14 冷たい校舎村10
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そうだ。
[それはほんの思いつき。 期待してのことじゃあないけれども。 一度試してみたかった。]
文化祭でやりたい事やれば。オレもそうするよ。 全員が納得すりゃ、そん中に呼んだ奴も含まれてるだろーよ。
(365) 2021/11/10(Wed) 22時半頃
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[ ただ眠るだけなんだから、 細かいことを気にする必要はないだろう。 もしも君たちの中に裸族がいるなら別だけれど。]
(366) 2021/11/10(Wed) 22時半頃
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── 現在・シャワーを浴びて ──
あーらー、ヘータローったら。 らしくないもの食べてるねえ。 わたしもひとつもらおうかなー
あ、保健室のベッドを使いたいなら、 先着4名様まで! お早めにー
[ それからしばらく。>>282 しっかり頭からシャワーを浴びて、 ぺたんこの髪にジャージ姿で教室に戻った。
なっちんの案を採用したわけだけど、>>321 手には保健室から拝借してきた、 明日の着替え用の制服一式を持って。 なっちんはどうしたんだったかな。]
(367) 2021/11/10(Wed) 22時半頃
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[ 段ボールの中には様々な食糧。>>347 それを見て早速心変わりしたわたしは、 焼きそばをひとつ手に取って黒板を見る。
書き足された文字。>>348 その内容を確かめてから、彼に再び声をかける。]
ヘータロー、 コジローと食糧の捜索、ありがとー ……おかえりー
[ 自分の記した推測については触れず、 ややタイミングのおかしな挨拶を添えて。]
(368) 2021/11/10(Wed) 22時半頃
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[ いかにもお祭りらしいソース味。 それはもちろんおいしいんだけれど、 食べ始めて少し、食事の最中に行儀悪く、 わたしはもう一度黒板へと歩み寄り、 先ほどと同じようにチョークを手に取って、 先ほどまでとは違い、文章をそこに記す。]
(369) 2021/11/10(Wed) 22時半頃
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『 やっぱり文化祭といえば喫茶店! 明日のごはんをお楽しみに ロコ 』
(370) 2021/11/10(Wed) 22時半頃
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[ さてはて、暗幕がそこにあったなら、 一枚借りておこうかな、なんて。 夜は静かに、それでも確かに更けていく。*]
(371) 2021/11/10(Wed) 22時半頃
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決めた!
[突然の決意と叫び。]
オレ、猫耳作るわ。
[あまりにも荒唐無稽で突飛な発想。それでも雄火は至って本気。 今やりたいことがそれだから。 何か物足りなかったのは、文化祭にあったはずのものが足りなかったから。 それを埋めないと、落ち着かなかった。]
てきとーなヤツ誘って、美術室に行ってくる。
[ここに来てから、初めてワクワクしてきた。*]
(372) 2021/11/10(Wed) 22時半頃
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―― 少し前・3-2教室 ――
[ 怖いから入れないって言う荒木君の言葉に>>334 荒木君は怖がりさんだねえ、なんて言っちゃったけど、 本当はあたし、優しいなあって思ったよ。 それって巻き込むのが怖いってことでしょ。 寂しいから来て!って思っちゃうあたしより、 遥かに優しいと思う。 だけどさあ! ]
(373) 2021/11/10(Wed) 23時頃
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ひっどー! バリケードぶち破って突入してやるからね! 死ぬ気も失せるくらい大騒ぎしてやるー!
[ 台無し!台無し案件だよこれは! 優しいなあって思ったのに、 本気でうざがってない!?>>335 うざがってるよね!? あたし、いつもなら多分マジ凹みするところなんだけど、 いや今は凹んでる場合じゃないでしょ!って うがー!と吠えた。 こういうところがうるさい?うるさくて上等だよ! ]
(374) 2021/11/10(Wed) 23時頃
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[ 路子ちゃんは朝ごはんを作ってくれるらしい。>>363 料理を消し炭に変える才能しかないあたしはもちろん ]
味見はお任せあれ!
