[ アラサーの胃にたくさんのから揚げは 正直きつかったけれど、 俺が持参したスイートポテトは はたして食べる余裕があっただろうか。 なければ、きっと成海さんは冷蔵庫に 保管してくれたとは思うけれど。 テーブルがすっかり片付いて、>>546 俺は席に座って、一人大きな窓の外を眺めながら、 成海さんが来るのを待っていた。 夏の海は太陽の光を反射して、水面が輝いている。 いつまで俺たちは この煌めきを眺めていられるのだろうかと、 俺が感傷に浸っていたところに、 成海さんがやって来た。 彼の照れたような微笑みと抱えていたもの、 そして、告げられた言葉に俺は目を見開いた。>>-790 ]
(570) JITA 2023/08/11(Fri) 16時頃