人狼議事


14 冷たい校舎村10

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泥炭採り ユンカーは、メモを貼った。

2021/11/13(Sat) 02時頃


【墓】 泥炭採り ユンカー

─── あの日の猫カフェ ───

 らっしゃいらっしゃい

[絶対にその客引き方法ではないと思う。
けれども誰か来れば>>3:215>>29、きっと喜ぶ。
開店休業じゃ、つまらないから。]

(+5) 2021/11/13(Sat) 08時半頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

[ほんの一時のお遊び。一段落つけば、最後の1人が帰るタイミングで。]

 オレ、もう少しだけいるわ。じきに戻るからさ。

[そろそろ時間だ。朝は食べたけれど、昼は食い損ねたからな。
する必要があるとは思えなかったけれども、後片付けはしないといけない気がしたから。]

(+6) 2021/11/13(Sat) 08時半頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

[その時、再びエレベーターの扉が開いた。
現れたのは、1匹の黒猫。
オレが付けている雑な猫耳と同じように、片耳が垂れている。]

 逆じゃん。

[猫が客かい? 猫カフェって、そういうもんだっけ。
多分、オレが知ってる猫カフェはそうじゃない。]

 いいか。減るモンじゃねーし。

[そっと黒猫に手を差し出した。]

(+7) 2021/11/13(Sat) 09時頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

 いいよなぁ
 オレも、猫になりてえ。

[すっと猫を持ち上げれば、そんなことを呟く。
もっと楽で、自由に、走り回りたいな。]

 いらっしゃいませ、ご注文はキャットフードですか?

[毛並みの暖かさを感じながら、そんな冗談を。]

(+8) 2021/11/13(Sat) 09時頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

[確かにペットは飼いたかったけれど、これは文化祭でやり残したことではないな。
そんなことを思いながら暫く黒猫と戯れていると、再びエレベーターの扉が開いた。
そこには]

 よっ、店番終わったろ? 1on1でもしようぜ!

[挑発的に笑うオレが立っていた。]

(+9) 2021/11/13(Sat) 09時頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

[驚きはなかった。
なぜかそれが当たり前だったかのように、その状況を受け入れることができた。
そしはもう1人のオレにとっても、同じらしい。]

 んだよ、せっかく人が楽しんでたってのに。
 猫ちゃん、ちょっと待ってな。

[黒猫をその場に降ろせば、目の前の"試合"に集中する。
相手にも上背は無い。なら、小細工なんていらねぇ。正面からゴリ押しするだけだ。]

(+10) 2021/11/13(Sat) 09時頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

[───けれども。

もう1人のオレはとても強かった。
同じ体格で、同じ技術を持っていて、同じ経験があるはずなのに。
どうあがいても勝てる気がしなかった。

オレを舐めんなよ、その理由はちゃんと分かってんだ。
あいつには、迷いがねぇ。
だから一瞬早く動けるんだ。]

(+11) 2021/11/13(Sat) 09時頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

 もう降参か? ゴールはここにあるぜ?

[いつの間にか、エレベーターの中にバスケットのゴールがあるシュールな光景になっていた。]

 もう降参してえ。
 んなこと気にせずに、ずっと猫と遊んでいてえよ。

[そう口にした途端、エレベーターはゆっくりと遠ざかっていく。教室と、エレベーターの床との間に深くて暗い谷が広がりはじめる。]

(+12) 2021/11/13(Sat) 09時半頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

 んじゃあ、オレが"勝ち"を貰っちまうってことで。

[その言葉を聞いた時、再びオレの足が動いた。
負けず嫌いなのは、譲れねえか。

なぜかそいつの手には、あの日の答案用紙>>0:477が握られていて。]

 こんな安挑発に負けてられっかよ。

[床の端までやってきたが、そこで再び足が止まってしまう。
元々身体能力で身長を補ってきたんだ。ジャンプ力には自信がある。それをもってしても、ギリギリの距離。
迷っている間にも、エレベーターはどんどん遠ざかっていく。]

(+13) 2021/11/13(Sat) 09時半頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

[休め、何も変わんねえ>>2:213と言われた。
その言葉が脳裏によぎる。

そんなこんなで迷っていれば、後ろから唸り声が聞こえてきた。]

 シャアアアアア!

[いつの間にか、猫は恐ろしげな黒豹に姿を変えていた。
そしてその声はご丁寧にも

全く可愛くないと言われた、オレの猫語。]

(+14) 2021/11/13(Sat) 09時半頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

[行くも地獄、帰るも地獄。
だけれど中途半端はもっと地獄。
進退窮まったオレ。

普通の人だと認められない?
いいや、違うな。
普通の人でなんて、いられねぇんだ。

いずれどちらかを選ばなきゃいけない時が来る。]

(+15) 2021/11/13(Sat) 09時半頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

[黒豹は襲い掛かってくる5秒前。エレベーターは届かなくなる5票前。
ようやく理解した。オレは休みたかったって言うより、1番でなくなるのが怖かったって言うより。

消えちまった心の炎に火をつけて欲しかった。

誰かにケツを叩いてほしかった。]

 当たって砕けろ! もうどうにでもなれ!