[ 準備からもう一度一緒に作りたいんでしょ? それなら、味見係も復活ってことだよね! 内装?荒木君頑張ってね!! ]*
(375) 2021/11/10(Wed) 23時頃
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―― 現在・3-1教室→シャワー室へ行きたい ――
[ 3-1の教室に戻ると、そそくさとジャージを確保する。 路子ちゃんは黒板に伝言を書き始めたけど>>280 その内容を確認することなく教室を出た。 なにしろ血まみれだからね! 血まみれ仕様の夏見を目撃されることは みんなの精神衛生上極力避けたい。 急いであたしはシャワー室へ向かおうとしたんだけど ]
……そういえば、
[ 廊下でふと足を止めて、しゃがみこんだ。 拾うのは卵。ずっと気になってたんだよね。 なんでこんなものが増えたんだろうって。 あのメールには親近感を覚えたけど、 卵は心当たりがない ]
(376) 2021/11/10(Wed) 23時頃
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……ハンプティ・ダンプティ。
[ ふと、マザーグースを思い出したのは、 いつぞや路子ちゃんとそんな話をしたから。>>123
拾ったのは、白い卵の方。 血に汚れた手で、カラフルで綺麗な卵に触るのは ちょっとだけ気が引けちゃった。それだけの理由。 どう見ても卵だなあ。 それ以上でもそれ以下でもないなあ。 そんなことを考えながら、立ち上がった時だった ]
「いなくなっちゃえばいいのに」
[ 不意にそんな声が聞こえて、 それは、昔いやってくらい聞いたことのある言葉で、 思わずあたし、卵を落としちゃった ]
(377) 2021/11/10(Wed) 23時頃
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……あ。
[ 割っちゃった。 呆然とあたしは足元の割れた卵を見つめた。 卵の中はからっぽだった。
しゃべる卵。からっぽの卵。 そんなの、聞いたことがない。
ここは現実じゃないってよくわかってたはずだった。 けど、また思い知らされた感じがする
ハンプティ・ダンプティ、転がり落ちた ]
(378) 2021/11/10(Wed) 23時頃
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王様のお馬をみんな集めても、 王様の家来をみんな集めても、 ハンプティを元には戻せない……。
[ 割れた卵は元に戻らない。 この校舎の主も、取り返しのつかないこと しちゃったのかな? ]
あたしと、おんなじだねー……。*
(379) 2021/11/10(Wed) 23時頃
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―― 現在・1F廊下 ――
トマトジュースね……。
[墨鳥雄火の答えは和歌奈をほっとはさせなかった。>>328 もしかすると変わったことが他にもあったんじゃ。 それでも掃除されてく赤が血の色と結びつくことはなかった。
卵にトマトケチャップ。 朝ごはんは卵料理が好きですか。 目玉焼きにケチャップでもかけますか。
…………意味のない問答はすぐにやめた]
(380) 2021/11/10(Wed) 23時頃
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[ともあれ本題、である。 私達みんなを“呼んだ”誰かさんの目的。 途中で、和歌奈に言うってよりは、 ひとり思考をまとめてるめいた口ぶりの時もあったけど、 黙って最後まで聞いていた。 ふうん、って頷いた]
そういう考え方もアリかもね。
[集められた面々には意味があるだろう]
何かしたかった、って……あの素晴らしい時をもう一度? くらいしか思いつかないけどさ。 私だったらそう。
(381) 2021/11/10(Wed) 23時頃
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[だから、やりたいことやれば、と言われても、>>365 すぐにはピンときていない様子]
……やりたいことかあ。
私はちょっと思い―――あ。 いや、なくはないか……でも…… わあっ!?
[思考をぐるぐる回していると突然の勢いある声。>>372 ぶっちゃけびっくりした]
猫耳作るってのはいいけど。 もう夜だよ。徹夜したいならいいけど、 誰か誘うなら明日の方がいいかもよ。
[と、アドバイスはしてみるけど。 こういうのって勢いも大事なんだっけ。 和歌奈の中にもちょっとだけ湧いてきたそれ]
(382) 2021/11/10(Wed) 23時頃
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[放送室が封鎖されてたら俺かもな、とか。>>361 だから入れたくねぇんだよ、とか。>>374 最後はいつもの調子の二人に若干乗せられた気が しなくもない気分で。 虎次郎似の人形のそばを離れ、3-2の教室を出た後。]
(383) 2021/11/10(Wed) 23時頃
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[お化け屋敷まで戻る気にはなれず。 適当に入った教室で暗幕を適当に回収しながら 改めて、文化祭の光景を見直してみて。 あの猫の着ぐるみはどこかのあるんだろうかと思い至る。 教室以外にあるとしたら、演劇部の倉庫だろうか。
どちらかというと、あちこちぶつけて痛かったり。 忍耐力を試されてるんじゃないか、と疑うような げんなりする記憶の方が強いのだけど。
それが思い浮かんだのは、 古香があんなことを言ったせいだ。>>363]
もう一度、か……。
[もしこの世界が未練でできてるのだとしたら>>359 それを叶えれば満足して終わりがくるのだろうか。 でも、すでに虎次郎は欠けている。]
(384) 2021/11/10(Wed) 23時頃
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[少しずつ、記憶の文化祭と違うものが混ざりはじめている そんな気がする。 視界の端をちらちら過ぎるカラフルな卵は 見るだけで触れようとしないまま。
廊下の端まできてそろそろ引き返すかと思ったその時、 またしても、ぎょっとした。]
……エレベーター、だよな?
