14 冷たい校舎村10
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2021/11/14(Sun) 13時頃
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/* >>+8 猫と戯れる墨鳥君かわいいな? >>+21 野良猫に引っかかれちゃうのかわいいな?
>>3:77 可愛いなといえば荒木君のこれもね! 試食の追加要求したのも可愛かったよね。 >>61 荒木君も要所要所で優しさがにじみ出ているんだよなぁ >>3:117こことかぐぁってなったよ、まったく君は。
>>+34>>+36 そうまでして病院に駆けつけてくれる石頭君も好きです
(-48) 2021/11/14(Sun) 13時半頃
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[ひどいことをしてしまった「あの子」。>>114 文化祭で遭遇した「チビ」。>>113
あの時、妹の傍らで朗らかに笑う河合が、 一瞬だけ誰かに重なったような気がした。 そのことを、今更のように思い出す。]
(155) 2021/11/14(Sun) 14時頃
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[張り詰めた空気の中、動いたのは車椅子。>>117]
…………真梛?
[何をする気だ。 ゆっくりと車椅子は河合に近づいていくようで その横を、通り過ぎた。>>118
俺に向けられたものじゃない。 けどそれは、手を出すな、と言われてる気がして。
車椅子が向かう先の暗闇が見えていながら、 俺は息を呑んだまま動かなかった。]
(156) 2021/11/14(Sun) 14時頃
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[河合が駆け出す。>>132 古香もそれを追っていき。>>134
しばらくして、こちら側へ引き戻された真梛の 得意気な声が聞こえて。>>144 ふぅ、と息を吐けば肩の力が抜けた。]
(157) 2021/11/14(Sun) 14時頃
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……あまり、無茶すんなよ。
[仕事は終えたとばかりに。 エレベーターへ向かう車椅子と、 その途中で擦れ違いざま、投げられたいつもの声。>>148
ほらみろ、腰抜かさないやつがもう一人居たぞ。 古香に心の中で胸を張りながら。]
(158) 2021/11/14(Sun) 14時頃
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それと。 俺は、迷惑だって言った覚えねぇぞ。
[手を必要としてないやつに、貸す気はない。 エレベーターに乗り込む真梛を見送ろう。*]
(159) 2021/11/14(Sun) 14時頃
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/* 卵は和歌奈さんが守ろうとしていた脆い心の象徴。 今まで聞き届けていた誰かの願い、それを突いて壊したくなる衝動。
でも良い人でいるよりそうやって厳しい意見(?)言ってくれる方がありがたいことってあるよね。 和歌奈さんが思ってるより、人の心って脆くないと思う。 骨だって折れたらより強くなるように、心だって罅が入ってもまた立ち上がれる。 それが人間じゃないかなぁ。
そんな的外れなことを考えつつ私は見守っているよ。
(-49) 2021/11/14(Sun) 14時頃
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[ 大丈夫って言う莉希ちゃんの表情を、>>+37 あたしは慎重に確かめた。 本当なら、いいけど。確か莉希ちゃんは演劇部。 本当の気持ちを隠すのはきっと上手だと思う。
和歌奈ちゃんは天文部だったと思ったけどなあ。 飛び降りちゃうくらいの何かを抱えてたこと、 あたし全然気づかなかった。
あの校舎でだって、 校舎の主はあたしじゃないかと思ってたくらいだもん。 まあ、あたしがそんな風に思ってたのは、 誰にも死んでほしくないっていう願望も籠ってたけどね。 でも、それくらい、 あたしは何にも気づかなかった。気づけなかった ]
(+50) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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多分だけど、自分があの校舎の主だってこと、 和歌奈ちゃん気づいてなかったと思う。
[ 演技だったら?和歌奈ちゃんは役者さんになれると思う ]
無意識で、他の誰でもない、あたしたちを選んで、 呼んでくれたんだもん。 意味はあったって、思いたいなあ……。
[ それもやっぱり願望込みの推測だ。 だってもう帰ってきちゃったあたしたちにできるなんて、 それくらいだもん。 願うこと。祈ること ]
(+51) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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うん、ありがと!
[ あたしも、自分を責めちゃ駄目。>>+39 莉希ちゃんの言葉にこっくり頷いて ]
それだー! 快気祝いと打ち上げ!
