人狼議事

36 夢の中の町で


【見】 生徒会黒書 サガラ

―森宮総合病院リハビリテーション室―

『はい、これで十周達成! 設楽くん、だいぶ体力ついてきたねぇ』

[ぐるぐるぐるぐるリハビリテーション室の中を歩き続ける、単調だけど重要な運動リハビリが一段落すると、担当療法士のおにーさんは自分の事のように嬉しそうにこう言った。]

そうっすねー……。

[それに対するリアクションはやや、薄いもの。
体力がついて退院の許可が下りれば、またあの日常が待っている。
それを思うと少々やりきれないものがあった。
家柄を保つための対面だけを気にする祖父との対立。
別に自分は家を継がなくてもいいと思うし、じーさんが弟に継がせたいというなら熨斗つけて譲る気満々だった。
大体このご時世に江戸やら明治時代から続く家名とやらにどれだけの価値があるのか、正直、自分にはわからなくて。
顔を合わせれば、設楽家の跡取りたるもの云々と小言を言ってくる祖父とその言いなりな両親と離れる事が出来ている現状は悪くなかった。
原因が交通事故、というのが何とも痛かったが]

(@48) 2024/07/06(Sat) 11時半頃

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