[迷っていても、まず動け。バスケを始めた日に、先輩から教わった至言。
だからオレの体は宙に浮いていた。]

(+16) 2021/11/13(Sat) 09時半頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

 甘くねえか。気合いだけで乗り切れるほどは。

[迷いはどこまでも追いかけて来る。
迷いの正体はどこまでも逃げていく。

ジャンプした途端にエレベーターは遠ざかるスピードを上げた。
黒豹は教室から跳んでなお、オレのすぐ背後まで迫ってきた。]

 もう少し早く決断していれば。
 ああ、これが。

 後悔ってやつか。

(+17) 2021/11/13(Sat) 09時半頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

[あと数十センチ、エレベーターの縁に手は掛からなかった。
僅かな差でボールを奪えなかった、インカレの時のように。

黒豹の爪に己の肉体が切り裂かれるのを感じた。]

 嫌だ。オレはまだ!

[そこで確信を持つことができた。
この世界を作ったのは、オレじゃねえ。]

(+18) 2021/11/13(Sat) 10時頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

[なあ、どこかで聞いているのか。見ているのか。
どこにいるとも分からない、そいつに向かって。
お前は死のうとした時、どう思った? やっぱり嫌だと思ったのか、それとも。

痛む体、落ちていく感覚。
それはどこまでも続く。

答えは聞かねぇよ。
おめえが何と言おうとオレは、こんなので納得する奴がいるなんて、こっちのがマシだと思ってた奴に気付かなかっただなんて。

認めねえ。]

(+19) 2021/11/13(Sat) 10時頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

[後には爪跡の残るマネキンがエレベーターに転がっているだけ。

届かなかったはずのエレベーターの中にあったマネキン。
その意味は、雄火自信にも分かる日は来ないだろう。]

(+20) 2021/11/13(Sat) 10時頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

─── 現実世界 ───

 あっ、この野郎! いってえー!

[どこから忍び込んで来たんだ。野良猫に引っ掻かれた痛みにオレは飛び起きた。

いつの間にか体育倉庫のマットで眠ってしまっていたらしい。
だからあんな夢、見たのかな。
夢の中で寝ているのも変な感じだけれど。]

(+21) 2021/11/13(Sat) 10時頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

 今何時だぁ? つーか、部員共誰か起こせよ。早く下校しねえと、また守衛のおっさんに叱られちまう。

[焦りとともに、時間を確認するためにスマホを開けた。
そこには、見たことない量の通知が。]

(+22) 2021/11/13(Sat) 10時頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

 かわ・・・・・・い?

[正夢か。
いいや、そんなちゃちなもんじゃねえ。
とにかく、こんな時にする事はただ1つ。]

 迷っていても、まず動け!

[体育館から飛び出す。もう扉が開かないだなんてことはなかった。
オレは病院へ向かって自慢の快速を飛ばす。
どんな試合よりも、速く走ることができたオレは、病院へ飛び込むのだった。**]

(+23) 2021/11/13(Sat) 10時半頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

─── 病院 ───

 やっぱ居た。
 来ると思ってた。

[息を切らせて病院へとたどり着けば
先に戻っていた3人も、いつの間にやら幣太郎も、集まっていた。

最初から分かっていた。ここへ来ることは。]

(+41) 2021/11/13(Sat) 23時半頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

 くそっ待つしかできねぇか。

[それは全部分かっていたことだった。
けれども、居ても立ってもいられなかった。
理由なんて要らない。そうだろう?]

(+47) 2021/11/14(Sun) 00時頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

 もしかしたらアイツは、戻ってくる気が無いのかも知れねぇ。
 そんな事、望んじゃいないのかも知れねぇ。

[まちあいしつの重い空気に耐えられず、そんな事をポツリと口にする。ここまで来て明るく振る舞うのは、流石に無理だ。
それでも]

 知るかよ。

[もう迷う必要なんてないから。]

 オレはアイツに戻ってきて欲しいんだ。ただの我儘さ。でもアイツじゃなきゃダメなんだ。

(+48) 2021/11/14(Sun) 00時頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

 呼ばれたんだ。

[それはあの世界へ呼ばれたという意味だけじゃない。
今集まっているクラスメイトはみんな、この病院へ呼ばれたようなものだから。]

 ここまで来て、今更後に引けるかよ!

(+49) 2021/11/14(Sun) 00時頃

泥炭採り ユンカーは、メモを貼った。

2021/11/14(Sun) 00時頃


【墓】 泥炭採り ユンカー

[恨み言に返す役>>+60
また無茶言ってくれる。随分と重い仕事じゃないか。
けれども、それも悪くねぇな。

 任せておきな。

[今度ばかりは作った言葉じゃない。
オレがしたいことだから。]

(+68) 2021/11/14(Sun) 18時半頃

【墓】 泥炭採り ユンカー

 一休さんじゃねぇけど、まずは当の本人も含めてみんな出してみてくださいって話だけどよ。

[その事実は変わらない。バスケがルールの中でしか勝負できないのと同じで。
なら与えたカードでくらいは勝負してやろうか。

待っていても仕方がないと立ち上がれば、病院の中庭へと向かった。]

 そういや雪なんて降ってねえじゃん。超晴れてる。

[そこには満天の星空が広がっていた。オリオン座と北斗七星しか分からなくても、冬の空がどこまでも透き通っているのは分かる。]

 勿体ねえぞ、天文部にとっちゃ絶好のシャッターチャンスじゃん。

(+69) 2021/11/14(Sun) 19時頃

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