[ 莉希ちゃんナイス! あたしはぺちぺちと莉希ちゃんの背中を叩いた そうだよ、他にもあるじゃん。 願うことと祈ることだけじゃない。 もっとあったよ。和歌奈ちゃんのためにできること ]
(+52) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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今は、待ってることしかできないけどさ、 和歌奈ちゃんが帰ってきたらおかえりって出迎えて、 和歌奈ちゃんが帰ってきて良かったなって思えるように、 この世界がもうちょっと居心地よくなるように、 できたら、いいよね。
(+53) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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[ ちょっと様子を見てくるって体を離した莉希ちゃんは、 あたしにだって悩みがないわけないって言う。>>+43 うん、そうだねー ]
あはっ、それ、褒め言葉だよー! だってあたし、ずっと悩みがないやつに見えるように 振舞ってきたんだもん! あんな世界に行かなかったら、きっと言わなかったよ。 [ あの世界に呼ばれた意味、 あたしにとってもあったんだなあって思う。 あの世界に行かなかったら、 きっとあたし、本当は生きたいって思ってることにも 気づけなかったよ ]
(+54) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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[ 生きてる限り、ないわけない。 誰にだって悩みがある。 それはきっと、莉希ちゃんも。 だからさ ]
この世界がもうちょっと居心地よくなるように できたらいいって言ったけどさ、 それ「和歌奈ちゃんにとって」ってだけじゃないんだ。 [ 悩みがないわけない莉希ちゃん。 あたしと同じ、あの遺書メールに共感してた荒木君。 他のみんなだって。 悩みがないわけない。だって生きてるんだもん ]
(+55) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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みんなにとって、もうちょっとここが 居心地いい世界になったらいいよねー。 もちろん莉希ちゃんにとっても。 だって莉希ちゃんは大事な友達だし! だからあたしにできることがあったら呼んでくれよな! [ みんながもうちょっとこの世界で 呼吸がしやすくなるように。 そのためになにかあたしにできることがあるなら、 夏見は全力で馳せ参じますので! それで、あたしのことも助けてね! だってあたしたち友達だもんね! ]*
(+56) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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/* 莉希ちゃんに夜食をすすめるという悪魔の所業をやってみたかったんだけど、入れられなかった…… エピで買い食いに誘いたいですね!(気が早い
(-50) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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/* ぐぁ、好き。
(-51) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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[委員長と副委員長の様子は、どうだったろう。 真梛と入れ替わるように、ゆっくり俺は二人へ近づく。]
……これは、河合の自業自得だぞ。
[ぬっと暗闇から現れた着ぐるみについての言及は とりあえず後回しにしてほしい。]
(160) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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真梛も古香も……このメンバーを呼び寄せたら 絶対とめようとするやつが出てくる。 そういうやつらだって知ってるだろ。
最後にしようとするつもりだったなら、 あんなメール送らないで 俺らをこの世界に入れなきゃよかったんだ。
[なんでこの世界に、皆が集まったのか 本当のところはまだわかっていない。 けれど、少しでも河合の意思が反映しているとするなら。]
(161) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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でも俺は、無理にとめる気はないし。 河合がやりたくてすることなら、口出ししない。 なんか手を貸してほしいなら、貸してやる。
[やりたくないことをやるのは、辛いし、苦しい。 副委員長という肩書も、河合自身が望んでいたなら それで良かったと思うように。>>0:159 壊さないように生きたくて。 なのに、世界に疲れてしまったなら。
着ぐるみの下で深呼吸をひとついれる。]
(162) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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[身を投げ出しても証明しようとした想い。>>147 繋ぎ止めようと懸命に重ねられる言葉。>>140
河合がやろうとしてるのは、 それに全部目を塞いで、切り捨てることだ。]
でも、本当にこれが 河合のやりたかったことで、あってるか?
[だから、確認するように。 じっと見下ろしたまま、問いかけた。**]
(163) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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/* 説得に圧倒的に向かないやつだった…… 委員長が頼もしすぎる
(-52) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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/* あー最終日なんだよなぁ! 墓下きになるけど、えぴがこわい!!