[階段があるはずの場所には、見慣れないでかい扉。 急に変わる可能性も、なくはない。 とはいえ、変わりすぎにも程があるだろう。 もしかしてメールの主は大金持ちか?
この世界の校舎の改築に金が必要かはさておき、 この状況に一人滅茶苦茶喜びそうなやつがいるな、なんて。 脳裏に浮かんだのは車椅子のクラスメイトだった。*]
(385) 2021/11/10(Wed) 23時頃
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とにかく! 私も決めた!
[びしっと虚空を指差す]
調理班になってパンケーキ作ってみたかったって思いもね、 あったりしたから、作ってみる! ただし明日ね!
[うん、迷いなく宣言したらちょっとはすっきりした。 だから話がひと段落したら、 調理室を覗くこともなくまっすぐ自分たちの教室に戻るのだろう*]
(386) 2021/11/10(Wed) 23時頃
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[勿論、卵を綺麗に割ることができないという、 ささやかなコンプレックスが露出することを危惧しなかったわけではない。 閉じ込められたこの場所で突然、卵が綺麗に割れるようになるとも思っていない。
この世界をつくった誰かさんが望めば、 そういう奇跡じみた現象が起きるなんて。>>341 この世界はどうせ本物じゃないと思うのに、 そこだけは割り切れないと思う和歌奈はいる]
(387) 2021/11/10(Wed) 23時半頃
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らしくないものってなんだよ。 魚食え、魚。
[>>367鯖缶をつついていれば、 どこかほっこりした雰囲気を纏った古香さんが登場する。 シャワーでも浴びたのだろう。 もう夜も更けて、そんな時間かーと再認識する。
らしくないもの、と言えば、 文化祭で並んだ華やかな食べ物がたくさんあるのに、 あえてそれを避けて缶詰を食っているのは、なんとなく。 ただ、体が冷えるので温かいものにすりゃ良かったと後悔し始めている。]
(388) 2021/11/10(Wed) 23時半頃
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[>>368労いと挨拶には軽く頷くだけで応える。 俺がうろうろしている間、他の皆もやることをやってくれたのだろう。 黒板に書いてあった通り、虎次郎のマネキンの後始末、とか。 それは意味があるのか?とも思うけど。]
俺が何か美味いもの作れれば良かったんだけどな。 そういうのはできる奴らに期待しますわ。
[そう言いながら、黒板に向かう彼女を見ていれば、 続けて書かれる文字。>>370]
(389) 2021/11/10(Wed) 23時半頃
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しかしなんでもできるよな古香さん。 彼氏さんの胃袋も掴んだわけ?
[今はもう破局しているとは聞いたし、 ここで飛ばした軽口に意味はない。 デリカシーには欠けた発言だったろうか。
どういう関係だったかは俺如きに分かるわけもないけど。 そういう、普通の恋愛の形が、ひどく羨ましくて仕方ない。]
(390) 2021/11/10(Wed) 23時半頃
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[俺が会社社長の息子でなければ、 あいつとも普通に出会って、普通に嫌われることができたのだろうか。
それか、俺が女子だったなら。 友達として、あいつと仲良くなることができたのだろうか。]
(391) 2021/11/10(Wed) 23時半頃
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[ユイが遠すぎて悔しい。]
(392) 2021/11/10(Wed) 23時半頃
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……保健室は、使いたい奴が使えばいいよ。 俺はそのへんで転がってる〜〜
[空けた缶詰を、一緒に持ってきたゴミ袋に詰め、 保健室を取るつもりはない宣言。
どこで寝れるし平気だろう。 ただ、暖房の無い部屋で無ければだが。*]
(393) 2021/11/10(Wed) 23時半頃
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―― それからのこと ――
[ シャワーを浴びて、ジャージに着替えた。 明日の着替え?別にジャージのままでよくない? って考えたあたしは、果たして路子ちゃんと どっちがより無頓着なんだろう。
全然考えなかったって言ったら嘘になっちゃう。 この世界は、いつまでもは続かない。>>323 また帰る人がいるかもしれなくて、 やっぱりその人は死んだマネキンになるのかもしれない。 そのお人形を運んだらまた血まみれになるんじゃない? そういう。そういうこと。 なんていうか……我ながら どうしようもないこと考えてるよねえ。 なんて酷い想定だろう ]
(394) 2021/11/10(Wed) 23時半頃
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