-51) 2021/01/10(Sun) 12時半頃
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あ、 う… っく
[ 股間をまさぐられ、呻きはくぐもる。
ここまでされながらまだ動けないとは、これは金縛りではなく、アリステアに一服盛られたのではないかという可能性が脳裏を過ぎった。 魔物云々を信じるより現実的だろう。]
── 卑怯 だ、
[ 悔しさを滲ませて唇を噛む。]
(-52) 2021/01/10(Sun) 12時半頃
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[ ひとつになりたい、の意味を、後孔に伸びた指で察すれば、そこに恐怖も加わる。 学生寮や軍で、その手の噂話は耳にしていたが、無理やり突っ込むにしても、女とは器官が違うのだ。 心配いらないと言われて、はいそうですかというわけにはいかない。]
無理…──!
[ 体を固くして抵抗するも、胸の頂きを吸われると、もう維持できない。 漣を走らせて下肢が脱力してしまう。 すかさず、指にしては、とろっとした潤みをまとったものが入ってきた。]
── な…、
[ 初めてを奪われたのに、違和感しかないはずなのに、案外と辛くないことがショックだ。*]
(-53) 2021/01/10(Sun) 12時半頃
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[問いの裏に、滲み出る不安を嗅ぎ取る。 将来を文字通り見通せなくなった彼は、闇の中に一人佇む心地なのだろう。
心配いらない、と抱きしめてやりたい。 その衝動を胸の奥に沈める。
おまえはいずれ私のものになる者だ。 憂えることなどなにもないよ。
眼差しにのみ囁きを乗せる。]
(-54) 2021/01/10(Sun) 17時頃
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おまえは既に、私に繋がりを許しているのだよ。 たとえおまえが覚えていなくとも、契りは生きている。
[名を求め、名を交わした。 その時既に、結ばれるべく定まったのだ。 そんな説明はしないけれど。]
おまえは気高く、勇敢で、少々向こう見ずだから、 こうしないと無為に暴れるだろう?
体は動かずとも、感じる場所はそのままだよ。 存分に感じてごらん。
[卑怯だと噛みしめられた唇の端にキスをする。]
(-55) 2021/01/10(Sun) 17時半頃
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[彼の体の探訪は、胸の頂にひとつの成果を見いだした。]
ここ、好きかい?
[肌にしみこませるよう囁いて、舌を使って丁寧に味わう。 膨らみ硬くなれば、歯の先で軽く噛みもする。
その間に、舌に潜り込ませた指で中をまさぐった。 震える場所、跳ねる場所、喘ぎが高まる場所。 どこにどう触れれば彼が反応するか、ひとつひとつ確かめていく。]
おまえのここは柔らかくて呑み込みが早い。 指一本では物足りないだろう?
[囁いて二本に増やした指で中を揉み、広げる。*]
(-56) 2021/01/10(Sun) 17時半頃
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[ 記憶に欠落があるのは事実で、覚えていないだけだと言われれば反論は難しいのだが、 大方はアリステアの妄想と一蹴していい気がする。]
契約書 を見せてくれないか。 ないなら、諦め──っ、 ンう…っ!
[ 暴れられないように手立てをこうじたというなら、別の方法で興を削いでやる。 何をされても感情的に反応すまいと画策する端から、乳首に歯を引っ掛けられて眉間に皺を寄せた。]
(-57) 2021/01/10(Sun) 19時頃
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[ 拷問と紙一重の愛撫をどう感じているか、わざわざ訊いてくるアリステアは狡い。 どんな顔をして観察しているのか。 見えない分、体を舐めまわされ、掻き回される濡れた音が淫らに耳に届く。]
…──、 っ …
[ これが商売女にサービスをさせているなら色欲の罪悪感だけで済むだろうが、 彼がウィリアムに施しているのは、彼を受け入れさせるための準備なのだ。 それに屈してしまったら、]
(-58) 2021/01/10(Sun) 19時頃
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…っあ ──!
[ 指を増やされ、体が跳ねる。 指一本で、こんなに違うなんて。
やめてくれ、と切実に思う。
戻れなくなる、本当に。
苦しさのあまり、見えない双眸を潤ませた。*]
(-59) 2021/01/10(Sun) 19時頃
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