(-53) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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[ 莉希ちゃんと見送って、しばらくして。 あたしもちょっと寒くなってきたし、 煙草を吸うわけでもないので場所を移そうかなって 思ってた時だった。 墨鳥君の姿を認めて、あたしは目を丸くする。>>+41 なにしろ莉希ちゃんのメッセージを最後に グルチャは動いてなかったから、>>+46 他に帰ってきた人がいるなんて思わなかったんだ ]
墨鳥君、おかえり!
[ あたしはそう出迎えて、 待つしかできないって言葉に頷く>>+47 ]
(+57) 2021/11/14(Sun) 14時半頃
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先に帰ってきちゃったからね。 今は待ってることしかできないね。 歯がゆいけど。
[ 戻ってくる気がないかも。 そんなこと、望んでいないのかも。>>+48 墨鳥君の言葉は後ろ向きっぽいのに、 なんだか力強い ]
(+58) 2021/11/14(Sun) 15時頃
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どうだろねー。 そりゃ、死にたかったからあんなことしたんだろうけど。 だから、少なくとも和歌奈ちゃんは 戻りたくない、って考えてるとは思うけど、さ。
でも、無意識のどこかで、 迷ってるんじゃないかなって思うんだよねー。 心のどこかに死にたくない、 引き留めてほしいって気持ちがあるから、 あたしたちは和歌奈ちゃんの世界に 呼ばれたんじゃないかって思うんだ。
[ あたしはそう思うけど、 墨鳥君はそういうのはどうでもいいみたい。 知るかよって、ばっさり。 和歌奈ちゃんの深層心理の真相なんかどうでもよくて、 墨鳥君が帰ってきてほしいと思ってる、それだけ。 めっちゃシンプルだった。 シンプルって強いな! ]
(+59) 2021/11/14(Sun) 15時頃
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あはっ。それもいいと思う。 死にたかったのにって恨み言言われたら、 そんなん知るか!って言う役は墨鳥君ね。
[ あたしはそう言うと、 今度こそ病院内に向かう。 お母さんの持たせてくれた夜食、食べないと。 手術室前の待合スペースで、 そんなことをやる度胸はいくらあたしでもない。 自販機横のベンチなら許されるかなあ。 飲んでいいなら食べてもいいんじゃないかなって、 あたし病院内の自販機コーナーに向かった ]**
(+60) 2021/11/14(Sun) 15時頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2021/11/14(Sun) 15時頃
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/* まなちのにも反応したさはあるんだけど、まずはわかなちゃんの動向見てからかな〜と見守っています お話ししてわかなちゃんの口から結論を聞くまではドキドキなのでね。 今回本当に本編で絡みに行けなかったのが悔いです。家族がきてた回想も拾いにいけばよかったんだ……と最終日に思い。申し訳ない。
(-54) 2021/11/14(Sun) 17時頃
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/* 不知火さんがつよい どうなるか
(-55) 2021/11/14(Sun) 17時頃
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[私は別に天才子役というわけではなかった。 台詞だってすぐには覚えられないし、すっと役に 入り込めるわけでもない。 何度も何度も読み込んで、演じる役の背景や 気持ちを理解して、ようやくって感じ。 それでいて自分で発した言葉が自分の胸を抉って いるんだから、役者は向いてないって思う。
だからとっさに上手く隠せない。 ううん、そもそも隠す必要はなかったよね。 大丈夫っていった言葉は、嘘ではないから。
だから浮かべた表情は造り上げたものではなく、 いつも通りの平塚莉希だったはず。>>+50]
(+61) 2021/11/14(Sun) 18時頃
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[校舎の主だと気づいていなかった。>>+51 そう思えば和歌奈さんの態度に違和感がなかった のも頷けて]
そういうものなのかな。 じゃあ現れた卵は驚かせる為とか楽しんで もらう為とかそういうものじゃなくて、 和歌奈さんの深層心理の現れ…になるのかな。
[何を教えて欲しいのと問いかけたそれ。>>2:103 和歌奈さんの心の声、ともとれるけど。 そういう言葉をよく向けられていた和歌奈さんを 思い出すんだ。 何かそれと関係あるのかな。]
(+62) 2021/11/14(Sun) 18時頃
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